AIが営業活動を評価
当社が出来て2年目頃に、アメリカの大学を卒業して新卒で入社した社員がいました。
彼は当社で4、5年ほど働いて、その後はずっと外資系企業でデジタルマーケの営業の仕事を続けています。
もう退職して20年以上が経ちますが、とても良い後輩なのでずっと年に1回は食事をしながら話をしています。
その彼はこの10年程はほぼ米国GAFAの日本法人で働いていて、先日食事をした時に営業の勤務内容はすべてAIで監視・指導されているという話を聞きました。
毎日の活動時間は全てインプットするのは当たり前で、何件メールを送り、何件電話をしてだけでなく、そのメールの内容も電話で話した内容もすべてAIに読み込ませて、
「来週はあと何件メールやコールを増やして下さい」
「メールの内容がこの点が良くないから改善して下さい」
「電話での説明でXXXは適切ではないから改めて下さい」
「電話の内容で貴方が話す時間が長すぎるから、あと2割ほど減らして下さい」
みたいな指導がAIから送られてくるのだそうです。
AIが人を指導して動かすということが本当に起きていることに驚きました。
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もともと外資系企業の営業の雇用契約は、年間で〇〇〇〇万円の絵利益を作るジョブに対して、〇〇〇万円を支払うという様な内容です。
その営業ノルマが達成できないと金曜日に「解雇が決まったから、月曜からはもう出社しないで下さい。」というシビアな世界です。
それなので彼が勤務しているGAFAの日本法人では、3年間でほぼ9割の社員が入れ替わっているそうです。
解雇された社員これまでの営業実績を携えて、同じような外資系の企業に移りながら働いています。
GAFAはここまで効率化を追求しながら、世界中で高い成長と収益を創っているのでしょうね。
企業ですから成長と利益は必要ですが、AIから細かい改善指導が来て、それに従わずに結果が出せないと解雇される環境は厳しいものだと派内を聞いて感じました。
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伊藤忠グループでもセキュリティ面から社員の勤務時間中の活動状況や、どのサイトをいつアクセスしたかを把握する対応が求められていますが、AIで管理する話しは聞いていません。
AIは益々色々な分野で使われると思いますが、人間性を重視した範囲に留まって欲しいですし、事業の業績は人の知恵と工夫と行動によって作ることだと思います。
今期の業績不振も全員で知恵を絞り、前向きに行動することで打開することです。
企業は結果が出せないと関係者がハッピーになれないから、3Q、4Qの業績改善に意識と行動のベクトル合わせをして下さい。
特に営業の皆さんの顧客接点(面談)強化と、受注不足の挽回に期待しています。
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