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2007年5月 1日 (火)

顧客開拓を開始

何とか最低限のシステムとモニターの準備ができました。回答データのクオリティも思った以上に良いものでした。これなら企業のマーケティングに役立つという感触を持つことができました。あとは仕事を取るだけです。事業の立ち上げで1番重要なのは販売力です。どれだけ良いものでも売れなくては事業になりません。

最初はこれまでの取引先から回りました。あとは知り合いの知り合い、紹介の紹介を頼って色々な企業を回りました。ただこの頃はネット人口も500万人以下で「インターネットは20代男性のオタクのツール」と言われていましたので、皆さんネットで回収できる情報には懐疑的な意見でした。ここでクライアント説得の役に立ったのが自主調査の「定期レポート」でした。

「自主調査でもこんな風にちゃんと分析ができました。実費だけでいいので1度試してもらえませんか」そんなことを言いながら毎日色々な企業を回りました。そんな手探りの営業を続けるうちに具体的なご相談をいただくようになり、商社、外資系生保、カード会社、国際通信会社、流通会社、シンクタンク、コンサル会社などから小さなお仕事をいただきました。特にあのチャネル調査をやらせていただいたCRC総研の時のお取引先が、継続的に定期アンケートの枠を買い取ってくれたのはとても助かりました。やはり建設業界は義理人情の世界です。

案件を取ったら今度はリサーチの実務が待っています。この時はまだ1人でしたので調査設計も調査票作成も、集計やレポートもすべて自分でやらなくてはなりません。毎日昼間は営業に出て、夜になると集計やレポーティングをやって納品しました。見かねた事業部長が週に1日だけなら手伝ってもらっていいよ、と言って紹介してくれたのが鍛冶さんでした。鍛冶さんはテキパキ仕事をこなしてくれて、一緒にやってくれる人がいるのがこんなに心強いものなのかと思いました。それからずっと9年も手伝ってもらっている訳で、鍛冶さんには大変感謝しています。

そんなこんなで秋口には結構リサーチワークも忙しくなり、小額でしたが毎月売上も立ちました。お客様もレポートの内容に満足してくれています。副社長が失敗する理由として説明してくれた「ネット上でまともな人は個人情報を登録しない」、「登録してもちゃんと回答しない」、「いい加減な情報を分析しても意味がない」、「企業はそんないい加減な情報をは買わない」という4つの要因が一応はクリアできたように思いました。

それからもう1度事業計画を書いたのは10月で、準備を始めてしっかり半年が過ぎていました。あの時に社長が「何かやるには半年から1年はかかる」と仰っていた通りでした。やっぱり亀の甲より年の功ですね。年長者の意見を傾聴することの大切さも学びました。

コメント

コメントありがとうございました。焼肉ランチ思い出しました。よく高い焼肉になったと言いながらも嫌な顔せずに残業してくれてとても助かりました。週1日のお手伝いのつもりがもう8年も頑張ってもらっているわけで、鍛冶さんには頭が上がりません。今度は残業の下心なしに美味しい焼肉ご馳走しますね。

お昼のチャイムと同時に高井さんの「焼肉食べに行こうかぁ?」について行き、戻ってくると、「この集計、今日中に出来ないかなぁ?」
...そして残業...よくありましたね。(笑)
高井さんが、一人で営業からレポートまで朝から夜中まで忙しく頑張っておられたので、私も承知で焼肉ついてってました。
週1からいつの間にか、私の週報は80%がマイボイスになっていました。
仕事がとれた時のあの嬉しそうな高井さんの顔を思い出しました。

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