大企業勤務の経験
先週、大企業で働くことのリスクについて話をしました。
そして、好きな分野の仕事に取り組めて、事業も成長していて、新しい挑戦の機会もあり、高い専門性と高い収益性もあって、大企業に負けない処遇の会社が良い、との私的な意見をお伝えしました。
そんな文章を書いていたら、自分自身も大企業のリスクを経験したことを思い出しました。
私がCRC総合研究所に入ったのは、シンクタンクであって、自分の企画力や考察力が活かせるリサーチの仕事が出来るからでした。
その時はリクルートやソフトバンクにも合格しましたが、何となくリサーチャーの仕事に魅力を感じてのことでした。
そして、13年もリサーチャー(研究員→副主任研究員→主任研究員)をやって、国内外で有意義で興味深い仕事をする機会があり、お客様の意思決定に自分が役立っているという自信と遣り甲斐を感じながら仕事に取り組んでいました。
それが経営方針によってシンクタンク部門を急拡大させて、この分野の知見のない人をどんどん入れることで毎年多額の赤字を出す状態が続いて、シンクタンク部門は解散になり、評価の低かった若い社員は解雇されました。
「日本の大会社でも業績が悪いと解雇されるんだ、」とこの時に初めて知りました。
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そして、残りの社員は管理部門や営業部門に配置転換になり、自分は「ITコンサルティング事業室」の部長代理に異動となりました。
でも自分はシステムの経験はないし、興味もないし、ここからでは自分は一流にはなれないし、自分らしい働き方もできないと思って最後は社長と交渉をして「社内ベンチャー制度」を作ってもらい、マイボイスコムを起業しました。
今から考えれば、大企業では当たり前の人事異動でしたが、当事者としては晴天の霹靂で、何をどうしたら良いか分からず悩みながら模索する1年でした。
その結果で選んだのが起業でしたが、それもまたかなり大変でリスキーな選択でした。
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こんな話が大企業の中にはゴロゴロあり、不本意な人事異動でも生活のため、家族のため自分を殺して働いている人が沢山いるのだと思います。
やはり、自分が好きで取り組める分野で精一杯頑張って、その組織を成長発展させて、より良い仕事と大企業に負けない良い処遇を作り出すのが1番現実的で良いように思います。
皆さんの力でマイボイスコムをそんな会社にして下さい。
それが皆さんが良い職業人生を歩むことにもなると思います。
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