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2013年12月

2013年12月27日 (金)

3Qの終わり

今日で今年の事業、今期の3Qが終わります。

月曜の朝会でも話しましたが、会社の業績は残念ながら、これまでにない厳しい決算になり、5千万円もの多額の赤字を抱えて年を越すことになってしまいました。

2Qから崩れた決算を3Qで立て直すことができず、皆にも心配を掛けて申し訳ありません。

 

会社は売上というお金の入りと、経費というお金の出のバランスで成り立っています。売上が減って大きな赤字が続くと、会社は継続できなくなり、関係者は不幸になってしまいます。

そのため赤字であれば全員が必死になって、入りを増やし、出を押さえることで、少しでも早くお尻を黒字にすること。そこに向かって全員がベクトルを合わせることが必要です。

当社でコストを大幅に下げるには社員を減らすことしかありません。でもそれは極力したくありませんし、当社にはまだこの窮地を凌いで、良い流れに持って行くための時間も資金もありますので、今は受注を増やすことに全力をあげることだと考えています。

そのため、決算は厳しくても、今期の方針で決めたリサーチインフラの拡充は止めません。

今見えているだけで3千万円ほどのシステム投資が必要ですが、これは会社を良くして行くために必要な投資と考えて、苦しくても実行します。

MyEL集計サービスや、テキストボイスのサービス開発もしっかり進めて、これからの当社の差別化と、固定収益の確保に努めます。

また、皆さんの技術力を高めるための研修の機会もできるだけ設けるつもりです。

会社でやるべき全社的なことは、しっかり進めますので、皆さんは、皆さんの職務とチームの計画達成に向けて全力を挙げてください。

その両方がかみ合えば、会社は回復して必ず良くなります。

 

しかし、この様な業績低迷の時に、皆さんの気が緩み、チームの計画達成を本気になってやろうという気持ちがなくなったら、会社は悲惨な状況に陥ってしまうでしょう。

今期は、遅刻の増加や、社内ルールと異なる営業、待ちの案件対応、有給休暇を取ってでの平日のデートなど、私から見ると緊張感に欠けた緩い出来事が、知らないとことで沢山起きていたようです。

原因があっての今の結果です。組織の緩みがあっての今の業績です。

私はどうしても皆さんを始めとした当社の関係者をハッピーにしたいし、しなくてはいけないので、皆さんに嫌われてでも何でも、当社を緊張感と責任感のある組織にして、業績を回復させるために厳しく対応することに決めました。

もう緩いことはやりませんし、認めません。会社を良くするために社長として全力を尽くします。

皆さんも、皆さん自身がハッピーになるために、責任感と緊張感を持ってベストを尽くして下さい。

そして、早く受注と売上をあと2割増やして、早く黒字に持って行きましょう。

あと2割の売上増なんて去年まで出来ていた数字ですし、やろうと思って全員が真剣に取組めばすぐに出来る数字ですので、必ずやりましょう!

 

では、お正月休みはゆっくり家族と過ごして下さい。

そして、また1月からしっかり頑張りましょう。来年もよろしくお願いします。

2013年12月26日 (木)

テキストボイスの評価

この年末に「MyEL集計サービス」のヒアリングで20社ほどと、年末の挨拶で30社ほどのお客様を回らせていただきました。

そして、テキスト分析に興味を持ちそうなお客様には、「新しいテキストマイニングを提供しているのですが、5分ほど聞いていただいて良いですか?」と言って、簡単にテキストボイスの説明をして意見を伺いました。

お客様の中でテキストマイニングに興味を持っていただけるのは1/3くらいでしたが、現在、テキストマイニングをやっているお客様を中心にとても良いご評価をいただきました。

今は野村総研の「ツルーテラー」や、プラスアルファコンサルの「見える化エンジン」がテキストマイニングの主役になっていますが、これらは単語の出現頻度と、2単語の結び付きの係り受けの関係であって、単語がぶつぎれで客観的な内容の解釈が難しいようです。

「システムは使いやすいのですが、内容の解釈が難しくて、あまり使わなくなった。」というのが多くのテキストマイニング・ユーザーの評価です。

しかし、テキストボイスは文章を最大で6つの単語の組合せまで統計的に分類ができます。

これによって5W2Hのかなりの単語が含まれるため、文章の中身の理解が得られやすく、利用シーンや、利用ニーズ、生活者のインサイトの発見に役立ちそうだという評価をお聞きできました。

こちらを当社の分析の1つの柱にして、「大量のテキストを取って、それを構造的に解析することができるので、うちに調査設計やネットリサーチでの実査も含めてお任せ下さい。」そんな提案営業を進めたいと考えています。

こちらはとても魅力的で、差別化できるサービスになるでしょう。

テキストボイスも1つの差別化サービスとして、早急に準備を進めて、来期の業績改善、業績向上に役立てたいと思います。これはやっぱり楽しみな技術だと、お客様回りをして改めて確信をしました。

 新しいビジネスの流れができるように、ASPサービスも含めて、早くテキストボイスのサービスを構築して行きます!

 

2013年12月25日 (水)

MyEL集計サービス

今年度はこれまでにない厳しい決算が続いています。

また、クライアント自身が直接お客様の声を聞く共創型マーケティングや、セルフ型のリサーチサービスの始まりなど、ますますアドホック調査の事業環境が厳しくなりつつあります。

そんな中でも、リサーチインフラの改善や、社員の皆さんの技術力や提案力を高めるための対応や、新サービスの開発など、やるべきことは沢山ありますので、まずは年初の計画通りに進めて、リサーチサービスでの競争力強化を目指します。

しかし、会社の窮状を救うには、そして、今後の当社の発展を考えた場合に、そろそろ飽和状態になってきた、インターネット調査の補強だけをしていても十分ではないと思います。

そのための1つの方策が、MyELサービスの充実で、一定規模の固定収益を創ることだと考えています。

 

現在のMyELは調査概要を閲覧したり、集計結果やレポート等を購入していただくサービスです。

これをデータを使うご自身で、ご自身の仮説やターゲットに合わせた集計、分析のできる環境を提供することを計画していることはお伝えしている通りです。

MyEL会員のアンケートでも良好な結果が得られたため、システムも既に発注して開発に取りかかりました。

そして、どの様な機能をどの様な条件で提供するのがお客様にとって良いのかを確認するため、12月に入って20社ほどヒアリング調査を行い、直接お客様の話を聞いてきました。

今回のヒアリングでお客様の利用ニーズが高いこと、特にマッチング分析サービスが、これまでにないサービスで、マーケティングや提案などに役立つサービスであることを確信しました。

これで必要な機能や利用条件も見えてきたので、それらも反映させて良いサービス、新しいサービスとして「MyEL集計サービス」を作って行きます。

3月中にはシステムも完成しますので、春から頑張って「MyEL集計サービス」も売っていきましょう!

2013年12月24日 (火)

お客様との面談が大切!

私達の営業の仕事は、私達のサービスの内容をしっかりお客様に伝えて、お客様のマーケティングの課題をよく聴かせていただき、それに対して当社がどの様な価値を提供できるか考えて提案することです。

それですので、まずはお客様としっかり面談し、お話を伺うところから始まります。

そして、そのアポ取りの仕組みが、MyELでの新規開拓であり、CRMシステムでの既存顧客対応になります。

1度も会っていない新規のお客様にアポイントを取ることなく、ノーアポの飛び込みで資料配布をしても、リサーチの営業には役に立ちません。

それでは、せっかくのお客様との会話の機会をどぶに捨てたようなもので、会社としても大きな機会損失になるだけです。

 

アポ取りは大変でも、メールとコールでのアプローチを丁寧に行ってしっかりやって下さい。そして、当社の業務やサービスメニューを誠実に説明し、お客様との会話の中で当社が提案できる課題を探し、お役に立てるサービスを提案することです。

そして、お客様と適切なコミュニケーションを取るためには、マーケティングリサーチや、当社サービスの商品知識が不可欠ですので、それらをしっかり身につけることです。

よく当社のサービスの内容を勉強し、継続的な営業訪問でのコミュニケーションを続けることが、新しいお客様を作り、お引き合いをいただく、当社営業の基本になります。

 

MyELでの新規営業も、CRMでの既存訪問も、メール&コールのアプローチで平均20%のアポ率が取れると聞いています。

通常のオープン営業では2、3%しかアポは取れませんので、20%もアポがいただけるというのは恵まれた環境といえます。その仕組みを有効に活用して顧客開拓を進めて下さい。

営業の仕事はお客様の欲していること、困っていることに当社のサービスを提供する機会を作ることです。

そして、担当するMyELとCRMのお客様を訪問し、お役に立てる情報も提供しながら、できるだけ誠実に対応し、良くお客様からお話をお伺いする中から、お引き合いと提案の機会を作ることにベストを尽くして下さい。

そして、MyEL等の新規のお客様にメール、コールの連絡もせずに、飛び込みで資料を配布するような乱暴な営業は、もう絶対に止めて下さい!

1件、1件、丁寧な営業対応をお願いします。

2013年12月20日 (金)

のんびり気長に待つ??

あるリサーチ担当者に立ち話で「あの調査の件は、その後どうなっていますか。もうお客様からの返事はもういただけたのですか?」と確認しました。

そして、その方から「まだお返事がないので、のんびり気長に待っています。」との返事があり、思わず「何を言っているのか。のんびり気長に待っていて良い仕事なんてないぞ!」と叱りました。

ちょっと冗談のつもりで言ったのだとは思いますが、仕事は段取りが大切で、自分達からお客様に働きかけて行くこと、お客様の都合もよく考えながら、いつまでに何をどうやって進めるのかを、細心の注意と心配りをしながら進めるものです。

このところ月末の最後の1日、2日で、売上予定のかなりの金額が翌月に回ってしまうことが増えています。

お客様都合で伸びてしまったという報告が殆どで、それは事実なのだとは思いますが、皆さんが待ちの姿勢になっているために売上が延びてしまっている案件はないでしょうか?

もっと自分達から働きかけること、早めにお客様にお伺いを立てることで、ムーズなスケジュール管理ができることはないでしょうか?

仕事はお客様満足が1番大切ですが、スケジュール管理と、予算管理ができて初めてビジネスになります。

今期の様な大変に厳しい決算で、各チームとも大幅に計画未達の状態で、冗談でも「のんびり気長に待っています。」なんていう暢気な報告は聞きたくありません。

早く業績を改善すべく、全員が緊張感を持って仕事に取組んで頂きたいと思います。

経営計画を達成し、健全な決算が出来て初めてハッピーになれるのが会社です。

そして、会社の業績を良くするには、全員が力を合わせてベストを尽くすことが不可欠です。

そのことをもう1度よく考えて、気持ちを引き締めてしっかりと各自の業務に取組んで下さい。

お互いに大切な時間を沢山使っている仕事なのですから、真剣勝負で行きましょう!

2013年12月19日 (木)

今年の忘年会

 

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今年の忘年会は31名の出席者があり、とても楽しい会になりました。

幹事をやってくれた遠藤さん、原さん、田邊さん、橘さん、ありがとうございました。

謎の人形も楽しめました。

 

会社は職業として働き、社会の役割を果たし、生活の糧を得ながら成長するために集まった、機能と利益を優先した集まりです。

そして、仕事の成果やパフォーマンスが出せたかが1番問われる世界です。

しかし、人生の時間の多くを過ごす空間でもありますから、集まった人間同士の関係が良好で、話しやすく、お互いに協力し助け合える環境が大切だと思います。

また、良い職場の雰囲気を作ることが、会社の生産性や業績にも大きく影響するものだと思います。

今年の忘年会には、沢山の方が参加してくれて、皆さんの明るく賑やかなエネルギーを感じて、少しホッとした気持ちになりました。

岡島君も挨拶で言っていましたが、皆で力を合わせて頑張れば、今くらいの不振は直ぐに取り戻せるはずです。

皆で協力し合って、まずは3月の年度決算に向けて頑張って行きましょう!

 

2013年12月18日 (水)

あの電通リサーチが

電通がマクロミルと合弁会社を作った2年前から、電通マーケティングインサイトはこの会社と一緒になるのではないか、そんな噂がありましたが、やはりその様な流れになってきたようです。

マクロミルから電通マーケティングインサイトの51%の株式取得に関する独占交渉が開始されたという発表があり、電通の方の話では数ヶ月以内に実施される見込みだそうです。

あの伝統と技術力で定評のあった「電通リサーチ」が、電通マーケティングインサイトを経由してマクロミルの子会社になります。

そして東京には100人ほどの社員がいましたが、その様な動きの中で、元電通リサーチの主なリサーチャーやリサーチマネジャーを中心に、この1年ほどで30人近くも退社しているとも聞きまました。

技術重視の電通リサーチの社員と、営業中心でインフラ型のマクロミルでは、価値観や重視点が大きく異なります。もともとの電通リサーチの社員の方にとっては、マクロミルの子会社になるとかなりしんどい職場環境になるかもしれません。

これは子会社の宿命なのですが、自分達で自分達の行く方向を決められない、親会社の意向ですべてが決まってしまうのが悲しいところです。

 

あの電通リサーチが実質的になくなることは、リサーチ業界としても悲しい出来事に思えます。

益々まともな技術力のあるリサーチ会社がなくなります。

それであれば、環境は厳しく、道は険しくても、うちがそのポジションを取ることを目指して頑張って行こうではありませんか。

皆さん、目線を上げて、頑張りましょう!!

 

2013年12月17日 (火)

11月の勤務状況

月末の勤務状況の集計が終わると、マネジャー全員に個人別、チーム別の残業と遅刻の報告があります。

11月の平均残業は36時間で、最長の残業も65時間ですので特に問題はありません。残業についても特定の個人に偏らず健康にも影響のないように見ています。

遅刻は18回です。うち交通遅延が10回で、実質遅刻は3名で8回でした。

そして、実質遅刻をしている人が、殆んどの交通遅延もしています。

これは何度も皆さんに伝えていることですが、時間と約束を守ることはビジネスの基本です。

度々遅刻をしている人は、企業人としての自覚が足りないと思います。

時間にルーズな組織になってしまったら企業競争に勝てません。

特に今期の様に業績が悪くなっている時に、皆さんの気持ちが緩み、時間も守られないルーズな組織になったら大変なことです。

全員が緊張感を持って仕事に取り組み、少しでも早く赤字の状況から抜け出さなくては行けません。

遅刻が続いている方には、これからは人事評価でも厳しく対処するつもりですが、再度、改善を求めます!

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社長、岡島GGM、鎌田RGM、監査役、マネジャー会議各位

本木です。お疲れ様です。
11月の残業・遅刻についてご報告いたします。

1.11月の残業結果
     11月全社平均で一人当たり36.0時間(前年同月35.6間)
    10月の平均41.8時間より5.8時間減
    11月の最長残業時間は、65.25時間   
    特に問題はございません。
     ※年間の限度630時間に近い、合計時間は456.7時間。
 
2.11月遅刻(早退なし、管理職、ARを除く)
    遅刻総数 18回(交通遅延10回)、実遅刻8回(3名)      
       
    ※10月の状況
     遅刻総数 39回(うち台風遅延19回、通常交通遅延10回)
     実遅刻10回(6名)                
     
     台風の影響を除いて、若干改善。
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2013年12月16日 (月)

いつもの忘年会

Photo先週、慶應大学の清水先生と、明星大学の寺本先生、読売広告社の上野さん、西野さんと、私と森さんで忘年会の会食をしました。

清水先生とはもう8年くらい前の、まだ明治学院大の准教授だった頃から毎年忘年会をさせていただいていております。

そして、5年ほど前からは読売広告社さんも参加して、「聞き耳チーム」での忘年会になっています。

清水先生は今やマーケティングの研究者としてはトップを走っておられる先生ですし、寺本先生も今年の商業学会で論文の受賞をされた先生です。

この様な知見の富む先生方と、毎年、楽しい食事をさせていただくことは、とても勉強になり、有用な情報収集にもなるので、大変ありがたいことだと感じています。

優秀で人柄も優れた方と、長くお付き合いするというのは、ビジネス的にも人生的にもとても大切なことです。

皆さんも、お客様と個人的にもお付き合いいただけるように、しっかりと信頼されるサービス提供を心がけて下さい。

 

2013年12月14日 (土)

忌引き休暇

私的な話ですが、妻の父が一昨日の夜に他界しました。

1ヶ月ほど前に病気が見つかり大学病院に入院していましたが、火曜日の夕刻に急に容態が悪くなり、2日間の戦いの末に息を引き取ることになりました。

火曜の夜は子どもと孫の全員が病院に泊まって看病し、木曜日の夜に仕事が終わって駆けつけてから2時間ほどで、働く私たちを待っていてくれた様に静かに亡くなりました。

ある本で、お爺ちゃん、お婆ちゃんの最後の仕事は、人は必ず死ぬものだということを子孫にしっかり伝えて、これからの生き方を考えさせることだと読んだことがあります。

孫たちの看病している姿や、その後の周りを気遣う動きを見ると、確かにそうなのかもしれないなと実感しています。

そして、私も義父に恥じない誠実な生き方をして、仕事も精一杯に頑張ろうと改めて考えさせられました。

 

月曜日は告別式のため忌引きを取らせていただきます。何かあれば岡島さん、鎌田さんに相談して下さい。

すみませんが、よろしくお願いします。

 

2013年12月13日 (金)

社外ブログ

私は毎日の社内ブログの他に、月に1、2件ですが、PR用に社外ブログも書いています。

あまり大したことは書けていませんが、毎日50件ほどのアクセスがあるので、少しでも会社のPRに貢献できれば良いなと思いながら書いています。

先日「MyELマッチング分析サービス」について書いてみました。ご参考まで紹介します。

〇社外ブログ https://myvoice.lekumo.biz/research/

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シングルソースパネルは、メディア接触データや、サイト行動データ、購買データの組合わせで色々検証ができて面白いと思います。

当社もこれとは異なりますが、1998年から毎月大規模な自主調査を行い、1万人調査のデータが1,900件も蓄積している情報資源を活用して、「アンケートデータベース(MyEL)」のマッチングデータのオンライン集計サービスを始めることにしました。

これまでにも自主調査の2テーマのデータを組合わせて分析すると、意外な事実を見つけることができて面白いと感じていました。

例えば、タバコの喫煙者は缶コーヒーのヘビーユーザーが多くブランドの拘りも強いとか、スターバックスとスターバックスブランドのチルドコーヒーにはブランド拡張の関連性があるとか、料理を自分でする人ほど幸せ感が強い、などの事実探索ができました。(下記参照)

〇「たばこの利用調査」×「缶コーヒーの嗜好調査」

http://myel.myvoice.jp/user_data/pdf/case4.pdf

〇「コーヒーチェーン調査」×「チルドコーヒー調査」

http://myel.myvoice.jp/user_data/pdf/case7.pdf

〇「料理の調査」×「幸福度の調査」

http://myel.myvoice.jp/user_data/pdf/case1.pdf

この商品とこの商品には関連がありそうだ、この商品とこの売場には何か関連がないだろうか、この売場に季節催事の良い提案ができないか、そんな「物」と「物」、「物」と「事」、「事」と「事」の組合せで自由に集計分析と情報探索のできるサービスイメージです。

例えば、発泡酒のブランドマネジャーや、発泡酒の広告提案を行うプランナーが、

発泡酒×ノンアルビール、発泡酒×缶コーヒー、発泡酒×カレー、発泡酒×スマホ、発泡酒×コンビニ、発泡酒×通販、発泡酒×夕食、発泡酒×クリスマス、発泡酒×夏休み・・・

という調査データを組合わせて、WEB上で集計ができて、仮説検証や、事実の情報探索ができれば、皆様のアイディア抽出や、企画提案のお役に立てるのではないでしょうか。

「アンケートデータベース(MyEL)」の会員は約3万人おられますが、調査をやってみたら自分でMyELの調査データを集計したい、2~3テーマのマッチングデータで集計してみたい、というニーズが強いことが分りましたので、「オンライン集計サービス」を開発することを決めました。

来年3月までに完成する予定ですので、楽しみにしていて下さい。

〇アンケートデータベース(MyEL) 

http://myel.myvoice.jp/

〇MyELデータのマッチング分析事例 

http://myel.myvoice.jp/user_data/case2.php

 

2013年12月12日 (木)

仕事中のコンビニ

マクロミルが価格競争力を高めるため、人件費の低減を求めて、仙台オフィスを作り、年俸で240万円の正社員を増員している。

おそらく残業代込みで月給20万円でよければ、いつまでも働いていただいて良いですよ。というような考え方なのでしょう。

地方には仕事が少なく、地元を離れたくない人も沢山いますし、まだ結婚までの数年間だけ働いて家庭に入りたいという若い女性もいるので、この様な採用方法を考えたのかもしれません。

これは企業活動という面では合理的ですが、私にはやはりしっくりこない考え方です。

しかし、この様な合理的な考え方でコスト削減を行い、生産性を高め続けている企業と、価格の面でも、スピードの面でも、毎日戦っている。という厳しい現実があることは忘れてはいけません。

 

そんな中で、最近、これってどうなの?、と思うことがあります。

それは就業時間中にコンビニで買物をしている社員をよくみかけることです。そして、暫くするとコンビニ袋にお菓子やジュースを入れて帰って来られます。

仕事に必要な買物であれば良いですが、お菓子等の私的な買物は昼休みにやることではないでしょうか?

コンビニで買物をしている時間にも原価がかかっており、その分だけ残業も増えることになります。そして、それらの無駄な原価が価格競争力の低下につながります。

少しでも無駄やむらを減らして生産性を上げることは、トヨタでも常にやっていることです。

私達は厳しい市場競争で戦っていますし、今期はまだ大きな赤字を抱えた状態です。

就業時間中はできるだけ集中して業務を行い、無駄な残業は作らないよう、緊張感を持って仕事に臨んでください。

2013年12月11日 (水)

年俸240万円

マクロミルが仙台オフィスを作り、20人ほどの社員を仙台に転勤させるとともに、仙台勤務の「リサーチディレクター」の採用を行っています。

仙台オフィスの業務は、「Webアンケートの入力・作成」や「アンケートの配信や回収」等のオペレーション業務のようです。

そして、採用条件は正社員での採用ですが、年俸制で、想定年収は240万円ということです。

年俸制ということは残業代も込みで240万円ということです。月に40時間の残業をすると時給で1,000円になります。

首都圏ではとても「正社員のリサーチディレクター?」を採用できるような雇用条件とは思えませんが、仙台では可能ということなのでしょうか??

これは明らかに価格競争力を高めるための、ローコストオペレーションのための施策です。

リサーチの世界もより低賃金、低価格戦争に入って行くのでしょうか?これで本当にお客様に喜ばれるリサーチサービスが作れて、本当に正社員として長く働ける職場が作れるのでしょうか?

企業としての競争力と収益の向上には繋がるかもしれませんが、私にはこの様な考えはできません。

別な方法で当社を守り、別なサービス価値で当社を発展させる方策を考えます。

皆さん、技術志向のプロ意識を持って、しっかり頑張りましょう!

 

===(マクロミルの求人広告)===

職種名 <仙台勤務>リサーチディレクター
配属部署 2012年8月に仙台事業所を立ち上げました!
仙台で働くメンバーを積極採用します。 

≪仕事の流れ≫
▼営業担当から、モニタに配信予定のアンケート内容が書かれた原稿を受け取る。

▼「何のために、どんなデータを求めているか」を理解した上で意図する知見が得られるアンケートになっているかをチェックし、Webアンケートを入力・作成する。

▼クライアントと電話やメールでコミュニケーションを取り、相談しながらアンケートの質を高めていく。質問文が適切な表現になっているかなど、やり取りを重ねて最適な調査票を完成させる。

▼自社アンケートシステム『AIRs』を通じてモニタにアンケートを配信、調査データを回収する。 


応募資格 大卒、高等専門学校卒以上 ≪未経験・第二新卒歓迎≫
★社会人経験1年以上
★PCスキル(Word、Excelが使えるレベル)

雇用区分 正社員 
想定年収 240万円 (半期年俸制)

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2013年12月10日 (火)

最近思うこと

1998年からもう15年もネットリサーチに取組んでいるのですが、最近、ネットリサーチは世の中的にどうだったのだろうかと思うことがあります。

自分自身は長いこと色々なリサーチをやってからこの事業を立ち上げたため、リサーチで1番重要なのは、お客様の課題解決のための企画力や設計力と、データの品質と、しっかりした分析力や提案力とだと思っています。

しかし、お客様に分りやすいのは、パネルの規模や、早さと、安さ、システムの利便性であって、リサーチの技術やデータの品質は伝わりにくいため、あまり顧客獲得のプラスになっていないように感じています。

そして、早さと安さとシステムと営業力の過度の競争の中で、リサーチ会社の技術力は低下し、お客様のリサーチに対する満足度もこの10年で大幅に低下しました。

結局はリサーチのクライアントも、リサーチを提供する側のリサーチ会社も、双方ともあまりハッピーでなくなっているように思えてなりません。

 

当社もこの1、2年はリサーチインフラ拡充の方針のもと、パネルの拡充と、集計システム、アンケートシステム、見積原価システムの構築を進め、サービス価格の大幅引下げも行いました。

そして、これらが競争力強化と、業績改善に繋がってくることを期待しているところですが、これだけでは他社と変わりはありませんし、当社の強みを出すことはできません。

やはり当社は、当社がリサーチの肝だと思い続けてきた、パネルやデータの品質管理をしっかり行うことと、スタッフの技術力と専門性の向上、そして、その上で当社しかできない独自のサービスの開発に注力して行くことなのだと思います。

データの品質やリサーチの技術力は、たとえ分り難くても当社の価値として努力を怠ってはいけません。

マイボイスはデータもしっかりしていて、スタッフも良く分かっていて親切丁寧に対応してくれるし、こんなユニークなソリューションもあるからいいよね。

そんな風に思っていただける姿を目指すことだと思います。 

2013年12月 9日 (月)

休日の時間

Image_2仕事をしていると休日も仕事が頭から離れないことってありますよね。

私も会社を経営するようになってからは、休日もずーっと仕事のことばかり考えていて、自宅でもセールスフォースを見ながら考えたり、会議の資料を作ったり、このブログを書いたりと、あまり健康的でない時間を沢山過ごしております。

でも良い仕事をするには休日に頭の中をリフレッシュして、気分を切換えて思考力を高めることも必要です。

皆さんは、休日にどんなことをして頭の切換えをしていますか。

 

私は最近、昔の趣味のバードウォッチングを復活させました。

先日も大学のクラブの友人と3人で連れ立って、茨城県にある菅沼というとろこに行き、シベリアから渡って来たカモや白鳥を見て参りました。

野鳥は小さな体で何千キロも命がけで飛んで来ます。

こんなに小さな体で凄いなあと思いながら野鳥を見ていると、自分も元気が出て、さあまた明日から頑張るぞー!、という気持ちが沸いてきます。

バードウォッチングは双眼鏡と図鑑があればできますし、意外と身近な場所にも可愛い野鳥はいるのでお勧めです。

週末のリフレッシュに如何ですか。

2013年12月 6日 (金)

データサイエンティスト

組織活性化研究所の高根先生と長谷川様と、こちらは私と栗田、森の5人で忘年会を兼ねた会食をしました。

高根先生とはまだ2、3年のお付き合いですが、5、6回は食事をさせていただき、その度に色々なご経験や技術の話を伺うことができて楽しく、有益な時間を過ごしています。

昨日もビッグデータの話をしましたが、大量のデータが使えるというのは良いことですが、大量のデータでも正しく活用して、しっかりと企業のアクションに結び付かないといけない。そして、世の中には似非データサイエンティストが多すぎる。という様な話も伺っています。

そして、ここでは企業名は出せませんが、こんな会社のこんな課題に、こんなデータ分析をしたらこんなことが分り、それで彼らがこう動いた結果、現在はこうなっているんだ。

という様な具体的な事例を聞かせてもらうと、そんな風にデータが使えるのか、本物のデータサイエンティストというのは高根先生みたいな方を言うのだろうなと感心させられます。

そして、その話に「ああそれは何とか分析の何とか理論を使ったのですね。面白いですねえ。」と技術内容でちゃんと着いて行っている森さんも大したものだと思いながら、いつも2人の話を聞いています。

 

高根先生には技術力があり、テキストボイスを始めとした魅力的なソリューションがあります。

しかし、それを一般化して世の中に普及させる仕組みや組織がありません。

その役割をまだあまり組織力や営業力が強いとは言えませんが、当社がその役割を果たすことで、両社にとってウィンウィンの関係を築いて行きたいと思います。

2013年12月 5日 (木)

ビッグデータ

西内啓さんの講演でもう1つ気になった話があったので紹介します。

マーケティングリサーチとは、

「課題とデータがあり → 分析があり → 具体的なアクションに結び付くアイディアを導き出す。」ということである。

というのが彼の定義でした。

そして、最近話題になっている「ビッグデータ」については、ビッグデータは確かに詳細な分析は出来るが、サンプリング調査で大まかな分析を行った場合と、実際には判断できるレベルが変わらないことが多い。と話してくれました。

調査をすることが目的ではなく、クライアントのアクションに結び付くアイディアを導き出すことが目的ですので、そういう意味ではあまりこれまでのサンプリング調査も、いわゆるビッグデータの分析も判断への影響はあまり異ならないことが多いということです。

なるほど確かにそうかもしれないな、と思える説明でした。

そして、私達がお客様のリサーチを行う時には、必ず「この分析と提案内容で、お客様の次の具体的なアクションに役立つであろうか?その水準を満たしているであとうか?、という視点で何度も自問自答することが大切なのだと思います。

皆さんのアウトプットは、具体的なアクションに結び付くアイディアを提案できていますか。

単に集計データの並びにはなっていませんか。

大量の集計データがあって、沢山の軸でブレイクしたクロス表や、多変量解析があっても、80ページも100ページのレポートボリュームがあっても、具体的なアクションの検討に役立たなければお客様からのご評価はいただけません。

そのようは基準で、分析とは何か、提案とは何か、レポートとはどうあるべきかを常に考えるようにして下さい。

2013年12月 4日 (水)

代表性の思い出

調査の代表性は今でも重要な考え方だとは思います。

しかし、国勢調査でさえもあれだけの労力とコストをかけても7割位しか回収できなくなり、住民基本台帳の閲覧はできないし、訪問調査、郵送調査の回収率は大きく低下をしています。

それですので、代表性の担保された調査をすべきといっても、それらを実現する手段がなくなっているというのも現実の話しになります。

この件ではとても忘れられない思い出があります。

まだ会社を始めて5年目の2003年ごろだったと思いますが、その頃のJMRAは完全に、アンチネットリサーチで、ネットリサーチ会社が会員になっても大変偏見で見られるので、入るのをやめよう、そして、自分達は「インターネットリサーチ研究会」を作って活動して行こうと話をしていたんです。

その時の会の会長がインタースコープの平石社長で、幹事長がインフォプラントの大谷社長でした。

そして、この研究会のカンファレンスで研究成果を平石さんが発表したところ、数理研究所のある有名な、そして、原理原則の原理主義でも有名なO先生が、、

「この調査の代表性を統計的に説明したまえ。それもできずにこんな発表をするのはナンセンスである。君達がうあっていることは邪道だ。直ぐにこんな活動は止めるべきだ!」と200人もの聴衆の前で罵倒されました。

そこは平石さんが冷静に受け答えをしましたが、流石に彼も悔しさが抑えられない様子で、会の終わりに平石さん、大谷さん、それと私の3人でワインを3本空けて、「自分達も一生懸命にやっているのに、あの言い方はないよな。」と話をしながら深酔いした思い出です。

今はインタースコープも、インフォプラントもヤフーに売却されて、その後、一番2人が嫌っていたマクロミルに吸収され、2人ともとてもお金持ちにはなりましたが、この世界からは離れています。

あの時の2人にも、10年後の今回の西内さんの話を聞かせてやりたかったです。

2013年12月 3日 (火)

調査の代表性

今回のJMRAカンファレンスでもう1つ感じたことは、これまで調査業界でとても重視されてきた、サンプリングの代表性についての考え方が大きく変わってきたことがあります。

今回はあの「統計学が最強の学問である」を書いた、西内啓氏が基調講演を行いました。

若い方でしたがとても優秀で、とても示唆に富んだ素晴しい講演でした。

おそらく彼の本にも書いてあることだと思いますが、分析のポイントは、1)望ましい姿を現したアウトカム、2)それを比較分析するための分析単位、3)それらを左右する説明変数、という順番で整理をして考えることが必要であること。

それから、ビッグデータについては、ビッグデータを精緻に分析することと、サンプリング調査で大まかな分析をすることでは、結果としてはあまり判断に大きな差をうまない。これまでのリサーチ手法で実施してきたことの方が有効な場合が多いということ。

そして、課題とデータがあって、分析を行うわけですが、それによってアクションのアイディアが生れることが1番重要であること。

マーケティングは人の行動を変えることができ、社会的に良い行動を広げるという「ソーシャルマーケティング(コトラー)」の概念も大切であること。

そんなことを事例を踏まえて分りやすく説明をしてくれました。

 

そして、質問の時間に、前のJMRA会長でインテージ会長の田下さんが、「ネットリサーチの代表性についてどう思うか」と聞いたところ、

「あまり代表制に拘りすぎず、どの様な偏りがあるかを考えながら、お客様の声を聞いてアクションのアイディアに繋がるのであれば良いのではないか。」

という返答を聞いて、統計の専門家までその様な解釈をするとは、やはりこの世界も大きく変わったのだなと感じました。

「統計学が最強の学問である」はだいぶ前に買って積んであるので、早速週末に読んでみたいと思います。

2013年12月 2日 (月)

JMRAカンファレンス

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先週の金曜日は、JMRAのアニュアルカンファレンスに10時から懇親会の最後の21時までまるまる1日参加してきました。

こちらにはもう7年ほど参加していますが、最新のリサーチのトレンドや技術情報などが得られますし、夜の交流会でも色々なリサーチ関係者と生の情報交換もできるので、重要な情報収集の場だと考えています。

今年は私と森さんの代わりに急遽参加した野沢さんと2人でした。業界情報のインプットや業界関係者とのネットワーク作りに役立ちますので、マネジャーの皆さんにお勧めです。

 

今年のカンファレンスはとても勉強になりましたし、リサーチ業界が急速に質的な変化をしていることを強く感じる報告が沢山ありました。

特に私がこれは大きな変化だと感じたのは、メーカーなどのお客様が、フェイスブックから集めたファンサイトなどで、直接お客様の声が簡単に聞けるようになったことです。いわゆる共創型マーケティングがもうこんなに進んできたのかととても驚きました。

幾つかの先進事例の紹介がありましたが、ベネッセさんのウィメンズパークhttp://women.benesse.ne.jp/には1日に1万件のお客様の声が集まり、その会員にアンケートがいつでも出来るので、担当者ベースで簡単なアンケートを毎日の様にやっているということです。

その他では、良品計画さんhttp://www.muji.net/community/、江崎グリコさんhttp://glico-club.net/index.aspx などが紹介されていました。

 

自社のお客様の声は自社で直接聞くというユーザードリブンの共創型マーケティングがより進んで行くと、調査会社に頼む調査は、難しい分析が必要なテーマや、非ユーザーの調査に限られてくることになります。

セルフ型調査サービスも始まりつつあるので、簡単な調査の委託は減少して、リサーチャーのが活躍できるのは、より難易度の高い調査、よりプロの分析力や提案力が求められる調査になってくるのではないでしょうか。

そのため、リサーチャーを目指すのであれば、お客様にはできない技術力や専門性を持つことです。プロ意識を持って自分で主体的に学習し、今までやったことのない色々な難しい業務にも積極的に取組んで、自分の技術力や提案力を高める努力をし続けなければいけません。

時代は変わり市場環境は変わっても、顧客の意見を構造的に分析して、客観的な戦略提案のできるリサーチャーは必ず必要とされるはずです。色々な情報が溢れている時代にはより求められる専門職になるでしょう。

自分が将来どの様な仕事の役割を担うのかは、皆さん自身の仕事への取組み方次第です。

プロになることの重要性を強く感じた今年のカンファレンスでした。