固定収益と戦略方針
リサーチという仕事はどうしても労働集約型であり、上期と下期の季節変動の激しい市場です。
そのためアドホック調査で収益を出すのはなかなか難しい業務であるのは間違いありません。
そこでマクロミルや、クロスマーケ、楽天インサイト等は出来るだけ人の専門性が必要な調査設計等には係わらず、定型化した業務の作業を細分化し、システム化することで作業工数を減らすという方向でやってきたように思います。
当社は「人中心のリサーチサービス」という考え方を創業当初からずっと持って来ましたし、今も事業会社と大学に役立つ「コンサル型リサーチ」を目指す方針です。
装置化による効率化ではなく、人の労力に頼らない収益逓増型の固定収益ビジネスを作り、そこで安定した固定収益を確保することで、労力がかかる「コンサル型リサーチ」を実現しようという考えです。
そして、この戦略のうちの固定収益はやっとやっと実現しつつあります。
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「テキストマイニング(TextVoice)」は2015年から開発を開始して、2020年度まで6年間も大きな赤字が続いて1億円近い累損を作りました。
それが2年前の機能改善で売れるようになり、昨年度からようやく黒字になりました。
今期も田井さん、丸山さん、石田さんの頑張りで、ほぼ計画通りに月1社の年間契約が出来ています。
これが続くと1年で約1800万円の売上と、約1700万円の粗利と約1400万円の営利を生むと試算しています。
これが毎年積み上がれば5年後には、年間で1億円近い利益を生む可能性があります。
この固定収益を活用して、「コンサル型リサーチ」をどうやって実現し、事業拡大に結び付けるのかが今後の経営の課題になると考えています。
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