生成AIは脅威か機会か
年初挨拶でも話しましたが、JMRAの調査によると、2023年度のアドホック調査市場は前期比99.9%で、インターネット調査も前期比98.8%に減少していました。
業界団体が前期比マイナスの数字を出すのは相当なことだと思います。
リサーチ市場も、インターネット調査市場も成熟期に入ったということを認めざるを得ない事実と、成熟期から衰退期に入る恐れもあるようにも感じています。
2023年度の市場規模がマイナスの原因が何かによって、今後の見方は変わります。
その原因が生成AIの出現でリサーチの内製化が始まったためという話も聞こえてきます。
そうであれば2024年度のリサーチ市場はより縮小し、その傾向は数年続いてリサーチ市場は縮小の道を歩むことになるのかもしれません。
マーケティングの意思決定のための情報ニーズは変わらないですが、その機能の1部が生成AIにシフトするという構造です。
リサーチ会社の各社は従業員とリサーチのための設備を保有しているから、その供給量に対して需要が減れば価格競争が厳しくなり経営環境が厳しくなるのが自然な見方でしょう。
その市場環境の変化に各社がどう対処して行くのか、
何もしなければ淘汰されるという厳しい環境の中で各社がどういう事業に取り組むのか、各社の経営力が試されるステージに入りました。
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当社は1年前から生成AIを活用した新たなサービスができないか、、という気持ちだけでMyELデータを生成AIに学習させれば新たなリコメンドサービスが出来るのではないか。
こんな絵を描いて伊藤忠商事の情報産業Gで開催していた勉強会でこのAI構想を紹介し、個別にもこの構想の説明をしてきたのですが、それが「生成AIサービス(CoCoEL)」という形になりつつあります。
それが当社の事業にどれだけのインパクトをもたらすかはこれからですが、今回の市場の変化がリサーチから生成AIのシフトだとすれば、この変化は当社にとって脅威ではなく大きな機会になります。
良いタイミングで取り組むことが出来たし、石田さんがかなり頑張って取り組んでくれているし、IICも野波社長や鈴木さんが積極的に動いてくれたし、当社にこのシステム開発に投資する資金的余裕があったことも幸いだったと感じています。
2025年は「CoCoEL」という独自性がある魅力的なサービスを活用して、良い事業の流れが作れるように経営を進めます。
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