マーケティング Feed

2007年11月21日 (水)

会って話してなんぼ

インターネットってとっても便利なツールですよね。20代の皆さんは社会人になった時にはすでに普及していたので、あって当たり前という感覚だと思います。でも、私が会社設立の準備をしていた98年頃のネット人口は300万人位で、ほとんどの会社ではまだインターネットは使われていませんでした。

95年頃のCRC総研のシンクタンク部隊は何故か多摩センターにあって、1つのファイルを日本橋の本社に届けるためにフロッピーを持って電車に飛び乗っていました。もって行ったついでに色々な部署の知人を回り、夜は神田で飲みました。今だったら添付ファイルを送れば済んでしまうことですが、「行って会って話して(飲んで)なんぼ!」の価値もあったように思います。

調査も1つのテーマに2~3ヶ月は携わっていて、最初の打ち合せや調査票の打ち合せ、レポートの打合せと報告会という感じで、1テーマで3~4回はクライアントと会っていました。営業も電話でアポを取って、とにかく訪問するのが基本でした。

クライアントの要望をちゃんと理解するとか、意見や情報のずれを調整するとか、もっと本音で話せるような関係になりたいとか、そんな時にはやっぱり顔を合わせて話をすることが大切です。良い仕事をしていても、1度も会ったことのない人は将来の「人脈」にはなりません。

インターネットは確かに便利なツールですが、「行って会って話してなんぼ!」の大切さも忘れては行けません。特に営業はクライアントと話しをするところからすべてが始まります。見積や提案書も持参して説明しその場で意見をもらって対応することで、確度は2倍くらい高くなると思います。

2007年11月20日 (火)

新料金リリース

1年ぶりに料金改定を行いました。狙いは競合他社に勝てる体系にすること、負担の重い案件では料金を沢山いただけるようにすること、製造原価を下げて利益率を上げることです。

9月頃から2ヶ月かけて情報収集や価格会議、シミュレーションを行いながら慎重に検討しました。そして、競合のマクロミル、ヤフーバリューインサイト、インテージインタラクティブの価格表をベンチマークにして何度も試算しながら策定しました。値決めは会社の業績を左右する微妙な作業なので、社長の重要な仕事と言われています。

新料金は「10問×100件回収」という簡易スペックは相場が異常に低いので勝てる対象から外しましたが、400~500件以上を回収する戦略テーマでは、3社のどこにも勝てる価格に設計しました。また、調査設計やレポート案件の利益率が低いのも課題でしたので、ここはまだ競争力があるとの判断で10%ほど値上げしました。この価格であればレポート案件でも50%以上の粗利が確保できる計算になります。

それから、モニターには申し訳ないのですが、謝礼ポイントの水準は2割ほど下げさせてもらって製造原価を3%下げました。これをやらないとどうしても競合に勝てる価格が作れません。これは財務諸表からの推定ですが、当社の謝礼ポイントはマクロミルの4~5倍高いといいます。そのマクロミルが低価格の相場を作っているので止むを得ない選択でした。

新料金は競合にも勝てて利益率も上げられるように設計しています。営業は自信を持ってクライアントに提案し、生産に関わる人達は料金以上の満足が得られるサービスに努めて下さい。今回の料金改定で利益率が7~8%上げられると試算しています

この料金改定と体制整備で下期の収益回復させていと思います。新料金は12月からの適用になりますので、よろしくお願いします。

2007年11月14日 (水)

はなまるマーケット

昨日(11/13)のTBS「はなまるマーケット」で、当社の定期アンケート「コーヒーの利用」が取上げられました。「コーヒーに関する調査によると、何と9割もの方がコーヒーを飲んでいるのですね。」といって当社の調査結果がフリップに出されたようです。

「はなまるマーケット」はTBSの朝の人気番組ですので、当社の調査結果を沢山の方が見てくれたことは嬉しいことです。

当社の名前はフリップの下にちょこっとだけ掲載されていたのだと思いますが、それでも気づく人は気づいてくれますし、企業ブランド向上にとって価値あることです。TBSのホームページにも掲載されているので見て下さい。

http://www.tbs.co.jp/hanamaru/daily/tue.html

これからも頑張って、情報発信を続けて行きましょう!

2007年11月13日 (火)

懇親会での営業

「SPSS Directions 2007」の懇親会にも出席しました。昨日書いた明治学院大学の清水教授や学習院大学の上田教授などの先生や、MRのクライアントである事業会社の方や広告代理店やリサーチ会社の方で150人ほどの会合でした。

こういう業界の懇親会では色々な話しが聞けたり、クライアントになる会社のキーマンに出会えたりするので貴重な情報収集の機会になります。当社からは私と内門さんの2人が参加し、VATEの西郷さんも出席していました。

こういう会合は最初は知人もいないし、何を話題にして良いかもわからず居づらいものです。しかし、意識的に動いて自分から話しかけることで、結構面白い人と知り合えたりしますし、続けて出ているうちに知人も増えて業界のネットワークが広がってくるものです。特にマネジャークラスの方はこういう場所にも積極的に参加して、業界のネットワーク作りをすることも必要だと思います。

この懇親会で目立っていたのが「ヤフーバリューインサイトさん」の動きでした。こちらに20人以上のスタッフが来ていて、食事もせずに積極的に名刺交換を続けていました。彼らは最近かなり組織的な営業を行っていると聞いていましたが、こういう場所もうまく営業の機会として活用しているのだなあと感心しました。

そんな様子をインテージインタラクティブの長崎社長と2人で眺めながら、「やばいですね」と話をしていました。インテージの参加者も3人位だったようです。うちも同社の貪欲に営業の機会を作るという姿勢は見習わないといけないと思います。

2007年11月12日 (月)

日本発マーケティング

木曜日に「SPSS Directions 2007」に行って来ました。当社からもRGを中心に20人以上が出席しましたが、こちらは分析系のイベントとしてはかなり大きなもので、今年の参加者は900名を超えたそうです。

今年の基調講演は当社もお世話になっていて、「MyVoice通信」にも協力して下さった明治学院大学の清水教授が発表されました。テーマは「日本発のマーケティング」というものでした。

日本のマーケティングの歴史は、1955年に日本生産性本部が「トップマネジメント視察団」を米国に送り込んだのがスタートで、欧米から日本が技術を導入するというのが基本的な流れとなっています。学会でも欧米で提唱された理論を、日本市場でも適応できるのかを検証することが多いと言います。

清水先生はとても活動的で実践的な先生で、色々な企業と産学協同の研究を行っています。そして、消費者の情報収集の面では日本は欧米より優れているし、SONY、HONDA、Canonの様な世界的にも評価されている企業も沢山あるので、そろそろ「日本発のマーケティング手法」を発信したいという主旨でした。

この中で紹介された手法が、1つは「情報発信型消費者(インフルエンサー)の研究」で、もう1つが「目利きを用いた商品評価」というものでした。

この「目利き」はアサヒビールさんのお仕事として、森さんや鮎沢さんが清水教授の指導の下でモニター構築と分析、予測を担当しています。先生のプレゼンには幾つかの分析結果が示されましたが、この資料は森さんが作ったものだろうなと思えるものもありました。そして、この目利き調査が「日本発のマーケティング手法」に繋がるのかと思うと大変名誉にも感じました。

夜の懇親会で清水先生と話をしましたが、当社の調査サポートを高く評価して下さいました。これからも「目利き」の研究が進んで、「日本発マーケティング手法」として世界に発信してもらいたいものです。当社もできるだけのサポートができればと思います。

森さん、鮎沢さん、日本のマーケティング業界のためにも頑張って下さい!

2007年11月 8日 (木)

モニター増強

当社のビジネスモデルにとってモニター組織の存在は重要な位置づけになります。モニターの方達がいて、その方達の信頼と協力があって始めて成り立っている会社ですので、「モニターを大切にする!」ということは常に考えて行動するようにお願いします。

現在の当社のモニターは約26万人で、アクティブに絞ると20万人強です。セグメント条件が厳しい案件や、大規模回収の案件に応えられないことから、できるだけ増強したいと考えています。

ただし、どんな人でも良いから増えれば良いということではありません。やはり当社の「生活者と企業のコミュニケーションメディア」というコンセプトを理解して、自分の生活者としての意見を、企業活動や社会に活かしたい方々に参加していただきたいと思います。

また、100万人いても回収率が5%以下という会社もあります。これだと回収情報のクオリティに問題があると思います。あそこのモニターの情報はおかしいよね、という評判になったらおしまいです。やはりモニターのクオリティは重要です。

この考え方に沿って4ヶ月ほど前からポイントサイトからの登録を止めました。ポイントサイトからの登録者は登録をするだけでポイントが貯まるということから、登録してポイントが入ったら退会してまた別なアドレスで登録する。アンケートには興味もないので答えないという方が多いのとの判断です。

モニタ組織ーの価値は「モニター数×協力度」で決まります。ポイントサイトからの募集停止によってモニター数の増加が止まっていますので、この点を改善するため、高井、岡島さん、明石さん、広岡さんの4人で毎月モニター会議を開いています。アフリエイトの契約先を増やす等の地道な活動が中心ですが、できるだけ増強するように努力します。

10代が少ないというので中学生の長男を無理やり登録させました。最近はポイントが貯まってきたと喜んでいます。皆さんの身の回りの人にも登録をお願いして下さい。モニター増強の草の根活動にご協力をお願いします。

2007年11月 7日 (水)

官公庁案件

今週のマネジャー会で田井さんから官公庁の入札引き合いが増えているが、価格等どう対応したら良いかという意見がありました。

これまでに経済産業省、公正取引委員会、環境省などからは直接お仕事をいただいていますし、シンクタンクや大学の先生経由では国土交通省や厚生労働省、総務省などの案件にも対応しています。これまで官公庁の調査は郵送調査や訪問調査などが多かったですが、これらの調査手法の回収環境が悪くなっていることもあって、これからはネットリサーチで国民の意見を聞くというケースが益々増えてくると思います。

ただ、官公庁の調査ニーズに応えるには、ネットリサーチによる定量分析だけではなく、文献調査や統計解析、委員会運営、郵送調査や、個別インタビュー調査などの調査手法にも対応しないと出来ないことも多いので、当面は定量調査のみの案件に対応して、複合的な調査手法が必要な場合はシ、ンクタンクのサブに入って対応するのが現実的と考えます。

また入札となると赤字覚悟の極端に安い価格で入れてくる会社もあるので、そのあたりも課題の1つです。仕事はほしいですが赤字価格ではビジネス的に意味がありません。その時の稼働率などにもよりますが、一定の利益が確保できる金額で応札するしかありません。

当社はシンクタンク出身の会社ですので、他社のネットリサーチ会社よりは官公庁調査のノウハウはあるように思います。当面は様子を見ながらになりますが、将来的には官公庁関連の調査ニーズにも積極的に取組んでみたいと思います。

2007年11月 6日 (火)

定期アンケート

定期アンケートは当社の特色の1つです。まだ私がCRCで1人で準備をしていた98年7月から毎月実施していて今回で112回になります。もう9年以上も続けておりテーマ数はもうじき1,000件を超えるとこまできています。定期アンケートには5つの効果を期待しています。

1)営業の販促ツールとして活用する。

2)メディアに発信してブランド力を高める。

3)クライアントへの提案(設計)力を強化する。

4)モニターの活性化を促進する。

5)リサーチャーの教育訓練に活用する。

定期アンケートは、ポイント費や人件費で年間3千万円ものコストをかけています。当社の事業規模からすると大変な投資ですが、自主的な情報を持っていることの意義は大きいと思いますし、これらの情報蓄積があとあと大きな価値を生むと考えています。

ただし、現在の生産体制や決算状況から見て負担が重過ぎるとの判断から、先月からテーマ数を12から10に減らし、今月から回答のポイント枠を5万人までに変更しました。当面はこの「毎月10テーマ、5万人ポイント枠」で続けます。

また、テーマの設定も「顧客開拓や販促に繋がるか?」、「メディアに掲載されてブランド力強化に繋がるか?」という基準で選んで下さい。定期アンケートは多額な投資によって作られた当社の貴重な経営資源です。販売促進や広報PR、調査設計などで、投資に見合うように有効に活用して下さい。

2007年10月31日 (水)

西郷さんサンキュー

西郷さんが7月にデータマイニングの専門会社「㈱VATE」を作って独立したことは前にも紹介しました。その後も週2日は当社に来てもらっているので、あまり以前と変わらないように思われるかもしれませんが、彼は私と同じく中小企業の社長(おやじ)として事業の立上げに頑張っているところです。

彼の独立に関してはかなり前から構想を聞いて、色々と相談をしながら進めてくれたので私も100%理解をしていましたし、独立後も協力してやって行こうとも話していました。その面でVATEは当社の良きパートナーだと思っています。

そんなVATEさん経由で約800万円の大型案件が取れたと報告を受けました。受注後も両社で業務を分担して案件を遂行することになります。受注金額が大きいことも経営的には嬉しいですが、こういう形で両社の協業案件ができたことがもっと嬉しく思います。関係者はうまく協力し合って、クライアント(R社)から評価いただけるように頑張って下さい。

西郷さん大型案件の受注ありがとうございました。引き続き両社がともに成長できるような協業関係を沢山作って行きましょう。

2007年10月25日 (木)

夜中の映画館

この週末、久しぶりに映画館で映画を見ました。ロバート・デニーロが監督で、マット・デイモンが主演で、CIAの壇上をめごり1人の男が運命に翻弄されていくという物語です。ロバート・デニーロが監督ってどうなの?と思っていましたが、色々と人生を考えさせられる映画でとても良かったです。

私はこの映画を新しくできた浦和パルコのシネコンで見ましたが、夜の9時ごろ始まる上映に行ったら200人位の映画館に10人位しか観客がいませんでした。1列に1人位しか人がいないので広い空間が貸し切りみたいな感じです。さらに夜中の上映は料金も通常の1800円が1000円に割引になるらしくて、「これってお得だなあ!」と思いました。

秋山くんに話したら「そんなに家にいたくないんですか」と言われてしまいましたが・・・、歩いて10分の1000円で貸切の新しい映画館は、ちょっとお得で癖になりそうです。

うちのサービスってどうでしょう。「お得だなあ」と思っていただけているでしょうか。お得というのは安さではなく効用とコストのバランスなので、安くなくてもサービス対応や技術力が優れていて満足いただければ「お得感」は持っていただけるものです。少し高くてもお得だと思って選んでいただけるような会社になりたいですね。

2007年10月23日 (火)

ヤマト運輸の参入

広岡さんからメールもありましたが、来年度から政府が民間に開放する統計調査事業に「ヤマト運輸」が参入するという日経の記事がありました。全国の集配担当者を調査員として活用して、企業や家庭に調査票を配布し回収する業務の受託を目指すという内容です。

従来型調査会社の1部にとっては訪問調査の実査が大きな収入源でしたので、経営的に大きな痛手になるかもしれません。この様な調査会社は全国に数千人の個人と調査員の契約を結んでいて、調査案件を受託すると各地で説明会(オリエン)を開いて内容を説明し、調査員が担当の地域を回って調査票を回収するという流れになっています。

私も昔は宝くじの調査等で地方のオリエンに立ち会いましたが、調査員の多くは一般の主婦の方がアルバイト感覚でやっている感じでした。最近は不在の人が増えたり、治安が悪くなっていることや、個人情報に対する意識が変化していることから、訪問調査の協力率がとても悪くなっていると聞いています。ヤマトの集配担当者の方が組織力がありますから、効率性やコストの面でも有利になるかもしれません。

官公庁調査の1部はネットリサーチに置き換わるという動きもあります。このネット化の部分は当社も積極的に取り込んで行きたいと思います。この様なネットリサーチとの競合だけでなく、訪問調査では宅外業者が競合になるわけで、従来型調査会社にとっては2重の波が押し寄せていることになります。これまですみ分けのできていたリサーチ業界ですが、厳しい競争と業界再編が進むかもしれませんね。

2007年10月19日 (金)

大型案件の取組

やっとJCFAさんの大型案件が終わりました。5ヶ月もかかりましたが9月に売上が立って上期決算に大きく貢献してくれました。この間、野尻さんはR0Mの業務と大型案件PLの両方に取組むことになり、残業や土日出勤も沢山やって最後まで責任を持って遂行してくれました。それはすごい頑張りと努力の成果であり大変感謝しています。野尻さん、本当にご苦労様でした。

今はキャリアのあるスタッフが少ないため、野尻さんや永森さん、新井さんといったマネジャー層に一番負担がかかっています。これを何とか早く改善したいと思っています。

1つは経験者を採用の求人と人材紹介を継続的に進めます。ただ、業務経験だけではなく能力も高く人間性も良い方は、現在の会社でも活躍していることが多く、なかなか転職市場に現れません。これは粘り強く良い方が現れるのを待つしかありません。

もう1つは、若いリサーチャーがより難しい案件にチャレンジすることがあると思います。あまりにも実力とかけ離れた案件だとお客様にも迷惑をかけてしまいますが、実力の120%位の案件であれば、背伸びをすれば意外に出きちゃうものです。それは個人の成長を早めることにもなるので、是非難しい仕事に挑戦してほしいと思います。

今回の案件だけでなく、森さんがやっている目利きや、永森さんや佐藤さんがやっているヘルスケア等も高い技術力を要するものです。この様な案件は「速く安く」を訴求するネットリサーチ会社は取組まないでしょうし、技術的にも対応できないでしょう。対応できるのは「シンクタンク」や「大規模な従来型調査会社」ですが、そことであれば十分に効率性や顧客対応力で勝てると思います。

課題は、1)如何に大型案件を発掘するかと、2)価値に見合った高い金額で販売できるかです。「大型で技術力を要する案件を、優秀な技術者が責任を持って対応し、価値に見合った高い金額で販売する。」というのは、シンクタンク出身の当社らしい方向性ではないかと感じています。皆さんはどう思いますか?

2007年10月17日 (水)

ジャーナリスト

先日、日本経済新聞の方お2人と神田のお鍋の店で食事をしました。こちらは私と上辻さん、金森さんの3人が参加して、先日の「働くニッポン」の記事に調査結果を取上げていただいたお礼と、今後の企画についての情報交換をしました。前回の調査は社内でとても評判が良かったそうです。夜遅くまでかかった大変なお仕事でしたがご評価いただいて、食事までご一緒することができて嬉しく思いました。金森さん、そして営業を担当してくれた上辻さん、大変ご苦労様でした。

ジャーナリストの人はとても情報が豊富なので話をしていてとても楽しいです。だいたい毎日お昼前頃に出勤して深夜まで働き、時には黒塗りのハイヤーに乗って取材に出かけたり、政治家や財界人に夜討ち朝駆けをかけるような仕事もあるので、普通の会社員とは体験していることも働くことの感覚もちょっと違うように感じます。すごく知識が豊富で知性を感じるとともに、何か独特の価値観を持った固定的な方が多いようです。

仕事は締め切りとの戦いで毎日がイベントのようだといいます。そのため、「こんな風にやってくれ!」、「そんなことできない!」、「何とかしろよ!」、「絶対にできない」、「じゃもうお前にはもう頼まない!」という様な熱いバトルもしょっちゅうだそうです。そして、少し冷静になってから「先程は熱くなって言い過ぎました」、「いやこちらこそすみませんでした」みたいな会話で収まるんだそうです。知的なジャーナリストの世界でも、組織の人間関係はうちと似たようなものですね。

メジャーな新聞に社名を記載いただけることは、会社のブランド価値にとっても大きな効用がありますので、今後も継続してお手伝いができればと考えております。そして、こういうお客様が増えることは、とてもありがたいことだと感謝しております。

2007年10月10日 (水)

モニターブログ企画

モニター(メンバー)数が足りない、モニターの回収率が下がってきた、という課題に対応するため私と岡島さん、明石さん、広岡さんで月に1回、「モニター対応会議」を開いています。

ポイントサイトから誘導すると、モニターの質が低下して回収率が下がることが分かりました。それでポイントサイトのアフリエイトを禁止にしたのですが、そうするとなかなか人数が増えません。ああしよう、こうしようと試行錯誤を続けていますが、なかなかこれはという手立てが見つかりません。

当面は、1)フリーメールの解除、2)個人サイトへのアフリエイト促進、3)懸賞サイトの活用、4)リアルイベント企画での募集、5)登録ページの改良などの地道な対応を続けます。また、中期的には携帯電話からの登録なども検討しようと思います。何か良いモニター募集のアイディアあれば広岡さんまでお願いします。アイディアが採用された方には何か粗品を進呈します。

もう1つ新規加入を増やすのではなくて、退会者を減らすことも必要です。メールの未達や2年間の未ログインも退会の条件になるので、年間で15%くらいはモニターが入れ替わっています。これをもう少し抑えることも検討の課題です。

そのためには、もっと案件数を増やしてポイント提供するのが1つでしょう。マクロミルさんのように毎日5、6件もお願いするのは、回答の慣れや学習効果があり、回答情報の質という面で問題あると思います。ただ、当社のモニターは平均すると年間で5件位(事前を含めても10件)しか個別アンケートがありません。これではちょっとモチベーションが続かないのかもしれません。今の2倍の月に1回位まで頻度を増やしても良いと思います。

それから、「モニターに見ていただけるブログ」を作ってはどうか。というアイディアが出たので、こちらもやってみることにしました。定期アンケートの結果をちょっと柔らかい表現で紹介したり、リサーチャーや営業の人達を紹介することで「親しみを感じてもらおう作戦!」です。こちらのモニター向けブログは広岡さんと明石さんが担当します。

皆さんのご協力をお願いします。

2007年10月 9日 (火)

モニター対応

メンバーフォーラムはご覧になっていますか?設立以来ずっと続けているのでもう8年以上続いています。先程チェックしましたら「74,810件目」の書き込みがありました。8年間の平均書き込み数は1日26件という計算になります。ただ、この何十倍の方が毎日見に来てくれているので、それなりのメンバーサービスになっていると思います。

管理人の私は土日も含めてほとんど毎日見ています。日数にすると3千日以上も毎日ここを覗いてきたことになります。これはメンバーサービスという位置づけで始めましたが、メンバー(モニター)を26万人という数字としてではなく、色々な価値観や個性を持った「1人の生活者」として捉えるためにもここの存在は必要だと感じています。

当社の行動指標に「メンバーと顧客に誠実に対応して、信頼される会社を目指す!」という項目がありますよね。メンバーを大切にして真剣なお答えをいただくことが、情報の品質向上と、サービスの付加価値に結びつくことになります。そのためにも数百、数千、数万件のデータを取るというより、数百人、数千人、数万人の方々から、大切な意見をお伺いするという姿勢を常に忘れないでほしいと思います。

でも26万人が参加できるフォーラムですので色々な問題も発生します。先日も何度も誹謗中傷を書き込んで、警告にも従ってくれなかったメンバーを退会手続きにしたら会社にクレームの電話がありました。できるだけ誠意を持って丁寧に説明したつもりですが「納得できない!」、「どうしてくれる!」、「出るところに出るぞ!」というような話を延々と40分も聞かされてとても疲れました。

そんな思いまでして続ける価値があるのか?という意見もありますが、私達とモニターとの架け橋としてやっぱり意義があるんじゃないかなあ、と思っています。皆さんも時間がある時にでも覗いてみて下さい。

2007年10月 4日 (木)

マーケティング協会50年

先週、当社が加入している社団法人日本マーケティング協会の総会と50周年の記念式典に出席しました。私がこういうところに行くのは、懇親会などで当社の商売になりそうな人を見つけたいというやましい?気持ちがほとんどです。実際にそういう懇親会でお客様を開拓したり、協業先が見つかることも結構あるので、私の大切な仕事だと思っています。

ただ総会に行ってみると参加者は100名弱でしたが、電通の会長や社長、博報堂の社長、花王の会長、明治製菓の社長といった方や、早稲田大の宇野正雄名誉教授や、慶応大学の村田昭治名誉教授といったマーケティング学の大御所など早々たる顔ぶれでしたので、淫らな営業行為は謹しんで大人しくしていました。

協会ができて50年ということですから、日本のマーケティングもそれなりの歴史が出来てきたのだなあと思いました。これまで協会の会長はサントリー名誉会長の鳥井道夫名誉会長(あの佐治(サン)、鳥井(トリー)の鳥井さん)が33年もやってこられました。今回は鳥井会長が体調を崩されたので後進に道を譲ることになり、花王の後藤会長に会長職を決める総会でもありました。

鳥井元会長の挨拶状を代読した協会の事務局長が、途中で涙ぐんでしまったのが印象的でした。きっと鳥井元会長の人柄や功績が素晴らしかったのでしょうね。こういう方々が頑張って日本のマーケティング業界を育ててきたんだなあと実感しました。

2007年9月20日 (木)

調査票の著作権

広報の広岡さんが当社の自主調査と同じ項目の調査結果が、サンケイ新聞に掲載されているのを見つけました。調査会社はM社(マクロミルさんではありません)となっていますが、確かに当社の選択肢と内容も表現もほぼ同じ内容でした。

M社は当社と取引関係があり社長も面識があります。「これはどういうこと?」と社長にクレームをしたところ、もう退社した社員が当社の調査票をコピーしたもので大変申し訳ないと謝罪に来ました。今後は絶対この様なことがないように徹底すると約束をしてくれたので、今後注意をするように強く要請して終わりにしました。

調査票にも著作権がありますので、絶対に他社の実施した調査票を転記してはいけません。別な会社の調査票や調査結果を参考にすること自体は問題ありませんし、調査の精度を上げたり効率性向上のためにも必要なことです。ただ、その場合には複数の資料を参考にして、自分の頭で考えて取捨選択し、表現方法なども工夫をすることが必要です。

2年ほど前に当社の自主調査(ロハス調査)で、当社が公開されている調査票の1部を転記してしまったことがあります。その時はある企業からクレームがあって発覚して、私がすぐにお詫びに行きましたが「どういうことだ!」と大変厳しく叱られました。この時は調査結果の削除と、このデータも使わないことを約束して何とか許してもらいましたが、2度とこのようなことがないように当社も注意したいと思います。

レポートだけでなく調査票にも著作権があることは、是非覚えておいて下さい。

2007年9月14日 (金)

クレームがリピートに

2ヶ月ほど前のブログで紹介しましたが、以前ある大手電機メーカーから委託調査に似たイメージがHPに掲載されているとクレームがありました。その時はすぐに事実関係を確認して指摘を受けたコンテンツを削除するとともに、田井君と私の2人で謝罪に行きました。

その時に家電量販店で生活者が何を感じているか分かり難いと聞いたので、謝罪の場ではありましたが「行動付随調査」の紹介をしました。その流れで運よくお仕事を1本いただくことができたのですが、こちらのご担当者から田井君あてに10月にもう1度、同じ調査がしたいという連絡がありました。前回実施した行動付随調査がご評価いただけたようです。

クレーム対応がお仕事になり、そのお仕事が評価されてリピートに繋がった訳で本当に良かったです。クレームの対応は気の重い仕事ですが、素早く誠意を持って対応することでリカバーできた良い見本だと思います。せっかくのご縁ですのでこのお客様との信頼関係を大切にして行きたいですね。

田井君クレーム対応ご苦労様でした。引き続きフォローをお願いします。

2007年9月11日 (火)

チャレンジ精神

昨日皆さんにも連絡しましたが、マクロミルのニールセンからのPOS事業の譲渡は合意には至りませんでした。ニールセンとしても長らく不採算になっていて事業撤退を決めたもので、お取引先にも9月末で事業を停止すると伝えていましたし、その事業部の社員は全員解雇の辞令も出した後ということで現実的には難しかったのでしょう。

マクロミルは上場会社になっていますし、これまでの急成長と経常利益率が30%超という高い収益率が評価されてきました。投資家の期待を裏切らないためにも常に事業を拡大して利益を伸ばし株価を高めていくことが求められます。そのためにPOS事業のような新しい事業にも挑戦する必要があったのだと思います。

今回の事業譲渡はタイミングが悪かったのかもしれません。でも同社が新しい事業に果敢に挑戦したということはとても評価できることだと思いますし、概して大人しい体質のリサーチ業界に波紋を広げてくれていることも意義のあることだと思います。

組織の体力の違いや上場と非上場という立ち位置の違いはありますが、当社もこれからの成長を目指すベンチャー会社だと思っています。会社としてのチャレンジ、各チームとしてのチャレンジ、そして社員1人1人のチャレンジが大切です。今回のマクロミルさんのチャレンジには拍手を送りたいと思います。

2007年9月 5日 (水)

日経新聞の調査

日本経済新聞社の松野次長と小池さんと大手町でビジネスランチをしました。今後の協業についての意見交換と料金のお願いが目的ですが、松野さんとは同じ年で住んでいる場所も近いので何となく親みを感じています。

日経新聞の調査で最初に使ってくれたのは松野さんです。3年前ほどになりますが何かのきっかけで訪問する機会を得て、是非とも当社を使ってほしいとお願いに行きました。その時は、丁度それまで頼んでいたI社が非協力的なのでどうしようと考えていたのだそうです。その時に、M社はタダでも良いので使ってくれという攻勢をかけていて、その話を聞いて私も「うちもタダでも良いのでやらせて欲しい」と食い下がったのを覚えています。

結果的にうちのクオリティと熱意を買ってくれて、当社を使ってくれることになりました。そして、やはりタダはおかしいから止めましょう。と言って一定の基準で料金をいただくお約束をしたという経緯があります。ただ、当社を使ってくれる方が増えて複雑な調査も出てきたので、今回は料金の見直しをお願いしてご理解をいただきました。「これからも信頼関係でやって行きましょう」そんな風に言っていただけたのは嬉しいことです。せっかくのご縁ですので、これからも良い関係で協業を続けたいと思います。

もう1つ驚くことがありました。松野次長はかなり恰幅が良かったのですが、今回半年ぶり位にお会いしたら25キロも減量をしておられました。お昼を抜くという減量方法だそうで、同じ年でメタボリックまっしぐらの自分としては興味津々で、話の半分は減量になりました。私も昼食減量やってみようかな・・・、堀江さん一緒にどうですか?