マーケティング Feed

2008年5月20日 (火)

競合社長

クロスマーケティングの五十嵐社長と初めてお会いして食事をしました。同社は5年前の2003年に設立したネットリサーチ会社ですが、既に社員が120名まで急成長しています。

彼らは営業力が強く、電通グループへの食い込みに成功したのが急成長の要因と聞いていました。「すべては顧客の満足のため」、「速さ・正確性・安心感の品質が第一」、「昼夜を問わずクライアントと時間を共有する使命」等のポリシーを掲げる五十嵐社長に興味がありご紹介いただきました。

驚いたのは五十嵐社長の若さです。29歳で起業してまだ34歳です。その前はあるVC(ベンチャーキャピタル)に勤務していて、最初から起業することは決めていたそうです。

特にリサーチやマーケティングに興味があった訳ではなく、マクロミルの成長を見てこれなら可能性があると思って参入したようです。「私はお客様から喜ばれる事業になるなら、ラーメンのチェーン店でも何でもやりたい。」と話しておられました。

その面ではリクルートの人達が始めたマクロミルと似ています。1つ違うのは同社は当社やマクロミル、インフォプラント、インタースコープといった会社が4年くらいやって、ネットリサーチ市場がある程度できてから参入したということです。

彼らの営業資料などがよく出来ていることを聞いたら、各社の資料を取り寄せて良い所を取り入れて作ったと言います。手探りではなく、先行事例を徹底的に調べて活用することで効率化を目指す戦略です。

もう1つの効率化がパネルを自社構築でなく、ネットコミュニティを持っている企業との協業にしたことです。何社かにアプローチした結果、ECナビの協力が得られることになり、同社とのJVでリサーチパネルというパネル運用会社を作りました。

そして、「営業力」、VCの仕事はベンチャー社長のテレアポを取って自社と自分を売り込むことです。五十嵐社長は「私はテレアポの新規開拓が1番好きです。」と言っていました。同社はとてもハードな営業を行っています。やはりベンチャーが成長を続けるには「新規開拓の営業力」を磨くしかありません。営業の皆さん、うちも負けないように頑張りましょう。

彼らは目指す方向性も異なりますし、顧客対象が異なるので今までは競合していません。ただ、彼らの営業展開から今後は必ず競合してくると思います。でも、営業開拓、提案力、顧客満足で彼らに負ける訳には行きません。

こんな競争相手がいることも意識しながら、前に向かって進んで行きましょう!

2008年5月16日 (金)

ボイスポート

「mpackとスコープNetは、5月6日より 「ボイスポート」として新たにスタートいたしました。 新サイト「ボイスポート」については<http://voiceport.jp/>をご覧ください。」

こんな案内メールがヤフーバリューインサイトさんから来ました。

旧インフォプラントさんと、旧インタースコープさんのモニターの統合を進めていると聞いていましたが、その作業が完了したようです。でも新しいブランド名に「voice」っていれることないのになあ。「ボイスポート」と「マイボイスレポート」ってかなり被ると思いませんか?

インフォプラントの大谷社長やインタースコープの平石社長であれば旧知の仲なので「ちょっと待ってよ!」とも言えますが、ヤフーバリューインサイトさんは全く接点がないので何もできません。でも、「マイボイス」というブランドにこだわってやって来た自分としては、とっても嫌な感じがします。

同社にとって「ボイスポート」はセカンドブランドのモニター組織です。「ヤフーモニター」とどう使い分けをするのでしょうね?このあたりも良く分かりません。

何れにしても後から「ボイス(voice)」という名前を付けたサービスに負けるわけには行きません。皆さんもそう思いませんか。

2008年5月15日 (木)

調査の役割

明治大学の「元気な社長・・」の夜学セミナーで、龍角散の藤井社長のお話をお聴きして、その後、有志の数名で会食しました。年齢は私の1つ上でとても気さくな方でした。

同社は設立200年という伝統ある会社で「ゴホンと言えば龍角散」というキャッチコピーで高い知名度を持っています。こんな会社ですからずっと安定安泰だと思ったら、藤井社長が家業に戻って社長を引き継いだ13年前は主力製品が売れなくなり、多額の借入金もあって「数年で倒産かも?」という状態だったそうです。

そんな経営状況で大変厳しい日々を送りながら、様々な改革を行って今は無借金経営の優良企業になりました。その過程では様々な組織的、精神的な戦いと葛藤があったと聞きました。でも、こういう方向で行こうと藤井社長が決断をしたのは、『徹底した調査を行った』ことが全ての始まりだったといいます。

会社が潰れるという危機意識の元で、藤井社長は「ブランドイメージ」と、ユーザーなぜ利用してくれているのかという「利用動機」を定量と定性の両面で徹底的に調べました。そして、その調査結果の中で自分が確信を持った方向に大きく舵を切ったと言います。すべては生活者、利用者の声からスタートしたのが成功要因でした。

私達が携わっている「マーケティングリサーチ」は、この様な会社の運命を決める場面でも役に立っています。「生活者の声を伝える」という仕事の重要性を改めて実感するとともに、その役割の自覚を持って取り組むことの必要性を改めて感じました。

それから、「昨晩のお話し大変参考になりました・・、マイボイスは・・、つきましては貴社のマーケティングのご担当者を・・」とお礼のメールを送って、ご担当者までご紹介いただくことができました。

「元気な会社の元気な社長・・」は2度美味しい講座となりそうです。

2008年5月 9日 (金)

サーベイML

「サーベイML」というメーリングリストを知っていますか。ニールセン・オンラインの萩原社長が10年前から主催しているリサーチ等に関するメーリングリストです。(萩原社長は元日経リサーチのリサーチャーで、私とも10年来の友人です)

こちらで気になる記事がありましたので紹介します。発信者は萩原さんで、日本マーケティングリサーチ協会誌で紹介された「クライアント座談会」についてです。クライアントが現在の調査会社をどう見ているかという内容で、なかなか厳しい意見ですが参考になります。

この中で「シンクタンク系の企業をパートナーと認識している」という発言がありました。当社は今年の基本方針でネットリサーチを中心手法としつつ、これまでシンクタンクが対応していた業務にも展開して「ネット・シンクタンク」を目指すことをうたっています。この方針を裏付けるような発言だと感じました。

クライアントに信頼される「マーケティング・パートナー」になるにはどうしたらよいか、皆も良く考えながら毎日の仕事に取組んで下さい。

以下、萩原さん投稿の抜粋です。=====

◆特集「今、調査会社に求められる役割」データサプライヤーからパートナーへ(JMRA「マーケティングリサーチャー」No.105、2008.4)

経験豊富な部長級の調査担当者による座談会。失礼ながら特集タイトルが凡庸であまり期待しなかったのですが、これまでみたことないほど調査会社やリサーチャーの現状について遠慮なく厳しい発言が飛び交ってます。

総括にあるようにクライアントが直面している環境の大変化に調査会社が追いついていないということでしょう。いや調査会社も頑張っている、やることはやっていると反論したくなりますが、それはクライアントに伝わってないし、認められていない。結果的にデータサプライヤーとしてしか期待されてないのが今の調査会社だと。

一方、パートナーとして認識されているのは、シンクタンク系の企業やら、専門領域に特化した企業やら、長く付き合ってきた個人になっている。特集のサブタイトルはそれを意識したものですが、ギャップは大きいように思えます。

<クライアント側の変化>

マネジメントに「結果はいつ出るのか」と聞かれたときに、企画に1週間かかるとか、そういう話は全然通じないんですね。インターネットの時代に何いってんのという感じで。訪問面接だとかっていえない。

今は、これまでのように、とにかく住民基本台帳からサンプル抽出とかっていうような時代ではないと思っているんです。時間もかかり、お金もかかるというのは、私どもの会社では評価されない。

何か聞きたいことがあれば、社内のシステム上で簡単に調査を行うことができます。サンプリング上の問題はあるにせよ、聞きたいことがすく聞けるということで、利用が高まっています。

<今の調査会社に抱いている印象>

(15年位前には)リサーチ会社のなかに特殊なスキルや専門性に対するプライドを持った人がいた。ところが、最近、そういうオリジナリティを持ったリサーチ会社が少なくなってしまって。

スキルとかツールとかということを考えると、あまり特徴のあるところがない気がするんですね。実はリサーチ会社に求めるリソースがフィールドワーク以外ではあまりないっていうのが現状かもしれません。

アウトソーシングされる立場のリサーチ会社は、そのようなフィールド中心のやり方が、一番ありがたいと判断されているのではないかと思われるんです。つまり、とにかくデータだけ出せればいいでしょ、と。

考え方を言ってほしいんですよ。そのテーマに関してどのようなマーケティング状況が起こっているのかという話を。だけど残念ながら、そういうことには関心を持っておられないというのが僕の印象ですね。

<実際に起こっていること>

(複数指標の分析や戦略への示唆などは)心配なくお願いできる日本のリサーチ会社は、今のところ、あまりみつけられなくて、結果、シンクタンク系の企業にお願いすることが多い。

ウェブリサーチを専業にしている会社というのは、リサーチにはあまり関心がない。ですが、スピードとコストの面で従来のリサーチ会社よりも勝っているので、調査案件がどんどんそちらに流れていくわけです。

(出所)サーベイML

2008年4月17日 (木)

米子のバス

先日の小池さんと神保町の餃子屋に行きました。すると見たような顔の男がニッ、と笑って私に手を振っています。私の大学の友人でした。3年ぶりの再会です。

こんなところで何をしているんだと話したら、勤務先がこの近くに移ったのだそうです。そしてもう1人の同期も最近竹橋に来たと言います。それでは3人で久々に飲もうという話しになって先日近くの店に集まりました。

1人は全国農協中央会という農協の上部組織で働いていて、全国の農協の経営指導や合併推進を担当しています。今は農協の経営も大変なんだぞ・・・、と言いながら新しい名刺を交換すると名刺に「博士」と書いてあります。先月やっととれたのだそうです。

10年前から取る取るとは言っていましたが、ずっと諦めないで頑張っていたみたいです。やっぱり諦めないで続けることは大切なんですね。それはめでたいと急遽、祝杯をあげました。

その彼が1ヶ月ほど前に米子に出張した時に、ローカルのバスに乗ったのだそうです。そして、車内に流れているニュースのテロップを何気なく見ていたら「マイボイスコムの調査によると・・」というテロップがずっと流れていて、大変驚いたと話してくれました。

米子のローカルバスで当社の定期アンケートの結果が表示されている。それも何だかめでたいと、またまた乾杯をしました。昔の同級生と集まるといつもこんな感じで、どーしても飲みすぎてしまいます。

2008年4月16日 (水)

ファミリーマート

ファミリーマートの井上常務のところにご挨拶に伺いました。井上常務は以前ブログでも紹介しましたが、CRC総研の経営企画部長をやっていて、その時に社内ベンチャー制度を作ってくれた方です。そういう意味では当社の生みの親的な存在でもあります。

その後、当社が出きる前に伊藤忠商事に戻られて、伊藤忠商事のIT企画部長、ファミマドットコムの社長、ファミリーマートUSAの社長をやられて先月日本に戻って来られました。こういうご縁ですので、まずはマイボイスの近況を報告してから、色々とお話を伺いました。

ファミリーマートさんが伊藤忠グループになってからもう7、8年は経つでしょうか。もともとは西友の子会社だったのが、西友が経営不振になった時に、伊藤忠がリテール重視の戦略のもとで凄い金額を投資した会社です。そして、伊藤忠の系列になってから積極的に海外展開を進めるようになりました。

今は台湾と韓国を中心に、中国、タイ、米国などにもチェーン展開するようになって、海外に6千店舗もあるのだそうです。井上常務は海外事業の責任者でもあって、「毎週のように海外出張で大変なんや」と仰っていました。コンビニや日本の小売というと、ドメスティックなイメージがありますが、商社の血(人、経営者)が入ることで全く違う業態になりつつあるようです。

「ちょっと落着いたらメシでも食おうや。何かマイボイスに頼めることがないかも頭に止めておくな。」、「うちの社員はしっかり良い仕事をしますので、是非よろしくお願いします!」、人のご縁とはかくもありがたいものです。

2008年4月15日 (火)

PR調査

2ヶ月ほど前に博報堂さんのある局会で「定期アンケートを活用したPR」と、「ブログモニターの行動付随による口コミマーケ」のプレゼンをしたことは以前お伝えしましたよね。こちらは小池さん、内門さんと出席して、30人位のPRのプロに説明することができました。

新しい企画ですし、当社のメディア発信力があって初めてできるメニューですので、結構良い感触でした。しかし、1ヶ月以上も誰からも何の連絡がなかったので、もう少し工夫が必要だったかな。価格がちょっと高すぎたかななどと思っていました。

そうしたら、先日あるディレクターから連絡があり、自分のクライアントへの提案に、マイボイスの「定期アンケートを活用したPRメニュー」を取り入れたいという連絡をいただきました。早速、小池さんとお打ち合わせに伺いましたが、なかなか良い感じに話が進み、その方だけで2つ提案してくれることになりました。

その後に、説明会を開いてくれた担当者にも挨拶をしたら、別なディレクターも採用を検討しているとのお話を伺いました。「定期アンケートを活用したPR」の企画は結構いけるかもしれません。

広告代理店さんを「回収・集計」で新規開拓するのは難しくなっています。でもこんな風に自分達の特徴を生かした新しい企画を提案するれば、クライアントさんは聞いてくれますし、動いてくれます。独自の企画ですから、多少高い金額でも販売が可能です。こういう新しいサービスの提案が「高付加価値サービス」に繋がります。

情報を扱うビジネスは、とにかく企画力と提案力、そして行動力が大切です。皆も知恵を絞って新しいアイディアをクライアントに提案して下さい。そうすれば何かが動いて来ると思います。

2008年4月11日 (金)

日本食糧新聞

日本食糧新聞の取材を受けました。同紙は食品メーカーや流通企業の方が読んでいる大規模な業界紙です。もう創業60年だそうでもうすぐ創刊1万号になるとおっしゃっていました。

この食糧新聞の1面に「味なカンパニー」という特集があって、そこでマイボイスを取り上げてくれるのだそうです。当社の活動を食品メーカーさんなどにPRする良い機会になればと期待しています。

何故、食糧新聞の記者さんが当社に注目したか。それは「定期アンケート」の存在でした。そして、その食品関連の記事が色々なメディアに掲載されていることで「マイボイスって何?」と思われたようです。

私と広報の広岡さんとで取材に応じましたが、記者の方は話を引き出すのがうまいですね。何となく気持ちよく話しているうちに1時間が経ち、これで色々と記事が書けるといいます。彼が注目してくれたのが「定期レポートが900件もあること」と、アサヒビールさんとの取り組みでやっている「ハイボイス」の存在でした。この2つを中心に近々掲載してくれるようです。

会社の写真が必要というので、金森カメラマンが内門さんをモデルに「定期レポートがこんなにあります!」という写真を撮りましたが、残念ながら没になりました。理由は「レポートより内門さんが目立ちすぎ(男前過ぎ?)」ということだそうです。内門さん残念でした。

記事が掲載されましたらまた広岡さんから回覧しますので、お楽しみに!

2008年4月 9日 (水)

asobigokoro

080317_1235001 名刺といえば当社もお取引をいただいている電通さんも有名ですよね。私もお仕事柄、電通の方から沢山の名刺をいただきましたが裏側はとてもカラフルなデザインになっています。

こちらは全部で100色あって、社員1人、1人が自分で好きな色を選ぶのだそうです。この名刺になった頃にある人から「高井さん100色全部集めたら何でも好きなものご馳走しますよ。」と言われたことがあります。1番少ない色はほんの3、4人しかいないのだそうです。

電通さんというと最大手の広告代理店さんで、お取引をさせていただいて、とてもしっかりした方が多い会社だと感じています。そして皆さん本当によく働いておられます。

ある時にお世話になったご担当者と会食をして、11時過ぎまでお付き合いいただきました。その時に「ちょっと仕事を残しているので社に戻ります。」と言われて気になっていたら、朝の5時頃に「昨晩はありがとうございました・・」というお礼メールをいただきました。あれから朝方までお仕事をされていたのかと大変恐縮してしまいました。

遊ぶときにはしっかり遊び、そしてやる時にはしっかりハードに仕事をする。そんな社風だからあれだけの会社に成長されたのでしょうね。うちもONとOFFをしっかりして働くところを見習いたいですね。

2008年4月 8日 (火)

遊び心

080317_1813001 以前あるコンサル会社でお世話になっていたお客様が、マクドナルドに転職されました。その方と久しぶりに食事をさせていただいた時に、5枚位のカードをトランプの様に差し出されました。

何かと見ればマクドナルドの商品が裏面に書いてある名刺でした。ビックマックやポテトフライ、マックシェーク、コーヒーなどの図柄があります。「どれでも好きなカードを選んで下さい。」と言われたので、んーどれが良いかなとマジに迷って1番高そうなビックマックを選びました。

「これをお店で提示するとビックマックが永久ただですか?、それとも半額ですか?、何か得点はあるんですよね。」と聞いたら、「これは名刺だから特典は何もないですよ。」とのこと、なんだマジに考えるんじゃなかったなあ。マクドナルドのこういうカードを見るだけでクーポンをイメージしてしまうほど、クーポンのイメージが浸透していますよね。

彼曰く、「これは単なる遊び心ですが、こういうのって良いと思いませんか?、うちは社内にこういう遊び心をくすぐるものが沢山あるんですよ。」、確かに良いですよね。名刺で話が盛り上がりますし、クーポンの話しでまた一花咲いて、いきなり楽しい雰囲気になりました。

そして、家に帰って娘に「このカード何だと思う?これはなあ・・」といつの間にか口コミをやっている自分がいました。これも口コミマーケティングのノウハウなんでしょうね。流石です。

仕事は忙しく厳しいものですが、その中にもどこかに「遊び心」、「心の余裕」を持つことって大切ですよね。流石にグローバルでマーケティングの強い会社は違うなあと感心しました。

うちも何かできませんかね・・・

2008年4月 4日 (金)

3月モニター加入

3月のモニター加入数をお知らせします。

加入者が4,451人、退会者が2,629人(うち期限切れ退会1,842人)で、差し引き約1,800人の増加です。ポイントサイトからの募集を止めてからしばらく横這いでしたが、2月からやっと900人の増加に転じ、3月はその倍の1,800人に増えました。

アフリエイトの契約先を2社から6社に増やした効果や、アドワード広告を増やしたりした効果がやっと現れてきたようです。まだこれから効果が出るところもあるので、月に2~3千人はコンスタントに増えていくと思います。

ただ、期限切れ退会(2年間未ログイン)前の更新キャンペーンでは、1,400人の対象者に100円の謝礼ポイントも付けて連絡しましたが戻ってきたのは7人だけでした。やはりアクティブでないモニターや、登録ポイントが目的の方をアクティブにするのは難しいことも分かりました。

取り急ぎ状況報告です。

2008年3月31日 (月)

業界情報

インテージ・インタラクティブ社は、インテージとヤフーがネットリサーチ事業を行うため2002年に設立した会社で、「Yahoo!リサーチ」ブランドで事業を行っていることは皆さんもご存知の通りです。この構造に変化がありました。

インテージ・インタラクティブ社の出資比率は、インテージ51%、ヤフー49%でした。しかし、ヤフーが昨年度までに、インフォプラント社とインタースコープ社を買収して、完全子会社の「ヤフー・バリューインサイト社」を設立したため、2社の関係がどうなるか業界の関心が集まっていました。

そして、先週になってインテージがヤフーの持株の大半を購入して、インテージ85.1%、ヤフー14.9%になることが発表されました。これからも2社の協業は続けるとのことですが、インテージは「インテージ・インタラクティブ社」、ヤフーは「ヤフー・バリューインサイト社」で別々にやって行くという意思表示といえます。

この経緯については色々な話を聞いていますが、大きな会社同士が、ほぼ対等な立場でJV(ジョイントベンチャー)を進めるのは、なかなか難しいということの様です。業界地図の1つの変化として理解しておいて下さい。

PS; 今日で07年度が終わります。皆さん大変ご苦労様でした。今期は決算的にはパッとしない年になってしまいましたが、次の飛躍に向けた組織作りは着実に進みました。明日から始まる08年度が、10周年に相応しい良い年になるよう頑張りましょう!

2008年3月27日 (木)

食と健康

皆さんはアルフレッサという会社をご存知ですか。私も知らなかったのですが、医薬品卸の業界2位で、社員は4千人、売上は1兆7千億円もあるそうです。

このアルフレッサさんと先日紹介した日本アクセスさんが業務提携をしました。そして、当社と伊藤忠の「ネットの森」から出来たウェルネスコミュニケーションの4社で集まって、「食と健康の情報分野」で何か新しいサービスができないか相談しています。

食品にしても医薬品にしても、お取引である流通業に対して顧客情報や、マーケティング情報を提供することが求められています。これまでの商品情報と物流機能だけでは商売が成り立たなくなるという危機感があるようです。

まだ4社で何ができるのか、何もできないのか。当社が何を担当するのかも見えていませんが、食品と医薬のメーカーと太いパイプを持ち、物流と商流に大きく関わっておられる両社とであれば、何か面白いことができるような気がしています。

こちらは今のところ私と秋山さんで担当しています。興味のある方、良いアイディアお持ちの方は連絡下さい!

2008年3月26日 (水)

ライフスタイル分析

リスキーブランドの田崎社長から「ライフスタイルによるブランド分析のサービスを一緒に作りませんか」というお誘いをいただきました。

田崎社長はCIで有名なコンサル会社でマーケティング部長をしていた方です。当社とは設立早々からお取引をいただいていましたが、この3年位はマクロミルに営業攻勢をかけられてお仕事を取られていました。

そのリスキーブランドさんに内門さんが営業に行き、田崎社長が当社との協業で面白い展開ができるのでは?、と私の顔を思い出してくれました。昔からのお付き合いというのはありがたいものです。また、営業が動くことで昔のパイプも繋がるということで、営業が前に動くことの大切さが分かります。

田崎社長はライフスタイル分析に20年以上も取組んでいて、自称「日本で1番ライフスタイルに詳しい」と仰っています。先日、田崎社長と担当者にご来社いただき、3月中にデータを回収してクラスター分けを行い、4月からサービスインすることで合意しました。彼らのノウハウと当社の分析力で、高感度分析の様な新しいメニューが作れればと思います。

打ち合わせは上辻さん、内門さん、野尻さん、金森さんに参加してもらいましたが、展開によっては他の皆さんにも協力いただきます。新しい「ライフスタイル分析」の事業展開にご協力をお願いします。

2008年3月19日 (水)

退会手続き

先週、規約違反で「Dさん」を退会手続きにしました。Dさんは9年前にフォーラムができた直後から参加してくれた方です。今回、重複登録での参加が分かり、以前にも何度か誹謗中傷などで警告をしていた経緯もあって退会手続きを取りました。

この処分に対して賛否両論で沢山の書き込みがあり、本人からメールもあってなかなか大変でした。Dさんは古参のメンバーでフォーラムの活性化にも貢献してくれました。しかし、規約にもとづいて公平中立に対処しないと、ネット空間のフォーラムの信頼は保てません。

誠意を持って対処してやっと良い方向で収まりました。何人かの方からは厳正に対処してくれてありがとう、というメールもいただきました。目に見えないフォーラムを運営するのはなかなか大変な作業です。

何故この様な大変な思いをしてまでフォーラムを続けるのか、ネットリサーチの会社でフォーラムを運営しているとこは他にないですよね。事業収益の面ではなくても良い存在かもしれません。

でも、このフォーラムはメンバーの貴重な意見交換の場になっていますし、モニターの活性化に役立っていると思います。また、私達がモニターを色々な意見や感情を持った「人」の集まりであることを認識できる「場」でもあります。少なくとも私は管理人として毎日ここを見てきてそう感じています。

9年間の書込み総数は77,500件です。1日平均で24件の書込みがあり、その数十倍もの方がフォーラムに来ています。メンバーと私達にとって貴重なこの空間を、当社の1つの個性として続けたいと思います。皆さんもモニターの「人」を実感するため、時々覗いてみて下さい。

2008年3月18日 (火)

訪問留置法

あるクライアントから訪問留置法のお引合がありました。

従来型手法については、1)ネットリサーチとの組合せ案件である。2)ネットリサーチの取引の多いお得意先からのご依頼である。3)ネットリサーチの新規顧客開拓に繋がる可能性がある。という基準で取組むことにします。

私もCRC総研の時に、全国での大規模な訪問面接・留置調査を5~6回だけ経験しました。実査は1回勝負なので、調査票や対象者条件を間違わないようにかなり神経を使いましたが、段取りさえちゃんと取れれば問題なくデータは集まります。

地方で行われるイントロに参加したり、全国で調査員の人達が歩き回って汗と涙?で集めた「個票」の束を見たりすると、分析で頑張らないといけないなあ、と感じるものです。こういう世界の経験もまた貴重な蓄積になります。ネットリサーチ以外の手法を経験することも、皆の技術や仕事力の幅を広げることにもなるはずです。

全国規模で訪問面接や留置調査のできる会社は限られています。(社)中央調査社、(社)新情報センター、日本リサーチセンター、サーベイリサーチセンター、綜研、といったところが全国に調査員を持っていて、大規模調査のできるフィールド会社です。今回、このうちの3社から下記の条件で見積を取りました。

【見積条件】 1.調査地域 全国、2.調査対象 13歳以上の男女個人、3.回収数 3,500件完了、4.抽出方法 層化多段無作為抽出(300地点)、5.訪問面接又は留置併用、6.納品物 回答データ

3社の見積額は、A社 1766万円、B社 2142万円、C社 2359万円、でした。同じスペックでお願いしましたが、A社とC社では1.3倍の開きがあります。かなり違うでしょう。

調査スペックや規模によって異なりますが、@5,000~7,000円/件というのが訪問留置のざくっとした単価です。感覚的で良いので覚えておいて下さい。

また従来型手法(ネットリサーチ以外)の経験者は、私、服部さん、(永森さん)、堀江さん、恒吉さんあたりです。それぞれ得意分野や経験は違いますが、何かあれば相談下さい。

2008年3月14日 (金)

ポイント交換

最近モニターの回答率の低下が課題になっています。回答率が下がることは、必要なデータが集まらないだけでなく、データの信頼性の低下にも繋がります。これは経営理念で「クオリティの高い生活者情報」を謳っている当社としては由々しき問題です。

何故、回答率が下がっているのか。これには幾つかの原因があるでしょう。1年前に、服部さんがモニターの満足度調査をやってくれましたが、この結果から見ると「ポイントが貯まらない」というのが大きな不満要因でした。

ポイントが貯まるようにするには、回答頻度を増やすか、謝礼単価を上げることが必要になりますが、現在の厳しい価格競争の中で単価を上げるのは困難です。そうするともっと調査の頻度を増やすことが1つの解決策になります。これは営業を頑張るしかありません。

あとは、ポイント交換の水準を下げることと、交換の種類を増やすことが考えられます。そのため以下の2つを取り入れることにしました。

1.図書券の交換を1500円から1000円に引き下げる。(4月予定)

2.現金化に応えるためネットバンク振込みを始める。(6月予定)

交換レートを下げると景品配送の手間と郵送費が増え、ざっと300万円位の費用増になります。決して小さな経費ではありませんが、1)モニターとの信頼関係と、2)データのクオリティ、を重視するための必要経費と考えることにします。

関係の皆様、準備をお願いします。

2008年3月13日 (木)

モニター状況

今期になってモニターのクオリティを重視するという考え方から、ポイントサイトからの募集は止めました。その結果、重複登録者はかなり減ったと報告を受けています。このことは前にもお伝えしたとおりです。

ただその結果これまで月4~5千人あった新規登録者が、2千人位まで減ってしまい、退会者(2年間未ログインの期限切れ退会も含む)も2千人位いるため、有効モニター数は増えないという状態が半年以上続いていました。

そのため、岡島さん、明石さん、広岡さんと私で定例のモニター会議を開き、アフリエイトの単価を上げたり、アフリエイトの契約社数を2社から6社にしたり、アドワード広告を増やしたり、休眠モニターへの呼びかけや、家族紹介キャンペーン(1家族2人から4人に規約変更)等の対応策を進めています。

その結果、2月からやっと実質増加に転じました。まだ月間で千人ほどの増加ですが、新しく契約したアフリエイトや、家族紹介キャンペーンなどの効果はこれからですので、モニターも徐々に増えてくるものと期待しています。

2008年 2月に入会した人:                   3,844
2008年 2月に退会した人(総計):         2,934
               (うち期限切れ退会)               2,207

これからも色々と手を打って、モニター増強を進めます。何か良い募集アイディア等があれば広岡さんまでお願いします。

2008年3月 6日 (木)

コンサルの世界

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ホテルオークラで開かれた、ヒューロンコンサルティングの日本法人設立パーティに行ってきました。

同社は6年前に米国で創業したコンサルティングファームで、アンダーセンコンサルティングで働いていた約200名のコンサルタントが事業を始めました。現在では米国のコンサルタントは約1,000名まで増えて事業を拡大しています。

海外拠点は日本が始めてで、約40名のコンサル体制から事業を始めるという紹介がありました。

私は当社もお世話になっているマクシスコンサルティング(伊藤忠系のコンサル会社)の前社長が同社に移ることになり、その方から招待状をいただいたため、何かビジネスの接点があればと思い出席しました。

設立パーティは米国のCEOも来日して約300人の出席者で賑わっていました。同社のコンサルタントと6人ほど名刺を交換して話をしましたが、面白いことにコンサルタントのほとんどが、以前にアンダーセンコンサルティングで働いていた方でした。元アンダーセンコンサルの社長から声がかかって集まったメンバーなのだと言います。

外資系コンサルの世界は、実力で会社を渡りながらステップアップする方が多くみられます。また成果が出ないと1年でクビというドライな世界でもありますが、実際はこういう人脈で動いているんだなあと実感しました。

どこの世界も、最後は人脈(人的ネットワーク)なんですね。

2008年3月 5日 (水)

クロスマーケ

クロス・マーケティング社は2003年4月の設立です。今年で5年目の会社で、もともと組織力やブランド力もなく、パネルも自社保有ではなく、リサーチ技術のバックグラウンドもありません。

それでも電通グループに食い込み当社よりも大きな売上を上げています。かなりハードな営業をしているという噂は聞きますが、何故、マクロミルさん等と戦って電通さんから多くの仕事を取っているのか分かりません。

そのヒントが同社の「ポリシー」にありました。以下、同社のサイトからの引用です。

「クロス・マーケティングが求めるクオリティ。それは、クライアントの満足に集約されます。これが実現してはじめて、クロス・マーケティングの価値が生まれるのだと考えます。また実現のためには、クライアントへのホスピタリティを十分に発揮することが重要。つまり、人間の介在によるきめ細やかな心配りとサービスを実践していくことです。

その前提となるのが、「速さ・正確性・安心感」という品質第一の考え方。技術的な要素はバックボーンでしかありません。スピーディに、正確に応え、信頼を構築していく。その積み重ねが安心感を紡いでいきます。たとえば、昼夜を問わず、クライアントと時間を共有することも使命の一つであると考えています。クオリティとは、究極は人間的なつながりに帰結する。それが、私たちの志向するクオリティのカタチです。」

キーワードを拾ってみました。

・クライアントの満足、

・クライアントへのホスピタリティ、

・きめ細やかな心配りとサービス、

・昼夜を問わずクライアントと時間を共有、

・クオリティとは究極は人間的なつながりに帰結、

代理店さんが主なクライアントなのに、システムでも、パネル数でも、低価格でもなく、クライアントとの「人間系のつながり」をうたっているところが意外に感じました。

私もクライアントの満足や人間的なつながり(信頼感)が、サービス業では1番重要だと思います。そのアプローチには彼らが言う「昼夜を問わないサービス対応」や、当社の目指す「しっかりしたリサーチ技術の提供」など、いくつかの方法はあると思います。

ただ、彼らが言うクライアントに対する「ホスピタリティ」や、「きめ細やかな心配り」といったものはCS向上の不可欠な条件です。サービス精神がないとどんなに技術があっても「お客様の満足」や、「人間的なつながり」は作れません。この点ではうちも絶対に負けないように頑張らなければなりません。

いままでクロス・マーケティングさんとは全く接点がありませんでした。今度、同社の上の方とお会いして情報交換をしてみます。

参考になる話があれば、また紹介します。