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2012年3月

2012年3月30日 (金)

今期の最終日

本日で2011年度が終わります。当社としては13回目の事業年度が終わる日です。

まだ売上や経費の〆はこれからですので詳細は分りませんが、売上は前期比で117%で成長し、経常利益も4千万円以上も改善できました。

これは社員の皆さんが戦略会議で取決めた施策を、しっかり守って対応してくれたお陰だと感謝しています。皆さん、どうもありがとうございました。

これでリーマンショックから続いた厳しい経営状況からは脱出して、次の成長に向けた足がかりが出来たように思います。

当社の事業規模はまだまだ小さいですし、収益の水準も十分ではありません。今期の決算を踏まえて来期は発展と成長に向けた対策を強めていくつもりです。

今日は今期の最終日ですが私は1日お休みをいただきました。2人の息子が大学と高校に進学するため、彼らの節目に久しぶりの家族旅行を計画したものです。

私が会社を始めて13年が経ちましたが、この間に夏休みと正月休み以外に有給休暇を取ったのは、親子サッカーで肉離れをして歩けなくなった1日だけです。

13年間で2日間の有給休暇というのは結構凄いと思いませんか。起業や会社経営というのはそれだけ心配事が多く、気持ちの余裕が得られない仕事なのだと思います。

今回、私用の旅行で1日お休みをいただけるのも、業績が回復して少しだけ安心できたお陰です。

このお休みをありがたく思い、楽しんで来たいと思います。

皆さん、1年間ご苦労様でした。来年度も頑張ってより良い1年にして行きましょう!

 

 

2012年3月29日 (木)

セミナー受講の勧め

技術の習得や情報収集の方法は色々あると思いますし、必ずしもセミナーが良いかどうかは分りません。

しかし、当社の様に専門技術のサービス業に従事するのであれば、勉強は不可欠で、常に新しい知識と技術をインプットする意識と行動がなければ1人前にはなれません。

セミナーは自分の時間を割いて、忙しい中で仕事も調整しないと参加できません。そして、行ってみるとつまらない内容のものも沢山あって、あまり満足できないこともよくあります。

それでもその場に足を運んで最新情報を直接聞いて、何かを考える機会を作ることは決して無駄なことではありませんし、1回のセミナーで1つでも2つでも気付があればそれで十分だと思うんです。

それでも時間を使って少しでも学び続ける人と、あまり効果がないので行かない人では、5年後、10年後には仕事力に大きな違いがでることは間違いありません。

以前の職場で良い大学を出て頭も良いのに、あまり仕事関係の勉強はせず、セミナーにもまったく行かない後輩がいました。行けよと言っても、いや僕はいいですよ。という感じでそのうち誰も薦めなくなりました。

その彼ももう40代になっていますが、もうあまり活躍できる場所にはおりません。

本人に会った時に今は何をやっているのと聞いたら、「誰でもできる窓際の仕事ですよ。」と話していました。そんな彼を見て、本当にもったいないと感じました。

私は社員の皆さんにはちゃんと成長してほしいし、将来も活躍して欲しいし、当社を早く良いサービスの提供できる会社にしたいと願っています。

そのため、できるだけセミナーや研究会の案内をして、しつこいと思われても、受けろ受けろと言い続けるつもりです。特に1Qは時間も比較的取りやすいと思うので、皆でインプットを心がけて下さい!

2012年3月28日 (水)

アカデミーヒルズ

120223_2101~001六本木ヒルズで19時から開催している「アカデミーヒルズ」のセミナーに参加してました。

テーマは「メディア化する企業のマーケティング」で、インターネットでメディアとしての情報発信をしている成功企業の事例紹介が中心でした。

皆さんは、アドボカシーマーケティングって聞いたことありますか。

検索をすると「顧客に対して自社の製品・サービスをただ売り込もうとするのではなく、顧客の立場に立って様々な情報やサービスを提供することで信頼関係を築き上げ、長期的な売上の獲得につなげようというマーケティング手法」です。

メディア化する企業とは、メディア的な情報発信を行うことで「アドボカシーマーケティング」を行っている企業ということで、ある意味で当社が行っているMyELなどはこの様な取組みといえるのだと思います。

このセミナーで良い事例をいくつか紹介してもらいましたので、それらも参考にして、MyEL活用のアドボカシーマーケティングの展開を考えたいと思います。

それにしても平日の19:00~21:30という遅い時間にも係わらず、80人ほどのビジネスマンが勉強に来ていました。

殆どの人は自分の自由時間を割き、自腹で5,000円の参加費用を払って、自分のビジネス力を高めるために勉強をしているわけです。

この様な主体的な勉強はとても大切なことだと思います。

会社としてもできるだけ皆さんが勉強することをサポートしますので、できるだけ主体的で継続的な学習を心がけて下さい。

ビジネスの世界でも勉強しないでインプットをしない人は、いつの間にか取り残されてしまうので注意が必要です。

 

 

2012年3月27日 (火)

歓迎会+α

120321_2218~0012012-03-21 22.17.00SGで原さんの歓迎会を行いました。

神田にあるどこかの古い民家の居間のようなお店でした。

当初は原さんの歓迎会だけでしたが、12月に入社した中村さんが初受注をしたお祝いと、田井さんに2人目のお子さんが生まれたお祝いなどもあって、賑やかで楽しい会合でした。

職場の仲間やチームで、仕事を離れて、飲んで、食べて、話をすることって大切なことです。

社内のコミュニケーションも高めて、話しやすく働きやすい職場にして、良い成果を作って行きましょう。

原さん、頑張ってください!

2012年3月26日 (月)

賞与時期の変更

先週行った経営会議で審議もしましたが、来年度の下期を目処に賞与の支給タイミングの見直しを検討しています。

当社の賞与の制度的課題としては、半期の「人事評価」と、半期の利益配分としての「賞与原資」にタイムラグが生じていることがあります。

つまり、この下期に頑張って成果を上げて利益も増えて賞与原資が増えたとしても、その上期の評価が低ければ、頑張って成果を上げた人の賞与が減ってしまうということです。

その逆もあって、この下期の評価は悪いのに、業績の良い下期の賞与は頑張った人よりも良い、という事象も発生してしまいます。

この矛盾を直すには、どこかのタイミングで、評価と賞与支給のタイミングの変更を計るしかありません。

もちろん会社としての賞与支給額は変わらず、本人の年収も社会保障費も不利なことはありませんが、急な変更は混乱があるので1年がかりで変更しようと検討しているところです。

こちらは4月に入って落ち着いた頃に、岡島さんの方から説明会の連絡がありますので、不明な点などあればそこで確認して下さい。

 

2012年3月23日 (金)

下期賞与

来週末に下期の賞与を支給します。

過去2年間は大変期厳しい決算になり、原資が十分確保できないため予定より低い賞与を続けてしまいました。

今期は大幅に利益も改善して、下期は予定通りの利益が見込めるため、予定通りの賞与を支給します。対象者には支給方針資料でもお知らせしましたが、昨年度の下期よりも平均で11万円ほど多い支給になりました。

これも社員の皆さんが、戦略会議で決めた対策をしっかり守って頑張ってくれたお陰です。頑張ってくれて、ありがとうございました。

私はこの会社の社長として、皆さんに沢山の賞与が払えることは嬉しいことだと思っています。

今の賞与が沢山という訳ではありません。もっともっと利益を出して、当たり前にもっともっと沢山の賞与を皆さんに出せる会社にしたいということです。

今のような不況で停滞する日本経済の中では、高い定昇を行うことはできません。

新聞でも大企業の定期昇給凍結や賃金カットという記事をよく目にすると思いますが、日本企業の多くは定昇ではなく、賞与で社員の頑張りに応えるというのが一般的な流れです。

そのためしっかり利益を出して、しっかり沢山の賞与が出せる収益構造を作ることが必要です。

この下期で足元はだいぶ良くなりました。今後は利益水準を大幅に引き上げて、 早く今の1.5倍とか2倍の賞与が出せるようにしましょう!

これは皆で頑張れば、十分に出来る現実的な目標です。頑張りましょう!

2012年3月22日 (木)

自燃型人間

昨日、JAIC社長セミナーのことを紹介しましたが、その後、当社に何をどう応用するか考えるため資料を読み返してみました。

その中でもう少し皆さんにご紹介したいことがありましたので、追記させていただきます。

それは、働く人には5つのタイプがあるというお話です。

1つは自分で燃え出す「自燃型人間」、2つ目は切っ掛けががあれば燃える「可燃型人間」、そして、3つ目が何があっても燃えてこない「不燃型人間」、それから周囲のやる気を下げてしまう「消化型人間」、人にやる気にさせる「点火型人間」があるという説明でした。

これはどんな組織でもあって、可燃型人間が1番多くて8割を占めていて、自燃型は5~10%、他は3%くらいということでした。それをよく観察して見極めるのも社長の仕事だということです。

そして、会社のリーダーである社長は必ず情熱を持って燃え出す「自燃型人間」であることが不可欠で「点火型人間」でもあることが望ましい。そして、社内の各組織のリーダーも「自燃型人間」にするのが良いというアドバイスでした。

私もいつまでも情熱を持って自分で燃え出す「自燃型人間」と「点火型人間」でなければいけない、という自覚を意識的に持ちながら職務にあたろうと思います。

皆さんは、仕事に対して何型の人間だと思いますか?、組織を引っ張れる「自然型人間」でしょうか?、少なくとも6%の「不燃型人間」や「消化型人間」にはなっていませんか?

こんな視点でちょっと立ち止まって、自分の働く姿勢を省みることも大切ではないでしょうか。

2012年3月21日 (水)

JAIC社長セミナー

JAICの社長セミナーに参加させていただきました。

講師はシェル石油、日本コカ・コーラ、ジョンソン&ジョンソンの日本法人社長を務めた経験のある方で、「勝ち抜く経営」というテーマに引かれて、1つでも2つでも当社に役立つ知見があれば聞いてみたいと思い3時間ほど勉強をして参りました。

このJAIC社長セミナーは、皆さんが見ている予約サイトには出ていなくて、個別にFAXで案内の来る別枠のセミナーです。

私は今回で4回目の参加ですが、いつも感心するのは沢山の社長が出席して熱心に講義を聴き、積極的に講師に質問をすることです。

今回も日本橋の貸し会議室一杯の80人の社長が勉強のため集まっていました。

皆さんは社長というと経験も豊富で、もう出来上がっていると思うかもしれませんが、私も含めて多くの社長は常に悩み考えて、経営に対する新しい知見を求めている人が多いということでしょう。

今回の3時間の講義もとても参考になり、3つくらいはこれからの当社の経営に活かせると感じました。十分に役に立ったセミナーでした。

この講師の方の考えでは、経営者に1番必要なのは「情熱」で、能力5杯、情熱100倍、そして、情熱を持続するには

1)人生に目標を持つ(自己の存在理由をしっかり考える)

2)短期と長期の納得目標を追い続ける

3)情熱の火をもらえる人と付き合う

ことだと仰っていました。

また、ビジネスマンにとって重要なのは、1)スキル(仕事力)、2)マインド(人間力)で、人間力は、信頼、尊敬、意欲、によって構成されていると述べていました。

そして、外資系で活躍してきた方ですが、各社とも目標を持って10年は勤務したそうで、コツコツ頑張って諦めないことが大切で、転職を繰り返す人生はミゼラブルな結果しか残せない。と言っていたのが印象的でした。

「コツコツカツコツ」⇒コツコツやることが勝つコツだよ。

最後にそんな言葉でしめくくっていました。

 

2012年3月19日 (月)

先輩はいつまでも先輩

120202_2047~001大学のクラブ(野生動物研究会)のOB会を20年ぶりにやることになり、ひょんなことから自分が幹事を仰せつかりました。

私は筑波大学の5期生で、私が入学した時の4年生がこのクラブを創設しました。

その創設時の会長と、副会長から「高井、新宿で打ち合わせをしようぜ!」とのご指示があったため、同期の友人を1人誘って新宿の思い出横丁に行きました。

クラブも出来て35年が経ち、推定では300~400人のOBがいるのだそうです。

しかし、名簿がある訳でもないので、OB会をやるには、これからネットワークを通じて地道な名簿作りから始めなくてはなりません。

そして、先輩方の「高井さあ、何とか4月には初回の飲み会をやり、夏か秋には一緒に山に行けるようにしたいよなあ。」とのご意向を受けて、土日の忙しい仕事が生まれてしまいました。

同じクラブを出た仲間が集まるのはとても楽しく、みんな喜んでくれると思うので遣り甲斐がありますが、1から手探りの名簿作りをして、会合を開くのはなかなか面倒な仕事です。

学校の先輩はいつまでも先輩なんでしょうね。特に1年の時の4年生なので格が違います。

何故か今でも100%言うことを聞いてしまう自分に、ちょっと驚いています。

 

 

2012年3月16日 (金)

働きやすい?

今回のリサーチャーの求人に、マクロミルで5年ほど勤務している在職者からの応募もありました。

同じ業態のネットリサーチ会社で5年経験していますので、即戦力という面では良い方だと思います。

しかし、経験している業務内容を詳しく見ると、リサーチャーというより、オペレーターとしてのキャリアしかありません。

そして、その中でも特定の業務を担当しているため、あまり応用力やリサーチャーとしての技術力がある様には感じられなかったため、書類選考で見送ることにしました。

それから、志望動機に「御社の方が働きやすい環境だと思ったので応募しました。」と書いてありました。

同社はなかなかのハードワークで、平均残業も90時間ほどあると聞いています。今回の当社の求人に「昨年度の平均残業時間が35時間」と書いてあるのを見て、当社の方が「働きやすそう」と思われたのかもしれません。

でも同社のハードワークに耐えられなかった方が、当社で活躍できるのでしょうか?そんなこともちょっとネガティブに感じました。

リサーチャーとしての経験や技術が豊富な方に入社いただくことで、来期の業績拡大を推し進めたいと思って採用を計画しています。残業が少ないという志望動機だとちょっとパワー不足に思います。

2012年3月15日 (木)

RG経験者採用

現在、リサーチャーの経験者の採用活動を進めています。

現在の業務量と残業時間などで見る限り、春に野沢さんが入社することで来期に必要な生産キャパは確保できると思います。

また、決算を考えればここは増員しないで、できるだけ効率的な経営を心がけた方が業績向上にとっては良いと思います。

しかし、これから当社の付加価値を高めて、専門サービスの技術力で評価いただける会社になるためには、質的改善のための投資として経験者の採用が必要だと考えています。

技術力の向上の中心は、社員の皆さんが勉強し、色々な業務経験を積むことで成長することです。

しかし、それだけだと時間がかかりますし、効率が悪いこともあるので、短時間でのキャッチアップや、現組織への刺激という面でも経験者採用が有効だと考えました。

3週間ほど前から求人を始めましたが、今回も100人近い応募者がありましたが、その中には博士課程で情報分析を専攻して研究機関で働いている方や、リサーチ会社で5年以上働いた経験があり転職経験のない候補者が5人ほどおられました。

これらの方々と真剣に向き合って、当社の価値観に合い、技術向上に寄与できる方を探したいと思います。

2012年3月14日 (水)

割引券

120210_1709~001会社の代表になると、名前はオープンになりますし、帝国データバンクや東京商工会議所などに連絡すれば、個人の趣味や自宅の住所、卒業大学なども入ったリストも数百円で売られています。

会社の代表の情報は、保護されるべき個人情報には該当しないようで、名前と住所が簡単に手に入るためか、会社には私宛に色々なDMが送られてきます。

でもあまり良い情報もないので、2週間ほど溜めて20件ほどをまとめてざくっと見て、ほとんどはそのまま捨ています。

先週来たDMには六本木の高級会員制クラブの案内があり、中には割引券が入っていたのですが「ヘネシーXOを通常50,000円を12,000円で特別ご提供!」とありました。

そして、パンフレットには「拘りはいい女の追及!」というキャッチフレーズが書いてあり、綺麗なお姉さんが微笑んでいました。

こんな不況の時でも、こんなDMのパンフと割引券を見て、じゃあ行ってみようかな、という親父がいるのでしょうかね。

DMは「センミツ」の世界だといいます。1,000件送って3つの反響ということです。仮にこちらのDMが1件500円とすると、1人のお客様の来店に17万円のマーケティングコストがかかっている計算です。

この費用を取り戻す料金がチャージがされるわけですから、いくらお姉さんの微笑が魅力的でも、怖くて行けませんよね。

2012年3月13日 (火)

ハイボール

JACS公開セミナーで聞いた、サントリー酒類の和田宣伝部長の「サントリーウイスキーのブランド戦略」の話ははとても面白く勉強になりました。

私自身も最近はウィスキーを飲まなくなりましたが、いつの間にかウィスキーは飲み難く、かっこ悪く、親父臭い飲み物になっていて、25年間もウィスキー市場は年々縮小していて、市場規模は最盛期の1/5にまで減少しているのだそうです。

そして、サントリーさんとしてもずっとウィスキーの復活のために、色々なマーケティングの取組をしてきましたが、ことごとくうまく行かず、減少傾向を食い止めることができなかった訳です。

そういう意味ではサントリーさんのウィスキー戦略は25連敗もしていたことになります。

それをストップしたのが「ハイボール」のヒットです。

「サントリーハイボール」でもなく、「角のハイボール」でもなく、「ハイボールという飲み方」のブランド化を推し進めたのが成功した要因だったようです。

何故ハイボールのキャンペーンが始まったか。どの様な狙いで展開したか。どの様なマーケティングの手法を使ったのか。

居酒屋さんの店内メディア化の成功とは、小雪さんや菅野美穂さんのCMに隠されたストーリーマーケティングとは・・・、と本当に面白く、なるほどそんなことまで考えていたのか、そこまで徹底してやっていたのかと関心するばかりでした。

クライアントの皆様が、どんな気持ちでマーケティングを展開しているのか、こういうセミナーで実感することも大切なマーケティングの勉強だと思います。

2012年3月12日 (月)

日本消費者行動研究学会 公開セミナー

日本消費者行動研究学会(JACS)の第2回公開セミナーが、3/5(月)に早稲田大学で開かれました。こちら森さんと2人で参加してきました。

120305_1307~001JACSさんは毎年2回、6月と11月に東京と地方で大規模なコンファレンスを開催していて、こちらはもう43回も続いていますが、「公開セミナー」は昨年度の守口会長(早稲田の教授)の発案で昨年から始めたばかりで、今年で2回目なのだそうです。

今年の公開セミナーのテーマは「ブランド戦略論を展望する」というもので、3人の大学の先生と、2人の企業のマーケティングの実務に携わっている方の講演でした。

今年の実務担当者は、グーグルのマーケティング本部長の岩村様と、サントリー酒類宣伝部長の和田様の発表でした。

大学の先生方の学術的な研究の報告も興味深い内容でしたが、グーグルさんとサントリーさんの具体的な取組を詳しくお聞きできたのは、大変に面白くて勉強になりました。産学の両方から、理論と実戦の話しが聞けるのは貴重です。

昨年の第1回の公開セミナーも参加した私の印象としては、「消費者行動研究コンファレンス」よりもこちらの「公開セミナー」の方がレベルも高く、興味あるテーマをぎゅっと圧縮されていて勉強になると思います。

こんなに素晴らしいセミナーを学会会員(当社は会員です)や学生は3,000円、一般の方でも5,000円で聴講できるのですから大変お得です。

3月だとなかなか参加し難いですが次回チャンスがあれば出てみて下さい。

JACSの公開セミナーはお勧めです!

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■<第二回JACS公開セミナー開催のご案内>
■『ブランド戦略論を展望する ~理論と実務の現在と未来~』
http://www.jacs.gr.jp/announcement/index.htm

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13:00-13:05 会長挨拶: 高橋郁夫(日本消費者行動研究学会会長・慶應義塾大学商学部教授)
13:05-13:10 企画者解題
13:10-13:55 岩村 水樹(グーグル(株)執行役員 マーケティング本部長)
「グーグルのブランド戦略」
14:00-14:45 久保田 進彦(東洋大学経営学部教授)
「ブランド・リレーションシップ研究の現在」 配布資料(公開版)
14:45-15:00 休憩
15:00-15:45 青木 幸弘(学習院大学経営学部教授)
「ブランド・エクイティ研究の展望」 配布資料(公開版) 参考文献
15:55-16:40 和田 龍夫(サントリー酒類(株)宣伝部長)
「サントリーウイスキーのブランド戦略」
16:45-17:15 田中 洋 中央大学ビジネススクール教授
「ブランド戦略の今後」 配布資料(公開版)
17:15-17:45 Q & A

2012年3月 9日 (金)

学生の認知度

協業のお打合せでIBM(旧SPSS)の方と打ち合わせをして、面白い話を聞いたので紹介します。

その方はもともとSPSSの人で、もう5、6年前から何度も会っています。今でもそうですが、日本消費者行動研究学会の事務局はこの方の部署が担当しているので、年に1度のカンファレンスに行くといつも受付をしています。

そして、パーティでは必ずいるので、そんなところで少しづつ話をして、色々な相談ができるようになりました。

こういうところに継続的に参加することは、そんな人脈作りにも役立つことなので、マネジャークラスの方にはそんな狙いからも関連するイベントには顔を出してもらうと良いと思います。

このIBMの知人が首都大学東京の学生さんと話をする機会があったのだそうです。そして、その学生さんから「IBMってパナソニックの1部門ですよね。」と言われたのだそうです。

「IBM=パナソニック」って全く意味が分りませんが、IBMがパソコン事業をレノボに売却してからもう5、6年経つので、学生さんにとってIBMは全く接点のない、関心のない会社になっているのだそうです。

そのため学生の認知度がどんどん下がり、就職ランキングも100位の圏外になっていると聞きました。

やはり事業構造によって会社の見られ方も大きく変わるのだなあと面白く聞くことが出来ました。

それにしても、「IBMってパナソニックですよね。」というのは凄い発想ですね・・・

2012年3月 8日 (木)

SPSSとの協業

関係しそうな人にはメールでもご案内しましたが、2年前から相談をしてきたSPSS(正式にはIBMのSPSS部門)とのアカデミック対応の協業がやっと進むことになりました。

具体的にはIBMのSPSSサイトに、MyELデータを大学の演習用に提供して、個別調査も当社で対応できることをサイト上で表示してもらったり、当社のデータをSPSSで分析した事例を大学の先生に作ってもらい、それを彼らと弊社でPRして行くこと等を想定しています。

これまではネットマイルがデータ提供面で協力をしてきましたが、当社の方がデータも豊富にありますし、リサーチの対応力もあるということで切換えてもらいました。

大学の分析系の先生方にとってSPSSはかなり有名ですので、接点は多く、信頼も強いと思います。

そこと組んで一緒にプロモーションをして行ければ、「大学の先生方の仕事を増やす」という当社の方針にも合った行動で、MyELのデータ販売と、先生方のリサーチ受託の両面での効果が期待できるでしょう。

また、大学の先生方はデータの品質に拘っている方が多いのと、かなり複雑で難しい調査が多いので、当社の強みも発揮できると思います。

SPSSさんとの協業も着実に進めながら、大学関係のお仕事がもっと増やせるように頑張って行きましょう!

 

2012年3月 7日 (水)

パネル検証調査

自社パネルで対応できない場合は、外注パネルを使ってでも対応する。という方針で動いたのは確か3年前になると思います。

その時は業務提携をしているインテージさんのパネルを使うということで、両社で詳細な検証調査も行って、両社のパネルに大きな質的違いがないことを確認してから利用を始めました。

その後、インテージさんのパネルで対応できない時や、どうしても予算的にインテージさんのパネルだと負けてしまう時に限って「楽天リサーチ」のパネルを使うことも進めています。これは1年ほど前からの対応になります。

しかし、楽天リサーチさんの場合はパネルのデータ検証をしていませんでした。その様な状態で頼んだデータを当社のサービスとして提供するのはどうか?、という認識から検証調査を行うことにしたものです。

最近はあまり聞きませんが、2、3年前までは楽天リサーチさんのパネルは問題がある。とよく聞いたこともあります。そのため、調査傾向に大きな相違が見られる場合には、利用を取り止めることも視野に入れて検証調査を行うことが必要なのだと考えています。

今回は楽天リサーチさんだけでなく、GMOリサーチさんのパネルも同様な調査を行って、当社と外注パネルの2社との比較検証を行います。

3月の中旬には調査結果がでますので、その時に結果と方針は共有します。

 

2012年3月 6日 (火)

残業時間について

先週は遅刻のことについてお話したので、時間管理という面で残業時間についても紹介します。

残業時間も遅刻と同じ様に、毎月の実績表はマネジャーの皆さんには配布していて、残業の水準に問題がないか、特定の人に残業が偏っていないか、という視点で毎月見ています。

これによると、今期の4月~1月の平均残業時間は「29.3時間/人月」となっています。残業の少ない契約社員の方を除いても35時間くらいで、1番残業の多い方でも「50.0時間/人月」ですので、労務管理上は問題はないと考えています。

当社も4、5年前の1番忙しい頃は平均残業時間は45時間を超えていました。その頃と比べると15時間くらい組織全体の残業水準は下がっています。

リサーチ業界は労働集約型サービスのため残業が多い業界だと言われています。インテージさんでも平均で30~40時間の残業時間があるそうですので、40時間くらいの残業は仕方がないと思って下さい。

マクロミルさんは数年前は平均残業時間が100時間を超えていたため問題になり、組織的に残業を減らして、今は90時間程度になったという噂も聞いています。これが正しいかどうかは分りませんが、彼らは相当な残業を行っていることは間違いありません。

私は皆さんに90時間の残業をお願いしてまで高い利益率を作ることは望んでいません。しかし、この様に猛烈に働いている会社と同じ市場で毎日戦っていることも意識しなくてはいけません。

私の理想の経営は30~40時間の残業時間で、10%程度の利益率を確保し、毎年10%強の成長を続けるようにすることです。

この様な経営ができるように工夫していきたいと思います。

2012年3月 5日 (月)

イルミネーション

120219_1857~001週末に富士山を見たいと思って静岡方面に出かけて来ました。

残念ながら富士山の頭には雪雲がかかっていて、裾野は綺麗でしたが雄大な景色を拝むことはできませんでした。

しかし、夕方に立ち寄った御殿場にある「時之栖のイルミネーション」はなかなか迫力があってすごかったです。

約500メールくらいがずっとこの様なイルミネーションの光のトンネルになっていて、寒空の中で歩いていても、別世界を巡っているようで不思議な感じがしました。

ここはイタリアのベニスをテーマにしていて、途中ではプロのテノール歌手がカンツオーレなども歌っていたりして楽しめます。

3月中旬までのイベントのようですが、機会があれば足を伸ばしてはいかがでしょうか。

一軒の価値のあるイルミネーションだと思いますよ。

http://www.tokinosumika.jp/illumination/

2012年3月 2日 (金)

遅刻を叱ってくれた先輩

遅刻に対してちょっとうるさく言いましたが、それに関連した私の20代の経験をご紹介します。

会社に入って2年目、まだ25歳の頃だったと思います。

その頃は私も毎日、9時、10時まで働いていた時期ですが、ある日に残業の後で職場の先輩達と神田のおでん屋に飲みに行きました。その日は9時頃から12時くらいまで飲み、4人でお銚子を20本くらい空けてしまいました。

自宅に帰ったのは夜中の1時でずいぶんと酔っていました。

そして、目覚ましをかけるのを忘れていたため寝坊をしてしまい、慌てて遅れることを電話で伝えて10時過ぎに出社をしました。これが私にとって社会人で始めての「遅刻」でした。

課長のところに行って「申し訳ありませんでした。」と言うと、「次から気をつけろよ。」とだけ言われて席に戻り仕事を始めたのですが、銀行から出向していた5才年上の、前日一緒に飲んでいた先輩から「高井君、ちょっと」と言われて会議室に呼ばれました。

よく飲みにも行っている優しい先輩でしたので、「昨日はちゃんと帰れたか」位の世間話だと思っていたら、「お前何で遅刻なんかしたんだよ。飲んだ翌日に遅刻するなんて、社会人として失格だぞ!、CRCは甘いから何も言われないけど、これが銀行だったら大変なことだ。もう2度とみっともない遅刻なんてするな!」とマジに叱られました。

CRCには15年近く勤務しましたが、恐らく遅刻はその時の1回だけだったと思いますし、あまりまわりに遅刻をする人もいなかったと思います。

その先輩とは今でもたまに飲みに行きますが、若い時に時間を守る大切さを教えてくれたことに感謝しています。

当社はあまり規則にうるさい会社ではありませんが、そんな経験もあるので、若い社員の皆さんには、世間の常識である「時間を守ることの大切さ」はお伝えしたいと思っています。