2007年7月17日 (火)

プライバシーマークの更新

プライバシーマークの2回目の更新の審査を受けました。プライバシーマークは2年毎の更新なのでこれで取得してから5年目に入ったことになります。5年前はCRC総研の関連会社でしたので、グループ全体でプライバシーマークを取得するのでマイボイスも準備するようにというところから始まりました。その当時は何でこの忙しい時によく分からない資格を取得しなくてはいけないのかと思いましたが、今はプライバシーマークの取得が取引の条件になっている会社も沢山ありますし、個人情報保護に関する社会的認識も格段に高まっていますので、早い時期から取得していて良かったと思います。結果的に当社はネットリサーチ会社では1番最初に取得しています。

今回は情報処理振興事業協会(JIPDEC)の審査員の方が4名来社されて、事前に申請した書類をもとにまるまる1日のヒアリングや現場検査を受けました。プライバシーマークの審査は年々厳しくなっていて非常に細かい部分まで確認作業が入ります。そこでいくつかの修正事項の指摘受けましたので、そこを改善して改善対策の書類を提出しながら審査を受けることになります。当社の個人情報保護責任者は岡島君です。今回はJIS規格の変更でほとんどの規定が作り直しになりましたがコンサルも頼まずに対応してくれました。個人情報の取り扱いについて不明なことがあれば、必ず岡島君に相談して下さい。

当社からモニターの個人情報等が流出したら大変なことです。個人情報流出に対する損害保険も念のために掛けていますが損失はそんなものでは補えません。損害賠償の金額も大きいですが、社会的な信用の低下で取引先は激減し会社はなくなってしまうでしょう。個人情報を懇意に流出した個人には厳しい罰則も課せられます。個人情報の流出とはそれほど大きなことであり、必ず全員で守らなくてはいけない社会的義務です。個人情報の取り扱いについては最大限の注意を払うようにお願いします。

2007年7月13日 (金)

イベント企画

イベント企画を継続的に進めるためのタスクホースを作ります。昨年度やったバーベキューみたいなものの企画から、忘年会や新人歓迎会など、社員の皆が日常の業務以外で話をする機会をもっと増やすことが必要と感じたためです。あるコンサル会社の社長と話をしたら、その会社では毎月1回、ピザを取って事務所でピザパーティをやっているそうです。それを続けていたら社内がかなり話しやすい雰囲気になったと言います。そんなライトな企画も含めてタスクホースのメンバーに楽しい企画を考えてもらいたいと思います。

当社もスタッフが50人を超えて、色々なキャリアの方が色々な立場で入社しています。また、組織も分かれて来たのでなかなか業務上の関係がないと、皆忙しそうなので話しかけ難いということも聞きました。それから、これは当社だけの話ではありませんが、メールが中心になって、多くの人がコミュニケーションの不足を感じているといいます。そんなこんなありまして、皆が気楽に話ができる機会を会社としても設けることが必要だと考えた次第です。

各グループから担当者を出しすようお願いしたところ、内門さん、長谷川さん、本さん、澤登さん、広岡さんが推薦されてきました。今年度はこの5人の方にタスクホースをお願いします。社員の皆さんもできるだけ参加して協力して下さい。小さいことのようですが、毎日を気持ちよく働くためには、社内のコミュニケーションが意外と重要だと思います。皆さん、ご協力お願いします。

2007年7月12日 (木)

10代モニターの補強

アンケートに協力してくれる26万人のモニターは私達の財産です。この方たちの信頼と協力なしに当社のビジネスは成り立ちません。26万人というと大きな市が1つ出来てしまう位の人数ですが、クライアントのリクエストに応えるにはもっとモニター数を増やすことが必要です。4割程度の回収率が確保できるモニター組織を如何に拡大して行くかは、当社の重要な課題です。

また、効率的なサンプリングを行うには、ボトムネックになっている階層を重点的に増やす努力も必要です。以前は50代以上の高年齢層が足りないという要望が多かったですが、このところは10代のモニターさんが不足していて、クライアントにご迷惑をかけていました。どうやれば10代の方を増やせるのか、岡島さんと広岡さんに考えてもらいました。

その結果、まずGプランさんの10代会員にメール広告を行うことで約200人増えました。それからアクセストレードさんに協力をしてもらい、アフリエイトでも10代を増やす仕組みを入れて、こちらで毎月300人位のモニターを増やせる目処が立ちました。現在10代のモニターさんは約1万人おられますので、毎月3%位(年に約4割)は改善できそうです。

モニターの不足はずっと続く課題かもしれませんが、できるだけ不足している階層を重点的に改善して行きたいと思います。業務をしていてここのモニターさんがいつも足りないなあ、ということあれば各マネジャーにご相談下さい。できるだけ改善できるように組織的に取組みたいと思います。

2007年7月11日 (水)

モニター調査の結果

先日服部さんに頼んで12月に実施したモニター調査の報告会をやりました。モニターに登録いただいている方が当社のサービスをどの様に感じておられるのか、定期アンケートをどう見ているのかを検討するために実施したものです。出られなかった方が多かったので一部内容を紹介します。

回答者は10代から50代以上×男女の10セルに各50件の回収で、合計500件の回収で設計しましたが、各階層の回収率を把握するため、約1週間回収を受け付ける方法を取りました。その結果、全体の回収率は42%になりました。

ただ回収率は年齢による差異が大きくて、10代は23%とかなり低く、50代以上は56%と10代の2.4倍になります。10代や20代前半の回収が難しいとは聞いていましたが、年齢によってこんなに異なるのかと驚きました。それから回収の時間ですがやはり36~48時間で全回答者のほぼ95%以上が回答できています。これは数年前と変化がなく、以前から基準としている「36~48時間で回収する」という方針で問題なさそうです。

1年間で回答している「個別アンケートの件数」も年齢で異なりますが、平均すると年に5~6回という認識でした。これも1日に数件も依頼しているM社と異なるところです。モニターは学習効果や回答慣れの問題があるので、あまり頻繁に回答をお願いするのは、リサーチ情報の品質面で問題あると思います。

モニターがマイボイスに登録した理由は、1位ポイントを貯めたい、2位アンケートに答えるのが好き、3位懸賞応募、4位社会参加、でした。ポイントをちゃんと提供するという面で毎月の定期アンケートが1つのモチベーションになっています。もう少し個別案件の件数を増やし(年に10回程度)てポイント提供を増やせれば、モニターのモチベーション的にはプラスになると推察しています。もう少し「回収~集計ベース」の案件を増やすことが、会社の収益向上と、モニターのモチベーション向上に繋がると考えています。

継続参加意向はほぼ100%でした。退会したいは500人中1人(0.2%)でした。これからもモニターを大切にして、モニターの期待に応えられる運営を目指して行きたいですね。「モニターを大切にすることで、回収情報の品質を維持すること」は当社の行動指標にもある大切なことですので、是非覚えておいて下さい。

※調査レポートはイントラに掲示していますので、詳細はそちらをご参照下さい。

2007年7月10日 (火)

定期アンケート

当社の定期アンケートは今月で108回目になります。98年7月のまだCRC総研で私が1人で準備している時から、ずっと休まずに108ヶ月(9年間)続けてきた事業です。自分がニュービジネス協議会のプランコンテストに出した事業計画にも、衣食住や流通、金融等の身近なテーマの情報を継続的に集めて情報発信し、データマイニングを行って生活者分析を行うという構想を書いていますが、10年前に考えた構想が実現して当社の1つの特色になっているのは嬉しいことです。

先週、ある大手広告代理店のR&D関連の局長と、コミュニケーション関連の局長などに当社のプレゼンをする機会をいただきました。そこで1番関心を持ってくれたのが「定期アンケート」です。これだけの生活者情報が9年前からストックされているのは価値がある。これだけのメディアに取上げられているのは結構凄いことですよ。というような評価でした。

定期アンケートは、営業の販促ツール、メディアへのPR、企画提案時の参考資料、サンプリングの材料、新人リサーチャーの教育、モニターの活性化など沢山の役割を持った当社の重要なマーケティング活動です。ただ、これだけ大量の生活情報を過去に遡って持っている企業もありませんので、うまく当社の事業拡大や収益向上に役立てて行きたいと思います。

以前、サイボウズネットさんに当社の定期アンケートをコンテンツ提供することはお伝えしましたが、今度はこの大手広告代理店様のイントラに、当社の「定期アンケート」の説明とリンクを張ってもらえることになりました。代理店の営業の方やマーケティング担当の方は常に情報を求めていますので、こちらが実現できればかなりお引き合いが増えるのではと期待しています。

これまで9年間、1ヶ月も休まずに続けてきた定期アンケートの資源をうまく活用して行きたいと思います。良いアイディアあれば是非教えて下さい。

2007年7月 9日 (月)

マガシーク

今日は女性ファッションのネット販売をしている「マガシーク(株)」を訪問して、井上社長とマーケティング部の3名にに当社のネットリサーチと、サイトカタリストの紹介をして来ました。皆さん両サービスとも関心を持ってくれたので、これから上辻さん岡本さんが提案をしていきます。

マガシーク(株)は伊藤忠商事の社内ネットベンチャーの組織「ネットの森」から出来た会社です。ネットの森は99年頃に同社が新しいネットビジネスを立ち上げようということで、事業アイディアがあり自分で事業を立ち上げたい若手社員を募集したものです。現在社長の小林栄三さんが「ネットの森の番人」という役職名で責任者を務めておられました。

井上社長は繊維カンパニーの社員で、女性雑誌と携帯を連動したECの構想をネットの森に提案して6年ほど前に独立した社内起業家です。そして昨年度には東証マザーズへの上場も実現しました。見かけはジャニーズ系のとてもスマートでかっこいい方で、ギラギラしたところはありませんが、着実に事業を拡大して上場まで持っていったのは凄いと思います。

マガシークが事業化する時に、まだ設立2年目の当社がコンセプト評価とニーズ調査をお手伝いしました。井上社長は事業を立ち上げる時に、調査結果をとても参考にしてくれたそうで、上場の時にもその1部を説明資料に参照したと言います。当社がお手伝いした調査結果がお役に立って嬉しく思います。

同社の発展の過程で色々なマーケティング戦略を考える機会があると思います。またサイトの効率化を図るために詳細なアクセス解析が必要になる時もあるでしょう。そんな時にまた当社のサービスが役に立てば良いなあと感じました。お客様の発展とともにお付き合いを続けるご縁を大切にしたいですね。

2007年7月 6日 (金)

昔の仲間と商売

昨日は新薬開発の治験(CRO)ビジネスをやっているACRONETと協業のミーティングをしました。CRCの東陽町オフィスにいた方は同じビルにいたので覚えているかもしれませんが、やはりCRCからスピンアウトして出来た会社です。同社と医療関係の情報サービスが一緒にできないか、先方の社長さんを始め関係者と意見交換をしました。当社としても特徴ある付加価値サービスを作りたいので、一緒に事業の可能性を検討していくことにしました。

ACRONETの設立は当社より2年後で、CRCの1部署が別会社になったのが生い立ちです。その頃は50名位でしたがもう200名まで社員が増えていています。それでも業界では7位くらいなので新しいビジネスも立ち上げて次のステップを目指したいということでした。

同社の窓口は井上取締役で、以前CRCのシンクタンク部署で一緒に働いていた後輩です。同社に移った時は何で自分が医療関係の会社で働かなくてはいけないのかと迷ったそうですが、頑張って実績を上げて42歳で200名の会社のNO3ですから大したものです。夜飲みに行って色々話をしましたが「最初は嫌でしたが、頑張っているうちに面白くなり、今はすごく充実しています」と言います。人生何が功を奏するか分かりません。ただ彼は明るく前向きですごく活動的ですので、幸運の女神が見ていたのでしょう。

昔の仲間とまた一緒に仕事ができるというのは嬉しいことです。昔からの付き合いがある人はお互いの人間性を理解していることと、裏切らないという安心感があります。色々と話し合って何か両社にとって、お互いにプラスになる新しいビジネスを作って行きたいと思います。

2007年7月 4日 (水)

久しぶりの風邪

この週末は久しぶりに風邪を引いて2日間とも寝込んでいました。風邪で寝込むのは本当に久しぶりです。木曜日あたりからちょっと熱があったのですが、金曜日に会食の約束があってそこでワインを飲んだのが利いてしまったみたいです。のどは痛いし熱は38度もあるしでとんでもない週末になりました。

考えてみたらマイボイスが出来てから8年間は、病気で休んだことは1日もありません。会社員だった時よりも気が張っていたことと、いつも何らかの約束があるため風邪位では休めないということもありました。ただ、ここに来て無理が続いたり飲みすぎたりするとリカバリーが悪くなってきて、私も体力が落ちてきたなあ、もう走り回るような仕事のやり方は難しいのかなあなどと少し気弱になっていました。

そんな時に、日本電産の永守社長の本を読んだら、永守社長は会社設立以来ずっと正月以外は1日も休まず働いているのだそうです。仕事が趣味で仕事をしているのが一番楽しいというのですが、60歳を過ぎてもそんな風に1日も休まず頑張っている人がいるのですから、40代でどうのこうの言ってる場合じゃないですね。ベンチャー会社を経営している限り走り続けるしかないと、永守社長の本を読んでちょっと反省しました。

2007年7月 3日 (火)

懐かしいレポート

先程ある電鉄会社の開発企画部の課長さんが来社されました。かなり前に2、3度、新規事業開発のニーズ調査などをお手伝いさせていただいた方で、相談したい案件があるのでと言って若い部下を連れて来社されました。

最初に会って言われたのが「高井さん少し肥えましたね」でした。確かに5年ぶり位にお会いしたので7~8キロは増えていると思います。「少しではなく、かなりですよ。」そんなやり取りから始まりました。その課長さんは私と同年代ですが前と変わらずスリムで良い男です。やっぱり減量しないとなあ・・・、お客様でも同年代の方には何か特別な親近感を感じます。

「実は沿線の先に新しいレジャー施設の×××を作ろうという構想があって、そんなニーズが本当にあるのかちゃんと調べないとと思った時に高井さんの顔を思い出したんですよ。」と言って、昔当社で作成した古いレポートを2冊カバンから取り出しました。表紙の日付を見ると2000年と2001年でした。まだ社員が10人もいないころで確か五十嵐さんと服部さんがリサーチの担当者だったと思います。この2つの調査テーマのうちの1つのビジネスホテル構想は、既に事業化されて、かなりの事業規模に発展しているようです。

もう7年も前に当社が作ったレポートを大切に保管されて、それを部下にニーズ調査の見本として説明してくれています。レポートには沢山の付箋が貼られ、中にはマーカーで線が引いてあるのが見えます。このレポートは確かにお客様の役に立ったんだなあ、頑張ってくれたんだなぁと思うと、青い背表紙の古いレポートが妙に愛らしく感じました。

こんなお客様がいるというのは本当に嬉しいですね。きちんと役に立って喜ばれる仕事をすればお客様は覚えていてくれます。でもこんなに好意的なお客様なのに、5年間も挨拶にも行っていなかったのは会社の営業のやり方に問題があったと反省しました。これからは良い仕事をするだけでなく、きちっと組織的にお客様をフォローする仕組みを作り、それを継続的に実行することが大切だと改めて感じました。

2007年7月 2日 (月)

9回目の設立記念日

今日は会社ができて9回目の設立記念日です。年度末の決算日や株主総会日など会社にとっていくつか節目となる日がありますが、設立記念日というのもその1つだと思います。これでまるまる8年間やってきて、出来たことと出来なかったこと、出来るようになったことと出来なくなったこと、そんなことを整理して次のステップを目指すのが設立記念日の役割なのかもしれません。

8年前の設立日には私と岡島君がCRC総研からの出向で着任し、プロパーの社員は半年前に契約社員で入ってもらった五十嵐さん(現在熊本在住)だけでした。CRCの7月号の社内報で3人でピースをしている写真が掲載されています。役員は私と経営企画部長の鎌田さん(現CTC常務)、事業企画室長の加藤さん(現CTC部長)の3人で、監査役は2年前に定年退職した能勢財務部長でした。マイボイスの仕事をしているのは3名だけですから出来ることは限られます。私が営業して私と五十嵐さんで調査の実務をやり、岡島君がシステムや総務関係をやる。システムの開発や経理や給与計算はすべてCRCに外注していました。

この頃と比べて出来たこと出来きるようになったこと; 人は17倍に増えて資金力も15倍位になり組織的にはずいぶん安定しました。知名度や社会的信用もまだまだですがあの頃と比べると雲泥の差があります。出来なかったこと出来なくなったこと; ベンチャー制度という制約条件もあって成長スピードが足りませんでした。組織力という面でもまだまだ沢山の課題が残っています。それから組織としての瞬発力みたいなものが減ってきたのが気になっています。これは規模が大きくなって組織分担が進むと止むを得ない面もありますが、まず走ってみる、やってみる、ぶつかって行くという感覚は失ってはいけないと思います。

会社が9年目に入っても会社の経営理念や方針が変わるものではありません。当社は技術力とサービス対応力を強めて、お客様から喜ばれ信頼されるサービスの実現を目指して変革し続けることが必要です。会社の将来を考えると大変でも成長のスピードを上げなくてはなりません。そのための組織強化や協業は積極的にやっていくつもりです。

来年は10周年という大きな節目の年を迎えます。業績を上向きにして明るい記念日が迎えられるように頑張って行きましょう。

2007年6月29日 (金)

メガバンクの部長

先日、三井住友銀行の部長が「ご挨拶」に来ました。当社と大きな取引があるわけではなく、ご担当者から何度も積極的に提案いただいたため口座を開いて取引を開始したというだけの関係です。初めての会社に「ご挨拶」に伺うというのは結構難しいことです。特に明確な用件がないのに会社を訪問して、それなりの立場の人と話をしながら良い関係を作るのが「ご挨拶」の目的ですので、それなりの人間力や情報力、コミュニケーション力が必要です。

挨拶といっても「こんにちは」「きょうは暑いですね」だけでは5分も持ちませんし信頼感は築けません。また会って話しをしても何も印象が残らないようだと、時間の無駄だったなあと思われてかえって関係が後退してしまうでしょう。先日会った方は流石に百戦錬磨のメガバンクの部長です。約1時間ほど何気ない話をしているうちに、何となく凄い人だなあと感じさせるものがあって、帰り際には同社の主催する集まりに行くことを約束していました。このあたりが大企業を勝ち残って来た人の実力なのでしょうね。

ただ後から考えると、彼は当社に関係しそうなビジネスの情報や、当社の内容も良く調べていることが分かります。ただ単に話しをしに来たのではなく、ちゃんと関連情報を調べてそれなりのシナリオもいくつか用意して来社されていたのだと思います。また、何らかの狙いがあって当社の雰囲気やそこの社長である私を観察に来たのかもしれません。別な銀行の方から「貴社は職場に緊張感があってちゃんとしていましたから・・・」というような話を聞いたことがありますが、銀行の方は取引先を訪問してその会社の信頼度を測定することがルール化されているのかもしれません。

どんな会社の人がどんな目的で来社しているか分かりません。当社の社員は全員が真剣に仕事に取組んでいますので問題ないと思いますが、いつ誰に見られても恥ずかしくない緊張感のある職場にして行きましょう。それから社外の方には必ず挨拶をするようにして下さい。そんな小さなことの積み重ねが会社の評判や評価に繋がります。よろしく頼みますね!

2007年6月28日 (木)

新聞社のお仕事

ある新聞社からユーザー調査のお仕事をいただきました。もともとは以前私が仕事をお手伝いしていた電通の方が独立したというので挨拶に行ったところ、ちょうど新聞社の仕事でユーザー調査が必要なので手伝ってほしいということで発生した仕事です。この社長と仕事をしたのはもう5年も前ですが、とてもバイタリティがあって魅力的な人でしたので、年に1、2回のペースでご挨拶してきました。

この新聞社として本格的なユーザー調査をやるのは始めてだそうで、先方もかなり気合が入っています。ご担当者の女性が非常にバイタリティーがあってアクティブに動くのにも感心しました。こちらは金森さんが担当していますが、1日に十数本ものメールのやり取りして、最後は金森さんが夜の10時過ぎに送ると、先方から夜中の1時とか2時に必ず返事が来ています。新聞社の仕事は夜が遅いとは聞いていましたが、それを実感させるやり取りでした。

今回のユーザー調査で新聞社の皆さんにとって意外な結果がでるかもしれません。それが何か変化のきっかけになるのではと楽しみにしています。金森さんは厳しいリクエストに対しても適切に迅速に対応していてとても頼もしく思いました。この仕事が終わったら、是非、あのバイタリティのあるご担当者とビールでも飲みながら話したいと思います。

有能で魅力的なお客様に会ったら絶対に関係を切ってはいけません。まず評価していただける仕事をして信頼がいただけたら、良い関係を続けるための努力が必要です。関係を続けるというフォローなしにビジネスの関係は続きません。でも意識してよい関係が築ければ、それがビジネスのネットワークになり、自分のビジネス力を広げる財産になります。金森さん案件が終わったら彼女とのビール付き合って下さいね。

2007年6月27日 (水)

神田のうなぎ屋さん

最近帰りがけに1人で立ち寄る神田駅近くのうなぎ屋さんがあります。カウンターだけ10席位の小さなお店で、うな重が千円ちょっとと安いですが、毎日静岡から活きたうなぎを取り寄せているそうです。私は健康のことも考えて神田駅から10分ちょっと歩いて通勤していますが、朝の通勤時間にお店の横を通る時に一家総出で蒲焼の準備をしています。80歳近いお婆さんも一生懸命に、生き生きと働いているのが目に留まって気になっていました。

それで数ヶ月前に初めて1人で行ってみました。お店は常連さんみたいな人達ばかりでくつろいだ雰囲気です。夜はあのお婆さんの姿はなく、お嫁さんか娘さんの様な女性がカウンターを取り仕切っています。とりあえずビールとうな重をオーダーすると、「今日もお仕事お疲れさまでした」と言ってビールを注いでくれました。丁度良いタイミングでうな重が出てきて、お吸い物はビールがなくなる直前に熱いものを出してくれ、お新香がなくなるとそっと差し替えてくれます。何気なく10人のお客さんにすごく気を配っているのが分かります。

本当に庶民的で目立たない小さな店ですが、うな重は値段の割には美味しいのと、美味しいうなぎをお客さんに安く出すために一家総出で一生懸命に働いている姿、そして、女将さんの細かい心配りが何となく心地よくて時々立ち寄るようになりました。神田駅の近くには昔からよく行っている店が7、8件ありますが、この小さなうなぎ屋さんもその1つになりつつあります。

うなぎ屋さんも当社も同じサービス業です。お客様が私達のサービスに満足していただくには、お客様に提出するデータやレポーティングという成果物(うな重)がしっかりしていることが第1の条件ですが、あの店の女将さんのようなお客様に対する心配りも大切です。内容物の確認や納品のタイミングの連絡など、小さなやりとりをしっかりやること、お客様に対して感謝の気持ちで接すること、そんな社員1人1人のサービス対応がお客様の評価になり、当社に対する信頼に繋がるのだと思います。

私達が神田のうなぎ屋さんに見習うことが沢山ありそうです。見学希望の方は喜んで案内しますのでいつでもリクエストして下さい。

2007年6月26日 (火)

西郷君の独立

先週のマネジャー会で報告したので皆さんにも伝わっていると思いますが、西郷君が来月会社を作って独立することになりました。データマイニングを専門とする会社を立ち上げるそうです。1年ほど前から相談があって当社で事業化することも含めて話し合いましたが、以前から起業に関心があったということで、最終的には独立する道を選ばれました。会社設立といっても1人だけのスタートなので大変なことも多いと思いますが、是非頑張ってほしいと思います。

そういう訳で来月から西郷君は会社の社長という立場になりますが、当社との関係が切れるわけではありません。当面は当社にも席を残してもらい、週に2日は今までどおり当社に勤務してもらいます。配属は企画室で野尻室長のサポートをお願いします。最初は新会社の立ち上げと当社の業務をうまく調整しながら徐々に新会社を軌道にのせて、将来は専門性の高いデータマイニング会社として、当社と協業できる優良な会社(パートナー企業)に育ってほしいと思っています。

CRC総研時代の同僚で1人で会社を経営している友人が2人います。1人は当社のリサーチ研修などもお願いしているシャープマインドの松尾社長で、もう1人は土地家屋調査士の資格を取って事務所を開いている海老原社長です。2人の共通項は社会に通用する専門性を持っていることと、周りをあまり気にせずにマイペースで仕事を進めることのできる精神力があること、それから業務を協力し合えるネットワーク(仲間)を持っていることでしょうか。西郷君にもこの様な特性があるので、独立してもうまくやって行けるような気がします。

私は新会社が成功するよう西郷君のメンターとして応援していくつもりです。皆さんもご支援とご協力をお願いします。

2007年6月25日 (月)

新卒者内定

始めて新卒採用を行うことは前にお知らせしました。ベンチャー会社の経営者の集まりで新卒の社員が入って組織が良くなったという話を色々と聞いて、竹村さん本木さんにお願いして急遽募集を始めました。求人を掲載したのは5月の中旬で、来春の採用はもう終盤戦でしたので今年はトライヤルのつもりではじめました。

そして、説明会や面接を何回か行って先週2名の方に内定を出しました。中央大と金沢大の女性で、2人とも大学で社会調査を専攻しています。大学で学んだ知識を活かした職業に就きたいということで、リサーチ会社を第1希望に就職活動をしてきたといいます。まだ内定の段階ですので実際に入社いただけるかどうか分かりませんが、来て頂ければ歓迎したいと思います。

新卒の面接をやってみて、会社や仕事に対する純粋な気持ちがとても新鮮に思えました。会社説明会や面接などで何人かに参加をお願いしましたが、皆さん一様に「すごく新鮮ですね」「刺激になりますね」という感想でした。まだ何も分からないけど、一生懸命にやってみたいという気持ちの新卒社員が定期的に入ることが、組織全体の刺激になって、良い方向に向かうのではないかと実感しました。新卒採用は会社発展の1ステップになるかもしれません。

採用活動に協力してくれた皆さんありがとうございました。来春にピカピカの2人が入社するのを楽しみに待ちましょう。

2007年6月22日 (金)

競合企業の合併

同業のインフォプラントとインタースコープがの2社がヤフーに買収され7月に合併します。新しい社名が昨日発表されましたが「ヤフーバリューインサイト」という名称だそうです。ちょっと前から2社ともヤフーの子会社でしたが、社名が変わることで確かにヤフーの会社になったんだなあと実感しました。

これまで8年間も競合企業として認識していたインフォプラントとインタースコープの社名がなくなるのは個人的にはすごく寂しい気がします。両社の創業社長である大谷さん、平石さんとは面識があり何度か飲みに行ったりした仲なので複雑な思いもあります。彼らとはビジネス的には競争相手でしたが、まだネットリサーチがビジネスになるかどうか分からない時期に一緒に市場を作って来た仲間でもありました。

お2人はネットリサーチがやっと育ってきた2002年頃に、この業界の健全な成長のために協力し合おうと言って「インターネットリサーチ研究会」を設立して、平石さんが会長、大谷さんが幹事長を務められました。その頃はネットリサーチは調査手法として邪道という見方までありましたが、社会のお役に立てるサービスだということを証明しようと頑張っていました。

そんなお2人の作ったベンチャー会社が合併して、ヤフーの子会社になるということは想像も付きませんでした。個性や特徴の全く異なる2社が一緒になってどういう会社になるのかよく見ていきたいと思います。今回の2社合併は私にとって時の流れを感じる出来事でした。

2007年6月21日 (木)

営業の行動指標

先週の営業会議で、秋野部長から「1日3アポ、1商談を目標に行動しよう!」という行動指標が出されました。結果としての売上目標をどう達成するかということだけでなく、行動指標にもとづいて毎日の行動を計画することは大変重要なことだと思います。「1日3アポ、1商談」を続けるのは大変な努力が必要ですが、会社が勝って成長するために頑張って実行してほしいと思います。

プロセスがしっかりすると結果は付いて来ます。先日リクルート出身の方2人とお会いしましたが、そろって聞いたことは「リクルートの営業は売上のノルマはないが、訪問件数のノルマは非常に厳しい」というものでした。確か週に何件というリクルートグループで統一の目標件数があって、その件数をクリアできれば9割以上の人が売上目標を達成できるという理論で行動しているのだそうです。この様な営業のプロセス管理を徹底して進めているのがリクルートの強さなのでしょう。おそらく競合M社もこの理論で動いているのだと思います。

私も会社を始めた頃は毎日3件は訪問しました。どこの誰がネットリサーチを使ってくれるのか全く分かりませんでしたので、今から考えると全く見当違いな場所を回っていたようです。でもその結果、初年度は9ヶ月で決算でしたが1人で20社以上の新規顧客を開拓して、約5千万円の売上を立てることができました。あの頃は必死でしたので(今も必死ですが)、よく動いていたと思います。プロセス管理というより、走らないと3千万円の資本金がなくなり、この会社がなくなるという危機感で走っていました。

「1日3アポ、1商談」を実行するためには訪問シナリオや、営業ツールを組織として準備することが必要でしょう。それは秋野部長や田井M、上辻Mを中心に全員で知恵を出し合って進めて下さい。内門さんや長谷川さんも第1線に出られるようになって、やっと営業部としての体制が整ってきた今がチャンスです。ここを起点に組織的な営業の取り組みを始めましょう。

生産部門の方々も是非、この営業の新しい取組みを支援して下さい。全社で新しい流れを作るために、全社員が自分達のこととして協力してほしいと思います。よろしくお願いします。

2007年6月20日 (水)

細木さんに感謝

先ほどまで竹村さん、岡島さんと近くのすし屋で細木さんの快気祝いをしていました。職場でも退任のご挨拶をいただきましたが、細木さんは昨年度まで当社の監査役をお願いしました。2ヶ月ほど前に大動脈瘤の大手術をされたので心配していましたが、お元気なご様子を見て安心し、美味しいお酒を飲むことができました。手術は8時間もかかる大手術だったそうですが、すっかりお元気になられて本当によかったです。

細木さんが書かれた著書「商社マンのうちわ話」を読まれた方はご存知でしょうが、細木さんは伊藤忠商事で船舶部長まで勤められて、CRC総研の取締役営業本部長になりました。それから中国現地法人や子会社の社長をやって退任されたビジネスのプロです。ビジネス経験豊富な方に監査役をお願いしたいと思った時にまず頭に浮かんだのが細木さんでした。

細木さんはとても多趣味で前向きな方です。中国現法の社長だった時に病気になって時間ができたのを機に本を書かれました。田園調布に自宅があり、仲間で大きなヨットを持っていますが、もっと別な生活を楽しもうと退職後に山中湖の別荘を買われたそうです。そして、別荘で野菜を作ったらもっとうまく作りたくなり東京農大の園芸学科に社会人入学し、せっかく大学に入ったのだからと美術部に入って油絵を始める、というように常に前のめりに行動しています。これも商社で世界を駆け巡ってきた方の習性なのでしょうか。

そんな風にリタイヤー生活を楽しまれていたので、監査役は無理かなと思いましたが、赤坂の小料理屋でお願いすると「よしやってやる」とその場で快諾いただきました。それから2年3ヶ月豊富な経験からアドバイスをいただき大変助かりました。やっぱり自分で経験された方の意見は説得力があります。私の耳の痛いこともちゃんと言ってくれるのも助かりました。これも社内ベンチャーで起業したご縁ですが、ありがたいことだと思います。

これで会社は離れますが、今日もお酒を飲みながら「○○さんは素直でいいね」とか、「××さんは頭がいいから・・」とか社員を気に留めておられました。これからもずっと応援しているから是非頑張ってくれと言われています。これからも時々会社のイベントにきて頂こうと思っています。大先輩から叱られないようしっかりやって行きましょう。

PS; 皆で山中湖の別荘に遊びに来ないかと誘われました。別荘は260坪もあるそうです。有志で「細木さん手作りの野菜を食べる会」を結成しましょうか。入会希望者は高井まで!

2007年6月19日 (火)

クレームその2

一生懸命にやっても人間ですから間違えることはありますし、お客様から誤解されてしまうこともあるようです。また、人間同士の相性というか、コミュニケーションタイプの違いからクレームになることもあるので、どれだけ注意をしてもクレームをゼロにするのは無理なのかもしれません。それだけにクレームをいただいた時の対応が重要なのだと思います。

これまで長いこと仕事をやってきましたので色々なクレームも経験しました。明らかに当社のミスでご迷惑をおかけしている場合もありますし、また小さな行き違いや誤解が大きくなっている場合もあります。ただ、ほとんどのケース(95%位)は誠意を持って迅速に対応することで信頼を取り戻せたように思います。当社は良いお客様に恵まれていますので、もし何らかの理由でクレームになっても、その後の対応が間違っていなければ大きなトラブルに発展することは少ないと思います。

大きなトラブルにならないためにもう1つ大切なことは「こちらに非がある時に、言い訳をせずにまずはミスを認めて素直に謝ること」だと思います。もうかなり前の話ですが、当社がリクルーティングを受けたグルインで、6人の予定者のうち4人しか出席しないことがありました。他のグループでも人数変更や条件違いなどもあってお客様からクレームを受けました。その時に当社のスタッフが「4人でも大丈夫です。かえってこの位の方が良い結果になりますよ。」的な発言をしたためお客様を怒らせてしまいました。当社にとって大口のお客様でしたから担当者としては何とかうまく収めようと思ったのでしょうが、その言い訳が逆効果になりました。

翌日会社に出勤すると「A社の部長が激怒しているので直ぐに謝りに行って下さい。」というので状況を聞くとかなりまずい状況です。まだ入社して2ヶ月目の上辻さんがたまたま営業窓口だったため2人で直ぐに謝りに行きました。受付から連絡をするとその部長が出てきましたが明らかに怒っているのが分かります。部屋にも通してもらえずエレベータホールで「何をしに来たんだ」といって叱られました。「この度は当社の社員が大変失礼なことをしまして大変申し訳ございません・・・」と謝罪しましたが、「ああ大変失礼な態度だったよ」、「私が貴社を推薦したのに、あんないい加減な仕事をして、素人をごまかすような言い訳をされては私の面目は丸つぶれだよ。貴方のところはどういう社員教育をしているのか!」とかなりの剣幕でした。

その部長は当社を信頼して関連会社に推薦したのに、それが裏切られたと感じておられました。複数のミスも問題ですが、その後の対応に腹を立てているようでした。「信頼」や「信用」がビジネスで1番大切なことです。こちらの非を認めないでうまく収めようとしたことが信用問題にまで発展させてしまったようです。その時は出入り禁止も覚悟しましたが、その後の関係者の努力で何とか少しづつ信頼を回復したお陰で、何とか取引関係は続いて、今も沢山の仕事をいただいています。ただ大きなトラブルになってからだと本当に大変です。適切な対応をした時の10倍以上の労力やストレスがかかりますし、お客様の方も嫌な思いをさせてしまいます。

こちらのミスでクレームになった時には絶対に言い訳やごまかしをしないことが大切です。それでも組織的に誠意を持って迅速に対応すれば何とかリカバーできると思います。そのために皆で何ができるか考えて努力すれば良いと思います。そのことはよく覚えておいて下さい。

2007年6月18日 (月)

お客様のクレーム

先週はお客様から2件のクレームがありました。お客様からクレームをいただくのは年に数回ほどですから、週に2件というのはかなり特別なことです。お客様からのクレームと聞くと何があったのかと思い、「ドキッ」とするのであまり精神的には良くありません。

1つは先月の定期アンケートとお客様から頂いたテーマが似ているというものでした。当社の調査結果が日経ネットに掲載されたのをご覧になって、同じようなテーマで自主調査でやるのは如何なものかとお考えになったようです。ただ、こちらは多くの企業が関心を持つ一般的なテーマで、当社も毎年取り上げていて、調査項目も異なっていますので当社に落ち度はありません。そのため、服部さん、広岡さんが説明資料を作ってお送りし、翌日に田井さんがお客様を訪問して、事実関係を説明することでご理解をいただきました。また秋口に調査をやるのでまたお願いします。というコメントもいただいたと聞いて安心しました。

2つめはあるお客様から、同社が頼んだ調査のアウトプットに似たイメージ図が当社のサイトに掲載されているという内容でした。こちらも直ぐに関係者が集まって事実関係を調べましたが、確かにお客様に提出したレポートの図表に類似したイメージ図が掲載されています。そのままの転記ではありませんが、お客様のレポートから図表をコピーして、その中身を加工して作ったことは明らかでした。1枚のイメージ図ですから、どの企業が何を調べてどんな結果になったのかは分かりませんが、お客様の情報を扱う企業としては適切とはいえません。

こちらは直ぐに該当する図表の記載を削除して、事実関係をご連絡してこちらの不手際をお詫びしました。大阪の会社でしたができればご説明に上がりたいともお伝えしたところ、幸いなことにご理解をいただくことができて「今後は十分に気を付けて下さい。」という注意をいただくことですみました。そして、別件で相談したいので近いうちに打ち合わせをさせて下さい。というメッセージもいただきました。

クレームをいただくということは、当社に対する期待や信頼の現われでもあります。誠実に迅速に対応すればご理解いただけることも多いですし、組織的に対応することが不可欠です。関係者が集まって事実関係を正しく認識し、適切に対応して、同じ間違いを犯さないための方策を取ることで、これまで気付かなかった問題を改善する切っ掛けになることもあります。何かお客様からクレームがありましたら絶対に1人で抱え込むことなく、すぐに上司に報告するようお願いします。皆で知恵を出し合えばクレームをチャンスにすることもできます。

繰り返しになりますが、クレーム対応は、組織の問題として捉えて、誠意を持って迅速に対応するのが原則です。すべては組織の問題として捉えることから始まりますので、上司にすぐ報告することだけは忘れないで励行して下さい。よろしくお願いします。

2007年6月15日 (金)

従来型調査会社

先日ある大手調査会社の役員と食事をしながら情報交換をしました。この会社はリサーチの技術力がありネットリサーチへの対応もかなり進んでいて業績も順調のようです。ただ多くの従来型調査会社はネットリサーチ会社に押されて経営環境は厳しくなっていて、中堅はもとより大手の1部でも経営が苦しくなっているところがあるとお聞きしました。調査会社は人件費の固定費部分が大きく、資本のストックも小さい企業が多いので、売上が1割減るだけで決算が厳しくなり経営に響いてしまうようです。

私もちょっと前に当社とうまく組める従来型の調査会社がないかと思って、日本マーケティングリサーチ協会加入の調査会社の財務状況を20社ほど調べてみました。調査会社は労働集約産業ですので、そんなに収益性が高いとは思っていませんでしたが、大半の会社がほとんど利益が出ていないのを見て少し驚きました。特にこの数年は売上が下がっている会社もかなりありましたが、これもネットリサーチが急速に増えた影響なのかもしれません。

同社はネットリサーチにも取組んでいますので、ネットリサーチが今後どうなっていくのかについても色々と意見交換をしました。その中で、リサーチの経験もなくリサーチのセオリーも理解していない企業が乱暴な情報の取り扱いをしていることを危惧していて、ノウハウのある従来型調査会社がしっかりしたネットリサーチができる環境を作ることが大切ではないかと話をしました。同じネットリサーチを扱う企業として、しっかりしたサービスを提要することと、ネットリサーチ市場を健全に発展させるためにの協業について、継続的に話し合うことにしました。

長らく同じリサーチワークに携わった者同士だと、話の共通項が沢山あるので自然と楽しいお酒になってしまい、この日もついつい飲みすぎました。リサーチ業界全体が動いていますので、当社の方向性を見誤らないよう色々な関係者と情報交換をするのは私の大切な仕事です。ただ、どうしても食事をしながら話す機会が多く、飲みすぎ食べ過ぎになってしまうのが私の悪いところです。

情報交換と私の体重は正比例するようで、最近は恐くて体重計に乗れません。メタボリックを恐れていては会社の経営なんてできません! なんてね。酒好き社長の言い訳と偏見に満ちた意見でした。

2007年6月14日 (木)

銀行への提案

先週はあるメガバンクのブランド関連の部署に秋野さん長谷川さんと営業訪問しました。当社の取引支店の紹介でアポをいただきましたので、何か参考になる材料をお持ちした方が良いと思って「広告評価とブランドイメージに関する調査」という簡単な提案書を持参しました。こちらのメガバンクも沢山のTVCMや新聞広告を展開していますので、広告やコーポレートイメージの定点評価は必ず役に立つと思って、一般的なスペックでお持ちしました。

これまでの銀行は大蔵省主導の護送船団方式で差別化のできにくい環境にありました。そして、各社があまり独自のマーケティング戦略を考えて展開することができなかったため、一般生活者との接点がこれだけ大きいのにほとんどマーケティングリサーチをやってこなかった業種でもあります。また大きくて伝統のある強固な組織であるため、なかなか新しいことや前例のないことをやるのが難しいということもあったと思います。

私も会社の設立当初から何年かは大銀行には何度もアプローチしましたが、仕事が取れたのはたった1行だけでした。もう1行は7~8回は通って色々な提案をし続けいい線まで行ったのですが、最後は上が認めてくれなかったと断られてしまいました。訳の分からないベンチャーに頼むより、大手代理店に頼んだ方が失敗がなくてよい判断もあったのかもしれません。いづれにしても銀行は私が攻め切れなかった業種です。今回もうまく進むかどうか懐疑的な印象を持ちながら訪問しました。

しかし、実際に訪問して提案内容を説明するととても関心を示してくれました。丁度3ヶ月ほど前に初めてTVCMの評価を始めて、その時はある従来型の調査会社に頼んでネットリサーチをやったのだそうです。ネットリサーチに関しては当社の方が経験が豊富ですから、おそらくその時の彼らの提案よりも、当社の提案の方が良かったのかもしれません。後からメールでお礼を送ったら、近いうちに具体的な相談をしたいとの連絡をもらいました。また自分達は2~3年位のローテーションで全く違う部署に動いてしまうので、当社の様な専門会社が継続的にフォローしてくれると助かるとも言われました。

銀行も私が5年前に攻めていたころとはだいぶ環境が変わっているようです。かなり厳しい競争を繰り返す中でマーケティング分析の必要性が認識されたのかもしれません。うちは大手の生命保険会社や証券会社から継続的にお仕事をいただいている実績があります。銀行に対してもお役に立てるサービスは必ず提供できると思いますし、銀行さんの環境が変化していることは、当社にとって大きなチャンスだと思います。どんどん前向きに提案して行きましょう!

2007年6月13日 (水)

新人の成長

新人が成長しているのを見るのは個人としても会社としても大変嬉しいことです。最近成長したなあと思って見ているのは、この春にオペレーションチームからリサーチチームに異動した石橋君、鮎沢君、本さん、服部(あゆ)さんです。席が近くなって良く見えるようになったこともありますが、4人ともよく頑張っているなあと感じています。電話も積極的に取り、真剣に打ち合わせを行い、派遣やアルバイトの人にテキパキと作業指示をしているところは、昨年とは明らかに違ったステージで働いているように見えます。

昨年度に中堅社員が何人か抜けてしまったため、その穴を埋めるため背伸びをしてくれているのかもしれませんが、1番大きい変化は、お客様と直接やり取りをする立場で緊張感を持って仕事に取組んでいることだと思います。社内のスタッフに頼まれた作業をやるのと、お客様から頼まれた仕事を直接やるのでは仕事の質が全く違います。社内では間違っても「あっすみません」ですみますが、お客様の場合は「すみません」ではすみきません。業務の理解力も、アウトプットも当然のことですが高い次元が求められます。

それは大変ストレスのかかることですが、一方でその様な厳しい環境でないと仕事は身に付かないものです。私自身も沢山のお客様とのプレッシャーの中で、時には怒られたり冷や汗をかきながら自分の「引き出し」を増やしてきました。ただ、実際にはほとんどのお客様は良い方で、一生懸命に頑張って良いサービスを提供すれば喜んでくれますし、評価もして下さいます。そのことが仕事の励みになり、プロ意識が生まれるのだと思います。まだ経験が浅いので不安はあるかもしれませんが、頑張れば必ず成果は現れます。どんどんお客様と会って、話して、提案して欲しいと思います。

当社の発展は若手社員の皆さんの頑張り次第です。これからも試行錯誤が続くと思いますが、前向きに頑張って自分の仕事力を高めて下さい。それが結果的に会社の発展にもつながることになります。

2007年6月12日 (火)

Assumの導入

野尻さんから日本電子計算の集計ソフト「Assum」を導入したいという相談がありました。Assumは昔から調査会社などが使っている実績のある集計ソフトで、アンケートの集計業務に特化している分、SPSSよりも操作性が良いようなので試してみたいという提案を受けました。

すべての集計を直ぐにAssumに切り替えるのではなく、単純集計やクロス集計が中心の業務はAssumに切り替えて、多変量解析や、Clementineを使ったデータマイニングが必要な案件は従来どおりSPSSを使うことで生産効率を上げられるのではないかというイメージです。まだ実際に実務レベルでテストしてみないと分かりませんが、Assumの導入で多少なりとも生産性の向上が図れるのであればやる価値があると思います。

リサーチワークの生産性を上げることは会社として大変重要なことです。当社の費用構造は人件費の割合が非常に高いので、生産性が5%上げることができれば利益率で2%向上させることができます。また見方を変えれば残業を5%減らすことや、サービスレベルを上げてお客様の満足を獲得することに今より5%多く時間を使うことができるということもできます。サービスの質を上げることと並行して、生産性を向上させることも是非実現したいことです。

今回のイーズの導入で生産効率が上がることを期待していますが、そこにAssumも加えることでより作業効率が上がれば良いと思います。実際の効果は分かりませんが、やってみる価値はあると判断しました。効果がなければまたもとに戻せば良いだけです。お金はかかりますがそんなに大きな投資でもありませんのでやってみましょう。生産性向上に向かって変えていくこと、改善して行くことが大切です。これから数名でプロジェクトを組んで、3ヶ月くらいで導入検証を進めてもらうようお願いしました。是非、自分も検証に参加したいという人がいたら野尻さんまで連絡ください。

また、日本電子計算でAssumと連動した自動集計ツール(お客様がクロス集計等ができるビューア)の開発を進めているということも関心を持っています。当社は自動集計で勝負をする業態ではありませんが、営業からは自動集計ツールがないというのが多少のハンディになっているとも聞いています。そのため自社開発も検討していますが、当社の予算でどの程度のツールができるだろうかと迷っていました。専門の開発会社が取組んでくれるのであれば、そこに当社の要望を伝えて使わせてもらうのも1つの手だと思います。今のところリリースのタイミングは9月と聞いています。マクロミルさんのAIRSと勝負をするつもりはありませんが、サービスの品揃えの一つとしてこちらの「自動集計ツール」の導入も検討してみます。

この4月に企画室を作り野尻さんに室長をお願いしましたが、イーズの次期開発、外注先の検証、そしてAssum導入など、リサーチグループ全体を見ながら色々と改善提案してくれるので助かります。こういう現場からの改善提案の積み重ねが会社を良くして行くのだと思います。野尻室長これからもどんどん提案して下さい。よろしく頼みます!

2007年6月11日 (月)

成功はゴミ箱の中に

週末に「成功はゴミ箱の中に」という本を読みました。新聞広告でソフトバンクの孫さんとユニクロの柳井さんがビジネスのバイブルだという推薦があったので買ってみました。

話の内容はレイ・クロックさんという方が、マクドナルドを全米チェーンに発展させていく過程を紹介したものです。マクドナルドはマクドナルド兄弟が会社を作って発展させたとばかり思っていましたが、実はマクドナルド兄弟はカルフォルニアの郊外で1店舗のハンバーガー店を経営していて、その店が繁盛して豊かに暮らせることに満足していてチェーン化などは全く考えていなかったのだそうです。それをチェーン化して今のようなマクドナルドという企業に育てたのがレイ・クロックさんです。

レイ・クロックさんは、紙コップのセールスマン、ラジオ局のピアの弾きなどを経て、ミルクシェイクを作るマルチミキサーの小さな会社を経営していました。最初にマクドナルドに行った時はマルチミキサーの販売が目的で、それが清潔な店内、シンプルなメニュー構成、標準化された調理、セルフサービスによる効率化で大繁盛しているマクドナルドのお店を見て、これをチェーン化したら絶対にうまくいくと感じたのだそうです。最初はマクドナルド兄弟にチェーン化を勧め、そこに自社のマルチミキサーを置いて欲しいという提案でしたが、そんな面倒なことはしたくないというので、それならば自分にやらせくれということで始まったのだそうです。

面白いのはその時のレイ・クロックさんは52歳、外食産業には全くの素人で、資金も人もノウハウもなにもない「ゼロ」からの挑戦だったということです。このあたりがアメリカンドリームというか、常に成功に向かって挑戦するベンチャー精神を持った米国人の強さなんでしょうね。日本で52歳というと、そろそろ気力や体力も落ちてくるし、会社での先も見えてきて定年後の生活設計を考え始めるころですよね。それが繁盛しているマクドナルド店のシステムにピンと来て、これを全米チェーンにしたいという構想のもとで、何もないところから走り出して成功したのですから凄いです。

本には「Be daring(勇気を持って)」「Be fast(人よりも早く)」「Be different(人と違ったことをする)」ことが成功の秘訣だと書いてありました。この言葉をメモに書いて柳井さんは山口の小さな洋品店をユニクロに育てたのだそうです。マイボイスの経営にも是非取り入れて行きたい考え方だと思いました。ベンチャー精神を持って諦めずに挑戦し続けることの大切さを教えてくれる1冊でした。

2007年6月 8日 (金)

あるものないもの

最近会社で話をしていて気になることがあります。それは「○○がないから出来ない」という意見です。○○の中には色々なものが入ります。「人」「経験」「時間」「特徴」「見本」「知名度」「モチベーション」・・・、だから出来ないというような意見です。先日西郷君からも同じような意見を聞いて、やっぱり最近変わったのかなあと改めて感じた次第です。

当社はまだできて8年、スタッフ50人のベンチャーですからないものばかりなのは事実です。ただ、ベンチャーというのは経営資源が少なく、ないものや不足する環境の中で、何とかやりくりをしながら工夫をしながら成長を目指す存在です。ないものが多いのはある意味当たり前で、逆にそんな環境だからこそできることを見つけて楽しんでやっていくのがベンチャーで働くということです。

「○○がないからできない」と言うのは簡単です。でもそれで考えること、工夫すること、行動することをやめたら会社はダメになってしまいます。何と比べて「ない」のでしょうか、本当にそれが「ない」と行動できないのでしょうか。会社ができてしばらくはそれこそ何もありませんでした、人はいないし、お客様もゼロで、お金も設備もほとんどないし、知名度や経験なんて皆無でした。それこそ100%ないのもばかりでしたが、何とか工夫して前に出ようという気持ちだけでやってきて、沢山のお客様を開拓し、お客様に喜ばれて信頼を築いてくることができました。そしてそのプロセスを楽しむこともできました。

「何かがない」⇒「できない」では決してありません。「工夫しない&行動しない」⇒「できない」は確かです。何かがなかったり不足していても、その中で考え、工夫して、行動すれば、思った以上に人は聞いてくれますし、物事は動くものだと私はこの数年の経験から確信しています。もちろん「ないもの」や「不足するもの」を改善することも大切ですし、プライオリティを付けながら組織として1つ1つ改善に取り組むつもりです。皆さんは各自が考えて工夫して行動してください。その2つがうまく融合することで大きな前進が生まれるはずです。

大会社や歴史のある会社と比べると当社には沢山の「ないのも」がありますが、歴史がある大企業に「ないもの」も沢山あります。それは生活の面では安定しているものの10年先、20年先までやれることが見えてしまうことや、自分が関われることや貢献できる範囲が限られていること、系列や学歴、入社の形態等によって明らかな選別が行われていてどうにもならないことなどがあります。自分がどれだけ頑張っても影響するのはこの範囲、届くのはこの範囲ということを理解した上で、何十年も働き続けるのも結構忍耐のいることです。

ベンチャーは大企業に「ない」ものも持っているから魅力があるのだと思います。それは自分の存在感や、早くから責任ある立場に立てること、会社が変化していくこと、自分が関わりながら会社を変えられること、自分の頑張りがダイレクトに会社の業績に反映すること、ないものを自分が中心になってゼロから作れること、などがあると思います。そういう面に注目して、主体的に仕事を作り、周りを巻き込みながら「ないもの」を作って行く人にどんどん挑戦してもらって、会社の中心で活躍してほしいと願っています。

「ない方を見るのか」「ある方を見るのか」、同じコップの水を見ても考え方は大きく2つに分かれます。ベンチャーで活躍する人は後者のタイプの人だと思います。

2007年6月 7日 (木)

新卒者の面接

今年から新卒採用にトライしてみることは以前にもお知らせしました。マイナビ新卒に掲載したのが5月中旬で、もう来年の新卒採用は終盤戦に入っているため完全に出遅れですが、夏休みごろまで学生の採用活動は続くというので気長にやってみます。新卒採用は始めてなので分からないことばかりです。竹村さんと本木さんはCRC総研の人事部で新卒採用に関わった経験はありますが、当社のような小さな会社の進め方や、ネット募集中心の進め方は初めてですので手探りで準備を進めていただきました。

そして、ついに先週初めて2名の学生さんが説明会にやってきました。金沢大学と中央大学の学生で、2人とも社会調査などを専攻していて、とてもしっかりした印象の方でした。こちらは竹村さんが会社の説明をした後に、永森さん、金森さん、上辻さんの3人が約1時間ほど業務の説明をして、最後に私が挨拶をするという段取りで進めました。私は会社の生い立ちから現在を中心に話をするように言われましたので、このブログの原稿もお渡しして簡単に説明を行いました。

まだ社会人経験のない学生さんというのは新鮮でいいですね。数年でも社会で働くと、会社とはこんなところという概念ができて、自分の考えに枠をはめるところがありますが、学生だとまだ「仕事って何?、会社って何?、働くってどういうこと?」という視点ですので、質問もピュアで刺激になりました。面接した皆も同じように感じたみたいで、「夢は何ですか?って聞かれちゃいました。何か新鮮でいいですね」という様な感想を聞きました。私の説明にもとても熱心にメモを取りながら聞いてくれて、沢山の質問をいただいて強い熱意を感じました。

後でお2人から本木さん宛にメールが来ましたが、お2人とも好感を持ってくれて選考に進みたいという内容でした。当社のどこに魅力を感じてくれたのかは分かりませんが、お互いにとって良い選択になるかどうか良く話し合って行きたいと思います。また、この面接で感じた「新鮮さ」は何か今までとは異なる匂いを感じました。これから当社の基盤をしっかりさせて、次の成長を目指すにはこの様なピュアな力を取り入れて、1から皆で育てていくということが必要なのかもしれない、そんなことを感じる出来事でした。

2人か3人で良いので、熱意のある新人が入ってくると会社の雰囲気も良い方向に変化するかもしれません。リクルーターをお願いした方達を始めとして、皆さんの協力をお願いします。

2007年6月 6日 (水)

学習院大学

先日、西郷君と学習院大学の上田教授の研究室を訪問しました。上田先生はマーケティングの分野で非常に積極的に活動されている方で、色々なところでよくお名前はお聞きしていました。当社と提携しているサーチナさんの非常勤取締役やインタースコープさんの顧問などもされていたので、是非お会いしたいなあと思っていたところ、西郷君がある学会でお会いしたというのでアポイントを取ってもらいました。

学習院大学の周りは何度も歩いたことがありますが、中に入るのは初めてでした。校内は大きな樹木が多くて思ったより緑も多く、古い校舎もあって落ち着いた雰囲気でした。またあんまり学生数が多くないせいかこじんまりとした良い雰囲気だなあと思いながら少しだけ西郷君と散策して回りました。学習院というとあのピラミッド型の校舎が象徴だと思っていましたが、あの校舎は今度壊されて高層ビルになるんだそうです。大学校内は世の中とは異なるゆっくりとした時間で流れていますが、その風景は月日によって少しづつ変化しているんですね。

上田先生の研究室はけっこう広くて20畳位はあったでしょうか。高層ビルの上階なので眺めも良くて新宿の高層ビルが良く見える場所にありました。先生は初対面でしたがとっても気さくな方で、「昨晩ゼミの学生を集めて焼肉パーティをやったので、部屋が臭くてすみませんねえ」と言っておられました。見ると研究室の壁一面にこれまでのゼミの学生との写真や色紙が貼ってあります。40人以上のゼミ生と大学院生の指導もしているそうですが、とても学生を大切にしておられることが分かりました。上田先生のような若くて実力もあって学生思いの先生に指導してもらえる学生は幸せですね。

今回は特に用件もなくご挨拶に伺いましたが、上田先生の様な若くて実力のある先生と何かご一緒できたらよいなあと思います。先生にも何か当社でお手伝いできることや、ご一緒できることがあれば何なりとご相談いただけるようにお願いしてきました。当社は慶応大学の田中先生や明治学院大の清水先生、東京情報大の堂本先生や内田先生からも業務でご指導をいただくこともありますが、消費者行動研究学会への加入などを通じて、大学の先生とご一緒する機会をもっと増やしたいと思っています。

また、具体的な案件ベースの協力ではなく、先生達の研究を実査や分析の面でサポートさせていただきながら、共同研究や開発するようなこともできるといいですね。そのためには私達が常日頃から学習して、先生達ともちゃんと話ができるように力を蓄えることが大切です。日常業務と学習の両立は大変かもしれませんが、自分の専門性を高めるためのインプットも忘れずに進めておいて下さい。

2007年6月 5日 (火)

VC出資者総会

昨日は伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(ITV)の第1号ファンドの出資者総会に岡島君と2人で行って来ました。こちらは伊藤忠系のベンチャーキャピタル(VC)で当社に1億円投資をしてくれています。1号ファンドは伊藤忠商事やCTC等の伊藤忠関連の他に沢山の金融機関が出資してできたファンドです。ITVさんはそれを有望なベンチャー会社に投資して、何パーセントの利回り(ROI)で出資者に戻せるかでビジネスの成果が問われることになります。

日本オラクルや日本サンマイクロシステムの社長等の講演があった後で、100人位の懇親会がありました。そして最初にファンドの出資者を代表して伊藤忠商事の専務が「現在1号ファンドのROIの見通しは○○%まで来ていますが、投資家の立場から、ITVの皆さんにはもっと高い利回りが出せるようもっと頑張ってほしい!」と檄を飛ばしていました。いつも当社の経営会議に出席してくれているITVの安達社長が高揚した面持ちで立っています。どんな企業、どんなビジネスでも経営目標があって、それを達成するには大変な努力が必要です。VCの仕事は投資先や新興市場の状況によって環境が変化しますが、それでも成果が求まれるのがビジネスの世界です。

ITVが当社に投資をしたのは、当社が成長性が高く近いうちに株式公開できると判断したからです。ただ同社とジャフコから2年前に投資を受けてから当社は十分な成長ができていません。特に昨年度は経営計画を大幅に下回ってしまったため、VCとのお約束である当時の事業計画は達成できていない状況です。挨拶に立った専務さんの檄は、私達に対する檄でもあると感じました。懇親会では何人かの伊藤忠関係者から「最近調子はどうなの」、「そろそろでしたよね、期待してますよ」というような話もあって、少しだけ肩身が狭い思いをしました。何とか早く業績を向上させて、投資してくれた彼らとの約束が守れるように頑張りたいと思います。

そんな中で、みずほコーポレート銀行の名札を付けた方がおられたので話しかけました。同社もこのファンドへの投資者ですから「業績はどうですか、期待してますよ。頑張ってくださいね!」という話になるのを覚悟していましたが、「あ、マイボイスさんですか。私は昔から会員で、今日は1日なので家に帰ったら定期アンケートに答えようと考えていたんです。あれに答えるの私も妻も楽しみにしているんです。」と言われて、思わず「あっ会員さんですか、いつもありがとうございます」と顔がほころんでしまいました。

厳しいことと楽しいことが交錯しているのがビジネスの世界でもあります。めげずに頑張っていけば絶対にうまく行くことを信じて前に進んで行きましょう。株主との関係は社員の皆さんには直接関係しないことかもしれませんが、こういうつながりの中でマイボイスがあることも覚えておいて下さい。皆さん、よろしく頼みますよ。

2007年6月 4日 (月)

SPSSでの講習会

先週SPSSさんの社員を対象にリサーチの講習会を行いました。SPSSというと統計解析のシステムをで販売している分析のプロの会社ですので、最初に頼まれた時には何を話すべきか分かりませんでしたが、リサーチ会社がどんな活動をしているかや、当社がどんなサービスを提供しているかを話してもらえれば良いというのでお引き受けました。

当日行ってみると営業やマーケティング部から20人ほどの方が参加してくれました。若い方が多くてほとんど20代という印象でした。自分がお話しきるのはリサーチ会社の業務内容や、当社のネットリサーチの業務についてしかありませんので、そのあたりを実務レベルの内容で説明したところ、皆さん熱心に聞いてくれて、1時間ほどの講演の後に30分も色々な質問を受けました。とてもアクティブで感心しました。

彼らはデータが集まった後の解析手法や、解析のシステムについての知識や経験は多いですが、リサーチ会社の営業や、調査設計やレポーティング等の実務がどの様に行われているのかを知る機会が少ないため、日常の営業活動を行っていて見えない部分があったのかもしれません。

彼らのような解析システムの専門会社がないと私達のサービスは提供できませんし、また私達の様なサービス会社がないと彼らの技術は生きてきません。世の中には調査員を使った実査やグルインをがっちりやる会社もありますし、データ入力や集計の部分を専門に対応している会社もあります。そんな色々なファンクションの会社が分業し合ってリサーチという仕事が成り立っていることを、今回の研修をお手伝いして改めて感じました。

SPSSさんとは、今後も協力していこうと話しています。彼らがシステム販売をする際にリサーチの実務まで手伝ってもらえないかという話が時々あるそうです。そんな時に当社がサポートするという協業が成り立つのではないかというような内容です。協業の成果は直ぐにはでませんが、小さな接点を持ちながらお互いを少しづつ理解し合って進めるものですので、これからも話を続けます。

ちなみに今月から当社が加入した「消費者行動研究学会」の事務局はSPSSさんが行っていますし、マイボイス通信に載っていた当社のクライアントの面々を先方の副社長はほとんど知っていました。マーケティングリサーチの世界は恐ろしいほど狭いようです。業界の口コミ情報は影響が大きいので、決して悪いことはできません。

2007年6月 1日 (金)

新人事制度

先日、新人事制度の説明をしましたが皆さんどの様に感じましたか。結構変わったと思いましたか、それとも変わるといってもこの程度なのかと感じたでしょうか。

今回の人事制度は2月から竹村さんが色々な情報を集めて、社会保険労務士の先生とも何度も相談しながらやっとできました。1つには類似業種の企業と比べて遜色のない給与水準にすること、2つ目は職務と見合った給与体系にすること、あとは賞与の比率を引き上げて利益と連動する形を明確にすることや、不平等と不評だった固定残業の時間を減らすこと、実際の担当業務に見合った序列にすることなど、沢山の見直しをしています。そして、その1つ1つの変更に不利益な人がでないかや、コンプライアンスに触れないかを検証して、社会保険労務士の意見も聞きながら進めたので、結構大変な作業でした。

また、給与水準もまだまだ十分とは思っていませんが、当社は売上に占める人件費の割合が高いため、今回の賃金アップで「昨年度の利益額の半分」にあたる金額が原資として必要になる計算になります。言い方を変えると今の段階で見込める利益の半分までを人件費に回したということです。現在の会社の経営状況からみると、今回の賃上げがぎりぎりの水準であることは理解してほしいと思います。給与はこれで十分ということはないし、もっと引き上げたいと本気で思っています。ただ、利益が上がらないと昇給の原資が確保できないのが会社の経営です。

また新制度においては会社の発展に貢献してくれた人や、重要な役割を果たしてくれた人にできるだけ多く報いるように運用します。性別や年齢も関係なく実績や実力が反映される公平な運用に努めます。ちなみに役員である私や岡島君はこの2年間は昇給もなく、賞与も出していません。これまで8年間すべて黒字で決算をしていますが、役員に賞与を出したのは増収増益で計画がほぼ達成できた2年間だけです。また内部留保を優先して配当金も1度も出していません。経営者のミッションは計画通りに会社を大きくして利益を上げることですので、これからも役員には1番厳しく対処するつもりです。

私達全員の待遇を良くするのは、会社の業績向上しかありません。そういう面でも私達は同じ船に乗って一緒に船を漕いでいるといえます。全員でこの船を一生懸命に漕いで、全員の待遇を改善して行きましょう。業績が良けば、合理的に堂々と待遇改善ができるのも会社の経営です。業績が上がればそれに見合った待遇改善を進めることは約束します。もっと売上を大きくして、利益も上げることで待遇を改善して行きましょう!

2007年5月31日 (木)

MyVoice欧州

昨日は欧州企業の情報サービス会社の話をしましたが、皆さんは「MyVoiceヨーロッパ」があること知っていますか?下記のページを開くと同じロゴの英国の会社が表示されるので、参考までに1度見てみてください。

(MyVoice 欧州) http://www.myvoice.co.uk

マイボイスコムって小さい会社なのに何で英国に会社があるのか不思議でしょう。こちらは伊藤忠商事が出資しているある英国の会社があって、ここが6年前に日本に新しいネットビジネスを探すため日本にミッションを送ってきて、当社にも来社されました。そして、当社のビジネスモデルが1番面白いと興味を持ってくれて6年ほど前に設立した会社なんです。

ただ中心になっていた英国人に不幸などがあり、計画通りにビジネスが進まなかったため、現在は現地で働いていた英国人スタッフがMBOしてこの会社を経営しています。でもうちもまだほんの少々ですが株式を持っているので遠い親戚の会社ではあります。現在の経営者には会ったこともないですが、英国でも優秀なスタッフが頑張っていると聞いています。

地球の裏側で、同じMyVoiceのロゴのホームページや名刺を持った英国人が、ネットリサーチの商売をやっているというのは何だか面白くないですか。私達も彼らに負けないよう頑張って行きましょう!

2007年5月30日 (水)

欧州企業との協業

先週はある欧州系の情報サービスの会社のアジアパシフィックの責任者が来社されました。もともと英国で生まれた会社ですが、最初は欧州各国で展開して、次に米国に展開し、アジアにも2年前から進出して事業化の準備を進めているのだそうです。現在は全世界で20カ国近くで事業を展開していて、売上は3千億円を超えるといいます。

ビジネスの基本はリサーチも含めたマーケティング情報サービスです。そのような情報提供だけで国際的に事業を展開をして、大きな売上を上げていることが凄いと思いました。まだビジネスの内容を詳細に理解できていませんし、当社が協力できる分野かどうかも分かりませんが、しばらく情報交換を続けてみます。

外国企業との協業をどんどん進めるほど体力はありませんが、当社も変化が求められるステージにありますので、可能性のあることはすべて前のめりで対応してみるつもりです。事業開発室では米国のオムニチュア社との代理店契約を結んで、Webマーケティング事業の一環としてサイトカタリストというツールを使ったアクセス解析のサービスを始めます。これからうちもこの様な外国企業との協業ビジネスが増えていくかもしれませんね。

外国企業との協業ビジネスに取組みたい方がいたら私までご連絡下さい。

2007年5月29日 (火)

業界の動き

先週は同業他社の2人の社長とそれぞれ会食しながら情報交換をしました。両社とも昨年度は20~30%の成長率は確保できたようで、ネットリサーチの市場規模についても意見交換しましたが、おおむね250~280億円位ではないかという意見でした。市場の伸び率が厳しくなるということも一致しましたが、2社とも今期は20~30%増の計画のようです。それぞれ組織整備を積極的に進めており、1社は来年度30人の新卒者を採用していると聞いて驚いてしまいました。

また、インフォプラントさんとインタースコープさんの合併については、おそらくインフォプラントさんの特色が強い会社になるのではないかと見ています。インタースコープさんは非常に技術指向が強く、当社と同じく高付加価値サービスを目指した会社ですが、2社の特徴がそのまま残るのは難しいかもしれません。何れにしてもヤフーグループに300人規模のネットリサーチ会社ができてますので、当社としても気を引き締めて取組む必要があります。

2人と話をして、この業界はまだまだ立ち止まることが許されないことを改めて実感させられました。当社の中にも色々な課題がありますが、社内事情だけに囚われることなく、業界動向をよく見極めながら、積極的に対応して行こうと思います。皆さん、うちも負けないように頑張りましょう!

2007年5月28日 (月)

運動会

この週末は子供達の小学校で運動会がありました。運動会と言うと秋を連想しますが、何故かこの地域の運動会は春が増えているのだそうです。秋は行事が多いのと、暑さも厳しいので数年前から春に変更したようです。

父親のほとんどはビデオ係みたいなもので、プログラムを片手にあっちに行ったりこっちに来たりと結構忙しく走り回っています。それなりに一生懸命ビデオを撮ったのに、自宅でビデオを上映すると、顔が映っていないとか、逆光補正がされていないなどと文句ばかり言われるのですから割に合わない仕事です。

小学校の運動会で1番面白いのは、低学年のかけっこです。特にピカピカの1年生が必死の形相で一心不乱に走っているのはとても爽やかな感じがします。また太った子や、足の遅そうな子が必死に走って完走する様子などもちょっとジーンと来たりもします。長く複雑な社会で働いているせいか、純粋に頑張る姿が妙に尊く思えて、少しだけ心の洗濯になりました。小学校の運動会も1見の価値はありますよ。

2007年5月25日 (金)

小さな親切

先日営業で外出中にある地下鉄の駅で階段を下りてホームに行くと、同行していた3人がなかなか来ません。どうしたのかと思っていたら、岡本君が子供を連れたお母さんのベビーカーを階段で運んであげていたのだそうです。彼は以前、私と2人で営業に出ていた時にもベビーカーを運んであげていました。営業に出ている時は客先に遅れまいと先を急いでいますが、そんな時でも困っている人を見過ごさず親切に対応できることは素晴らしいと思います。会社は働いて収益をあげる場所ではありますが、仕事ができるだけでなく、人間的にも信頼できる善意の人が沢山いる会社が、本当に良い会社になるのではないでしょうか。

ちなみに、営業の河端君は一緒に営業に出ていた時に、地下鉄の階段の下から15段目位で足を踏み外して、目の前で落ちて行きました。あーっ、危ないと思って肝を冷やしましたが、見事なステップと受身で踊るように転がって行くのがスローモーションの様に見えました。下手したら大怪我をするところでしたが、運動神経が良いのでしょうか運が強いのでしょうかすり傷一つなくて本当に良かったです。階段と駅のホームの間で転がりながら楽しそうに笑っているのを見て大物だなあと妙に感心しました。何があっても動じないことも1つの才能ですよね。

この2人は何か似たところがあって、私には同じクラスターに見えます。個性豊かなスタッフが増えてこれからが楽しみです。余談ですみません・・・

2007年5月24日 (木)

経験者の知恵

当社のようなベンチャー会社は若いスタッフががむしゃらにやって、色々と模索しながら成長していくことが求められます。若い力で前に行くことを忘れたらその時から衰退し、皆が生き生きと働ける良い会社になることはできません。そういう意味ではこれからも30歳前後の若いスタッフが中心の会社でいたいと思います。

ただ、経験者の知恵やノウハウを活用させていただくことも大切なことです。竹村さんや遠藤さん、細木さん、本木さんといった大企業のOBの方に来て頂いて助かっていることが沢山あります。社長の仕事はいつも決めることの連続です。初めて経験することも多く迷ってばかりですが、そういう時にOBの皆さんからご自身の経験からアドバイスをいただくと判断の視野が広がります。それは経験者だから分かることも多く、会社の効率性とリスク低減に大いに役立っています。

先日、大手広告代理店で30年近くマーケティング業務に携わって、その後、大学で数年間マーケティングや市場調査を教えておられた方とお会いしました。3月に大学を定年になり、今までの経験を少しでも社会に活かしたいということでご応募いただきました。実務レベルの方の採用を想定していたため、最初はちょっと募集の主旨と異なると感じました。ただ、人事の経験豊富な竹村さんから「お会いする価値のある方では・・」、と言われて面接しました。

お会いしてみると確かにマーケティングやリサーチの知識や経験は豊富ですし、お人柄も物腰が柔らかくてとても感じの良い方でした。そして、現場に近いところで若いスタッフと一緒に議論し企画するような仕事を希望されています。当社のことも以前から知っておられて、大学の講義やゼミでよく当社の定期アンケートの結果を使っていただいたこともお聞きしました。

固定費の増加を考えると1人の社員を採用するのは大きな決断が必要です。最低限その方の具体的なミッションが明確になっていることが採用の条件だと考えています。ただ、この方の様な長年の経験者がおられると、企画提案の強化と、リサーチの付加価値向上につながり、当社の「顧客対応力の強化」と「高付加価値なリサーチサービスの提供」の方針に貢献いただけるかもしれません。よく話をして検討したいと思います。

2007年5月23日 (水)

マイボイス通信

先週からお客様を訪問する時に「マイボイス通信」をお持ちするようにしています。もう7社ほど提出しましたがとても評判が良いようです。

当社は高品質のリサーチサービスを提供することを目指して来ましたし、これからもその方針は変わりません。モニターのクオリティや、調査設計や分析、レポーティングのクオリティをしっかり担保し、自主調査のデータやネット以外の調査手法にも対応することで、お客様に満足いただけるサービスを提供して行きたいと思います。

当社のお客様は日本を代表するような会社で、マーケティングに強い会社が沢山あります。その様な大きな企業のマーケティングのお手伝いをさせていただき、ほとんどのお客様からリピートでお仕事をいただけていることは誇れることですし、自信を持って良いことだと思います。サービス業ではリピートを頂けるかどうかがお客様の満足度を測る尺度になります。そして、沢山のお客様からリピートの仕事を頂けていることは、皆が責任感とサービス精神を持って仕事に取組んでくれているお陰です。

私達のサービスは1度使っていただいたお客様には喜ばれていますが、最初にどうやってその価値をお伝えするかが大きな課題です。「私達のサービスのクオリティは高く、多くのお客様にご評価いただいています。」と言っても、他社の営業も同じようなことを言っていますので分かり難くなってしまいます。

それをM大学の教授や、A社やS社、T社の様な大企業のマーケティング担当者のご意見を提示できることで、私達の価値をしっかりとお伝えすることができるでしょう。営業の皆さんは是非、このマイボイス通信を有効に活用して、まだご縁のないお客様に積極的にコンタクトしてみて下さい。きっと良い成果が出るでしょう。

マイボイス通信の企画と制作に関わった皆さん、大変ご苦労様でした。

2007年5月22日 (火)

成長スピード

先日、当社が内定者と2人で食事に行きました。その方が現在働いている会社は、マザーズに上場しているのですが、経営は大幅な赤字になっていて、賞与も出なくなり急速に人員削減をしているそうです。調べてみると確かに昨年度はン十億円の経常赤字になっていて、従業員数はこの数年で半分くらいまで減っていました。上場で得られた資金で色々な事業に展開したのですが、それが今のところ裏目にでているようです。

その会社の事業分野はかなり幅広くて、一見するとあまり関連性のない分野も見受けられます。きっと上場したために、その上場資金に見合った成長が株主から求められるために多角化を急ぎ過ぎたのかもしれません。でも新しいことに投資し挑戦をしていかないと会社は成長しないのも事実ですし、経営の安定と成長のスピードやリスクのバランスを取りながら判断するところが経営の難しさです。

当社は経営的には安定していますが、この2年位は成長のスピードに課題があります。現在の当社の事業規模や市場環境を考えるともっと成長のスピードを速める必要があります。そのための体制作りと、岡本さん、吉村さんが準備を進めている「Webマーケティング事業」を始めとした新しい事業の創出も急ぎたいと思います。

2007年5月21日 (月)

EASEスタート

いよいよ今日から新システムの「EASE-フェーズ2」がスタートします。去年の10月から準備が始まりましたので、半年ちょっとかかってやっとここまで来ました。当初からこのプロジェクトのリーダーを務めてくれた秋野さんを始め、野尻さん、安井さん、浅山さん、堀岡さん、藤井さん、岡島さん、大変ご苦労様でした。

当社はこれまでシステム投資が遅れていました。資本金が少なくてシステム開発を外注できなかったこともありますが、何をどうシステム化すると効率性が上がるのか、働きやすくなるかを検討すること自体が遅れていたように思います。当社はリサーチャーによるコンサルティングが強みですが、やはりシステムでできるところはシステム化して、人的資源は人しか出来ない「考える」ことや、「お客様とのコミュニケーション」に振り向けられるような環境にしたいと思います。

EASEのデモを見させていただいてよく出来ていると思いました。今回のシステムでどの程度の合理化や生産性向上に結びつくかは分かりませんし、新しい業務フローに慣れるまでは1時的に混乱するかもしれませんが、会社として確実に一歩前進したと感じています。まずは全員で協力してEASEが順調に稼動するように調整して行きましょう。EASEのオペレーション対応では、来週から当面2名の派遣の方に来ていただいて、できるだけスムーズに移行できればと思います。

今期もある程度のシステム予算を計上しました。EASEが順調に動き出したらシステムチームと企画室を中心に今期の開発計画を立てて、次のステップに移して行きたいと思います。関係者の皆さん、引き続きよろしくお願いします。