海外調査の苦労
銀行の投資環境調査で海外調査を経験しましたが、それ以外でも伊藤忠さんの米国レジャーランド調査、国際通信会社の香港の通信調査、国連工業開発機構のミャンマー開発調査等、色々な海外調査で年に1、2回は海外調査に出かける時期がありました。
そして、海外調査はトラブルの連続で結構精神面も鍛えられました。
海外調査だからって誰も何も教えてくれないし、2週間も1人で米国のレジャーランドを回ったり、台湾を台北から台南まで1人で回って調べたり、国連調査で大学の先生方を数名連れてアテンドすること等、本当に色々なチャレンジをさせてもらいました。
投資環境調査でイタリアに行ったときは、「日本で最大の銀行から投資ミッションが来る。」という誤った情報が伝わっていたため、関連省庁から10人もの役人が大きな会議室で待っていて、そこに30歳ほどの若い日本人が2人と観光通訳で行ったため「なんだお前たちは??」という冷ややかな空気に焦りました。
私達が聞きたいことは観光通訳のイタリア語では全く通じず、先方から「彼女のイタリア語は意味が分からないから直接英語でやろう」と言われて、同僚が英語が達者だったので何とか乗り越えたのも良い想い出です。
香港通信調査は香港が移動体通信の先進国であったため、その実情を調べたいという依頼で、現地の調査会社に企業のアンケートを委託して、自分達は日系企業20社ほどのアポを取ってヒアリングに回りました。
個人利用がどうかも調べる必要があったから、同僚と2人で香港空港に行って1日中日本人観光客を見つけては「決して怪しいものではありません。ちょっとアンケートに答えて下さい。」と言って苦労しながら100票を集めたこともあります。
お客様の課題によってはどんな方法で、どんな情報を集めることが必要か、そのためにはやったこともない方法でも色々やったし、やらざるを得ない環境でした。
それでもその時々に背伸びをしながら挑戦したことが自分の仕事力を高めて、自信になったように思います。
考えて想像つくことは、初めてのことでも大体のことは出来るものです。
皆さんも自分の力を信じて、新しい分野にも取組んでみて下さい。
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