ビジネス Feed

2014年3月26日 (水)

営業スタイルも変える!

リサーチの仕事は請負型のビジネスです。

お客様を訪問して、当社の存在や機能、特徴を知ってもらい、その後も自主調査結果の提供や新しいメニューの紹介を続けて関係を構築する。

そして、お客様にリサーチ課題が出て、リサーチの引き合いを頂いた時に、迅速で適切な提案をして受注を積上げるビジネスモデルです。

私もずっとこのビジネスモデルでやってきました。

 

でも「MyEL集計サービス」や「テキストボイスASPサービス」は、業務請負型ではなく、ソリューション提案型のビジネスです。

営業の皆さんにはノートパソコンを持ってもらって、客先で「MyEL集計サービス」や「テキストボイスASPサービス」のデモをしながら、この機能が貴社にあればこういうシーンのこんなニーズに役立ちますので取り入れてみませんか。というソリューションの提案をやってもらいます。

そして、こちらのお客様もマーケティングの部署ですので、「MyEL集計サービス」や「テキストボイスASPサービス」の提供が、リサーチ営業にも相乗効果があると考えています。

 

新しいサービスと新しい営業スタイルも取り入れることで、新しいお客様を開拓して行く。

もっと能動的で活動的な営業を推進して行く。

来期はそんな変化の年にして行きたいと思います。

 

「MyEL集計サービス」が完成したら直ぐに新しいスタイルの提案営業を始めましょう。

営業の皆さん、ノートパソコンでのデモでも頑張って下さい!

そして、新たなビジネスフィールドを築いていきましょう。

2014年3月25日 (火)

収益構造を変える!

来期は「MyEL集計サービス」と、「テキストボイスASPサービス」という新たな武器ができる予定です。これらのサービスには2つの意味があります。

 

1つは他社にない当社独自のサービスであることです。

ネットリサーチが始まってもう15年が経ちました。そして、それは新しいサービスでも、目新しいソリューションでもなく、リサーチの主要なインフラになっています。

営業がお客様を訪問しても、ネットリサーチをやっている会社なのね。それで貴社しかできないことって何なの?何が他社と違うサービスはあるの?、と聞かれます。

そして、それに答えられなければ提案の機会ももらえず、価格勝負の値下げ競争に陥ってしまいます。その悪循環に陥らないための対策です。

 

もう1つは3年前から言い続けている「固定収益の確保」です。

リーマンショック後の大不況で案件が急激に減って、アドホック調査のみに頼るビジネスモデルの厳しさを痛感しました。これを克服するには、収益の2~3割を固定収益ビジネスで確保することだと考えています。

このことは中期経営ビジョンにも盛り込みましたが、「MyEL集計サービス」も、「テキストボイスASPサービス」も固定収益型のビジネスになります。

これらが一定の収益規模になれば、会社の収益構造は大きく改善できます。

 

新しい独自のサービスを模索し続けて、やっとたどり着いたのがこの2つのサービスです。

2つともユニークで有益なサービスですし、他社は作ることができないものです。これらを積極的に活用して当社の収益構造を変えて行きます。

 

そして、これらの新サービスが成功すれば、「中期経営ビジョン2017」の目標は達成できます。そして、ビジョンの中で謳っている皆さんの待遇の改善や、退職金制度の導入も実現できるでしょう。

経営理念は決して変えませんが、営業スタイルや収益モデルはどんどん変えながら、事業の良い流れを作って行きたいと思います。

今期の様なひどい決算は2度と出すわけに行きません。

当社の関係者がハッピーになるため、全員が厳しい姿勢でビジネスに取組んで行きましょう!

2014年3月24日 (月)

1年は本当に早いですね

2今期もあと1週間で終わりです。

2Q、3Qは思わぬ不覚を取ってしまいましたが、1月後半から引き合いと受注も増えて、4Qでは業績も回復できました。

この流れをより強いものにして、来期は春から良い形になるように頑張って行きましょう。


 

先日、原さんと、新人の宇野さん、櫻井さんの4人で中華を食べに行きました。

新卒で入社して学生の様な雰囲気だった2人も、まだまだ仕事は1人前とは行きませんが、だいぶ社会人らしくなって来たように感じます。

そして、来週の火曜日には、早稲田大学を3月に卒業した中島君が新入社員として入社します。

もう宇野君も櫻井さんも先輩社員として、中島君の相談にのりアドバイスする立場になります。

3年目の野沢君と小林君、5年目の松野さんは大先輩で、何でも分かってバリバリ仕事をしているイメージなのかもしれません。

そうやって若い皆さんが、お互いに刺激をし合いながら成長して行くことはとても嬉しいことです。

 

そして、新卒社員の成長を見ると、確かにまた1年が過ぎたのだなあと実感させられます。

皆さん、来週から来てくれる中島君のこともよろしくお願いします。

2014年3月20日 (木)

テキストボイスの協業計画

2月中旬に「テキストボイス事業の協業計画」を高根先生に提案させていただいて、了解をいただきました。そして、経営会議などでも説明をして社内手続きを進めています。

森さんと鮎澤さんの高根先生からの技術移転も進んでいて、操作マニュアルももう少しで完成の予定です。

これが完成したタイミングで、当社に高根先生が使っているテキストボイスのツールを、1セット400万円で購入させていただいて、それを使った分析サービスの内製化を進めます。

ツールの購入は4月になる予定です。

 

そして、ある程度この分析ツールを使いこなして、内容の理解も進んできたタイミングで、システム投資を行い、「テキストボイスASPサービス」のシステム構築を始めます。

テキストマイニングの市場は約30億円です。そのうちの2/3を野村総研の「TrueTeller」と、プラスアルファコンサルの「見える化エンジン」で占めています。

他の2社(日本IBMとコマツ系のベクスト)を加えると、4社で8割のシェアを占めています。

 

でも「TrueTeller」も「見える化エンジン」も、分析の思想は一緒です。

単語の出現頻度と、2単語の係り受けの頻度のカウントが主なアウトプットですので、どうしても主観的な解釈が必要で、その発言の背景や原因のアプローチは弱いと思われます。

高根先生が言うように「何故を突き詰める!」という目的であれば、「テキストボイス(Text-Voice)」の方が有益な情報をお客様に提供できるでしょう。そして、それが差別化要因になってリサーチの仕事にもシナジーが生れると思います。

 

この技術の優位性を活かして、テキストマイニング市場の1割、約3億円の売上を作るのがテキストボイス事業の当面の目標です。

これが実現できれば当社の収益は大幅に良くなり、経営基盤も安定し、春に発表した「2017中期経営ビジョン」の数字もすべてクリアできます。

まだASPシステムの実現までに半年はかかりますし、それなりの投資額も必要ですが、当社の将来のために計画は着実に進めたいと思います。

2014年3月15日 (土)

土曜日

今週の土曜日出社は、金子さん、野沢さんと3人だけでした。

土曜出勤も減ってきたので、年度末の混乱も少し収まってきたのかもしれませんね。

ただ、野沢くんの深夜残業と休日出勤が続いているのが気になっていて、今日も出ていたので心配しましたが、やっと来週でかたが付きそうだと聞いて少しほっとしました。

今回の案件は代理店さんの要求も強く、調査仕様の読み間違いなどもあって、業務量が尋常ではなかったようです。

野沢さんにとっては事故みたいな仕事だったと思いますが、よく粘り強く頑張ってくれたと思います。そして、この様な仕事を乗り切れたことが、結果として今後の自信と成長に繋がるでしょう。

無駄なことは何もありません。若い時の苦労の経験はきっと自分の役に立つと思います。

野沢さん、大変ご苦労様でした。

この仕事が終わったら少しゆっくりして下さい。

2014年3月14日 (金)

回収力の強化策

回収力の強化を図ること、これは全社で取組むべき重要な課題です。

この本質的な改善のためには、営業を強化し、受注を増やし、今の1.5倍くらいはアンケートに参加できて、謝礼ポイントも貯まりやすくすることが必要になります。

この実現に向かって頑張るのが第一の対応です。

もちろん加入者を増やすという対策も継続して行いますが、この1年ほどは退会者が月に8千人もおられるため、新規加入を増やしても下げ圧力が強く、なかなか増加に転じることができていません。

やはり今いるモニターの方の退会を防ぎ、参加のモチベーションを高めて行く対策と努力を続けていくことも不可欠になります。

 

こちらも朝会でお願いしたことですが、

1)モニターには感謝の気持ちを持って、親切丁寧に対応する。

2)できるだけ回答しやすい調査票にすることに努める。

3)極力、自社パネルを使って、回答の機会を増やすようにする。

4)謝礼ポイントの基準は遵守して、予算がないから謝礼を削ることはしない。

 

こんなことを会社全体で行うこと、それを当社の常識にするということも、モニターの退会防止や参加意欲の維持に繋がります。

「モニターを大切にする」というのは当社の経営理念や行動規範にも入れて、創業以来守っていることです。

それが良い品質の生活者情報の獲得に繋がり、当社サービスの品質になり、お客様の満足に繋がることですので、全員が遵守することをお願いします。

 

2014年3月13日 (木)

困ったこと(回収力の低下)

先日の朝会でも説明をしましたが、この1月に実施した「回収率検証調査」で、当社パネルの回収率と回収力がかなり下がっていることが分りました。

「回収率検証調査」は1月と7月の年2回実施しています。

以前はJCFA等の大型で長期回収の案件のデータを使っていましたが、もっとしっかり、計画的に検証した方が良いという提案があり、昨年から個別に実施することにしたものです。

最近3回の調査のアクティブパネル※の48時間時点での回収率は以下の通りです。(※1年以内のログイン者)

  2013.1  41.3% 

  2013.7  39.9%

  2014.1  38.8%

そして、約4日後の最大回収数は以下の通りです。

  2013.1  約 73,000人

  2013.7  約 73,000人

  2014.1  約 66,000人

昨年の1月から7月では、あまり変化はありませんでしたが、この半年で回収率が2.5%下がり、回収力も約10%も下がっています。これは回収率の低下と退会数の増加によるものです。

モニターの皆様の協力があって始めてサービスが提供でき、モニターの信頼があって始めて優良な生活者データが提供できるのが当社のビジネスです。

 

この半年で大きく回収力を下げてしまったのは、今期の受注低迷に伴って、アンケートの依頼件数が2割も減少し、謝礼ポイントがなかなか貯まらないという当社パネルの不満が大きくなってしまったからだと推測されます。

優良なパネルを維持、拡大するためには、それに相応しい案件の規模が必要です。

今期で崩れた業績を立て直すためにも、当社の大切なパネルの組織を崩さないためにも、もっと案件を増やすしかありません。

そういう意識も持って、毎日の業務を頑張って行きましょう!

 

2014年3月12日 (水)

買収と売却の狭間で

楽天リサーチとは取引できないなと思いつつも、業界動向を把握するために社外の色々な方と会って話しをすることは大切です。

それは私の仕事だと思うので、できるだけ多くの生の情報を集めて当社の事業に役立てたいと思っています。

今回の情報交換でもう1つ気になる話を聞きました。

それは、元電通リサーチの社員が何人も同社の求人に応募して来ていて、既に何人か採用したということです。

これも電通MIがマクロミルの子会社になり、マクロミル自体も米国ファンドに売却され、電通MIが「電通マクロミルインサイト」、と社名を変わる中で起きている現象です。

旧電通リサーチはしっかりとした伝統と技術力を持ったリサーチ会社でした。

それが親会社の電通とマクロミルの思惑で大きく職場環境が変化してしまい、社員が楽天リサーチに逃げてきているという構造です。

でも楽天リサーチと旧電通リサーチでは企業文化や価値観が全く違います。おそらくリサーチの仕事をするために転職したとしても、かなり苦労をするのではないでしょうか。

今回の一連の企業の買収と売却が、こんな風に多くの個人の生活や人生に大きく影響してしまったのだなあと思うと、ちょっとやるせない気持ちになりました。

 

うちは正しいと思ったことをしっかりやり、良い品質のリサーチサービスが提供できる会社にしたいと思っています。

そのためにも毎日の仕事を頑張って、ちゃんと計画を達成して、ちゃんと適切な利益を出して自立できる会社にしなくてはなりません。

それでないと私達の職業人生が築けなくなりますし、リサーチを通じて社会的な貢献もできなくなりますので、厳しくても、大変でも、辛くても、やるしかありません。

当社が自分達の価値観で、主体的に動いて行けるように、しっかり頑張って行きましょう!

皆さん、よろしくお願いします!

 

2014年3月 6日 (木)

業界の変動2

ボーダーズの社長が訪ねてこられて、色々と話を伺いました。

JMRAカンファレンスの懇親会等で2、3度お会いしたことはありますが、個別に面談するのは始めてです。

彼らは1年ほど前から、エンドクライアントに対する営業は止めて、リサーチ会社にアンケートシステムと、モニターを貸し出す業務に切り替えたのだそうです。

それなので、当社とはもう競合しないので、システムとパネルを使わないかという提案でした。

システムは自社開発で行なっているし、外部パネルもGMOさんとの取組を行なっているので、あまり接点はないのではと言いつつ、折角ですので色々と情報交換をさせてもらいました。

 

1つ興味があったのは、12月末にVoyage Group がボーダーズに投資をしたことです。今回の出資額は20%で、彼らはVoyage Groupの関連会社になったと聞きました。

投資までの経緯はここでは紹介できませんが、Voyage Groupはクロスマーケティングと「リサーチパネル社」を作り、ここのパネルを使ってクロスマーケティングがリサーチを提供してきたので、そことの関係を知りたかったのですが、彼と話をしてだいぶ事情が分かりました。

Voyage Groupとクロスマーケティングは、パートナーとしてネットリサーチ事業を進めてきましたが、ベクトルが全く一致していた訳ではなかったようです。

そして、これからボーダーズがVoyage Groupの関連会社として、リサーチパネルのデータを、クロスマーケティングよりも大幅に安い金額で販売するのだそうです。

ここでも正に仁義なき戦いが始まることになります。

 

マクロミルも売却でバタバタしていますが、クロスマーケティングもこの様な課題を抱えています。リサーチ業界は大きな変動期に入ったのかもしれません。

当社はこれをチャンスと捉えて、積極的な営業訪問と提案を行い、より良いサービスをお客様に届けることで、お客様を増やして行きましょう!

2014年3月 4日 (火)

作業ミス

ある大学の先生から、始めて調査のご依頼をいただきました。

注文書もいただいて受注処理をして、業務が開始しましたが、営業の担当者から「こちらの案件が注文取消しになってしまいました。」と言って「失注(中止)申請書」が回ってきました。

これはどういうことか確認をしたところ、先生が作った50設問の調査票案をこちらのエクセルフォームに転記した際に、8箇所もの転記ミスがあり、そのことに先生が怒ってしまって「発注は取り止める。」となってしまったのだそうです。

明らかにこちらの初歩的なケアレスミスで、先生がご立腹なのも当然です。

私も慌ててお詫びのメールを入れたところ、以下の様な返事をいただきました。

「調査につきまして、当初より、正確さ等の確保は最も必要不可欠な旨、お伝えしておりました。この一番重要な点が確保されなかったため、今回は依頼を控えさせて頂きたいと思います。今週から本格的に本画面作成や配信に向けて、このまま順調に進めていければと思っておりましたので、とても残念です。」

その後も何度かメールのやり取りをさせていただき、何とか次回もお声をかけていただけると仰っていただきましたが、折角当社を選んでいただきながら、その期待に応えられず、ご迷惑をおかけしてしまったことは深く反省しなければいけません。

作業ミスを100%無くすことは不可能です。

しかし、この様なケアレスミスが、お客様の信用をなくし、そのお客様からの継続的なお仕事がなくなるばかりでなく、「あそこはミスが多いから駄目だよ」という様な口コミを通じて、会社全体の信用も下がってしまうことに繋がります。

信用を作るのは本当に大変ですが、信用を壊すのは簡単です。

小さな作業ミスが、大きな損失になってしまうことを自覚して、極力ケアレスミスを起こさないように注力する。という気持ちと緊張感を持って業務にあたって下さい。

 

それから、営業の皆さんが、1人のお客様を開拓するまでには、大変な労力と努力をかけてやっとの思いで開拓しています。

RGの皆さんは、そのことも良く考えて、感謝の気持ちと、責任感を持ってお客様に接して下さい。

以上、よろしくお願いします。 

2014年2月27日 (木)

お客様の声

こちらは中村さんが博報堂関係の方と情報交換した内容を、セールスフォースの営業面談日報に書いてくれた内容です。

他社がどう動いているのか、お客様から見て各社がどう見られているのかが良く分かります。

私も同業の方とはできるだけ会って業界情報を集めていますが、接点が少ないので限界があります。

そういう面で、営業の現場で伺った活きた情報をこの位まで詳しく共有してもらえると、とても参考になって助かります。

私も週末にすべての営業面談日報を読んでいますが、皆さんも全員読めるところにありますので、お客様の声として目を通すようにして下さい。

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久しぶりにたくさん情報交換できた。
マクロミルがらみのことでいえば、マクロミル社内でも退職者が多く出たりばたばたしたりで顧客対応が悪くなったそう。博報堂Pの営業担当者も昨年冬からすでに3回変わったとのこと(プロダクツからマクロへの発注もここ2ヶ月くらい停止)。
電通Rを子会社化したせいかTSRとマクロミルの関係も昨年10月に切れてしまったそうで、その後釜を楽天とクロスが奪い合っている、BIZタワー1階に楽天とクロスの営業が毎日張り付いているそう。
マクロミルからは数十人規模でリサーチャーを博報堂本体に派遣・常駐させて挽回しようと試みているとのこと。
ただ一緒に仕事をしてみると、そのリサーチャーの腕はイマイチしい。

作りこんだリサーチをするときはTSR、それ以外は価格破壊系の楽天・クロス・マクロと言った構造(安い、早い、サンプル多い。ただし楽天パネルはバイアスのかかったパネルとの認識はあり、できれば避けたいそう・・)。

マイボイスはどちらかと言うとTSRよりの「調査会社」という位置づけがなされており、リサーチの品質は信頼いただけている。楽天などは「データ回収会社・実査会社」という位置づけ。
ただ、常駐しているMRSと業務がかぶるので、基本的にMRSへまず話を振り、MRSで対応が困難であればその後外部の調査会社に声がけしている。

プロダクツのマーケは合計4~5人しかいないので、かれらの手間を省けるように対応すれば、今後も関係は築けそう。
一報博報堂本体はマーケに多くの人材がいるので「実査会社」でことたりるのでは?と。
ちなみにMyELのテーマが「食品」とか「飲料」とかに偏っているため、マイボイスは自動車や携帯電話といったジャンルでは弱い、という印象をもたれていた。

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2014年2月26日 (水)

業界変動

マクロミルはリクルート型の強い営業力と、技術者に頼らないシステムモデルで成長し、そこに、旧インフォプラントと旧インタースコープを買収したヤフーの力も加わって、より一層強くして大きな組織になりました。

世界一安いと言われているネットリサーチの市場価格も、安い謝礼ポイントも、短時間納期もマクロミルの基準に合わさざるを得なくて、決まってしまったものです。

もっと謝礼も高くして、お客様とのやり取りの時間も確保して、技術者もしっかり育成していく、ことが許されないほどの条件が標準化されたのは、リサーチ業界にとって不幸なことでした。

 

そして、今回、マクロミルが筆頭株主のヤフーと創業社長の考えで外資系ファンドに100%売却されます。

社員の皆さんは、会社が成長し、新しい事業もできて、東証に上場することで、それぞれの人の人生を充実したものにできる船だと思うからこそ、平均で90時間とも言われるハードな残業もして頑張ってきたのではないでしょうか。

でも、これから頑張って売上を上げて、利益を増やすことは、ベインキャピタルがそれだけ高くこの会社を売るためです。少しでも高く買うという会社や組織に売却するのが金融会社ですから、どこに売られるかは、米国のベインキャピタルの経営会議が決めることです。

それが目標だと分かっていて、それでもマクロミルの社員はすごい営業訪問、すごい残業をしてで会社を伸ばそうと頑張れるのでしょうか。

それからクライアントの彼らの見方も、ヤフーの関連で東証1部の会社と、米国系投資ファンドの100%の会社というのでは信用力も大きく異なると思います。

 

リサーチ会社は、結局はそこで働く社員の意識と能力、知恵によって価値を生み出す組織です。いくらシステム化して分業化してもそれは変わらないと思います。

私はあまりマクロミルとの接点はないので、業界関係者や彼らの取引先から情報収集をしていますが、去年は創業以来の副社長が辞め、この1年でシステム担当と財務担当の役員が辞め、最近になって人事部長も退職し、今後も多くの幹部社員が辞めるという話を聞きました。

同社の社員には申し訳ないですが、これからリサーチ業界が動き、彼らが岩盤だったお客様にも隙間ができて、当社にとっては取引のチャンスが生まれると思います。

 

営業の皆さん、今が攻め時です。

積極的な営業訪問と、積極提案をお願いします!

2014年2月21日 (金)

仕事での人の繋がり

TOTOの張本社長から以下の様なメールをいただきました。 

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メールありがとう。もう十五年ですか・・・。
時の経つのは早いものですね。

高井さんの夢が高度に実現されていることは、私にとってもうれしい限りです。・・・・・・

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もう20年以上前の、張本さんが販促課長であった頃に、私は張本さんから沢山お仕事をいただいておりました。

何か新しいことを考える時に、何かリサーチが必要な時には必ず声をかけてくれて、社内会議にも特別に出させてもらうほど信頼してくれていました。

そして、自分もその信頼に応えるために一生懸命にやりました。

すごく大きな案件を任せてもらった時には、大阪のビジネスホテルに1週間ほど泊まって訪問調査をやり、最後は会社に二泊三日で泊まり込んでレポートを仕上げたこともありました。

また、当社を始めるかどうか迷っている時にも「高井さんがやるなら応援するよ。」と言ってくれて、思いやりのある長文のメールもいただきました。そして、銀座のスナックでネクタイを頭に巻いて応援歌を歌ってくれた、私にとって恩義のある方です。

 

そんな張本さんがTOTOの社長になられてとても嬉しかったのですが、超多忙な職務であることは明白でしたので連絡は控えていました。そして、先日あることで5年ぶりにメールをしたら、20年前と変わらぬ気さくな返答をいただいて大変嬉しく思った次第です。

お取引は売り買いのビジネスではありますが、信頼を大切にして一生懸命にやっていると、この様な素晴しい方との出会いもあるものです。

そして素晴しい方と仕事でお付き合いができるには、やはり「プロとして信頼される仕事を、一生懸命に誠意を持ってやること」だと思います。

皆さんも、良い仕事をして、人の信頼と繋がりを広げて下さい。

それが将来の自分の宝になると思います。

 

2014年2月20日 (木)

1人あたりの受注と売上

当社も会社ですから収益を上げることが必要で、できるだけ高い収益を上げて、それを配分することで、社員の皆さんを始めとした関係者をハッピーにしたいといつも考えています。

しかし、今期の様な大きな赤字を抱えてしまうと、収益の配分ができず、待遇を改善することもできません。

まずは受注と売上をあと2割増やすこと。そして、経費をできるだけ抑えること。この2つをしっかりやることで、来期に向けて採算が取れるように会社を変えていきます。

 

皆さんは会社の経費についてどの程度知っていますか。そして、どの程度、会社の経費を意識して業務にあたっているでしょうか。

会社の決算は四半期ごとに計算資料も公開して説明していますが、皆さんにかかっている会社の経費や、自分がどれだけやれば会社の利益が出るか、会社の収益に貢献できるかについても簡単に説明しておきます。

 

皆さんの1時間あたりの原価は約5,000円/人時です。

1日では4万円/人日の原価になります。

それから、社員1人あたりの毎月の固定費は約65万円/人月です。粗利率50%で130万円の受注や売上をやって、はじめて自分1人分の固定費が賄えることになります。

そして、それ以上の受注や売上を作ることが、会社の利益に貢献するということです。

現在の当社の損益分岐点は約2,800万円/月です。ある程度の利益を出すには月に3,300万円の受注(=売上)が必要です。

今の体制でこれをクリアするには、営業の皆さんは月に300万円/人の受注リサーチやシステムの皆さんは月に200万円/人の売上貢献が必要になります。

もちろんキャリアやランクによって、期待される受注額や売上額は異なりますが、平均するとこの位の数字が1つの目安です。

そして、それらを全員が協力して達成することで、しっかりした収益を作り、しっかりした利益配分のできる会社にして行くことが会社の目標です。

皆さんの理解と協力と、積極的で、主体的な活動をお願いします!

 

2014年2月19日 (水)

筋肉質の会社にしよう!

競合他社の「ぶらさがり社員」の話を紹介しました。

社員に「ぶらさがり」という表現を付けるのは適切でないようにも思いますが、当社も収益にプラスになる1人前の社員を増やして、会社全体の収益性を高めなくてはなりません。

特にリサーチは個人の技術力や提案力が業績に大きく影響し、人によって生産性が3倍も4倍も違いますので、どうやって収益の作れる社員を増やし、社内の活力を高めていくかはとても重要です。

 

もちろん入社してすぐに利益に貢献するのは困難です。

これまでの経験では1年目はマイナスで、2年目から若干の利益が出るようになり、3年目からグッと伸びて利益貢献ができるようになる。そして、3年間の累積でやっと収支がプラスになるというのが標準的な成長スピードです。

でもこの成長スピードも、個人の自覚と努力によって大きく異なります。

そして、2年目、3年目になってもまだ主体的に動けなくて、自分の経費も賄えないようでは困ります。それでは会社は成り立ちません。

そういう方には、職業人としての自覚を持って、もっと勉強し、もっと行動し、もっと努力をしていただかなければなりません。

会社は収益があり利益が作れて関係者をハッピーにできる存在です。

そして、その収益のもとになる売上や、品質の良いサービスや、お客様の満足は、社員の皆さんによって作られます。

会社ですので実績が出せない人にそれでも良いとは言えませんし、実績が出せず業績に貢献できていない人を評価することもできません。

 

当社も皆さんのミッションと責任を明確にして、会社の活性化を図るため、年功序列ではなく、皆さんの実績をしっかり評価をして、業績主義で人事や待遇を行って行きます。

業績に貢献してくれた人にはできるだけ優遇をしますが、実績を出せなかった人は基準に従って昇給を見送ったり減給にすることも行います。

当社は「ぶら下がり社員は辞めてもらう」という様な会社とも戦っていますので、厳しくても、当社をもっと筋肉質で強い会社にして行くことが必要だと感じています。

当社が目指すのは、ビジネスはビジネスで厳しく遂行し、そして、その利益はちゃんと適切に配分して皆さんの待遇改善を行い、お互いの個性や人間性は尊重して助け合う。

そんなメリハリの効いた会社です。

 

2014年2月18日 (火)

ぶら下がり社員

以前にあるネットリサーチ会社の社長から聞いた話です。世の中には色々な会社がある。厳しい世界があることの一例として聞いて下さい。

そのネットリサーチ会社はかなり成長をしている会社です。そして、その社長も会社を伸ばすために真剣に経営に臨んでおられます。

その社長から「何年かやって実績が上がらない社員、いつまでも自分の経費も稼げないぶらさがり社員には、よく話をして辞めてもらっています。そんな社員が毎年1、2名はいます。この仕事には適正もあるし、マイナスの社員を抱えている余裕はないので、早めに辞めてもらうのがお互いにとって良いことだと思います。」という話を聞きました。

そして、1人、1人の実績を公開して、いつまでにこの位は稼いでもらわないと困るという基準も設けて、それを大幅に下回る社員には退職を勧めるのだそうです。

 

日本の会社はもともと終身雇用の考え方が基本にあり、労働法でも会社が解雇をすることは限られています。でも実際にはこの様な形で自主退社をさせている会社も沢山あります。

実際に自分がいたCRC総研でも解雇がありました。若い社員も沢山解雇されました。そして、弱いところを取り除くことで組織を強くしていった面もありました。

 

でも、自分にはこの様な経営には違和感があります。人にはそれぞれの強みがあり、熱意を持って頑張れば力を発揮できるはずなので、明らかに能力や適性がない人や、仕事への取組み姿勢に問題がある人でなければ、一緒にやって行きたいという考えが中心にあります。

しかし、この様な考えで経営できるのは、会社が健全な黒字決算ができていることが前提です。

ですので、今期の様に業績が落ち込み多額の赤字を出している時には、そのことを自分の問題として考えて、危機感を持って全力で一緒に戦ってもらいたいと思います。

あと2割受注を増やすだけで会社の業績は改善できます。健全な経営に戻ります。そして、それは頑張れば必ずできることです。そのことに全員で取組んでもらいたいと思います。

私の席からは皆さん1人、1人の動きがとても良く見えます。

そして、たまに仕事中に寝ている人や、趣味のブログや2チャンネルを見ている人を見かけると、まだ危機感が足らないなあ、職場でこんな事をやっている様では当社は駄目だなあ、自分の気持ちがまだ十分に伝わっていないのかなあ。と寂しい気持ちになります。

 

当社には「お互いの個性と人間性を尊重して助け合う。」という行動指標があり、その考え方でやって行きたいと思います。

そのためにも、皆さんには個人とチームの計画をしっかり達成していただきたいですし、会社も業績評価をもっとしっかり人事や待遇に反映させて、結果に厳しい会社にして行くつもりです。

ビジネスはビジネスで厳しく臨んで業績をあげる。

しかし、お互いの人間性や個性は尊重される環境である。

この2つのバランスの取れた会社にして行きたいというのが私の考えです。

2014年2月14日 (金)

写真・日記調査

先日、「写真・日記調査」の新しいシステムの使いい方について、森さんから説明がありましたが、あれってなかなか面白いと思います。

そして、森さんや金子さんが頑張ってくれたお陰で、他社よりもかなり良いシステムが完成しました。

300人や500人、1,000人という沢山の生活者の皆さんに、週末に何を食べていますか?、自分にとって大切なものを教えて下さい?、とお願いすると、皆さんが一生懸命に写真を取ってくれて公開してくれるなんて考えたら凄いことだと思いませんか。

自分が調査をやっていた頃では絶対にできなかったことで、やったとしても凄い作業がかかり、凄い金額もかかって実現できなかったことです。

それが300人に写真を撮ってもらい、その画像と20問位の回答やコメントが付いても45万円とかでできるのですから凄いです。

 

色々なお客様に潜在的なニーズが沢山潜んでいるはずです。

どんなお客様のどんなマーケティングのステージで、この新しいシステムが活用できるか、良く考えて想像して、積極的に提案してみて下さい。

百聞は一見にしかずで、画像から伝わる情報量は大きいから、色々な場面で可能性大きいと思います。

SGの方も、RGの方も、この新しいツールを使った、新しいサービスを積極的に販売して下さい。

これはちゃんと考えて企画し、提案すれば、必ず良い成果が生れるサービスだと思います。

良いソリューションサービスができました。頑張って積極的に売って行きましょう!

2014年2月12日 (水)

悪い情報の迅速な報告

石田さんから、京都大学の依田教授から以下の様なメールが来たとの連絡がありました。

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依田先生から、「クライアントテスト時に、テスト回答データも合わせて確認したい」とご要望がありました。弊社では、クライアントテスト時はテスト回答データは確認できない(保存できない)仕組みになっているため、テスト回答データはご確認いただけない旨をご連絡したところ、以下のようなご返事をいただきましたので、共有させていただきます。

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それは行き届かないサービスで(総務省関係の仕事も含めて御社にとって10年以上の)上級の顧客として残念です。
概して、御社は社長はじめ、顧客の要求に応えてよくやってくれるていますが。
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依田先生は、先生も仰るように10年以上お取引をいただき、その紹介で別な先生にもお仕事が広がったり、三菱総研さん経由で総務省の大きな仕事もいただいている「上級のお客様」です。

その先生から「行き届かないサービスで残念です。」というメッセージをいただいたので焦ってしまいました。

それで直ぐに、石田さんから事情を聞き、金子さんにシステムの状況も聞いて、「依田先生、この度は行き届かないサービスで大変申し訳ありません。先生のご要望に関しまして、、、」と直ぐにお詫びと当社で対応できることをお伝えしました。

すると依田先生から以下の様な返答をいただきほっとしました。

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「今回、研究的用途で技術的にも非常に面倒なことをお願いしていますが、指摘した以外の点ではマイボイスは大変良くやってくれています。」

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お客様の満足をいただくことはとっても大切です。

それも10年も毎年お仕事をいただき、ご評価いただいているお客様との信頼関係はとてもとても大切なものです。

今回は石田さんが悪い情報を共有していただいたので、すぐに対応することができました。

この様な悪い情報は、隠すことなく、できるだけ迅速に報告して下さい。そして、会社全体として迅速に誠意を持って対処して行きましょう。

一生懸命に対応した結果のクレームであれば私は決して叱ったりしませんので、悪い情報こそ素早く上に上げてください。よろしくお願いします。

 

石田さん、すぐに連絡してくれてありがとう!

2014年2月10日 (月)

責任とペナルティ

Photo今期の業績悪化については、いくつかの原因が考えられますし、それを改善するための手立ても打ってきています。

しかし、今期の業績悪化によって皆さんの賞与や昇給にはマイナスの影響がありますし、皆さんに心配や不安を与えているでしょう。その責任は、すべて社長である私にあります。

今の様な業績だと土日もゆっくりする気持ちになれませんし、休日も夜中も、会社をどうやって良くしていくかを考えています。

そして、この業績不振に対する自分への罰として、3Qに入った10月から、外せない用事がない土曜日はすべて出社することにしました。

これを当社の業績が回復するまで続けます。

会社を立ち上げてからの数年は土曜日の殆んどは仕事をしていたので、日曜日だけしっかり休めれば十分です。

そして、誰もいない土曜日のオフィスで日常の業務と離れて、会社のあるべき姿や対応策をじっくり考える時間を持つことは貴重なことだとも感じています。

 

当社は正しい考え方で事業をやってきた自信はあります。そして、能力のある方も沢山おられます。熱意を持って仕事に取組めば必ず成果は出せるはずです。

今の様なところでいつまでも立ち止って苦しんでいる訳にはいきません。

社員の皆さんが幸せになれる良い会社になるため、この春に作成した中期ビジョンをちゃんと実現するため、辛いことでも経営者としてやるべきことはしっかりやり、自分の責務を果したいと思います。

皆さんもこの悪い業績から早く脱出して、良い流れに持っていくために、全員がチーム計画の達成に熱意を持って取組んで下さい。

よろしく頼みます。

2014年2月 7日 (金)

会社の義務と権利

私はどの様なことにも義務と権利のバランスが大切なのだと思います。

選挙に行くのも国民の義務であり権利であります。

その義務でもある選挙にも行かずに、政治のことを批判する権利はないでしょう。

 

そして、会社員にも「義務や責任」があり、そして、労働基本法や就業規則で決められた「権利」があります。

この働く社員の「義務や責任」と「権利」のバランスがしっかり取れている会社が、良い会社であり、成長して皆がハッピーになれる会社なのだと思います。

常に100時間もの残業をして、土日もなく働いて、体を壊すような会社、労働基本法で決められている法律も守られていない会社は、いくら売上が伸びて沢山の利益が出ても良い会社とは言えません。

でも、社員が自分のやるべき職務の責任感が弱く、まだ自分の職場の責務が果たせていないのに、プライベートを優先するのが当たり前にできるような会社も、組織力と達成力が弱くて、激しい企業間競争に負けてしまい、そこの社員はハッピーになれないでしょう。

 

それは会社にぶら下がることであり、自分で組織に貢献や利益をもたらす実力がないことであり、ビジネス社会から求められない人材になってしまうということでもあります。

組織人である以上、自分の職務や役割を全力で全うする。

そして、まずは自分のやるべき計画や目標を達成し、それから自分の権利を行使する自覚と責任感を持っていただきたい。

そして、「会社に貸しはあっても借りはない」と言える様な人材になって欲しいと思います。

 

今の日本社会は本当に厳しいものになりました。

ビジネスの実力を付けていかないと、まともに働くことのできない社会です。

特に若い社員の皆さんには、自分の将来のためにも、厳しい自覚を持って仕事に取組んでいただきたいと願っています。