提案書を書くこと
あるお客様から新規事業の調査のご相談をいただきました。
それで、お打ち合わせに伺った2日後に急いで提案書を出したのですが、1週間後に残念ながら今回は他社に頼むことにしたというお返事をいただきました。その理由は、
1)グループインタビューの実施スケジュールが他社の方が早い提案であった
2)その分野の実績とノウハウが他社の方が良さそうであった
とのことでした。
グループインタビューとインターネット調査を組み合わせた提案でしたが、数社から提案をもらった中で当社の価格が1番安く、それも大幅に安かったそうです。
迅速に提案書を出して、かなり安い金額で提案しても、負ける時には負けます。
その時のお客様の重視点がどこかによる訳で、それは仕方のないことでもあります。
今回の場合は価格よりも、その分野の知見があることと、早く結果を出したいことだったようです。
親しい企業からの相談で他社にも相談しているとの認識がありませんでしたが、提案時には常に他社と競争していることを意識した提案にすることが必要だと改めて思いました。
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そして、「彼らからご相談を伺ってから約1週間で、全てのリサーチ会社からの提案書を見て結論を出した」という事実を良く考えることが必要です。
当社を含めて3~4社に相談したようですが、そのすべてのリサーチ会社が1週間以内に提案書を出していたという事実です。
当社も今回は負けてはいませんでしたが、もしも当社が「御社の調査内容が決まったら実施計画と見積を出します。」という姿勢でいたら勝負にも載れませんでした。
事業会社の場合は、その課題に対してどんな調査設計が適切かを考えて、提案書にまとめるのはリサーチ会社の役割です。
それですので、企画営業の方も、リサーチャーもお客様の課題に対して適切な調査設計が提案できて、分かり易い提案書が書けることは必須の技術だと認識して下さい。
全員が適切な設計での提案書を、3、4日以内には出せるように勉強して下さい。
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