ダム式経営
経営の神様と言われた今のパナソニックの創業者、松下幸之助さんの本が好きで何冊も読んでいます。
この中で印象的だった1つが「ダム式経営」の話です。
「経営にもまたダムがなければならない。経営者は『ダム式経営』、つまり余裕のある経営をするよう努めなければならない」というのが松下さんの持論でした。
そして、ある講演会で聴講者から「このダム式経営をやるにはどうしたら良いか教えて下さい」という質問を受けた時に、「まずやろうと思うことでしょうな」と答えたのだそうです。
その時に聴衆の多くは嘲笑したそうですが、そこで「身の震えるような感激と衝撃を受けた」という経営者がいました。
その方が京セラ創業者の稲盛和夫さんなのだそうです。
そんな逸話を稲盛さんの書籍を読んで知り、やはり想う事の大切さを感じました。
「会社が適正な収益を生んで、成長と発展を実現し、社員の皆さんを始めとした関係者がハッピーになる」には、まず私達全員がそれをやろうと思うことなんでしょうね。
松下幸之助さんが書いた「道をひらく」という本はかなりのベストセラーで、皆さんにも参考になると思うので読んでみると良いですよ。
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まず願うこと――繁栄への発想
川にダムがなければ、少し天候が狂っただけで、洪水になったり、干ばつになったりする。しかしダムをつくれば、せきとめ溜めた水をいつでも有効に使うことができる。それは人間の知恵の所産である。経営にもまたダムがなければならない。経営者は『ダム式経営』、つまり余裕のある経営をするよう努めなければならない
幸之助は、京都の中小企業経営者が集まった講演会で、持論の“ダム式経営”の勧めを説いていた。
話が終わったとき、一人の経営者が質問をした。
「いまダム式経営が必要だと言われました。が、松下さんのように成功されて余裕があるところではそれが可能でも、私どもにはなかなか余裕がなくてむずかしい。どうしたらダムがつくれるのか教えてください」
「そうですなあ、簡単には答えられませんが、やっぱり、まず大事なのはダム式経営をやろうと思うことでしょうな」
このときの聴衆の一人に、今は世界的な企業に成長している会社の経営者がいた。創業して四、五年、まだ経営の進め方に悩んでいたころである。
この幸之助の答えにその経営者は、身の震えるような感激と衝撃を受けたという。
https://konosuke-matsushita.com/episodes/idea/no2.php
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