ビジネス Feed

2014年3月12日 (水)

買収と売却の狭間で

楽天リサーチとは取引できないなと思いつつも、業界動向を把握するために社外の色々な方と会って話しをすることは大切です。

それは私の仕事だと思うので、できるだけ多くの生の情報を集めて当社の事業に役立てたいと思っています。

今回の情報交換でもう1つ気になる話を聞きました。

それは、元電通リサーチの社員が何人も同社の求人に応募して来ていて、既に何人か採用したということです。

これも電通MIがマクロミルの子会社になり、マクロミル自体も米国ファンドに売却され、電通MIが「電通マクロミルインサイト」、と社名を変わる中で起きている現象です。

旧電通リサーチはしっかりとした伝統と技術力を持ったリサーチ会社でした。

それが親会社の電通とマクロミルの思惑で大きく職場環境が変化してしまい、社員が楽天リサーチに逃げてきているという構造です。

でも楽天リサーチと旧電通リサーチでは企業文化や価値観が全く違います。おそらくリサーチの仕事をするために転職したとしても、かなり苦労をするのではないでしょうか。

今回の一連の企業の買収と売却が、こんな風に多くの個人の生活や人生に大きく影響してしまったのだなあと思うと、ちょっとやるせない気持ちになりました。

 

うちは正しいと思ったことをしっかりやり、良い品質のリサーチサービスが提供できる会社にしたいと思っています。

そのためにも毎日の仕事を頑張って、ちゃんと計画を達成して、ちゃんと適切な利益を出して自立できる会社にしなくてはなりません。

それでないと私達の職業人生が築けなくなりますし、リサーチを通じて社会的な貢献もできなくなりますので、厳しくても、大変でも、辛くても、やるしかありません。

当社が自分達の価値観で、主体的に動いて行けるように、しっかり頑張って行きましょう!

皆さん、よろしくお願いします!

 

2014年3月 6日 (木)

業界の変動2

ボーダーズの社長が訪ねてこられて、色々と話を伺いました。

JMRAカンファレンスの懇親会等で2、3度お会いしたことはありますが、個別に面談するのは始めてです。

彼らは1年ほど前から、エンドクライアントに対する営業は止めて、リサーチ会社にアンケートシステムと、モニターを貸し出す業務に切り替えたのだそうです。

それなので、当社とはもう競合しないので、システムとパネルを使わないかという提案でした。

システムは自社開発で行なっているし、外部パネルもGMOさんとの取組を行なっているので、あまり接点はないのではと言いつつ、折角ですので色々と情報交換をさせてもらいました。

 

1つ興味があったのは、12月末にVoyage Group がボーダーズに投資をしたことです。今回の出資額は20%で、彼らはVoyage Groupの関連会社になったと聞きました。

投資までの経緯はここでは紹介できませんが、Voyage Groupはクロスマーケティングと「リサーチパネル社」を作り、ここのパネルを使ってクロスマーケティングがリサーチを提供してきたので、そことの関係を知りたかったのですが、彼と話をしてだいぶ事情が分かりました。

Voyage Groupとクロスマーケティングは、パートナーとしてネットリサーチ事業を進めてきましたが、ベクトルが全く一致していた訳ではなかったようです。

そして、これからボーダーズがVoyage Groupの関連会社として、リサーチパネルのデータを、クロスマーケティングよりも大幅に安い金額で販売するのだそうです。

ここでも正に仁義なき戦いが始まることになります。

 

マクロミルも売却でバタバタしていますが、クロスマーケティングもこの様な課題を抱えています。リサーチ業界は大きな変動期に入ったのかもしれません。

当社はこれをチャンスと捉えて、積極的な営業訪問と提案を行い、より良いサービスをお客様に届けることで、お客様を増やして行きましょう!

2014年3月 4日 (火)

作業ミス

ある大学の先生から、始めて調査のご依頼をいただきました。

注文書もいただいて受注処理をして、業務が開始しましたが、営業の担当者から「こちらの案件が注文取消しになってしまいました。」と言って「失注(中止)申請書」が回ってきました。

これはどういうことか確認をしたところ、先生が作った50設問の調査票案をこちらのエクセルフォームに転記した際に、8箇所もの転記ミスがあり、そのことに先生が怒ってしまって「発注は取り止める。」となってしまったのだそうです。

明らかにこちらの初歩的なケアレスミスで、先生がご立腹なのも当然です。

私も慌ててお詫びのメールを入れたところ、以下の様な返事をいただきました。

「調査につきまして、当初より、正確さ等の確保は最も必要不可欠な旨、お伝えしておりました。この一番重要な点が確保されなかったため、今回は依頼を控えさせて頂きたいと思います。今週から本格的に本画面作成や配信に向けて、このまま順調に進めていければと思っておりましたので、とても残念です。」

その後も何度かメールのやり取りをさせていただき、何とか次回もお声をかけていただけると仰っていただきましたが、折角当社を選んでいただきながら、その期待に応えられず、ご迷惑をおかけしてしまったことは深く反省しなければいけません。

作業ミスを100%無くすことは不可能です。

しかし、この様なケアレスミスが、お客様の信用をなくし、そのお客様からの継続的なお仕事がなくなるばかりでなく、「あそこはミスが多いから駄目だよ」という様な口コミを通じて、会社全体の信用も下がってしまうことに繋がります。

信用を作るのは本当に大変ですが、信用を壊すのは簡単です。

小さな作業ミスが、大きな損失になってしまうことを自覚して、極力ケアレスミスを起こさないように注力する。という気持ちと緊張感を持って業務にあたって下さい。

 

それから、営業の皆さんが、1人のお客様を開拓するまでには、大変な労力と努力をかけてやっとの思いで開拓しています。

RGの皆さんは、そのことも良く考えて、感謝の気持ちと、責任感を持ってお客様に接して下さい。

以上、よろしくお願いします。 

2014年2月27日 (木)

お客様の声

こちらは中村さんが博報堂関係の方と情報交換した内容を、セールスフォースの営業面談日報に書いてくれた内容です。

他社がどう動いているのか、お客様から見て各社がどう見られているのかが良く分かります。

私も同業の方とはできるだけ会って業界情報を集めていますが、接点が少ないので限界があります。

そういう面で、営業の現場で伺った活きた情報をこの位まで詳しく共有してもらえると、とても参考になって助かります。

私も週末にすべての営業面談日報を読んでいますが、皆さんも全員読めるところにありますので、お客様の声として目を通すようにして下さい。

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久しぶりにたくさん情報交換できた。
マクロミルがらみのことでいえば、マクロミル社内でも退職者が多く出たりばたばたしたりで顧客対応が悪くなったそう。博報堂Pの営業担当者も昨年冬からすでに3回変わったとのこと(プロダクツからマクロへの発注もここ2ヶ月くらい停止)。
電通Rを子会社化したせいかTSRとマクロミルの関係も昨年10月に切れてしまったそうで、その後釜を楽天とクロスが奪い合っている、BIZタワー1階に楽天とクロスの営業が毎日張り付いているそう。
マクロミルからは数十人規模でリサーチャーを博報堂本体に派遣・常駐させて挽回しようと試みているとのこと。
ただ一緒に仕事をしてみると、そのリサーチャーの腕はイマイチしい。

作りこんだリサーチをするときはTSR、それ以外は価格破壊系の楽天・クロス・マクロと言った構造(安い、早い、サンプル多い。ただし楽天パネルはバイアスのかかったパネルとの認識はあり、できれば避けたいそう・・)。

マイボイスはどちらかと言うとTSRよりの「調査会社」という位置づけがなされており、リサーチの品質は信頼いただけている。楽天などは「データ回収会社・実査会社」という位置づけ。
ただ、常駐しているMRSと業務がかぶるので、基本的にMRSへまず話を振り、MRSで対応が困難であればその後外部の調査会社に声がけしている。

プロダクツのマーケは合計4~5人しかいないので、かれらの手間を省けるように対応すれば、今後も関係は築けそう。
一報博報堂本体はマーケに多くの人材がいるので「実査会社」でことたりるのでは?と。
ちなみにMyELのテーマが「食品」とか「飲料」とかに偏っているため、マイボイスは自動車や携帯電話といったジャンルでは弱い、という印象をもたれていた。

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2014年2月26日 (水)

業界変動

マクロミルはリクルート型の強い営業力と、技術者に頼らないシステムモデルで成長し、そこに、旧インフォプラントと旧インタースコープを買収したヤフーの力も加わって、より一層強くして大きな組織になりました。

世界一安いと言われているネットリサーチの市場価格も、安い謝礼ポイントも、短時間納期もマクロミルの基準に合わさざるを得なくて、決まってしまったものです。

もっと謝礼も高くして、お客様とのやり取りの時間も確保して、技術者もしっかり育成していく、ことが許されないほどの条件が標準化されたのは、リサーチ業界にとって不幸なことでした。

 

そして、今回、マクロミルが筆頭株主のヤフーと創業社長の考えで外資系ファンドに100%売却されます。

社員の皆さんは、会社が成長し、新しい事業もできて、東証に上場することで、それぞれの人の人生を充実したものにできる船だと思うからこそ、平均で90時間とも言われるハードな残業もして頑張ってきたのではないでしょうか。

でも、これから頑張って売上を上げて、利益を増やすことは、ベインキャピタルがそれだけ高くこの会社を売るためです。少しでも高く買うという会社や組織に売却するのが金融会社ですから、どこに売られるかは、米国のベインキャピタルの経営会議が決めることです。

それが目標だと分かっていて、それでもマクロミルの社員はすごい営業訪問、すごい残業をしてで会社を伸ばそうと頑張れるのでしょうか。

それからクライアントの彼らの見方も、ヤフーの関連で東証1部の会社と、米国系投資ファンドの100%の会社というのでは信用力も大きく異なると思います。

 

リサーチ会社は、結局はそこで働く社員の意識と能力、知恵によって価値を生み出す組織です。いくらシステム化して分業化してもそれは変わらないと思います。

私はあまりマクロミルとの接点はないので、業界関係者や彼らの取引先から情報収集をしていますが、去年は創業以来の副社長が辞め、この1年でシステム担当と財務担当の役員が辞め、最近になって人事部長も退職し、今後も多くの幹部社員が辞めるという話を聞きました。

同社の社員には申し訳ないですが、これからリサーチ業界が動き、彼らが岩盤だったお客様にも隙間ができて、当社にとっては取引のチャンスが生まれると思います。

 

営業の皆さん、今が攻め時です。

積極的な営業訪問と、積極提案をお願いします!

2014年2月21日 (金)

仕事での人の繋がり

TOTOの張本社長から以下の様なメールをいただきました。 

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メールありがとう。もう十五年ですか・・・。
時の経つのは早いものですね。

高井さんの夢が高度に実現されていることは、私にとってもうれしい限りです。・・・・・・

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もう20年以上前の、張本さんが販促課長であった頃に、私は張本さんから沢山お仕事をいただいておりました。

何か新しいことを考える時に、何かリサーチが必要な時には必ず声をかけてくれて、社内会議にも特別に出させてもらうほど信頼してくれていました。

そして、自分もその信頼に応えるために一生懸命にやりました。

すごく大きな案件を任せてもらった時には、大阪のビジネスホテルに1週間ほど泊まって訪問調査をやり、最後は会社に二泊三日で泊まり込んでレポートを仕上げたこともありました。

また、当社を始めるかどうか迷っている時にも「高井さんがやるなら応援するよ。」と言ってくれて、思いやりのある長文のメールもいただきました。そして、銀座のスナックでネクタイを頭に巻いて応援歌を歌ってくれた、私にとって恩義のある方です。

 

そんな張本さんがTOTOの社長になられてとても嬉しかったのですが、超多忙な職務であることは明白でしたので連絡は控えていました。そして、先日あることで5年ぶりにメールをしたら、20年前と変わらぬ気さくな返答をいただいて大変嬉しく思った次第です。

お取引は売り買いのビジネスではありますが、信頼を大切にして一生懸命にやっていると、この様な素晴しい方との出会いもあるものです。

そして素晴しい方と仕事でお付き合いができるには、やはり「プロとして信頼される仕事を、一生懸命に誠意を持ってやること」だと思います。

皆さんも、良い仕事をして、人の信頼と繋がりを広げて下さい。

それが将来の自分の宝になると思います。

 

2014年2月20日 (木)

1人あたりの受注と売上

当社も会社ですから収益を上げることが必要で、できるだけ高い収益を上げて、それを配分することで、社員の皆さんを始めとした関係者をハッピーにしたいといつも考えています。

しかし、今期の様な大きな赤字を抱えてしまうと、収益の配分ができず、待遇を改善することもできません。

まずは受注と売上をあと2割増やすこと。そして、経費をできるだけ抑えること。この2つをしっかりやることで、来期に向けて採算が取れるように会社を変えていきます。

 

皆さんは会社の経費についてどの程度知っていますか。そして、どの程度、会社の経費を意識して業務にあたっているでしょうか。

会社の決算は四半期ごとに計算資料も公開して説明していますが、皆さんにかかっている会社の経費や、自分がどれだけやれば会社の利益が出るか、会社の収益に貢献できるかについても簡単に説明しておきます。

 

皆さんの1時間あたりの原価は約5,000円/人時です。

1日では4万円/人日の原価になります。

それから、社員1人あたりの毎月の固定費は約65万円/人月です。粗利率50%で130万円の受注や売上をやって、はじめて自分1人分の固定費が賄えることになります。

そして、それ以上の受注や売上を作ることが、会社の利益に貢献するということです。

現在の当社の損益分岐点は約2,800万円/月です。ある程度の利益を出すには月に3,300万円の受注(=売上)が必要です。

今の体制でこれをクリアするには、営業の皆さんは月に300万円/人の受注リサーチやシステムの皆さんは月に200万円/人の売上貢献が必要になります。

もちろんキャリアやランクによって、期待される受注額や売上額は異なりますが、平均するとこの位の数字が1つの目安です。

そして、それらを全員が協力して達成することで、しっかりした収益を作り、しっかりした利益配分のできる会社にして行くことが会社の目標です。

皆さんの理解と協力と、積極的で、主体的な活動をお願いします!

 

2014年2月19日 (水)

筋肉質の会社にしよう!

競合他社の「ぶらさがり社員」の話を紹介しました。

社員に「ぶらさがり」という表現を付けるのは適切でないようにも思いますが、当社も収益にプラスになる1人前の社員を増やして、会社全体の収益性を高めなくてはなりません。

特にリサーチは個人の技術力や提案力が業績に大きく影響し、人によって生産性が3倍も4倍も違いますので、どうやって収益の作れる社員を増やし、社内の活力を高めていくかはとても重要です。

 

もちろん入社してすぐに利益に貢献するのは困難です。

これまでの経験では1年目はマイナスで、2年目から若干の利益が出るようになり、3年目からグッと伸びて利益貢献ができるようになる。そして、3年間の累積でやっと収支がプラスになるというのが標準的な成長スピードです。

でもこの成長スピードも、個人の自覚と努力によって大きく異なります。

そして、2年目、3年目になってもまだ主体的に動けなくて、自分の経費も賄えないようでは困ります。それでは会社は成り立ちません。

そういう方には、職業人としての自覚を持って、もっと勉強し、もっと行動し、もっと努力をしていただかなければなりません。

会社は収益があり利益が作れて関係者をハッピーにできる存在です。

そして、その収益のもとになる売上や、品質の良いサービスや、お客様の満足は、社員の皆さんによって作られます。

会社ですので実績が出せない人にそれでも良いとは言えませんし、実績が出せず業績に貢献できていない人を評価することもできません。

 

当社も皆さんのミッションと責任を明確にして、会社の活性化を図るため、年功序列ではなく、皆さんの実績をしっかり評価をして、業績主義で人事や待遇を行って行きます。

業績に貢献してくれた人にはできるだけ優遇をしますが、実績を出せなかった人は基準に従って昇給を見送ったり減給にすることも行います。

当社は「ぶら下がり社員は辞めてもらう」という様な会社とも戦っていますので、厳しくても、当社をもっと筋肉質で強い会社にして行くことが必要だと感じています。

当社が目指すのは、ビジネスはビジネスで厳しく遂行し、そして、その利益はちゃんと適切に配分して皆さんの待遇改善を行い、お互いの個性や人間性は尊重して助け合う。

そんなメリハリの効いた会社です。

 

2014年2月18日 (火)

ぶら下がり社員

以前にあるネットリサーチ会社の社長から聞いた話です。世の中には色々な会社がある。厳しい世界があることの一例として聞いて下さい。

そのネットリサーチ会社はかなり成長をしている会社です。そして、その社長も会社を伸ばすために真剣に経営に臨んでおられます。

その社長から「何年かやって実績が上がらない社員、いつまでも自分の経費も稼げないぶらさがり社員には、よく話をして辞めてもらっています。そんな社員が毎年1、2名はいます。この仕事には適正もあるし、マイナスの社員を抱えている余裕はないので、早めに辞めてもらうのがお互いにとって良いことだと思います。」という話を聞きました。

そして、1人、1人の実績を公開して、いつまでにこの位は稼いでもらわないと困るという基準も設けて、それを大幅に下回る社員には退職を勧めるのだそうです。

 

日本の会社はもともと終身雇用の考え方が基本にあり、労働法でも会社が解雇をすることは限られています。でも実際にはこの様な形で自主退社をさせている会社も沢山あります。

実際に自分がいたCRC総研でも解雇がありました。若い社員も沢山解雇されました。そして、弱いところを取り除くことで組織を強くしていった面もありました。

 

でも、自分にはこの様な経営には違和感があります。人にはそれぞれの強みがあり、熱意を持って頑張れば力を発揮できるはずなので、明らかに能力や適性がない人や、仕事への取組み姿勢に問題がある人でなければ、一緒にやって行きたいという考えが中心にあります。

しかし、この様な考えで経営できるのは、会社が健全な黒字決算ができていることが前提です。

ですので、今期の様に業績が落ち込み多額の赤字を出している時には、そのことを自分の問題として考えて、危機感を持って全力で一緒に戦ってもらいたいと思います。

あと2割受注を増やすだけで会社の業績は改善できます。健全な経営に戻ります。そして、それは頑張れば必ずできることです。そのことに全員で取組んでもらいたいと思います。

私の席からは皆さん1人、1人の動きがとても良く見えます。

そして、たまに仕事中に寝ている人や、趣味のブログや2チャンネルを見ている人を見かけると、まだ危機感が足らないなあ、職場でこんな事をやっている様では当社は駄目だなあ、自分の気持ちがまだ十分に伝わっていないのかなあ。と寂しい気持ちになります。

 

当社には「お互いの個性と人間性を尊重して助け合う。」という行動指標があり、その考え方でやって行きたいと思います。

そのためにも、皆さんには個人とチームの計画をしっかり達成していただきたいですし、会社も業績評価をもっとしっかり人事や待遇に反映させて、結果に厳しい会社にして行くつもりです。

ビジネスはビジネスで厳しく臨んで業績をあげる。

しかし、お互いの人間性や個性は尊重される環境である。

この2つのバランスの取れた会社にして行きたいというのが私の考えです。

2014年2月14日 (金)

写真・日記調査

先日、「写真・日記調査」の新しいシステムの使いい方について、森さんから説明がありましたが、あれってなかなか面白いと思います。

そして、森さんや金子さんが頑張ってくれたお陰で、他社よりもかなり良いシステムが完成しました。

300人や500人、1,000人という沢山の生活者の皆さんに、週末に何を食べていますか?、自分にとって大切なものを教えて下さい?、とお願いすると、皆さんが一生懸命に写真を取ってくれて公開してくれるなんて考えたら凄いことだと思いませんか。

自分が調査をやっていた頃では絶対にできなかったことで、やったとしても凄い作業がかかり、凄い金額もかかって実現できなかったことです。

それが300人に写真を撮ってもらい、その画像と20問位の回答やコメントが付いても45万円とかでできるのですから凄いです。

 

色々なお客様に潜在的なニーズが沢山潜んでいるはずです。

どんなお客様のどんなマーケティングのステージで、この新しいシステムが活用できるか、良く考えて想像して、積極的に提案してみて下さい。

百聞は一見にしかずで、画像から伝わる情報量は大きいから、色々な場面で可能性大きいと思います。

SGの方も、RGの方も、この新しいツールを使った、新しいサービスを積極的に販売して下さい。

これはちゃんと考えて企画し、提案すれば、必ず良い成果が生れるサービスだと思います。

良いソリューションサービスができました。頑張って積極的に売って行きましょう!

2014年2月12日 (水)

悪い情報の迅速な報告

石田さんから、京都大学の依田教授から以下の様なメールが来たとの連絡がありました。

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依田先生から、「クライアントテスト時に、テスト回答データも合わせて確認したい」とご要望がありました。弊社では、クライアントテスト時はテスト回答データは確認できない(保存できない)仕組みになっているため、テスト回答データはご確認いただけない旨をご連絡したところ、以下のようなご返事をいただきましたので、共有させていただきます。

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それは行き届かないサービスで(総務省関係の仕事も含めて御社にとって10年以上の)上級の顧客として残念です。
概して、御社は社長はじめ、顧客の要求に応えてよくやってくれるていますが。
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依田先生は、先生も仰るように10年以上お取引をいただき、その紹介で別な先生にもお仕事が広がったり、三菱総研さん経由で総務省の大きな仕事もいただいている「上級のお客様」です。

その先生から「行き届かないサービスで残念です。」というメッセージをいただいたので焦ってしまいました。

それで直ぐに、石田さんから事情を聞き、金子さんにシステムの状況も聞いて、「依田先生、この度は行き届かないサービスで大変申し訳ありません。先生のご要望に関しまして、、、」と直ぐにお詫びと当社で対応できることをお伝えしました。

すると依田先生から以下の様な返答をいただきほっとしました。

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「今回、研究的用途で技術的にも非常に面倒なことをお願いしていますが、指摘した以外の点ではマイボイスは大変良くやってくれています。」

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お客様の満足をいただくことはとっても大切です。

それも10年も毎年お仕事をいただき、ご評価いただいているお客様との信頼関係はとてもとても大切なものです。

今回は石田さんが悪い情報を共有していただいたので、すぐに対応することができました。

この様な悪い情報は、隠すことなく、できるだけ迅速に報告して下さい。そして、会社全体として迅速に誠意を持って対処して行きましょう。

一生懸命に対応した結果のクレームであれば私は決して叱ったりしませんので、悪い情報こそ素早く上に上げてください。よろしくお願いします。

 

石田さん、すぐに連絡してくれてありがとう!

2014年2月10日 (月)

責任とペナルティ

Photo今期の業績悪化については、いくつかの原因が考えられますし、それを改善するための手立ても打ってきています。

しかし、今期の業績悪化によって皆さんの賞与や昇給にはマイナスの影響がありますし、皆さんに心配や不安を与えているでしょう。その責任は、すべて社長である私にあります。

今の様な業績だと土日もゆっくりする気持ちになれませんし、休日も夜中も、会社をどうやって良くしていくかを考えています。

そして、この業績不振に対する自分への罰として、3Qに入った10月から、外せない用事がない土曜日はすべて出社することにしました。

これを当社の業績が回復するまで続けます。

会社を立ち上げてからの数年は土曜日の殆んどは仕事をしていたので、日曜日だけしっかり休めれば十分です。

そして、誰もいない土曜日のオフィスで日常の業務と離れて、会社のあるべき姿や対応策をじっくり考える時間を持つことは貴重なことだとも感じています。

 

当社は正しい考え方で事業をやってきた自信はあります。そして、能力のある方も沢山おられます。熱意を持って仕事に取組めば必ず成果は出せるはずです。

今の様なところでいつまでも立ち止って苦しんでいる訳にはいきません。

社員の皆さんが幸せになれる良い会社になるため、この春に作成した中期ビジョンをちゃんと実現するため、辛いことでも経営者としてやるべきことはしっかりやり、自分の責務を果したいと思います。

皆さんもこの悪い業績から早く脱出して、良い流れに持っていくために、全員がチーム計画の達成に熱意を持って取組んで下さい。

よろしく頼みます。

2014年2月 7日 (金)

会社の義務と権利

私はどの様なことにも義務と権利のバランスが大切なのだと思います。

選挙に行くのも国民の義務であり権利であります。

その義務でもある選挙にも行かずに、政治のことを批判する権利はないでしょう。

 

そして、会社員にも「義務や責任」があり、そして、労働基本法や就業規則で決められた「権利」があります。

この働く社員の「義務や責任」と「権利」のバランスがしっかり取れている会社が、良い会社であり、成長して皆がハッピーになれる会社なのだと思います。

常に100時間もの残業をして、土日もなく働いて、体を壊すような会社、労働基本法で決められている法律も守られていない会社は、いくら売上が伸びて沢山の利益が出ても良い会社とは言えません。

でも、社員が自分のやるべき職務の責任感が弱く、まだ自分の職場の責務が果たせていないのに、プライベートを優先するのが当たり前にできるような会社も、組織力と達成力が弱くて、激しい企業間競争に負けてしまい、そこの社員はハッピーになれないでしょう。

 

それは会社にぶら下がることであり、自分で組織に貢献や利益をもたらす実力がないことであり、ビジネス社会から求められない人材になってしまうということでもあります。

組織人である以上、自分の職務や役割を全力で全うする。

そして、まずは自分のやるべき計画や目標を達成し、それから自分の権利を行使する自覚と責任感を持っていただきたい。

そして、「会社に貸しはあっても借りはない」と言える様な人材になって欲しいと思います。

 

今の日本社会は本当に厳しいものになりました。

ビジネスの実力を付けていかないと、まともに働くことのできない社会です。

特に若い社員の皆さんには、自分の将来のためにも、厳しい自覚を持って仕事に取組んでいただきたいと願っています。

 

2014年2月 5日 (水)

戦略方針の改善進捗

今年は思わぬ業績の不振で皆さんにも心配をかけて申し訳ないのですが、1年前に今期は何をしなくてはいけないかを考えて、5つの戦略方針を決めて取り組みを行っています。

こちらの進捗状況を整理してみると、各方針ともかなり改善が進んでいます。

パネル環境の改善はGMOとの協業によって実現し、システムの拡充もまだ開発中もありますが目処は経ちました。価格の大幅な見直しや見積システムの改善も終わりました。

新しいサービス開発についても、写真・日記調査、MyEL集計サービス、テキストボイス(ASP)、が具体的に動いています。

ただ、方針2の「技術対応力で選ばれるための体制強化」は組織的にはあまり進んでいない様にも思われるので、もっと改善方法を考えて、タイミングを見て体制補強も実施したいと思います。

戦略方針に従って環境整備をすることと、現場での業務対応を強化すること、この2つをしっかりやることで、早く業績を立て直しましょう。

そして、それらを着実に進めることで業務を改善させ、会社を立て直し前進させること、そのことに全力をあげて取り組みます。

皆さんも下記の戦略方針を意識して、各自の役割遂行をお願いします。

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方針1: リサーチインフラの拡充を図り、競争力の基盤を強化する                                        

    → GMORとの提携で、6月からパネル110万人、回収力を3倍(約25万件)まで改善

    → 集計システムはSPSSからASSUMへの切換えを決定、8月導入、3月切換え(予定)

    → SPEED CROSSの機能拡張の開発は、9月発注、1月完成(予定)                           

    → 新アンケートシステムは、外部委託での基本計画が12月に完成、1~6月で開発(予定)

    → 3年ぶりの大幅料金改定を9月に実施、10月から新見積システムを導入                           

                                                       

 方針2: 技術対応力で選ばれるための体制強化を推進する。                                                    

    → RG勉強会、社内研修、早大セミナー、マーケ協会、マーケ学会、消費者行動学会等の参加推奨

    → 決算が改善したタイミングで、企画提案のできるリサーチ経験者の採用を検討          

                                                       

 方針3: 独自サービスメニューの強化で、サービスの差別化を推進する。                                

    → 10月からソリューションプロジェクト(9チーム)の活動を開始                              

    → 写真・日記調査:システムを9月発注、1月完成、2月から販売(予定)                  

    → テキストボイス :今期は分析を委託、4月分析の内製化、7月ASPツール販売(予定)

    → MyEL集計  :10-12月でニーズ調査、12月からシステム開発、3月完成、4月販売(予定)

                                                       

 方針4:  MyELの機能強化やデータ活用等により、固定収益力を強化する。                        

    → MyELは前期比130%の17百万円の売上計画、会員は約3万人、有料会員が500人

    → MyELマイニングサービス(富士通協業)は、3月開始(予定)  

 

 方針5:  MyELの新規開拓、CRMの既存営業、SG×RGの提案営業で、顧客基盤を拡大する。

    → MyELとCRMでの、メール&コールでのアポ取りと営業訪問を徹底

    → SG各チームの営業訪問の強化、顧客コミュニケーションでの質的向上に期待

2014年1月29日 (水)

製造原価の引下げ

昨年からよく会議や打ち合せで聞く様になったのが、「製造原価を下げないと競争できない」ということです。

マクロミルが製造原価を下げるために、年俸で240万円の正社員を仙台で募集をしていることに代表されるように、各社とも製造原価引下げの動きを強めています。

インテージさんでも、かなりの人数の派遣やパートさんが東久留米のオフィスにいて、レポート作成の代行や資料作成に対応していて、その様な取組みを強めていると聞きました。

そして、S3で大手代理店のお引き合いで、今までマクロミルやクロスマーケでやっていたのはこの金額なので、これでできるならマイボイスに頼みたいという金額を見ると、当社の粗利で1、2割しか取れないような厳しい水準となっています。

今の当社の定価の2、3割減が競争価格の様に感じています。あと2、3割の原価を引き下げるか、あと2、3割の生産性を上げるか、が求められています。

でも、そんな金額ではうちは取れない、その仕事はやれない、と自社の都合を優先した交渉をしていたら厳しい市場競争に負けてしまいます。

やはりお客様優先、市場優先で、どうやったらその数字でもうちも利益を出せるのか、そちらの方に知恵を絞らないといけないのだと思います。

 

当社にはあまり無駄な経費はないようにも思いますが、見方を変えるとまだ削減可能な経費もあります。それらの経費削減はすべて進めます。

新入社員でもアルバイトの方より1.5倍の経費がかかるので、アルバイトでできる業務はアルバイトに任せて、社員は社員しかできない業務にシフトできる体制を作るのも1つ方策だと思います。それも進めたいと思います。

 

しかし、当社の製造原価を引き上げている1番の原因は、生産稼働率の低さです。これを修正して行くことが1番の原価低減の方策だと考えています。

社員数に対して仕事の量が少ないために、チームの稼働率が計画の70%よりも大幅に下回る50%台の状態が続いています。メーカーでいうと工場の設備がかなり遊んでいる状態です。稼働率が50%で利益を出せる会社はないでしょう。

この悪い状況から抜け出すため、価格を下げてでも仕事をもっと取り、RGやG2の皆さんにもっと忙しく働いてもらえる環境を作ることに全力をあげます。

1時的には粗利的に厳しい仕事や、納期の厳しい仕事が入るかもしれませんが、2Q、3Qの不足分を業務を取り戻すためには必要なことですので、少し無理をしてでもやって下さい。

大変でも何でももう頑張ってやるしかありません。

皆さんの理解と協力をお願いします!

 

2014年1月24日 (金)

3Q決算

昨日、3Q決算の結果を踏まえた経営会議と、決算説明会を行いました。

2Qに続いて3Qも大幅な受注不足が続き、今までにない1番厳しい厳しい決算で、5千万円を超える赤字に皆さんも驚いたことでしょう。

私も今期この様な厳しい数字になるとは予想しておらず、去年と今年で何がこんなに違うのか、鎌田さんと色々と分析しましたが、大型2案件の終了と、いくつかの継続調査の終了、以外は定量的な要因は見つかりませんでした。

あとは、昨日説明した通り、市場環境の悪化と、前期の6人の経験者(特に2マネジャー)の退社と新人の戦力化の遅れによる営業力の低下、という定性的な要因しか考えつきません。

まずはこの厳しい現状をしっかり認識した上で、全員がそれぞれのチーム計画の達成に向けて、緊張感と自覚を持って業務に取り組んでいただきたいと思います。

 

しかし、一方では「今期戦略方針の対応状況」で説明した通り、5つの戦略方針は着実に筋道を付けて投資や開発も進めています。

2Qからパネル環境は改善し、来期の1Qまでには各種のシステム改善もすべて完了します。価格や見積システムも見直しました。インフラの面ではだいぶ戦える環境が整備されると思います。

そして、重点施策として示した、1)MyEL集計サービスと、2)テキストボイス(分析とASPシステム)の新サービスも、4Qと来期の1Qまでには完成します。

ネットリサーチ市場は、セルフ型サービスなどで益々厳しくなって行くことも予想されます。そんな中で新しい価値と利益を生むこの2つの独自サービスを成功させることが、非常に重要になってくると考えています。

 

初めて経験する5千万円を超える赤字は恐い数字ですが、、

1)インフラをしっかり整える、

2)新しくて独自の付加価値サービスを開発して投入する、

3)社員の皆さんがチームの計画達成に意欲を持って取り組む、

この3つがしっかり噛みあえば、必ず会社を良い流れに持っていけると信じています。

まずはこの4Qの計画を達成させて、下期の黒字化を実現することを実現すべく、しっかり前を向いて、緊張感を持って業務に取り組んで行きましょう!

皆さん、よろしくお願いします!

2014年1月22日 (水)

明日の事業開拓

ドラッカーの本には事業は機会に注力すべきであると書いてあります。そして、1)今日の事業の業績を上げること、2)潜在的な機会を発見し実現すること、3)明日の事業を開拓すること、が企業活動だと述べています。

現在やっている、企業提携でのパネル強化、新アンケートシステム構築、集計ツールの見直し、料金の改定と見積システムの構築は、当社の弱点の補強であって、今日の事業の業績を上げるための投資です。

そして、MyEL集計サービスの開発や、テキストボイスのサービス構築が、潜在的な機会を発見し実現することと、明日の事業を開拓することの取組なのだと考えています。

そのそれぞれがどの程度の事業機会があるかは明らかではありません。

そして、必ず成功できるかは分かりません。

しかし、両方のサービスともお客様の利用ニーズは確かにあり、お客様に、世の中に役に立つサービスであり、挑戦して投資するに足るフィールドであることは確信をしています。ですので、失敗を恐れないで取組みたいと思います。

 

MyEL集計サービスでは、約170社のMyELのユーザーを対象にしたアンケートと、20社を対象にした訪問ヒアリングを行って市場性とサービス機能の確認を行いました。

この調査結果から推定すると3年後に7~8千万円、5年後には1億円以上の事業は作れると思います。そして、それらは新たな製造原価をほとんど必要としないので、殆どが収益になるでしょう。まずはこの新サービスで収益の安定を図ります。

 

テキストボイスは、明らかにツルーテラーや、見える化エンジン、よりも優位性のある分析が出来ます。

ツルーテラーの売上は分かりませんが、見える化エンジンは月10万円のサービスを、500社位に販売しているというので5~6億円はやっていると思います。

当社も受託サービスに加えて、ASPサービスを作って販売すれば、それなりに大きな固定収益を作ることは出来ると思います。

 

この2つのサービスを、明日の事業を開拓することと位置づけて、集中的に事業投資を行いたいと考えています。

しっかりした技術サービスの提供できる「ネットリサーチ」に、MyELの情報サービスと、テキストボイスを加えることで、一刻も早く今の様な業績不振から抜け出して、当社の未来を作って行きます。

そのためには、皆さんの必ず計画を達成するという気持ちと、真剣で緊張感のある業務への取組み、自分の技術力や対応力を強化するための主体的な学習が不可欠です。

会社の構造的な改善の取組みと、皆さんの自覚ある主体的な行動が結び付けば、必ず会社は良くなります。

まずはこの4Qで結果が出せるように、真剣にビジネスに取組んで行きましょう!

 

2014年1月21日 (火)

テキスト解析

ネットリサーチのし市場環境は年々厳しくなっているし、業界の理不尽な動きや、今期の当社の不振に対しては忸怩たる思いがあります。

それでも、ネットリサーチは世の中に必要で、当社はもっともっと技術力や環境を整えて、お客様の課題にしっかり応えられる会社にしなくてはいけないと感じています。

特にマクロミルさんが外資系ファンドに売却され、電通MIさんもその傘下になるような中で、しっかりとした技術対応のできるリサーチ会社が求められていると思うし、是非、当社がその様な存在になりたいと熱望しています。

そのためには、今の様な組織の力、営業や技術者の力ではまだまだ不十分だし、もっともっと自分達は努力をして、プロとしての専門性を磨いていく必要があると思っています。

そして、ネットリサーチの定量的なアプローチに関しても、当社はそれが基本であり基礎だと思って、質的な拡充に努めて行きます。

 

テキストマイニングは、そのネットリサーチの技術を補完し、補強し、付加価値をあげる技術として位置づけられます。

設計されたアンケートではなく、自由記述で思い浮かんだ純粋想起の情報から何かを見つける、自然体での市場の構造や生活者のインサイトの理解を図りたいというニーズは必ずあります。それが、ソーシャル上での発信データからアプローチしたいというニーズもあるでしょう。

でもこれまでのテキストマイニングの、ツルーテラーや見える化エンジンでは、2つの単語の関係だけでしたので、その中身の構造を理解するところまで行きません。

コーヒーを入れる、という2単語の係り受けに、コーヒー飲むがあり、コーヒー好きがあり、コーヒー朝食で、があったとしても、それを繋げてみて、その背景や、シーン、心的要因までは読み解くことはできません。そして、それをやるには解析者の主観が強く入ってしまいます。

しかし、テキストボイスでの、最大で6つの言葉の組合せまで統計的に分類するため、5W2Hの殆どの要素が含まれるため、客観的な理由や動機やシーンを導き出すことができます。

高根先生も2つの言葉の関係はとても不安定なものなんです。コーヒーを飲むが、なぜ飲むのか、どうやって飲みたいのか、どんなシーンで飲みたいのかによって、対応すべきことは全く違うので、2つの言葉の組合せでは全く駄目なんです。と仰っていますが、その通りだと思います。

 

今回私もお客様回りをしてみて、そして、営業の皆からもお客様の反応を聞いて、この技術はやはりお客様に求められているな、それもテキストマイニングを実務でやっていて、その限界を感じている人ほど、この新しい技術を求めておられると感じています。

そこのニーズに応えることができるのが、テキストマイニングなんだと思います。

定性分析に傾注している市場の中で、挑戦する価値のある分野だと思うので、集中して戦略的に事業投資してみます。

 

2014年1月17日 (金)

優しいマネジャー

私が働いていたCRC総研のリサーチ部門は、評価制度はあるものの、あまり分りやすい運用はされていませんでした。そして、リサーチの企画営業やリサーチの実務は、個人によって2倍も3倍も実績が違う仕事です。

自分はチームのノルマは達成させたかったし、自分がやるべき数字は必ずやってきました。やるべきことが出来ないのは悔しいし、同じ年代の社員に負けるのも悔しいという気持も強かったのだと思います。お陰で毎年の評価はSとかAをいただいていました。

同じチームに自分と同じ年の社員もいました。彼は残業もあまりせず、営業訪問もそんなに熱心にしていなくて、売上はいつも自分の半分とか1/3位しかありません。仕事が忙しいため残業も70~80時間はしていましたが、彼はその半分以下で早く帰っていました。

しかし、チーム会では「要はリサーチは切り口だよ。戦略的にどう攻めるかが重要なんだよ。」と抽象的な主張ばかりしています。

そして、会議でも、日常の業務の中でも、マネジャーが彼を厳しく指導をすることはなく、そんな状況でチーム計画が未達であるのをもどかしく感じていました。

 

ある日に神田でマネジャーと酒を飲んでいる時に「彼にももっと実績を作るように努力をさせて下さいよ。彼は頑張ればもっと数字が作れると思うし、そうしないとチームの計画が行きませんよ。」と意見を具申したら、

「お前は仕事ができるからいいけど、仕事ができない奴にそんなこと言ったら可哀想だろう。もっとできない奴の気持ちも考えてやれよ。」と言われました。

これは彼の優しさなだったのかもしれません。でも彼は仕事ができないのではなく、自覚と熱意が足らなくて、やれることを、やっていなかっただけなのだと思います。

そして、結果的にはそのチームは業績不振でなくなり、リサーチの本部自体も廃止され、沢山の若者が解雇や望まない異動になりました。

これって関係者にとって決してハッピーなことではないですよね。

やはり組織である以上、マネジャーは部下に計画はちゃんとやってくれと言うべきだし、全員が熱意を持って計画達成に向けて努力をすべきだし、計画ができた人とできなかった人で、評価や、昇進、待遇もちゃんと差をつけるのが、フェアで活力ある組織なのだと思います。

 

私も人に厳しいことを言うのは苦手です。

でも今のような業績悪化の中では、辛くても厳しいことを言って、嫌なことでもそれが会社を良くすることであれば、迷わずにやって行くつもりです。

この不振を早く抜け出し、良い会社になるために、全員が自覚と熱意を持って頑張りましょう!

 

2014年1月15日 (水)

新アンケートシステムの構築

当社は競合他社と比べてシステムが弱いと言われてきました。

他社のシステムがどうなっているのかは分りませんが、システムの関係で当社はできないのに他社はできるという報告も増え、社内からもシステムによる作業負荷の大きさやミスの発生の指摘も増えてきたため改善が必要だと判断しました。

そして、前期の下期で、澤登さんをリーダーに、小川さん、鮎澤さん、田邊さんの4人で「サンプリング・イーズ改善プロジェクト」を作って、彼らから3月末に改善提案をいただき、それをベースに改善検討を進めて来ました。

そして、7月からストアロジック社の堀田社長にシステム基本設計のコンサルティングを委託して、その基本設計をベースに、今回、イーアンドディ社とストアロジック社に見積をお願いして、12月末に「新アンケートシステム構築」を発注しました。

これによって、以下の様なシステム改善が実現する予定です。

1)回収のマルチリミット化

2)WEB作成の効率化(ロジッククリア防止等)

3)クライアントテストの効率化

4)アンケート情報の一元管理

5)サンプリング・配信管理の自動化

6)調査設定の変更作業の効率化(回収状況参照、追加メール等)

7)ビジター管理の効率化

8)スマホ回答環境の改善

今回のシステム投資額は、当社にとってはかなり大きなものです。

特に、今期のように厳しい決算で大きな投資をするのは大変ではありますが、会社の競争力を強化して、会社を良くするためには必要なものとの認識から、プロジェクトチームから答申をもらった機能は、すべて盛り込んだ改修をお願いしています。

こちは堀田社長をプロジェクトリーダーに、4人のメンバーで、約6ヶ月をかけて開発を進める予定です。

当社の社内体制は、岡島さんがリーダーで、G2金子さん、藤井さん、田邊さん、RG山本さん、澤登さんに担当していただきます。

会社としてできる環境整備は積極的に進めますので、皆さんも、全力をあげて4Qの計画達成と業績改善に向けた取り組みを進めて下さい。

よろしくお願いします。