固定収益を創る意義
リサーチ事業は人(営業)が動いて案件を作って受注し、受注後は専門性のある人(リサーチャー等)が1つ1つの案件を個別に対応して売総(粗利)を積上げる収益モデルです。
その積上げた売総が販売管理費を超えると営業利益が出来て、その売総が販売管理費より小さいと営業損失が出てしまいます。
そして、上期の売上が100とすると、下期が200というほどに季節変動が大きいのと、リサーチの体制が売上に合わせて柔軟に変化することも出来ないため、上期にドーンと大きな赤字を生んで、それを下期で取り返して3月末までに必要な営業利益を作る競争です。
2022年度は上期から+1Mの黒字でしたが、翌年の2023年度は▲8Mの赤字になり、2024年度は▲25Mまで悪化してしまいました。
そのため昨年度は2月でもまだ▲2Mの赤字が残り、それを3月の1ヶ月で+51Mの黒字を作って+49Mの経常利益で決算しました。
2月まで赤字が続く状態は、社長としてかなり苦しいものがありました。
やはり2022年度の様に上期から黒字が作れる会社にして、経営を安定させたいと強く強く熱望しています。
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リサーチ市場は極端な下期偏重、4Q偏重だからどうしても経営が安定しません。
経営者としてはどこで黒字転換ができるのか見えないと前向きな判断も出来なくなります。
この様な不安定な収益構造を改善するために、受注生産で労働集約なリサーチ事業だけでなく、安定した固定収益を生む事業の創出が不可欠だと考えています。
そのためかなり無理な投資までしてTextVoiceを開発したのですが、その売上が2020年13M、2021年31M、2022年43Mと順調に売上が増えて、2022年の決算にも貢献出来ました。
このままTextVoiceの売上が増えることを期待していましたが、AIの影響もあり2023年からは減少になり、2024年は32Mまで下がっています。
それなのでTextVoiceの固定収益だけに頼ることはできず、新たな技術を活用した固定収益事業を創出することが必要になりました。
それが昨年度から取り組んで開発した「AI分析ツール(CotoEL)」なんです。
これもまだ思う様な契約が出来ていませんが、この事業を成功させることが当社の将来にとって重要であり、大きな可能性があると確信しています。
粘って対応し、顧客の声で改良を続けることで、この事業は必ず成功させます!!
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