ミャンマー調査
昨日は第一勧業銀行の海外調査を紹介しましたが、伊藤忠商事関連の海外調査にも何回か携わりました。
その中で1番覚えているのは、ミャンマーの開発計画を作る仕事でした。
これはCRC総研の社長に来た高原友生さんがビルマ(現ミャンマー)で終戦を迎えた方で、終戦時に世話になった(迷惑をかけた)ミャンマーの役に立ちたいと考えて出来たプロジェクトでした。
伊藤忠商事が数千万円の費用を国連工業開発機構(UNIDO)に預託して、国連調査として6、7人の専門家でチームを作って現地調査をするものでした。
メンバーはアジア経済研究所の専門家がリーダーで、大学の先生を中心に構成して、10日ほどの現地調査を3回行って産業開発のマスタープランを作ってもらいました。
私は何の開発経済の知識もありませんが、雑用係として使えそうだから選ばれたようです。
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現地では先生方の調査のお手伝いや、食事や車の手配等を伊藤忠商事の現地スタッフとやりました。
リサーチャーの仕事というより、若手商社マンのような仕事でした。
それでも国連調査なんてなかなかできない経験でしたし、ミャンマーの色々な場所に先生方とジープで出かけるのも貴重な経験でした。
そして、最後は社長が現地政府の大臣にレポートを贈呈する場にも同席させてもらい、大きな達成感を感じる仕事でした。
こんな30代での経験もあり、ミャンマーの人の優しさにも触れていたので、ミャンマーが軍事政権で内戦が起こり、沢山の人が苦しんでいるニュースを見ると本当に辛く感じます。
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こんなイレギュラーな仕事にも好奇心を持って取り組むことも、自分の世界を広げて、自分の仕事の自信にもなりました。
頭で考えてそれは難しそうだと思っても、実際にやってみると1つ1つの課題がクリアになり、何とかゴールにたどり着けることは多いと思います。
リサーチという世界であれば、何事にも好奇心を持って「未経験で難しそうだけど面白そうだ、、」という気持ちでチャレンジするのが良い様に思います。
自分の知見と技術力や対応力といった個の力の影響が大きいことも、リサーチの仕事の面白さではないでしょうか。
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