商社の仕事例
これは前にも何度か話したと思いますが、私が最初に海外出張をしたのは「米国レジャーランド調査」という伊藤忠商事さんの仕事でした。
確か入社してまだ3年目だったと思います。
課長から「今度こんな仕事の依頼があったから米国出張に行ってくれ、、伊藤忠の方も一緒だから問題ないよ」と言われて、40代後半の部長補佐と2人で2週間ほどの出張に行きました。
出来る、出来ないの議論や、私の意見や希望を聞かれることもなく、「いい勉強になるから行ってこい。」という業務指示に「分かりました。やってみます。」という感じでした。
出張はカリフォルニアから、テキサス、フロリダ、ニューヨーク、トロント、エドモント、、と全米とカナダの都市を回る計画です。
しかし、途中でニューヨークに着いたときに、夜中に日本流のラーメン店に連れて行ってもらったのですが、そこで「高井君、私は急用ができたのでここから先は1人で回ってくれ。私はこれから知人と飲みに行くからあとはよろしく!」と言っていなくなりました。
ニューヨークの知らない場所で急に捨てられて、「何も夜中のニューヨークで捨てなくても良いのになあ、、」と思いながらも、翌日からの1週間は1人で毎日飛行機に乗り、1人でレジャーランドを回って帰国をしました。
そして、帰国から2週間ほどで現地調査のレポートをまとめて、部長さん以下の10数名の方々に調査結果の報告をさせてもらいました。
この間誰からも仕事のサポートはなく、自分1人で見て聞いて集めた情報をまとまながら考えて報告書を作って報告しました。
同行していた部長代理さんからは「先日はご苦労さんでしたね。」みたいな言葉はありましたが、特に普通のことという対応でした。
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この部長代理さんが不親切だったとか、私に意地悪をしたわけではありません。
おそらく一緒に1週間回ってこいつなら1人で回らせても大丈夫そうだな。こいつに少し試練を与えた方が面白いかもな、と思って帰国したのだと好意的に解釈しています。
私もそんな経験から色々と学べましたし、おそらく商社の若い社員はこんな経験を沢山しながらビジネス力を鍛えられたと思います。
皆さんも色々な難しい経験もして、お客様から頼りにされる専門性とビジネス力を磨いてください。
マフィーが言うように、想像できることは大体のことはやればできるものです。
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