会社と組織 Feed

2007年7月21日 (土)

皆さんお疲れ様でした

某社の仕事で16人が深夜残業になってしまいました。夜中の1時を過ぎた今もまだ作業の終わる見通しが立っていません。深夜残業になってしまった皆さん、また、チェック作業に協力するため手を挙げて残ってくれた皆さん、(まだ現在進行形ですが)大変お疲れ様です。

このクライアントの仕事は以前からトラブルになることが多かったため、2ヶ月ほど前に関係するマネジャーが集まって対応策を考えて、調査票の確定日を早めるなどのお願いをしてきました。今回も営業サイドで慎重に確認をしたようですが、それでも修正と変更がギリギリまで続き、結果としてこれだけ多くのスタッフが深夜まで残ることになりました。

某社自体がスケジュールをコントロールできない立場で、恒常的に深夜残業をしているようですので、改善をお願いしても対応できないのかもしれません。お客様からのご要望にはできるだけお応えするというのが当社の基本的な考えですが、いつも構造的に深夜残業が発生するようでは通常のビジネスの範囲を超えていると言わざるを得ません。今後どうしたら良いか、月曜日にもう1度関係マネジャーで集まって方針を出すようにします。

2007年7月19日 (木)

生産体制の課題

ここ数年はずっと営業力が課題だと考えていました。そのため秋野営業部長を招聘したり営業の採用を優先してきましたが、今は生産力の低下が1番大きな課題となってます。昨年度の下期に数名の経験者が抜けてしまったマイナスがまだ埋めきれてなくて、リサーチャーの負担が過剰になっています。この状況を早く改善しなくてはなりません。

求人広告と人材紹介を継続的に進めていますが、今はバブル並みの求人水準ということで思うように経験者の採用が進んでいません。経験者不足による生産力低下でリサーチャーは多忙なのに業績がいま一つという悪循環になっています。この悪循環を断ち切るために上期中にできるだけの人員増強を進めます。まずは7月に入社した4名の方の戦力化と新システムの稼動が優先ですが、並行して上期中にあと5名の採用を計画します。すでに8月には1名の採用も決まり、もう1名の候補も立っています。これを着実に進めます。

固定費増につながる増員は慎重にすべきですが、市場は拡大基調にありますし、当社のサービス自体に対する評価は高いことから、1時的に収益が落ちても体制作りを優先します。だだし経験者だけに絞ると思うように採用ができませんので、1)リサーチ業務に対する熱意と適性、2)人間性とコミュニケーション力、3)転職回数(原則2社まで)、という基準で未経験者も積極的に採用します。とにかく生産力の増強を最重要課題として取組みたいと思います。

できるだけ早く生産体制を整備しますが、それまではリサーチGの負荷を増やさないように業務を調整することも必要です。営業の方はできるだけリサーチGの生産状況を確認しながら案件を取り込むようにお願いします。また、当面はグルインのリクルーティングなど人的負担が重く、利益の少ない業務は外注で対応することも検討して下さい。

また未経験者が増えるとリサーチGの負荷が1時的に増えるかもしれませんが、現状を改善するには体制強化が絶対条件になります。業務が多忙でも新しく入社した人達にできるだけの関心と時間を割いて仕事を教えてあげるようにお願いします。それが数ヶ月先の戦力になり、職場環境の改善につながるはずです。

こういう時にこそグループ間でよく話をして知恵を絞ることが大切です。当社の行動指標の1つに「お互いの人間性を尊重し助け合う」があります。この視点で各自何ができるのか、他のチームや他のスタッフに協力できることがないかもう一度考えてみて下さい。働きやすく高収益の会社を目指して全員で協力して行きましょう!

2007年7月17日 (火)

プライバシーマークの更新

プライバシーマークの2回目の更新の審査を受けました。プライバシーマークは2年毎の更新なのでこれで取得してから5年目に入ったことになります。5年前はCRC総研の関連会社でしたので、グループ全体でプライバシーマークを取得するのでマイボイスも準備するようにというところから始まりました。その当時は何でこの忙しい時によく分からない資格を取得しなくてはいけないのかと思いましたが、今はプライバシーマークの取得が取引の条件になっている会社も沢山ありますし、個人情報保護に関する社会的認識も格段に高まっていますので、早い時期から取得していて良かったと思います。結果的に当社はネットリサーチ会社では1番最初に取得しています。

今回は情報処理振興事業協会(JIPDEC)の審査員の方が4名来社されて、事前に申請した書類をもとにまるまる1日のヒアリングや現場検査を受けました。プライバシーマークの審査は年々厳しくなっていて非常に細かい部分まで確認作業が入ります。そこでいくつかの修正事項の指摘受けましたので、そこを改善して改善対策の書類を提出しながら審査を受けることになります。当社の個人情報保護責任者は岡島君です。今回はJIS規格の変更でほとんどの規定が作り直しになりましたがコンサルも頼まずに対応してくれました。個人情報の取り扱いについて不明なことがあれば、必ず岡島君に相談して下さい。

当社からモニターの個人情報等が流出したら大変なことです。個人情報流出に対する損害保険も念のために掛けていますが損失はそんなものでは補えません。損害賠償の金額も大きいですが、社会的な信用の低下で取引先は激減し会社はなくなってしまうでしょう。個人情報を懇意に流出した個人には厳しい罰則も課せられます。個人情報の流出とはそれほど大きなことであり、必ず全員で守らなくてはいけない社会的義務です。個人情報の取り扱いについては最大限の注意を払うようにお願いします。

2007年7月13日 (金)

イベント企画

イベント企画を継続的に進めるためのタスクホースを作ります。昨年度やったバーベキューみたいなものの企画から、忘年会や新人歓迎会など、社員の皆が日常の業務以外で話をする機会をもっと増やすことが必要と感じたためです。あるコンサル会社の社長と話をしたら、その会社では毎月1回、ピザを取って事務所でピザパーティをやっているそうです。それを続けていたら社内がかなり話しやすい雰囲気になったと言います。そんなライトな企画も含めてタスクホースのメンバーに楽しい企画を考えてもらいたいと思います。

当社もスタッフが50人を超えて、色々なキャリアの方が色々な立場で入社しています。また、組織も分かれて来たのでなかなか業務上の関係がないと、皆忙しそうなので話しかけ難いということも聞きました。それから、これは当社だけの話ではありませんが、メールが中心になって、多くの人がコミュニケーションの不足を感じているといいます。そんなこんなありまして、皆が気楽に話ができる機会を会社としても設けることが必要だと考えた次第です。

各グループから担当者を出しすようお願いしたところ、内門さん、長谷川さん、本さん、澤登さん、広岡さんが推薦されてきました。今年度はこの5人の方にタスクホースをお願いします。社員の皆さんもできるだけ参加して協力して下さい。小さいことのようですが、毎日を気持ちよく働くためには、社内のコミュニケーションが意外と重要だと思います。皆さん、ご協力お願いします。

2007年7月 2日 (月)

9回目の設立記念日

今日は会社ができて9回目の設立記念日です。年度末の決算日や株主総会日など会社にとっていくつか節目となる日がありますが、設立記念日というのもその1つだと思います。これでまるまる8年間やってきて、出来たことと出来なかったこと、出来るようになったことと出来なくなったこと、そんなことを整理して次のステップを目指すのが設立記念日の役割なのかもしれません。

8年前の設立日には私と岡島君がCRC総研からの出向で着任し、プロパーの社員は半年前に契約社員で入ってもらった五十嵐さん(現在熊本在住)だけでした。CRCの7月号の社内報で3人でピースをしている写真が掲載されています。役員は私と経営企画部長の鎌田さん(現CTC常務)、事業企画室長の加藤さん(現CTC部長)の3人で、監査役は2年前に定年退職した能勢財務部長でした。マイボイスの仕事をしているのは3名だけですから出来ることは限られます。私が営業して私と五十嵐さんで調査の実務をやり、岡島君がシステムや総務関係をやる。システムの開発や経理や給与計算はすべてCRCに外注していました。

この頃と比べて出来たこと出来きるようになったこと; 人は17倍に増えて資金力も15倍位になり組織的にはずいぶん安定しました。知名度や社会的信用もまだまだですがあの頃と比べると雲泥の差があります。出来なかったこと出来なくなったこと; ベンチャー制度という制約条件もあって成長スピードが足りませんでした。組織力という面でもまだまだ沢山の課題が残っています。それから組織としての瞬発力みたいなものが減ってきたのが気になっています。これは規模が大きくなって組織分担が進むと止むを得ない面もありますが、まず走ってみる、やってみる、ぶつかって行くという感覚は失ってはいけないと思います。

会社が9年目に入っても会社の経営理念や方針が変わるものではありません。当社は技術力とサービス対応力を強めて、お客様から喜ばれ信頼されるサービスの実現を目指して変革し続けることが必要です。会社の将来を考えると大変でも成長のスピードを上げなくてはなりません。そのための組織強化や協業は積極的にやっていくつもりです。

来年は10周年という大きな節目の年を迎えます。業績を上向きにして明るい記念日が迎えられるように頑張って行きましょう。

2007年6月26日 (火)

西郷君の独立

先週のマネジャー会で報告したので皆さんにも伝わっていると思いますが、西郷君が来月会社を作って独立することになりました。データマイニングを専門とする会社を立ち上げるそうです。1年ほど前から相談があって当社で事業化することも含めて話し合いましたが、以前から起業に関心があったということで、最終的には独立する道を選ばれました。会社設立といっても1人だけのスタートなので大変なことも多いと思いますが、是非頑張ってほしいと思います。

そういう訳で来月から西郷君は会社の社長という立場になりますが、当社との関係が切れるわけではありません。当面は当社にも席を残してもらい、週に2日は今までどおり当社に勤務してもらいます。配属は企画室で野尻室長のサポートをお願いします。最初は新会社の立ち上げと当社の業務をうまく調整しながら徐々に新会社を軌道にのせて、将来は専門性の高いデータマイニング会社として、当社と協業できる優良な会社(パートナー企業)に育ってほしいと思っています。

CRC総研時代の同僚で1人で会社を経営している友人が2人います。1人は当社のリサーチ研修などもお願いしているシャープマインドの松尾社長で、もう1人は土地家屋調査士の資格を取って事務所を開いている海老原社長です。2人の共通項は社会に通用する専門性を持っていることと、周りをあまり気にせずにマイペースで仕事を進めることのできる精神力があること、それから業務を協力し合えるネットワーク(仲間)を持っていることでしょうか。西郷君にもこの様な特性があるので、独立してもうまくやって行けるような気がします。

私は新会社が成功するよう西郷君のメンターとして応援していくつもりです。皆さんもご支援とご協力をお願いします。

2007年6月25日 (月)

新卒者内定

始めて新卒採用を行うことは前にお知らせしました。ベンチャー会社の経営者の集まりで新卒の社員が入って組織が良くなったという話を色々と聞いて、竹村さん本木さんにお願いして急遽募集を始めました。求人を掲載したのは5月の中旬で、来春の採用はもう終盤戦でしたので今年はトライヤルのつもりではじめました。

そして、説明会や面接を何回か行って先週2名の方に内定を出しました。中央大と金沢大の女性で、2人とも大学で社会調査を専攻しています。大学で学んだ知識を活かした職業に就きたいということで、リサーチ会社を第1希望に就職活動をしてきたといいます。まだ内定の段階ですので実際に入社いただけるかどうか分かりませんが、来て頂ければ歓迎したいと思います。

新卒の面接をやってみて、会社や仕事に対する純粋な気持ちがとても新鮮に思えました。会社説明会や面接などで何人かに参加をお願いしましたが、皆さん一様に「すごく新鮮ですね」「刺激になりますね」という感想でした。まだ何も分からないけど、一生懸命にやってみたいという気持ちの新卒社員が定期的に入ることが、組織全体の刺激になって、良い方向に向かうのではないかと実感しました。新卒採用は会社発展の1ステップになるかもしれません。

採用活動に協力してくれた皆さんありがとうございました。来春にピカピカの2人が入社するのを楽しみに待ちましょう。

2007年6月21日 (木)

営業の行動指標

先週の営業会議で、秋野部長から「1日3アポ、1商談を目標に行動しよう!」という行動指標が出されました。結果としての売上目標をどう達成するかということだけでなく、行動指標にもとづいて毎日の行動を計画することは大変重要なことだと思います。「1日3アポ、1商談」を続けるのは大変な努力が必要ですが、会社が勝って成長するために頑張って実行してほしいと思います。

プロセスがしっかりすると結果は付いて来ます。先日リクルート出身の方2人とお会いしましたが、そろって聞いたことは「リクルートの営業は売上のノルマはないが、訪問件数のノルマは非常に厳しい」というものでした。確か週に何件というリクルートグループで統一の目標件数があって、その件数をクリアできれば9割以上の人が売上目標を達成できるという理論で行動しているのだそうです。この様な営業のプロセス管理を徹底して進めているのがリクルートの強さなのでしょう。おそらく競合M社もこの理論で動いているのだと思います。

私も会社を始めた頃は毎日3件は訪問しました。どこの誰がネットリサーチを使ってくれるのか全く分かりませんでしたので、今から考えると全く見当違いな場所を回っていたようです。でもその結果、初年度は9ヶ月で決算でしたが1人で20社以上の新規顧客を開拓して、約5千万円の売上を立てることができました。あの頃は必死でしたので(今も必死ですが)、よく動いていたと思います。プロセス管理というより、走らないと3千万円の資本金がなくなり、この会社がなくなるという危機感で走っていました。

「1日3アポ、1商談」を実行するためには訪問シナリオや、営業ツールを組織として準備することが必要でしょう。それは秋野部長や田井M、上辻Mを中心に全員で知恵を出し合って進めて下さい。内門さんや長谷川さんも第1線に出られるようになって、やっと営業部としての体制が整ってきた今がチャンスです。ここを起点に組織的な営業の取り組みを始めましょう。

生産部門の方々も是非、この営業の新しい取組みを支援して下さい。全社で新しい流れを作るために、全社員が自分達のこととして協力してほしいと思います。よろしくお願いします。

2007年6月20日 (水)

細木さんに感謝

先ほどまで竹村さん、岡島さんと近くのすし屋で細木さんの快気祝いをしていました。職場でも退任のご挨拶をいただきましたが、細木さんは昨年度まで当社の監査役をお願いしました。2ヶ月ほど前に大動脈瘤の大手術をされたので心配していましたが、お元気なご様子を見て安心し、美味しいお酒を飲むことができました。手術は8時間もかかる大手術だったそうですが、すっかりお元気になられて本当によかったです。

細木さんが書かれた著書「商社マンのうちわ話」を読まれた方はご存知でしょうが、細木さんは伊藤忠商事で船舶部長まで勤められて、CRC総研の取締役営業本部長になりました。それから中国現地法人や子会社の社長をやって退任されたビジネスのプロです。ビジネス経験豊富な方に監査役をお願いしたいと思った時にまず頭に浮かんだのが細木さんでした。

細木さんはとても多趣味で前向きな方です。中国現法の社長だった時に病気になって時間ができたのを機に本を書かれました。田園調布に自宅があり、仲間で大きなヨットを持っていますが、もっと別な生活を楽しもうと退職後に山中湖の別荘を買われたそうです。そして、別荘で野菜を作ったらもっとうまく作りたくなり東京農大の園芸学科に社会人入学し、せっかく大学に入ったのだからと美術部に入って油絵を始める、というように常に前のめりに行動しています。これも商社で世界を駆け巡ってきた方の習性なのでしょうか。

そんな風にリタイヤー生活を楽しまれていたので、監査役は無理かなと思いましたが、赤坂の小料理屋でお願いすると「よしやってやる」とその場で快諾いただきました。それから2年3ヶ月豊富な経験からアドバイスをいただき大変助かりました。やっぱり自分で経験された方の意見は説得力があります。私の耳の痛いこともちゃんと言ってくれるのも助かりました。これも社内ベンチャーで起業したご縁ですが、ありがたいことだと思います。

これで会社は離れますが、今日もお酒を飲みながら「○○さんは素直でいいね」とか、「××さんは頭がいいから・・」とか社員を気に留めておられました。これからもずっと応援しているから是非頑張ってくれと言われています。これからも時々会社のイベントにきて頂こうと思っています。大先輩から叱られないようしっかりやって行きましょう。

PS; 皆で山中湖の別荘に遊びに来ないかと誘われました。別荘は260坪もあるそうです。有志で「細木さん手作りの野菜を食べる会」を結成しましょうか。入会希望者は高井まで!

2007年6月13日 (水)

新人の成長

新人が成長しているのを見るのは個人としても会社としても大変嬉しいことです。最近成長したなあと思って見ているのは、この春にオペレーションチームからリサーチチームに異動した石橋君、鮎沢君、本さん、服部(あゆ)さんです。席が近くなって良く見えるようになったこともありますが、4人ともよく頑張っているなあと感じています。電話も積極的に取り、真剣に打ち合わせを行い、派遣やアルバイトの人にテキパキと作業指示をしているところは、昨年とは明らかに違ったステージで働いているように見えます。

昨年度に中堅社員が何人か抜けてしまったため、その穴を埋めるため背伸びをしてくれているのかもしれませんが、1番大きい変化は、お客様と直接やり取りをする立場で緊張感を持って仕事に取組んでいることだと思います。社内のスタッフに頼まれた作業をやるのと、お客様から頼まれた仕事を直接やるのでは仕事の質が全く違います。社内では間違っても「あっすみません」ですみますが、お客様の場合は「すみません」ではすみきません。業務の理解力も、アウトプットも当然のことですが高い次元が求められます。

それは大変ストレスのかかることですが、一方でその様な厳しい環境でないと仕事は身に付かないものです。私自身も沢山のお客様とのプレッシャーの中で、時には怒られたり冷や汗をかきながら自分の「引き出し」を増やしてきました。ただ、実際にはほとんどのお客様は良い方で、一生懸命に頑張って良いサービスを提供すれば喜んでくれますし、評価もして下さいます。そのことが仕事の励みになり、プロ意識が生まれるのだと思います。まだ経験が浅いので不安はあるかもしれませんが、頑張れば必ず成果は現れます。どんどんお客様と会って、話して、提案して欲しいと思います。

当社の発展は若手社員の皆さんの頑張り次第です。これからも試行錯誤が続くと思いますが、前向きに頑張って自分の仕事力を高めて下さい。それが結果的に会社の発展にもつながることになります。

2007年6月12日 (火)

Assumの導入

野尻さんから日本電子計算の集計ソフト「Assum」を導入したいという相談がありました。Assumは昔から調査会社などが使っている実績のある集計ソフトで、アンケートの集計業務に特化している分、SPSSよりも操作性が良いようなので試してみたいという提案を受けました。

すべての集計を直ぐにAssumに切り替えるのではなく、単純集計やクロス集計が中心の業務はAssumに切り替えて、多変量解析や、Clementineを使ったデータマイニングが必要な案件は従来どおりSPSSを使うことで生産効率を上げられるのではないかというイメージです。まだ実際に実務レベルでテストしてみないと分かりませんが、Assumの導入で多少なりとも生産性の向上が図れるのであればやる価値があると思います。

リサーチワークの生産性を上げることは会社として大変重要なことです。当社の費用構造は人件費の割合が非常に高いので、生産性が5%上げることができれば利益率で2%向上させることができます。また見方を変えれば残業を5%減らすことや、サービスレベルを上げてお客様の満足を獲得することに今より5%多く時間を使うことができるということもできます。サービスの質を上げることと並行して、生産性を向上させることも是非実現したいことです。

今回のイーズの導入で生産効率が上がることを期待していますが、そこにAssumも加えることでより作業効率が上がれば良いと思います。実際の効果は分かりませんが、やってみる価値はあると判断しました。効果がなければまたもとに戻せば良いだけです。お金はかかりますがそんなに大きな投資でもありませんのでやってみましょう。生産性向上に向かって変えていくこと、改善して行くことが大切です。これから数名でプロジェクトを組んで、3ヶ月くらいで導入検証を進めてもらうようお願いしました。是非、自分も検証に参加したいという人がいたら野尻さんまで連絡ください。

また、日本電子計算でAssumと連動した自動集計ツール(お客様がクロス集計等ができるビューア)の開発を進めているということも関心を持っています。当社は自動集計で勝負をする業態ではありませんが、営業からは自動集計ツールがないというのが多少のハンディになっているとも聞いています。そのため自社開発も検討していますが、当社の予算でどの程度のツールができるだろうかと迷っていました。専門の開発会社が取組んでくれるのであれば、そこに当社の要望を伝えて使わせてもらうのも1つの手だと思います。今のところリリースのタイミングは9月と聞いています。マクロミルさんのAIRSと勝負をするつもりはありませんが、サービスの品揃えの一つとしてこちらの「自動集計ツール」の導入も検討してみます。

この4月に企画室を作り野尻さんに室長をお願いしましたが、イーズの次期開発、外注先の検証、そしてAssum導入など、リサーチグループ全体を見ながら色々と改善提案してくれるので助かります。こういう現場からの改善提案の積み重ねが会社を良くして行くのだと思います。野尻室長これからもどんどん提案して下さい。よろしく頼みます!

2007年6月 8日 (金)

あるものないもの

最近会社で話をしていて気になることがあります。それは「○○がないから出来ない」という意見です。○○の中には色々なものが入ります。「人」「経験」「時間」「特徴」「見本」「知名度」「モチベーション」・・・、だから出来ないというような意見です。先日西郷君からも同じような意見を聞いて、やっぱり最近変わったのかなあと改めて感じた次第です。

当社はまだできて8年、スタッフ50人のベンチャーですからないものばかりなのは事実です。ただ、ベンチャーというのは経営資源が少なく、ないものや不足する環境の中で、何とかやりくりをしながら工夫をしながら成長を目指す存在です。ないものが多いのはある意味当たり前で、逆にそんな環境だからこそできることを見つけて楽しんでやっていくのがベンチャーで働くということです。

「○○がないからできない」と言うのは簡単です。でもそれで考えること、工夫すること、行動することをやめたら会社はダメになってしまいます。何と比べて「ない」のでしょうか、本当にそれが「ない」と行動できないのでしょうか。会社ができてしばらくはそれこそ何もありませんでした、人はいないし、お客様もゼロで、お金も設備もほとんどないし、知名度や経験なんて皆無でした。それこそ100%ないのもばかりでしたが、何とか工夫して前に出ようという気持ちだけでやってきて、沢山のお客様を開拓し、お客様に喜ばれて信頼を築いてくることができました。そしてそのプロセスを楽しむこともできました。

「何かがない」⇒「できない」では決してありません。「工夫しない&行動しない」⇒「できない」は確かです。何かがなかったり不足していても、その中で考え、工夫して、行動すれば、思った以上に人は聞いてくれますし、物事は動くものだと私はこの数年の経験から確信しています。もちろん「ないもの」や「不足するもの」を改善することも大切ですし、プライオリティを付けながら組織として1つ1つ改善に取り組むつもりです。皆さんは各自が考えて工夫して行動してください。その2つがうまく融合することで大きな前進が生まれるはずです。

大会社や歴史のある会社と比べると当社には沢山の「ないのも」がありますが、歴史がある大企業に「ないもの」も沢山あります。それは生活の面では安定しているものの10年先、20年先までやれることが見えてしまうことや、自分が関われることや貢献できる範囲が限られていること、系列や学歴、入社の形態等によって明らかな選別が行われていてどうにもならないことなどがあります。自分がどれだけ頑張っても影響するのはこの範囲、届くのはこの範囲ということを理解した上で、何十年も働き続けるのも結構忍耐のいることです。

ベンチャーは大企業に「ない」ものも持っているから魅力があるのだと思います。それは自分の存在感や、早くから責任ある立場に立てること、会社が変化していくこと、自分が関わりながら会社を変えられること、自分の頑張りがダイレクトに会社の業績に反映すること、ないものを自分が中心になってゼロから作れること、などがあると思います。そういう面に注目して、主体的に仕事を作り、周りを巻き込みながら「ないもの」を作って行く人にどんどん挑戦してもらって、会社の中心で活躍してほしいと願っています。

「ない方を見るのか」「ある方を見るのか」、同じコップの水を見ても考え方は大きく2つに分かれます。ベンチャーで活躍する人は後者のタイプの人だと思います。

2007年6月 7日 (木)

新卒者の面接

今年から新卒採用にトライしてみることは以前にもお知らせしました。マイナビ新卒に掲載したのが5月中旬で、もう来年の新卒採用は終盤戦に入っているため完全に出遅れですが、夏休みごろまで学生の採用活動は続くというので気長にやってみます。新卒採用は始めてなので分からないことばかりです。竹村さんと本木さんはCRC総研の人事部で新卒採用に関わった経験はありますが、当社のような小さな会社の進め方や、ネット募集中心の進め方は初めてですので手探りで準備を進めていただきました。

そして、ついに先週初めて2名の学生さんが説明会にやってきました。金沢大学と中央大学の学生で、2人とも社会調査などを専攻していて、とてもしっかりした印象の方でした。こちらは竹村さんが会社の説明をした後に、永森さん、金森さん、上辻さんの3人が約1時間ほど業務の説明をして、最後に私が挨拶をするという段取りで進めました。私は会社の生い立ちから現在を中心に話をするように言われましたので、このブログの原稿もお渡しして簡単に説明を行いました。

まだ社会人経験のない学生さんというのは新鮮でいいですね。数年でも社会で働くと、会社とはこんなところという概念ができて、自分の考えに枠をはめるところがありますが、学生だとまだ「仕事って何?、会社って何?、働くってどういうこと?」という視点ですので、質問もピュアで刺激になりました。面接した皆も同じように感じたみたいで、「夢は何ですか?って聞かれちゃいました。何か新鮮でいいですね」という様な感想を聞きました。私の説明にもとても熱心にメモを取りながら聞いてくれて、沢山の質問をいただいて強い熱意を感じました。

後でお2人から本木さん宛にメールが来ましたが、お2人とも好感を持ってくれて選考に進みたいという内容でした。当社のどこに魅力を感じてくれたのかは分かりませんが、お互いにとって良い選択になるかどうか良く話し合って行きたいと思います。また、この面接で感じた「新鮮さ」は何か今までとは異なる匂いを感じました。これから当社の基盤をしっかりさせて、次の成長を目指すにはこの様なピュアな力を取り入れて、1から皆で育てていくということが必要なのかもしれない、そんなことを感じる出来事でした。

2人か3人で良いので、熱意のある新人が入ってくると会社の雰囲気も良い方向に変化するかもしれません。リクルーターをお願いした方達を始めとして、皆さんの協力をお願いします。

2007年6月 5日 (火)

VC出資者総会

昨日は伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(ITV)の第1号ファンドの出資者総会に岡島君と2人で行って来ました。こちらは伊藤忠系のベンチャーキャピタル(VC)で当社に1億円投資をしてくれています。1号ファンドは伊藤忠商事やCTC等の伊藤忠関連の他に沢山の金融機関が出資してできたファンドです。ITVさんはそれを有望なベンチャー会社に投資して、何パーセントの利回り(ROI)で出資者に戻せるかでビジネスの成果が問われることになります。

日本オラクルや日本サンマイクロシステムの社長等の講演があった後で、100人位の懇親会がありました。そして最初にファンドの出資者を代表して伊藤忠商事の専務が「現在1号ファンドのROIの見通しは○○%まで来ていますが、投資家の立場から、ITVの皆さんにはもっと高い利回りが出せるようもっと頑張ってほしい!」と檄を飛ばしていました。いつも当社の経営会議に出席してくれているITVの安達社長が高揚した面持ちで立っています。どんな企業、どんなビジネスでも経営目標があって、それを達成するには大変な努力が必要です。VCの仕事は投資先や新興市場の状況によって環境が変化しますが、それでも成果が求まれるのがビジネスの世界です。

ITVが当社に投資をしたのは、当社が成長性が高く近いうちに株式公開できると判断したからです。ただ同社とジャフコから2年前に投資を受けてから当社は十分な成長ができていません。特に昨年度は経営計画を大幅に下回ってしまったため、VCとのお約束である当時の事業計画は達成できていない状況です。挨拶に立った専務さんの檄は、私達に対する檄でもあると感じました。懇親会では何人かの伊藤忠関係者から「最近調子はどうなの」、「そろそろでしたよね、期待してますよ」というような話もあって、少しだけ肩身が狭い思いをしました。何とか早く業績を向上させて、投資してくれた彼らとの約束が守れるように頑張りたいと思います。

そんな中で、みずほコーポレート銀行の名札を付けた方がおられたので話しかけました。同社もこのファンドへの投資者ですから「業績はどうですか、期待してますよ。頑張ってくださいね!」という話になるのを覚悟していましたが、「あ、マイボイスさんですか。私は昔から会員で、今日は1日なので家に帰ったら定期アンケートに答えようと考えていたんです。あれに答えるの私も妻も楽しみにしているんです。」と言われて、思わず「あっ会員さんですか、いつもありがとうございます」と顔がほころんでしまいました。

厳しいことと楽しいことが交錯しているのがビジネスの世界でもあります。めげずに頑張っていけば絶対にうまく行くことを信じて前に進んで行きましょう。株主との関係は社員の皆さんには直接関係しないことかもしれませんが、こういうつながりの中でマイボイスがあることも覚えておいて下さい。皆さん、よろしく頼みますよ。

2007年6月 1日 (金)

新人事制度

先日、新人事制度の説明をしましたが皆さんどの様に感じましたか。結構変わったと思いましたか、それとも変わるといってもこの程度なのかと感じたでしょうか。

今回の人事制度は2月から竹村さんが色々な情報を集めて、社会保険労務士の先生とも何度も相談しながらやっとできました。1つには類似業種の企業と比べて遜色のない給与水準にすること、2つ目は職務と見合った給与体系にすること、あとは賞与の比率を引き上げて利益と連動する形を明確にすることや、不平等と不評だった固定残業の時間を減らすこと、実際の担当業務に見合った序列にすることなど、沢山の見直しをしています。そして、その1つ1つの変更に不利益な人がでないかや、コンプライアンスに触れないかを検証して、社会保険労務士の意見も聞きながら進めたので、結構大変な作業でした。

また、給与水準もまだまだ十分とは思っていませんが、当社は売上に占める人件費の割合が高いため、今回の賃金アップで「昨年度の利益額の半分」にあたる金額が原資として必要になる計算になります。言い方を変えると今の段階で見込める利益の半分までを人件費に回したということです。現在の会社の経営状況からみると、今回の賃上げがぎりぎりの水準であることは理解してほしいと思います。給与はこれで十分ということはないし、もっと引き上げたいと本気で思っています。ただ、利益が上がらないと昇給の原資が確保できないのが会社の経営です。

また新制度においては会社の発展に貢献してくれた人や、重要な役割を果たしてくれた人にできるだけ多く報いるように運用します。性別や年齢も関係なく実績や実力が反映される公平な運用に努めます。ちなみに役員である私や岡島君はこの2年間は昇給もなく、賞与も出していません。これまで8年間すべて黒字で決算をしていますが、役員に賞与を出したのは増収増益で計画がほぼ達成できた2年間だけです。また内部留保を優先して配当金も1度も出していません。経営者のミッションは計画通りに会社を大きくして利益を上げることですので、これからも役員には1番厳しく対処するつもりです。

私達全員の待遇を良くするのは、会社の業績向上しかありません。そういう面でも私達は同じ船に乗って一緒に船を漕いでいるといえます。全員でこの船を一生懸命に漕いで、全員の待遇を改善して行きましょう。業績が良けば、合理的に堂々と待遇改善ができるのも会社の経営です。業績が上がればそれに見合った待遇改善を進めることは約束します。もっと売上を大きくして、利益も上げることで待遇を改善して行きましょう!

2007年5月24日 (木)

経験者の知恵

当社のようなベンチャー会社は若いスタッフががむしゃらにやって、色々と模索しながら成長していくことが求められます。若い力で前に行くことを忘れたらその時から衰退し、皆が生き生きと働ける良い会社になることはできません。そういう意味ではこれからも30歳前後の若いスタッフが中心の会社でいたいと思います。

ただ、経験者の知恵やノウハウを活用させていただくことも大切なことです。竹村さんや遠藤さん、細木さん、本木さんといった大企業のOBの方に来て頂いて助かっていることが沢山あります。社長の仕事はいつも決めることの連続です。初めて経験することも多く迷ってばかりですが、そういう時にOBの皆さんからご自身の経験からアドバイスをいただくと判断の視野が広がります。それは経験者だから分かることも多く、会社の効率性とリスク低減に大いに役立っています。

先日、大手広告代理店で30年近くマーケティング業務に携わって、その後、大学で数年間マーケティングや市場調査を教えておられた方とお会いしました。3月に大学を定年になり、今までの経験を少しでも社会に活かしたいということでご応募いただきました。実務レベルの方の採用を想定していたため、最初はちょっと募集の主旨と異なると感じました。ただ、人事の経験豊富な竹村さんから「お会いする価値のある方では・・」、と言われて面接しました。

お会いしてみると確かにマーケティングやリサーチの知識や経験は豊富ですし、お人柄も物腰が柔らかくてとても感じの良い方でした。そして、現場に近いところで若いスタッフと一緒に議論し企画するような仕事を希望されています。当社のことも以前から知っておられて、大学の講義やゼミでよく当社の定期アンケートの結果を使っていただいたこともお聞きしました。

固定費の増加を考えると1人の社員を採用するのは大きな決断が必要です。最低限その方の具体的なミッションが明確になっていることが採用の条件だと考えています。ただ、この方の様な長年の経験者がおられると、企画提案の強化と、リサーチの付加価値向上につながり、当社の「顧客対応力の強化」と「高付加価値なリサーチサービスの提供」の方針に貢献いただけるかもしれません。よく話をして検討したいと思います。

2007年5月22日 (火)

成長スピード

先日、当社が内定者と2人で食事に行きました。その方が現在働いている会社は、マザーズに上場しているのですが、経営は大幅な赤字になっていて、賞与も出なくなり急速に人員削減をしているそうです。調べてみると確かに昨年度はン十億円の経常赤字になっていて、従業員数はこの数年で半分くらいまで減っていました。上場で得られた資金で色々な事業に展開したのですが、それが今のところ裏目にでているようです。

その会社の事業分野はかなり幅広くて、一見するとあまり関連性のない分野も見受けられます。きっと上場したために、その上場資金に見合った成長が株主から求められるために多角化を急ぎ過ぎたのかもしれません。でも新しいことに投資し挑戦をしていかないと会社は成長しないのも事実ですし、経営の安定と成長のスピードやリスクのバランスを取りながら判断するところが経営の難しさです。

当社は経営的には安定していますが、この2年位は成長のスピードに課題があります。現在の当社の事業規模や市場環境を考えるともっと成長のスピードを速める必要があります。そのための体制作りと、岡本さん、吉村さんが準備を進めている「Webマーケティング事業」を始めとした新しい事業の創出も急ぎたいと思います。

2007年5月21日 (月)

EASEスタート

いよいよ今日から新システムの「EASE-フェーズ2」がスタートします。去年の10月から準備が始まりましたので、半年ちょっとかかってやっとここまで来ました。当初からこのプロジェクトのリーダーを務めてくれた秋野さんを始め、野尻さん、安井さん、浅山さん、堀岡さん、藤井さん、岡島さん、大変ご苦労様でした。

当社はこれまでシステム投資が遅れていました。資本金が少なくてシステム開発を外注できなかったこともありますが、何をどうシステム化すると効率性が上がるのか、働きやすくなるかを検討すること自体が遅れていたように思います。当社はリサーチャーによるコンサルティングが強みですが、やはりシステムでできるところはシステム化して、人的資源は人しか出来ない「考える」ことや、「お客様とのコミュニケーション」に振り向けられるような環境にしたいと思います。

EASEのデモを見させていただいてよく出来ていると思いました。今回のシステムでどの程度の合理化や生産性向上に結びつくかは分かりませんし、新しい業務フローに慣れるまでは1時的に混乱するかもしれませんが、会社として確実に一歩前進したと感じています。まずは全員で協力してEASEが順調に稼動するように調整して行きましょう。EASEのオペレーション対応では、来週から当面2名の派遣の方に来ていただいて、できるだけスムーズに移行できればと思います。

今期もある程度のシステム予算を計上しました。EASEが順調に動き出したらシステムチームと企画室を中心に今期の開発計画を立てて、次のステップに移して行きたいと思います。関係者の皆さん、引き続きよろしくお願いします。

2007年5月18日 (金)

採用面接

ここのところ週5~6人のペースで採用面接をしています。何とか早く今期の体制に見通しを立てたいので当面はこのペースで面接を続けることになりそうです。でも採用面接って本当に難しい仕事です。書類審査で10人に1人位に絞っていますが、それでも会ってみるまでどんな方か全く分かりません。誰でも良いところと弱いところがありますし、業務をちゃんとやっていただける方か、人間的に信頼できる方か、当社の雰囲気や価値観に合う方かなどをたった1時間で見極めるのですから大変です。

どんな方が入社していただけるかは会社にとって非常に重要なことです。また面接を受けている方にとっても大きな選択ですから、妥協で決めるわけには行きません。いつも真剣に面接に取組んでいるますが、だいたいはギリギリまで迷います。でもちょっとしたことで「あ、この人って良いなあ」とか、「この人はちょっと違うなあ」と思う瞬間があります。あとはその感覚が本当に正しいかどうかを確認しながら考えています。

でもいつも3人で面接をしていますが、8割位は全員の意見が一致するから不思議です。全員が別な感覚や価値観で考えているのに、この人なら一緒に働きたいという点ではかなり意見が一致するようです。面接はとても神経を使うので1日に2人もお会いするとかなり疲れますが、良い人に入っていただけるよう頑張りますので期待していて下さい。

これからも沢山の新人を仲間として迎えることになります。新しい方は慣れない環境で不安が一杯のはずですので、できるだけ自然に馴染めるよう、親切に対応してあげて下さい。意識的に声をかけたり、ちょっとした事を話しかけるだけでも良いと思います。そいういう心配りができる組織かどうかって、働く環境として結構重要なことだと思いませんか。全員で意識して良い雰囲気づくりをして行きましょう。

2007年5月17日 (木)

新卒採用

先週の朝会でも案内しましたが、今年から始めて新卒採用を始めることにしました。今年は完全に売り手市場ですし、4年生は4月中に半数くらい内定を取っているそうですから、GW明けからの掲載は完全に出遅れで、今年はあくまで実験だと思っています。ただ、先週から求人サイトに募集を出したら1週間で50人位の応募は来ているそうです。もしかすると良い新人が採用できるかもしれません。

昨年度は大企業の採用枠が大幅に増えたため、なかなか思うように採用が進みませんでした。逆に大企業や大企業のグループ会社などに転職するスタッフが増え、残った皆さんの負担を増やしてしまった年でした。それは他のベンチャー会社も同様で、ベンチャー会社の社長の会合では採用難や人材流出の話題が頻繁に出ていました。優秀な人材さえ確保できればもっと伸ばせるのに・・、そんな悔しい話ばかり聞きました。

そんな中で、新卒採用を行うと会社の雰囲気が変わり組織が安定するという話もよく聞きました。自分達よりも小さな会社で、もっと社歴の短い会社もけっこう新卒採用をやっていて、新卒採用をやっているベンチャー会社の社長に会うと、話を聞くようにしました。おそらく10社以上の社長と話をしましたが、ほとんどがやって良かったと答えてくれました。22歳や23歳の全く白紙の新卒社員が定期的に入ると、若い社員からしっかりした雰囲気になるんだそうです。新卒の社員と、他社で色々な経験をした中間採用の社員が、お互いが刺激になりハイブリットの強い組織になるのかもしれません。

即戦力の社員が必要でしたし、新卒社員が入ってきてもちゃんと社会人研修ができないのではないかと考えていました。ただ、当社が始めて働く会社という社員はこれまでに何名か入っていますが、よく見ると彼らは成長速度も早く、当社の文化にも良く順応してとても良く頑張ってくれています。それを考えるとあまり新卒だから難しいと考える必要はないのかもしれません。能力と意欲があって人柄も良い新人を、この会社の仲間として迎えて、自分達なりに一生懸命に教えて育てれば大きな戦力になってくれると思います。

先日ある会合でセプティーニの社長と話をしました。同社はネット広告で急成長している上場企業で社員も3百人以上いて、社歴が17年になってもまだ急成長しています。ここの社長は新卒で入社して10年位(33歳位?)と非常に若いですがしっかりした印象の人でした。同社の創業者はリクルート出身の方で、2年目から新卒採用を始めたそうです。その新卒採用者が数年後に会社の要所を占めるようになって、独自の文化が生まれて強い会社になったという話を伺いました。また役員会メンバーの7人中4人が1回会社を退社して戻ってきた人だという話も興味深く聞きました。リクルート出身者が沢山のベンチャー会社を成功させていますが、リクルート時代の新卒採用と若手人材活用のノウハウが活かせているのかもしれません。

来年度に新卒者が入社するかどうかはまだ分かりません。また入って来ても最初は白紙の状態ですが、まっさらな彼らに教える立場になることで、自分達が何かに気付くこともあるのでしょう。そんなわけで、新卒採用に挑戦しますので皆さん協力して下さい。