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2008年2月

2008年2月29日 (金)

行動指針

昨日は吉野家の安部社長の話をしました。社長は会社として何が大切なのかを言い続けることが大事である。「うちはやっていることがまっとうだ!」と社員が思える環境が大切とも仰っていました。

同じ日本マーケティング協会の定例会で、半年ほど前にグッドウィルの折口会長の講演を聞きました。その時はコムスン事件の2ヶ月前だったと思います。介護事業を積極的に進めるとともに、クリスタルを買収して事業が急拡大している時でしたので、エネルギッシュで自信に満ち溢れていました。

その時に、「グッドウィルグループ 十訓」という同社の行動指針が配られました。

・お客様の立場に立て、究極の満足を与えよ

・夢と志を持ち、常にチャレンジせよ

・困難の先に栄光がある、逆境を乗り越えよ

・物事の本質を見抜け、雑音に動じるな

・原因があるから結果がある、公正に判断せよ

・積極果敢に攻めよ、守りは負けの始まりなり

・スピードは力なり、変化をチャンスと思え

・自信を持て、謙虚さと思いやりを持て

・笑顔と共に明るくあれ

・正しくない事をするな、常に正しい方を選べ

素晴らしい行動指針だと思いませんか。私もなるほどと思ってこの紙を大切に取っておきました。

でもその後のコムスンや不法派遣に関する報道を聞く限り、「正しくない事をするな、常に正しい方を選べ」という基準で組織は動いていなかったことになります。

行動基準は形式ではなく、組織の中で正しく理解され、守られてこそ価値があります。皆さんも時々は会社の行動基準を眺めて、自分がその基準で動いているかを考えてみてください。少なくとも当社は「まっとうなことをする!」会社にして行きましょう!

(当社の経営理念)

「生活者と企業のコミュニケーションメディア」として、クオリティの高い生活者情報と専門性の高いコンサルティングサービスで、企業のマーケティング活動を支援し、豊かな消費生活に貢献する。

(当社の行動指針)

・ 常にベストを尽くし、成長に向かってチャレンジする。

・ メンバーと顧客に誠実に対応して、信頼される会社を目指す。

・ 社員の自主性と専門性で、付加価値の高いサービスを提供する。

・ 企業のマーケティング活動を通じて社会に貢献する。

・ お互いの人間性を尊重し助け合う。

2008年2月28日 (木)

吉野家

080219_1232001_2 日本マーケティング協会の定例会で、吉野家の安部修二社長が講演するというので聞きに行きました。「逆境の経営学」というテーマでした。

安部社長は狂牛病で米国産牛肉の輸入が禁止された時に、牛丼の販売を停止しつつも経営を建て直した方です。その厳しい環境の中でどんな思いで会社の経営をして、何を頼りに意思決定をしていたのか興味がありました。

吉野家は110年の歴史のある会社ですが、この狂牛病問題の以前にも、1990年に会社更生法で倒産をするという逆境の時期がありました。それから7年間で借金を返済して、再度上場まで持って行ったという歴史があります。

この倒産をした時に会社に残って支えた30代の社員が、安倍社長を始めとして今の吉野家の経営者になり、京樽等も含めたグループ会社を経営しているのだそうです。

何故、倒産した会社、借金を返すだけの希望のない会社に残ったのか、それは「更生までは役割を全うしよう。身の振り方は会社更生が終わってから考えよう。何が正義なのかで判断した。」ということだったそうです。

安部社長の経営の判断基準は、

1)それはお客様の支持をいただけるか(来客数の推移)

2)収益性の高い事業であるか(15%以上の営業利益率の確保)

だと仰っていました。

また、いつも社員に言っていることは、「お店はお客様のためにあり、スタッフは良い商品とサービスを提供するためにあり、活動目標はお客様に良かったまた来たいと思っていただくことであり、利益はこの活動目標を継続するための手段」だと言います。

当社も同じサービス業ですので、一致しているところが多いと思いませんか。

「会社はお客様のためにあり、社員は専門性と付加価値の高いサービスを提供するためにあり、活動目標はお客様にご満足いただいてまた次も頼みたいと思っていただくことであり、利益はこの活動目標を継続するための手段」と言い換えてもあまり違和感ないですよね。

安部社長のお話は、逆境を何度も乗り越えてきた強さと明るさがあって、とても参考になりました。皆さんも何かの参考になりましたか?

2008年2月27日 (水)

裏方

昨日(2/26)の日経新聞の「経済教室」で、東京情報大学の堂下先生が「多重債務問題解決の方向」というテーマで寄稿されておられました。

上限金利規制強化で融資基準を厳格化するより、カウンセリング機能を充実させる方が効果的である。という主張をされています。

この中で、「著者らの研究グループが07年に実施したアンケート調査でもこのことは明らかである」というコメントとともに、その調査結果から導き出したシナリオを紹介しています。

この調査は野尻さん、森さん、上辻さんが担当して、当社で実施させていただいたものです。そして研究グループの集まりは、当社の会議室で毎週金曜日に夜遅くまで先生方と、当社の社員で打ち合わせを行い、その内容に従って仮説検証したものです。

特に野尻さんが大変な苦労をしながら対応したものですが、その結果がこんな風に沢山の方が目にするメディアに掲載されて嬉しく思います。当社の名前はどこにもなく、堂下先生の研究グループの成果として発表されていますが、当社が「裏方」として果した役割は大きいと思います。

電通さんや博報堂さんといった広告代理店や、マッキンゼーやボスコンといったコンサル会社もみんな「裏方」をきっちり務めているりっぱな会社です。当社もこの様な専門サービスとしての役割をしっかり務めることで、社会的な役割を果たして行きたいと思います。

日経新聞は会議室の前にありますので、興味があれば読んで下さい。

2008年2月26日 (火)

従来型手法

最近は「従来型リサーチ会社」と「ネットリサーチ会社」に区分されることが増えています。確かに従来型のリサーチ会社と、ネットリサーチ会社では歴史や企業体質も異なりますし、市場では「守り」と「攻め」的に捉えられる側面もあります。

ただ、両者とも生活者の行動やニーズを正しく分析して、クライアントのマーケティング活動を支援することがミッションであり、技術的に共通する部分も沢山あります。また、最近は両者の機能が交差してきて、垣根はだんだん低くなっているようです。

当社もグルインやCLT、郵送調査など、定性分析を中心に従来型手法を取り入れて来ました。ただ、従来型リサーチ会社は経営が厳しくなっているところも増え、過当競争の状況にあります。また、不慣れな調査手法を多く取り入れると、全体の生産効率を下げてしまうことも懸念されます。

そのため、「従来型調査手法」の取り扱いについては、以下の2つを基本ルールとします。

1.従来型手法の受注条件は下記の基準とする。

 1)ネットリサーチとの組み合わせ案件であること

 2)お得意様(取引上位30社)からの依頼であること

2.従来型調査の外注管理者(3~4人)を決める。

外注管理の一元化によって、従来型調査手法のノウハウを蓄積して、効率的な案件遂行を目指すということが狙いです。

クライアントのニーズを満たすためには、従来型手法にも対応することは避けて通れません。サービス対応力や柔軟性を訴求している当社としては、ネットリサーチしかできませんと言えない局面が益々増えるでしょう。これらのニーズには前向きに対応して行きます。

ただし、当社のコア技術、コアサービスは「ネットリサーチ」であり、その効率性によって収益を確保していることは忘れてはなりません。従来型調査手法の受注の是非は上記の基準で判断するようにお願いします。

2008年2月25日 (月)

駄菓子屋

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先日、水天宮に行ってから近くをぶらぶら散歩しました。このあたりも下町の風情がある良い街です。夜は何回か飲みに行ったこともあるのですが、昼間に行くのは久しぶりでした。

水天宮の直ぐ近くに昔懐かしい駄菓子屋さんを発見しました。うわ懐かしいなあこの駄菓子と思ってお店に入ったら、感じの良いお婆さんがニコニコしながら店番をしています。駄菓子屋に店番のお婆さんは昔からの定番ですね。何か時間が30年前で止まっているような空間でした。

いくつか駄菓子を買ってお婆さんに会計をお願いしたら、「最近は貴方のような大人の男性が良く買いに来るのですよ。」と話しかけかれました。「妙に懐かしいお菓子がいっぱいですからね。」、「そうなんですかね。やっぱり懐かしいのですかね。」というような短い会話を楽しみました。

皆、仕事などで色々なストレスが溜まっていますので、昔懐かしい駄菓子屋さんに癒しを感じるのかもしれません。こういう駄菓子屋さんが残っているのも嬉しいことですね。皆さんも天気の良い日に下町の駄菓子屋さんを訪ねてみてはどうでしょう。

2008年2月22日 (金)

新メニューPR

「情報発信型リサーチ」をテーマに、博報堂のコーポレートコミュニケーション局で説明会をしました。先方の局会の後で30人以上の方が出席してくれました。

今回ご紹介したサービスメニューは・・・

1)定期アンケートを活用した「メディア情報発信」

2)個別アンケートを活用した「メディア情報発信」

3)ブロガー対象の「行動付随リサーチ」(ネット口コミ発信企画)

の3つです。まだ企画段階ですが何か役に立てばと思います。

CC局は企業ブランドPRの専門部署ですが、ご担当者から「局員ほぼ全員に直接御社のことを伝えることができまして、さまざまな反響がありました。直接問い合わせ等行くことがあるかもしれませんが、ぜひともよろしくお願いいたします。」という連絡をいただきました。

今回は小池さんがお客様から聞いたヒントから企画をして、毎月1回送っている「Business News」での紹介が切っ掛けでプレゼンの機会をいただきました。こういうPRのチャンスがあれば、どんどんやっていきたいと思います。

何かPRに繋がる情報があれば、是非、教えて下さい。

2008年2月21日 (木)

小さなミス

マネジャー会議で、「案件で追加サンプリングにミスがありました。ただ、追加部分だったのでお客様の方も納得してくれ、大きな問題にはなっていません。」という報告がありました。

小さなミスや、大きなクレームでないから大丈夫ということではありません。食品会社が「ほんの数ケース賞味期限切れの商品を出荷してしまいました。」というのと同じです。小さなミスが続くと大きなお得意先を失う原因にもなります。小さなミスの発生をあえて大きなこととして捉えて、原因潰しに組織的に取組んで行きましょう。

人間は機械ではありませんので誰でも必ずミスをします。一生懸命にやっていてもミスは起こるものです。それは個人を責めことではありません。ミスを減らすのは組織的な取り組みしかありません。そのために機械化を進めたり、重複チェックのルールを決めています。

現場で案件を持つと色々なことがあり、作業を急がなければならない状況も良く分かります。ただ、当社のサービス品質を守り、お客様の信頼を築くため、忙しい時でも「2人以上で必ずチェックする」というルールは必ず守って下さい。

これは大切なことですので、徹底するようにお願いします。

2008年2月20日 (水)

案件数

昨日は若手の皆さんにフロント業務などに挑戦してもらいたいという話をしました。これは会社の生産力を上げるため重要なことだと思っています。

今期のリサーチャーはR1とR2の合計で9名で、業務が増えた時に服部さんや野尻さんが入ってもやっと10名という状況です。以前は12名でしたので、生産人員は増えていますが、フロント人員は若干減っています。

現在の生産人員は27名です。過去の生産実績から計算すると5千万円/月の生産キャパが想定されますが、今は皆で頑張って4~4.5千万円という状況です。この原因は、まだ経験の浅い社員が多いことと、フロント人数の不足が大きいと考えています。

私の経験では、1人が並行してマネジメントできる案件は4~5本だと思います。私も忙しい時には10本以上を担当することもよくありました。何人かに手伝ってもらっているのですが、何時もあれがどうなっているのか、何か忘れていることがないかが気になって、とっても不安で大変だったのを覚えています。

ある時に読んだ本に、大脳生理学から見ると1人が同時に把握できる物事の数は「4つ」だと書いてありました。なるほど「4~5件がボーダー」という感覚は、私の経験とか能力ではなく、人間の脳の特性から来るものなのかと妙に納得したものです。同時並行の案件が6つや7つになると全ての案件が見え難くなり、ミスを誘発する原因になります。

1人のリサーチャーが4~5件の案件に取組んでも、すべての引き合いに対応でき、利益の出る売上が確保できる生産体制を作ることが求められます。

会社の生産力を上げることだけでなく、リサーチャーがお客様に満足いただく高い品質のサービスを提供するためにも、フロント人員を増やすことが急務と考えています。

2008年2月19日 (火)

ストレッチ

仕事を覚える時には、ちょっと難しい仕事、ちょっと大変な仕事に挑戦することも必要です。自分で無理なく出きると思える水準の120%くらいで、何とか頑張れば手が届くかなと思えるあたりで頑張るのが丁度良いと思います。

当社ではこの春から夏に入社した若い社員が入社半年を過ぎて、徐々に戦力になってきました。この若手の皆さんに少しストレッチをしてもらい、より難しい仕事やフロント業務に挑戦してもらうことで、会社の生産力と対応力を強化したいと思います。

服部さんや野尻さんがサポートすれば、うちの若手社員であれば十分に良いサービスが提供出きると思います。また、お客様のお仕事をするという緊張感や、お客様から直接評価いただくことで気付くことや、成長することも沢山あります。若手の成長にとってもフロント業務を担当することは大切です。

ただし、R3の若手社員がフロント業務にシフトすると、サポート業務をやる人がいなくなるという課題が生じます。特にR1、R2のリサーチャーの方にとっては、業務を頼める人がいなくなるのでは、と不安に思われている方もいるでしょう。この部分は早急に契約社員やアルバイトの方を採用して、今までのオペレーション業務に支障がないように環境整備を進めます。

2週間ほど前からアシスタント募集の求人広告を出したところ15人ほど応募がありました。先週から数人の方と面接をして、2名に内定を出しました。こちらは引き続き募集を続けます。

若手の皆さん、少し上の仕事、難しい仕事へのチャレンジをお願いします!

2008年2月18日 (月)

同窓会

0802 高校の30年会という同窓会に出席しました。私が高校を卒業してからもう30年なんだそうです。ちょっと驚きですがこれも1つの節目なのかなと思って行ってみることにしました。

卒業式で「じゃまたな!」と言って分かれてから30年ぶりに会うやつがほとんどで、30年という時間の長さを実感させられる集まりでした。あの時のお前がこうなったのか、「使用前、使用後ゲーム」みたいなもので、すごい意外性と驚きの連続でした。

私の高校は男子校で卒業生は300人以上いたので、最初はほとんど誰だか分かりませんでした。でも顔と名前を見て話をすると7割位は思い出します。あんなに悪かった奴がこんなに丸くなったのかとか、あんなにかっこ良かった文学青年がこんな親父になったのかとか、相変わらず目だって存在感のあるやつだなとか色々です。

職業も銀行員や新聞記者、建設会社、公務員、歯医者、造園業、割烹店経営、福祉施設経営、住職、神主など様々でした。皆この30年で色々あったんだろうな、それぞれの人生の歴史の重みが滲み出ている顔をしています。その夜は12時まで飲んで話して、人生を振り返って妙にしみじみしちゃいました。

人生は前を向いて歩いていくものですが、時々は自分のルーツに立ち戻って考える時間も必要なのかもしれません。同じ年齢の元紅顔の青年達を見ながら、家族と仕事をかかえて一生懸命に生きている仲間を見ながら、自分も頑張らなければと改めて感じた1日でした。

2008年2月15日 (金)

大仕事

永森さんが1年間の予定で産休に入ります。3月末が出産予定日とのことですので、元気な赤ちゃんが生まれるのを待ちたいと思います。

永森さんは皆も知っての通り、当社で1番の頑張り屋です。会社が出来て2年目のまだ社員が数名のころから、7年間もリサーチャーの中心メンバーとして活躍してくれています。

色々大変な時も絶対に逃げず、いつも1番大変な仕事を率先して引き受けて、粘り強く、黙々と対応してくれています。そして、その技術力と責任感の強さ、お客様対応の的確さから、多くのお客様から信頼をいただいています。永森さんは当社のリサーチャーのあるべき姿であり、お手本だと思っています。

そんな永森さんがお休みになるのですから大変です。私もそうですが、リサーチャーの皆さんにとっても不安が大きいと思います。でもこういう時だからこそ、周りの皆が背伸びをして、しっかりカバーし合うことが大切です。

また、彼女が出産と仕事を両立できれば、他の女性社員にとっても励みになるでしょう。今でも安井さんが復帰して両立しておられますが、リサーチャーでは彼女が初めての挑戦です。会社としてもできるだけの支援と協力はするつもりです。

永森さんが「大仕事」に専念できるように、皆でしっかりやって行きましょう。

2008年2月14日 (木)

生産性向上

マクロミルの売上と従業員数(207人)から計算すると、1人あたり250万円/人月の売上をこなしています。当社は約100万円/人月ですから、1人あたりの売上は当社の約2.5倍もあることになります。

30%の経常利益率はこのあたりから来ています。彼らの積極的な営業活動や、システム化やマニュアル化による生産効率の高さは見習わなければなりません。

ただ、彼らは「回収・集計」の売上が9割を占めており、調査設計やレポート作成を行う「分析サービス」は9%とかなり限定的です。当社は設計やレポートの案件が50%強もあって、高感度や目利きといった複雑な分析にも取組んでいます。

こちらからも当社の方が労働集約的で、リサーチノウハウの求められる業務であることが分かります。単純に彼らが2.5倍の生産性があるということではありません。

しかし、彼らとは競合関係にありますので彼らは彼らという訳には行きません。同社が強みとする「回収・集計」でも、きちっとした品質のサービスを提供するとともに、当社が強みとする調査設計や分析、レポーティングの部分で、常にサービスレベルを上げて競争優位を保つことが必要です。

リサーチのノウハウや、サービス対応力では負けないということが、当社の立ち位置だと思っています。そのためには、営業もリサーチャーも、各自がリサーチや分析の専門性とノウハウを身に付けるとともに、責任感とサービス精神を持ってお客様に対応してほしいと思います。

「マイボイスだから安心して重要な仕事も任せられる。」と言ってもらえること、お客様の満足度がどの会社よりも高いことが、当社のゴールだと考えています。皆もそんな気持ちでスキルアップを目指し、毎日の業務に取り組んで下さい!

2008年2月13日 (水)

他社動向

マクロミルの12月中間決算が発表されました。単体の業績は売上3,026百万円(前期比113%)、経常利益963百万円(前期比107%)となっています。

売上の内訳は、「自動調査サービス」と「カスタマイズリサーチ」を合わせたいわゆる「自動集計サービス」が全体の8割強で、「集計サービス」が6%、調査設計やレポート作成等の「分析サービス」が9%という構成です。

普通に見ると2桁増収で、経常利益率が32%と素晴らしい成績です。ただ、昨年度の前年比は売上が123%、経常利益が110%でしたので、成長率は下がり気味で、株価はかなり厳しい評価になっています。上場会社は市場の評価を常に考えなくてはいけないので大変です。

おそらくマクロミルの数字から見ても、ネットリサーチ市場の伸び率は低下していると推察されます。しかし、彼らは当社の10倍の規模で13%の伸びを確保しています。当社の売上水準で「ネットリサーチ市場は飽和状態でもう伸ばせない。」ということは絶対にありません。

今後もしばらくはネットリサーチ市場は10%台の成長が続くと見られます。早く生産体制を強化して、積極的な営業提案が行えるようにしたいと思います。

働く社員が「このままで良い」と思ったら企業は衰退します。今の仕事のままで良いと思ったら個人の技術力や仕事力は伸びません。

社員個人が成長し、会社も成長する中で関係者がハッピーになれるということを忘れずに、前向きに考え行動して行きましょう!

2008年2月12日 (火)

湯島聖堂

080130_1504001 私の甥っ子が高校受験なので、お守りを買ってあげようとお昼休みに御茶ノ水の「湯島聖堂」に行きました。会社からだと片道15分位かかるので、ビスケットだけ食べて急いで向かいました。

湯島聖堂は元禄時代に5代将軍の徳川綱吉に建てられた「孔子廟(こうしびょう)」なのだそうです。祭っているのは儒教の創始者である孔子です。皆さん知っていましたか?私は合格祈願で有名なので、湯島天神と同じ菅原道真を祭っているのだとばかり思っていました。

入口にはこんな大きな孔子の銅像があり、傍らにある説明を読んで初めて孔子を祭っていることを知りました。そうか菅原道真じゃないのかと思いながら正門を目指しました。

しかし、そんな勘違いをしている参拝者を嫌ったのか、その日は工事中で中に入ることができませんでした。この受検直前のタイミングで閉鎖するとは神様も気まぐれですね。

妻に話をしたら「そんな不吉な話しはしないほうが良い」と言われました。叔父さんとしてはお守りを求めてもう1度行くしかなさそうです。ただ、この距離はメタボ対策に丁度良いかもしれません。誰かお昼休みにご一緒しませんか?

2008年2月 8日 (金)

リテールサポート

皆さんは日本アクセスという会社をご存知ですか?

日本アクセスさんは、雪印アクセスと、西野商事が昨年合併して出来た伊藤忠グループの食品卸の会社です。食品卸業界で3位、従業員は3千人以上で、売上は1兆3千億円もあります。雪印アクセスは雪印グループが品質問題で経営難になった時、伊藤忠商事さんが買収した物流会社でした。

ここの旧知の常務さんから年末に相談があると呼ばれました。お話を伺うと、売り場や棚割り、販促企画などの提案が増えていて、リテールサポートを強化しているのだそうです。そのために、生活者情報の分析が不可欠ということで、何か一緒にできないかというお話でした。

最近の流通企業は、卸売企業やメーカーにPOSデータも開放して、各社に売り場を企画提案させて、一番良い提案の会社にそのカテゴリーの売り場を任せるケースが増えているのだそうです。そのため、卸売会社もマーケティング情報の分析力が求められています。

今週3度目の集まりがあり、数社の関係者で「何かできないか」と意見交換をしましたが、このあたりに面白いビジネスチャンスがあるように感じます。これからも継続して打合せを続けることになりましたが、リテールサポート分野で何か新しいビジネスが作れないかと考えています。

何か良いビジネスアイディアがあれば私までお願いします。リテールサポート、ちょっと面白い分野かもしれません。やはりこれからは企画力と、行動力、技術力の勝負です!

2008年2月 7日 (木)

プレゼン

金曜日の午後に野村證券さんと住友生命さんの調査結果のプレゼンに同席しました。両方とも出席者は10人ほどと多く、2つとも新井さんがプレゼンターでしたので大変だったと思います。まずは新井さんお疲れ様でした。

私も色々なプレゼンを経験しました。相手が1~2名のこともありますし、関係者を集めるというので行ってみたら50人近くが待っていたこともあります。上場企業の経営会議で役員全員の前で1人で頑張ったことや、業界団体の委員会で各社の社長や役員の前で説明したこともありました。

特に大規模なプレゼンでは、どんな人がいるのか、どういう展開になるのか、どんな質問が来るだろうか、満足してくれるだろうか、などと考えるととても緊張するものです。そして、その評価や反応によってその調査結果の使われ方や、次の展開も決まりますので、プレゼンはとても重要なステージです。

私もその時々はすごく緊張して、大きなプレゼンの前にはトイレで吐きそうになったり、何度も顔を洗って緊張をほぐしたりしました。でも今から振り返ると、プレゼンは自分達にとっての「晴れ舞台」なのかもしれません。

それまでコツコツ長い時間を使ってやってきたことを、自分の言葉で沢山の人に伝えることが出来る時間です。見方を変えるとなかなかできない貴重な時間なのだと思います。

私の経験からプレゼンをうまくやるコツは・・・、

1)前日までに事前準備を十分(1時間位)にやっておく。

2)説明の展開を考えて、説明時の成功イメージを作っておく。

3)内容にメリハリを付けて、全部を説明しようとしない。

4)ゆっくり話す。次に行くときに一定の間をおく。

5)キーマンの反応を見ながら展開や時間を調整する。

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というところでしょうか。でもこういうテクニックの他に・・・

1)自分は一生懸命にこの仕事をやったという自信を持つ。

2)この結果がお客様に役に立ってほしいと一生懸命に考える。

3)お客様は良い人ばかりで、悪い人はいないと考える。

4)お客様はこの結果を必ず喜んでくれるはずだと信じる。

5)楽しく有意義な場にするためニコニコして報告する。

というようなメンタルな面が重要だったりします。これまで私も4~5百回位はプレゼンをしたと思いますが、結果的には嫌な思いをしたことはほとんどありません。

皆さんもこれからプレゼンの機会が増えると思いますが、準備をきちんと行ったら、後は自信を持って「晴れ舞台」を楽しんでほしいと思います。

2008年2月 6日 (水)

代理店営業

広告代理店3位のアサツー・ディケイ(ADK)さんと打ち合わせをしました。私と河端さんで夏から当社の定期アンケートを同社のイントラに掲載することを提案して来ましたが、6回目の訪問でやっと春に実現することになりました。これで同社からの問合せが増えて、営業の機会が増えればと期待しています。

ADKさんは3年ほど前までは月1本位お仕事を頂いていましたが、最近は年に1、2件まで減っています。このところはマクロミルさんの独断場になっていると聞いています。何人かの方にその理由を伺ったところ、とにかく毎日営業が来るというのが1番で、もう1つは自動集計ツールが使いやすいからだと言います。

ところが、今回聞いた話では、最近はヤフーVIさんがマクロミルさんの取引額を抜いたのだそうです。それは、ヤフーVIさんが専任の営業マンを3人も置いて、常に身近にいて相談しやすくなったからだと言います。営業のやり方次第では、岩盤と思えたお客様も変わるのだと改めて思いました。

当社の人数だとなかなか毎日訪問という訳にも行きませんが、もっとコンタクトを増やすことが代理店さんとの取引に必要なのは明らかです。そのためにも、「定期アンケートのイントラ掲示」などを推進して、コンタクトを増やす仕組みを作りたいと思います。

今回はADKさんとの話でしたが、長谷川さんのアプローチで東急AGCさんとも話ができることになりました。これからルートを探して、電通さんや博報堂さんにも話を持って行ってみます。定期を活用した販促と、営業訪問の強化で、代理店さんとの取引増加を狙いたいと思います。

2008年2月 5日 (火)

入札結果

内閣府から連絡があって入札に参加しました。小池さんが対応してくれましたが8社中5位で落札できませんでした。

1位はE社の155万円で、次いでC社165万円、3位Y社215万円、4位M社225万円、5位当社234万円、6位N社348万円、7位S社500万円、8位I社625万円という結果でした。当社の価格は粗利を40%まで下げて利益を出すにぎりぎりの線で入れました。これで負けたのなら止むを得ません。

1位のE社はオプトインメール広告の会社で、リサーチ案件でコンペになったのは始めてです。上場会社なのでIRを調べたら、今年は売上がかなり減っていて大きな赤字が出ています。今回は利益度外視で入れたのかもしれません。

2位のC社や4位のM社もネットリサーチの会社ではありません。ネットリサーチ会社は3位のY社、5位の当社、6位のN社、8位のI社の4社でした。

ネットリサーチ会社同士の価格競争も厳しいですが、業界以外の会社が極端に安い金額で応札してくるのは困ったものです。オプトインメール広告をやっている会社が、内閣府が求める世論調査の仕事にちゃんと対応できるのでしょうか?このあたりはちょっと疑問です。

税金ですから価格競争は必要ですが、入札条件などをもっと厳格にしてリサーチのクオリティが担保できる企業の競争になってほしいと思います。官公庁も何回かネットリサーチを経験するうちに、このあたりの事情を理解してくるでしょう。

これまでシンクタンクが対応していた官公庁調査もネット化される動きが強まっています。この分野はシンクタンク出身の当社の強みが発揮できますので、積極的に対応して行きたいと思います。

2008年2月 4日 (月)

earth

Photo 5年生の息子と映画「earth(アース)」を見に行きました。46億歳の地球の様々な場面をとても壮大に、迫力のあるう美しい画面で表現した素晴らしい映画でした。そして、色々なことを考えさせられる映画でした。

最初は北極圏の白熊が、温暖化で氷の薄くなった環境の中で翻弄されるところから映画が始まります。これまでは北極の氷の上でアザラシなどを捕食して生きてきた白熊ですが、氷が薄くなり氷が割れて何度も海に落ちながら陸地を探して泳ぎまわる姿が撮られています。このままの温暖化が進むと2030年には白熊は絶滅するのだそうです。

ザトウクジラは出産後に地球を半周してオキアミの沢山ある南極を目指します。アフリカの大地ではインパラを捕らえるチーターや、像を沢山の群れで襲うライオンなども写されていました。すべてがノンフィクションで、凄く迫力があり、どうやってこんな映像を撮ったのだろうと感心させられました。

最近嫌なニュースが多いですし、日常生活でも色々悩ましいことが沢山ありますが、地球で暮らしていることを少し感謝したくなるような映画です。

息子は映画を見た後で、白熊のために電気を小まめに消してティッシュも節約すると言っていました。映画好きの金森さんも感動したと言っていました。

是非ご覧になってください。かなりお勧めの映画です。

(アース) http://earth.gyao.jp/

2008年2月 1日 (金)

パネルの実力

現在、マイボイスに登録いただいているモニターは約26万人で、アクティブは20万人ほどです。営業提案やサンプリングの時に、もっと当社のパネル数が大きければ良いのになあと思われることも多いと思います。

モニター募集をどうするかは、広岡さんを中心に、岡島さん、明石さん、高井の4人で月に1~2度集まって対応策を検討しています。もっとモニターを増やすため色々とやっていますがこの半年はほとんど横這いの状況です。

1番の原因はモニターの重複登録と回収率の低下を防ぐため、ポイントサイトからの募集を止めたことが影響しています。ポイントサイトから登録すると、登録するだけでアフリエイトの予算の半分位(50円ほど)が貰えるため、フリーメールを沢山(ひどい人は200本も)取って、プログラムで自動登録させる人がいます。これで1サイトから1万円を稼ぐわけです。そして全くアンケートには答えません。(困ったものです)

ポイントサイトからの募集を止めた結果、重複登録はほとんどいなくなりましたが、今度は人数が集まりません。これをアフリエイトの契約先を2社から6社に増やしたり、退会処理の前にポイント付加のメールを送ったりというような対策を打っているところです。

ただ、当社の26万人のパネルをあまり過小評価すべきではないと思います。例えば1番パネル数の多いネットマイルは360万人と公表していますが、最大回収数は20万人ほどです。楽天も同じようなものです。当社は8万人の回収ができるので、実力的には人数差の14倍ではなく、2~2.5倍の差といえます。

今後もパネルの拡充や、提携パネルに取組んで行きますが、他社パネルの実力も念頭におきながら、営業提案やサンプリングに取組んで下さい。またモニター増強やアクティブ向上に役立ちそうな対策があれば広岡さんまで連絡下さい。

パネルの状況は適宜ブログでも紹介していきます。