人的な付加価値が必要
マクロミルの赤字転落はインターネット調査の転換期を表していると思います。
彼らはグローバル拠点を増やしたり、電通や博報堂との合弁会社を作ったりしてますから、連結決算を重視した経営を行っているのかもしれません。
それでもマクロミル社の個別決算が年々悪くなり、赤字に転落は意外です。
この数年はお客様からマクロミルのサービスについて悪い評価も聞いていました。
リサーチを依頼しても開始するのが2か月先になるとか、かなり高い価格の提示があるとか、それで当社に切り替えてくれたお客様もありました。
キャパ不足を解消するため大量の新卒採用をしているとも聞いています。
そして、結果的には業績の悪化が続いて赤字になった訳で、何か問題があるのでしょう。
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おそらくこれは、広告代理店等の業務に対して、「システム投資での装置化と自動化を進めて、早く安くリサーチのデータを提供する」という事業モデルの市場環境が悪化しているのだと思います。
インターネット調査の昨年度の成長率は101%でした。
広告代理店の定量調査離れの動きがあるという情報もあります。
リサーチをシステム化、自動化するというモデルはある意味で革新的で分かり易く、リサーチ市場で彼らの事業は急拡大しました。
でもここからは装置化だけではなく、そこに専門性や対応力の知恵を入れないと価値は生み出せない時代に入ったと見るべきでしょう。
そもそものリサーチはそういう仕事でしたし、当社は事業会社と大学の先生方に喜ばれて評価される付加価値のあるサービスの提供を目指します。
そのためにも社員の皆さんには主体的に学び、色々なタイプの仕事にも挑戦しながら、専門性と対応力を磨いて成長して欲しいと思います。
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