ハンドブック作成
私が働いていた頃のリサーチャーは、自分で営業して案件を発掘して自分で実施するスタイルで、自分の年間予算を持って活動していました。
いまもコンサル会社はこんな形だと思われますが、リサーチ会社はインターネット調査が始まって製販分離になりました。
それなので、春先は営業回りをして提案書を書いて、案件が取れてくるとリサーチ業務に時間を割いて、秋からはほぼリサーチ業務にかかりきりになっていました。
当社もコンサル型リサーチを進めて行くと、営業とリサーチの中間業務も増えてくると思います。
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CRC総研では官公庁の仕事も沢山やりました。
私が営業回りをしていた時に、ある財団法人から「リゾートハンドブックを作るのを手伝えますか」との相談がありました。
その頃にリゾート法という法律が出来たため、自治省が他省庁より早くハンドブックを作って主導権を握りたいということで、所管する財団法人に発注したものでした。
しかし、担当者は銀行からの出向者で作業が分からず困っていた時に営業に飛び込んでしまい、資料を集めてハンドブックを作成する編集の仕事でしたが無理を承知で受注しました。
中央官庁の役人は猛烈に働いていて21時、22時でも殆どの職員がいて、昼間は時間が取れないから打合せは20時からにさせてくれと言われて、毎日20時に自治省に行って21時、22時まで打合せをして、翌日は9時から情報収集と原稿作成をして、また20時に役所に行く生活が1ヶ月ほど続きました。
慣れない編集仕事と連日の深夜残業でうんざりの仕事でした。
でもほぼ1カ月で原稿を仕上げて、翌月には自分が書いた文章が書籍になって各書店で売られているのを見て若干の充実感を覚えました。
世の中には色々な仕事があるもので、不慣れな仕事も後から思うと良い経験でした。
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