« 2025年2月 | メイン | 2025年4月 »

2025年3月

2025年3月31日 (月)

2024年度が終了

今日で2024年度、当社としては第26期の事業が終わります。

まずはRGで4人もの欠員を出した状態でしたが、大きな事故もなく業務が遂行できて良かったです。

工夫と調整をしながら対応してくれてありがとうございました。

皆さんの頑張りに感謝します。

今期は上期のリサーチ売上が▲17%もの減収に陥り、下期はRGの体制不足で受注にブレーキがかかったため、現時点で売上が▲9%の減収で、経常利益は昨年度の84Mから50Mに▲34Mの減益を見込んでいます。

過去5年間は平均で114%の成長が出来ていましたが、今期は6期ぶりの減収減益という残念な結果になりました。

それでもS1がGW明けから営業活動の強化を進めたことで下期は受注が改善したり、「AI分析サービス(CotoEL)」という新サービスが完成する等の明るい動きもありました。

この様な流れをより強化することで、2025年度を良い年にしたいと思います。

今期の不振は当社の内部要因もありましたが、リサーチ市場がマイナス成長になっているという外的要因も業績に影響していると思われます。

リサーチ市場は2023年度で▲2%の減少とJMRAが発表してましたが、本年度も減少傾向にあるかもしれません。

リサーチ市場減少の大きな要因は生成AIの出現だと言われています。

今までと同じ事業モデルを、今までと同じやり方で進めていては成長できない環境になりました。

そのため当社は「AI分析サービス(CotoEL)」という新サービスを投入します。

また、リサーチの実務(調査票作成、集計、レポート作成補助)でも生成AIを活用することで生産性を高める取り組みも必要になります。

そして、AIには出来ない調査企画の提案や、調査設計、レポーティングと考察提案等の「コンサル型リサーチ」の実現に向けて、リサーチャーの技術力向上にも取り組まないといけません。

当社の基本戦略はマーケティングツールで固定収益を増やして経営基盤を強化して、付加価値の高い「コンサル型リサーチ」をお客様に提供することです。

その実現に向けて来期も改善の取り組みを進めたいと思います。

2025年3月29日 (土)

新入社員紹介

SGの新入社員が決まりましたので連絡します。

中島さんという28歳の男性で、大学では経営学部でマーケティング関連も学ばれていて、これまでに法人営業で7年の経験もある方です。

配属はS2で、5月1日入社の予定です。

新年度を前に良い方の入社が決まって良かったです。

引き続き新年度に向けた体制の強化に注力します。

2025年3月28日 (金)

職業の主軸

先日はリサーチャー希望の28歳の男性と面接しました。

優秀な関西の大学を出ていて、最初は人材系の会社で営業で、その後は自営で家庭教師をやり、今回はリサーチをやりたいという希望でご応募いただきました。

経歴的には??でしたが、自分自身で行った多変量解析の結果や、調査レポートを提出して来たので、もしかすると経験もある良い方ではと思って面接に来てもらいました。

面接で話を伺うと提出された多変量の解析結果や、調査レポートは実査したデータではなく、自分が作成したデータを使って実施したものでした。

彼のレポートを見て、何かが変で、分析の傾向にも違和感があったのですが、その原因は彼が想像で作ったデータだからでした。

そこまでして未経験からリサーチ会社を目指す努力は認めます。

しかし、なぜ働く希望が人材系から、教育系になり、次がリサーチなのかが分かりません?

そこを確かめると、最初に人材系の会社に入ったのは「人に役立つ仕事がしたいから、」で、次に自営で家庭教師をしたのは「自営でやってみたいのと、人に教えるのが好きだから、」でした。

そして、リサーチャーに応募いただいたのは「データを扱うのが大学時代に好きだったからと、そろそろ正社員に戻りたいから、」ということでしたが、マーケティングの基礎的知識もありませんでした。

28歳という年齢でリサーチ未経験で、志望動機も納得がいくものではなく、面接した3人ともNGでお断りしました。

RGの体制補強を少しでも早く実現したいと考えています。

しかし、職業の主軸が定まらない方を採用しても、良いサービスは提供できないし、長続きもしないように思います。

良い人材で良いリサーチサービスを提供することこそ、当社の価値であり発展の基本です。

能力や適性的にも、本人の職業の志向的にも良い方が採用できるように取り組みます。

補強までもう暫くお待ちください。

2025年3月27日 (木)

来期の体制整備

今期は残念ながら減収減益になりました。

企業として2年連続で減収減益のような業績にすることは出来ませんし、RG欠員による過度な残業を繰り返す訳にも行きません。

そのためRGの体制補強を重点課題として取り組んでいます。

3Qでリサーチャー候補として2名に内定を出して、1名に適性検査を受けて最終面接をお願いしましたが入社に至りませんでした。

3人ともとても良い方でしたが、全員こちらから「リサーチャーの仕事に挑戦してみませんか?」というスカウトメールから応募した方でしたので、リサーチの仕事がしたくて先方から探して応募してくれた方ではありませんでした。

そのため選考が進んで「1週間ほどよく考えてお返事を下さい。」という提案に対して、自分は本当にリサーチの仕事、リサーチャーという仕事がしたいのだろうか、と悩んで期限ぎりぎりで辞退されたように感じています。

「マーケティングに興味がある」という条件で検索した方々でしたが、マーケティングと言っても広告、プロモーション、WEBマーケ、商品企画等と幅が広いため、リサーチャーの仕事に取り組むイメージが思い浮かばなかったのかもしれません。

その面では自分で「リサーチの仕事がしたい」と考えて、自分から求人広告を見つけて、応募してくれた方の方が採用率が高いようです。

ここに来て求人広告からも良い応募者が出てきており採用面接を続けています。

1Q中には体制補強に見通しを立てて、無理のない勤務で、成長に向かって戦える会社にするための取組みを続けます。

2025年3月26日 (水)

人手不足の倒産

東京商工リサーチが2月10日に発表した1月の企業倒産(負債額1000万円以上)は840件と前年同月比19.8%増えた。1月で800件を超えるのは2014年以来11年ぶりだ。人手不足が理由の倒産は3.2倍となり、サービス業など労働集約型の産業で人材確保の難しさが目立った。(日経新聞)

=====

私も26年ほど会社経営をして来ましたが、最近の採用環境はこれまでに経験したことがないほど厳しいと感じています。

その主な原因はコロナ禍が3年も続いて、企業は採用を大幅に抑えていたのが2023年5月に5類になって事業環境も正常に戻ったため、大企業がその穴埋めで大量の採用に動いたからだそうです。

2023年度のGDP成長率は実質で0.7%とかなり低く、内閣府が2月発表した速報値では2024年度の実質成長率は1.3%でした。

日本経済は約1%の低成長なのに、多くの企業が人手不足で困っています。

そして、1月の企業倒産は11年ぶりの高い水準になり、人手不足が理由の倒産が3.2倍にも膨らんでいるというのですから深刻です。

高度成長で人手不足なら分かりますが、経済が低成長で企業倒産が増えていて、特に人手不足による倒産が急増しているのは、日本経済に歪みが生じているからでしょう。

これからトランプ政権が高い関税をかけるというし、これから深刻な不況になるかもしれません。

リーマンショックの時には企業業績が急激に悪化し、広告費、リサーチ費が大幅に削られました。

当社の財務状況は良好ですから倒産の心配は全くありませんが、不況になっても稼げる収益力を今から備えておくことが必要です。

そのためにもTextVoice、MyEL、CotoELの固定収益事業での売上を増やし、不況が来てもしっかり稼げる会社にして行きます。

2025年3月25日 (火)

IICの社長交代

伊藤忠インタラクティブ社(IIC)の社長が変わります。

2年間社長をしていた野波さんが伊藤忠商事に戻り、事業部長だった三輪さんが社長になります。

野波社長にはCotoELの開発で積極的に協力してくれました。

野波さんがいなかったらCotoELは完成しなかったと思うので感謝しています。

三輪さんはもう20年近く前から面識があるプロパーの方で、2年前から当社の非常勤取締役もやっていたので私自身もよく知っています。

IICは1982年に伊藤忠エレクトロニクスとして設立した会社です。

設立当初は下記の通りプリンター等の輸出や半導体関連機器の輸入の貿易の会社でした。

それが2003年にITサービスや、インターネットビジネスに事業転換して今の様な業務になりました。

社歴は43年の会社ですが、三輪さんが初めてのプロパー社長です。

=====

伊藤忠商事の情報機器部と、伊藤忠データシステム(現・伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)の特機営業部を母体に、2社の輸出・国内営業部の一部を統合し設立される。「C.ITOH」ブランドによるプリンター、X端末などの輸出国内販売、および半導体関連機器の輸入・国内販売を開始

=====

当社もインターネット調査だけで発展し続けるのは難しい事業環境になりました。

これからもIICと協力しながら、三輪さんとも相談しながら、CotoELの様なマーケティングツールでの収益を伸ばして行きたいと考えています。

皆さんには直接関係しないことですが、一応共有しておきます。

2025年3月24日 (月)

来期組織体制

来期の組織体制は今日の朝会で説明し、組織図と組織体制表をお送りした通りです。

SGは大きな変更はなく田井さんがSGMとS1M兼務で吉田さんがS1AM、野口さんがS2Mです。

RGはこれまでのR1をRIとR2の2チームに分けて、これまでのR2をR3にします。

RGMは石田さんで、R1Mが橋元さん、R2Mが石橋さん、R3Mを服部さんにお願いしました。

既存の案件は出来るだけ同じリサーチャーが担当し、新規案件はS1はR1、S2はR2にまず相談する流れでアサインを振り分けます。

そして、新たにMyELとCotoELを担当する新しい組織「データ事業チーム」を設けて、マネジャーは石田さんに兼務してもらいます。

このチームにはCotoELを担当する営業の方を採用して、CotoELの顧客開拓を進めます。

STとGRの組織は変更ありません。

こちらの組織体制で来期の事業を進めます。

来期も頑張って参りましょう!

2025年3月21日 (金)

街のイベント

Photo

私は自分が住む浦和区の1つの町内会の青年部長(青年です)を12年ほど務めています。

その1番のミッションは7月に実施する夏祭りと、中仙道で行う浦和まつりの2回、大神輿を渡御することで、その手助けで野口さんや、石橋さん、吉田さん、尾内さん、後藤さん、澤登さんにも担ぎに来てもらいました。

この他に地域運動会や餅つき大会、地域交流会といった街のイベントにも協力しています。

こちらは毎年やっている地域交流会の催しです。

青年部では綿菓子とキャラメルポップコーンを作って、町の子供たちや老人たちに無料で配っています。

今年も300人以上の近所の住民が集いました。

私も200人位の子供達に綿菓子づくりをさせて、喜んでもらいました。

日曜日の休日に綿菓子とポップコーンの機器をセットして、200人もの子供に5時間も綿菓子作りを教えて、その片づけまでするのは体力的にかなり大変で疲れます。

でも、こんな地域イベントにボランティアで参加するのも意外に面白いもので、子供たちの笑顔を沢山見ることもできて、仕事の悩みやストレスを忘れる良いリフレッシュにもなっています。

皆さんもお住まいの地域のイベントに足を運んでみては如何でしょう。

そして、機会があれば無理のない範囲で地域活動に参加するのも、自分の交流や視野を広げる良い機会になるかもしれませんよ。

2025年3月19日 (水)

ペルソナ禁止の企業

「AI分析サービス(CotoEL)」には、1)定量分析の生活者意識行動分析と、2)定性分析のペルソナ分析の2つの機能があります。

これらの説明をしてみると、昨日紹介した大手飲料メーカーの他にも、大手調味料メーカーの方からも「うちはペルソナ分析はもうやらないことになっている。」という話を耳にしました。

これまでのターゲット分析では、「30代前半の女性がターゲット」などでしたが、ペルソナ分析では「34歳の女性の〇〇さんで、夫とお子さんの3人家族で、パートタイムで働いている。休日にテニスをするのが趣味の方」みたいな顧客イメージになります。

それを幾つかのアンケート調査とヒアリングの結果から「確かにこんな人がいて、そんな人がこの商品のターゲットになるよね。」というペルソナだと実態にずれるのかもしれません。

2つのマーケティングに詳しい会社の話を聞いて、ペルソナ分析に対して最近こんな評価がされていることに初めて知りました。

しかし、CotoELのペルソナは、実際にいる個人のモニターで作成しているので、「こんな人がいるのではないか」ではなく、「こんな人が確かに実在するんです」ということなので、今のペルソナの課題を解決できるアプローチになるかもしれません。

そんなご意見を伺ったため、CotoELの営業資料には「実在する個人(モニター)」の登録属性と過去に回答したアンケート結果から作成したペルソナです。

という記載を加えました。

「実在する個人」のデータからAIが作ったペルソナが、これまでのペルソナの欠点を補うことができて、新しいマーケティングの価値をお客様に提供出来たら良いですね。

このあたりも確認をしながら「CotoEL」の営業とヒアリングを進めます。

私も2月中旬からの1ヶ月間で18社にアポを取って「CotoEL」のデモ紹介をして、1社は受注見込で、6社がお試し利用に進んでもらえる見通しです。

まだ営業体制も整備出来ていませんが、何とか早く受注実績を作るべく積極対応を進めます。

2025年3月18日 (火)

生成AIメディアへの掲載

生活者意識行動分析&ペルソナ分析AIサービス

CotoEL(コトエル)

見つける,見つかる,2200万の生活者のリアルボイス「コトエル」
日本最大級の生活者アンケートデータベース(MyEL)を活用した 生活者意識行動分析&ペルソナ分析AIサービス(SaaS)。 これまで蓄積した約2200本×1万人のモノ・コト・サービスのアンケート回答データをもとに AIが生活者意識行動分析&ペルソナを生成、分析し、アイデア出しまでをサポート。

https://aismiley.co.jp/product/cotoel/

============

IICが、生成AIメディアの「AIsmiley」に広告掲載をしてくれました。

彼らも彼らのお客様を中心に、この様なAI関連の媒体での対応も含めて営業に動いています。

リサーチの課題をヒアリングして、調査企画を提案するのは彼らの知見や業務に合ってませんが、「AI分析サービス(CotoEL)」の販売なら合致します。

営業に動くのは以前、当社に3年間出向していた鈴木さんがグループ長の部署です。

鈴木さん自身ももう10社以上のお客様にデモをやってくれていて、良い反応で「2週間の無料お試しプラン」の利用者も複数獲得しています。

来期はCotoELで安定した数字が作れるかどうかに業績改善がかかっています。

SGの皆さんも、3月の最繁忙期が落ち着いたらCotoELのデモ紹介に動いて下さい。

皆さんがデモ紹介をして「2週間の無料お試し」の申込書まで取ってもらえたら、その後の本契約に向けた営業対応は私の方で進めます。

前にも伝えた通り契約まで進んだら若干の奨励金も出します。

「AI分析サービス(CotoEL)」を両社の協力で成功させるべく、当社でも積極的な営業を進めて行きましょう!

2025年3月17日 (月)

今期決算の見通し

昨年度の経常利益は84Mでしたので、今期は売上を伸ばして100Mの経常利益を目標にして事業に取り組んで来ました。

過去5年間の平均成長率は114%でしたから、それと同じ伸びの売上を作れば100Mの利益は生み出せると考えた経営計画でした。

しかし、上期のリサーチ売上が▲17%と大幅に下がり、TextVoiceも契約が振るわず、上期の累損が▲26Mで前期より▲18M悪化してしまったことと、下期に入ってRGの退職者と休職者で4人も出たことでこの計画の達成は難しくなったと判断して、12月にIICに経常利益を50Mまで下方修正させて欲しいとお願いに行きました。

流石に計画の半分ということで厳しい指摘も受けましたが、50Mまでは必ずやるので、と言って承諾してもらいました。

当社の数字が悪くなることは、IICの数字も悪くなって攻められる立場なので責任を感じています。

でも皆さんの2月、3月の頑張りのお陰で、会社として約束した50Mの経常利益は何とかクリアできる見通しになりました。

減収減益という厳しい結果ではありますが、企業としての最低限の約束は守ることが出来ました。

RG減員という状況の中で、厳しい業務に対応してくれてありがとうございました。

来期はこの様なことがないように、体制の補強に全力を挙げて取り組みます。

今期も残り2週間となりました。

年度末が過ぎれば業務も落ち着きますので、もう暫くの対応お願いします。

2025年3月14日 (金)

2026年の新卒採用

======

来年春に卒業する今の大学3年生の就職活動は、政府が決めたルールでは、3月1日から企業による説明会などが、6月1日から選考が始まることになっています。

ただこのルールには法的な拘束力がないことから、すでに採用活動を始めている企業も多く、リクルートが来年春に卒業予定の大学生、900人余りから回答を得た調査では、2月1日時点の内定率が39.3%と、前の年を15.4ポイント上回りました。(NHK)

=====

2026年春に卒業する大学生の就職活動は、政府のルールでは3月1日から企業説明会などが始まりますが、内定率はすでに40%だそうです。

当社もかなりの時間とコストを費やして2025年卒者の採用活動を行いました。

そして、3人の良い方に内定を出しましたが、10月の内定式の直前になって全員から辞退の連絡が来て、結果的にこの春は1人も新卒者を迎えることができませんでした。

1人の方は歓迎会をした2日後に辞退の連絡が来てちょっと驚きました。

これまでも新卒採用をやってきましたが、内定辞退はほんの少数でしたから予想外のことでした。

これも大企業がコロナ3年間の穴埋めで、大量採用をした影響なのかもしれません。

政府が決めたルールには法的な拘束力がないため、このルールを破って内定を出している企業が急増しています。

採用環境が厳しくて、人手不足も深刻だから、法的拘束力がないのを良いことに企業がルールを破るのはどうなのでしょう。

大学生は3年の春から就職活動をしないと乗り遅れてしまう、これって大学生にとって良いことなのでしょうか?

企業は自分達の事業も大切ですが、大学生の学生生活のことも大切に考えてあげるべきではないかと思いますが、当社ももう参加するしかありません。

当社は2026年卒の新卒採用の募集を、政府のルール通りに3月1日から始めました。

そして、先週から会社説明会と面接も始めてこれまでに3人と面接しました。

1部の方には面接などの協力をお願いしたいところですが、3月はかなり多忙な業務状況ですから私と小野さんの2人で進めています。

当社の事業や価値観に合った、優秀な良い方が来てくれる様に活動を進めます。

2025年3月13日 (木)

収益構造を変える

リサーチ事業の経営の難しいところは、まずは上期と下期の売上が10:23の下期偏重で、特に4Qにその業務が集中することがあります。

また、技術と専門性を要する労働集約的な業務なので、未経験の方が入社しても半年から1年はなかなか戦力としてカウントできず、育成に時間がかかるのも経営的には難しい要因です。

そこの課題を回避するために、マクロミル等は出来るだけシステム化し、自動化して、分業も細かくすることで対応してきた訳です。

でも当社は付加価値の高いトータルなサービスである「コンサル型リサーチ」を目指しているので、マクロミルと同じような「装置型リサーチ」にするつもりもありません。

スタッフの専門性と技術力と対応力で評価される会社にしなければ、当社は生き残って行けないし、皆さんに遣り甲斐と社会的意義を感じる仕事に携わってもらえません。

また、これからリサーチ市場の減少も見込まれる中で、リサーチの売上と収益だけに頼る構造を変えて行くことも避けて通れません。

このあたりの構造的な課題を解決するには、やはり受注生産で労働集約的なリサーチ以外で安定した収益を作るしかない、というのが自分がたどり着いた結論です。

TextVoiceは独自の分析ツールで、MyELは独自のオウンドメディアで、CotoELは新たで独自のAI分析ツールです。

リサーチ以外に独自の分析ツールや、独自のオウンドメディア、独自のAIツールを提供しているリサーチ会社はありません。

この複合的な事業体系になっているのが当社の特徴であり、強みになると考えています。

そして、この複合的な収益構造をもっと強めて行くことが、当社事業のゴーイングコンサーンと、皆さんの処遇改善に必要なことだと考えています。

業績改善の方向性は見えているので、その方向に向けた改善対応を進めます。

2025年3月12日 (水)

リサーチ事業の改善

2024年度は残念ながら減収減益の見通しです。

減収減益を2年も続けたら当社の将来に不安が生じるので、何としても来期は業績を回復させなかればなりません。

今期は上期のリサーチ受注が不振で、リサーチ売上が▲17%も減少したのが最後まで響きました。

そして、秋以降でRGで3名の退社者と1名の休職者が出たことで、生産力が大幅に低下してしまい、下期でのキャッチアップの機会を掴み切れませんでした。

RGの体制補強については秋から最善を尽くしましたが、思うように進みませんでした。

また、リサーチャーという専門職は直ぐに戦力になる業務ではなく、能力がある未経験の方が入社してくれても、半年から1年はあまり効果に繋がりません。

仮に3Qで1、2名の採用が出来たとしても、4名減の影響は大きくてこの4Qは厳しい状況だったと思います。

このあたりが労働集約型で、受託産業のリサーチ事業の経営の難しさだと痛感しています。

過去の受注と売上を見ると、2月中旬~3月中旬の1か月で、20M以上の3月の売上のリサーチ受注が確保できていました。

それによって約15Mの営利を積み重ねて、昨年度は3月だけで56Mもの経常利益を作り、83Mの経常利益で決算しました。

しかし、今期は2月中旬から大学案件等の引合が来ても、もうRGの生産キャパが一杯で対応できないという状況に陥ってしまいました。

そして、RGの減員は生産力の減少は決算だけの問題だけではなく、お客様にもご迷惑をおかけすることと、RGの皆さんに過剰な負担をかけることになりました。

来期はこの様なことが絶対に起きない様に、引き続きRGの体制強化を最重課題として取り組みます。

また、上期で今期の様に大きな赤字を作ってしまうと、下期で取り戻すことが出来ません。

SGの営業の皆さんは、上期のリサーチ受注がしっかり確保して、今期の様な受注不足からの減収にならないよう、今から来期を見据えた営業活動を推進して下さい。

来期は1Qから大幅に業績が回復できるように、気を引き締めて頑張って参りましょう!!

2025年3月11日 (火)

事業のゴーイングコンサーン

令和6年度(2024年度)は、「デフレ完全脱却のための総合経済対策」の進捗に伴い、個人消費や設備投資等の内需がけん引する形で、GDP成長率は実質で1.3%程度、名目で3.0%程度と見込まれる。(内閣府)

===========

2024年度の内閣府の経済見通しを見たら上記の様な記載がありました。

名目で3.0%、実質で1.3%だそうです。

日本経済の成長率が実質で1%程度なのに、各産業での人手不足が続き、人手不足の企業倒産が急増しているというのは明らかにおかしな現象です。

新型コロナの影響で1時的な調整局面があったのは理解できますが、5類に移行してもう直ぐ2年ですから異常な採用環境はもう収まると思います。

経済成長率が実質1%という低成長の中で、1企業としてどの様にして事業を成長させて適正な利益を生み出すのか。

そして、事業のゴーイングコンサーンをどう確保して、社員の皆さんの雇用を守るのかが経営としての1番のミッションです。

トランプ政権の関税問題などで不況になると、これから企業の倒産が増えるかもしれません。

これから事業環境が厳しくなる中でも、当社は成長して適正な収益を生み出して、社会に役立ち関係する人達がハッピーになれる会社を目指して頑張らなくてはいけません。

経済成長が名目で3%ということは、企業の売上の成長が3%が標準ですから、今期▲8%の売上減収を見込んでいる当社の業績は、標準以下であり、経営として不甲斐なさを感じています。

過去5年間は平均14%の成長が出来ていたので、私にも組織にも油断があったのかもしれません。

経営の1番の義務は事業のゴーイングコンサーンであり、従業員の皆さんの雇用を守ることです。

この不甲斐ない今期の業績を反省し、来期に向けて気を引き締めて、厳しい姿勢で経営に取り組みたいと思います。

2025年3月10日 (月)

産業医の採用

来期の4月から産業医の先生をお願いすることにしました。

このところの業務多忙で残業時間がかなり多い人が出ていることや、休職者や退職者が出たことに対して、組織としての健康管理の強化を進めるのが目的です。

当社の従業員規模では産業医を設ける義務はありませんが、社員の皆さんの健康管理が非常に重要との認識から固定費が増えますが採用することにしました。

小野さんから専門の紹介業者に依頼を行い、6人のお医者さんを紹介してもらい、その中の2人の方に来社してもらって面談もして産業医として経験豊富な女医さんにお願いすることにしました。

これから残業が多くなった方や、体調不良の方に面談をしてもらい、医療の立場から支援をしてもらいます。

健康管理はとてもとても大切です。

それぞれの個人としても、組織としても、しっかり留意して参りましょう。

詳細はまた小野さんから話してもらいますが、取り急ぎ共有します。

2025年3月 7日 (金)

欧州の距離感

1740013072215

自宅で同居していた次男が、フランスのリヨンに赴任することになり、先日朝早くに家族で羽田空港まで見送りに行きました。

リヨンはフランス第2の都市なのだそうですが、直行便がなくパリ経由になります。

ヨーロッパ便はロシアのウクライナ襲撃によって、このあたりの上空を飛ぶことができなくなったため、遠回りの飛行になっています。

そのため羽田からリヨンの空港まで20時間もかかります。

だいぶ遠くに行ってしまったなあ、、

と思っていましたが、翌日の夜にはビデオ通話で動画を見ながら話ができて、「今日はこんなホテルに泊まっている。明日からアパート探しに廻るけど、この3軒のうちどれが良いと思う、、」みたいな会話が出来て、大阪あたりにいるような感触を覚えました。

こんな会話が無料で使えるなんて、ほんと便利になったものですね。

ヨーロッパは距離的には遠いけど、コミュニケーション的にはかなり近くなりました。

親は子供が自立し遠くに行くことに寂しさも感じますが、希望を持って元気に社会で働き暮らしていることを望んでいる存在です。

私もそんな立場になって親のありがたみを改めて感じています。

皆さんの親御さんも、皆さんのことをそんな風に思って見守っているのだと思います。

2025年3月 6日 (木)

メールサーバー障害

メールシステムに障害が発生しています。

この時期に会社のメールが使えないのはかなり不自由ですね。

それも届かないことが分かるメッセージが来る場合はまだ良いですが、こちらが送信していても届かず、何のメッセージも帰ってこないのが1番困ります。

原因と対応は川島さんから連絡が行ってる通りですが、私が川島さんから聞いた内容を少し補足します。

当社のメールシステムは外部のレンタルサーバー会社に委託をしています。

そこのメールサーバー会社は国内で最大手だそうです。

ここで弊社のシステムが乗っているサーバーのIPアドレスが、迷惑メールのブラックリストに載ってしまったのが原因です。

当社は何も悪いことをしていませんが、同じサーバーをシェアしている企業か個人に迷惑メールを配信していたら、迷惑メールのブラックリストに載ってしまうもたいです。

また、このブラックリストを監視しているのは、海外にある複数の非営利団体があって、うちの1社が当社が利用しているサーバーに迷惑メールを送っている会社か個人があると判断してしまいました。

現在、3日前からレンタルサーバーの会社から解除申請を出していますが、まだ解除がされてません。

早ければ1~2日で解除されるし、遅いと5~7日かかるそうで、最悪の場合は解除されないこともあるという怖い状況が続いています。

そのため、金曜日の午前中までに解除されない場合は、この土日に川島さんが出社をして、委託しているサーバーの切り替えを行うことで計画しています。

最悪でも来週の月曜日からは正常な状態に回復する予定です。

こちら分かる範囲で補足します。

2025年3月 5日 (水)

採用環境の変化

2024年1年間の有効求人倍率は全国平均で1.25倍となり、2023年を0.06ポイント下回りました。

厚生労働省は「おととしは新型コロナが5類に移行して求人を増やす動きがあったが、去年は人手不足の傾向が続いたものの、その動きがやや落ち着いた」と分析しています。(NHK)

======

私は25年間ほど会社経営をやってきて、長く色々な採用活動を経験してきました。

しかし、この2年の採用環境はこれまでにない厳しい状況でした。

これは上記の記事にもある通り、新型コロナで3年間も採用を抑えていたのを、2023年5月に5類に変わったのを契機に、多くの大企業が求人を急増させていた結果のようです。

でもここに来てその流れは変わってきました。

求人倍率が下がってきて、徐々に採用環境も平常に戻るようです。

その影響かどうか分かりませんが、このところ当社求人への応募者も増えて来ました。

現在3社のダイレクトスカウトの他に、リクルートのある求人広告にも出稿していますが、2月からは毎週15人ほどの応募者が来ています。

それでも面接にお呼びしたい方は週に1、2名だけですが、良い方も出てきているので、鋭意、採用面接を続けます。

秋以降でRG人員が4人も減少してしまった影響は非常に大きく、RGの皆さんに過剰な業務をお願いすることになり大変申し訳なく思います。

また、SGの皆さんもお客様とのスケジュール調整などでご苦労をおかけしています。

RGの生産体制がしっかりしないと当社は成り立ちません。

来期の1Qまでには、RGの体制が補強出来る様にベストを尽くします。

2025年3月 4日 (火)

CotoELの事業目標

「CotoEL(コトエル)」で新たな固定収益を創り、その安定収益を活用してSGとRGの体制を強化してでも適正な利益の出せる会社にする、上期から黒字の出せる会社にする。

というのがこの事業への期待になります。

ただし、新規事業の「CotoEL」にはかなりのシステム投資をしているし、それを運用するにも、AIの従量利用料、AWSの経費、IICとインターセクト社の保守・運用費等もかかります。

システムの減価償却費とオペレーション費の製造原価と、これを販売するための最低限の販管費を入れると少なくとも年間で15Mがかかります。

開発したけど1件も売れなければ、▲15Mの減益になるということです。

そのため、来期は2026年3月までに40セット(1セットは4名利用)は販売して、若干でも来期の収益に貢献させたいと考えています。

40セット売れば、1セットが99万円だから、3,960万円の売上のようですが、「CotoEL」は「TextVoice」と同じで月次売りの計上になるため、来期の売上は2,300万円で、粗利が1,000万円、営業利益が500万円になります。

ただし、40セットは40社の契約ではなく、もっとまとまった組織的な導入もあると思うので、外向きな営業を続ければ40セットは十分作れると考えています。

そして、このペースで契約を作れば2026年度には100セットで、7,000万円の売上と4,000万円の営業利益が積み上がります。

そして、2027年度までに200セットの契約が作ることで、「CotoEL」だけで1億円近い営業利益を生み出すことが出来ます。

ここまで来ると会社の安定性と収益力は格段に良くなり、RGの社員を大幅に増やしても、皆さんの処遇を大幅に引き上げても、良い決算が出来る会社になります。

「CotoEL」は「TextVoice」とは異なり汎用性のある分析ツールだから、この位の数字は十分出来ると思うし、この目標を実現するために最大限の努力を続けたいと思います。

マーケティングツールでの固定収益を増やすことで、付加価値の高いコンサル型リサーチを実現することが当社の基本戦略です。

この戦略を実現するための努力を続けて参ります。

1_5