自動化・装置化の限界
当社の経常利益率が同業他社と比べて高く、当社の利益率はマクロミルの2.4倍、インテージの1.6倍あるというのは意外でした。
この利益率の高さは利益率の高い「テキストマイニング(TextVoice)」が2年ほど前から徐々に売れてきたことが影響しています。
アドホックのリサーチは自動化、装置化したとはいえ労働集約業務であり、市場競争も激しいから一定以上の利益率を作ることは出来ません。
そして、自動化、装置化の競争力を高めるには多額のシステム投資が必要だし、主なお客様が広告代理店だと値引き要請も強いから、それが利益率の低下に繋がるのでしょう。
私がこの分析をしていて意外だったのは、リサーチの装置化と自動化、そして早さと安さを訴求し続けてきたマクロミルが事業規模は大きいもののその利益率が1番低いということでした。
装置化と自動化は人の作業工数を減らし、人の育成にかかる経費も抑えることが出来るので、その効率性で高い利益率を生んでいると思っていましたが、経営指標を見る限りそれは違いました。
やはりリサーチというのは専門サービス業であるので、あまりシステム偏重になってもお客様の満足は得られないし、装置化での利益率向上には限界があるのかもしれません。
当社は人中心のリサーチ、専門性と対応力で勝負する「コンサル型リサーチ」を目指してきました。
これからもその方向で組織力を高めたいと考えています。
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