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2026年3月

2026年3月31日 (火)

社長を退任します

今日で1998年4月に社内ベンチャーとして創業し、1999年7月に会社を設立してから27年従事してきたマイボイスコムの社長を退任します。

27年という歳月を振り返ればほんとうに色々なことがありましたし、長い年月が経ったことを実感させられます。

楽しい事や嬉しかった事も沢山ありましたが、その何倍も藻掻く苦しむような時間を過ごしたようにも感じています。

企業経営は難しくて思い通りに行かないことばかりでしたが、「リサーチ」と言う社会に責任ある事業に対して、誠実に精一杯取り組んできたつもりです。

当社が創業した1998年にはインターネット調査はありませんでしたから、まったく手探りでの事業の立ち上げと、手探りでの会社の構築と運営でした。

それが今ではアドホック調査の55%がインターネット調査になっています。

そして、今また新たな技術である「生成AI」が出て来て、おそらくインターネットと同じような大きな構造変化がリサーチ業界に起きるのは間違いありません。

今期はリサーチの受注減とCotoELの事業投資の影響で、残念ながら予想外に厳しい決算になってしまいましたが、当社が再び2年前までの成長路線に戻すためには、1)CotoELを中心にAIを活用した新たな事業を成功させることと、2)生成AIの積極活用で営業とリサーチ双方の生産性を大幅に引き上げることだと思います。

これらを清水新社長のもとで、果敢に挑戦して欲しいと思います。

一方、リサーチはお客様の意思決定に寄与することが目的で、その結果が社会や消費生活をより良く豊かなものにするために存在している事業です。

昨日の朝礼でも説明しましたが、当社が2年目から掲げて来た経営理念は大切にして、企業のマーケティングや大学の学術研究の意思決定に寄与できる高品質なデータと、専門性の高いサービスの提供に努めて下さい。

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経営理念(Corporate philosophy)

「生活者と企業のコミュニケーションメディア」として、クオリティの高い生活者情報と専門性の高いサービスで企業のマーケティングを支援し、豊かな消費生活に貢献する。

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会社は成長、発展して適正な利益を生み出さないと関係者がハッピーになれない存在です。

今期の様な大幅な減収減益では会社は継続できなくなります。

最後の年に大幅な減収減益の決算を出してしまい、大変悔しく忸怩たる思いで責任も感じています。

来期は清水新社長のもとで構造的な変革を進めて、再び成長路線に戻すことです。

皆さんの将来のために、新しい経営体制のもとで心機一転で受注拡大と業績改善に取組んで下さい。

27年もの長きにわたり社長を務めさせていただき、大変ありがとうございました。

来期も相談役として尽力しますが、清水新社長の下でマイボイスコムが成長・発展することを祈念しています。

本当に長期間ありがとうございました。

2026年3月30日 (月)

来期に向けた期待

当社は2019~2023年の5年間は平均114%の成長をした実績がありますが、前期と今期は2期続けての減収減益という不甲斐ない業績になってしまいました。

そして、当社の減収減益の業績が、IICや伊藤忠担当部署の決算や評価にも迷惑をかけてしまい、当社の責任者として大変心苦しく感じています。

当社は固定比率が非常に高いため▲5%の受注減少から、+5%の受注増加にすれば、+35Mも利益を改善することができます。

損益分岐を超える売上さえ作れば業績は大きく改善できるので、あとどうやってリサーチ受注を10%増やすのかの戦いです。

来期はまずはSGの体制補強と、コレタ、GensPark、G-Colleague等のAIツールの活用での顧客接点、顧客面談数の強化を進めることです。

そして、まだ大きな事業赤字を生んでいるCotoELの収益化を進めることと、個別調査データをCotoELのDBに入れてAI分析も出来る魅力的な差別化できるサービスも構築して、業績を大幅に改善させなければなりません。

また、新たなAIを活用することで、営業の効率化と、リサーチ業務の効率化を図ることも重要な課題になります。

このことを清水新社長に引き継いで、来期は生成AIの活用で業務の効率化と新たな固定収益の創出に取組む年にして下さい。

その面で伊藤忠商事の情報産業Gや事業会社で、多くの事業に取組んだ経験がある清水さんは新社長として適任の方です。

ただし、清水新社長の力だけで会社が良くなる訳ではありません。

実際に業務を遂行する社員の皆さんが、会社を良くする、良い業績を作り、もっと良い仕事が出来て、もっと良い処遇を実現する、という気持ちで各自の業務に主体的に取り組むことが必要です。

今期はリサーチ受注不足や新規事業の投資負担で甲斐ない業績になってしまいましたが、当社には良いリサーチが提供できる基盤や、差別化できるサービスも出来てきました。

清水新社長のもとで、全員が、お客様に良いサービスを提供する、会社を成長・発展させるという強い気持ちでベクトルを合わせれば当社は必ず良くなります。

その力を信じてAI活用の構造的な変革を進めて下さい。

私も相談役として清水新社長に協力して、業績改善のために尽力するつもりです。

全員で必ず業績を改善するという強い意思を持って、来期の事業に取り組んで下さい。

2026年3月27日 (金)

自分らしい選択

私がリサーチの世界に入ったのは、40年前に伊藤忠系シンクタンクのCRC総合研究所に入社した時からでした。

最初は計量モデルを作成して経済予測などを行う部署でしたが、2年目からは産業調査やマーケティング調査を行う部署に移してもらい、そこからは内外で色々なリサーチに従事しました。

国や都道府県の調査や、情報産業や建材産業等の業界団体の調査も沢山やり、株主の第一勧業銀行の国別投資環境調査では10か国以上の現地調査もやり、伊藤忠商事からも沢山の開発調査や事業化調査やミャンマーでの国連調査という貴重な経験もして、通信会社、住設会社、不動産会社、飲料会社等のマーケティング調査も沢山やりました。

この頃のリサーチャーは、自分で営業して顧客を開拓し、企画提案をして案件を受注して、自分でリサーチの実務も行う仕事で、文献調査や統計分析調査、郵送調査、訪問調査、訪問ヒアリング調査、グルイン、会場調査、委員会運営等、様々な手法をお客様の課題に合わせて取り組む仕事でした。

自分は新しいことに取組むことや、新しい事業や情報に触れることが好きだったし、自分が考えて走り回って集めた情報の分析や提案がお客様の役に立ち、喜んでいただけることに遣り甲斐を感じていて、お客様からどんどん色々な相談がいただけることが喜びでした。

しかし、新しい経営者がシンクタンク部門を急拡大させて、4年間も大赤字を出したのを契機に、シンクタンク部門はリストラになり、自分はITコンサル事業室の部長補佐に異動になりました。

その時はもう37歳で、プログラマーもSEの経験もないしITコンサルには全く知見も興味もなく何をしたら良いか分からず弱り果てました。

その頃にインターネットが普及してきて、これを使えばリサーチが出来るのではないか、やはり自分は好きで自信もあったリサーチに携わって働き続けたいと考えていました。

そんな時に日経新聞に、ニュービジネス協議会がビジネスプランコンテストの小さな記事を見つけて、この事業アイディアを出してみようと思い、急いで事業計画をまとめて応募しました。

その事業企画が優秀賞を受賞して、「もしかするとこの企画は事業として成り立つのかもしれない、、、でも会社はどうやって作るのか、、、」と考えるようになりました。

それと並行するように銀行系シンクタンク(今の みずほ総研)からヘッドハンティングがあり、銀行並みの厚遇でのお誘いも受けていて、その頃は結婚もしていて幼子も2人いたから、普通に考えれば安定した組織で自分の知見が活かせる良い話でした。

しかし、その職場を案内されるとその頃のみずほ総研は銀行員が9割で、社内の銀行の様な硬い雰囲気に違和感を感じ内定受託を躊躇っていました。

そしたら、ヘッドハンティング会社がしびれを切らして、勤務先のCRC総研にリークをしたらしく、経営企画部長から突然呼び出されて「お前、何か会社に隠しているだろう、、」と問い詰められることになり、その話が社長にまで行って「会社で社内ベンチャー制度を作ってやるから、お前が遣りたいその事業を始めるのはどうや、、」となったんです。

人生なんてほんど何があるか分からないものです。

そんな流れで会社にベンチャー制度を作ってもらい、マイボイスコムを起業しました。

結果的にゼロから会社を立ち上げるのは予想以上に大変で、土日も休まず連日深夜まで働く日々が続いたし、その後も苦労の連続で、大人しく大企業の社員として働くより何倍も苦労はしたように思うし、家族との生活もかなり犠牲にしました。

それでも自分で悩みながらも「自分らしい選択」をして、40年も自分が好きで自信もあるリサーチの世界で働き続けることができたのは、良かった様に感じています。

皆さんも自分の長い職業人生の中で、これで良いのだろうか、、もっと自分に合った仕事があるんじゃないか、、と迷うこともあると思いますが、自分の好きで主体的に取り組める「職業」を選び、そこでプロ意識を持って全力で取り組むのが良いと思います。

リサーチは取り組み方によっては、興味が尽きない面白い仕事です。

これからの長い職業生活を、長期的な視点を持ちながら、お客様から信頼されて頼りにされるリサーチのプロを目指して頑張って欲しいと思います。

職業はどんな考えでどう取り組むか次第で面白くも、つまらなくもなります。

自分の大切な時間を大量に費やすのですから、リサーチを面白いと思って主体的に学びながら働くことが、皆さんの職業人生を豊かにすることだと思います。

2026年3月26日 (木)

ノーベル経済学賞候補

月曜の朝礼でも紹介しましたが京都大学の経済学部長や研究科長を務めておられる依田高典先生からご連絡をいただき、以下の産経新聞の記事の紹介をいただきました。

環境省の委託研究で当社が8年間、調査の協力をさせていただいた研究成果が世界的にも高く評価されていて、「将来のノーベル経済学賞候補なるか、、」みたいな新聞記事に繋がったとのことです。

私達がやっているリサーチと言う仕事は、こんなにも重要で社会に影響があることなんです。

それなので当社が経営理念に謳っている「クオリティの高い生活者情報と、専門性の高いリサーチサービス」を提供することが重要なんです。

依田先生からは「私は過去20数年にわたるお付き合いを通じて、マイボイスの実力をよく存じ上げております。ここまで対応していただけるだろうかと思う場面で、実際にそこまで対応していただき、驚嘆したことが幾度もありました。」という過分なお褒めの言葉もいただきました。

これからも企業のマーケティングにも、大学の研究にもしっかり寄与できる高品質なリサーチサービスの提供に努めて下さい。

下記の産経新聞の記事もぜひ読んでみて下さい。

依田先生にもぜひ日本人で初めてのノーベル経済学賞を取って欲しいですね。

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将来のノーベル経済学賞候補なるか AIとナッジ活用、家庭を節電へ誘う 京大などチーム

自然科学系分野で10年ぶりの日本人ダブル受賞に沸いた今年のノーベル賞。唯一、日本人受賞者がいないのが経済学賞だが、将来の受賞への足がかりとなるような研究も生まれている。

2025年10月31日 09時20分 公開

https://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/2510/31/news082.html

[産経新聞]記事の一部抜粋

自然科学系分野で10年ぶりの日本人ダブル受賞に沸いた今年のノーベル賞。唯一、日本人受賞者がいないのが経済学賞だが、将来の受賞への足がかりとなるような研究も生まれている。京都大などの研究者でつくる行動経済学と人工知能(AI)を融合させた手法によるもので、近く経済学のトップ学術誌「エコノメトリカ」に掲載される。AI活用の研究分野は今後10~20年のうちに経済学賞の有力候補になると見込まれており、期待される。

4千世帯対象に実験

レジ前の足跡マークに、ビルや駅の階段にある消費カロリーの表示、男性小便器に貼られた小さな的のシール…。自然と並んだり狙ったりしたくなるこうした仕掛けには、行動経済学の理論「ナッジ」という手法が用いられている。会員登録のメール配信や臓器提供の意思確認の際、初期設定で同意の選択(オプトイン)を求めずに、不同意の選択(オプトアウト)を求め、結果的に同意を得やすくすることもその一つだ。そっと背中を押すような小さなきっかけで、人々の行動を大きく変化させることから「現代の魔法」とも称され、2017年のノーベル経済学賞では受賞研究に選ばれた。

強制ではなく自ら選択できるようにしながら人々に望ましい行動を促すことで、個人と社会双方に良い結果をもたらす-という思想が根底にあり、行動経済学では「リバタリアン・パターナリズム」と呼ばれる。個人の自由を重視する考え方(リバタリアン)と、強い立場の側が弱い立場の側の利益のため、その行動に介入・干渉をする考え方(パターナリズム)を組み合わせたもので、政策に応用する取り組みも進められている。

発展形として、近年では機械学習やAIを応用して個別に最も効果的な介入を割り当てる「ポリシー・ターゲティング」という手法も登場。今回、研究成果を発表した京大大学院の依田(いだ)高典教授や米ブラウン大の北川透教授ら日米7人の国際共同研究チームは、この手法で節電行動を促す効果的な介入方法を探るため令和2年夏、日本国内の約4千世帯を対象に大規模な実験を行った。

 

2026年3月25日 (水)

1人当たりの営業利益

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2022年には営業利益率が18.5%あり、上場しているリサーチ会社と比べても1番高い利益率を実現しました。

それはFMVやFOODATAといった効率の良い大型案件を獲得したことや、大学案件が大幅に伸びたこと、TextVoiceも売上が44Mまで増えて利益に貢献できたことなど、幾つかの要因が重なって実現した成果でした。

しかし、2024年以降は年々リサーチの受注が減少し、1人当たり320万円もあった利益が、今期は昨年度は162万円まで下がり、今期は100万円を切る見通しです。

CotoELの事業投資がなければ今期も130万円の利益でしたが、それを除いてもリサーチの受注減や固定経費増などでダウントレンドの事実は変わりません。

1人当たり320万円の利益が出せれば、それはかなりの優良企業です。

当社のビジネスモデルではそれを実現することが出来るんです!

前期、今期の企業からの受注不振もあって利益が下がっているのは、伊藤忠関連の大型案件(FMV、FOODATA)がなくなったこと、CotoELの減価償却や運用費用が増えたことがありますが、この数年の営業の顧客面談数が大幅に減少していることも影響していると思います。

企業のマーケティング調査は、営業がお客様と直接面談し、お客様の課題をヒアリングして、適切な調査企画をこちらから提案するところから始まります。

メールで返信が来たお客様にオンライン面談をして会社紹介をしても、新しいお客様や案件は創出できないから、前期、今期の様な減収になってしまいます。

営業は知恵を絞って攻めの姿勢を貫かなければ計画は達成できません。

ここは営業の皆さんに営業プロセスの見直しと実行方法を考えて、営業経験も豊富な新しい清水社長のもとでの改善に取組んで下さい。

SGとRGの体制も補強して、AIツールの活用で営業の顧客面談も強化し、CotoELで固定収益を拡大することで、再び「利益率ではリサーチ業界で1番」のポジションを奪回して下さい。

そして、その獲得した利益の原資で社員の皆さんの処遇も大幅に改善する、それが創業者である私の強い願いです。

皆さん自身の将来のために、是非、是非、頑張ってこれを実現して下さい。

2026年3月24日 (火)

生産性を高める

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マイボイスコムは売上や従業員規模ではなく、お客様の満足度が1番の価値あるサービスを提供し、利益率が1番高い会社を目指すべきだと考えています。

そのためには営業もリサーチも生産性を高めることが必須の条件になります。

こちらは2019年から2025年の見通しまでの、SGリサーチ営業とRG生産人員の1人当たりのリサーチの売上です。

「生産人員」とはRGの社員は1で、派遣やアルバイトの方は0.3で加重平均した人数です。

これを見ると業績が良かった2022年は、営業1人当たりの売上は61Mの売上で、RGも1人当たり33Mの売上を上げていました。

それが今期は営業1人当たりの売上は50M、RG1人当たりの売上も27Mに下がっています。

比率にすると営業の生産性は▲19%の減少で、リサーチの生産性も▲16%減少しています。

これは市場環境や受注案件によるところが大きいのですが、この営業とリサーチの生産性を改善しないと会社の利益率を戻すことはできません。

当社の業績を改善するには、如何にして1人当たりの生産性を高めるのかが重要です。

そのためには、営業はコレタやGensParkのAI導入での効率性向上に努めて、リサーチもAIを活用することで生産性を引き上げることが必要です。

今後のAI活用に関しては4月以降で外部のAIコンサルも活用しながら、本格的な検討も進めたいと考えています。

AIを活用した仕組みも構築することで、利益率と1人当たりの利益額ではどこにも負けないリサーチ会社にして行きましょう!

それは社員の皆さんの処遇を大幅に改善できる環境を作ることでもあります。

そんな会社を目指して、引き続き全員で協力して来期業績の改善に努めて下さい。

2026年3月23日 (月)

利益率重視の経営

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これは当社が良い業績を出した2022年度の経常利益率の比較で、2年前の決算説明会で皆さんに説明した資料の1部です。

この年はTextVoiceの契約数も伸びて44Mの売上があり、伊藤忠関連のリサーチもFMV調査やFOODATA調査で80Mの売上があり、前期比110%の増収でした。

その結果、売上経常利益率は18.5%まで上がり、インテージや、マクロミル、クロスマーケティング等の上場企業より高い利益率を出していました。

2023年も17.0%と1番高い高い利益率でしたが、昨年度はリサーチが減収になったことで10.9%まで下がり、今期は更に減少する見通しです。

この状況を立て直して、売上や従業員数では負けていても、利益率ではどこにも負けない高い収益力のあるリサーチ会社に戻したい。

それが創業者である私の切なる希望です。

良い企業の条件は売上の大きさや従業員の多さではありません。

お客様に喜ばれ評価されるしっかりしたサービスを提供し、差別化できるサービスも開発していて、高付加価値なサービスで高い利益率が出来て、社員も遣り甲斐を持って働けるのが良い会社なのではないでしょうか。

そして、社員が働きやすくて遣り甲斐があっても、利益が出せずに減収減益が続けば、会社は事業が継続できないという厳しい現実もあります。

2022年、2023年には業界で1番高い利益率を作った当社です。

これからAIを活用したCotoELの固定収益と、AIでの業務の効率化を推進することで、再びリサーチ業界で1番高い利益率を実現し、その利益を原資にして社員の皆さんの処遇改善も実現する。

それがマイボイスコムが目指すべき姿であり、私が強く希望している姿です。

2026年3月19日 (木)

RG体制の補強

今期の業績不振の原因の1つにRGの体制問題がありました。

RGの体制は2021~2023年の3年間は1人の退社もなく安定していて、それが2022年、2023年の業績向上にも役立っていたと思います。

それが2024年下期から2025年上期の1年間で、宮前さん、日置さん、土田さんの3人が退社し、菅原さん、山口さんの2人が長期休職になり、この5名が抜けてしまったことで、RGの皆さんの負担増と、SGの皆さんの営業にも大きく影響してしまいました。

体制不備で社員の皆さんにご不便とご負担をかけてしまったこと、社長として大変申し訳なく感じています。

リサーチはしっかりした生産体制があり、お客様に役立つ専門的な良いサービスが提供出来て、初めてお客様に価値と満足が提供でき、それが業績に反映する事業です。

特に当社は「クオリティの高い生活者情報と、専門性の高いサービスで企業のマーケティングを支援し、豊かな消費生活に貢献する」を理念としている会社ですから、ここは非常に重要です。

その面で約1年間で5名も離脱してしまったのは大きな痛手でした。

しかし、RGの体制補強を会社の重要課題として取り組んできて、竹井さん、澤向さん、石井さん、岩立さん、鈴木さんの5名を迎えることができ、4月には新卒で東京女子大卒の黒田さんも入社してくれます。

これでRGの生産体制は好業績だった2022年、2023年より1名増になります。

新人の6人とも非常に能力が高く良い方ですから、彼ら彼女らが当社の「お客様の意思決定に寄与できる高品質なリサーチを提供する。」という理念のもとで経験を積んで、技術力と対応力を高めることで、来期は戦える体制に戻せると考えています。

また、この下期はS2の皆さんが生産にも入っていただけて助かりました。

来期は良い生産体制で業務が遂行できる様になると思うし、新しい社長も迎えて経営体制も変わるので、心機一転で業績向上に向かって頑張って下さい。

来期の増収増益の成長と発展を強く期待しています。

2026年3月18日 (水)

顧客開拓の進め方

新しいお客様を開拓するのはとても難しく苦労をともなう仕事です。

しかし、会社が事業を継続して成長・発展するにはどうしてもやらなければなりません。

大学関係は複雑で難しい案件も専門性を持って丁寧に対応し、先生方の研究に寄与できるサービスを提供し続けることで、先生方の口コミと紹介で新しい先生の開拓は出来ると思います。

KFSは「学術調査に寄与できる品質のサービス提供」と言えるでしょう。

一方、企業のマーケティング調査はこの様なプル型では、当社のことを知って理解して相談したいと思って頂くのは難しいでしょう。

やはり直接お客様と会って、話をして、良く話を聴いて適切な会話と提案を持って、こちらから行動し仕掛けるプッシュ型の営業が不可欠です。

もう15年以上も前ですが、リクルートのNo1営業の方が講師の「法人営業の極意」という様なセミナーを受講しました。

その彼が仰っていたのは、法人営業に必要なのは以下の3つだという事でした。

 1)商品知識と専門性

 2)迅速な対応

 3)熱意ある提案

この方はこの3つを徹底することで実績を作って行ったと話していました。

それからプロセスに関しては、この方は、、と思ったら必ず3回訪問することを心がけていたそうです。

1回目の訪問は挨拶と業務紹介をして相手の話を聞いて、2回目は前回の話しに沿ってお役に立ちそうな資料などをお持ちして情報提供を行う、そして、3回目に始めてこんなサービスは如何でしょうか、という企画をお持ちするのだそうです。

「具体的な商談は3回目の訪問時から始まる、」ということを彼は強調していました。

この3回の面談を短期間に行うことで、お客様に強く良い印象を持ってもらえば、おのずと必要な時に相談がいただける信頼関係が築けるというものでした。

この方の説明は自分の営業経験からも腑に落ちる内容でした。

1度だけ訪問して業務説明をして、何かあれば連絡ください。という会話をオンラインで行っても、もっと密度高く接触と提案をしている他社の営業に負けてしまいます。

法人営業は買ってくれ、買ってくれ、の仕事ではありません。

如何に自分自身の専門性と対応力と熱意を知ってもらい、お客様に貴方自身の信頼を構築する活動だと思って3回面談をやってみて下さい。

新しいお客様ができれば、たとえ少額な案件でもライフライフタイムバリュー(LTV)は大きな成果になりますから、1社開拓の価値はとても大きなことなんです。

伊藤忠商事の岡藤会長も「業績が不振の営業には、とにかくお客様のもとに頻繁に足を運び、お客様の話を良く聞いてお役に立てる提案をすること、そのことだけを伝えました。」とテレビのインタビューで答えていたことは以前にも伝えました。

営業が新規の顧客や案件が創出できないと、会社は成り立ちません。

それだけ営業の仕事は会社にとってとても重要なんです。

営業の皆さんは、上記の情報も参考にして面談重視の営業活動を進めて下さい。

来期は上期からしっかり巻き返しましょう。

皆さんの営業活動と受注成果を期待しています!

2026年3月17日 (火)

顧客面談の強化

リサーチの課題はその組織の重要な内容ですから、この会社なら、この営業なら信頼できるから大丈夫だという理解がないと話して頂けません。

お客様が当社のサービスや特徴を理解して、面談した営業担当者に良い印象を持って頂いて、初めてリサーチの課題が生じた時に「そうだ、この件はマイボイスコムの彼(彼女)にも相談してみるか、、」という流れで新規案件の商談が始まります。

それなので、営業の皆さんができるだけ多くの潜在顧客と面談をして、当社の説明をしてから良く先方の話を聴いて話をして、自分自身の信頼を創ることが必要です。

今週のM会での田井さん、野口さんの報告では、今期の見込はS2は前期比103%(+3%)ですが、S1は87%(▲13%)の大幅減でした。

企業案件は既存顧客はキープ出来ていますが、新規案件が大きく減少していて、この企業からのリサーチの減収が今期決算悪化の大きな原因になっています。

これは市場環境の変化もありますが、ここ数年の顧客面談数の減少も影響しているように思います。

以前は月35件の訪問ベースでの顧客面談を全員がやっていましたが、コロナ禍以降のこの数年はオンライン会議も含めた月に30~35件の面談目標が出来ていませんでした。

企業のリサーチを担当しているS1の皆さんは、まずは月30~35件の顧客面談は自分の営業の責務として必ず実行して下さい。

これは1日に1~2件の顧客面談をすれば出来る目標ですから、やろうと思えば出来る目標だし、法人営業として不可欠な活動です。

営業希望の方と面接をすると、毎日200~400件の架電でアポ取りをしている方も多くおられます。

それだけ新規面談は難しいことですが、新規開拓が出来なければ会社は成り立ちません。

顧客面談をしても必ずしも直ぐに案件発掘に繋がらないのも事実でしょう。

それでもこの様な日常の地道な営業活動をすることが、会社が必要な売上確保には必要なんです。

新規案件を作リ出す営業力がなければ会社は成り立ちませんし、新規開拓が営業の重要なミッションですから、この活動計画は必ず実行して下さい。

受注の結果を変えるには、プロセスを変えることです。

前期、今期の受注減少を挽回するため、S1の皆さんは出来るだけ多くのお客様と直接会話をすることを意識した営業活動を進めて下さい。

2026年3月16日 (月)

AI時代のリサーチャー

生成AIの発展と普及でリサーチはどうなるのだろう、

そのことを踏まえて当社はどう変化して行けば良いのだろう、

このことに対する明確な答えは分かりませんが、考え続けて対応し続けることは必要です。

一般的な生成AIの影響は、1.効率化 → 2.高度化 →3.代替化 と言われていて効率化は間違いなく取り組むべきマストの条件だと言えます。

調査企画書作成や、調査票作成、レポート作成の補助等で、AIに出来ることはAIにやらせることで作業の効率化は進むから、これは直ぐに取り組んで行きます。

そして、高度化、これもCotoELのアウトプット(定量分析の示唆出し)を見ると沢山のデータから何が言えるのかをまとめる力は人間より優れているように感じます。

これからは調査データをセキュアな環境のCotoELに参照させて、課題や考察の叩き台を作らせることも検討して良い様に思います。

しかし、代替化に関しては、以前、石田さんが以下の結果をまとめてくれたように「補助的ツール”としては有望だが、現状では“人間調査データの完全な代替”にはならない」と考えるべきで、そこから先の個人差の再現や、心理測定学的要因の欠如を補って整合性のある提案を考えることや、その結果を踏まえてどうするのが良いかの考察と提案(Consultancy & StoryTeller)で力を発揮することが求められるのだと思います。

これからのリサーチャーはこの様な人間にしかできない考える力、伝えて提案して会話する力、が求められることになるでしょう。

それは専門性とコミュニケーション力を身に付ける努力も必要ですが、より専門性の高い面白い職種になるということでもあると思います。

マイボイスコムがその様な未来の価値ある「コンサル型リサーチ」の出来る会社になって欲しいと願っています。

■ 石田さんが3つの論文を総合した結論のまとめを生成AIでまとめた結果
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・LLMは平均的な傾向や多数派の意見分布を一定程度再現できるが、個人差(分散)を十分に再現できず、多様性が不足する。
・質問文や選択肢のわずかな変更で回答が大きく揺らぎ、プロンプト依存性が非常に高い。
・人間が示すようなバイアス(例:後順バイアス)をLLM自身も示しており“人間に似た”ゆがみを持つ。
・インタビュー情報など文脈を与えると整合性は向上するが、それでも心理測定学的構造(因子構造など)の再現は難しい。
・国・文化レベルの分布シミュレーションも部分的には可能だが、未知の質問・国では精度が落ち、調査の代替にはまだ不十分。

*総合すると、LLMは“補助的ツール”としては有望だが、現状では“人間調査データの完全な代替”にはならないという結論で一致している。
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2026年3月13日 (金)

CotoELを使った3C分析

リサーチ市場もこれからAIシフトが急速に進むと思います。

ただし、マーケティングの課題をChatGTPの様な一般的な生成AIに聞くと何らかの結果は出ても、インターネット上にある多くの不明確で誤った情報も参照した結果なので、信頼性には問題があります。

やはり生成AIの優れた考察力を活用するには、どんな実用的なデータを参照させるかと、目的に沿った詳細なプロンプトを使うかが重要になると考えています。

そのため当社ではMyELの2012年以降に実施した約2,400件の1万人調査データをAIが参照して分析する「AI分析ツール (CotoEL)」4月から提供を始めました。

このCotoELで「掃除機の市場参入に関する3C分析」を実施して、その結果をニュースリリースしたので皆さんにも共有します。CotoELでは、STP、SWOT、4P、3C等のマーケティング分析が出来ます。その一例として下記の3C分析を見て下さい。

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「掃除機の市場参入に関する3C分析」

●対象アンケートデータと分析ステップ 

「掃除機に関するアンケート調査」(第9回)

・調査時期:2025年8月1日 ~ 8月7日

・調査対象:MyVoice アンケートモニター

・回答者数:11,576 名

・調査手法:インターネット調査

 ※CotoELでは性年代別人口構成比でウェイトバックした数値を用いているため、軽微な差異を含め一部の数値が集計結果と異なる場合があります。

AI分析ツール「CotoEL(コトエル)」に上記アンケートデータを設定し、掃除機市場に新規参入する際の3C分析を行いました。

●分析結果  掃除機新規参入の3C分析

AI分析ツール「CotoEL」が調査データをもとに掃除機市場の現状を分析、その結果を各項目300字程度に要約した本文です。生活者の利用実態や選択基準、主要ブランドを整理することで、新規参入時の戦略立案に活用できる示唆が得られています。

●図表例 

Customer分析:現在所有率と今後のニーズ

 

‐ Competitor分析:使用している掃除機メーカー

より詳細な分析結果はこちらにあります。

■【AI×アンケートデータ】~掃除機の新規市場参入に関する3C分析

  URL:https://www.myvoice.co.jp/cdl/DLmvcCotoEL260104

 ※AIが生成した分析の全文をご覧いただけます (PDF形式)

・PRTimesのニュースリリース

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001734.000007815.html

2026年3月12日 (木)

QO株式会社とは

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株式会社博報堂と株式会社マクロミルとの合弁会社である株式会社H.M.マーケティングリサーチ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:恒藤優)は、2024年7月1日付でQO株式会社(キューオー、以下QO)へと社名を変更することをお知らせいたします。

QOは、人と社会のために問いを探究する、リサーチとプランニングの会社です。新社名の「Q」は「Question」に由来し、リサーチとプランニングの要である「問い・見立て・仮説」を創っていくという考えから。「O」は「for One」に由来し、「誰か・何かのためになるQを探究する」という思いが込められています。『「やさしい好奇心」で価値を紡ぐ、マーケティングアドバイザーへ』を新ミッションに掲げ、『“よろこび”が循環する未来』をビジョンに、マーケティング支援事業を推進していきます。

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最近「QO株式会社」というリサーチ会社があることを知って調べたら、もともとの「東京サーベイリサーチ」だということを知りました。

この会社は博報堂のインハウスリサーチ会社で、優秀なリサーチャーもいる150人ほどの社員がいた会社だったと記憶しています。

その会社が博報堂からマクロミルにメインの株主が変わり、「H.M.マーケティングリサーチ」という社名になり、1年ほど前にまた社名を変えて「QO株式会社」になったようです。

『「やさしい好奇心」で価値を紡ぐ、マーケティングアドバイザーへ』が新しいミッションということですので、やはりこれまでのリサーチ会社から脱皮をして、マーケティング支援事業に変わることを社名の変更でも示しています。

https://www.q4one.co.jp/service/index.html#serviceMarke

リサーチ業界も分からないところで変化が起きています。

今までと同じやり方で成長と発展をずっと続けるのは難しいと考えて、当社の理念や価値観は大切にしながらも事業の内容、仕事の内容と進め方は変えて行くことが必要なステージに入りました。

当社もAI活用、過去に蓄積した大量のインサイトデータを活用し、新たな価値を生む活動を推進して行きたいと思います。

あと3週間で今期の本決算を迎えますが、今期の決算は思いのほか厳しい状況になっています。

まずは3月31日までに少しでも売上を伸ばす努力を続けて下さい。

そして、次の1Qから市場環境の変化に合わせた変革を進めることで巻き返しましょう!

幾つかの方策は見えて来たので、スピード感を持って進めます。

2026年3月11日 (水)

CotoELの案内メール

「AI分析ツール(CotoEL)」の契約を早く増やしたい。

そのためにはまずはこの「AI分析ツール(CotoEL)」の存在と機能と特徴を、出来るだけ多くのマーケティング関係者に知らせたい。

そんな想いで、石田さん、丸山さんと相談しながら、Google広告や、分析結果のニュースリリース、ウェビナーの開催、ビジネスメール、MyELメール等での告知に取組んでいます。

その一環として、MyELの新規登録者に、登録から24時間後で以下のご案内メールを配信することにしました。

MyELの登録者には沢山のマーケティング関係者がおられるので、当社にとってこの会員登録の資源を使った営業が重要です。

この会員情報をCotoELの認知拡大にも使いますが、S1では「コレタ」での利用も検討しています。

毎月400~500件の会員登録があるMyELリストは、他社には出来ない営業資源です。

営業の皆さんは、この仕組みも上手く活用して顧客接点の拡大を進めて下さい。

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[アンケートデータベース(MyEL)] AI分析ツール(CotoEL)のご案内

※本メールは自動配信メールです。
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 ※本メールは、
 アンケートデータベース(MyEL)に登録された方にお送りしています。
 お心当たりの無い方は、myel@myvoice.co.jp までご連絡下さい。
 マイボイスコム(株) MyEL事務局
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株式会社XXXXX
XX XX 様

お世話になっております。
「アンケートデータベース(MyEL)」を提供しているマイボイスコムです。
当社では、MyELのアンケートデータをAIで分析できる
「AI分析ツール(CotoEL:コトエル)」も提供しています。

CotoELは MyELのアンケートデータ(約2,400本×1万人調査)をもとに、

・AIによる集計・要約・マーケティング施策の提案
・実在するモニター個人の「AIペルソナ」へのインタビュー

を実現するAI分析ツールです。

CotoELサービスページにて機能詳細や活用シーンをご紹介しておりますので、
是非ご確認くださいませ。
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 ▼「CotoEL」サービスページ
    https://cotoel.myvoice.jp/info

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ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度のオンラインデモにてご紹介の
機会をいただけませんでしょうか。
無料トライアルプランのご案内もさせていただきます!
ご都合の良い日程を2~3ご提示いただけましたら、調整させていただきます。

ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ご確認のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

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 マイボイスコム株式会社
 データ事業チーム(CotoEL事務局)
 担当:石田・丸山
 ml.cotoel_form@myvoice.co.jp

 〒101-0054
 東京都千代田区神田錦町3-17-11 榮葉ビル5F
 (TEL)03-5217-1911 (FAX)03-5217-1913
 (HP)https://www.myvoice.co.jp
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2026年3月10日 (火)

社長交代のお知らせ

昨日の全社会議でもお話ししましたが、不在の方もいたので改めてお知らせします。

現在、関係機関におきまして社長交代に関する正式な手続きが進行しており、本ご案内はそれらの完了を前提としたものではございますが、経営の継続性および皆さまへの早期の情報共有を優先し、先行してお知らせします。

今期をもって私はマイボイスコムの社長を退任することになりました。

伊藤忠グループの規定により、グループ会社の社長は原則65歳を上限とする基準が定められており、これに基づき、私は今期をもちまして社長を退任させていただくこととなりました。

後任の社長には、現在、伊藤忠欧州(ロンドン)に勤務しております清水慎太郎さんが、4月に着任される予定でございます。

清水さんは、私も20年以上前から面識のある方ですが、伊藤忠商事に入社してからは情報産業分野で勤務されて来て、伊藤忠商事が出資するデジタルマーケティング会社において執行役員を務められた経歴を有する方であり、今後、社員の皆さまとともに、マイボイスコムのさらなる成長・拡大を牽引してくださるものと存じます。

私自身、CRC総合研究所(現在の伊藤忠テクノソリューションズ(CTC))に社内ベンチャー制度を作ってもらい、その制度を使って1999年に起業してから27年間、永きにわたり当社の社長を務めさせていただきました。その間、社員の皆さまには、さまざまな場面で支えいただき心より御礼申し上げます。

私も来期は相談役として当社に残る予定ですが、来期からは清水新社長のもと、新たな体制のもとでマイボイスコムがこれまで以上に良い会社へと成長していけますよう、皆さまには、引き続きお力を発揮いただけますようお願いいたします。

2026年3月 9日 (月)

生成AI検索

最近Google等の検索の利用が下がり、生成AIに3割位はシフトしているという記事を読みました。

確かに自分も何かを調べる時に生成AIに聞くことが増えて来たように思います。

そのため、試しにChatGPTに「主なインターネット調査会社を教えて下さい」と依頼をしたら以下の様な結果でした。

当社は7社の最後に何とか食い込んでいましたが、数日続けてやってみると当社は入ったり入らなかったりと日によってことなりました。

ただ、「AI分析ツール提供も」という様な最近の取組みまで記述されているのを見て、AIの情報把握力を実感しました。

生成AIに認識されるためには、インターネット上の発信が重要になると思われるので、そのことも意識した対応を進めて行きます。

主なインターネット調査会社

マクロミル: 業界大手。大規模モニターと分析ツールが強み。

インテージ: 大手総合リサーチ会社。幅広いデータと分析力。

クロス・マーケティング: 大手。豊富なパネルと専門性の高い調査。

楽天インサイト: 楽天グループの強みを活かした大規模パネルと分析。

ネオマーケティング: 幅広いパネルと定性・定量両面で対応。

GMOリサーチ: アジア圏のパネルも持ち、セルフ型からフルサポートまで対応。

マイボイスコム: インターネット調査に加え、会場調査なども提供。AI分析ツール提供も。

市場環境が変われば対応も変えていかなければなりません。

当社もこのAIの力を有効に活用して、

 1)営業とリサーチの生産性の向上、

 2)CotoELの仕組みも活用した新たな収益モデルの構築、

の2つを進めて行きます。

逆にこのAIの取り組みを取り組みを積極的にしていかないと、数年後に淘汰されるという危機感も持ちながら取り組んで行く必要があると感じています。

4月からは外部の専門会社も入れたAI活用も検討するつもりです。

生成AIの出現はリサーチ市場にとって脅威ですが、当社にとって逆転のチャンスが来た、というつもりで取組んで行きましょう!

2026年3月 6日 (金)

2次面接での対応

4月からのリサーチャー募集に450人以上の応募があったことは以前にも伝えました。

そして、20人近い方と面接を行って澤向さん、石井さん、岩立さん、鈴木さんにご入社いただくことができました。

これで業績が良かった2022年、2023年と同じRGの人数になり、4月には東京女子大学で心理学を専攻している黒田さんが新卒で入社をしてくれます。

更に来期以降の売上増に期待してもう1名の増員も計画しています。

これらの新人の方が経験を積むことと、生成AIをリサーチの生産に活用することで、大幅な生産力の向上を目指します。

先日ある大学で心理学を専攻して、2年間独立行政法人で事務職で勤務している女性と面接しました。

1次面接は小野さん、石田さん、高井で行い、良い方でしたので適性検査を受けてもらったら能力も適性も良い方でしたから最終面接に来て頂きました。

最終面接はお互いに齟齬がないかしっかり確認するため、私が1時間半から2時間は面談し、必要に応じて関係する方とも会って話してもらうようにしています。

その中で彼女が今の職場に残るべきかや、リサーチか人事の仕事で迷っていることが分かりました。

独立行政法人の事務と、企業の人事、リサーチ会社のリサーチャーでは全然仕事が違います。

それで、マーケティングリサーチと、リサーチャーの本を2冊差し上げて、これを読んで本当にリサーチャーになりたいのか、良く考えてみて下さい。という提案にしました。

結果は自分が目指したい姿ではなかった、、というお答えで採用に至りませんでした。

2次面接でこちらが強くお誘いすれば入社が決まった気がしますが、それは彼女の人生のためにも、当社のためにも良くないから、これで良かったのだと思います。

能力も高く、適性もあり、本当にリサーチの仕事をしたいと考えている方で、良いサービスの提供できるリサーチ会社にするのが目標です。

社外ブログの情報発信

私はこの社内ブログは月~金で毎日公開して情報共有に努めています。

実際にはその半分以上を週末自宅で書いていて、結構労力をかけているのですが、毎日殆どの社員が読んで切れているのを励みにもう23年も続けています。

また、社外に対しても当社のインターネット調査の取組み姿勢や、新たなサービスを発信するため「インターネット調査の世界」というタイトルで社外ブログも書いています。

こちらは月に1回程度の発信で閲覧者も1日5~10件と少ないのですが、それでも少しでも当社を知って頂きたいという気持ちで続けています。

先週は「AI分析ツール(CoCoEL)」のサイトリニューアルと機能改善について書きました。

あまり更新が少ない外向きの情報ですが、興味があればみて下さい。

〇「インターネット調査の世界」

 https://myvoice.lekumo.biz/research/

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昨年度からリサーチ業界でも生成AIの活用が話題になってきました。

そして、10月に開催された日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)のカンファレンスでの発表はAI一色と言っていいほどでした。

当社もこの4月から日本で最大のアンケートデータ(1万件×3,800件)を生成AIに参照させて、定量分析(テーマ選定、集計、要約、示唆出し)と、定性分析(登録属性と過去回答で実在する個人のペルソナを作成したインタビュー)が出来る「AI分析ツール(CoCoEL)」の提供を始めています。

これまでに約100社にデモ紹介を行い、約40社が無料のトライアル利用をしてくれて、徐々にですが導入企業が増えて来ました。

そして、「AI分析ツール(CoCoEL)」の機能をより分かり易くすることと、お試ししたお客様からのご要望で追加した機能を紹介するためにサイトも大幅に見直ししました。

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https://cotoel.myvoice.jp/info

今回の主な機能改善は、お客様から自社視点でのアンケート調査を行ってCotoELのデータベースに入れて、自社だけそのデータが使える様にして欲しいという要望にお応えして追加開発しています。

これを行うことで自社戦略で必要なアンケートデータと、MyELの多ジャンルで大量のアンケートデータを活用したAI分析が可能になりました。

この機能を入れたことで全社利用したいとか、事業部門全体で使いたいというお話を複数頂ける様になりました。

「AI分析ツール(CoCoEL)」が多くの企業のマーケティング施策に役立つように、これからもお客様の意見を伺いながら機能改善に努めて参ります。

〇「AI分析ツール(CoCoEL)」

 https://cotoel.myvoice.jp/info

2026年3月 5日 (木)

新事業挑戦の社歴

新規事業を立ち上げることの難しさをお伝えしました。

当社の主事業であるインターネット調査も、当社が創業した1998年には全く事例がなく、まっさらな新規事業の立ち上げでありました。

そして、当社ではその後も会社の沿革にある通り、27年間の中では色々な新規事業に取り組んで沢山の失敗も経験しました。

沿革: https://www.myvoice.co.jp/company/history.html

2006年にはその当時の伊藤忠エレクトロニクス(現在のIIC)に協力してもらい、コンビニ情報サイト「コンビニライフ」を開発しました。

これはリサーチとは別な携帯パネルを作り、コンビニで商品を購入してもらう販促サービスでしたが携帯でうまくパネルが作れず2年で諦めました。

その後も米国のアクセス解析ツールを取り入れたサービスや、アサヒビールと「高感度モニター(Hi-Voice)」、リスキーブランドと「Mind-Voice]、慶応大学の清水先生と読売広告社と「キキミミ分析(33-Voice)」、ホットリンクと「SNS分析」等も作りましたが既に撤退しています。

沢山の事業やサービスを作りましたが、今も事業として続いているのは「アンケートデータベース(MyEL)」と「テキストマイニング(TextVoice)」だけなんです。

「テキストマイニング(TextVoice)」は2015年からシステム開発を始めたのですが、なかなか契約が取れず毎年30M以上の事業赤字を出して当社は赤字転落になり、4年間で1億5千万円もの資金流出に苦しむことになりました。

伊藤忠そして、伊藤忠グループに戻り多額の増資を受けて業績を回復させました。

2022年、2023年に92M、84Mの営利が作れたのは、このTextVoiceの固定収益があったから出来た成果でもありました。

そして、この2年はTextVoiceの売上も減少傾向ですが、それでも20M位の利益貢献が出来ていて、リサーチ減益の1部を支えています。

当社はこの様に色々な新規事業に挑戦しながらやって来た会社です。

特にMyEL、TextVoice、CotoELの様なツール開発を伴う新規事業は、多額の資金や、ノウハウ、労力のかかることを痛いほど経験しました。

今は伊藤忠からの増資で資金も増えて、システムに詳しいIICとの連携が図れるようになりました。

CotoELもシステムに詳しいIICとの連携があったから出来ました。

これからのリサーチ会社は、ITの技術と資金がなければ成り立たなくなりました。

当社は「AI分析ツール(CotoEL)」の活用とIICとの連携で、AI分液に強いリサーチ会社を目指すのが良いと考えています。

今期の業績はメタメタで恥ずかしい状態に陥っていますが、AIを活用した事業の変革にしっかり取り組んで行きましょう!

2026年3月 4日 (水)

新規事業の難しさ

昨年度から新規事業のCotoELの開発に取り組み、石田さんやIICの鈴木さんの頑張りもあって良いサービスを作ることは出来ました。

しかし、これまでにも状況を伝えている通り、約20Mの売上で計画した今期の売上は2M程度に留まり今期決算の大きな減益要因になっています。

CotoELを始める前には十数社のお客様にヒアリングをしてニーズを確認し、これからAI活用が急速に進むことも踏まえて多額の投資をしてやっと出来たサービスです。

これを成功させることが当社サービスの差別化と、将来の経営の安定と発展にとって重要だと考えています。

新規事業は本来とても難しいことなんです。

しかし、時流を捉えた新規事業に取り組まないと、企業の継続も発展もありません。

当社は1998年に社内ベンチャー制度を作っていただいて、インターネット調査に1人で取り組みを始めましたが、この時は市場もなくまさに新規事業でした。

どうやってシステムを作ったら良いか、どうやってモニターを集めたら良いか、どうやってお客様を開拓し、どうやって案件を受注し、そして、どんな価値がお客様に届けられるのか、、、

こんな事を考えながら、何もないところから1人でもがきながら取り組んでいました。

資金は私個人とCRC総研で出した30Mの資本金しかなく、その資金がなくなったら事業撤退という条件でしたから、システム開発と、顧客開拓と、リアーチ案件の対応を、尻に火をつけて最初の3~4年は土日もほぼ休まず必死に働きました。

CRC総研時代からのお客様が試しにやっていただいたり、取引先や知人から紹介をもらいながら昼間はお客様廻りをして取引先と案件を開拓し、夕刻からは調査票作成や実査の準備や、レポートを書いたりたから連日深夜まで働くことになりました。

それでインターネット調査がお客様に役立ち喜んでいただけるのを実感して、それを糧に粘って粘って営業をするうちに受注も増えてきて、少しづつスタッフが増えて組織も出来てきて、会社の形が出来てきたという流れでした。

人間は尻に火がついて必死にやると良い成果も生まれるようで、当社は設立した1年目から黒字の決算を作ることが出来ました。

起業するというのは誰しもこんな経験をしています。

起業と企業内での新規事業では異なりますが、成功させるのは容易ではなく、情熱を持って悩みながら創意工夫をし、粘って粘って対応することが必要なのは同じです。

「AI分析ツール(CotoEL)」はAIという魅力的な技術を使った価値あるサービスです。

この新規事業を成功させることが、当社の次なる成長と発展の筋道を作ることだと考えています。