「三方よし」の考え方
日産自動車が大幅な業績不振で再度大きな人員削減を行うこと、そして、その背景には下請けいじめのような企業文化があるのではないか、とお伝えしました。
伊藤忠商事さんの経営理念は近江商人の経営哲学である「三方よし」です。
売り手よし、買い手よし、世間よし、が三方よしの考えです。
〇近江証人と三方よし
https://www.itochu.co.jp/ja/about/history/oumi.html
もちろん商社ですから商取引に関してはかなり厳しい交渉をすることもありますが、その根底には経営理念の創業者が大切にした「三方よし」の考えが浸透しているのかもしれません。
その結果かどうかは分かりませんが、同社はこの10年ほど大きな成長を続けていて連結の経常利益が8千億円を超えるような業績になっています。
そして、同社社員の処遇はこの間でかなり良くなっていると聞いています。
最近、伊藤忠商事の岡藤会長が日本経済新聞の「私の履歴書」に出ていました。
色々な挫折を経験しながらも頑張ってこられたことと、義理人情も大切にしながら商売をされてきた人間性も感じられる非常に興味深い内容でした。
日本経済新聞は会社で購読していてテーブル席にあるから、1月に記載されている記事を読まれると良いと思います。
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「三方よし」は昔の近衛商人が大切にしてきた商いの考えだそうですが、現代のビジネスにおいても通じる普遍的な理念だと思います。
自社だけが良くなれば良い、取引先の立場なんて関係ない、
そんな考えでは1時的に良い数字出来るかもしれませんが、中長期的には大きな損失に繋がります。
当社も「三方よし」の考え方で、お客様にもお取引先にも接して信頼される会社にして行きましょう。
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