Google検索の減少
生成AIの普及により多くの仕事が変化しています。
10月のJMRAカンファレンスでも沢山の発表がありましたが、リサーチ業務でも作業の効率化でAIの活用が進んで来ました。
調査票案の作成や、集計作業、レポートの叩き台の出力等で、定型的なテーマについては実務で取り入れている事例も紹介されていました。
ファミリーマート様では定型的な調査を沢山実施していますが、1件の調査で13~14時間の時間削減が出来ているとの発表もあり、当社内でも石田さんが永森さんと協力してMyEL調査票作成でAI活用の実験をしてもらい、一定の活用が可能との報告を受けています。
生成AIの出現は初期の検索行動でも変化を生んでいるようです。
こちらは日経新聞の記事ですが、グーグル検索を通じたサイトへの訪問者が33%も減少しているということでした。
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国内でグーグル検索を通じたウェブサイトへの訪問数が過去2年間で33%減ったことがわかった。検索結果からリンク先を訪問した確率も36%と、8ポイント下がった。グーグルの検索結果ページに人工知能(AI)による要約文が表示され、外部のサイトを訪問しなくても欲しい情報が得られやすくなった影響とみられる。(日経新聞より)
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あらゆる分野で生成AIの影響が出て来ているので、私達もその機能を有効に活用することで、業務の効率化と高度化を進めて行くことが不可欠になっています。
新しい技術の影響は止めることは出来ません。
30年前にインターネットが普及し始めた時と同じ状況だと感じています。
会社も個人もこの変化に柔軟に対応するしか選択肢はありません。
強い生き物が生き延びるのではなく、柔軟に変化できる生き物が生き延びているのだそうです。
企業も生き物と同じで事業環境の変化に合わせて、自社の組織や業務自体を変えて行くことが必要なので、AI活用も含めた業務の見直しを進めないといけませんね。
インターネット調査に対応しなかった調査会社の多くはこの20年でなくなりました。
その中には電通リサーチ、R&D、スミスといったその当時は有力だった調査会社も含まれます。
慣れ親しんだ仕事の進め方を変えるのは難しいことだけど、変えるべき時は変える、そんな判断が企業も個人も必要なんだと思います。
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