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2008年5月

2008年5月30日 (金)

自分探し

2月までアルバイトをしてくれていた平下さんと飲みに行きました。

彼は大学院を出てあるシンクタンクで5年ほど働いてから、何社かでアルバイトをしながら「自分は何をすべきなのか」を考えていました。そういう意味で私が20代の中頃に放浪した時と同じなので気持ちは良く分かります。真面目に自分の人生を考えている人ほど、そういう「自分探し」の時間を必要とするのかもしれません。

頭で考えるのと実際にやることでは開きがあって、一生懸命に考えても分からないことが沢山あります。私も若い時に少し寄り道をしてそのことに気付きました。実際は自分が好きなこと、得意と思うこと、ちょっとだけ強いと思うことに拘ってやっていくしかないんでしょうね。

彼も2年近く考えてあるコンサル会社で働くことを選択をしました。当社でアルバイトをしてもらったのも何かのご縁と思うので、これからも頑張ってほしいと思います。

2008年5月29日 (木)

菖蒲

080521_1255001 R2の田中さん、高橋さんを誘って得意の「皇居ランチ」に行きました。もうだいぶ暖かくなり、清々しい季節なので「皇居ランチ」にもってこいです。

今は菖蒲(あやめ)とツツジが綺麗に咲いていました。お弁当を食べてちょっと散歩しても1時間で間に合いますので、お昼休みのリフレッシュに如何でしょうか。

「皇居ランチ」をご希望の方は高井まで。お昼のお弁当代を浮かせたい人でも喜んでご案内しますよ!

2008年5月28日 (水)

5回のなぜ

先日ある講演でトヨタの「結果の検討と5回のなぜ」という話を聞きました。

これはトヨタのQC活動を推進して副社長まで務めた大野耐一さんの話です。5回「なぜ」を繰り返し、トラブルの原因を問い、問題の根源までたどり、なすべき方策を明らかにする。」のだそうです。

例えばこんな感じだそうです。

①なぜ機械が止まったのか→電圧がかかりヒューズが飛んだから

②なぜ電圧がかかり過ぎたか→ベアリングの油が足りなかったから

③なぜ油が足りなかったか→油さしポンプが十分動かなかったから

④なぜポンプが動かなかったか→ポンプのシャフトが磨耗したから

⑤なぜシャフトが磨耗したか→ストレナーがなく金属カスが入ったから

(改善策)ではストレナーを付けて金属カスの混入を防ぐことにしよう!

トヨタはこの様な検討が現場にまで徹底されていて、小さなミスやトラブルでも必ず「5回のなぜ」を行って具体的な対策を取ることで、高い品質と生産性を実現しています。

あの巨大会社のトヨタでもこの様な地道なQC活動を続けています。当社はまだまだ改善すべき事が沢山あります。何かミスが起きた時は「5回のなぜ」を繰り返して、具体的な対策が出るまで検討を進めて下さい。

各部署での取り組みをお願いします。

2008年5月27日 (火)

埼玉サッカー

さいたま市というと浦和レッズを始めとして、サッカーが盛んな街です。このサッカーが埼玉で始まって今年が100年目です。

でも埼玉のサッカーが始まった背景を知る方は少ないでしょうね。実は前の監査役の細木さんのお祖父さんが、明治41年に埼玉師範学校に着任し、蹴球部を創設したのが始まりなんだそうです。

細木さんから、さいたま市の広報からこんなメールがあったと連絡をいただきました。

Dsc00853_3Dsc00857 「さいたま市では、「埼玉サッカー100周年記念事業」の広報の一環として、事業の協力者であるさいたま市の2つのJ1チーム(浦和レッドダイアモンズ・大宮アルディージャ)に依頼し、両チームのホームゲームで ご祖父 細木志朗様と埼玉師範蹴球部の写真を使ったPR映像を年内いっぱい放映し、市の内外に埼玉サッカーが100周年であることを先日、広報いたしましたので、取り急ぎご報告させていただきます。」

こちらの写真の中央で黒い服を着ている方が細木さんのお祖父さんだそうです。お祖父さんが埼玉サッカーの創始者というのもなかなかカッコ良いですね。

2008年5月26日 (月)

新卒採用

今年は3月から09年度の新卒採用を始めました。会社説明会などで沢山の方に協力いただきありがとうございます。まだ途中段階ですが、気になっている方もいると思うので途中経過をお伝えします。

現在、内定を出している人は3人(男性1人、女性2人)です。もう1人有望な方がいて来週2次面接の予定をしています。今のところの内定者はすべて社会学とマーケティングを専攻していて、何らかの形でリサーチやデータ分析を経験しています。

皆さんとても優秀で、1次面接の後にリクルートのSPIテストを受けてもらっていますが、能力指数が上位5%に入っているような頭の良い方ばかりです。人間性もよく、適性的にも優れているので将来の戦力として大いに期待しています。

まだ最終的な顔ぶれはまだ分かりませんが、来春にはできれば3~4人の新人を迎えたいと考えています。内定者にはこれから社内のイベントなどに招待しますので、フレッシュな面々に会えるのを楽しみにしていて下さい。

2008年5月23日 (金)

収益マインド

当社はサービス業ですが、業態は製造業と似ています。モニターの方々のご意見を仕入れさせていただき、それをリサーチャーという技術者が「加工」してお客様に提供しています。定期レポートの様に当社の規格で製造したものもありますが、大半はお客様のご要望を聞いて受託生産するので「設備メーカー」に近いかもしれません。

当社の工場はRGです。ここの技術と生産力がしっかりしないと会社はどうにもなりません。営業が頑張って仕事を取っても生産が間に合いませんし、不良品が出るとその回収や対応に追われるばかりで、信用も低下する悪循環になってしまいます。そういう意味で当社の工場であるRGを充実させることは、会社全体を安定させることだと思っています。

前にも何度か書きましたが、昨年度の上期にかなり生産体制が弱体化しました。昨年度の4月の生産人員は20人の減員スタートで、十分に仕事がこなせない厳しい状況にありました。

また、固定費も増えていたため、生産力と損益分岐点が近づいてしまい、皆が頑張ってもあまり利益が出せない構造になっていました。頑張ってもそれに見合った成果(利益)が出ないというのは空しいですよね。

私もこの頃は辛かったのですが、1)RGの生産体制を強化することと、2)少し肥大化した固定費を下げれば改善できると考えていました。そして、この1年で生産人員は28人まで強化しましたし、イーズへのシステム投資も生産性を高める要因になっていると思います。

生産力は「人数×時間×稼働率×能力(技術・経験)×システム力」的な性格ですから、人の数だけでは何とも言えませんが、新しい人達も成長しているので、前期より生産キャパが大幅に増えているのは間違いありません。

さらに、色々な工夫で固定費も1割近く削減し、ポイントの見直しで利益率を3%上げる対策も取りました。目には見えにくいですが、今期はかなり収益の出しやすい構造になりました。

あとは「Just Do it!」の精神で計画を実行すれば必ず良い成果が得られます。営業もリサーチも目線を上げて、収益マインドを持って、各自の仕事に取組んで下さい。

2008年5月22日 (木)

VCの仕事

ベンチャーキャピタル(VC)という仕事もネットベンチャーの成長によって注目されるようになりました。私が大学を出る頃はそういう業種自体知りませんでしたが、最近ではかなり人気の職種なのだそうです。

VCの仕事は電話営業でベンチャー企業の社長と面会して、自社と自分を売り込むことです。そして、先方の会社と社長の見極めをするということです。担当者と営業アポを取るのも大変なのに、忙しくて癖の強いベンチャーの社長のアポを取って自分を売り込むわけですから、とってもハードな営業です。

当社も伊藤忠テクノベンチャーズ(ITV)、野村證券系でVC最大手のジャフコ、それからみずほキャピタルの3社から出資をいただいています。その切っ掛けになったのが、ジャフコの担当者が営業電話をしてきてたことでした。この時の担当者が大河原さんでした。

彼はとても真面目で人間味のある男で、私と気が会うところもあり、当社の担当を離れてからもお付き合いが続いています。先日も1年ぶりに飲みに行きましたが、今はジャフコを辞めて従業員が70人の中小メーカーの常務となっています。

VCで働いている人は、独立して会社を作るか、ベンチャーの経営者に転出する人が多いそうです。彼の同期も9割は同社を辞めて何らかの形でベンチャーに携わっていると聞きました。そういう面ではなかなか面白い仕事のようです。

「調子はどう?」と聞くと、「いやー、中小メーカーの経営は思っていた以上に大変ですね。株主として関わるのと全然違いますよ。でもやっと慣れてきましたけどねえ。」と彼らしい笑顔で話してくれました。「そうか、うちもねえ・・」、私よりも10才も若い経営者ですが、これからもプライベートな付き合いは続きそうです。

会社を経営していると色々な人との出会いがあります。そして、色々な立場や職種の人と、仕事を離れた人間関係が生まれるのも楽しみの1つです。色々なお付き合いを大切にすると、ちょっと肝臓に厳しいこともありますが、頑張って?飲み続けたいと思います。

2008年5月21日 (水)

ベンチャー

昨日、クロスマーケティングの五十嵐社長と会食したことをお伝えしました。この席にリサーチパネルの佐野社長も同席してくれました。

佐野さんとは前にも1度お会いしましたが、ゆっくり話をするのは始めてでした。五十嵐さんが34歳と若くて驚きましたが、佐野さんは更に若くて29歳でした。ちょっと驚きでしょう。興味があったので佐野さんが何故、リサーチパネルの社長をやっているのか聞いてみました。

彼は大学で情報工学を専攻し、その頃から「自分は絶対にベンチャーで働いて起業する」と考えていたそうです。それでITベンチャーを回って、今のECナビの前身の「アクシブドットコム(懸賞サイト運営)」に入社しました。当時はアルバイトを含めて10人弱で、マンションの1室で細々とやっていたそうです。

そんな会社に入社を決めたのは1回の面接で社長が「よし佐野さん明日から来てくれる?」と即断即決したので、こういうスピード感が良いと思ったからだといいます。最初は学生のインターンで給与も月2万円だけで、よく徹夜で働いたと言っていました。

そんな同社に五十嵐さんから「ネットリサーチを一緒にやらないか。仕事は全部自分が取って来ますから」という話があり、それを佐野さんが担当したのが同社の始まりです。2人ともマーケティングリサーチのことなんて何も分からないので、とにかくお客様の要望に応えて行くことでやって来たと言っていました。

「何も分からないけどやってみる」、「とにかくお客様の要望に応えてやっていく」、そんな気持ちで新しいフィールドに挑戦している人達がいる。こういう感覚って自分達も失ってしまってはいけないと思います。分からないこと、新しいこと、難しそうなことに挑戦しないと新しい価値は生まれませんし、新しいフィールドに挑戦することで成長できることや、満足できることもあることは確かです。

私はマイボイスは今の事業内容と規模でずっとやってく会社ではないと思っています。この数年は組織や体制の「形式を整備すること」に注力するあまり、ちょっと大人しく成り過ぎたと、彼らと話していて感じました。もちろん無茶、無謀をするつもりはありませんが、常に新しいことに挑戦すること、変わることの大切さは忘れずにやって行きたいと思います。

変わること、ちょっと大変なことにも挑戦することを、皆さんも心がけて下さい。

2008年5月20日 (火)

競合社長

クロスマーケティングの五十嵐社長と初めてお会いして食事をしました。同社は5年前の2003年に設立したネットリサーチ会社ですが、既に社員が120名まで急成長しています。

彼らは営業力が強く、電通グループへの食い込みに成功したのが急成長の要因と聞いていました。「すべては顧客の満足のため」、「速さ・正確性・安心感の品質が第一」、「昼夜を問わずクライアントと時間を共有する使命」等のポリシーを掲げる五十嵐社長に興味がありご紹介いただきました。

驚いたのは五十嵐社長の若さです。29歳で起業してまだ34歳です。その前はあるVC(ベンチャーキャピタル)に勤務していて、最初から起業することは決めていたそうです。

特にリサーチやマーケティングに興味があった訳ではなく、マクロミルの成長を見てこれなら可能性があると思って参入したようです。「私はお客様から喜ばれる事業になるなら、ラーメンのチェーン店でも何でもやりたい。」と話しておられました。

その面ではリクルートの人達が始めたマクロミルと似ています。1つ違うのは同社は当社やマクロミル、インフォプラント、インタースコープといった会社が4年くらいやって、ネットリサーチ市場がある程度できてから参入したということです。

彼らの営業資料などがよく出来ていることを聞いたら、各社の資料を取り寄せて良い所を取り入れて作ったと言います。手探りではなく、先行事例を徹底的に調べて活用することで効率化を目指す戦略です。

もう1つの効率化がパネルを自社構築でなく、ネットコミュニティを持っている企業との協業にしたことです。何社かにアプローチした結果、ECナビの協力が得られることになり、同社とのJVでリサーチパネルというパネル運用会社を作りました。

そして、「営業力」、VCの仕事はベンチャー社長のテレアポを取って自社と自分を売り込むことです。五十嵐社長は「私はテレアポの新規開拓が1番好きです。」と言っていました。同社はとてもハードな営業を行っています。やはりベンチャーが成長を続けるには「新規開拓の営業力」を磨くしかありません。営業の皆さん、うちも負けないように頑張りましょう。

彼らは目指す方向性も異なりますし、顧客対象が異なるので今までは競合していません。ただ、彼らの営業展開から今後は必ず競合してくると思います。でも、営業開拓、提案力、顧客満足で彼らに負ける訳には行きません。

こんな競争相手がいることも意識しながら、前に向かって進んで行きましょう!

2008年5月19日 (月)

美術館

080511_1600001 週末にふらっと東京都美術館の「薬師寺展」に行きました。

薬師寺が建立されて1300年を記念した展示会で、国宝の「日光菩薩」と「月光菩薩」が始めて薬師寺の境内から出たということです。両菩薩様にとっては始めての出張です。今の東京は菩薩様の瞳にどの様に写ったのでしょうね。

両菩薩様ともとても大きくて美しかったです。奈良時代にこんな大きなブロンズを作る技術があったことと、こんなに美しい表情や立ち姿を描けた芸術家がいたことに感心しました。そして、菩薩様の穏やかな様相をしばらく眺めていたら、少しだけ心が綺麗になったような気持ちになりました。

こちらは6月上旬までやっているそうです。お時間があれば週末、心の洗濯にでかけてみては如何でしょう。

2008年5月16日 (金)

ボイスポート

「mpackとスコープNetは、5月6日より 「ボイスポート」として新たにスタートいたしました。 新サイト「ボイスポート」については<http://voiceport.jp/>をご覧ください。」

こんな案内メールがヤフーバリューインサイトさんから来ました。

旧インフォプラントさんと、旧インタースコープさんのモニターの統合を進めていると聞いていましたが、その作業が完了したようです。でも新しいブランド名に「voice」っていれることないのになあ。「ボイスポート」と「マイボイスレポート」ってかなり被ると思いませんか?

インフォプラントの大谷社長やインタースコープの平石社長であれば旧知の仲なので「ちょっと待ってよ!」とも言えますが、ヤフーバリューインサイトさんは全く接点がないので何もできません。でも、「マイボイス」というブランドにこだわってやって来た自分としては、とっても嫌な感じがします。

同社にとって「ボイスポート」はセカンドブランドのモニター組織です。「ヤフーモニター」とどう使い分けをするのでしょうね?このあたりも良く分かりません。

何れにしても後から「ボイス(voice)」という名前を付けたサービスに負けるわけには行きません。皆さんもそう思いませんか。

2008年5月15日 (木)

調査の役割

明治大学の「元気な社長・・」の夜学セミナーで、龍角散の藤井社長のお話をお聴きして、その後、有志の数名で会食しました。年齢は私の1つ上でとても気さくな方でした。

同社は設立200年という伝統ある会社で「ゴホンと言えば龍角散」というキャッチコピーで高い知名度を持っています。こんな会社ですからずっと安定安泰だと思ったら、藤井社長が家業に戻って社長を引き継いだ13年前は主力製品が売れなくなり、多額の借入金もあって「数年で倒産かも?」という状態だったそうです。

そんな経営状況で大変厳しい日々を送りながら、様々な改革を行って今は無借金経営の優良企業になりました。その過程では様々な組織的、精神的な戦いと葛藤があったと聞きました。でも、こういう方向で行こうと藤井社長が決断をしたのは、『徹底した調査を行った』ことが全ての始まりだったといいます。

会社が潰れるという危機意識の元で、藤井社長は「ブランドイメージ」と、ユーザーなぜ利用してくれているのかという「利用動機」を定量と定性の両面で徹底的に調べました。そして、その調査結果の中で自分が確信を持った方向に大きく舵を切ったと言います。すべては生活者、利用者の声からスタートしたのが成功要因でした。

私達が携わっている「マーケティングリサーチ」は、この様な会社の運命を決める場面でも役に立っています。「生活者の声を伝える」という仕事の重要性を改めて実感するとともに、その役割の自覚を持って取り組むことの必要性を改めて感じました。

それから、「昨晩のお話し大変参考になりました・・、マイボイスは・・、つきましては貴社のマーケティングのご担当者を・・」とお礼のメールを送って、ご担当者までご紹介いただくことができました。

「元気な会社の元気な社長・・」は2度美味しい講座となりそうです。

2008年5月14日 (水)

ちょっと良い話

最寄り駅と自宅の間にカウンター8席だけの小さな中華屋があります。場所も悪いし見かけも綺麗じゃなく、いつも常連さんが2、3人、ご主人と話しながら飲んでいるようなお店です。料理の味も今一ですが、60歳くらいのご夫婦の雰囲気が良いので、月に1度くらい寄らせてもらっています。

この日も夜の10時過ぎに立ち寄ってビールを頼みました。隣では20歳位の坊主頭の若者が半ちゃんラーメンを食べていました。するとご主人が「お兄ちゃん、これ飲みな」といってオレンジジュースを差し出しました。そして、「今晩は何時までなの?」と聞くと、彼は「今日は1時までです」と答えました。「そうかあ毎日大変だなあ~」とご主人が言います。

それからご主人は何気なくおにぎりを握り始めました。そして、彼が帰る時に「これ夜食に食べな、仕事が終わったら夜中に腹が減るだろう」と言って手渡しました。若者は「えっいいんですか。いつもありがとうございます」と笑みを浮かべました。「叔父ちゃんは影ながらお兄ちゃんを応援してるからね。体に気をつけて頑張るんだよ」とボソッと言いました。

彼が出て行くと、不思議そうにご主人を見ている私に「彼、長野から最近出て来たんだよ。パルコの映画館で毎日夜中にバイトしてるんだってさ。若いのによく頑張るよなあ~」と言って、また黙々と料理を作り始めました。

こんな優しい仕草をさらっとできるって素晴らしいと思いませんか。いつものごま塩頭のご主人が高倉健みたいにかっこ良く見えました。

「大将、じゃ私にビールもう1本、それから餃子と麻婆豆腐と、ついでに今日は八宝菜もちょーだいな!」、急にお店の売上に協力したくなって、また余計なカロリーを摂取してしまいました。

2008年5月13日 (火)

同業の社長

インテージインタラクティブの社長が長崎さんから市川さんに変わったので、情報交換も兼ねて会食しました。

長崎さんは2002年の創業時から同社の社長でした。私もその頃に知り合って、時々会っては業界や経営の情報交換をしてきました。ネットリサーチ会社では少ないリサーチャー出身の社長なので話も合いますし、とても有能で誠実な人なので、いつの間にか友人のような親しい付き合いをしています。

新社長の市川さんは、元日本IBMで長年営業や人事をやっていた方で、3年前にインテージに迎えられた方だそうです。現在、59歳、長崎さんからすると15歳も年上ですが、とても若々しくて楽しい方でした。

帰りがけに長崎さんから、「これでネットリサーチ業界の立上げ時から社長をしているのは、もう高井さんと萩原さん(ニールセンオンライン社長)の2人だけになっちゃいましたね。高井さんの存在は貴重ですよ。」と言われちゃいました。

私ってそんなに年寄りでしょうか?ちょっと複雑な心境です。

2008年5月12日 (月)

神楽坂

080424_1853001 神楽坂の昭和20年代の民家を使ったお店に行きました。昔ながらの玄関を入って小部屋に通されると、なんか実家にでも帰ったような趣があり落ち着きます。やっぱり日本人はこういう和の空間が1番合うのかもしれません。もしくは私もそんな年になったということでしょうか。

食事の相手はCTCの執行役員の加藤さんと、元同僚でグーグルの執行役員になった亀田さん(亀ちゃん)、それにその頃一緒だった2人と岡島君です。この日は加藤さんの役員昇進祝いで集まりました。

加藤さんにもマイボイスの設立では色々とご助力いただきました。また設立後もよちよち歩きの当社の取締役を4年間務めてくれました。加藤さんが伊藤忠からCRCに来る時に、隣にいた亀ちゃんから「浅草のガキ大将がそのまま大きくなったような人」と聞きましたが、確かに私利私欲がなく正直で、後輩思いの頭の良い方です。

今でも困ったことがあると時々「加藤さん、これってどう思います?」と相談に行きます。当社の生い立ちや、当社や私の強みも弱みも分かっている方から、客観的な意見を頂けるので助かっています。

マイボイスはまだ小さな会社ですが、それでも経営は迷うことや難しい判断の連続です。そんな時に加藤さんや、竹村さん、遠藤さん、細木さんといった経験豊富な方から率直な意見を聞くことができて、本当に助かっています。

やっぱり世の中は人のつながりが1番大切だと最近特に思います。

2008年5月 9日 (金)

サーベイML

「サーベイML」というメーリングリストを知っていますか。ニールセン・オンラインの萩原社長が10年前から主催しているリサーチ等に関するメーリングリストです。(萩原社長は元日経リサーチのリサーチャーで、私とも10年来の友人です)

こちらで気になる記事がありましたので紹介します。発信者は萩原さんで、日本マーケティングリサーチ協会誌で紹介された「クライアント座談会」についてです。クライアントが現在の調査会社をどう見ているかという内容で、なかなか厳しい意見ですが参考になります。

この中で「シンクタンク系の企業をパートナーと認識している」という発言がありました。当社は今年の基本方針でネットリサーチを中心手法としつつ、これまでシンクタンクが対応していた業務にも展開して「ネット・シンクタンク」を目指すことをうたっています。この方針を裏付けるような発言だと感じました。

クライアントに信頼される「マーケティング・パートナー」になるにはどうしたらよいか、皆も良く考えながら毎日の仕事に取組んで下さい。

以下、萩原さん投稿の抜粋です。=====

◆特集「今、調査会社に求められる役割」データサプライヤーからパートナーへ(JMRA「マーケティングリサーチャー」No.105、2008.4)

経験豊富な部長級の調査担当者による座談会。失礼ながら特集タイトルが凡庸であまり期待しなかったのですが、これまでみたことないほど調査会社やリサーチャーの現状について遠慮なく厳しい発言が飛び交ってます。

総括にあるようにクライアントが直面している環境の大変化に調査会社が追いついていないということでしょう。いや調査会社も頑張っている、やることはやっていると反論したくなりますが、それはクライアントに伝わってないし、認められていない。結果的にデータサプライヤーとしてしか期待されてないのが今の調査会社だと。

一方、パートナーとして認識されているのは、シンクタンク系の企業やら、専門領域に特化した企業やら、長く付き合ってきた個人になっている。特集のサブタイトルはそれを意識したものですが、ギャップは大きいように思えます。

<クライアント側の変化>

マネジメントに「結果はいつ出るのか」と聞かれたときに、企画に1週間かかるとか、そういう話は全然通じないんですね。インターネットの時代に何いってんのという感じで。訪問面接だとかっていえない。

今は、これまでのように、とにかく住民基本台帳からサンプル抽出とかっていうような時代ではないと思っているんです。時間もかかり、お金もかかるというのは、私どもの会社では評価されない。

何か聞きたいことがあれば、社内のシステム上で簡単に調査を行うことができます。サンプリング上の問題はあるにせよ、聞きたいことがすく聞けるということで、利用が高まっています。

<今の調査会社に抱いている印象>

(15年位前には)リサーチ会社のなかに特殊なスキルや専門性に対するプライドを持った人がいた。ところが、最近、そういうオリジナリティを持ったリサーチ会社が少なくなってしまって。

スキルとかツールとかということを考えると、あまり特徴のあるところがない気がするんですね。実はリサーチ会社に求めるリソースがフィールドワーク以外ではあまりないっていうのが現状かもしれません。

アウトソーシングされる立場のリサーチ会社は、そのようなフィールド中心のやり方が、一番ありがたいと判断されているのではないかと思われるんです。つまり、とにかくデータだけ出せればいいでしょ、と。

考え方を言ってほしいんですよ。そのテーマに関してどのようなマーケティング状況が起こっているのかという話を。だけど残念ながら、そういうことには関心を持っておられないというのが僕の印象ですね。

<実際に起こっていること>

(複数指標の分析や戦略への示唆などは)心配なくお願いできる日本のリサーチ会社は、今のところ、あまりみつけられなくて、結果、シンクタンク系の企業にお願いすることが多い。

ウェブリサーチを専業にしている会社というのは、リサーチにはあまり関心がない。ですが、スピードとコストの面で従来のリサーチ会社よりも勝っているので、調査案件がどんどんそちらに流れていくわけです。

(出所)サーベイML

2008年5月 8日 (木)

明大セミナー

皆に早稲田と明治の夜学のセミナーで勉強するように話をしているので、自分も何か受講することにしました。両校のパンフレットをパラパラとめくっていたら、「元気な会社の元気な社長から元気な話を聞いて元気になろう!」という長が~いタイトルが目に付きました。

080430_1841001なんかちょっとふざけたタイトルが洒落ていますし、確かに元気な人の話を聞くと元気がいただけるので出席することにしました。全10回のコースで大学の経営学の教授の話と、元気な社長の話を交互に聞ける内容です。

明大のリバティスクールに行くのはこれで2回目です。前回は2年前にベンチャー経営の講座を受けました。早大のコースも5回位は受けましたが、明大は会社から歩いて10分ほどですし、建物や設備も綺麗なので気に入っています。仕事の後の夜間コースは自分の年齢だとちょっときついですが、私も頑張って勉強したいと思います。

1回目は経営学の風間教授から、ドラッカー理論の視点から、会社とは、経営とは、社長とはというよう講義を聴きました。私は経営などしたことない人間なのですが・・、と前置きしながらも2時間以上、熱心に話していただけました。

会社を経営する立場にいると、毎月の数字や現場の課題にに追われてしまうので、時々この様な先生から理論的な話を聞くと刺激になります。今回もなるほどそいう考えもあるのかということが幾つもあり面白かったです。

私達のビジネスは「知恵(能力)」と、「知識」と「経験」、それに「熱意」が揃わないと良いサービスは提供できません。それぞれがプロとしての専門性を高めるため、主体的な学習を続けて下さい。

2008年5月 7日 (水)

GW

080504_1010001 皆さんGWはどの様に過ごされましたか?今年のGWは4連休とちょっと短かかったですがゆっくりできましたか。

私は家族と母親とで那須に行って来ました。車は渋滞していていましたが、天気も良くてリフレッシュできました。やっぱり自然の四季に触れることは大切ですね。お陰さまですっかりストレスがなくなりました。

先日、妻から「この10年間で夏と正月以外で休暇を取ったのは、肉離れで歩けなかった1日だけじゃないの?」と言われました。確かに会社を始めた頃は休む余裕もありませんでしたし、その後もずっと気だけは張っているように思います。これは社長をやっている限り続く宿命かもしれません。

080503_1320001でも現代はストレスの多いので、休む時はちゃんと休んでリフレッシュすることも大切です。仕事のONとOFFのメリハリをしっかりして、皆の能力が十分に発揮できて、生産性と収益性の高い会社にするのが目標です。

GWも終わりました。まずは1Qの計画達成に向けて頑張りましょう!各グループとも目標設定も終わったと思いますので、今日からスタートダッシュでお願いします。

2008年5月 2日 (金)

退任

約2年前に営業担当役員としてお迎えした秋野さんが取締役を退任することになりました。「営業コンサルの会社」を作って独立したいとのことでした。

当社としては大変残念ではありますが、ご本人の強い希望ですのでやむをえません。これまでの営業経験も活かしてご活躍されることを祈念したいと思います。

今後の社内の対応としては、1)SGとMGの新組織は現状のフレームのまま続ける。2)変則的ですが当面私がMGMを兼務し、内門さんにMGAMをお願いする。3)営業人員の採用を急いで実施する。の3つを進めることにします。

急な話しで申し訳ありませんが、ご協力をお願いします。

2008年5月 1日 (木)

ライフワーク

15年ほど前から面識のあった伊藤忠商事の大塚さんから、定年退職のご挨拶状をいただきました。大塚さんはHUB室の室長という役職を長く勤められた方です。

「HUBって何?」と思うでしょうが、自転車のスポークが集まる中心のような場所をHUBというのだそうです。縦割りの事業会社である総合商社で、横軸の情報のマッチングを行うことで新しいビジネスが作れるのではと、大塚さんが提案して作った組織でした。

マイボイスが出来た時にも「高井さん何をやるのか聞かせて」というので説明をしたら、「若手があつまる会合があるのでそこで説明してみてよ」とPRする機会を作ってくれました。ここで今はもうない国際デジタル通信(IDC)の方を紹介いただき、その後営業に伺って色々とお仕事をいただく関係になりました。

その大塚さんの挨拶状の中に、「日比谷にオフィスHUBを作りましたのでよろしく!」と書いてあったので、これまでのお礼も兼ねてご挨拶に伺いました。オフィスは30畳位のオープンスペースで、幾つかの机とソファーを何人かで共同利用しているような施設でした。

「良く来てくれましたね」と迎えられて話をしていたら、「ここを拠点にライフワークのHUBをやっているので、定年という感じは全くないですよ。で、高井さんのところの状況はどうですか?会員は何人になったの?どんなお客が多いの?XXさん知ってたかな?私に何かできることある?」と1時間以上も矢継ぎ早の質問を受けました。

確かにとってもリタイヤーしたとは思えません。商社の方はエネルギッシュな方が多いですが、こんな風に自分のライフワークがあって、組織から離れても活動できるって素敵ですよね。いつもと変わらぬエネルギーに脱帽でした。