消費者意識の定点調査
こちらは11月のビジネスメールで配信した原稿の1部です。
近年の物価高で生活全般の支出が増えたと感じてる人は57%もいて、一方、収入が増えたと感じている人は17%しかいませんでした。
出が増えたと感じている人は2021年の22%から年々増えていて、収入が増えたという認識の人は増えていないので、それが購買意欲の低下に繋がっていると推察されます。
収入と支出の実態はこの意識調査とズレているかもしれませんが、購買意欲は消費者の心理から生まれるものだから、この意識のギャップが企業業績や経済に影響することになります。
経済状態や生活環境が変わると、この様に消費者意識の回答は明らかに変わります。
この様な傾向が見えるのが、定点調査の意義であり面白さだと思います。
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【1】消費者意識に関するアンケート調査(第11回)
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今回は9月に実施した「消費者意識調査」を紹介します。このテーマは2009年9月から実施していて今回で11回目です。近年物価上昇が社会問題になっていますが、消費者の収入、支出、購買意欲や購買行動の意識はどうなのでしょう。
1年前と比べ生活全体の支出額が増えたと答えた人は57%で、減ったという人は8%でした。支出額が増えたという回答は、2021年22%、2022年が38%、2023年50%、2024年51%でしたから年々増えていることが分かります。そして、支出額が増えたの57%に対して、収入額が増えたと答えた人は17%に留まっています。
多くの消費者が生活の支出が収入を上回って増えていると感じているため、1年前より購買意欲が高いと感じている人は10%で、低いと感じている人の33%を大きく下回っています。
1年前よりお金をかけていることは「食品・飲料」が35%で1番多く、「旅行、レジャー」22%、「外食、グルメ」17%です。逆にお金をかけるのを我慢しているのは「旅行、レジャー」30%、「外食、グルメ」22%、「衣料品」17%という結果でした。
節約に関する消費行動は「節約はしつつちょっとした贅沢も楽しむ」が37%で1番多く、「常に節約を意識」21%、「必要なもの以外はなるべく買わないよう我慢」17%、「購入したいものは我慢せず、他を節約してメリハリをつける」9%となっていました。
デフレからインフレに変わり、政府からは物価上昇を上回る賃上げの掛け声がかかっていますが、一般の消費者の認識はかなり厳しく節約志向が高まっているようです。
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〇消費者意識アンケート調査(第11回)
https://myel.myvoice.jp/products/detail/32611
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