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2025年5月20日 (火)

GNP22位

失われた30年という言葉を良く聴きます。

日本は1968年から世界第2位のGNPを続けて来ましたが、2010年に中国に抜かれ、そしてドイツにも抜かれて世界4位になり、このままだともう直ぐインドに抜かれます。

世界4位なら経済大国で良い様にも思いますが、1人あたりのGNPは22位で韓国よりも下ですから、決して経済的に強く豊かな国ではなくなりました。

戦後の廃墟の中から23年間でGNP2位まで成長させたのは、私達の先代の日本人がこの国を豊かにしようと頑張ってきた結果です。

資源もない廃墟の中から経済大国にしたのは、本当に大変なことだったと思うし、かなり無理もした働き方で成しえたことでした。

30年前の日本企業はとても強かったです。

海外に行くと日本企業の看板が沢山あって、世界で日本が活躍していることを実感しました。

その頃にいまのみずほ銀行(当時の第一勧業銀行)の仕事で、投資環境調査を担当して6年ほど毎年2カ国に2週間の現地調査に行き、40社ほどの現地進出企業にヒアリングをしました。

どこの国も日本企業の進出を歓迎していたし、日本企業の力で国の雇用を作り産業を豊かにしようと期待されていたし、現地に進出している企業の社員は自信と誇りを持ってハードに働いていました。

自分もかなり忙しく働きましたが、私より上の世代は私達よりハードな働き方をしていました。

その様にしなければ資源もなく国土も狭い日本を豊かに出来なかったのでしょう。

そして、現在の日本はその先代が築いた過去の産業の蓄積と資産で、何とか豊かな社会、豊かな生活を送れています。

働き方改革は意義のあることだし、以前の様な無理な働き方をするのは好ましくありません。

ただし、自分達もこの国と社会を発展させて、今の豊かさを保つために出来るだけの努力することは必要なんだと思います。

発展しなくても良い、他国に負けても良い、国が借金をどれだけ増やしても関係ない、経済が弱くなっても最後は国が何とかしてくれるから大丈夫という考えの人が増えたら、10年後、20年後は借金にまみれた貧しい国になるでしょう。

それは私達自身の生活や人生にも大きく関わることになります。

そうならないために、日本の産業や経済が発展するために頑張る、自分が働いている仕事でベストを尽くして社会的役割を果たす、

そんな気持ちで働くことが必要なんだと思います。

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