事業果実の適正配分
当社は過去25年間で良い利益を出していた時もかなりありました。
しかし、その税引後利益は全て内部留保をしたので、TextVoiceの開発に1億円もの多額の資金を出すことが出来ました。
1億円の資金は1,000万円の資本金の会社が10社作れる金額です。
当社は資本金3,000万円で起業したので、その3倍以上の資金を投入してでの開発でした。
TextVoiceの開発に着手した時は、分析のアルゴリズムをシステム化すれば良いから、2人が専任で対応すれば1年で、3千万円の投資で完成する計画でしたが、結果的には時間もお金も3倍以上かかりました。
1億円は大きな金額ですが、開発投資するとあっという間に無くなる資金でした。
松下幸之助さんの「ダム式経営」はダムに水を貯めておくような、余裕のある経営が必要という教えですが、余裕ある資金がないと新しい事業投資は出来ません。
当社は伊藤忠商事からの増資とこの5年間の黒字決算で、7億円がダムに貯まりましたから、この資金を新しい事業やシステムに投資して良い事業循環を作ります。
そして、安定した厚みのある収益源さえ作れれば、従業員の皆さんの働きやすい環境と、処遇の大幅な改善も出来るから、これは必ず実現させます。
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一方、当社は株式会社ですから、ステークホルダーである株主に配当をする義務があります。
2019年に伊藤忠から多額の出資を受けてからも利益はすべて内部留保しましたが、そろそろ出資金に見合った配当もしなければなりません。
でも計画通りの利益を出して、出資額に見合った配当もすれば、残る利益を事業投資に回したり、皆さんの処遇改善に使うことは出来ます。
会社を成長・発展させて利益を増やす目指は、当社のステークホルダー(従業員、お客様、お取引先、株主の関係者)をハッピーにするためです。
社会に役立つ良いサービスを提供し、事業果実の「利益」を定性に配分することで、ステークホルダーがハッピーになるのが企業の目標だと認識しています。
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上期は予想外に厳しい数字になりましたが、これからがリサーチ市場の本番です。
上期の不足分は3Qでしっかり取り戻して、年度決算までには計画を達成し、利益という事業の果実を関係者で適正に配分できるようにしましょう。
経営状況は適宜共有するので、皆さんの協力をお願いします。
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