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2021年4月

2021年4月30日 (金)

取引単価の引上げ

インターネット調査の基本料金を8%引上げたからといって、売上単価が8%引き上がるとは思っていません。

継続案件もあるし、価格競争で勝負をしなくてはいけないこともあるし、オフライン調査の料金は変わっておりません。

今回の料金テーブルの引上げは「モニター使用料」の単価を引上げることで設計したものです。

それでも見積の基準が引き上がることで、一定程度の単価引き上げにはなると期待しています。

今期のリサーチサービスの売上計画は前期比111%です。

これを今と同じ単価で取引をすれば、案件を11%増やさなくては実現できません。

今回の8%の値上げによって、平均単価が5%引上げられれば、案件を約6%増やせば実現できます。

取引き単価を5%引上げながら、新規のお客様も積極的に開拓して、案件数を6%増やして、リサーチサービスの売上を前期比111%以上に持って行くのが、今期の計画達成のイメージです。

新料金でも価格優位性はあるし、良い品質のリサーチサービスを提供し続ければ成長は作れると思うので、1Qから業績改善が出来る様に頑張って行きましょう。

今期の1つの戦略方針が「上期の決算改善に努める」です。

上期で10M以上の利益改善ができれば、下期に過度な業務対応をしなくても計画の経常利益50Mは達成できると考えています。

計画を達成して適正な利益が確保できれば賞与や昇給を通じて皆さんの処遇を改善できるし、新しい事業への投資も出来るので、事業の好循環に繋がります。

今期も計画達成に向かって、しっかり取り組んで行きましょう!

2021年4月28日 (水)

リサーチ料金の値上

朝会や決算説明会でも話をしましたが、4月16日からインターネット調査の基本料金を3年ぶりに見直しました。

内容はデータ回収の料金を約10%引上げて、調査設計やレポート作成は据え置いたので、全体として8%ほどの値上です。

その理由と目的は主に2つです。

1つは製造原価率が上がっているため、それをカバーすることが必要だと判断したためです。

人件費も上がりますが、外注パネルの利用料と、今期から新アンケートシステムの開発費の7千万円を5年間で償却するため、年間で1400万円ほど製造原価が増えるのが大きな要因です。

もう1つの理由は、この数年間で過当な価格競争がなくなっているという市場環境によります。

製造原価が上がっているのは競合他社も同じで、6、7年前からインターネット調査の高い市場成長もなくなり年間で2~3%成長が続いていて、各社の供給過剰が収まっています。

そのため営業の皆さんが見積を出すと、「マイボイスコムさんはかなり安いですね」という反応が増えているとの報告もありました。

実際、今回の値上げでも当社のデータ回収の料金は、マクロミルの83%、クロス・マーケティングの81%、楽天インサイトの90%の水準で、まだまだ価格優位性は保てています。

価格を引上げるのは経営的に怖いことでもあるのですが、これらの状況を見て、この4月から基本料金を引上げる決断をしました。

今回の料金も私達が良いサービスを提供して行けば、十分にお客様にご理解いただける水準です。

自信を持ってこの料金で提案して下さい。

2021年4月27日 (火)

営業プロセスの強化

もうすぐ4月も終わりGWに入ります。

例年、4Qはかなり忙しく働いて、年度初めの4月も決算だ、予算だ、組織変更や人事評価だとバタバタしているうちにGWになり、5月後半からそろそろ今期の営業に動くような流れでした。

でもそれでは1Q案件の取り込みは間に合わないし、その反動が7月、8月の大幅な売上減少の原因になっていたのかもしれません。

もともと下期偏重の売上でしたが、この3、4年は特に上期決算が悪くなっています。

今期計画である50Mの経常利益を達成するには、上期の改善がマストです。

下期の人事評価を付けていて気づいたのですが、前期は営業の行動プロセスである顧客面談数が大幅に減少していました。

上期は4月から緊急事態宣言で8割在宅から始まり、どの様に営業に動いたら良いか手探りだったからだと思っていました。

しかし、下期も営業面談数は少ないままで、数年前と比べて半減しています。

前期は大学案件と伊藤忠案件でリサーチ売上は増えましたが、経営会議で田井さんから事業会社の売上が減少しているという報告があり疑問に思っていました。

直接話したこともない会社に、重要なリサーチの相談はしてくれません。

私達の存在と、サービスと特徴を知っていただき、自分自身のことも知っていただいて、信頼していただく活動をすることから営業は始まりです。

コロナで営業訪問は難しくても、リモート面談は出来ますし、リモートなら移動時間もないので効率的で、地方も含めて沢山のお客様と面談することができると思います。

事業会社はこちらから動いて提案しないと仕事は作れません。

特にコンサル型リサーチは課題を聞いて、適切な企画提案書を出すことが不可欠です。

営業の皆さんは、「行動プロセス」を意識した営業活動を進めて下さい!

2021年4月26日 (月)

当社の基本的価値観

会社という法人は適切な利益と成長を生まないと継続できませんし、ステークホルダーといわれる利害関係者(顧客、従業員、株主、債権者、仕入先、地域社会等)がハッピーになれません。

そのために事業計画があり、お客様(顧客)に喜ばれるサービスを計画的で組織的に提供して、成長と利益を生み出す活動が事業なのだと思います。

そして、その事業を推進するための基本的な価値観が、経営理念であり、ミッション、ビジョン、バリューになります。

当社の経営理念は年に何度かは話をしていますが、新しい事業年度の始まりですから、このタイミングで以下の内容を確認して下さい。

そして、この価値観や基準に従って事業活動をすることは、社長である私も含めて遵守することを確認して下さい。

これはどうしたら良いかと迷ったら、これらの基準で考えて判断するのが当社の法律です。

〇マイボイスコムの経営理念

https://www.myvoice.co.jp/company/philosophy.html

経営理念(Corporate philosophy)

「生活者と企業のコミュニケーションメディア」として、クオリティの高い生活者情報と専門性の高いサービスで企業のマーケティングを支援し、豊かな消費生活に貢献する。

私たちのミッション(Mission)

生活者の意見を企業や社会に届けることで、より良い商品やサービス、社会の実現を推進し、生活者の幸せや満足に貢献します。また、信頼性の高いサービスを提供し、お客様の意思決定に寄与することで、お客様の事業発展にも積極的に貢献します。

私たちのビジョン(Vision)

  • 信頼性と専門性の高いサービスで、お客様に喜ばれる会社を目指す。
  • 独自性の高いサービスと提案力で、お客様に選ばれる会社を目指す。
  • 情報発信力が強く、社会的プレゼンスの高い会社を目指す。
  • 社員の主体性と成長を尊重し、物心両面で豊かになれる会社を目指す。

行動指標(Value)

  • 常にベストを尽くし、成長に向かってチャレンジする。
  • お客様とモニターの信頼と満足を第一に考えて行動する。
  • 社員の主体性と専門性で、付加価値の高いサービスを提供する。
  • 独自性の高いソリューションを積極的に創出する。
  • お互いの個性と人間性を尊重して助け合う。

2021年4月23日 (金)

組織と個人の選択

15年も一緒に働いていた栗田さんが今月末で退社することは、会社としても個人としても、とてもとても寂しく辛いことであります。

しかし、当社の仕事が嫌で他のリサーチ会社に転職するのではなく、15年も前に勉強して取得した中小企業診断士の資格があり、その後も研究会で勉強し続けていて、地域の中小企業を支援する仕事がしたいという希望と、将来は独立したいという夢に向かって挑戦する。

というのですから反対はできませんし、その希望が実現して、彼らしい有意義な職業人生になるよう応援したいと思います。

私自身も会社に言われたITコンサルではなく、自分が好きで知見も出来たリサーチの仕事を続けたい、やるべきだと思って起業した人間ですので彼の気持ちは良く理解できます。

数日前に2人で食事をしながら話しましたが、40歳を超えて職業人生の折り返し点に立って、本当に自分がやりたい仕事は何かを3年考え続けて「中小企業を支援する仕事で独立して働くことだ」という結論になったということですので、これはやるしかありません。

ただ、独立や起業はかなりリスクがあることで、自分の時間や家庭生活を大きく犠牲にすることでもあるので、強い覚悟を持って臨むべき選択です。

このあたりは自分の体験も色々と話をさせてもらって、決して途中で諦めないで頑張る様にということと、その決断を応援していることを伝えて送り出しました。

会社として彼が抜ける穴は大きいですが、組織はそれを組織的にカバーして前進して行くものです。

そして、個人の幸せの総和が1番大きくなるのがベストというのが私の考えでもあります。

栗田さんのこれからの挑戦と頑張りを応援し、時々は食事でも誘って見守りたいと思います。

2021年4月22日 (木)

リサーチ市場の変化2

日本のインターネット調査は世界で1番安いといわれています。

それは、マクロミルが仕掛けたインターネット調査の自動化による、早さと安さの競争の結果でした。

そして、安さを訴求するため、回答者への謝礼も3ポイントとか、5ポイントという、それまでのリサーチ業界の常識では考えられなかった水準まで下げたことが、モニターの裾野が広がらない原因になっています。

お客様に早くて安価なサービスを提供することは良いことですが、これまでの1/4の水準まで下げて、世界で1番安くしてしまったのは、リサーチの品質を考えると間違いだったと思います。

インターネットの活用で効率性が大幅に進むこと、これまで出来なかった大量のデータの回収や、双方向性の回収や、動画やサイトの活用、回答導線の制御、リッチなテキスト等の改善も素晴らしいことです。

ただし、早さと安さと自動化の競争でなく、お客様の意思決定に役立つリサーチが提供できるもう少し余裕のある市場環境を作ることが必要だと感じています。

それは当社だけでも数社のリサーチ会社だけでも変えられません。

マクロミルやクロス・マーケティング、楽天インサイト等がこの条件を続けていると、それが市場の基準になって変えられないのが辛いところです。

今の条件ではお客様にご満足いただけるサービスが提供できないなら、リサーチ業界全体でより良い品質のサービスが提供できる環境に改善すべきで、3年ほど前にJMRAがその基準作りをするという話しもありましたが全く進んでおりません。

市場環境は当社1社で変えられるものではありませんが、自社でやれることもあります。

当社は当社が出来ることで、リサーチサービスの質的改善に取り組んで行きましょう!

2021年4月21日 (水)

リサーチ市場の変化

インターネット調査がなかった1990年代までは、色々なオフラインの調査手法を組み合わせながらお客様のリサーチ課題に対応していました。

その頃とインターネット調査が過半数の現在とで大きく異なる環境は、それを遂行するための時間と費用です。

以前の郵送調査であれば、まずは関連文献を集めて、日経テレコンで関連する記事も収集して、お客様とも何度も直接会って打ち合わせをしながら調査票を設計し、印刷に出し、ラベル作成、発送、回収、チェック、パンチ、集計、レポート作成という手順で進めていました。

そのため、標準的なケースでも時間は3ヵ月はあり、300件回収でも4,000件ほどの発送も必要でしたから予算も4~500万円はありました。

それがインターネット調査では調査票設計からレポート作成で、30問で1,000件回収しても約100万円で3週間という感じになっています。

時間も費用も以前の4分の1位です。

それはお客様にとっては、より安い経費で、早く、大量のデータで調査結果を見ることができるので利便性は4倍も良くなったといえます。

しかし、リサーチ会社の立場は、お客様と課題や調査内容を打ち合わせる時間も経費もなく、とにかく沢山の数のリサーチを効率的に回さないと会社が成り立たない。という厳しい環境で慌ただしく動かざるを得ないのが今のリサーチ市場のように思います。

お客様からはリサーチ会社の技術力が低下したとか、リサーチしたけど意思決定に役立たなかったという評価が増えています。

これはリサーチの経験も愛着もない方がネットリサーチ会社を起業し、時間と費用を1/4まで極端に下げてしまったのが原因ですが、お客様とリサーチ会社の両方にとって不幸なことだったように感じています。

2021年4月20日 (火)

お礼参り

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私が住んでいる浦和駅の周辺には、町内会にあり神輿を担いでいる本太氷川神社と、駅の反対側にある調神社という大きな神社が2つあります。

この2つの神社には月に3回はお参りをしていて、家族の健康と幸せと、マイボイスコムの商売繁盛と社員の皆さんの健康を幸せをお願いしています。

前期は計画達成の良い業績になったので、週末に2つの神社をお参りしてお礼の報告をしてきました。

私が社内ベンチャーで起業する時に、ビルマ出張などでお供をさせていただき、その時には会長となっていた高原友生さんと、何度か2人で食事をしながら教えをいただいたことがありました。

高原さんは伊藤忠さんでエネルギー本部長をされていた、世界を股にかけていた経験豊富なビジネスマンであり経営者の方です。

その方から「高井君はどんなビジネスをするのか?」と聞かれて「インターネットで生活者を組織してフォーカスグループを作り、、、」と説明すると、

「よく分からんがそれはコンピューターを使うから数学の神様だな。それなら数学の神様である秩父神社に参拝して来なさい。会社経営は神に祈るつもでやるものだ。」というアドバイスをいただき、その週末に秩父神社に行ってお参りして会長に「行ってきました」と報告しました。

神様に祈っても現実を改善することにはならないのかもしれません。

でも故高原さんから伺った「会社経営は神に祈るつもでやるものだ。」ということは、22年も経営をやった今は良く分かります。

今期も神に祈るような気持ちで、会社が良い発展と前進ができるように尽力します。

皆さんも、皆さんの良き職業人生のために頑張って下さい。

2021年4月19日 (月)

今期の経営計画

今期の経営計画は以下の通りです。

定量目標は売上を前期比115%で伸ばして、経常利益で50M(前期比121%)を出すことです。

セグメント別売上では、リサーチが111%、TextVoiceが237%、MyELが147%で、TextVoiceとMyELの固定収益事業を大きく伸ばす計画にしています。

TextVoiceは昨年度下期から良い動きになっていて、既に昨年度の160%まで見えていますし、MyELも日経新聞との連携や、ウィングアーク1st社とのMyEL-BI開発等があるので、大きく伸長できると考えています。

経営方針は下記の通りで、詳細は火曜日と水曜日の決算説明会で説明します。

皆さん、新年度もよろしくお願いします。

◇経営理念

「生活者と企業のコミュニケーションメディア」として、クオリティの高い生活者情報と専門性の高いサービスで、企業のマーケティングを支援し、豊かな消費生活に貢献する

◇基本方針

デジタルマーケティングの固定収益事業の創出で収益の安定を図り、コンサル型リサーチサービスの強化に努める

◇戦略方針

◆TextVoiceとMyELの独自資源でデジタルマーケティングの固定収益事業を創出する

◆事業会社と大学をターゲットにした営業を推進しコンサル型リサーチサービスを強化する

◆伊藤忠インタラクティブとの連携で、伊藤忠グループのDX事業に関わる業務を積極的に開拓する

◆固定収益事業とDX事業の継続案件によって上期の決算改善に努める

2021年4月16日 (金)

2020年度決算

昨日の取締役会で2020年度決算が確定したので、皆さんにもまず概要をお伝えします。

昨年度の利益計画は経常利益30.6M、税後利益30.0Mでした。

これに対して実績は経常利益41.5M、税引後利益45.6Mで、計画を上回る実績を出すことが出来ました。

経常利益より税引後利益が多いのは、法人税等調整額等の税効果会計があるためです。

12月時点では経常利益16Mの見通しでしたが、4Qで伊藤忠さんのDX関連の大型案件を受注したため、4Qで22.5Mも業績を引上げたことになります。

上期は▲30Mもの赤字で4Qに入った2月時点でもまだ▲3Mの赤字なのが、3月だけで一気に44Mもの利益を出しての黒字決算でした。

前期は特に4Qの比率が大きくて、3月まで見通しが立たなかったというのが実感でしたが、やはり上期に大きな赤字を出して2月まで赤字というのは是正すべき課題です。

この構造的な課題を改善するため、今期は1Qと上期の改善を進めて行きましょう!

何とか前期は計画を上回る良い決算を出すことが出来ました。

これも皆さんが誠実に責任感を持って業務に取り組んでくれたお陰です。

これでこの下期賞与は久しぶりに増額して計画通りに出すこともできます。

皆さん、本当にありがとうございました。

詳細は来週説明会をやって説明します。

2021年4月15日 (木)

投資ファンド売却

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日立製作所は7日、上場子会社の日立金属
を米投資ファンドのベインキャピタルと国内系ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)などの日米ファンド連合に売却する方針を固めた。売却額は8000億円を超える見通し。日立はIT(情報技術)を軸とした事業の集中と選択を進め、独シーメンスなど欧米大手に対抗する。

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日立金属は日立グループの御三家と言われていた名門企業です。

そんな企業でも投資ファンドに売却される時代になっています。

投資ファンドはその企業の収益力を引上げるため、かなり大胆なリストラを行って、購入した金額より高い金額で売却する商売ですから、働いている社員にとってはかなり厳しいことが行われます。

そして、いつの間にか日本の名門グループの名門企業で安定して働いていたのが、突然、中国系や台湾系の会社になるのですから大変ですよね。

電子大国として、シャープも三洋電機も日本を代表する大企業として輝いていたのですが、今は三洋電機はなくなり、シャープは台湾の会社になっています。

あの東芝まで投資ファンドに売却されるという話まで出ているのは驚きです。

これもすべて産業構造の変化や、経営の失敗から収益力を失ったからです。

私達が私達らしく働き続けるためには、お客様に喜ばれる良いサービスを提供して、黒字で良い利益を作り、成長し続けることが前提になります。

これは企業の宿命なので、今期もしっかりやって行きましょう。

2021年4月14日 (水)

営業面談の推進

リサーチ事業を2倍に拡大するには、既存のお客様の満足や信頼が第一ですが、新しいお客様を開拓することが必要です。

そして、まだコロナ禍で動き難いこともありますが、新規開拓では新しいお客様と会って、話して提案することが不可欠です。

私も新しい取引をする時には、1度もお会いしたこともない会社には頼みません。

興味を持った会社に連絡をして、まずはそこの営業の方と話しをしながら、その会社に相談して良いかどうかを判断しています。

メールだけでは情報量が少な過ぎて、会社の機能や特徴や価値を伝えることができません。

オンライン面談は既存のお客様と業務内容の打合せはできますが、できるだけ最初は直接会って話して相手を理解し、自分と当社を理解してもらうことが必要なんだと思います。

新規開拓営業はとても大変で、効率的に数字を作ることはできません。

それでも年間115%の売上増を作るには、毎月3、4社の新しいお客様を開拓することが必要です。

前期125%もの成長が出来たのは、たまたま京都大学や伊藤忠さんから大型案件が取れたからです。

それは必ずしも継続する案件ではありませんから、今後も会社を発展させて、良い仕事ができて、皆さんの処遇も良くするためには、新規開拓が必要になります。

営業の皆さんは、感染防止に注意しながら新規開拓の営業面談を進めて下さい。

新規開拓なくして企業の発展はないので、よろしく頼みます。

2021年4月13日 (火)

お客様(顧客)を広げる

当社の基本戦略は「固定収益ビジネス」で収益基盤を安定させて、Consultancy & Storyteller と言われる「コンサル型リサーチ」を実現することですが、それと並行してもっとお客様の裾野を広げることが必要です。

前期は大学案件の増加や、京都大学や伊藤忠さんの大型案件のお陰で売上が25%も増えましたが、まだまだ規模感が足りません。

当社は競合の大企業に押されたことや、システム整備の遅れ、新事業開発に注力していたこともあって、2015~2019年度の5年間でリサーチの売上が10%以上減少しました。

この減少分は前期でキャッチアップしましたが、会社を良くするには、もっと事業規模を拡大して、市場でのプレゼンスを高めなければなりません。

インターネット調査は装置型(パネルやシステムが不可欠)ビジネスの特性があり、多額の投資が必要なので縮小均衡の収益モデルは成り立ちません。

そのためにもっとリサーチの売上を増やし、良い決算で収益を作り、その利益を事業投資に回してより良いサービスを作る好循環に持って行くことだと考えています。

TextVoiceやMyELでの事業拡大も進めますが、リサーチ事業も5年後に今の2倍の事業規模にしたいと思います。

そのためには年間で115%の成長を続けることですので、既存のお客様に喜ばれるサービスを提供することに加えて、新しいお客様を作り、それらのお客様の信頼を作り継続的なお客様になっていただくことが不可欠な条件です。

そのため、会社としてはシステムの整備や、組織体制の強化、協業ビジネスの強化、広告や情報発信等の強化に努めます。

皆さんは、出来るだけ沢山の新しいお客様を訪問し、適切な提案営業と最適なサービス提供によってお客様の裾野を広げる努力を続けて下さい。

春から新規開拓を積極的に進めて行きましょう!

2021年4月12日 (月)

街頭調査の経験

先週の続きですが、私もCRC総研の時に色々なオフライン調査を経験しました。

その中でも街頭調査や訪問調査は大変な仕事だった様に思います。

ある時には宝くじの団体から「新しい宝くじ(ナンバーズ)を作る」という大型案件を受注しました。

6社のシンクタンクでの企画コンペで、野村総研や三菱総研などもいたのですが、かなり根気をつめて提案書を書いて、必死にプレゼンをして数千万円の大型調査を受注しました。

全国で3,000人もの個別訪問調査を実施する計画でしたから、これは失敗できないということで調査票の叩き台が出来た時に、そのテストのため3人の部下を連れて、府中の町で1日街頭調査をやったことがあります。

この時に無許可で由緒ある神社で声をかけていたら、神主さんからこっぴどく叱られて、取引先の銀行を通じて依頼主までクレームが行って大変な目にあいました。

また、東京都の「写真美術館調査」では10人ほどの調査員に1週間、恵比寿ガーデンに立ってもらって調査票を回収する現場監督もしました。

国際通信会社の「香港通信事情調査」では、香港空港で日本人旅行者から調査票を回収するために同僚と2人で1日中声をかけて酷い目にも会いました。

そんなに多くの機会ではないですが、何度かの経験で個人の方と直接対面する街頭調査は本当に大変なものなのだな、という実感だけは持ち続けています。

そんな実体験をすると調査員の皆さんが、汗水たらして集めていただいた1票1票の調査票がどれだけ貴重で大切なものか分かりますし、その結果をしっかり導き出す責任があると感じるものです。

インターネット調査とはまた異なる対面での調査票聴取もリサーチの実務として有益です。

私は当社の社員の皆さんにも、この様な調査の現場を経験してもらうことも必要だと感じています。

何事も自分の経験が1番の知見ですから、機会があれば積極的にやってみてください。

2021年4月 9日 (金)

春の花のエネルギー

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最近はあまり遠出ができないから、週末は近くをサイクリングしたりしています。

先週末は自宅から7、8キロにある埼玉スタジアムの周辺を散策しました。

丁度、桜が終わり、菜の花にバトンが渡されている時で両方の花のコンストラストを楽しみながら、水路にいる鴨達に餌をあげてのんびりした時間を楽しみました。

世の中はコロナ禍で重苦しく不安な環境が続いていますが、季節は確かに変わり、いつものように春の花は力強く咲いています。

新型コロナも自然現象であり、この桜の花や菜の花も自然の営みであると考えると、やはり自然の力の大きさに比べて人間の存在が弱いことを思い知らされます。

やはり自然の大きな力に対しては謙虚な気持ちを持ち、自分の置かれている環境に対して、自分に正直に、シンプルで素直で誠実に生きて行く姿勢が大切なのかもしれませんね。

コロナ禍に振り回される毎日の中で、春の花の強さとエネルギーに触れてそんなことを感じました。

2021年4月 8日 (木)

街頭調査の大変さ

今も業務は続いていますが伊藤忠さんの出口調査(街頭調査)では、沢山の調査員の方が毎日8~12時間もの間に沢山の方に声をかけて、1票1票集めて下さりました。

もちろんそれだけ沢山の費用を払って集めてもらったということですが、あの大変さは実際に自分でやってみないと分かりません。

皆さんも街でアンケートにお願いします。と言われても、そうですかとニコニコしながら対応しないんじゃないですか。

なんだそれはと思い、何か変な勧誘ではないかと勘繰り、不愛想にしたり、無視したりの連続です。

そんな中で主旨を理解してくれて、2、3分で済むなら良いよ。という協力者を見つけて1票1票集めるのは本当に大変な仕事です。

今回の出口調査でもあるお店の前で1人の男性から2回「お前らこんなところでアンケートなんかやるんじゃない。邪魔なんだよ。」というクレームがあり、そのお店での調査は継続しないということになりました。

定量的に分析するためには数百票というデータが必要で、それだけの調査票を回収するには数千人に声をかけなくてはいけませんから、その中には乱暴な人も虫の居所が良くない人もおられます。

オフライン調査はどれもなかなか大変なのですが、特に街頭調査はトラブルも多くて大変なんです。

それでもその場所でその時間でないと聴取できない情報もあるから、如何にトラブルが起きない様なやり方や対応を取るかに注力することが大切です。

今回も街頭調査等を専門にやっている渋谷リサーチさんに現場はお任せしました。

色々なノウハウと知見をコーディネートしながら、しかし最後は何があっても自分達で最終調整をする覚悟で対応して行くことです。

どんな時にも責任を持って対応する姿勢がお客様の信頼を生むのだと思います。

2021年4月 7日 (水)

オフライン調査

前期は伊藤忠さんのお仕事でかなり多くの街頭調査(出口調査)をやりました。

いわゆるインターネット調査ではない「オフライン調査」の1つです。

オフライン調査には、グループインタビューやデプスインタビューの様な定性調査と、会場調査(CLT)、訪問調査、ホームユース調査、郵送調査、街頭調査等があります。

当社はこれまでインターネット調査が殆どで、それにインタビュー調査の回答者に対するグルインを組み合わせるくらいが多かったです。

でもお客様のマーケティング課題の意思決定に寄与するためには、非効率で別なノウハウや知見も必要ですが、オフライン調査にも対応できることは重要になると思います。

インターネット調査では何が出来るのか、オフライン調査の各種調査手法では何が出来るのか。

それらの知見やノウハウをしっかり個人として、組織として身に付けて、お客様に最適な提案と、最適なリサーチ結果をお届けすることが、当社の価値であり、皆さん自身の職業人の価値になります。

私がCRC総研で働いた約15年では本当に色々なことをやりました。

というよりやらざるを得なくて、殆ど誰からも教えてもらう訳ではなく、本を読みながら手探りの試行錯誤で取組みました。

郵送調査、訪問調査、街頭調査、グルイン、インタビュー調査、会場調査、海外調査、統計分析、需要予測、委員会運営、、、何でもやりましたし、やらされました。

でも大体のことは手探りで学びながらでも一生懸命にやれば、大体のことは出来ましたし、お客様には喜んでいただけたと思います。

そして、それが仕事で役立っている実感になり、仕事を面白くして、自分の自信にもなっていったように思います。

これからうちはオフライン調査にも積極的に取組んで行きますので、初めてのことでも積極的に取組むようにして下さい。

それが皆さん自身の仕事力と価値を高めることです。

2021年4月 6日 (火)

在宅勤務について

あるリサーチ会社の役員と情報交換をしました。

最近どんなことが起きているのか、時々同業の経営者と話をするのも大切な情報になります。

この会社では昨年4月の非常事態宣伝から9割もの在宅勤務を続けて来たのだそうです。

最初は在宅ワークでリサーチの仕事ができるのか不安だったそうですが、それなりに慣れてきたため昨年度の業績も悪くないとのことでした。

でも2つの大きな課題が出てきたと話してくれました。

1つは残業時間が平均で10時間以上も増えていることです。

どうしてもオンラインでの情報連絡だと伝わり難いこともあるし、自宅作業になるとどうしてもオンとオフの切り替えが難しくて、長時間労働になるみたいです。

リサーチ会社は原価に占める人件費の割合が高いので、残業時間が増えることはかなりのインパクトになるので何らかの対策を検討しているそうです。

そして、もう1つの問題は、在宅が半年続いた秋口頃から若手社員を中心にこれまでにないほどの大量退社が続いているのだそうです。

人が財産であるべきリサーチ会社では、これは致命的な欠陥に思います。

会社は仕事をする場所ですが、殆ど同僚や上司と直接会って話すことなく、相談も雑談もし難くくなると、「いったい会社って何なんだろう?、私はずっとこんな働き方がしたいのだろうか?」と不安になるのかもしれません。

人はコミュニケーションが必要な感情の生き物なので、作業ができればそれで良いとはならないのだと思います。

また感染者が増えて第4波が来れば、当社も在宅勤務を復活させるつもりですが、その課題も踏まえて判断します。

2021年4月 5日 (月)

3月の勤務状況

3月の勤務状況が明石さんから各マネジャーに連絡が来たので、皆さんにも共有します。

例年4Qは最繁忙期で、特に2月、3月は1番忙しい時期になります。

年間の平均残業時間は30時間ですが、2月は36時間で、3月は昨年度より9時間多い43時間まで増えてしまいました。

特にマネジャーを中心に5人の方(SG2名、RG3名)の残業時間が60時間を超えていて、大きな負荷をかけてしまいました。

できるだけ上期、下期の業務量の平準化を図りたいのですが、リサーチ市場自体が下期偏重が強いのでなかなか思う様にならないのが辛いところです。

会社としては新アンケートシステムの導入での生産性を向上させたり、固定収益事業を作ることで収益基盤を強めて生産人員を補強する等で、少しでも2月、3月の残業削減に努めたいと思います。

また、マネジャーの皆さんには出来るだけ業務の負荷が特定の方に集中しないように、業務平準化のマネジメントをお願いしたいと思います。

とにかくこの忙しい2月、3月を大きなトラブルもなく乗り切れて良かったです。

3月の忙しい業務の対応ご苦労様でした。

*--------------------------------------------------------------*
<1>3月の残業結果(添付:2020残業実施年間データ.xlsx)
*--------------------------------------------------------------*
・平均残業時間: 43.0時間(一人当たり)
        昨年同月34.0時間より9時間増、前月37.2時間
・最長残業時間: 75.4時間1名(管理職除く)

*--------------------------------------------------------------*
<2>3月の遅刻状況(添付:2020遅刻早退.xlsx)
*--------------------------------------------------------------*
・遅刻:総 数 12(うち交通遅延5)
    実遅刻 7(5名)→1回3名、2回2名
【参考】前月の遅刻総数2(うち交通遅延0)、実遅刻2

*--------------------------------------------------------------*
<3>3月末時点の有休取得状況(添付:2020休暇半休取得表.xlsx)
*--------------------------------------------------------------*
全員有休を5日以上取得しました。

2021年4月 2日 (金)

新アンケートシステム

今期は新アンケートシステムに投資した70Mの事業投資の減価償却が始まるため、年間で14Mの経費増があり、約20Mの経費増を乗り越えて53Mの経常利益を出す計画であります。

大幅な経費増ではありますが、脆弱であったアンケートシステムの改修は当社の長年の悲願でした。

それはインターネット調査を安定して遂行し、競合他社と戦うために必須の条件でもあります。

6年前から取り組んだ新アンケートシステムの開発は、当社の力不足から3年の時間と40Mもの経費を使いながら実現できませんでした。

それを昨年度から石井さん、石田さん、菅原さん、川島さんがチームを組んで、1年半の取組みと70Mの投資によって、やっと5月か6月にはリリースできる目途が経ちました。

これから毎年14Mもの減価償却費がかかりますが、これによって安定したリサーチ業務の遂行と、生産性の向上に繋がるものと期待しています。

新アンケートシステムによってリサーチワークの生産性が高まれば、14Mの経費増をカバーすることが出来るし、安定した事業運営にも繋がります。

リリースの時期などは決まり次第に共有します。

新アンケートシステムの導入も、当社の中長期的な成長と発展にとってプラスの要因と捉えて下さい。