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2020年12月10日 (木)

データの品質管理

ある定点観測を目的としたフィールド調査で、1回目と2回目での回答者条件を変更してしまうという基本的なミスが起きてしまいました。

1番の原因はその調査票回収を委託していた外注先が、現場でその方が回答しやすいということで途中変更を提案していたことでした。

それが集計段階になってデータがおかしいことに気付いて、その原因を調べたところ条件変更が明らかになったものです。

こんな時はまずはその事実をクライアントに正しくお知らせし、ミスのお詫びをして、対策を相談することが急務です。

早々にアポを取ってもらい私と石橋さん、吉田さんで訪問して、謝罪と事後対策を相談をしたところ1回目に回収した個票データを1/4廃棄して、2回目の条件に合わせることでお許しいただけました。

この様なケースでは2回目を当社負担で取り直すことや、最悪の場合は信用問題になって、その大切なお客様とのお取引が停止されてしまうこともあります。

当社のミスですからお客様からどんな要請があっても受けるつもりでしたので、大事にならずほっとしましたが、この様なミスはデータを扱う調査会社としてあってはならないことです。

定点観測で変化を計測するということは、その期間において、調査対象者も、回答者条件も、調査票の設問や選択肢の表記も変えてはいけません。

今回は納品前に気付いて対応できたので最悪のことにはなりませんでしたが、データを扱う者として調査票の取り方については細心の注意を払うことが必要です。

この外注先には厳重に注意を行い、本案件からは外れてもらいました。

「その方が回答が取り易い、」という感覚的な判断ではなく、それがデータと分析結果にどう影響するのかをロジカルに考えて、データの品質管理に努めるのも私達の務めです。

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