ビジネス Feed

2010年9月21日 (火)

公共施設

100804_0940~001さいたま新都心に簡保の宿の「ラフレさいたま」があります。あの郵政事業での無駄遣いが指摘された施設の1つです。

ここに室内プールがあることを思い出して、先日娘と遊びに行きました。

外からプールを覗くと何故かプールにはお爺さん、お婆さんが10人位いるだけで、がらがらとした状態で若者も家族連れもおりません。

何でこんなに立地の良い場所なのに空いているのか?と思ってフロントに行くと、「プール使用料は、お一人様、2,100円になります。」と係りの人が下を向いて申し訳なさそうに言います。

確か以前に来た時には千円くらいだったと思うのですが、郵政事業の赤字を指摘されて値段を倍にしたみたいです。それで、利用者が減って休日でもガラガラなのでしょう。

「さいたまの、公共施設の25Mの小さなプールで、2,100円なんですかあ・・・」とは言えませんでしたが、近くにある別な室内プールは700円なのでそちらに行くことにしました。高いので払いたくないというより、何か釈然としない気持ちでした。

お客様や市場を見ていないサービス事業はやっぱり駄目ですね。喜んで使ってもらえる様にするという気持ちと工夫のない事業は長く続かないと思います。

郵政事業や社会保険事業の無駄使いがこういうことなのかと身近なところで実感しました。

公共サービスにもやはりマーケティングの視点が大切なんですよね。

2010年9月16日 (木)

多頻度回答

楽天リサーチさんと話しをして、やっぱり巨大なポータルを後ろに控えたところには、パネルを集める力ではかなわないなあと改めて実感しました。

楽天のグループには数千万人のお買い物のための登録情報があり、その登録者にアプローチをして、パネル化をしているから190万人というパネルが作れる訳で、これと同じことは私達にはできません。

ですから、パネル数で勝負するのではなく、人の技術や一貫対応のサービス、独自のメニュー、リサーチの情報コンテンツで勝負するのが当社の立居地になります。

楽天リサーチさんは調査設計やレポート作成は原則外注と聞きました。彼らは彼らの強みを活かすため、パネルサプライによって収益を求めているわけで、自ずとビジネスモデルも異なってきます。

しかし、彼らと話しをしていて1つ違和感を感じたことがありました。

それは、「当社は1人のモニターにお願いするアンケートの頻度が少なすぎるので、もっと調査会社に使ってもらって、回答頻度を上げたいと思っている。」と聞いたことです。

「頻度が少ないというのはどの位ですか?」と聞いたら、「うちはまだ1人に1日1件しか依頼していません。マクロミルは1人1日4件と聞いているので、その位までは増やしたいんです。」という答えでした。

1日1件として、月に20件、年間で240件の調査依頼になります。1日4件だと、年間で約1,000件です。私の感覚からすると超多頻度回答で、少し前のリサーチ業界の常識では「やってはいけないこと」でした。

慣れや学習効果も含めてしっかりとしたデータが取れるのか?

毎日4件のアンケートに答え続けている人が、本当に普通の生活者なのか?

このあたりの基準には強い疑問を感じてしまいます。

依頼頻度や回収時間はそれぞれの会社の価値観によりますが、当社は月に2、3件の依頼で、36~48時間は答えられる環境を守り、回答データとパネルの品質を保って行きたいと思います。

当社は多頻度回答にしない、短時間(24時間未満)回収は極力避ける、ということでお願いします。

2010年9月15日 (水)

楽天R

100831_1345~001楽天リサーチの森社長を尋ねて情報交換をして来ました。

楽天リサーチは品川から3つ目ほどの「青物横丁駅」から歩いて10分の都心から少し離れた場所にありました。

楽天の本社から3分ほど先にあるこのビルに楽天のグループ会社が集まっています。

楽天リサーチは現在100人ほどの体制で、35人が営業、60人ほどがリサーチの生産に携わっているそうです。

彼らの強みは何と言ってもパネルの大きさです。

現在190万人ほどで今期中に200万人を目指しています。平均回収率は20~25%で、最大では40~45万人の回収数が確保できるようです。

主なお客様は調査会社、広告代理店で、パネルサプライも含めたデータ提供を安価に提供しています。調査設計やレポート作成は原則として外注で、パネル中心のインフラ型のネットリサーチサービスになります。

そういう意味では当社が目指す「人的な専門サービス」とは異なりますが、彼らもかなりハードに働いていて、この不況でも業績も伸ばしているというので、当社もしっかりしなければと改めて思いました。

また、マクロミルとヤフーVIの合併によって、沢山の調査会社から新たなお引き合いが来ているとも聞きました。2社の合併でネットリサーチ市場に変化が現れてきているのかもしれません。

現在S2で代理店さんの開拓を進めていますが、合併の隙間ができるこの下期が新たなお客様を開拓できるチャンスだと思います。

S2の皆さん、代理店開拓、頑張って下さい!

2010年9月 8日 (水)

お前の仕事

昨日は「キャリア3年目から1人前」という意識を持って、より難しい仕事にもチャレンジして、仕事は厳しくても早く成長できる会社にしたいと書きました。

できる仕事をできる範囲で無理なくやる様になったら個人も組織も発展はありません。まだ当社はベンチャー精神を持って戦って行きたいですし、そういうチャレンジ精神のある人達でこの会社を作って行きたいと思っています。

CRC総研のシンクタンク部門はちょっと緩くてルーズな組織でしたが、「これはお前の仕事だから、お前が考えてどうにかしろ!」と突き放される環境ではありました。入社3年以上で、まだ経験が短いからできないという人はいませんでしたし、そんなことは許されない雰囲気はありました。

服部さんや永森さんも同じ本部にいましたが、入社1年目から、忙しい時期は連日、22時、23時まで働き、レポートの納期が間近になると、厳しい上司に怒鳴られながらよく徹夜もしていました。

私の入社2年目、3年目の仕事も少し思い出してみました・・・

私がまだ26歳の頃ですが、急に伊藤忠商事の課長さんと2週間の米国出張に行って、あることを調べてまとめるように上司から言われました。

最初は2人でしたが途中でその課長さんが急用で帰ってしまい、私はニューヨークで1人残されて、ホテルからブロークン英語でアポ電話をしたり、知らない街を地図を片手に資料収集に回りました。

そして、帰国後2週間ほどでレポートをまとめて伊藤忠の関係者にプレゼンをしました。その時も誰も手助けはしてくれなくて、自分で工夫をしながらつたないレポートをまとめたのを覚えています。(今思うと本当に未熟なレポートだったと思います)

また、その当時の自治省が「リゾート作りハンドブック」を作るので、その関連情報の収集と編集の仕事が降ってきました。他省庁より早く1番最初に出版したいということで、情報収集と原稿作成の時間は1ヶ月もありませんでした。

自分はリゾートの専門でもないし、本の編集などもやったことありませんが、会社として受けてしまったし、自分がアサインされたのですから仕方がありません。

毎日9時から20時まで会社で作業をして、20時からは自治省で担当者と打ち合わせを行い、また会社に帰って来て作業をして毎日終電で帰る日が1ヶ月続きました。そして、何とか原稿を期限に合わせて出版までもって行きました。

この時も誰も助けてくれる人はなく、「何で俺なの?」と思いながら最後まで1人でやりました。

オクラホマ州の副知事と開発部長を帝国ホテルに迎えに行って、京都まで新幹線に乗せて連れて行き、京都府のお偉いさんとの会談に同席させられたり、オクラホマ州の副知事から裏千家のお茶会をキャンセルしたいと言われて、京都府の秘書課長にえらく怒られたのもこの頃でした。

でも何だか分からない初めての事ばかりの仕事を1人でやりきって、最後はお客様に喜んで頂けたことが、その後の自信に繋がりましたし、今思い出すとすべてが楽しい思い出になっています。

仕事はやっぱり厳しいものです。

でもその厳しさを色々と工夫をしながら乗り越えていくことで分かることや、成長すること、楽しめることがあるのも仕事です。

始めての仕事でもプロ意識と、何とかなるという気持ちで取組んでみて下さい!、それが皆さん自身の成長と、会社の発展につながることだと思います。

チャレンジ精神を持って、厳しくても成長できる会社にして行きましょう!

2010年9月 7日 (火)

キャリア3年目

最近ちょっと気になっていることがあります。それは、社内で「まだ彼は経験が少ないので頼めません。」、「うまく行かなかった理由はまだ経験が不足しているからだと思います。」という様な話をよく聞くことです。

皆さんはキャリア何年目頃から「1人前に仕事をやる」ことが求められると思いますか?

「1人前」とは難易度の高い仕事は別ですが、一般的なレベルの仕事は一通りできるようになり、「まだ経験不足なのでできません。」とは言えなくなるタイミングです。

営業はお客様と専門的な話ができ、主体的に営業行動が取れて、お客様の課題を引き出して適切な設計と提案ができる。そして、ある程度の数字(受注)は何とかできるというレベルでしょうか。

リサーチャーは、お客様の課題を正しく理解することができ、一般的なテーマであれば、調査設計、提案書作成、調査票作成、データ分析と考察、レポーティングと調査結果のプレゼンまで、ある程度できることだと思います。

私はそれはキャリア3年目からだと思います。経験者の採用基準に「XXXの業務経験3年以上」というのが多いのもそんなところから来ているのでしょう。

最初の1、2年で基礎的な知識や経験を身に付けて、3年目からはその基礎的な知識や経験をもとに、始めてのことでも何とか工夫をしながらやって行くのが仕事なのだと思います。

そして、キャリア3年目以上の社員に「まだ自信がないようだからもう少ししてからにしよう。」とか、「実績がでていないけど、まだしかたがない。」というのは、一見優しいようですが本人の成長の機会を奪ってしまうことになります。

そんな成長スピードだと、厳しい市場競争の中で、その本人も当社も厳しいビジネス社会の中で生き残って行けないでしょう。

仕事は自分で覚え、自分で成長するしか、自分の道を開く方法はありません。そして、始めての仕事でもチャレンジして、何とか工夫をして苦しみながら自分で乗り越えていくところに、仕事の面白みや遣り甲斐もあります。

仕事は厳しくてちょっと乱暴でも成長できる会社が、結果的には個人にとって良い会社になります。

未経験な仕事にチャレンジすることはとても重要なことです。全員がハッピーになるため、始めての仕事、もっと難しい仕事にもプロ意識を持って挑戦し、仕事は厳しくても成長のスピードの上げられる会社にして行きましょう。

2010年8月31日 (火)

MyEL営業対応

何度も繰り返しになりますが、当社のサービスの特長は、

1)専門リサーチャーの一貫対応

2)パネル管理とデータクリーニングの徹底

3)独自のリサーチメニュー(ライフスタイル分析等)の提案

4)大規模「1200テーマ×1万件超」な自主調査データの活用

の4つです。1)、2)は品質を重視する基本的価値で、3)、4)が差別化要因という位置付けです。そして、会社案内やホームページには書けませんが、できるだけリーズナブルな価格も実現しなければなりません。

この4番目の特長である「大規模な自主調査データ」を使った営業提案が、MyEL登録者への対応です。

MyEL営業を始めて半年ほど経ちますが、まだお取引額は小さいものの10社ほど新規顧客を開拓できました。この活動を継続して行うことで、当社の顧客の範囲を広げ受注拡大に結び付けたいと考えています。

初期対応の「1メール、2コール、1メール」のアプローチルール」も取決めて、その進捗もSFのダッシュボードで、MyEL登録人数→メール件数→コール件数→訪問件数→問合せ対応→その他(初期対応終了)の状況が一目で分かるようになりました。

MyEL活動一覧 (一都三県:8week)
https://ap.salesforce.com/01Z10000000bxDD?m=view

こちらのMyEL営業の組織対応を進めることで、営業の良い流れを作って行きたいと思います。

SGの皆さん、頑張りましょう!!

2010年8月27日 (金)

良くない営業

営業から帰って来たら、高橋さんの「XXX社の○○様から、先日のお打合せの件についてお電話がありました。また折り返し電話をするそうです。」というメモが置いてありました。

社名もお名前も存じていません。

でも先日のお打合せの件、と言われると、社名を聞き間違えたのかなと思って気にしていると、その会社の営業マンからもう1度電話が入りました。

確かにXXX社の○○さんと名乗っています。

「XXX社の○○さんと申しまして、ヘッドハンティングの会社です。社長に是非ご紹介したい優秀な人材がいるのですが、少々お時間良いですか・・・」と言うので、

「先日のお打合せの結果というのは何のことですか?私は貴方と会ったことも打合せをしたこともないと思いますが?」と尋ねました。

すると、「お会いしたことはないのですが、貴社には以前もお電話したことがあるので・・・」と苦しそうな言い訳をしています。

オープンに営業の電話をしても繋がれないので使っている手段なのでしょうが、こんな小細工をする時点で信頼はできません。「この様なアプローチをする会社に頼むことはありませんから、もう電話してこないで下さい。」とお断りしました。

前にも書きましたが営業で大切なのは、「熱意」と、「誠意」と、「スピード」です。

こういう誠意のない営業アプローチは良くないと思いますし、決して良い成果は生まないでしょう。

少なくとも当社は、どんな時も人をごまかすようなことはしない誠実な会社でありたいと思いました。これは当社の行動指標にも入っていることです。

皆さんもそう思いますよね。

2010年8月24日 (火)

パネルサプライは?

先週のマネジャー会で新井マネジャーから、「相手方のサイトで回答するパネルサプライの調査を実施していて、先方のシステム不備で回答できないモニター40~50人からクレームが来ている」という報告がありました。

40~50人のモニターさんからクレームメールが来たということは、実際にはその10倍、20倍の1,000人近いモニターさんに「不信や不満」を提供してしまったことになります。

「マイボイスです。ご回答をお願いします。」というので行ったら回答画面がでないという事ですから、モニターさんから「いったいマイボイスは何をやっているの?」と思われてしまうでしょう。

それから人によっては「他社サイトで答えて、情報管理の面で大丈夫なの?」と情報管理の面で不信に思う方もいるでしょう。

これらの情報管理(特に個人情報の管理)の面と、システムトラブルの両面から、当社ではお客様のシステム環境で回答するパネルサプライの案件は、原則としてお受けしないことにしています。

1部インテージさんの案件で相手サイトでの回答を認めているものもありますが、これは情報管理とシステム環境の面で詳細な確認を行い、特別な契約も結んで実施をしているものです。

パネルサプライは、楽天リサーチやGMOリサーチ、ネットマイル等のパネル提供型の会社は実施していますが、インテージやマクロミル、クロスマーケティングは実施していません。

これまで当社も2回ほどやったこともありますが、今後は「パネル管理とデータクリーニングの徹底」を実施するため、パネルサプライは原則やらないということでお願いします。

各グループ会でも伝えて頂きましたが念のためもう1度お伝えします。ご理解とご協力をお願いします。

2010年8月23日 (月)

王将

100701_2022~001 餃子の王将がとても伸びているとニュースで聞きました。皆さんは王将を展開している王将フードサービスがどの位のビジネスを行っているか分かりますか。

ちょっと興味があったので調べてみたら、同社は資本金が81億円、従業員数が1,700人、売上671億円、経常利益109億円もありました。ちょっと驚きの水準です。

売上経常利益率は16%、従業員1人当たりの経常利益が640万円もあるのですから大変な高収益企業です。

私も餃子は大好きなので時々神田の王将に行きますがいつもお客で一杯です。

こちらが先日頼んだ私のメニューです。餃子が2人前と中生ビールで800円ほどでした。このボリュームから考えると安いと思いますし納得できる金額です。

「安い=利益が少ない=儲からない」と連想してしまいますが、ユニクロも同じですが、安くて高収益という業態が確かに存在しているんですよね。

こういう時代ですから、当社もできるだけお客様にご納得頂けるリーズナブルな金額で、品質の良いサービスを提供することが必要なのでしょう。

そして、そんなリーズナブルな金額でもしっかり利益が出せるような、高い生産性や、無駄のない効率的なコスト構造を作ることが求められるのだと思います。

当社も無駄な作業や時間はないかもっと効率を上げる方法はないかを常にチェックし、改善し続ける必要がありそうです。

王将の餃子を食べながら、うちの商売について色々と考えてしまいました。

2010年8月19日 (木)

BPO

BPOって分かりますか。

Bisiness process outsourcing の略で、企業が自社の業務(ビジネスプロセス)の1部を外部の業者にアウトソーシングすることです。

先日、上辻S2Mと中国企業のBPO会社の社長を尋ねました。彼はもともとCRCの社員で、鎌田さんの紹介で営業に伺いました。

同社のビジネスモデルは、日本の大会社にアプローチを行って、その会社の内部業務の1部を中国にシフトすることで経費削減を図るというものだそうです。

例えば数百人でやっている内部の事務手続き業務を中国に持っていけば、数百人の社員が減らせて数億円と言う単位で経費が削減できる。そんな提案を行うために、中国企業が日本法人を作って活動をしています。

確かにこの厳しいビジネス環境で数億円の経費削減ができるのは、大企業にとっても魅力的な提案でしょう。

でも、経費を削減すしやすい製品を作るということで沢山の製造拠点が中国に移りました。そして、今度はオフィスワークまで中国に行ってしまったら、日本の仕事や雇用はどうなるのでしょう。

どんどん中国の経済と企業が強くなっている中で、自社の経費を減らす、価格競争力を高めるということで、自社の雇用を減らして行ったら日本の将来は、私達の次の世代の日本人の働く場所はどうなるのか、、、

そんなことを考えさせられる話でした。

2010年8月18日 (水)

1割6分

先日の朝会でもご紹介しましたが、この1Qの間にSGとRGの連携営業で44件の提案をして、7件が受注になりました。

打率は「1割6分」という成績です。

SGとRGの連携営業は今期から取組んでいることですので、44件の提案ができただけでも大きな前進ではないかと思っています。

そして、RGの皆もお客の課題やニーズを直接聞いて、提案し、商談の勝った負けたのプロセスに関わる中で、ビジネス力が強化されるだろうと期待をしています。

ただし、1割6分という勝率は全然満足の行く水準ではありません。普通のレベルでも3割、提案が強い会社では5割くらいはコンペに勝っているはずです。そういう意味ではまだまだ企画コンペに関しては改善の余地が沢山あるということです。

企画コンペに勝つためには・・・

1)ヒアリング力を高めてお客様の課題を的確に捉える。

2)課題に対して適切で効率的な提案内容になっている。

3)提案書がお客様にとって分かりやすく、論理的に説明できる表現ができている。

4)熱意を持ってプレゼンし、是非やらせてほしいという気持ちがお客様に伝わる。

という要素が必要になります。

そして、意外に提案の勝敗を分けるのは、4番目の「熱意あるプレゼン」だったりします。良い提案でも、ただ淡々と踏む敵にスペックを説明するだけだとなかなかお客様に選んでもらえません。感情を注入して、相手に真剣に伝えるという伝達力が大切です。

まだ当社は企画コンペの経験が少なく、バッターボックスに立ったばかりという人も多いですが、これから沢山の経験を積む中で、是非「プレゼン力を高める!」ということに注力してほしいと思います。

まずは1年以内に3割バッターになり、2年後には5割くらい勝てるように頑張りましょう!

2010年8月16日 (月)

経営者研修

100713_1459~001 JAICさんからセミホーダイのコースとは別に、「経営者向けセミナー」のご案内があり、2ヶ月に1回のペースで受講しています。

前回は「経営目標を達成する組織作り」がテーマでしたので、少しでも会社に役立てられればと思って出席しました。

参加者は40人位で、8割くらいは中小、中堅企業の社長のようです。平均年齢は55歳くらいで70歳を越えた方も見受けられます。

経営者の悩みは尽きません。「経営目標を達成する組織作り」というテーマでこれだけ多くの社長が集まり、真剣に2時間の講義を受けていることからも分かります。

経営目標を達成がそんなに理論的にできる訳でもなく、それぞれの会社で事情は異なると感じさせる内容でしたが、参加者がとても真剣に講義を聞いて質問をするのを見て、皆大変な思いで会社を経営していることを実感させられました。

社長になっても60歳を超えても、みんな悩んで勉強しているんですよ。

どんな講義にも参考になったり、刺激になったりする情報は必ずあると思います。皆さんもビジネスを学ぶ機会を持つように努力して下さいね!

2010年8月12日 (木)

過去サンプリング

MyELの提案をしていて「それ面白いねえ」と言われるのは、1つは昨日紹介した「2テーマ結合分析による隙間ニーズの仮設検証」で、もう1つは「過去回答者をサンプリングしたブランドスィッチ分析」があります。

これは広告代理店のマーケティング担当者や、メーカーのマーケティング担当者の様なマーケティングに詳しい方々の関心度が高いようなので、是非、色々な場面で提案してみて下さい。

「過去回答者をサンプリングしたブランドスィッチ分析」は、例えば5年前のMyELのビール飲用調査の回答者から「Aブランドを好んで飲んでいるという主飲用者」を抽出して、その方々に「今一番好んで飲んでいるアルコール飲料のブランドをお聞かせください」というような質問をします。

そこで現在の主飲用ブランドが把握できれば、Aブランドからどのカテゴリー(ビール、発泡酒、第3のビール)のどのブランドにどの位スィッチしたかが推測できます。

また、そのブランドをいつから、どの様な切っ掛けで飲むようになったかを聞けば、ブランドスィッチの時期と、スィッチの切っ掛けも把握する調査が企画できます。

過去に遡ったサンプリングというのは出来ませんので、12年間もずっと大規模調査を続けている、というメリットを活かした当社独自の提案ができます。

このあたりを説明した、MyEL活用の説明資料も作りましたので、是非、提案して下さい!

これは絶対に売れる提案と思います。

2010年8月11日 (水)

料理と幸せ

「料理をする回数の多い人ほど幸せを感じている。」

そんな調査結果が、MyELの「料理調査」と「幸せ調査」の2テーマのデータを組合わせた分析で検証されました。

こちらの検証は、福岡大学の太宰講師にお願いをして実施したものです。先生に書いていただいたレポートはMyELのサイトに掲載していますので読んでみて下さい。

http://myel.myvoice.jp/user_data/pdf/case_01.pdf

お客様のMyELのデータ活用のイメージを膨らませるため、この様な活用事例のコンテンツを増やしていくことを進めています。

2テーマのデータを結合して分析することは、テーマ毎の隙間にあるニーズを把握する手法としてマーケティングを企画する方々には興味を持たれる提案です。

MyELの2テーマ結合データは、1~2年の期間であれば約3,000件のN数が確保できますので、十分分析できる規模といえます。

ライフスタイル系とブランド系、ブランド系とライフスタイル系、等の組合せでマイニングすることで、そのテーマ間の隙間にある潜在ニーズを把握することができると思います。

こちらの結合データは6万円(税別)で販売しています。

興味のありそうなお客様がおられましたら是非ご案内下さい。

お問合せはMyEL担当の永森さん、長谷川さんになります。

2010年8月 5日 (木)

信義

「信義」などと言うと、高井さんも古いなあと思われるかもしれませんね。

でも私は働く個人のレベルでも、組織のレベルでも、この信義というのは大切だと思っています。

昨日、マクロミルとヤフーバリューインサイトの合併のことを書きました。そして、その夜はインテージの方とプライベートに食事をしながら話をしたのですが、今回の件は商取引としては全く問題ないものの、信義という面では色々あるなあと感じています。

ヤフーから「Yahoo!リサーチは、ヤフーの提携調査会社であるマクロミルが提供することになります。」というメールが来ましたが、これはちょっと前までは「Yahoo!リサーチは、ヤフーとインテージの合弁会社であるインテージインタラクティブが提供しています。」でした。

それが、ヤフーのネットリサーチ会社2社の買収、2社の合併、ヤフーの名前を付けた子会社への展開、合弁会社の解消、そして、インテージさんにとって1番いやな競合相手であるマクロミルへの子会社売却というステップを経て上記の様な関係になった訳で、インテージさんから見ると、一緒に協力して事業を立ち上げ育てたことは何だったのか?という話だと思います。

インテージさんは50年間リサーチを中心に真面目にコツコツ、手堅くやってきた会社です。私も社長さんをはじめ多くの役員や管理職の方たちとお付き合いをして来ましたが、皆さん真面目で実直な人が多いという印象です。

もともとリサーチをやりたいという人はそんな人が多いし、もともとリサーチ会社やシンクタンクという業種はそんな会社でした。

上記の様な切った貼ったの話を聞くと、リサーチ業界も変わったと思わざるを得ませんが、やっぱり私は「信義」というのは大切なことだという気持ちは変わりません。

当社としては資本提携したインテージさんとのご縁も大切にして、その信義のもとに協力していければと考えています。

2010年8月 4日 (水)

合併動向

8/1付でヤフーバリューインサイトの「マーケティングリサーチ事業」がマクロミルに統合されました。

ただし、同社はマーケティングリサーチ事業は殆どですので、実質的にはヤフーバリューインサイトがマクロミルに吸収されて、マクロミルがヤフーの関連会社になったことになります。

これまでのヤフーバリューインサイトの事業は、「マクロミル VI事業グループ」という1事業グループとして継承されるようです。

ヤフーからも「Yahoo!リサーチは、ヤフーの提携調査会社であるマクロミルが提供することになります。」というメールも来ていますので、このあたりが今後どう展開されるか注視して行きたいと思います。

これからまた市場環境が変化するでしょうが、私達がやるべきことは、1)パネル管理や、回収時間や調査依頼頻度の管理、データクリーニング等をしっかり行って、お客様にしっかりした品質のデータを提供することと、2)自分達の技術力や提案力を高めて、お客様に喜ばれ頼りにされるサービスを提供して行くことです。

自分達で正しいと思ったこと、このサービスはこうあるべきと考えたことをしっかり守って、その価値をしっかりお客様に伝えることで、お客様の満足と信頼を勝ち取ること、そのような活動に取組んでいく中で自分達の道を開いて行けば良いのだと思っています。

リサーチは人間が提供する専門サービス業ですので、営業力やパネルの大きさやシステムの使いやすさだけで勝ち負けや満足が決まるものではないはずです。

自分達のポリシーをしっかりと認識して、戦略会議で取決めた施策をしっかり進めていけば結果は付いてきます。そして、正しいと思う基本的価値を曲げずに、当社の4つの強みをしっかりと強化して行くことで彼らと戦って行きたいと思います。

そして、こういう時こそ全員でベクトルを合わせて、真剣に協力し合って仕事に取組むことが1番大切です。

理念を大切にして力を合わせて頑張って行きましょう!

2010年7月30日 (金)

仮説出し

もう1つこのTOWの企画担当役員から聞いた話をご紹介します。

Sさんから、ビールと聞いて連想するのは、①枝豆、②焼き鳥、③餃子、のどれだと思います。と聞かれました。

「普通に考えたら枝豆でしょうね。」と答えると、「おそらくそれは違っていて、実際には「餃子」だと思うんですよ。」と仰ります。

きっとビール会社から新しいアイディアの企画を求められたのでしょうね。

種明かしとしては、検索エンジンで、「ビール ブログ ○○」と入れて検索して、どの○○がビールと一緒に情報発信されているのかをカウントした結果なのだそうです。

「ビールは餃子と一緒に考えることが多い。この2つには関連性が強いようだ。」これが企画提案を考える仮説になり、なぜ餃子なのか、ビールとどこが相性がよいのかを書き出す、そんなことをずっと考えているようです。

クライアントが「へえ、おもしろいね」と言っていただける仮説やアイディアを求めて、いつも凄く努力をしているのだなあと感心しました。

今度このSさんと飲みに行く約束をしましたので、また面白い話が聞けたら紹介します。

2010年7月29日 (木)

提案のプロ

昨日はマーシュさんの顧客訪問を紹介しましたが、TOWさんで伺った提案書の作成数が半端ではありませんでしたので、今日はその話を紹介します。

先週、TOWの企画担当の役員さんを上辻さんと永森さんと訪ねて打合せを行いました。

こちらももう2年ほどのお付き合いなので、こんなことを一緒にできないかという様な話をしてから、MyELをこんな風に使ってくれないかという提案をしました。

TOWさんには20人の企画担当者がおられます。この20人の企画担当者が様々なイベントやSPについての企画を行い、他のSP会社としのぎを削っているわけです。

もちろん費用の競争もありますが、受注の是非を決めるのは企画の内容が1番なので、知恵を絞って勝てる企画書を作るのが彼らのミッションになります。

この20人の企画担当者で年間に何本の企画書を書いていると思いますか?

正解は年間で「3,000本」だそうです。

1人当たりでは年間で150本/人、1年が200日の勤務日数とすると、1.3日で1本の企画書を書いてプレゼンをしている計算になります。ほぼ毎日期限が迫る企画書を作っているのでしょうね。

この役員の方もモーレツに働いている人で、「もうこの4年間は夏休みを取っていない。」、「昨日も真夜中まで仕事だったので近くのホテルに泊まった。」などと話していました。

企画マン、プランナーと言われる方々も、実は大変にハードな世界です。

企画提案のプロはそんな働き方をしているのですね。どんな仕事でもプロとは凄いものですね。

2010年7月23日 (金)

失注

こちらもモニター関連の情報ですが、秋山さんが追っかけてきた某生命保険会社系シンクタンクの大型案件が残念ながら失注してしまいました。

15社の生命保険の契約者の全てで、500人ほどの契約者から意見を集めて分析するというスペックで、最後までコンペに残っていたのは、当社とマクロミルの2社だったそうです。

結果的にはマクロミルに負けてしまったわけですが、その原因が回収力の差でした。

金額は当社が570万円でマクロミルは620万円と1割ほど勝っていたのですが、当社の場合は3社の生命保険会社の契約者で計画の500人が微妙に集まりません。

足りない保険会社の契約者もそれぞれ300~400人は集められる見込みでしたし、分析的にはこの位のサンプル数があれば問題ないと思われますが、やはりしっかりスペック通りに情報を集める方を優先したようでした。

秋山さんには提案営業を粘って頑張ってもらったのに、会社の経営資源で負けてしまって申し訳なく思います。

もちろんリサーチ会社に求められるのはパネル数や回収数だけではありませんし、当社がマクロミルより強い部分、優位性のある部分も沢山あります。

ただ、この様な単純な理由で負けるのは悔しいですし、機会損失の影響が大きいので、パネル環境の強化には積極的に取組んで行きたいと思います。

秋山さん、粘り強い提案、大変ご苦労様でした。

2010年7月14日 (水)

知的所有権

定期アンケートの「引用・転記ルール」を変更して約1ヶ月が経ち、少し面白い話がありましたので紹介します。

ある情報サイトを運用している会社から当社の定期アンケートの結果を、営業資料や、講演会の配布資料や、株主総会で配布するIRの資料に転記したいという連絡がありました。

これまででしたら、「どうぞどうぞ、ご自由にお使い下さい」と言うところですが、営業資料やIR資料に沢山使われて無料というのはどうなんだろうと考えて、長谷川さんに「データを購入していただければ・・」という条件で交渉をしてもらいました。

そして、データ購入ををきっかけに営業のアポをいただくと、先方は役員も出てきてくれて「この様な第三者の調査情報を使わせてもらうと大変に助かる。」と仰います。そして、この調査結果の利用権を買いたいという話になり、1年間の「情報利用権」を50万円で販売させて頂きました。

さらに、丁度、調査を体系的に実施したいと思っていたという話になり、S2×R2チームの新井さん、森さん、上辻さんに企画を作ってもらい提案をしてきました。

引用の相談があった時に、「どうぞ自由にお使い下さい」と言ってしまったら、売上も調査提案の機会もありませんでした。やはり何かある時にはまず先方に伺って会って話してなんぼのようです。

定期アンケートの結果は、人にとってはそれなりの金額を払ってでも使いたい価値があります。パンフレットへの引用やHPへの引用といった営業やPR目的であれば、その効用に見合った利用権を販売するのも良いのではないかと思います。

これから定期アンケートの知的所有権の販売についても考えてみます。

意外と良い収益源になるかもしれません。