リサーチ会社の3つの選択
JMRAの調査によると、2023年度のアドホック調査市場は前期比99.9%で、インターネット調査も前期比98.8%でそれぞれ減少しています。
これが生成AIの出現によるリサーチの内製化が原因だとすると、この傾向は2024年度により強くなりリサーチ会社の事業環境は益々厳しくなると思われます。
今から8年前のJMRAカンファレンスで、米国のオピニオンリーダーと言われる方が
これからリサーチ会社はサーベイだけでは生き残れなくなる。
リサーチ会社は以下の3つのうち何かを選択することが必要だと提起してましたが、それが現実になりました。
1)提案まで出来るコンサル型リサーチを実現する。
2)新技術を使ったNeW Researchを開発する。
3)ビッグデータ解析の技術を強化する。
JMRAも私達はリサーチ産業ではなくインサイト産業であり、デジタルデータ分析も、経営コンサルも、業界特化型調査レポートも、シンクタンクも自分達の領域にしなかればならない、と主張しているのもこの流れに対応しているのだと思います。
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この時の公演を聞いて、当社は1)提案まで出来るコンサル型リサーチと、2)新技術を使ったNeW Researchを目指すことを決めました。
NeW Researchの開発では3年間で1億円近くの投資を行いTextVoiceを開発しましたが、一定の収益源まで来たものの大きな収益基盤までは育っていません。
また、コンサル型リサーチも技術も体制もまだまだの状態です。
しかし、次のNeW Researchとして「CoCoEL」の開発に取組むことができました。
これはTextVoiceの様に利用顧客が限定されるものでもなく、BtoCビジネスの企画やマーケティング担当者では役に立つ汎用的なツールです。
また、「CoCoEL」で現状把握なりアイディア出しをした後で、必ず調査設計に基づいたリサーチが必要になるので、そこで企画提案から入る「コンサル型リサーチ」が提供出来ればと考えています。
そんな相乗効果も期待をしながら、「CoCoEL」事業を推進します。
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