マーケティング Feed

2007年8月30日 (木)

定期のイントラ紹介

広告代理店3位のアサツー・ディケイ(ADK)のイントラに、当社の定期アンケートページの紹介を載せてもらうことになりました。同社のお取引は3年ほど前まではそれなりにありましたが、最近は競合M社に押されて年に数本レベルに止まっています。1度失った市場を取り戻すのはかなり大変で、他社にできない優位性のある条件を提示するしかありません。

今回は開発部門の方を紹介いただいて、河端さんと6回ほど訪問しました。彼らが当社に1番関心を持ってくれたのが当社の定期アンケートでした。彼らはヤフーバリューさんのC-Newsを契約していてかなり活用しているそうです。ただ当社の定期アンケートは大規模な回収であるため再集計やサンプリングに使える点や、メディア掲載の強みがあるのが面白いですねというので提案を続けてきました。

同社のイントラはマーケや営業の担当者が企画をする時にまず見る情報源なので、沢山の方が当社の定期アンケートを使っていただけると思います。それで当社を理解いただいて、定期アンケートのコンテンツを使った調査設計や実査に結びつけば良いと思います。同社の社員は3千人もいるそうなので展開が楽しみです。この企画の窓口は河端さんに担当いただきます。ADKの方からご質問やお問合せがあれば河端さんにつないでください。

このリサーチコンテンツ提供がお客様との関係作りに役立つようであれば、他の代理店さんやメーカーさんにも提案してみたいですね。

2007年8月22日 (水)

グローバルリサーチ

先程、イード社の海外調査担当の部長にお越しいただいて「グローバルリサーチパネル」の説明会を開いてもらいました。同社はもともと日産自動車の子会社からスタートした会社のため以前から海外調査に力をいれておられます。

当社はサーチナさんと中国ネットリサーチで提携していますが、営業先で中国以外はできないのかと聞かれることもあります。先日も某レジャーランドの会社を訪問した時にもそんな質問を受けました。当社の顧客対応力を広げるため同社と提携して、中国以外の海外でも調査が出来るような環境を整えたいと思います。提案営業と調査設計や調査票作成とレポーティングは社内で行い、調査票の各国語への翻訳や実査はイードさんにお願いする、そんな協業の形を考えています。

対象の国は米国やカナダ、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、ベルギー等の欧米だけでなく、韓国、台湾、豪州などをカバーしています。これらの国々の生活者から直接意見が聞けるというのは面白いですね。興味ある方は資料ありますので来て下さい。

2007年8月17日 (金)

POSデータ事業

先程マクロミルさんがニールセン・カンパニーのPOSデータ販売事業を譲受するというニュースが入ってきました。先週のブログで「外資系企業のリストラ」のタイトルで、某外資系企業がある事業から撤退したと書いたのは実はこのことでした。

ただ3週間前の情報では同社はPOSデータ事業から撤退するという方針を決め、従業員は全員解雇で取引先にも事業停止の連絡を行ったと聞きました。それから類推すると、その撤退情報を入手したマクロミルさんが交渉を持ちかけたのかもしれません。彼らはネットリサーチ会社というドメインから抜け出して、次の展開を目指して動きだしたことになります。

このPOSデータ事業がうまくいくかどうかは分かりませんが、彼らの機動力やチャレンジ精神は私達も見習うべきだと思います。リサーチ業界は各社が得意分野で住み分けてきたどちらかというと大人しい業界でしたが、マクロミルさんの様な財務力もあって攻めの姿勢の企業が出てきたことで、大きく変化するかもしれません。

業界自体が変化をする中で当社も変革が求められるでしょう。常に情報アンテナを張って、会社が発展するために思い切った選択をすることが必要になるかもしれません。ただ、その場合でも自分達の主体性や付加価値の高いリサーチや分析サービスを提供するという価値観を尊重した「マイボイスらしさ」は失わないようにしなければなりません。会社が良くなり働く皆が良くなるような挑戦を考えながらやって行きたいと思います。

2007年8月 7日 (火)

メディア掲載の価値

昨日書いた広告代理店さんとの話の続きです。彼らは当社の「定期アンケート」のコンテンツに関心を示してくれたのと、もう1つは定期アンケートの結果が、日経新聞や読売新聞、朝日新聞、ヤフーニュース等のメジャーなメディアに沢山掲載されていることも注目してくれました。「これだけのメディアに掲載されるというのは凄い価値ですよ。」と広告のプロの広告代理店の局長が言ってくれましたので、それなりの価値があることなのでしょう。

その局長さんからは「これだけの沢山のメディアに調査結果が掲載されるコツは何ですか」というような質問まで受けました。それから、同社では調査結果を発信するような活動を強める考えもあるそうで、そういう活動をリサーチの実行の面で協力して欲しいという話もいただきました。当社にとってとても良い話ですので積極的に対応して行くつもりです。

確かに有力なメディアへの掲載が増えてきたように思います。大規模な調査を継続して続けて来た効果が出ているということですし、広報担当の広岡さんが頑張ってくれている成果でもあると思います。定期アンケートは忙しくても苦しくても止めないで続けてきました。また、当社の特色ある活動として今後も続けて参ります。山口さんが担当していただくことで、もっと価値のあるものにして行けるかもしれません。

生活者情報を蓄積して発信するということは、私が97年のビジネスプランコンテストに提出した企画書にも記載していることです。広告のプロに認められて、10年前に考えた構想が実現したようで嬉しく思いました。続けることで価値が生まれるものってあるんですね。

2007年8月 6日 (月)

定期アンケートの活用

先日、河端さんとある大手広告代理店に行って同社のイントラ上に当社の「定期アンケート」の紹介とリンクをしていただく提案をしました。同社は競合他社の独断場であるため、何とか構造的に入り込む手段として「定期アンケート」のコンテンツの活用を提案した次第です。

もともとはあるセミナーの懇親会で知り合った担当者に業務説明をして、その方に頼んで開発関係の局長さんも含めた6名の関係者に当社のプレゼンをさせていただいた時に、皆さんが1番当社に関心を持ってくれたのが「定期アンケート」と、その結果が掲載された「メディアへの掲載一覧」でした。

定期アンケートはもう9年間も毎月続けていて900件近いタイトルがありますし、約1万5千件という大規模な回収で行っているのが特徴です。そのため、1)企画提案の参考データとして手軽に活用、2)セグメントした属性での再分析も可能、3)ある回答者に絞ったサンプリングが可能、4)調査結果のメディア展開等ができるわけです。そのあたりの特徴や機能を説明する『マイボイスコム 定期アンケート』のコーナーを全社員が見るイントラ上に作ってもらえれば、当社の認知が高まるとともに、定期アンケートを活用した個別調査につなげて行けると考えています。

この構想には先方の局長も強い関心を示してくれたので、これから詳細の詰めを行って秋口までには実現させたいと考えています。またこの代理店さんでうまく行けば、他の代理店さんやシンクタンクにも提案してみようと思います。9年間もやり続けてきた「定期アンケート」の資源が花開く時が来たようでとても楽しみです。河端さん、引き続き積極提案で行きましょう!

2007年8月 3日 (金)

イードさん

イード社の社長と役員の方が来社されました。当社のアクセス解析と同社のサイト関連のサービスを組み合わせて販売できないかというテーマで意見交換をしました。イードの社長とはある方の紹介で半年前にお会いしてそれから何度か協業の話しをしています。同社は定性分析に強く、海外リサーチのネットワークも持っていて、お客様の業種も異なるので、お互いを補完関係が作れるのではないかと感じています。

同社はもともと日産自動車の関連会社でした。それを役職員がMBOして独立し、その後、インターネット総研(IRI)のグループに入り、今はIRIがオリックスのグループに入ったので、オリックスグループのリサーチ会社という位置づけになっています。お仕事の半数以上が自動車関連の仕事で、そんな関係で海外リサーチにも力を入れておられます。

それぞれの会社にはそれぞれの歴史があります。協業を進めるにはお互いが補完関係が築けるかも大切ですが、お互いの価値観や方向性が近いのか、きちっとしたサービスを提供する信頼できる会社かという点も大切です。イードさんとは価値観も合いそうですので、海外ネットリサーチあたりから協業を進めたいと思っています。

近いうちに同社の担当者から海外ネットリサーチの説明をしてもらいます。興味のある方は参加して下さい。

2007年8月 2日 (木)

グローバル企業と・・

今日は上辻さん、岡本さん、西郷さんとある欧州企業の日本法人に行って、同社の社長さんと協業の話をしました。2ヶ月ほど前にオーストラリア人の極東担当の部長がお見えになったあの会社です。もともとの発祥の地はイギリスですが、今では世界で30カ国以上に拠点を持ってマーケティング分析系のビジネスをグローバルに展開しています。

日本法人を設立したのはまだ3年前で、スタッフは約20名、これから本格的に日本で事業を展開するためのパートナーを探しているところです。沢山のリサーチ会社を対象に色々と調べたみたいですが、マイボイスはデータ分析に強く、付加価値の高い分析サービスを提供しているという評判を聞いて関心を持ってくれたといいます。そういう業界内での評判があるというのは、日頃私達がしっかりとしたサービスを提供していることの証ですので大変嬉しいことだと思います。

同グループは全世界でマーケティング分析のビジネスを展開しています。おそらくそれだけの価値のあるノウハウやサービスが蓄積されているのでしょう。それらのノウハウと当社の経営資源を組み合わせることで、新たな価値が作れれば面白いと思います。具体的な協業に発展するかはまだ分かりませんが、できることであれば前向きに検討してみます。会社を発展させるには、未知ではあるが可能性があるという分野に、前向きに取組んでみることも必要だと考えています。

当社も米国のオムニチュア社と代理店契約を結ぶなど多少は国際的になってきました。近い将来は打ち合わせ等で海外出張にも頻繁に行くような会社になるかもしれません。誰か外国企業とのビジネス作りに挑戦したい人はいませんか?

2007年7月18日 (水)

既存顧客の訪問

先日、営業の長谷川さんとある外資系の生命保険会社を訪問しました。この会社は直接の取引はなく、ある代理店さんにTVCMの効果測定を依頼したら、その代理店さんが当社に外注したため結果的には当社がお仕事をいただいたという関係です。当社の営業も2年前に1度訪問したようですが、それ以降は当社から1度もコンタクトがなかったという話を聞きました。

頻繁にお仕事がないお客様を定期的に訪問するのには工夫が必要ですが、2年間も連絡一つしていないとせっかく満足していただいたお客様も他の会社に取られてしまいます。できれば既存のお客様には半年に1度、少なくとも年に1回はお会いして話や情報交換をすることが必要だと思います。このあたりが組織的にできていなかったことが当社の営業力を弱めてしまった原因だと反省しています。

今はセールスフォースも入って顧客情報が整備されましたし、営業担当者が既存顧客を定期的にフォローするように組織的に動くようになりました。この様な地道なお客様とのコミュニケーションを続けて行くことが、組織力を付ける第一歩なのだと思います。もちろん既存の顧客様との関係作りを行うべきなのは営業の方だけではありません。会社としてビジネスニュースや挨拶状をお送りすることや、業務を担当したリサーチャーからもお役に立てそうな情報をお送りするなども行って信頼関係を築いて行くことも大切です。

1度ご縁のできたお客様との信頼関係をどのように続けて行くかは、営業だけでなく全員で取組んでいくべき課題だと思います。そして、ご縁のできたお客様のお仕事を継続的にさせていただくことで、各自のビジネスマンとしてのネットワークや人脈も出来てくると思います。会社の業績安定のためにも、将来の貴方のビジネス力を高めるためにも、各自が意識してお客様とのご縁を大切にすることが重要だと思います。

2007年7月12日 (木)

10代モニターの補強

アンケートに協力してくれる26万人のモニターは私達の財産です。この方たちの信頼と協力なしに当社のビジネスは成り立ちません。26万人というと大きな市が1つ出来てしまう位の人数ですが、クライアントのリクエストに応えるにはもっとモニター数を増やすことが必要です。4割程度の回収率が確保できるモニター組織を如何に拡大して行くかは、当社の重要な課題です。

また、効率的なサンプリングを行うには、ボトムネックになっている階層を重点的に増やす努力も必要です。以前は50代以上の高年齢層が足りないという要望が多かったですが、このところは10代のモニターさんが不足していて、クライアントにご迷惑をかけていました。どうやれば10代の方を増やせるのか、岡島さんと広岡さんに考えてもらいました。

その結果、まずGプランさんの10代会員にメール広告を行うことで約200人増えました。それからアクセストレードさんに協力をしてもらい、アフリエイトでも10代を増やす仕組みを入れて、こちらで毎月300人位のモニターを増やせる目処が立ちました。現在10代のモニターさんは約1万人おられますので、毎月3%位(年に約4割)は改善できそうです。

モニターの不足はずっと続く課題かもしれませんが、できるだけ不足している階層を重点的に改善して行きたいと思います。業務をしていてここのモニターさんがいつも足りないなあ、ということあれば各マネジャーにご相談下さい。できるだけ改善できるように組織的に取組みたいと思います。

2007年7月11日 (水)

モニター調査の結果

先日服部さんに頼んで12月に実施したモニター調査の報告会をやりました。モニターに登録いただいている方が当社のサービスをどの様に感じておられるのか、定期アンケートをどう見ているのかを検討するために実施したものです。出られなかった方が多かったので一部内容を紹介します。

回答者は10代から50代以上×男女の10セルに各50件の回収で、合計500件の回収で設計しましたが、各階層の回収率を把握するため、約1週間回収を受け付ける方法を取りました。その結果、全体の回収率は42%になりました。

ただ回収率は年齢による差異が大きくて、10代は23%とかなり低く、50代以上は56%と10代の2.4倍になります。10代や20代前半の回収が難しいとは聞いていましたが、年齢によってこんなに異なるのかと驚きました。それから回収の時間ですがやはり36~48時間で全回答者のほぼ95%以上が回答できています。これは数年前と変化がなく、以前から基準としている「36~48時間で回収する」という方針で問題なさそうです。

1年間で回答している「個別アンケートの件数」も年齢で異なりますが、平均すると年に5~6回という認識でした。これも1日に数件も依頼しているM社と異なるところです。モニターは学習効果や回答慣れの問題があるので、あまり頻繁に回答をお願いするのは、リサーチ情報の品質面で問題あると思います。

モニターがマイボイスに登録した理由は、1位ポイントを貯めたい、2位アンケートに答えるのが好き、3位懸賞応募、4位社会参加、でした。ポイントをちゃんと提供するという面で毎月の定期アンケートが1つのモチベーションになっています。もう少し個別案件の件数を増やし(年に10回程度)てポイント提供を増やせれば、モニターのモチベーション的にはプラスになると推察しています。もう少し「回収~集計ベース」の案件を増やすことが、会社の収益向上と、モニターのモチベーション向上に繋がると考えています。

継続参加意向はほぼ100%でした。退会したいは500人中1人(0.2%)でした。これからもモニターを大切にして、モニターの期待に応えられる運営を目指して行きたいですね。「モニターを大切にすることで、回収情報の品質を維持すること」は当社の行動指標にもある大切なことですので、是非覚えておいて下さい。

※調査レポートはイントラに掲示していますので、詳細はそちらをご参照下さい。

2007年7月10日 (火)

定期アンケート

当社の定期アンケートは今月で108回目になります。98年7月のまだCRC総研で私が1人で準備している時から、ずっと休まずに108ヶ月(9年間)続けてきた事業です。自分がニュービジネス協議会のプランコンテストに出した事業計画にも、衣食住や流通、金融等の身近なテーマの情報を継続的に集めて情報発信し、データマイニングを行って生活者分析を行うという構想を書いていますが、10年前に考えた構想が実現して当社の1つの特色になっているのは嬉しいことです。

先週、ある大手広告代理店のR&D関連の局長と、コミュニケーション関連の局長などに当社のプレゼンをする機会をいただきました。そこで1番関心を持ってくれたのが「定期アンケート」です。これだけの生活者情報が9年前からストックされているのは価値がある。これだけのメディアに取上げられているのは結構凄いことですよ。というような評価でした。

定期アンケートは、営業の販促ツール、メディアへのPR、企画提案時の参考資料、サンプリングの材料、新人リサーチャーの教育、モニターの活性化など沢山の役割を持った当社の重要なマーケティング活動です。ただ、これだけ大量の生活情報を過去に遡って持っている企業もありませんので、うまく当社の事業拡大や収益向上に役立てて行きたいと思います。

以前、サイボウズネットさんに当社の定期アンケートをコンテンツ提供することはお伝えしましたが、今度はこの大手広告代理店様のイントラに、当社の「定期アンケート」の説明とリンクを張ってもらえることになりました。代理店の営業の方やマーケティング担当の方は常に情報を求めていますので、こちらが実現できればかなりお引き合いが増えるのではと期待しています。

これまで9年間、1ヶ月も休まずに続けてきた定期アンケートの資源をうまく活用して行きたいと思います。良いアイディアあれば是非教えて下さい。

2007年7月 6日 (金)

昔の仲間と商売

昨日は新薬開発の治験(CRO)ビジネスをやっているACRONETと協業のミーティングをしました。CRCの東陽町オフィスにいた方は同じビルにいたので覚えているかもしれませんが、やはりCRCからスピンアウトして出来た会社です。同社と医療関係の情報サービスが一緒にできないか、先方の社長さんを始め関係者と意見交換をしました。当社としても特徴ある付加価値サービスを作りたいので、一緒に事業の可能性を検討していくことにしました。

ACRONETの設立は当社より2年後で、CRCの1部署が別会社になったのが生い立ちです。その頃は50名位でしたがもう200名まで社員が増えていています。それでも業界では7位くらいなので新しいビジネスも立ち上げて次のステップを目指したいということでした。

同社の窓口は井上取締役で、以前CRCのシンクタンク部署で一緒に働いていた後輩です。同社に移った時は何で自分が医療関係の会社で働かなくてはいけないのかと迷ったそうですが、頑張って実績を上げて42歳で200名の会社のNO3ですから大したものです。夜飲みに行って色々話をしましたが「最初は嫌でしたが、頑張っているうちに面白くなり、今はすごく充実しています」と言います。人生何が功を奏するか分かりません。ただ彼は明るく前向きですごく活動的ですので、幸運の女神が見ていたのでしょう。

昔の仲間とまた一緒に仕事ができるというのは嬉しいことです。昔からの付き合いがある人はお互いの人間性を理解していることと、裏切らないという安心感があります。色々と話し合って何か両社にとって、お互いにプラスになる新しいビジネスを作って行きたいと思います。

2007年7月 3日 (火)

懐かしいレポート

先程ある電鉄会社の開発企画部の課長さんが来社されました。かなり前に2、3度、新規事業開発のニーズ調査などをお手伝いさせていただいた方で、相談したい案件があるのでと言って若い部下を連れて来社されました。

最初に会って言われたのが「高井さん少し肥えましたね」でした。確かに5年ぶり位にお会いしたので7~8キロは増えていると思います。「少しではなく、かなりですよ。」そんなやり取りから始まりました。その課長さんは私と同年代ですが前と変わらずスリムで良い男です。やっぱり減量しないとなあ・・・、お客様でも同年代の方には何か特別な親近感を感じます。

「実は沿線の先に新しいレジャー施設の×××を作ろうという構想があって、そんなニーズが本当にあるのかちゃんと調べないとと思った時に高井さんの顔を思い出したんですよ。」と言って、昔当社で作成した古いレポートを2冊カバンから取り出しました。表紙の日付を見ると2000年と2001年でした。まだ社員が10人もいないころで確か五十嵐さんと服部さんがリサーチの担当者だったと思います。この2つの調査テーマのうちの1つのビジネスホテル構想は、既に事業化されて、かなりの事業規模に発展しているようです。

もう7年も前に当社が作ったレポートを大切に保管されて、それを部下にニーズ調査の見本として説明してくれています。レポートには沢山の付箋が貼られ、中にはマーカーで線が引いてあるのが見えます。このレポートは確かにお客様の役に立ったんだなあ、頑張ってくれたんだなぁと思うと、青い背表紙の古いレポートが妙に愛らしく感じました。

こんなお客様がいるというのは本当に嬉しいですね。きちんと役に立って喜ばれる仕事をすればお客様は覚えていてくれます。でもこんなに好意的なお客様なのに、5年間も挨拶にも行っていなかったのは会社の営業のやり方に問題があったと反省しました。これからは良い仕事をするだけでなく、きちっと組織的にお客様をフォローする仕組みを作り、それを継続的に実行することが大切だと改めて感じました。

2007年6月28日 (木)

新聞社のお仕事

ある新聞社からユーザー調査のお仕事をいただきました。もともとは以前私が仕事をお手伝いしていた電通の方が独立したというので挨拶に行ったところ、ちょうど新聞社の仕事でユーザー調査が必要なので手伝ってほしいということで発生した仕事です。この社長と仕事をしたのはもう5年も前ですが、とてもバイタリティがあって魅力的な人でしたので、年に1、2回のペースでご挨拶してきました。

この新聞社として本格的なユーザー調査をやるのは始めてだそうで、先方もかなり気合が入っています。ご担当者の女性が非常にバイタリティーがあってアクティブに動くのにも感心しました。こちらは金森さんが担当していますが、1日に十数本ものメールのやり取りして、最後は金森さんが夜の10時過ぎに送ると、先方から夜中の1時とか2時に必ず返事が来ています。新聞社の仕事は夜が遅いとは聞いていましたが、それを実感させるやり取りでした。

今回のユーザー調査で新聞社の皆さんにとって意外な結果がでるかもしれません。それが何か変化のきっかけになるのではと楽しみにしています。金森さんは厳しいリクエストに対しても適切に迅速に対応していてとても頼もしく思いました。この仕事が終わったら、是非、あのバイタリティのあるご担当者とビールでも飲みながら話したいと思います。

有能で魅力的なお客様に会ったら絶対に関係を切ってはいけません。まず評価していただける仕事をして信頼がいただけたら、良い関係を続けるための努力が必要です。関係を続けるというフォローなしにビジネスの関係は続きません。でも意識してよい関係が築ければ、それがビジネスのネットワークになり、自分のビジネス力を広げる財産になります。金森さん案件が終わったら彼女とのビール付き合って下さいね。

2007年6月22日 (金)

競合企業の合併

同業のインフォプラントとインタースコープがの2社がヤフーに買収され7月に合併します。新しい社名が昨日発表されましたが「ヤフーバリューインサイト」という名称だそうです。ちょっと前から2社ともヤフーの子会社でしたが、社名が変わることで確かにヤフーの会社になったんだなあと実感しました。

これまで8年間も競合企業として認識していたインフォプラントとインタースコープの社名がなくなるのは個人的にはすごく寂しい気がします。両社の創業社長である大谷さん、平石さんとは面識があり何度か飲みに行ったりした仲なので複雑な思いもあります。彼らとはビジネス的には競争相手でしたが、まだネットリサーチがビジネスになるかどうか分からない時期に一緒に市場を作って来た仲間でもありました。

お2人はネットリサーチがやっと育ってきた2002年頃に、この業界の健全な成長のために協力し合おうと言って「インターネットリサーチ研究会」を設立して、平石さんが会長、大谷さんが幹事長を務められました。その頃はネットリサーチは調査手法として邪道という見方までありましたが、社会のお役に立てるサービスだということを証明しようと頑張っていました。

そんなお2人の作ったベンチャー会社が合併して、ヤフーの子会社になるということは想像も付きませんでした。個性や特徴の全く異なる2社が一緒になってどういう会社になるのかよく見ていきたいと思います。今回の2社合併は私にとって時の流れを感じる出来事でした。

2007年6月15日 (金)

従来型調査会社

先日ある大手調査会社の役員と食事をしながら情報交換をしました。この会社はリサーチの技術力がありネットリサーチへの対応もかなり進んでいて業績も順調のようです。ただ多くの従来型調査会社はネットリサーチ会社に押されて経営環境は厳しくなっていて、中堅はもとより大手の1部でも経営が苦しくなっているところがあるとお聞きしました。調査会社は人件費の固定費部分が大きく、資本のストックも小さい企業が多いので、売上が1割減るだけで決算が厳しくなり経営に響いてしまうようです。

私もちょっと前に当社とうまく組める従来型の調査会社がないかと思って、日本マーケティングリサーチ協会加入の調査会社の財務状況を20社ほど調べてみました。調査会社は労働集約産業ですので、そんなに収益性が高いとは思っていませんでしたが、大半の会社がほとんど利益が出ていないのを見て少し驚きました。特にこの数年は売上が下がっている会社もかなりありましたが、これもネットリサーチが急速に増えた影響なのかもしれません。

同社はネットリサーチにも取組んでいますので、ネットリサーチが今後どうなっていくのかについても色々と意見交換をしました。その中で、リサーチの経験もなくリサーチのセオリーも理解していない企業が乱暴な情報の取り扱いをしていることを危惧していて、ノウハウのある従来型調査会社がしっかりしたネットリサーチができる環境を作ることが大切ではないかと話をしました。同じネットリサーチを扱う企業として、しっかりしたサービスを提要することと、ネットリサーチ市場を健全に発展させるためにの協業について、継続的に話し合うことにしました。

長らく同じリサーチワークに携わった者同士だと、話の共通項が沢山あるので自然と楽しいお酒になってしまい、この日もついつい飲みすぎました。リサーチ業界全体が動いていますので、当社の方向性を見誤らないよう色々な関係者と情報交換をするのは私の大切な仕事です。ただ、どうしても食事をしながら話す機会が多く、飲みすぎ食べ過ぎになってしまうのが私の悪いところです。

情報交換と私の体重は正比例するようで、最近は恐くて体重計に乗れません。メタボリックを恐れていては会社の経営なんてできません! なんてね。酒好き社長の言い訳と偏見に満ちた意見でした。

2007年6月14日 (木)

銀行への提案

先週はあるメガバンクのブランド関連の部署に秋野さん長谷川さんと営業訪問しました。当社の取引支店の紹介でアポをいただきましたので、何か参考になる材料をお持ちした方が良いと思って「広告評価とブランドイメージに関する調査」という簡単な提案書を持参しました。こちらのメガバンクも沢山のTVCMや新聞広告を展開していますので、広告やコーポレートイメージの定点評価は必ず役に立つと思って、一般的なスペックでお持ちしました。

これまでの銀行は大蔵省主導の護送船団方式で差別化のできにくい環境にありました。そして、各社があまり独自のマーケティング戦略を考えて展開することができなかったため、一般生活者との接点がこれだけ大きいのにほとんどマーケティングリサーチをやってこなかった業種でもあります。また大きくて伝統のある強固な組織であるため、なかなか新しいことや前例のないことをやるのが難しいということもあったと思います。

私も会社の設立当初から何年かは大銀行には何度もアプローチしましたが、仕事が取れたのはたった1行だけでした。もう1行は7~8回は通って色々な提案をし続けいい線まで行ったのですが、最後は上が認めてくれなかったと断られてしまいました。訳の分からないベンチャーに頼むより、大手代理店に頼んだ方が失敗がなくてよい判断もあったのかもしれません。いづれにしても銀行は私が攻め切れなかった業種です。今回もうまく進むかどうか懐疑的な印象を持ちながら訪問しました。

しかし、実際に訪問して提案内容を説明するととても関心を示してくれました。丁度3ヶ月ほど前に初めてTVCMの評価を始めて、その時はある従来型の調査会社に頼んでネットリサーチをやったのだそうです。ネットリサーチに関しては当社の方が経験が豊富ですから、おそらくその時の彼らの提案よりも、当社の提案の方が良かったのかもしれません。後からメールでお礼を送ったら、近いうちに具体的な相談をしたいとの連絡をもらいました。また自分達は2~3年位のローテーションで全く違う部署に動いてしまうので、当社の様な専門会社が継続的にフォローしてくれると助かるとも言われました。

銀行も私が5年前に攻めていたころとはだいぶ環境が変わっているようです。かなり厳しい競争を繰り返す中でマーケティング分析の必要性が認識されたのかもしれません。うちは大手の生命保険会社や証券会社から継続的にお仕事をいただいている実績があります。銀行に対してもお役に立てるサービスは必ず提供できると思いますし、銀行さんの環境が変化していることは、当社にとって大きなチャンスだと思います。どんどん前向きに提案して行きましょう!

2007年5月23日 (水)

マイボイス通信

先週からお客様を訪問する時に「マイボイス通信」をお持ちするようにしています。もう7社ほど提出しましたがとても評判が良いようです。

当社は高品質のリサーチサービスを提供することを目指して来ましたし、これからもその方針は変わりません。モニターのクオリティや、調査設計や分析、レポーティングのクオリティをしっかり担保し、自主調査のデータやネット以外の調査手法にも対応することで、お客様に満足いただけるサービスを提供して行きたいと思います。

当社のお客様は日本を代表するような会社で、マーケティングに強い会社が沢山あります。その様な大きな企業のマーケティングのお手伝いをさせていただき、ほとんどのお客様からリピートでお仕事をいただけていることは誇れることですし、自信を持って良いことだと思います。サービス業ではリピートを頂けるかどうかがお客様の満足度を測る尺度になります。そして、沢山のお客様からリピートの仕事を頂けていることは、皆が責任感とサービス精神を持って仕事に取組んでくれているお陰です。

私達のサービスは1度使っていただいたお客様には喜ばれていますが、最初にどうやってその価値をお伝えするかが大きな課題です。「私達のサービスのクオリティは高く、多くのお客様にご評価いただいています。」と言っても、他社の営業も同じようなことを言っていますので分かり難くなってしまいます。

それをM大学の教授や、A社やS社、T社の様な大企業のマーケティング担当者のご意見を提示できることで、私達の価値をしっかりとお伝えすることができるでしょう。営業の皆さんは是非、このマイボイス通信を有効に活用して、まだご縁のないお客様に積極的にコンタクトしてみて下さい。きっと良い成果が出るでしょう。

マイボイス通信の企画と制作に関わった皆さん、大変ご苦労様でした。

2007年4月18日 (水)

ミャンマー国連調査

CRC総合研究所で10年以上マーケティング調査や産業調査をやりましたので、まだまだ紹介したい事例が沢山あります。ただいつまでも過去の話していても始まらないので、もう1件で終わりにしたいと思います。

これは私の自慢なんですが、1度だけ国連パスポートで海外調査に行ったことがあります。調査国は軍事政権下のミャンマーで、経済開発のマスタープランを作るという仕事でした。その当時にCRCの社長だった高原さんは陸軍士官学校卒の元軍人で、ミャンマーで終戦を迎えた方でした。高原社長は山崎豊子の不毛地帯にも出てくる偉い方で、何とかミャンマーの力になりたいという思いから始まったプロジェクトでした。

それが何故国連工業開発機構(UNIDO)の案件になったかは良く分かりませんが、自分も調査団の1員としてミャンマーに行くことになりました。アジア経済研究所でミャンマーが専門の桐生先生が団長で、広島大学の開発経済の山下教授、竹内教授と、何故かCRCにいたケビン・ショート博士というとっても優しい米国人が主なメンバーでした。私ともう1名の社員が事務局で、フライトや現地での車や食事の手配などの雑用をやりました。ミャンマー経済をどうやって発展させるなんて私には全く分かりませんので、鞄持ちに徹して、先生たちが働きやすいように気を配って段取りするコンパの幹事みたいな仕事でした。ああそれで幹事が得意な自分がこのプロジェクトに入れられたのかと、現地に行ってから分かりました。

この調査ではミャンマーに3回行き、それぞれ10日ほど滞在しました。ある時は先生がどうしてもトンボにある自動車工場が見たいと言います。「トンボってどこ?」現地の担当者に話をしたら、車で8時間かかると言います。それでもどうしても行くと言うので、しかたがないので翌日先生2人と私と現地担当者の4人で出発しました。ほとんど舗装されていない道路を延々8時間、それも温度が42度もある熱帯ですのでクーラーも利きません。窓を開けるとドライヤーのような風が入ってきて、車の揺れと暑さでクタクタでした。何でこんな思いまでして工場に行くのかなあ、先生は本当に我侭だなあ、と思いつつ車に揺られていました。

自動車工場といっても本当に小さな工場でしたが、それらの設備を熱心に見て回り、現地の担当者と真剣に話をして、先生は何かが分かったと言います。こんな現地調査もあるんだなあ、やっぱり先生達は開発経済のプロなんだなあと感心しました。その夜はトンボの村人が歓迎の宴を開いてくれました。ミャンマー族、モン族、カレン族、カチン族、ミャンマーは多民族国家です。それぞれの民族ごとにそれぞれの踊りを披露してくれました。その時の「水の舞」という踊りの美しさは今でも良く覚えています。この仕事で沢山のミャンマー人と知り合って、実直で穏やかで、仏教の信心深い人の多いこの国が好きになりました。

3回目の訪問では調査報告書の進呈を行いました。高原社長がミャンマーのエイベル経済省大臣に報告書をお渡しする儀式がありました。その中でエイベル大臣が「彼のように若い日本人がミャンマーに来て、ミャンマーのために働いてくれたことが嬉しい」というようなことを、末席に座っていた自分に向かって言ってくれました。私は車の手配と食事のオーダーをしていただけでしたが、すっかり開発調査の調査団の1員という顔をしていたのかもしれません。ミャンマーはまだ軍事政権下で最貧国に指定されていますが、あの国の誠実さや美しさがずっと続いてほしいと願っています。

調査の仕事にも沢山の種類あります。私達のように企業のマーケティング活動をサポートする調査から、途上国の経済発展を支援する調査、行政の政策決定を支援するような調査、調査の目的や内容は異なりますが、文献調査、統計調査、ヒアリング調査、現地視察調査、アンケート調査と調査手法や、調査の流れはあまり変わりません。そして、何のために実施する調査であるかを常に意識して、自分の技術と経験で責任を持って調査を遂行し、その調査結果がお客様の役に立ち、お客様に喜んでいただくことを遣り甲斐と感じて頑張れるかどうかが重要になると思います。専門性とプロ意識、サービス精神求められる仕事です。

マイボイスの社員には、クライアントの課題解決に役立つため、専門性とサービス精神を持って一生懸命に頑張ってほしいと思います。まだまだ会社も未熟で、経験の浅い社員が多いですが、皆がプロ意識を持って仕事に取組んでいけば、サービスの付加価値と信頼性が高い魅力的な会社に発展できると確信しています。

2007年4月17日 (火)

チャネル戦略調査

私の印象の深い仕事に、住宅関連メーカーの「チャネル戦略調査」があります。前述したようにCRCのマーケティングリサーチは実績も少なく弱小組織でしたので、グループ以外の企業からはほとんど仕事が取れませんでした。そんな中でたまたまこの会社のマーケティング部長をご紹介いただき営業に行きました。「何ができるの」と聞かれたので、「汗をかく大変な仕事でも頑張ってやります」と答えたのが気に入られてたのか、お取引を始めることができました。

最初は小さな案件をいただき、それができると次は中位の案件をいただきました。そんなこんなで1年位やっていたら、毎月の様に案件のご相談をいただくようになりました。このクライアントには非常に誠実で魅力的な方が多く、住宅業界ということもあり義理人情を大切にする社風でした。仕事を通じて私もこの会社が好きになり、先方の担当者も信頼してくれて、社内の会議にも「高井さんだからいいよね」といってよく同席させてもらいました。

ある時、今度非常に重要な調査をやるけどCRCでできるかな、との相談を受けました。これがチャネル戦略調査でした。歴史のある大会社ですから販売チャネルが複雑で、時代の変化に対応できていないのではという問題意識があったようです。チャネル戦略というとカッコいいですが、やることは東京と大阪で工務店や販売店を300件回って、川下の実態を調べるというものです。プロジェクト責任者は同社の専務さんで、全国から5人の社員が招集されて、うちの5人のリサーチャーと10名でチームを組みました。信頼して選んでいただいたからには頑張るしかありません。キックオフから気合が入りました。

ただここからが非常に大変でした。工務店や販売店は忙しく、電話で「第一勧銀系シンクタンクのCRC総研と申します。実は今度住宅関係の調査を・・」と話すだけで、「忙しいからお断り!」、「間に合ってます!」という感じで、がっちゃんがっちゃん切られます。ヒアリングのアポが全く取れません。「大丈夫ですか?」クライアントが不安そうに見ています。なんとかしなくてはいけません。テレマ会社も動員してかたっぱしから電話を入れて何とかアポが取れだしました。大阪ではビジネスホテルに10日間泊まりこんで、知らない街を走り回りました。そして夜は毎日お客様と飲みました。

工務店の社長は個性的で面白い方が多かったです。ビールを飲んだら答えてやるという社長には「飲んだら答えてくれるのですね。ありがとうございます」と言って飲みました。アポを取って訪問したのに社長が不在で恐縮する自分に、同行した担当者に「きっと現場で何かあったんだよ。待ちましょうよ」と言われて雨の中を2時間近く待ったこともありました。本当に社長が泥だらけで帰ってきて「すまんすまん現場で事故があり戻れんかった」といって、知り合いの社長まで紹介してくれました。同社の社員といい工務店の社長といい、建設業界の義理と人情を感じました。

結局300票を集めるのに大人10人が1ヶ月半もかかりました。ネットリサーチに慣れている皆さんからするとたった300票の回収で15人月かかったというのは驚きかもしれませんね。私もリサーチキャリア7年目でしたがこんなに大変な実査は初めてでした。このデータで何が言えるのか、本当に良い分析ができるのか、不安をかかえながら作業を初めて、最後はまた徹夜でレポートを書いていました。

幸いにして非常に良い調査結果が出て、「これを経営会議でも報告してくれ」と言われました。1部上場企業の経営会議で報告なんて初めてでしたので極度に緊張しましたが、夢中で30分のプレゼンをやりました。「ありがとうございました」と言って会議室を出ると、責任者の専務が中座して来てくれて「短い時間に良くまとめてくれてありがとうございました」とお礼を言ってくれました。すごく嬉しかったのと、ますますこのクライアントが好きになりました。翌年にこの専務が社長になった時に妙に私も喜んだのと、やはり人間的に素晴らしい方が上に行くんだなあ、と妙に納得した出来事でした。

こちらの会社は、今も当社の大切なクライアントです。CRCの時にお仕事をいただいてからもう15年以上も経っているのに、まだお取引が続いていることを大変ありがたく思っています。当社のクライアントは800社ほどありますが、その1社、1社に色々なお取引の経緯があり、関係者が一生懸命に仕事をやることでやtっと築いた信頼であることは覚えておいて下さい。信頼を築くのは本当に大変ですが、壊すのはあっけないほど簡単です。社員の皆さんには、そのことを心に留めて仕事に取組んでほしいと思います。