業界情報 Feed

2013年10月28日 (月)

インテージフォーラム2013

先週の水曜日に「インテージフォーラム2013」に参加して来ました。

テーマは「循環型マーケティング」で、慶應大学の清水先生が提唱した概念をビジネスモデルに組み込んでいることを発信しているものでした。

特に、i-SSPというシングルソースパネルを使ったデータ提供が、これまでのSCIでの5万人の購買データに、メディア・広告接触データ(17,000件のPC、4,000件のモバイル、3,000件のTV)をくっ付けて、情報接触と購買行動の関連性を、タイムラインで可視化できるというのが、これからの彼らのビジネスモデルの中心になって行くのだと思います。

これまでのTVCMの価値は、ビデオリサーチが提供している300~400世帯の視聴率データで、どの程度の人がそのCMを見たのか、リサーチはどの位かで類推していたと思いますが、こちらのi-SSPでは、どのTVCMを見て、どの様なサイトを見た人が、実際にそのCMに出している商品をどの程度購入したかが分ります。

そして、TVCMとPCサイトのバナー広告のどちらを見た方が、どの程度、商品購買に結び付いたのか、商品購買のための広告投資は、TVCMとPCバナーのどちらの方が、どれだけ効率的かも分ることになります。

インテージさんは日本で一番大きなリサーチ会社ですが、かなりの部分の収益を、この様なパネルデータ販売で賄っていて、そこにアドホック調査が乗っかっているというビジネスモデルになっています。

先日、金森さんとランチをしましたが、彼も主役はパネル販売で、アドホックをやるリサーチャーは脇役で、優秀なプロパーの多くはパネルデータの方に行っていると言っていました。

その様な形にしていかないと、彼らのような大きな組織は成り立たないのかもしれません。

当社はお客様の課題解決のためのアドホックが中心でありたいと思いますが、MyELデータや、ライフスタイル分析などを使った、安定した固定収益のビジネスモデルも必要です。

中期ビジョンでも示している通り、2017年度までには売上の2~3割はこの様な固定収益ビジネスで賄えるよう、新しいサービスの開発に注力したいと考えています。

I-SSP http://www.intage.co.jp/panelresearch/customer/issp/

2013年8月16日 (金)

残念な失注

IPAさんの「情報セキュリティに関する調査」の入札に参加しました。

当社で2年前、3年前に受注していた案件で、昨年度は価格で負けてしまったため、今年は秋山さんと必ず取りに行こうということで準備をしていた案件です。

これまでの入札や、価格競争では、余裕を持って日数を設定したり、当社として人日あたりで5万円の粗利を確保しよう、というような、当社側の事情や積み上げでは勝てないと痛感しています。

できるだけ効率的な計画で、いくらなら取れるのか、という観点で相当工夫を行って、シビアに対応することが求められます。

それですので、秋山さんも過去の受注金額もよく分析して、取りに行くためのベストな価格で検討をしていくれて、私も秋口の業務を確保することと、生産稼働率を引き上げることを重視して、1人日あたり2.5万円の粗利で勝負をすることにしました。

そして、2人でこれならきっと取れますよね。と期待をして開札を待ちました。

しかし、残念ながら2番手での失注になってしまいました、インテージや日経リサーチには勝ったものの、あのマクロミルが極端に安い金額で落札していきました。

当社で360万円の原価で弾いたのを、380万円(税込み)での落札です。

 1位  マクロミル      3,800,000円 (落札)

 2位  マイボイスコム     4,524,000円

 3位  インテージ      4,600,000円

 4位  日経リサーチ      5,500,000円

 5位  矢野経済研究所     7,177,000円

沢山の仕事を取って儲かっている同社が、これだけの価格条件を出してでも取れるものはすべて取るという姿勢で入札に臨んでくる。これが厳しい市場競争の現実です。

案件獲得への厳しく貪欲な営業姿勢は、当社も見習わなくてはいけないと思います。

ビジネスはビジネスです。

ビジネスの成果を出すため、当社ももっとシビアな気持ちで毎日の仕事に取組んで行きましょう!

2013年8月 1日 (木)

AIPさん

海外リサーチをやっているAIPの社長さんと情報交換をしています。

同社はもともと慶應大学の湘南藤沢キャンパスの学生さんと、インターネットで有名な村井純教授で1997年に設立した学生ベンチャーが始まりです。

最初の社長は中国から留学していた陸さんという方で、今の渡辺社長は村井研究室の出身で設立の時からもう16年もこの会社の経営に携わっているのだそうです。

1時は株主のかなりの比率がVCになり、それらのVCがマクロミルに株を売却したため、しばらくはマクロミルの子会社になり、今度はマクロミルがその株式を全てあるキャピタルに売却したため、また資本構成が変わったのだといいます。

企業の変遷は色々ですが、この会社も大きな波を何度も乗り越えながら、16年間強かに生きて来たのだなあと、渡辺社長と2人で話をしながら思いました。

同社のことは海外リサーチをやっている会社、くらいしか知りませんでしたが、話を聞いてみるととってもユニークな会社です。

社員は80人いますが、日本人は30人だけで、50人が13カ国の外国人です。

そして、上海、ソウル、香港、ニューヨーク、ロンドン、ニューデリー、シンガポールに社員がいて、海外で営業活動をしているのだそうです。そして、お客様の7、8割は欧米の企業で、社内の資料もすべて英語なのだそうです。

MyELレポートを海外企業に販売することなど、いくつかの協業アイディアについて話し合っていますが、彼らとも何か良い協業ができればと思いながら検討を進めています。

2013年7月19日 (金)

マクロミルの営業

お客様と会食をしていると、ラフな雰囲気もあって色々なお話を伺うことができます。

昨日紹介した寺本先生と、流通経済研究所さん、読売広告社さん、某食品メーカーさんとの会食でも、へえそうなのかあと参考になるお話がいろいろありました。

その中でマクロミルの営業についての話も出たのですが、4人ともマクロミルから頻繁に営業を受けているそうです。

読売広告社さんの場合は、1Fのフロアに2、3人の営業の人が1日中いて、そこから色々な担当者に電話を入れて、その日のどこかでお会いできないかという連絡が来るといいます。

そして、お会いしてみると、「何か調査の仕事はないですか。」、「今はどこに調査を頼んでますか。」、「うちの方が安くやるので見積だけでも出させて下さい。」という話をされるのだそうです。

皆さん、「特に新しい情報も、新しい提案もないのにあんなに頻繁に来るのはどうかな?」という評価でしたが、別な見方をすれば、特に新しい情報や提案がなくても、とにかくお客様を訪問して、仕事を開拓するために動いているというところは、やっぱり営業として凄いことだと思います。

当社には、MyELの多種多様な調査レポートが毎月18本もできて、テキストボイスや、キキミミ、ハイボイス、マインドボイス、行動付随、PRリサーチ、などの独自のメニューもあります。

これらをうまく活用しながら、お客様の役に立つ情報を提供しながら、CRM対応で良い顧客接点を作るのが当社の営業だと思っています。

彼らと同じ営業方法を取る必要はありませんし、当社はお客様に役立つ情報をお持ちするという営業方針で良いと思いますが、お客様を積極的に訪問して働きかける姿勢は、当社の営業も見習うべきだと思います。

お客様との面談なしにお引き合いは増えません。

暑くて大変でも、営業の皆さんがお客様を訪問して、良いコミュニケーションを通じてお引き合いを増やしていくことが、10%強の成長を実現するのには必要です。

当社も彼らに負けないように、積極的な営業訪問を続けて行きましょう!

2013年7月 5日 (金)

厳しい業界事情

某大手リサーチ会社に勤務する友人と食事をしました。

ある企業のグループ会社(子会社)で、昔から技術力には定評のあるリサーチ会社です。

ここでちょっと気になる話を聞きました。

その会社の東京オフィスにはリサーチャーが50名ほどいたのですが、そのうちの15人がこの1年以内に退社したのだそうです。年間の退社率は30%で、それも中堅以上の力のある方が沢山辞めているのだそうです。

そして、その大量退社が残された社員の負担になり、彼も先月は残業時間が140時間を超えていて、もう4ヶ月も100時間以上の残業が続いていて、肉体的にも限界だと話していました。

私も若い時に120時間の残業を2ヵ月続けてやったことがありました。この位の残業時間になると、毎日深夜まで働き、週に何度かは徹夜をして、土日もほとんど出勤するような状態です。

自分もこの時は肉体的にも精神的にもかなり厳しかったように記憶しています。その状態が4ヶ月も続いているのですから、確かに異常な勤務だと思います。

同社は数年前に親会社の意向で子会社2社の合併が行われて、更なるグループ内での再編計画も聞こえています。

そんな動きの中で中堅の方が流出しているのだと思いますが、こんな形で伝統と技術力のあるリサーチ会社が壊れてしまったら、ちゃんとしたリサーチサービスの提供できる会社がなくなってしまうのではないでしょうか。

リサーチ業界の今後を考えるとちょっと嫌な動きです。

この様な伝統的なリサーチ会社の力が低下するのであれば、当社がもっともっと技術力を付けて、そこを補って行けるように頑張らなければなりません。

そして、そこが設立当初から当社が目指してきたポジションでもあります。

皆さん、積極的に勉強し、色々な実務経験も積んで、クライアントに頼られる企画営業、リサーチャーになって下さい!

2013年7月 2日 (火)

今年の新卒採用

今年も新卒の採用活動を進めています。

中期ビジョンでも示している通り、今後5年は10%強で売上を伸ばし、組織も10%ていどの増員を行い、そのうちの半数は新卒で、半数を経験者で採用するという方針で進めています。

それですので、今期も2名の新卒採用を目標に活動を進めています。

今年の会社説明会は、まずは岡島さんが会社の概要を説明して、その後で、松野さん、野沢さんの若手コンビが実際の仕事について1時間ほど説明して、その後で私が会社の理念や方針について40分話をする流れで進めています。

昨年度まではマネジャークラスに業務の説明を頼んでいましたが、今年の若手2人の説明も身近で分かりやすいとなかなか好評のようです。

これまでに5、6回の会社説明会を行って、30人ほどの参加者がありました。そして、25人ほどの応募者の中から、書類審査と、SPIの能力テストで選んだ8人と面接します。

新卒の方は戦力になるまでどうしても2、3年はかかります。

特に1年目は採用費や教育費や人件費等で1人で500~600万円以上の経費がかかります。そして、新人が育って採算が取れるまでには、4、5年の年月がかかるのが新卒採用です。

3年以内に3割以上が退社するという昨今の新卒事情を考えると、会社としてはかなり大きなリスクの投資なのかもしれません。

そのため、日本マーケティングリサーチ協会の会員企業で、新卒採用を行っているのは3社に1社、全体の約30%でしかありません。リサーチ会社の多くは小さな会社で、財務的な余裕もありませんので、新卒を採用して育てる余裕がないというのが実情だと思います。

それでも、新卒でないと採れない人も多いし、新卒社員が毎年入ってくれることで作れる組織力もあるので、当社の未来のために長い目て良い人材を育てるという気持ちを持って、新卒採用を続けるつもりです。

今年もとても素晴らしい潜在力を持った学生さんが多数来てくれています。

良い方に来ていただけるように、これから真剣勝負で採用面接に望みます!

2012年12月14日 (金)

ネットマイル社からの案内

ネットマイル社がネットリサーチ事業をミクシィに売却されて、ネットマイル自身はネットリサーチ事業から撤退するということは先日お伝えしました。

この件について以下の様なご案内が来ましたので、業界の参考情報としてお送りします。

先日ある会合で、こちらの社員とも直接会って話を聞きました。

ネットマイル社のリサーチ関係者は15人ほどで、全員がネットマイルが作った子会社に移籍して、その会社をミクシィが買ってミクシィの子会社になるのだそうです。サービス継続とはミクシィ子会社としてのことです。

彼らは麹町におりますが、1月には新宿にあるミクシィ本社の近くのビルに転居するそうです。

事業譲渡といえばそれまでですが、働いている社員にとっては青天の霹靂で、皆さんとても戸惑っているということでした・・・

組織は人の集まりで、それぞれの社員の仕事や生活があるので、そう単純なことではありません。

そこで働く人がハッピーになるには組織の going consurn が基本であり、そのために全員がベストを尽くして経営計画を達成し、事業の成長と、適正な利益を確保することが必要です。

厳しい時代ではありますが、当社は関係者全員の幸せのために力を合わせて頑張って行きましょう!

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【ネットマイル】リサーチ事業譲渡及びサービス継続に関するお知らせ
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 お客さま各位

 平素より、ネットマイルリサーチをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

 先日下記プレスリリースにてご案内申し上げました、弊社リサーチ事業のミクシィ社への譲渡について、予定通り2013年1月を目処に実施の運びとなり
ましたので、改めてご連絡申し上げます。

 http://biz.netmile.co.jp/news/press_2012/press_release121102.html

 上記リリースにも記載の通り、譲渡後もミクシィ社と弊社とは協力してリサーチ事業を運営、拡大していく所存でございます。

そのため、現在ネットマイルリサーチにてご提供しております各種リサーチサービスについても、引き続き同内容のサービスをご提供する予定でございます。

今後とも御愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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  ■本件に関するお問い合わせ■
 ・各営業担当
 または
    ・リサーチ事業本部
     TEL  : 03-5211-3102(部門代表)
     E-MAIL : research@netmile.co.jp
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

2012年12月 3日 (月)

JMRAアニュアルカンファレンス2012

121129_1000~001先週の木曜日は、日本マーケティングリサーチ協会(JMRA)のアニュアルkカンファレンス2012に参加して来ました。

毎年、業界の情報収集と、営業ネットワークを目的に参加していますが、今年は参加費を下げたり、会員企業からは1名無料招待したりしたため、参加申込みは600人とこれまでで1番多かったのだそうです。

今年の発表テーマは、ビックデータ、ソーシャル・リスニング、MROC、ニューロ・マーケティングなどでした。そろぞれの概要や動向をざくっと理解できて良かったです。

また、夜の懇親会で何人かと最近の状況の情報交換もできましたが、今年は各社ともあまり調子が良くないところが多いようでした。

経済面は色々な不安要素があって、景気はまだ十分には回復していないんですよね。

こちらのカンファレンスは朝10時から夜の8時過ぎまでの1日コースで、参加費も2万円かかりますが、マネジャークラスの人はネットワーク構築のためにも参加すると良いかもしれません。

また、JMRAの会長はインテージの田下会長がもう8年間も続けてきましたが、最後の会長挨拶で今年を最後に会長を退任すると話していました。

MR業界も少しづつ世代交代が進んでいるようです。

〇JMRAアニュアルコンファレンス2012

http://www.facebook.com/Jmraanyuarukanfarensu2012

2012年11月30日 (金)

ESOMARのアニュアルレポート

ESOMARのアニュアルレポートが発表されました。

JMRAでその抜粋を翻訳して掲載していますので案内します。

MRの国別の市場規模は、米国、ドイツ、英国、フランスに次いで日本は5位ですが、ネットリサーチの比率は40%で、全世界でトップになっているのが興味深いです。

実際にはJMRAの会員企業にはネット系と従来系のリサーチ会社があって、従来型のリサーチ会社がネットリサーチ会社に回収を頼む構造のため、実際には40%もなく30%程度と言われていますので、実態は少し異なるかもしれませんが、1番ネットリサーチの比率が高いというのは興味深い結果です。

そして、日本のネットリサーチは世界で1番安いとも言われています・・・

資料は回覧するので見て下さい。

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■ESOMARのアニュアルレポート抜粋紹介資料(世界のMR市場の概況)掲載

世界のMR市場の概況を示す、ESOMARの資料
「GLOBAL MARKETING RESEARCH 2012」と「Global Prices Study 2012」より
抜粋して内容を紹介する資料(PDF:440KB)を掲載いたしました。

 1.マーケティング・リサーチの市場規模(世界)のトレンド
 2.マーケティング・リサーチの国別 市場規模(日本は5位)
 4.マーケティング・リサーチの売上と広告費の割合
 6.オンラインリサーチの売上比率ランキング トップ10(日本は1位)
http://www.jmra-net.or.jp/trend/international/pdf/mr_landscape2012_J.pdf

2012年11月28日 (水)

ネットマイルのリサーチ撤退

当社も若干お取引のあるネットマイルさんが、ネットリサーチから撤退し、リサーチ事業をミクシィに譲渡することが決まったとの発表がありました。

事業譲渡は2013年1月を予定していて、ネットマイル社がリサーチシステム「ネットマイルリサーチ」を新設分割し、ミクシィが新設会社の全株式を取得する形となるのだそうです。

同社はプロモーションがメインで、リサーチもやるという形を取っていましたが、これからはプロモーションに特化したサービスにしていくということでしょう。

1時は三井物産の傘下に入っていましたが、2年前に三井物産が資本を引き上げて、リサーチ事業を引っ張ってきたY部長も独立したことも影響しているのかもしれません。

下記のニュースリリースは業界情報として見ておいて下さい。

〇ネットマイルのリサーチ事業の譲渡

http://biz.netmile.co.jp/news/press_2012/press_release121102.html

2012年11月12日 (月)

インテージフォーラム

121106_1520~001「インテージフォーラム2012」に参加してきました。

彼らは、ニューロサイエンスや、アイトラッキング、シングルソースによる広告効果測定、など新しい物にも積極的に取組んでいます。実際には2セッションしかプレゼンは聞けませんが、新しい動きに触れる良いチャンスだと考えています。

私はこの4月にドコモさんとインテージさんが作った、ドコモ・インサイトマーケティングの紹介を兼ねた「循環型マーケティング」のセッションを聞きました。

こちらでは、同社のプレゼンの前に、慶應大学の清水教授が「循環型マーケティングとは・・」というテーマで基調講演をしたのですが、ここで発表したのが当社がお手伝いした「ノンアルコールビールのサンプリングとブログ発信調査」(森さん、秋山さん担当)の事例でした。

そして、発表の中で「これはネットリサーチ会社のマイボイスさんに協力をしてもらって実現したものです。実はマイボイスさんのパネル環境に、5万人の聞き耳パネルを構築していて・・・」とかなり当社の宣伝もしていただけました。

ここはインテージさんのフォーラムなのに、先生大丈夫ですか?と思いつつも、しっかり宣伝していただいて嬉しく感じました。

清水先生はギブアンドテイクをしっかりやっていただけるのがありがたいですね。

当社もインテージさんに負けないように、新しい技術やサービスの開発に力を入れて行きましょう!

2012年11月 8日 (木)

予備調査の謝礼ポイント

先日、2つの予備調査に答えました。明らかに「予備調査」であろう内容でした。

1つの調査はコメントも沢山あり、設問も13問ほどあり、かなり時間も手間もかかる内容でした。それでも謝礼は「10ポイント」で、もう1つが「5ポイント」でした。

答えた直後の感想は「これだけ考えながら答えて、15ポイント(15円)かあ。やっぱりちょっと割に合わない感じがするかもなあ・・」というものでした。

これは当社だけの問題ではなく、マクロミルがどんどん謝礼を下げてしまい、他社もそれに追随せざるを得なくなったために、ネットリサーチ全体で抱えてしまった問題です。

それでも当社だけ謝礼を2倍、3倍にすると、仕事が取れなくなってしまうので、思うような改善ができないのが悔しいところです。

ただ、「予備調査の謝礼は、1問=1ポイントで、5問までは5ポイント、設問数は10問以下の簡易な調査に限る」で、「個別調査は、1問=2ポイント」が当社のポイント基準です。

時々この基準を下回るケースも見られますが、この謝礼ポイントは必ず守って下さい。

お客様の予算がなくて安く受注した場合でも、お客様とのやり取りの中で設問が増えてしまった場合でも、それは同じです。

多少プロジェクトの採算が悪くなろうとも、モニターさんとの信頼関係を重視して、「ポイント基準」は遵守するようにお願いします。

 

2012年10月29日 (月)

消費者行動研究コンファレンス

121027_1134~001この週末に慶應大学で開かれた日本消費者行動研究学会(JACS)のコンファレンスに出席してきました。

当社からも黒沢さんや、田中さん、橘さん、野沢さんなど、若手が何人か参加してくれてありがとうございました。

私はもう7年前から毎年この研究会には参加してきましたが、最近は参加者も減ってきて、実務に役立つ発表も少なくなっていると感じています。

以前は600人位の参加者があったと聞いています。でも今年の参加者リストには250人しか載っていなくて、実際の参加者はもっと少ないようでした。

午前中の研究発表では大学院生が学内で取ったN=39のデータで回帰式を作り、優位性のある研究成果が得られたというような発表もありちょっと疑問に感じました。

午後は米国の大学の先生3人による英語によるプレゼンでした。これも始めての試みのようでしたが、企業の立場からするとちょっと距離を感じるものでした。

以前は業務の参考になる発表も沢山あったのですが、もう企業が勉強できる場ではなくなってしまったのかもしれませんね。

JACSの事務局もSPSS社がやってきたので、これもIBMがSPSSを買収した影響なのでしょうか・・・?

 

私はできるだけ社員の皆さんに最新の情報を学んで欲しいと思っていますが、SPSSの秋のコンファレンスはなくなり、JSCSの研究発表もどんどん縮小してしまう状況は困ったものです。

それだけSPSSさんの裏方の役割が大きかったのかもしれませんね。

 

2012年10月19日 (金)

第45回消費者行動研究コンファレンス

当社も会員になっている日本消費者行動研究学会(JACS)の「消費者行動研究コンファレンス」が、来週末の10/27(土)~10/28(日)に慶應大学(三田)で開催されます。

JACSは学者が中心の学会であるため、若干、私達の欲しい情報とずれる内容であることも多いと感じています。

それでも世の中ではこんなテーマや手法が注目されているのか、ということを感じることはできますし、何らかの勉強にはなると思います。

例年11月に開かれていた大規模コンファレンスの「SPSS Directions」も、SPSSさんがIBMに買収されたためか今年は計画されていないようです。

そのため、できるだけこちらのJACSさんのコンファレンスに参加して、新しい情報をインプットして下さい。

研究会の参加費用は、マネジャーに事前申請してもらえば会社に請求してもらって構いません。

下記が今年の開催要領です。10/23(火)まで申込めるそうですのでまだ間に合いますよ!

各自しっかり勉強して下さい!

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■<第45回 消費者行動研究コンファレンス>
■プログラムおよび参加申込受付開始のご案内
■                                  
■<統一論題>
■グローバル化時代の消費者行動研究
http://www.jacs.gr.jp/conference/45.html
***************************************************************

秋の消費者行動研究コンファレンスのプログラムが決定しましたので、ご案内申し上げます。

会員の皆様には、近日中にプログラムを郵送させていただきます。

プログラム詳細、お申込方法は下記URLよりご参照ください。
皆様のご参加お待ち申し上げます。

<第45回消費者行動研究コンファレンス プログラム・お申込み方法>
http://www.jacs.gr.jp/conference/45.html

<開催概要>

開催日程: 2012年10月27日(土)~28日(日)
会場:  慶應義塾大学 三田キャンパス (東京都港区三田)
  http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html

研究会参加費: 4,000円[学生:2,000円]
  ※非会員の学生は、会場受付にて学生証の提示が必要になります。

懇親会参加費: 5,000円

参加申込: http://www.jacs.gr.jp/conference/45.html よりお申込下さい。
参加申込締切: 2012年10月23日必着

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日本消費者行動研究学会[JACS] 事務局   http://www.jacs.gr.jp/
mailto:jacs@jacs.gr.jp
〒103-8510 東京都中央区日本橋箱崎町19-21 (IBM 内)
TEL: 03-5643-5450 FAX: 03-3662-3271 E-mail:jacs@jacs.gr.jp
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2012年9月21日 (金)

回収率(2)

昨日のコメントを書いていて、ふといつの頃からレポートに「回収率」を明示しなくなったのかなと思いました。

郵送調査でも訪問調査でも、何件にお願いして、何件の回収を行ったので、回収率は〇〇.〇%と明示するのがリサーチの常識だったと思いますが、ネットリサーチの世界になってからこの回収率という概念があまり表に出なくなりました。

当社はサービスを始めてから5年くらいは回収率を明記していましたが、

1)回答数に上限を設けている

2)メール到達の件数を把握するのが手間である

3)追加メール等も行うので分母が把握し難い

4)他社は回収率を明示していない

などの理由から回収率の明示をやらないようにしたと記憶をしています。

確かに以前の調査方法よりも、回収率を把握するのが困難であるかもしれませんが、同じ1,000件のデータでも回収率が違えば、その精度は異なるクオリティのものになるのは確かです。

見えない部分ではありますが、調査を実施する皆さんは、やはり回収率に拘り、どうやったらもっと回収率が上がるのだろうか(=データのクオリティを上げられるのだろうか)、ということを意識するようにして下さい。

 

 

2012年8月28日 (火)

カフェグローブの倒産

女性向けサイトの運営会社、カフェグローブ・ドット・コムが8月16日に、東京地裁から破産開始決定を受けました。負債総額は1億800万円で、同社のサイトはすでに閉鎖されています。

1時は社員が40名以上いて、売上も7億円を超えていたのだそうですが、リーマンショック後の厳しい不況と、競合サービスの台頭で、広告収入が激減して、資金が回らなくなったようです。

同社は当社と同じ1999年の設立で、女性情報サイトの草分け的な存在ですし、当社とも若干のお取引のあった会社でしたので驚きました。

会社で1番大切ななことは継続することです。

そのためには成長に向けて攻めることと、毎年の決算をしっかりやってキャッシュの循環を守ることの両方が必要になります。

会社経営とは本当に難しいものです・・・

 

〇カフェグローブの関連記事

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120816/its12081619050001-n1.htm

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120816-00010000-teikokudb-ind

2012年7月20日 (金)

シンクタンクの経営環境

「前職の(財)未来工学研究所は、業績不振のため平成23年3月に全職員の解雇を行い、私自身も離職を余儀なくされました。 」、今回のリサーチャーの求人で50代の応募者からこの様なメッセージがありました。

この方は有名国立大学の大学院を卒業して、30年もこちらのシンクタンクで働いていた方でした。

そして、(財)未来工学研究所は40年以上も前に設立された著名なシンクタンクで、とても優秀な研究員がいて、実績も豊富な印象があったのでちょっと驚きました。

シンクタンクもリーマンショック後の不況と、官公庁の調査予算削減でかなり経営環境が厳しくなっているのでしょうね。

そして、官公庁の受託調査にもネットリサーチが取り入れられて、取引単価も下がってしまったことも1つの要因になっているのかもしれません。

こちらのホームページには業務縮小については何も書いてありませんでしたが、従業員数が40人と以前よりかなり小さくなっていました。

今の日本経済は大変厳しい状況なので、見えないところで色々な不幸なことが起きています。

少なくとも当社はしっかりと経営計画を達成し、健全な収益と財務を確保することで、働く社員の皆さんが困ることなど決して起きないように社長としてベストを尽くして行くつもりです。

たとえ経済環境が厳しくても、皆で協力し合えば乗り越えられないことなどは何もありません。色々と厳しいことや辛いこともありますが、前を向いて頑張って行きましょう!

 

2012年6月13日 (水)

回答水準の違い

あるクライアントさんの「サービス認知度調査」を定点的にお手伝いしています。

そして、このクライアントがフレッシュサンプルでの調査をご希望されているため、自社パネルは使い切ってしまってからは、楽天リサーチさんのパネルでサービス提供を行っています。

先月の調査でサービス認知率は約50%でした。

しかし、このクライアントが別件でマクロミルさんを使っていて、確認のためこのサービスの認知の設問を加えたところ、そちらの回答は約30%で当社よりも20%も低い調査結果が出たのだそうです。そのため、これはいったいどういうこと??という相談が来ました。

50%と30%という調査結果は全く異なるものです。クライアントとしては同じネットリサーチで、同じ対象者に、同じ設問で聞いているのに、いったいどういうこと??、となるのはやむを得ないことです。

そのため、当社としては当社のマイボイスパネルで同じ質問をした時に、どの様な結果が出るかを検証しました。

結果は当社のパネルでも約50%、楽天リサーチのパネルを使った水準とほぼ同じでした。クライアントも安心して、当社のやり方で問題ないとご理解いただいたということです。

良い方向で決着して良かったです。こちらの詳細は、金森さん、田井さんに聞いてください。

でも、マクロミルさんの調査では何故、当社や楽天パネルよりも20%も低い30%の調査結果が出たのか、、、

原因が分らないだけに、疑問が残る結果となりました。

 

2012年6月 7日 (木)

SPSSの事務所移転

日本消費者行動研究学会(JACS)から以下の事務所移転の連絡が来ました。

JACS事務局が移るということは、元SPSSさんの部署も恵比寿から、日本IBMの本社がある箱崎に移るということだと思います。

SPSS社がIBMに買収されて2年ほど経ちますが、事務所も一緒になることで、名実ともにIBMの1部になることが明確になったように感じられます。

SPSSはリサーチに関与している者にとっては身近な存在でしたので、少し寂しい気もします。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■ 事務局(事務取扱)転居のお知らせ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このたび日本消費者行動研究学会 事務局(事務取扱)が下記のとおり
2012年5月21日(月)より転居することとなりましたので、
ご案内申し上げます。お問い合わせいただく際はご確認の上、
ご連絡いただきますようお願い申し上げます。

<新住所> 2012年5月21日(月)より
〒103-8510 東京都中央区日本橋箱崎町19-21(IBM内)
TEL:03-5643-5450 FAX:03-3662-3271

2012年4月 6日 (金)

もう1つの見方

昨日の続きです。

従来型リサーチ会社がリサーチ業務を縮小する、もしくは撤退するという構造変化が起きています。

これまでは収益源であった実査がどんどんネット化して、実査が収益から外注費の経費に変わってしまったのですから、収益が厳しくなるのは構造的なことだと思われます。

でもお客様の中には、色々なリサーチノウハウを持って、しっかりと技術対応して欲しいというニーズを持った方が必ずおられるはずです。

そういうお客様の需要に対して供給が減るわけですので、そこに当社のビジネスチャンスがあるとも感じています。

当社には1番強いとはいえませんが、それなりのパネル環境もあります。

それから技術志向で、リサーチャーがしっかりと対応することで、お客様にご満足いただけるリサーチサービスを提供する、リサーチインフラだけでなく専門サービスを提供するというのが当社の基本方針です。

まだまだ当社のリサーチの技術力は十分ではありませんし、あまり高いとはいえません。

でもこの様な従来型リサーチ会社でしっかりと業務を経験してきた方もお迎えして、当社スタッフも前向きに学習し、色々な業務経験を積んで成長していければ、マイボイスなら安心して相談できるという世界が作れると思います。

そんなフィールドを目指して、当社らしいポジションを作るために今期も努力をして行きましょう!