マーケティング Feed

2007年10月 9日 (火)

モニター対応

メンバーフォーラムはご覧になっていますか?設立以来ずっと続けているのでもう8年以上続いています。先程チェックしましたら「74,810件目」の書き込みがありました。8年間の平均書き込み数は1日26件という計算になります。ただ、この何十倍の方が毎日見に来てくれているので、それなりのメンバーサービスになっていると思います。

管理人の私は土日も含めてほとんど毎日見ています。日数にすると3千日以上も毎日ここを覗いてきたことになります。これはメンバーサービスという位置づけで始めましたが、メンバー(モニター)を26万人という数字としてではなく、色々な価値観や個性を持った「1人の生活者」として捉えるためにもここの存在は必要だと感じています。

当社の行動指標に「メンバーと顧客に誠実に対応して、信頼される会社を目指す!」という項目がありますよね。メンバーを大切にして真剣なお答えをいただくことが、情報の品質向上と、サービスの付加価値に結びつくことになります。そのためにも数百、数千、数万件のデータを取るというより、数百人、数千人、数万人の方々から、大切な意見をお伺いするという姿勢を常に忘れないでほしいと思います。

でも26万人が参加できるフォーラムですので色々な問題も発生します。先日も何度も誹謗中傷を書き込んで、警告にも従ってくれなかったメンバーを退会手続きにしたら会社にクレームの電話がありました。できるだけ誠意を持って丁寧に説明したつもりですが「納得できない!」、「どうしてくれる!」、「出るところに出るぞ!」というような話を延々と40分も聞かされてとても疲れました。

そんな思いまでして続ける価値があるのか?という意見もありますが、私達とモニターとの架け橋としてやっぱり意義があるんじゃないかなあ、と思っています。皆さんも時間がある時にでも覗いてみて下さい。

2007年10月 4日 (木)

マーケティング協会50年

先週、当社が加入している社団法人日本マーケティング協会の総会と50周年の記念式典に出席しました。私がこういうところに行くのは、懇親会などで当社の商売になりそうな人を見つけたいというやましい?気持ちがほとんどです。実際にそういう懇親会でお客様を開拓したり、協業先が見つかることも結構あるので、私の大切な仕事だと思っています。

ただ総会に行ってみると参加者は100名弱でしたが、電通の会長や社長、博報堂の社長、花王の会長、明治製菓の社長といった方や、早稲田大の宇野正雄名誉教授や、慶応大学の村田昭治名誉教授といったマーケティング学の大御所など早々たる顔ぶれでしたので、淫らな営業行為は謹しんで大人しくしていました。

協会ができて50年ということですから、日本のマーケティングもそれなりの歴史が出来てきたのだなあと思いました。これまで協会の会長はサントリー名誉会長の鳥井道夫名誉会長(あの佐治(サン)、鳥井(トリー)の鳥井さん)が33年もやってこられました。今回は鳥井会長が体調を崩されたので後進に道を譲ることになり、花王の後藤会長に会長職を決める総会でもありました。

鳥井元会長の挨拶状を代読した協会の事務局長が、途中で涙ぐんでしまったのが印象的でした。きっと鳥井元会長の人柄や功績が素晴らしかったのでしょうね。こういう方々が頑張って日本のマーケティング業界を育ててきたんだなあと実感しました。

2007年9月20日 (木)

調査票の著作権

広報の広岡さんが当社の自主調査と同じ項目の調査結果が、サンケイ新聞に掲載されているのを見つけました。調査会社はM社(マクロミルさんではありません)となっていますが、確かに当社の選択肢と内容も表現もほぼ同じ内容でした。

M社は当社と取引関係があり社長も面識があります。「これはどういうこと?」と社長にクレームをしたところ、もう退社した社員が当社の調査票をコピーしたもので大変申し訳ないと謝罪に来ました。今後は絶対この様なことがないように徹底すると約束をしてくれたので、今後注意をするように強く要請して終わりにしました。

調査票にも著作権がありますので、絶対に他社の実施した調査票を転記してはいけません。別な会社の調査票や調査結果を参考にすること自体は問題ありませんし、調査の精度を上げたり効率性向上のためにも必要なことです。ただ、その場合には複数の資料を参考にして、自分の頭で考えて取捨選択し、表現方法なども工夫をすることが必要です。

2年ほど前に当社の自主調査(ロハス調査)で、当社が公開されている調査票の1部を転記してしまったことがあります。その時はある企業からクレームがあって発覚して、私がすぐにお詫びに行きましたが「どういうことだ!」と大変厳しく叱られました。この時は調査結果の削除と、このデータも使わないことを約束して何とか許してもらいましたが、2度とこのようなことがないように当社も注意したいと思います。

レポートだけでなく調査票にも著作権があることは、是非覚えておいて下さい。

2007年9月14日 (金)

クレームがリピートに

2ヶ月ほど前のブログで紹介しましたが、以前ある大手電機メーカーから委託調査に似たイメージがHPに掲載されているとクレームがありました。その時はすぐに事実関係を確認して指摘を受けたコンテンツを削除するとともに、田井君と私の2人で謝罪に行きました。

その時に家電量販店で生活者が何を感じているか分かり難いと聞いたので、謝罪の場ではありましたが「行動付随調査」の紹介をしました。その流れで運よくお仕事を1本いただくことができたのですが、こちらのご担当者から田井君あてに10月にもう1度、同じ調査がしたいという連絡がありました。前回実施した行動付随調査がご評価いただけたようです。

クレーム対応がお仕事になり、そのお仕事が評価されてリピートに繋がった訳で本当に良かったです。クレームの対応は気の重い仕事ですが、素早く誠意を持って対応することでリカバーできた良い見本だと思います。せっかくのご縁ですのでこのお客様との信頼関係を大切にして行きたいですね。

田井君クレーム対応ご苦労様でした。引き続きフォローをお願いします。

2007年9月11日 (火)

チャレンジ精神

昨日皆さんにも連絡しましたが、マクロミルのニールセンからのPOS事業の譲渡は合意には至りませんでした。ニールセンとしても長らく不採算になっていて事業撤退を決めたもので、お取引先にも9月末で事業を停止すると伝えていましたし、その事業部の社員は全員解雇の辞令も出した後ということで現実的には難しかったのでしょう。

マクロミルは上場会社になっていますし、これまでの急成長と経常利益率が30%超という高い収益率が評価されてきました。投資家の期待を裏切らないためにも常に事業を拡大して利益を伸ばし株価を高めていくことが求められます。そのためにPOS事業のような新しい事業にも挑戦する必要があったのだと思います。

今回の事業譲渡はタイミングが悪かったのかもしれません。でも同社が新しい事業に果敢に挑戦したということはとても評価できることだと思いますし、概して大人しい体質のリサーチ業界に波紋を広げてくれていることも意義のあることだと思います。

組織の体力の違いや上場と非上場という立ち位置の違いはありますが、当社もこれからの成長を目指すベンチャー会社だと思っています。会社としてのチャレンジ、各チームとしてのチャレンジ、そして社員1人1人のチャレンジが大切です。今回のマクロミルさんのチャレンジには拍手を送りたいと思います。

2007年9月 5日 (水)

日経新聞の調査

日本経済新聞社の松野次長と小池さんと大手町でビジネスランチをしました。今後の協業についての意見交換と料金のお願いが目的ですが、松野さんとは同じ年で住んでいる場所も近いので何となく親みを感じています。

日経新聞の調査で最初に使ってくれたのは松野さんです。3年前ほどになりますが何かのきっかけで訪問する機会を得て、是非とも当社を使ってほしいとお願いに行きました。その時は、丁度それまで頼んでいたI社が非協力的なのでどうしようと考えていたのだそうです。その時に、M社はタダでも良いので使ってくれという攻勢をかけていて、その話を聞いて私も「うちもタダでも良いのでやらせて欲しい」と食い下がったのを覚えています。

結果的にうちのクオリティと熱意を買ってくれて、当社を使ってくれることになりました。そして、やはりタダはおかしいから止めましょう。と言って一定の基準で料金をいただくお約束をしたという経緯があります。ただ、当社を使ってくれる方が増えて複雑な調査も出てきたので、今回は料金の見直しをお願いしてご理解をいただきました。「これからも信頼関係でやって行きましょう」そんな風に言っていただけたのは嬉しいことです。せっかくのご縁ですので、これからも良い関係で協業を続けたいと思います。

もう1つ驚くことがありました。松野次長はかなり恰幅が良かったのですが、今回半年ぶり位にお会いしたら25キロも減量をしておられました。お昼を抜くという減量方法だそうで、同じ年でメタボリックまっしぐらの自分としては興味津々で、話の半分は減量になりました。私も昼食減量やってみようかな・・・、堀江さん一緒にどうですか?

2007年8月30日 (木)

定期のイントラ紹介

広告代理店3位のアサツー・ディケイ(ADK)のイントラに、当社の定期アンケートページの紹介を載せてもらうことになりました。同社のお取引は3年ほど前まではそれなりにありましたが、最近は競合M社に押されて年に数本レベルに止まっています。1度失った市場を取り戻すのはかなり大変で、他社にできない優位性のある条件を提示するしかありません。

今回は開発部門の方を紹介いただいて、河端さんと6回ほど訪問しました。彼らが当社に1番関心を持ってくれたのが当社の定期アンケートでした。彼らはヤフーバリューさんのC-Newsを契約していてかなり活用しているそうです。ただ当社の定期アンケートは大規模な回収であるため再集計やサンプリングに使える点や、メディア掲載の強みがあるのが面白いですねというので提案を続けてきました。

同社のイントラはマーケや営業の担当者が企画をする時にまず見る情報源なので、沢山の方が当社の定期アンケートを使っていただけると思います。それで当社を理解いただいて、定期アンケートのコンテンツを使った調査設計や実査に結びつけば良いと思います。同社の社員は3千人もいるそうなので展開が楽しみです。この企画の窓口は河端さんに担当いただきます。ADKの方からご質問やお問合せがあれば河端さんにつないでください。

このリサーチコンテンツ提供がお客様との関係作りに役立つようであれば、他の代理店さんやメーカーさんにも提案してみたいですね。

2007年8月22日 (水)

グローバルリサーチ

先程、イード社の海外調査担当の部長にお越しいただいて「グローバルリサーチパネル」の説明会を開いてもらいました。同社はもともと日産自動車の子会社からスタートした会社のため以前から海外調査に力をいれておられます。

当社はサーチナさんと中国ネットリサーチで提携していますが、営業先で中国以外はできないのかと聞かれることもあります。先日も某レジャーランドの会社を訪問した時にもそんな質問を受けました。当社の顧客対応力を広げるため同社と提携して、中国以外の海外でも調査が出来るような環境を整えたいと思います。提案営業と調査設計や調査票作成とレポーティングは社内で行い、調査票の各国語への翻訳や実査はイードさんにお願いする、そんな協業の形を考えています。

対象の国は米国やカナダ、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、ベルギー等の欧米だけでなく、韓国、台湾、豪州などをカバーしています。これらの国々の生活者から直接意見が聞けるというのは面白いですね。興味ある方は資料ありますので来て下さい。

2007年8月17日 (金)

POSデータ事業

先程マクロミルさんがニールセン・カンパニーのPOSデータ販売事業を譲受するというニュースが入ってきました。先週のブログで「外資系企業のリストラ」のタイトルで、某外資系企業がある事業から撤退したと書いたのは実はこのことでした。

ただ3週間前の情報では同社はPOSデータ事業から撤退するという方針を決め、従業員は全員解雇で取引先にも事業停止の連絡を行ったと聞きました。それから類推すると、その撤退情報を入手したマクロミルさんが交渉を持ちかけたのかもしれません。彼らはネットリサーチ会社というドメインから抜け出して、次の展開を目指して動きだしたことになります。

このPOSデータ事業がうまくいくかどうかは分かりませんが、彼らの機動力やチャレンジ精神は私達も見習うべきだと思います。リサーチ業界は各社が得意分野で住み分けてきたどちらかというと大人しい業界でしたが、マクロミルさんの様な財務力もあって攻めの姿勢の企業が出てきたことで、大きく変化するかもしれません。

業界自体が変化をする中で当社も変革が求められるでしょう。常に情報アンテナを張って、会社が発展するために思い切った選択をすることが必要になるかもしれません。ただ、その場合でも自分達の主体性や付加価値の高いリサーチや分析サービスを提供するという価値観を尊重した「マイボイスらしさ」は失わないようにしなければなりません。会社が良くなり働く皆が良くなるような挑戦を考えながらやって行きたいと思います。

2007年8月 7日 (火)

メディア掲載の価値

昨日書いた広告代理店さんとの話の続きです。彼らは当社の「定期アンケート」のコンテンツに関心を示してくれたのと、もう1つは定期アンケートの結果が、日経新聞や読売新聞、朝日新聞、ヤフーニュース等のメジャーなメディアに沢山掲載されていることも注目してくれました。「これだけのメディアに掲載されるというのは凄い価値ですよ。」と広告のプロの広告代理店の局長が言ってくれましたので、それなりの価値があることなのでしょう。

その局長さんからは「これだけの沢山のメディアに調査結果が掲載されるコツは何ですか」というような質問まで受けました。それから、同社では調査結果を発信するような活動を強める考えもあるそうで、そういう活動をリサーチの実行の面で協力して欲しいという話もいただきました。当社にとってとても良い話ですので積極的に対応して行くつもりです。

確かに有力なメディアへの掲載が増えてきたように思います。大規模な調査を継続して続けて来た効果が出ているということですし、広報担当の広岡さんが頑張ってくれている成果でもあると思います。定期アンケートは忙しくても苦しくても止めないで続けてきました。また、当社の特色ある活動として今後も続けて参ります。山口さんが担当していただくことで、もっと価値のあるものにして行けるかもしれません。

生活者情報を蓄積して発信するということは、私が97年のビジネスプランコンテストに提出した企画書にも記載していることです。広告のプロに認められて、10年前に考えた構想が実現したようで嬉しく思いました。続けることで価値が生まれるものってあるんですね。

2007年8月 6日 (月)

定期アンケートの活用

先日、河端さんとある大手広告代理店に行って同社のイントラ上に当社の「定期アンケート」の紹介とリンクをしていただく提案をしました。同社は競合他社の独断場であるため、何とか構造的に入り込む手段として「定期アンケート」のコンテンツの活用を提案した次第です。

もともとはあるセミナーの懇親会で知り合った担当者に業務説明をして、その方に頼んで開発関係の局長さんも含めた6名の関係者に当社のプレゼンをさせていただいた時に、皆さんが1番当社に関心を持ってくれたのが「定期アンケート」と、その結果が掲載された「メディアへの掲載一覧」でした。

定期アンケートはもう9年間も毎月続けていて900件近いタイトルがありますし、約1万5千件という大規模な回収で行っているのが特徴です。そのため、1)企画提案の参考データとして手軽に活用、2)セグメントした属性での再分析も可能、3)ある回答者に絞ったサンプリングが可能、4)調査結果のメディア展開等ができるわけです。そのあたりの特徴や機能を説明する『マイボイスコム 定期アンケート』のコーナーを全社員が見るイントラ上に作ってもらえれば、当社の認知が高まるとともに、定期アンケートを活用した個別調査につなげて行けると考えています。

この構想には先方の局長も強い関心を示してくれたので、これから詳細の詰めを行って秋口までには実現させたいと考えています。またこの代理店さんでうまく行けば、他の代理店さんやシンクタンクにも提案してみようと思います。9年間もやり続けてきた「定期アンケート」の資源が花開く時が来たようでとても楽しみです。河端さん、引き続き積極提案で行きましょう!

2007年8月 3日 (金)

イードさん

イード社の社長と役員の方が来社されました。当社のアクセス解析と同社のサイト関連のサービスを組み合わせて販売できないかというテーマで意見交換をしました。イードの社長とはある方の紹介で半年前にお会いしてそれから何度か協業の話しをしています。同社は定性分析に強く、海外リサーチのネットワークも持っていて、お客様の業種も異なるので、お互いを補完関係が作れるのではないかと感じています。

同社はもともと日産自動車の関連会社でした。それを役職員がMBOして独立し、その後、インターネット総研(IRI)のグループに入り、今はIRIがオリックスのグループに入ったので、オリックスグループのリサーチ会社という位置づけになっています。お仕事の半数以上が自動車関連の仕事で、そんな関係で海外リサーチにも力を入れておられます。

それぞれの会社にはそれぞれの歴史があります。協業を進めるにはお互いが補完関係が築けるかも大切ですが、お互いの価値観や方向性が近いのか、きちっとしたサービスを提供する信頼できる会社かという点も大切です。イードさんとは価値観も合いそうですので、海外ネットリサーチあたりから協業を進めたいと思っています。

近いうちに同社の担当者から海外ネットリサーチの説明をしてもらいます。興味のある方は参加して下さい。

2007年8月 2日 (木)

グローバル企業と・・

今日は上辻さん、岡本さん、西郷さんとある欧州企業の日本法人に行って、同社の社長さんと協業の話をしました。2ヶ月ほど前にオーストラリア人の極東担当の部長がお見えになったあの会社です。もともとの発祥の地はイギリスですが、今では世界で30カ国以上に拠点を持ってマーケティング分析系のビジネスをグローバルに展開しています。

日本法人を設立したのはまだ3年前で、スタッフは約20名、これから本格的に日本で事業を展開するためのパートナーを探しているところです。沢山のリサーチ会社を対象に色々と調べたみたいですが、マイボイスはデータ分析に強く、付加価値の高い分析サービスを提供しているという評判を聞いて関心を持ってくれたといいます。そういう業界内での評判があるというのは、日頃私達がしっかりとしたサービスを提供していることの証ですので大変嬉しいことだと思います。

同グループは全世界でマーケティング分析のビジネスを展開しています。おそらくそれだけの価値のあるノウハウやサービスが蓄積されているのでしょう。それらのノウハウと当社の経営資源を組み合わせることで、新たな価値が作れれば面白いと思います。具体的な協業に発展するかはまだ分かりませんが、できることであれば前向きに検討してみます。会社を発展させるには、未知ではあるが可能性があるという分野に、前向きに取組んでみることも必要だと考えています。

当社も米国のオムニチュア社と代理店契約を結ぶなど多少は国際的になってきました。近い将来は打ち合わせ等で海外出張にも頻繁に行くような会社になるかもしれません。誰か外国企業とのビジネス作りに挑戦したい人はいませんか?

2007年7月18日 (水)

既存顧客の訪問

先日、営業の長谷川さんとある外資系の生命保険会社を訪問しました。この会社は直接の取引はなく、ある代理店さんにTVCMの効果測定を依頼したら、その代理店さんが当社に外注したため結果的には当社がお仕事をいただいたという関係です。当社の営業も2年前に1度訪問したようですが、それ以降は当社から1度もコンタクトがなかったという話を聞きました。

頻繁にお仕事がないお客様を定期的に訪問するのには工夫が必要ですが、2年間も連絡一つしていないとせっかく満足していただいたお客様も他の会社に取られてしまいます。できれば既存のお客様には半年に1度、少なくとも年に1回はお会いして話や情報交換をすることが必要だと思います。このあたりが組織的にできていなかったことが当社の営業力を弱めてしまった原因だと反省しています。

今はセールスフォースも入って顧客情報が整備されましたし、営業担当者が既存顧客を定期的にフォローするように組織的に動くようになりました。この様な地道なお客様とのコミュニケーションを続けて行くことが、組織力を付ける第一歩なのだと思います。もちろん既存の顧客様との関係作りを行うべきなのは営業の方だけではありません。会社としてビジネスニュースや挨拶状をお送りすることや、業務を担当したリサーチャーからもお役に立てそうな情報をお送りするなども行って信頼関係を築いて行くことも大切です。

1度ご縁のできたお客様との信頼関係をどのように続けて行くかは、営業だけでなく全員で取組んでいくべき課題だと思います。そして、ご縁のできたお客様のお仕事を継続的にさせていただくことで、各自のビジネスマンとしてのネットワークや人脈も出来てくると思います。会社の業績安定のためにも、将来の貴方のビジネス力を高めるためにも、各自が意識してお客様とのご縁を大切にすることが重要だと思います。

2007年7月12日 (木)

10代モニターの補強

アンケートに協力してくれる26万人のモニターは私達の財産です。この方たちの信頼と協力なしに当社のビジネスは成り立ちません。26万人というと大きな市が1つ出来てしまう位の人数ですが、クライアントのリクエストに応えるにはもっとモニター数を増やすことが必要です。4割程度の回収率が確保できるモニター組織を如何に拡大して行くかは、当社の重要な課題です。

また、効率的なサンプリングを行うには、ボトムネックになっている階層を重点的に増やす努力も必要です。以前は50代以上の高年齢層が足りないという要望が多かったですが、このところは10代のモニターさんが不足していて、クライアントにご迷惑をかけていました。どうやれば10代の方を増やせるのか、岡島さんと広岡さんに考えてもらいました。

その結果、まずGプランさんの10代会員にメール広告を行うことで約200人増えました。それからアクセストレードさんに協力をしてもらい、アフリエイトでも10代を増やす仕組みを入れて、こちらで毎月300人位のモニターを増やせる目処が立ちました。現在10代のモニターさんは約1万人おられますので、毎月3%位(年に約4割)は改善できそうです。

モニターの不足はずっと続く課題かもしれませんが、できるだけ不足している階層を重点的に改善して行きたいと思います。業務をしていてここのモニターさんがいつも足りないなあ、ということあれば各マネジャーにご相談下さい。できるだけ改善できるように組織的に取組みたいと思います。

2007年7月11日 (水)

モニター調査の結果

先日服部さんに頼んで12月に実施したモニター調査の報告会をやりました。モニターに登録いただいている方が当社のサービスをどの様に感じておられるのか、定期アンケートをどう見ているのかを検討するために実施したものです。出られなかった方が多かったので一部内容を紹介します。

回答者は10代から50代以上×男女の10セルに各50件の回収で、合計500件の回収で設計しましたが、各階層の回収率を把握するため、約1週間回収を受け付ける方法を取りました。その結果、全体の回収率は42%になりました。

ただ回収率は年齢による差異が大きくて、10代は23%とかなり低く、50代以上は56%と10代の2.4倍になります。10代や20代前半の回収が難しいとは聞いていましたが、年齢によってこんなに異なるのかと驚きました。それから回収の時間ですがやはり36~48時間で全回答者のほぼ95%以上が回答できています。これは数年前と変化がなく、以前から基準としている「36~48時間で回収する」という方針で問題なさそうです。

1年間で回答している「個別アンケートの件数」も年齢で異なりますが、平均すると年に5~6回という認識でした。これも1日に数件も依頼しているM社と異なるところです。モニターは学習効果や回答慣れの問題があるので、あまり頻繁に回答をお願いするのは、リサーチ情報の品質面で問題あると思います。

モニターがマイボイスに登録した理由は、1位ポイントを貯めたい、2位アンケートに答えるのが好き、3位懸賞応募、4位社会参加、でした。ポイントをちゃんと提供するという面で毎月の定期アンケートが1つのモチベーションになっています。もう少し個別案件の件数を増やし(年に10回程度)てポイント提供を増やせれば、モニターのモチベーション的にはプラスになると推察しています。もう少し「回収~集計ベース」の案件を増やすことが、会社の収益向上と、モニターのモチベーション向上に繋がると考えています。

継続参加意向はほぼ100%でした。退会したいは500人中1人(0.2%)でした。これからもモニターを大切にして、モニターの期待に応えられる運営を目指して行きたいですね。「モニターを大切にすることで、回収情報の品質を維持すること」は当社の行動指標にもある大切なことですので、是非覚えておいて下さい。

※調査レポートはイントラに掲示していますので、詳細はそちらをご参照下さい。

2007年7月10日 (火)

定期アンケート

当社の定期アンケートは今月で108回目になります。98年7月のまだCRC総研で私が1人で準備している時から、ずっと休まずに108ヶ月(9年間)続けてきた事業です。自分がニュービジネス協議会のプランコンテストに出した事業計画にも、衣食住や流通、金融等の身近なテーマの情報を継続的に集めて情報発信し、データマイニングを行って生活者分析を行うという構想を書いていますが、10年前に考えた構想が実現して当社の1つの特色になっているのは嬉しいことです。

先週、ある大手広告代理店のR&D関連の局長と、コミュニケーション関連の局長などに当社のプレゼンをする機会をいただきました。そこで1番関心を持ってくれたのが「定期アンケート」です。これだけの生活者情報が9年前からストックされているのは価値がある。これだけのメディアに取上げられているのは結構凄いことですよ。というような評価でした。

定期アンケートは、営業の販促ツール、メディアへのPR、企画提案時の参考資料、サンプリングの材料、新人リサーチャーの教育、モニターの活性化など沢山の役割を持った当社の重要なマーケティング活動です。ただ、これだけ大量の生活情報を過去に遡って持っている企業もありませんので、うまく当社の事業拡大や収益向上に役立てて行きたいと思います。

以前、サイボウズネットさんに当社の定期アンケートをコンテンツ提供することはお伝えしましたが、今度はこの大手広告代理店様のイントラに、当社の「定期アンケート」の説明とリンクを張ってもらえることになりました。代理店の営業の方やマーケティング担当の方は常に情報を求めていますので、こちらが実現できればかなりお引き合いが増えるのではと期待しています。

これまで9年間、1ヶ月も休まずに続けてきた定期アンケートの資源をうまく活用して行きたいと思います。良いアイディアあれば是非教えて下さい。

2007年7月 6日 (金)

昔の仲間と商売

昨日は新薬開発の治験(CRO)ビジネスをやっているACRONETと協業のミーティングをしました。CRCの東陽町オフィスにいた方は同じビルにいたので覚えているかもしれませんが、やはりCRCからスピンアウトして出来た会社です。同社と医療関係の情報サービスが一緒にできないか、先方の社長さんを始め関係者と意見交換をしました。当社としても特徴ある付加価値サービスを作りたいので、一緒に事業の可能性を検討していくことにしました。

ACRONETの設立は当社より2年後で、CRCの1部署が別会社になったのが生い立ちです。その頃は50名位でしたがもう200名まで社員が増えていています。それでも業界では7位くらいなので新しいビジネスも立ち上げて次のステップを目指したいということでした。

同社の窓口は井上取締役で、以前CRCのシンクタンク部署で一緒に働いていた後輩です。同社に移った時は何で自分が医療関係の会社で働かなくてはいけないのかと迷ったそうですが、頑張って実績を上げて42歳で200名の会社のNO3ですから大したものです。夜飲みに行って色々話をしましたが「最初は嫌でしたが、頑張っているうちに面白くなり、今はすごく充実しています」と言います。人生何が功を奏するか分かりません。ただ彼は明るく前向きですごく活動的ですので、幸運の女神が見ていたのでしょう。

昔の仲間とまた一緒に仕事ができるというのは嬉しいことです。昔からの付き合いがある人はお互いの人間性を理解していることと、裏切らないという安心感があります。色々と話し合って何か両社にとって、お互いにプラスになる新しいビジネスを作って行きたいと思います。

2007年7月 3日 (火)

懐かしいレポート

先程ある電鉄会社の開発企画部の課長さんが来社されました。かなり前に2、3度、新規事業開発のニーズ調査などをお手伝いさせていただいた方で、相談したい案件があるのでと言って若い部下を連れて来社されました。

最初に会って言われたのが「高井さん少し肥えましたね」でした。確かに5年ぶり位にお会いしたので7~8キロは増えていると思います。「少しではなく、かなりですよ。」そんなやり取りから始まりました。その課長さんは私と同年代ですが前と変わらずスリムで良い男です。やっぱり減量しないとなあ・・・、お客様でも同年代の方には何か特別な親近感を感じます。

「実は沿線の先に新しいレジャー施設の×××を作ろうという構想があって、そんなニーズが本当にあるのかちゃんと調べないとと思った時に高井さんの顔を思い出したんですよ。」と言って、昔当社で作成した古いレポートを2冊カバンから取り出しました。表紙の日付を見ると2000年と2001年でした。まだ社員が10人もいないころで確か五十嵐さんと服部さんがリサーチの担当者だったと思います。この2つの調査テーマのうちの1つのビジネスホテル構想は、既に事業化されて、かなりの事業規模に発展しているようです。

もう7年も前に当社が作ったレポートを大切に保管されて、それを部下にニーズ調査の見本として説明してくれています。レポートには沢山の付箋が貼られ、中にはマーカーで線が引いてあるのが見えます。このレポートは確かにお客様の役に立ったんだなあ、頑張ってくれたんだなぁと思うと、青い背表紙の古いレポートが妙に愛らしく感じました。

こんなお客様がいるというのは本当に嬉しいですね。きちんと役に立って喜ばれる仕事をすればお客様は覚えていてくれます。でもこんなに好意的なお客様なのに、5年間も挨拶にも行っていなかったのは会社の営業のやり方に問題があったと反省しました。これからは良い仕事をするだけでなく、きちっと組織的にお客様をフォローする仕組みを作り、それを継続的に実行することが大切だと改めて感じました。

2007年6月28日 (木)

新聞社のお仕事

ある新聞社からユーザー調査のお仕事をいただきました。もともとは以前私が仕事をお手伝いしていた電通の方が独立したというので挨拶に行ったところ、ちょうど新聞社の仕事でユーザー調査が必要なので手伝ってほしいということで発生した仕事です。この社長と仕事をしたのはもう5年も前ですが、とてもバイタリティがあって魅力的な人でしたので、年に1、2回のペースでご挨拶してきました。

この新聞社として本格的なユーザー調査をやるのは始めてだそうで、先方もかなり気合が入っています。ご担当者の女性が非常にバイタリティーがあってアクティブに動くのにも感心しました。こちらは金森さんが担当していますが、1日に十数本ものメールのやり取りして、最後は金森さんが夜の10時過ぎに送ると、先方から夜中の1時とか2時に必ず返事が来ています。新聞社の仕事は夜が遅いとは聞いていましたが、それを実感させるやり取りでした。

今回のユーザー調査で新聞社の皆さんにとって意外な結果がでるかもしれません。それが何か変化のきっかけになるのではと楽しみにしています。金森さんは厳しいリクエストに対しても適切に迅速に対応していてとても頼もしく思いました。この仕事が終わったら、是非、あのバイタリティのあるご担当者とビールでも飲みながら話したいと思います。

有能で魅力的なお客様に会ったら絶対に関係を切ってはいけません。まず評価していただける仕事をして信頼がいただけたら、良い関係を続けるための努力が必要です。関係を続けるというフォローなしにビジネスの関係は続きません。でも意識してよい関係が築ければ、それがビジネスのネットワークになり、自分のビジネス力を広げる財産になります。金森さん案件が終わったら彼女とのビール付き合って下さいね。