GDP比率の低迷
日本のGDPが今年はドイツに抜かれて4位になることが決定しました。
1人当たりのGDPもどんどん下がりG7の先進国で最下位になる。
その上、国の借金はG7の中でも突出して多く、その額は今も増え続けています。
これを会社に例えたら倒産の道を着実に歩んでいるようなもので本当に心配な状況です。
30年前の日本の産業と経済は強く、GDPは米国に次ぐ2位でした。
その頃の日本の世界のGDPに占める割合は18%でしたが、それが今は5%まで下がっていると聞いて、どうしてこんなことになったのか考えさせられました。
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この頃、私は第一勧業銀行(現 みずほ銀行)の仕事で毎年2か国を訪問し、2週間ほどの滞在で約40社の現地に進出している日本企業のヒアリング調査をしていました。
銀行が海外直接投資を考えている企業に配布する「投資ガイド」を作成する仕事で、5年間で10か国ほど回りました。
見知らぬ海外で1日4~5社を訪問してヒアリングを行い、それを2週間で飛行機の移動も含めて行うのでかなりハードで疲れる仕事でした。
その頃の日本企業はとても強くて、各国の駐在員も自信と誇りを持って働いていていました。
それぞれの国の投資窓口機関も訪問しましたが、日本企業の進出による経済の活性化に強い期待をしている印象が強かったです。
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その日本産業の相対的な力が以前の3割以下に下がっています。
1企業として出来ることは少ないし、30年前の様な「24時間戦えますか。ビジネスマン、ビジネスマン、ジャパニーズビジネスマン・・」というCMが流行る時代も良いとは言えません。
しかし、競争に負けないで国を豊かにする気持ちで国民が働くことが、戦後日本の企業を強くして、産業を成長させて、戦後の混乱から国民が豊かに暮らせる社会を作ってきたのは事実です。
負けても仕方ないとか、駄目でも国の補助金や減税に頼れば良いとか、無理はせずに楽をしていたいと考えていたら、企業も国も衰退して、日本国民は豊かさを享受できなくなります。
あと3年後にはインドにも抜かれて5位になるという予測もあります。
この30年間の政治や政策に問題があったと思いますが、国民が既存の豊かさに慣れてそれが当たり前に続くと考えた甘えの構造も背景にあったのではないでしょうか。
当社は負けて衰退する企業には絶対になりたくないので、負けない、成長・発展させる、という気持ちを忘れずに戦って行きましょう。
これは皆さんの将来の安定や豊かさのために必要なことです。
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