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2024年6月11日 (火)

固定収益の強化

「コンサル型リサーチ」は「装置型リサーチ」より作業工数がかなり膨らむし、リサーチャーを育成するための時間とコストもかかるので、マクロミルが出した低料金では採算が合わないのが悩ましい課題でした。

そのため、当社は「2)NeW Researchの開発」の方針に沿ってマーケティングツールを開発して固定収益を作り、その収益基盤の上でお客様に役立つ「1)コンサル型への展開」を実現する戦略にしました。

この目的で2015年から開発に取り組んだのが「テキストマイニング(TextVoice)」です。

しかし、独自のツールを開発することは、思ったより何倍も労力と開発コストがかかることでした。

「テキストマイニング(TextVoice)」の開発に2人を専任にして、多額の開発投資も必要でしたので毎年3千万円近い持ち出して、最初の3年間で約1億円もの資金が流出してしまいました。

そして、「テキストマイニング(TextVoice)」の事業赤字の影響もあって会社の決算も赤字に転落してしまい社内の雰囲気も暗く、退社される社員の方も増えました。

その頃は当社の体力で独自のツール開発は間違いだったのか、と悩む期間が5年も続きました。

それが3年前から少しづつ契約が取れる様になり、事業収益もプラスになりました。

そのお陰で2022年度の売上経常利益率は18.5%で、利益率だけは上場している6社のリサーチ会社と比べても1番高い実績が出せました。

2023年度は売上計画未達で経常利益率は17.0%に下がりましたが、それでもまだ上場他社に負けない水準だと思います。

そんな狙いと経緯で出来た「テキストマイニング(TextVoice)」ですので、前期からの約1200万円を投資した機能改善(ポジネガの追加とパースペクティブの改善)で、再度契約数が増えることを期待しています。

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でも固定収益を強化するのは、装置型より工数がかかり技術者育成にも時間がかかる「コンサル型リサーチ」を実現する手段ですから、営業の企画提案力と、リサーチャーの技術力の強化が進まなければ目的が達成できたとは言えません。

また、当社は利益率だけは高いものの、売上規模が過小なため1人当たりの利益が高い訳ではありません。

「テキストマイニング(TextVoice)」の契約増と、「コンサル型リサーチ」の実現で1人当たりの利益も大幅に引き上げることで、社員の皆さんの処遇改善も進めたいと強く願っています。

前期比115%の経営計画を達成しながら成長を続けて、良い利益を出して株主に適正な配当も出せれば、大幅な昇給や賞与の引き上げも出来ます。

その良い循環を作るために会社も対応するので、皆さんも努力を続けて下さい。

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