インサイト産業への脱皮
リサーチ産業はインサイト産業に変革しないといけない、
それはマーケティングリサーチ市場が1~2%ほどの低成長になり、JMRAの会員も年々減少して行く中で、業界団体として対象範囲を広げる必要があったのだと思います。
また、クライアントの意思決定の方法もサーベイだけでなく、新しいIT技術を使ったデジタルデータ分析や、セルフサービスプラットフォームの活用、そして生成AIの活用へと確実に動いているので、顧客ニーズの観点からも定義を見直す必要があったのでしょう。
インターネット調査でデータの回収と集計を早く安く提供する事業モデルで成長できるステージはもう終わりました。
生命は強いものが生き残るのではなく、変化に順応できるものが生き残るのだそうです。
そして、人間にも完成の法則は該当して、できるだけ今やっていることの継続でやって行きたいという気持ちがあるけど、それでは企業業績は厳しくなり、社員がハッピーになれる会社になれません。
やはり市場やお客様のニーズの変化に合わせて、私たち自身の視点やサービスを変えて行くことは避けて通れない道だと考えています。
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これまでのリサーチ会社は体力のない企業も沢山ありました。
それは専門性や技術力のある人が対応することで付加価値を生み出せたからです。
しかし、25年前からインターネット調査が生まれて普及する中で、その環境に適応するにはシステム力やシステム投資に必要な財務力が必要になり、多くのリサーチ会社が衰退し無くなっています。
そして、次の大波は生成AIであり、デジタルデータ分析のマーテックの活用ですから、この波に乗れないリサーチ会社の市場撤退が続くと思われます。
幸いにして当社は新たなシステムを開発するための資金はありますし、ITの技術もIICの協力でカバーすることが出来ます。
あと変革に必要なのは、私達の意識と行動を変えることです。
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私もマーケティングリサーチは大好きだし長年やってきた愛着もあります。
しかし、インターネット調査の実査だけで社員の皆さんの将来をハッピーにすることは出来ないから、自分自身の視点と経営判断も変えるつもりです。
当社にはこれまでも「アンケートデータベース(MyEL)」や、「テキストマイニング(TextVoice)」の開発に挑戦して来た土壌はあるから、インサイト産業への脱皮を目指します。
私達ならやれば必ず出来ると思うから、まずはやってみましょう。
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