リストラの経験
自分もCRC総研で好きで自信もあったリサーチ事業がリストラされて、辛く苦しい経験をしているから、事業撤退した社員の苦しみは痛いほど良く分かります。
大会社では事業変更やリストラは良くあることだし、寝耳に水みたいに突然起きることです。
私の場合は入社して13年ほどシンクタンク部門で仕事をしていた時でした。
突然シンクタンク部門は今期で終了が決まったから、もうリサーチの仕事は受注せず、お取引先にはもう仕事が受けられないと伝えてこいと指示されて動揺しました。
自分は毎年計画を上回る仕事をしていたし、売上と利益で会社に貢献していて高い評価も受けていたから、自分の仕事が無くなるなんて思ってもいないことでした。
そして、勤務状況や評価が悪かった社員は解雇され、残る社員も全く異なる部署に異動になりました。
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事業撤退の原因はリサーチ事業の知見がない経営者が来て、何の差別化戦略もないまま無理な人員拡大を進めたことでした。
リサーチの知見のない年配者がどんどん入社して、40人ほどだった社員が7~80人まで急増して大きな赤字を出す様になり、その大赤字が3年も続いたたことで、ITに特化するという会社の方針でリサーチ事業は撤退になりました。
現場の社員は優秀でしたし一生懸命に働いていました。
また、一般社員には事業部の決算がどうなっているのか、どんな方針で事業を拡大するのかも全く知らされていませんでした。
大赤字の原因は経営判断なのに、そのしわ寄せが現場の社員に来ることに組織の矛盾を感じました。
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私は当社の社員の皆さんには決してあんな辛い想いはさせたくありません。
それだけに、当社は事業構造を市場変化に合わせて変革しながら、しっかりと適切な利益も作り続けて、成長し続けることで皆さんの雇用を必ず守る。
もっと良い職場にしてもっと良い仕事と報酬を提供できる会社にする。
そのことを強く意識しながら経営をして行くつもりです。
企業にとって1番大切なのは、やっぱり事業のゴーイングコンサーンなんですよね。
事業が赤字になり事業撤退になることが、そこで働く従業員や、お客様、お取引先、株主のステークホルダーにとって1番不幸なことです。
当社では決してそんな事が起きない経営をして行くので、皆さんも企業の現実を理解し、適切な成長と利益を生み出すことを意識した活動をお願いします。
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