中国企業のスカウト
自分の大学クラブの後輩から相談があるので食事をしませんか。
みたいな連絡があり、神田の寿司屋で会いました。
その後輩は大手化学品メーカーの研究所で卒業してからずっと勤務していて、昨年まで150人もの研究スタッフがいる部署の責任者をしていました。
でも役職定年になり今は研究から離れた部署で勤務しています。
そんな彼に中国企業からスカウトが入りました。
そして「是非中国の本社で話をさせて下さい。」というお誘いがあり、ビジネスクラスの航空券も送られて来たので、試しに行ってみて仕事の内容と条件を聞いたらかなり高額な報酬なので、どうすべきか悩んで私に相談が来ました。
先方の提案はその会社の研究所の責任者のポジションで、1、2年やるだけでかなり裕福になる金額だったみたいです。
一方で「今までやって来た研究成果のすべてを持って来て欲しい。」と言われたそうです。
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「先輩ならどうします?」と聞かれたから、「自分ならそんな信義に反して、今までお世話になった企業や同僚を裏切ることはしないけどな、、、」と言って色々と自分なりの考えを伝えました。
結果として彼はその話を断ったのですが、こんなドラマみたいな話が身近なところで起きていること、そしてこんなシビアでダークな国際競争があることに驚きました。
中国は経済も産業も凄く成長してるけど、現実として個人に産業スパイみたいなことを持ちかけているんですね。
後輩がお金よりもこれまで築いてきた信頼を選んでくれて良かったです。
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