営業同行の推進
20年前と比べてリサーチ業界全体として、リサーチ会社の技術力は下がっていると感じています。
それは市場環境に起因しているところが大きかったと思います。
インターネット調査によって装置化、自動化、細かい分業化によって、早さと安さを競う競争の中では、クライアントと課題や目的を共有することもできず、調査データから対応策を考察する時間も確保できなくなりました。
その結果として、調査の企画提案や、調査設計、実査、集計・分析、レポーティングと考察提案までしっかり対応できるリサーチ会社が減り、その市場セグメントに空白が出来ています。
当社はそのセグメントで必要な技術を強化することで、「コンサル型リサーチを頼みたいならマイボイスコムが1番良い。」と思われるリサーチ会社になるのが目標です。
そのために石田さんや服部さんに、リサーチの企画提案や調査設計の研修を進めてもらいました。
専門的な知識をインプットする活動は非常に重要だと考えています。
その一方で座学で知識を増やすだけでは十分でなく、ビジネスの実践でお客様と厳しいやり取りをしないと身に付かない対応力もあります。
私もかなり大変な思いをしながら対応した仕事が沢山ありました。
でも今から振り返ると、吐きそうなほど緊張し、胃が痛くなるほど苦労した案件を何本も経験することで身に付いたことが沢山あったように思います。
・
先日ある若手リサーチャーから、「今は案件作業に余裕があるから、営業同行してお客様の課題を直接聞いてみたい。」という提案があったと聞きました。
これは良い提案だと思い、マネジャー会でリサーチャーも案件業務が少ない時に、どんどん営業と一緒にクライアントのもとに行く機会を作る様に指示をしました。
企業の課題の解決に役立つリサーチを提供するには、リサーチャーもお客様とビジネス目線で会話ができることが絶対に必要なんです。
そのためにはリサーチャーももっと外に出て、お客様と直接会話することです。
城壁に守られた社内だけで作業をしていても、お客様に役立つ実践的なリサーチャーにはなれません。
リサーチャーの皆さんも、上期中に出来るだけ多く営業に同行してお客様を訪問し、お客様と直接やり取りする機会を設けて下さい。
それも「マイボイスコムのリサーチャーは流石にプロだな、、」と思ってもらえる存在になるのに不可欠な経験だと思って下さい。
コメント