業界情報 Feed

2015年1月23日 (金)

インテージの見積例

私のところには色々な会社の見積や請求書が来ますが、〇〇万円、というような大雑把な金額で出してくる会社はあまりありません。

こちらは12月にある小さな調査の回収をインテージさんに頼んだ時の実際の見積のコピーです。

彼らの端数調整は千円単位を残すではなく、10円単位まで残して、合計金額は数円単位まで請求しています。

それはこの時の営業の方だけでなく、彼らの見積や請求書はいつもこんな感じです。

それだけ端数調整の組織ルールもしっかりしていて、少しでも売上を上げて、利益を確保するというコスト意識が社内に徹底されているのだと思います。

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御見積書  2014年12月19日

業務名称: XXXXに対するXXについてのweb調査

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合計金額  238,850円

消費税     19,108円

金額計    257,958円

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こちらの見積書の数字を見て違和感を感じますか?、お客様にとって何かご不便のある数字でしょうか。

それよりもしっかりしている会社だな、という印象を与えると思いませんか。

彼らにできて弊社にできないことはありません。私達ももっとコスト意識を高めて、儲けることにもっと貪欲な会社にして行きましょう。

千円単位までは残すという「端数調整の基準」は、何度もお願いしていることですので守ってください。

2014年12月15日 (月)

リサーチ業界の変化

先日のマーケティングリサーチ協会の「アニュアルカンファレンス2014」で、私の友人でもある萩原さんが発表した講演原稿が公開されました。

とても参考になると思うので、皆さんも目を通しておいてください。

https://www.jmra-net.or.jp/conference/2014/20141120_JMRA_Conference_Hagihara.pdf

特に自分達としては、以下のようなメッセージを注視する必要があると感じました。

 〇新しい技術やビジネスを取り入れているのか?

 〇お客様のお役に立ち、効率的で、課題解決につながるサービスが提供できているのか?

 〇「生活者インサイトの気づき」をお客様に提供できているのか?

リサーチ業界や、リサーチ会社は変わっていかなければ、生き残っていけないとこにきています。

P&GのCMOの「インサイトはどこから得られようと構わない。」という発言や、ESOMAの「データがあちこちから溢れだす時代には、自分たちの油田を守ることはむずかしい。」という提言に注目しなければなりません。

多くの外部情報と接する機会を増やし、外向きに行動して、自ら変化を作って行きましょう。

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(ESOMERレポート)

近年、マーケティングリサーチ業界は未来に対するジレンマを抱えてきた。すなわち、周辺(fringe)の新しい技術やビジネスを取り込んでいくべきか、リサーチ以外のプレーヤーと一線を画すかという問題だ。
しかし、クライアントからみれば的外れな(irrelevance)話である。データや分析の予算は調査業界のためのものではない。役に立ち、効率的で、課題解決につながるなら誰が提供しても歓迎されるのだ。
データがあちこちから溢れだす時代には、自分たちの油田を守ることはむずかしい。

(P&G CMOの発言)

“I don’t care where insights come from. If they come from niche players, If they come from technology companies, if they come from media and publishing companies, if they come from analytics, if they come from consulting, that’s OK with me.”
ニッチプレーヤーでも、テクノロジーでも、メディアでも、アナリティクスでも、コンサルティングでも、インサイトはどこから得られようと構わない。

 

2014年12月11日 (木)

パネル環境の悪化

パネル環境の改善は、会社全体として取り組むべき課題だと考えています。

そして、パネル環境が良くなれば、営業の機会損失も減って受注を伸ばすこともできるし、リサーチの皆さんが回収するのに苦しむ場面も減るし、GMOに払う外注費も減るし、良いことばかりであるわけです。

それなので、

〇パネル登録の導線の改善

〇モニターページのSEO

〇リスティング広告の細かい設定

〇アドワード広告の適切な活用

〇ニュースリリースからのモニター誘導

〇若年層に対するポイント付与調査

など、見えないところでかなりの時間とお金を使いながら、色々と改善に取組んでいます。

しかし、この1年ほどは残念ながらモニター数の減少と、回収力の低下が続いてしまっています。

先月に3ヶ月に1度のGMOパネルとの重複確認作業を行いました。

当社のパネルが3ヶ月で3%減少し、GMOのパネルも6%減少していました。1年間に換算すると自社パネルが12%減で、GMOパネルが24%減というような大きな減少の数字です。

何とかしなければと動いていますが、これは業界全体の構造的な問題と言えそうです。

パネル環境の悪化は本当に頭が痛いです。。。

2014年12月 5日 (金)

CTCデジタルマーケ勉強会

CTCさんから「デジタルマーケティング勉強会」の案内をいただきました。

「CTCさんがマーケティング?」と思いながらも、何かビジネス接点の匂いがするので参加を申し込んで、備考欄に「当社はCRC総研の社内ベンチャーで出来たネットリサーチ会社で、、、」と書いて、ご担当者と個別に情報交換がしたいと書き添えました。

すると「高井さん、お久しぶりです。〇〇です。私がこの事業の責任者なので、是非、情報交換させてください」という返事をある部長さんからいただきました。

そして、申し込んだ勉強会にも出席してその部長さんにご挨拶してから、改めて、秋山さん、遠藤さんも連れて情報交換に伺いました。

CTCさんは当社の出身母体で、株主でもあるので身近な存在です。

でもビジネス接点を見つけようと何度も何度も色々な部署を訪問して、業務紹介の説明会をやらせてもらいましたが、なかなかビジネスの接点が作れませんでした。

しかし、今回の勉強会に出て、ご担当者から色々と話を伺うと、彼らも情報システム部署にシステム提案をするだけでなく、CMOを中心とした「マーケティング部著」にシステム提案をしたいということが分かってきました。

それであれば、ビジネスフィールドが近くなりますので、何か一緒にビジネスが作れそうです。

ビジネスの距離も近づいてきたので、是非、コミュニケーションを高めて、一緒にできるビジネスが構築できるように動いてみたいと思います。

2014年12月 2日 (火)

展示ブースへの出展

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今回の「マーケティングカンファレンス2014」では大学の先生や、企業のマーケティング関係者との接点を増やすため展示ブースに出展しました。

当社としてはあまり経験のない新しい試みで、「インターネット調査」と「テキストボイス」の2つのパネルを用意して、資料配付と名刺交換を試みたものです。

こちらは、田井さん、原さん、栗田さんの3人が休日出勤で頑張ってくれて、約250人の参加者のうちの約150人に資料を配付することができました。

でもサービスの説明や、名刺交換までしてもらえる人は少なくて、なかなか難しいものだね。と話しておりました。

しかし、自分が面識のある先生やお客様に挨拶したり、懇親パーティで知らない方に話し掛けてみると、「マイボイスコムさん展示も出していましたよね。」と複数の方から言われましたので、一定のPR効果はあったのかもしれません。

それから、マクロミル、クロスマーケティング、マーシュも出展していました。そこの方と話をしたら、各社とも、入社1年目、2年目という若手社員だけで頑張っていることに驚きました。

当社で言うと、宇野君、櫻井さん、中島さんで会社を代表し展示会を仕切っている状態です。

そういう面では、うちももっと背伸びして頑張らないといけませんね。

あと学会員の発表の場である「研究成果のポスター展示」に人が多く集まっていたので、「来年はポスター展示に挑戦しようか。」と締めのラーメン屋で野沢君と話をして帰って来ました。

田井さん、原さん、栗田さん、休日出勤での早朝からの対応ご苦労様でした!

2014年12月 1日 (月)

マーケティングカンファレンス2014

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11/23(日)に日本ーケティング学会が開催した「マーケティングカンファレンス2014」に参加してきました。

朝8時に会場の早稲田大学に行き、色々な最新の研究発表を聞いて、18時半から20時半までの懇親パーティにも参加したので、12時間半の長丁場でしたが、とても刺激的で勉強になる1日でした。

このカンファレンスはまだ3回目で、参加者は250人くらいでしょうか。

半分は大学の関係者で、半分は企業のマーケティング関係者という感じで、実践的な発表も多くて面白かったです。

ただ、何度もお知らせして参加費も会社で負担するとお伝えしましたが、当社からの参加者が私と野沢君の2人だけなのは残念でした。

特に若い社員の皆さんは、こういう場所に参加して主体的に勉強する人と、しない人では、後で仕事の実力に大きな違いが出て来ます。

野沢君はよく色々な勉強会に参加しているようですが、他の皆さんはどうでしょう?

せっかく自分の知識や専門力を伸ばせる場があるのに、その機会を活用しないのはとても勿体無いことではないでしょうか。

勉強会等に参加するには、自分の自由な時間を削り、若干のお金も使うことになりますが、それはj将来の自分に対する投資です。決して無駄にはなりません。

そして、マーケティングやリサーチのプロとして、お客様に評価され、頼りにされるようになるには、目線を上げて、常に新しい情報を収集し、勉強することが不可欠だと思います。

皆さん自身の将来のために、主体的な学習をお勧めします。

2014年11月28日 (金)

セルフ型調査の信頼性

もう1つ私達として理解しておきべきことは、調査の信頼性の問題です。

こちらはジャストシステムがセルフ型の「Fastask」を使ってやったものですが、確かに調査設計やデータの動きに疑問が残ります。

そして、いくつかのリサーチ系のブログでは、この調査結果に対して批判的な意見がかなり多く出ています。

矛盾のある調査結果でも、Yahoo!ニュースなどで広く配信されると、その調査結果や数字は世の中を独り歩きして沢山の方々に影響を与えることになります。

メディアに出れば良いというのではなく、調査結果に対して、ちゃんと責任を持って説明のできることが、重要なのだと思います。このあたりが調査会社としての信頼性の責任です。

===(以下はあるブログからの転記です。)===

ところでこの調査ってどんな内容なの

と、ここまで書いたんだが、この調査が本当にどうなのか調べてみる。R25にしてもインターネットウオッチにしても、それみてアレコレ言ってる人にしても大元の調査データ見てから言ったほうがいいと思うよ。 調査元はジャストシステムで、サイトから内容をダウンロードできるのです。リサーチの内容は実はかなり幅広くて面白いのだが、調査方法見てちょっとがっくりした。

モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2014年9月度) • 調査期間 : 2014年9月29日(月)~10月2日(木) • 調査対象 : Fastask(ファストアスク)のモニタのうち、 男女15歳~69歳まで均等に割り付けて回収 • 有効回答数: 1,100

母数はたったの1,100人?!一サンプル10円の調査だから総調査費用11000円・・・ 【追記 「設問が1つだけのアンケートであれば、1サンプルあたりのコストは10円」ということなので、設問数が約25のこの調査は、25問×1,100サンプル×10円=単純計算で275,000円のコストがかかっています(Fastask社の自主調査なので、もっと安く抑えているだろうとは思います、とのご指摘いただきました】 しかもだ・・

年齢の分布は 15〜19歳 100人 20〜24歳 100人 25〜29歳 100人

と、テレビの「街角で100人に聞きました」と同レベルなのである。NHKのような対面調査ならいざ知らず、100人に聞いた調査データなんて調査資料としては全く無意味でしょう。しかもファストアスクというのは対面調査ではない。本人確認も特にない。ポイント目当てで回答するわけだから、1人が複数の人間を装っても見分けが付かない。IPアドレスでチェックもしてないです。だって・・

ふ

同じPCから複数の登録を許可しちゃったら、ひとりで家族を全員名乗ってメルアドだけ変えてリサーチに回答してポイントを稼げてしまうんですけどね・・・

んで・・肝心の「若者がPCを使わなくなったリサーチ」ですが・・・これがそのグラフだと思うんですが

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●確かに15〜19歳のPCからのネット接続は減っているが、逆に30〜34歳なんてこの1ヶ月で1.5倍になってる。

●60歳から64歳は月によってPCの利用時間が2倍くらい変動する。驚くべきはもっともPCからネットに長時間接続しているのはこの年代である。(@_@;) んなわけ、ないっしょ!!60代の男女が今年の7月に1日220分、つまり3時間以上も接続してるよ。どんだけITリテラシーたかいんだ。

20〜24歳はPCの利用時間が7月に220時間もあり、これだけ見たら過去半年で1.5倍の伸びだ www 15〜19歳は激減してるのに20〜24歳はPCが爆増って明らか変では?

これってリサーチとして意味あるんかいな?

2014年11月27日 (木)

若年層のPC利用減少

当社も若年層、特に10代のモニターの回収率低下に悩んでいる訳ですが、2、3週間ほど前にジャストシステムの調査として「15~19歳の男女がPCでインターネットにアクセスする時間は、1年で約3分の2へと減少」というニュースが、Yahoo!ニュースなどで広く発信されました。

この関連の記事があったので紹介します。

当社も2つの面で理解しておくべき情報だと思うので読んでおいて下さい。

1つは10代の方のPCからのインターネット接続時間の急減少と、それが社会に与える影響についてです。

===

若者は本当にPCから遠ざかっているのかのデータを裏取りして驚いたこと

http://www.landerblue.co.jp/blog/?p=15497

スマートフォンをメインの携帯電話として利用する15~19歳の男女が、PCでインターネットにアクセスする時間は88.2分だった。2013年9月調査では143.9分だったが、1年で約3分の2へと減少しており、ジャストシステムでは「10代でパソコン離れが急加速」と解説している。

「パソコンってすっかりビジネスマン専用デバイスになったよな。一般消費者はスマホでほとんどのことできちゃうから、PCの必要性が激的に下がってきてる」
「これは本当にそう。大抵のことはスマホで済んでる。週のうちPCの電源を入れるのは週末ぐらいだ」

若者が本当にPCからスマホに雪崩を打って移行したとすると、実はこれはかなりの大問題であると思う。「スマホで済むんだからPCはいらない」というのは本人にとってはたしかにそうかもしれないが・・。

「昔はそもそもPCなんてなかったんだから」という人たちは物凄く大事なことを忘れている。

前にも紹介した2010年にNHKが調査したデータ

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ネットの一般への本格的な普及は1997〜8年頃だと思うが、それ以前の95年には、日曜日には10代の18%、20代の30%が新聞を読んでいた。ネットの普及前には20代の1/3が新聞を読んでいたのである。それが2010年には同じく4%と8%まで激減している。それから4年も経過したわけで、この調子で減り続けていたのなら10〜20代のほとんどはいまは新聞を読んでいない。

ここで新聞、PC、スマホの情報の取得についての物理的な違いを考えてみよう。

新聞は「興味のある記事」を選んで読む場合もあるが、多くは「とりあえず広げてみて全部に目を通す」メディアである。ネットのように自分の興味のある内容を掘り下げて調べることはできないが、新宿のヤクザの喧嘩から、ニューヨーク市場の変動まで幅広い分野で情報を得ることができる。つまり社会常識的な知識が広く浅く得られる。

これに対してPCでのネットサーフでは自分の興味のある情報を掘り下げて調べられる他、ニュースサイトなどでは大きな画面で最新のニュースを確認できる。これは画面の大きさにもよるが、新聞まではいかなくても視界には自分が調べたいと思っていなかったものも飛び込んでくることもある。 しかしスマートフォンになると、「自分の興味の無い」情報を「意図せず」取得することはだいぶん難しくなる。画面の小ささもあるし、アプリを主体的に使うわけで検索行動が減ることは明確である。

2014年11月26日 (水)

インサイト・インダストリー

昨日の続きで、JMRAカンファレンスに出て、面白く感じたことをお伝えします。

3つのセッションで聞いたことの共通項として、ちょっと面白いなあと感じたことです。

米国の方では最近、リサーチ業界のことを「リサーチ・インダストリー」から、「インサイト・インダストリー」と呼ぶ兆候が出ているのだそうです。

そして、ユーザー(クライアント)のCMOからは、生活者のインサイトが分かるのであれば、それはリサーチ会社からの情報でなくても良い、どこからの情報でもインサイトが分かる情報を歓迎する。という発言も出るようになったと紹介されていました。

また、基調講演でヤフーの役員の方が、いかにヤフーにある大量の検索情報のデータで、生活者の感情を詳細に解析することができる。というプレゼンを聞いて、これもクライアントにとってはインサイトの気づきであり、「インサイト・インダストリー」の1つなのだと実感しました。

要はお客様であるクライアント企業は、リサーチをしたいのではなく、生活者のインサイトを知って、そこに直接訴求する筋道を知りたいということです。

もう1つ面白いと思ったこと。それはあるビールメーカーの研究所長さんの話でした。

彼女はもう30年も生活者理解をテーマにビジネスに取組んでいる方ですが、やはり定性情報に注目しているのですが、それが定量化できないために、社内のコンセンサスが作れないのが課題だと言っていました。

そして、先日のテキストマイニングシンポジウムで、プラスアルファのS副社長のプレゼンを聞いて、彼らは大量の定性情報の定量化、構造化は諦めていて、それぞれの気づきを提供することに留まっていることも分かりました。

でも実は「テキストボイス」には、大量の定性情報の定量化、構造化ができる機能があるんです。そこにビジネスチャンスがあると、いくつかのシンポジウムやセッションでの情報を繋げてみて実感することができました。

大量の定性情報の定量化と構造化への挑戦です。これは面白いテーマかもしれません。

2014年11月25日 (火)

JMRAカンファレンス2014

Photo先週の20日(木)は、日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)のアニュアルカンファレンス2014に参加して来ました。

朝の9時から18時まで色々なセッションの発表を聞いて、その後で20時過ぎまでの懇親パーティにも参加して、色々な方に挨拶をしながら情報収集をしてきました。

気づいたら新宿のリージェントハイアットホテルの地下会場に11時間もいたのでちょっと疲れました。

でも、こういう場所で色々な生の情報を仕入れたり、最新の技術情報を確認することは会社として大切なことなので、耳と目を大きくして歩き回っておりました。

今回の発表の中で自分が面白いと思った情報が、米国のマーケティングリサーチの関係者を対象に行ったESOMA調査の結果です。(資料が入手できたら回覧します)

彼らが注目する技術は、1位 Big Data  2位 Mobile   3位 Panel   4位 Passive 

今後注目されるリサーチ分析の手法は、1位 Mobile Research、2位 Online Community Research、3位 Social Medhia Research 、4位 Text Analysis、ということでした。

モバイルリサーチや、ソーシャル分析の注目度が高いのは分かりますが、20もの新しい調査手法の中で、テキスト分析が4番目に入っていて、興味、関心が高いことが分かりました。

そして、懇親会パーティでも沢山の方に「テキストボイス」の話しをしましたが、皆さんから良い反応をいただきまいた。

「テキストボイス」の発売は、なかなか良いタイミングなのかもしれないなあ、と心の中で喜んでおりました。

良いビジネスチャンスを活かして、頑張りたいですね。

まだ「テキストボイスASPサービス」は開発途中ですが、できることころからデモ営業に動き始めます。

2014年11月11日 (火)

インテージフォーラム

インテージフォーラムと、その懇親会に行ってきました。

去年までは「競合会社はご遠慮ください」という条件付きながら、誰でもサイトでも申し込みができましたが、今年はお客様やお取引先の招待制に変えたのだそうです。

そのため、皆さんに勉強になるから参加して、というアナウンスはできませんでした。

発表は1部、2部の2つが受けられて、それぞれ5つのセッションがあり、私は「CMOの役割と企業内データの活用」と、「これからのクロスメディア戦略(i-SSPの説明)」の2つを聞かせてもらいました。

その他のテーマとしては、次世代DMP、グローバル・ソリューション、ソーシャル時代の生活者行動、中国流通、循環型生活者行動とオムニチャネル、などがありました。

今回のキーワードの1つが「ITやソーシャル」で、もう1つが「グローバル展開」、でした。

そして、社長の挨拶などでも「i-SSP(インテージ・シングルソースパネル)」の事業展開を強調していました。これは今までのSCIパネルに、サイトと、携帯の行動データ、それに、テレビ視聴データを繋げたものです。

「i-SSP」は自分が昔から懇意にしているN本部長として推進してきた事業です。

懇親会でNさんに「i-SSPが成功してよかったね。かなり売れてるの?」と聞いたら、「思った以上に評判が良くて売れているので、ご馳走しますよ。」とのことで、来週食事をしながら話を伺うことになりました。

マーケティングリサーチと情報技術の融合は、この3年ほどで急加速しています。

当社もMyELシステムや、テキストボイスASPを用いたビジネス展開を進めて行きたいと思います。

2014年10月 1日 (水)

テキストマイニングの世界は?

プラスアルファコンサルティングのS副社長は、以前、野村総研からツルーテラーを買った時の営業担当者なので、もう10年以上前からの顔見知りです。

彼のプレゼンはもう4回目くらい聞いていますがとてもうまいです。そして、同社の見える化エンジンの販売がかなり伸びていることもあって、

・テキストマイニングはマーケティングを変える

・テキストマイニングは企業を変える

・テキストマイニングは社会を変える

という流れで、こんなデータから、こんな気づきがあり、それでこんな対応をした商品の売上が1.5倍に増えました。もしこのツールに少しでもご関心があれば、私までご連絡ください!

という素晴らしくきれいなプレゼンをして、帰って行きました。

おそらく大多数の聴講者は、このツールはすごいなあ。これを使うとすごいことができそうだな。と心動いたに違いありません。

Sさんは相変わらずプレゼンがうまいなあと感心していたら、次の対談で出てきた、この道20年というIBMの基礎研究所の出席研究員が、

「本人がいなくなってしまったので言いにくいですが、あのプレゼンの様な成果はレアで、多くのテキストマイニングツールの利用者は、凄いことができそうだと思って購入し、自分でやってみるとなかなか良い分析ができず、あまり使わなくなる。そんな方が多いというのが現状なんです。それだけ言葉を扱うのは難しいということです。」

という説明をして、参加者の頭を冷やしていました。

これはライバルなのか、販売責任者と基礎研究の主席研究員、という立場の違いからなのか分かりませんが、学会だから色々な立場の意見が聞けるのが良いと感じました。

それから、企業の研究者も、大学の研究者も、自由に解析に使えるテキストがないという共通した悩みを抱えていることが分かりました。

懇親会で皆さんに、「弊社には属性と選択肢とテキストが紐づいた1万人規模のデータが2,000件もあるのですが・・・」と話してみたら、それは凄いです。是非話を聞かせて下さいよ。と言ってもらえました。

その中にはニューヨーク大学の教授もいて、そんな先生まで「1万人×2,000件のテキスト付データ」には目を光らせていたので、MyELで何か仕掛けられたらと思いました。

テキストボイスが、「テキストデータの構造的な分析と理解をしたい!」

というお客様の有益なツールになれば良いですね。まずはASPシステムの開発を急いで進めます。

2014年9月30日 (火)

テキストマイニング・シンポジウム

Photo9月の17日、18日に、電子情報通信学会が主催する「第5回 テキストマイニング・シンポジウム」がヤフーの大会議室で開催されました。

これからのテキストボイスの事業展開に役立てるため、森、栗田、鮎沢、高井の4人が出られる範囲で聴講しました。

主催者によると申込者は会場定員の240人が満員御礼であったそうです。

その後の懇親会で委員長の岡山大学の先生から話を伺うと、参加者の人数はこれまでの最高で、この2、3年でテキストマイニングが急に盛り上がってきていることを感じる。とのことでした。

6年前に研究会を始めた時には人も集まらず、もうこの研究会は成立しないから止めようようという話まであったのだそうです。

私は17日の15時からIBMとプラスアルファコンサルのプレゼンを聞き、その後のドコモとIBMが司会での対談を聞いて、森さんと2人で40人ほどの懇親会に潜り込み、15人ほどと話をして名刺を集めてきました。

大学の先生が半分で、企業のテキストマイニングや言語解析の担当者や研究者が半分でしたが、いつもの消費者行動やマーケティングの学会とは、異なる雰囲気なので刺激があって面白かったです。

MyELやテキストボイスで、接点がありそうな方が多かったので、ビジネスチャンスを見つけるために、できるだけ沢山の方とコンタクトを取ってみます。

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特別企画

招待講演 : 9月11日(木) 13:30~15:00

  • 『Twitterから抽出したプロファイルデータと購買データを組み合わせた次世代型ハイブリッド・ターゲティング』
    • 楽天株式会社 ソーシャルストラテジーグループマネジャー 田島由美子さま
    • 株式会社NTTデータ ソーシャルビジネス推進室課長 尾崎哲夫さま

事例紹介 : 9月11日(木) 15:10~16:30

  • テキストマイニング製品会社によるLIVE解析
    • 『業務改革につながるテキストマイニング技術 IBM Watson Content Analytics』
      • 日本アイ・ビー・エム株式会社 テクニカル・リーダーシップ 係長 矢島茂さま
    • 『1000社が採用。「見える化エンジン」が挑戦し続けるテキストマイニングのビジネス利用最前線』
      • 株式会社プラスアルファ・コンサルティング 取締役 見える化イノベーション推進部部長 鈴村賢治さま

対談企画 : 9月11日(木) 16:50~17:30

  • 『テキストマイニングを成功させるための課題とデータサイエンティストの資質』
    • 日本IBM 東京基礎研究所 主席研究員 那須川 哲哉
    • NTTドコモ 情報システム部担当課長 市瀬 眞

特別企画 : 9月12日(金) 15:10~16:10

  • 自然言語処理分野の最高峰の国際会議COLING2014(8月・アイルランド)の参加報告
    • 東京大学  吉永 直樹
    • NHK放送技術研究所  小早川 健

プログラム

詳細は テキストマイニング・シンポジウム プログラム をご覧ください。

9月11日(木)

  • 10:40-10:50 オープニング 竹内孔一(岡山大)
  • 10:50-12:30 「医療・介護への応用」 座長: 小林隼人(ヤフー)
    • (1) 手術記録から術後在院日数を特徴付ける重要因子抽出モデルの構築
      • 山下貴範・若田好史・濵井 敏・中島康晴・岩本幸英・中島直樹・廣川佐千男(九大)
    • (2) テキストマイニングによる介護施設の利用者受入要因の分析 ~ 若年性認知症患者の受入調査から ~
      • 大山恭史(産総研)・池田 望(札医科大)
    • (3) 介護現場における申し送り情報の分析 ~ 業務改善に向けて ~
      • 福田賢一郎・濱崎雅弘・福原知宏(産総研)・藤井亮嗣・堀田美晴(董仙会)・西村拓一(産総研)
  • 13:30-15:00 招待講演 司会:竹内孔一(岡山大)
    • (4) Twitterから抽出したプロファイルデータと購買データを組み合わせた次世代型ハイブリッド・ターゲティング
      • 楽天株式会社 ソーシャルストラテジーグループマネジャー 田島由美子さま
      • 株式会社NTTデータ ソーシャルビジネス推進室課長 尾崎哲夫さま
  • 15:10-16:30 「テキストマイニング製品会社によるLIVE解析」 司会: 市瀬眞(NTTドコモ)
    • (5-1) 業務改革につながるテキストマイニング技術 IBM Watson Content Analytics
      • 日本アイ・ビー・エム株式会社 テクニカル・リーダーシップ 係長 矢島茂さま
    • (5-2) 1000社が採用。「見える化エンジン」が挑戦し続けるテキストマイニングのビジネス利用最前線
      • 株式会社プラスアルファ・コンサルティング 取締役 見える化イノベーション推進部部長 鈴村賢治さま
  • 16:50-17:30 「テキストマイニングを成功させるための課題とデータサイエンティストの資質」 
      • 日本IBM 東京基礎研究所 主席研究員 那須川 哲哉
      • NTTドコモ 情報システム部担当課長 市瀬 眞

9月12日(金)

  • 9:30-11:25 「感情・評価」  座長: 東中竜一郎(NTT)
    • (7) ニコニコ動画からのポジティブなコメントの抽出
      • 石淵準也・坂地泰紀・酒井浩之(成蹊大)
    • (8) インターネット通販の商品レビューに基づく有機野菜購入者の特徴抽出
      • 竹崎あかね(中央農研)・大浦裕二(東京農大)・河野恵伸・木浦卓治・林 武司(中央農研)
    • (9) 価格.comからの有用なレビューの抽出
      • 阿部雄大・小林暁雄・増山 繁(豊橋技科大)
    • (10) ヤフージャパンのリアルタイム検索における感情分析
      • 野畑 周・内藤弘朗(Yahoo)・清水 徹(ヤフー)
  • 13:00-14:55 「分類・構造化」 座長: 嶋田和孝(九工大)
    • (11) 価格.comのクチコミ掲示板におけるスレッド内容の,投稿間の言及関係等による構造化
      • 新井優太・小林暁雄・増山 繁(豊橋技科大)
    • (12) 企業Webページを対象とした企業検索システムのための検索クエリに関連するタグの推定
      • 酒井浩之・坂地泰紀(成蹊大)
    • (13) ニコニコ動画のコメントに対する言及内容に基づくアノテーションのための分類
      • 池田晃人・小林暁雄(豊橋技科大)・坂地泰紀(成蹊大)・増山 繁(豊橋技科大)
    • (14) Yahoo!知恵袋を用いたライフイベントに関するユーザ属性抽出
      • 立石健二・宮崎林太郎・長田誠也(ヤフー)
  • 15:10-16:10 特別企画:Coling2014参加報告 司会:金山博(日本IBM)
    • (15) Coling2014参加報告(1)
      • 吉永 直樹(東京大学)
    • (16) Coling2014参加報告(2)
      • 小早川 健(NHK技研)
  • 16:20-17:50 「基盤技術」 座長: 榊剛史(東大/ホットリンク)
    • (17) ウィキペディアデータを利用した意味的キーワード抽出手法
      • 苗村昌秀・山内結子(NHK)
    • (18) 自動文書チェックツール RedPen
      • 伊藤敬彦(RTech)
    • (19) ニコニコ動画と日経プレスリリース記事との関連付け
      • 柴原啓太・坂地泰紀・酒井浩之(成蹊大)
  • 17:50-18:00 クロージング

2014年9月26日 (金)

楽天スーパーポイント

楽天リサーチ様の謝礼ポイントは「楽天スーパーポイント」で、楽天の会員のみが、楽天市場、楽天トラベル等の楽天グループのみで使えるポイントです。

アンケートの謝礼ポイントも、楽天市場や楽天ブックスなどの販売促進の手段という位置づけです。

モニター本人ではなく家族の回答が多いであろうことも、買い物行動が他の調査パネルと異なる傾向がでることも、彼らではどうにもならない構造的な課題なのでしょう。

バックに楽天さんの膨大なユーザーがいるから、モニターが大量に獲得できて羨ましいと思っていましたが、品質管理の面などを考えると、良いことばかりではないのですね。

ないものを見て嘆くより、自分達にあるものを見て、頑張って行きましょう!

====(楽天リサーチのサイトより)=============

楽天リサーチのアンケートに回答したり、座談会や会場調査などに参加したりすることで、ポイントを獲得することができます。 楽天リサーチで獲得したポイントが少量でも、1ヶ月単位で楽天スーパーポイント口座に付与されるため、無駄なくポイントを利用することができます。

楽天スーパーポイントって?

楽天スーパーポイントって何?
楽天リサーチで貯まったポイントは、1ポイント=1円として、楽天グループの各サービスで利用することができます。

利用できる各サービス:楽天市場、楽天トラベル、楽天ブックスなど

  • ※楽天スーパーポイントの詳細はこちらをご確認ください

楽天リサーチで獲得したポイントは、翌月15日までに「楽天リサーチアンケート回答ポイント○○年○月分」として楽天スーパーポイント口座に付与されます。 楽天スーパーポイント口座に付与されるポイントは、有効期限6ヶ月の期間限定ポイントになります。

  • ※楽天スーパーポイント口座のポイント獲得履歴は、こちらからご確認ください
  • ※楽天スーパーポイントに関するFAQはこちらからご確認ください

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2014年9月25日 (木)

楽天リサーチ様

先日、楽天リサーチの森社長とご担当者が来社されて、情報交換をさせていただきました。

楽天リサーチが海外調査のAIP社をみずほキャピタルから買収することは、以前、このブログでも紹介しました。

買収手続は10月ですが、日本企業の営業は楽天リサーチが行うのだそうです。AIPのクライアントは海外企業が7 割なので、今後は海外営業になります。

楽天本体がアジアを中心にEC事業を展開するので、そこのポイントプログラムを活用した事業として、ネットリサーチ事業も展開して行くのだそうです。

それから、先日の石田さんの資料で楽天リサーチの回収力が、この1年 で34%も下がっていることも聞いてみましたが、「だいぶ下がっているのは事実だが、そこまでは下がってないと思いますよ。」との返事でした。

これはうちもそうですが、あまり公開できない社内事情もあるのでしょう。

楽天リサーチのパネルは性別、年齢の基本属性の乖離が大きい(2年前の検証調査で16%もの乖離あり)ことは、色々なお客様からも指摘されているようです。

モニターは楽天会員になることがマストで、謝礼も半年で有効期限が切れる「楽天スーパーポイント」です。

そんなグループのSPの仕組みがメインなので、調査対象の本人ではなく、楽天市場で主に買い物をしている奥様などが回答をしてしまうのかもしれません。

16%も性別と年齢の基本属性がずれていては、正しい調査結果は得られません。

折角ご来社いただいたのですが、やはり楽天リサーチのパネル利用は推奨できないなあと改めて思いました。

2014年9月24日 (水)

調査設計のフレーム

私が現場で働いていた頃は、リサーチも提案書を書いて契約を取るのが基本でした。見積もりのやり取りで仕事を取ることは殆どありませんでした。

そして、1千万円くらいの大きな調査になると、5、6社のコンペでしたので、2日ほどはずっと考えながら提案書を作り、間に合わないと徹夜で提案を書いて翌日にプレゼンをすることも時々ありました。

提案書を書く力は、この様な勝つか負けるかの実践で伸びるものです。何度も書いて、削って、修正しての繰り返しをしながらブラッシュアップをして行く知恵比べの様に思います。

そして企画提案のコンペに勝って仕事を作れないと、1人前と認められませんでした。

ネットリサーチでは単価が1/5くらいに下がっていて、コンペでも100万円、200万円という小さな案件なので、提案書も半日や1日で作らないと経費が回らないのが辛いところです。

それでも、リサーチ会社で働いているからには、営業もリサーチャーも、お客様の課題に対して適切な調査設計を考えられて、それを分かりやすい提案書にまとめて説明できることは、入社2、3年で身に付けておくべき基礎的な技術です。

先日のRG研修では9人の若手社員が演習で提案書を書いて、それを4人の審査員が点数を付けて1位~9位の順番とともに報告してくれました。

点数も順位も私もほぼ同じ意見でしたが、お客様に出しても良いレベルは上位の3人までという感じでしょうか。

提案書の表現は少しづつ改善すれば良いですが、調査設計のフレームが不適切なのでは困ります。それではお客様から大切な調査のご相談はいただけません。

今回の演習で評価点が低かった人は、講師の評価やアドバイスも参考にしながら勉強して、急いでリサーチの基礎技術を身に付けるように努力をしてください。

会社としても組織の質的強化と、技術力強化はとても重要な課題だと考えていますので、できるだけ勉強の機会は作ります。

リサーチやマーケティングの世界で働くのであれば、主体的に学んで専門性を身に付けることが不可欠ですので、頑張ってしっかり勉強してください!

2014年9月11日 (木)

パネルの課題

インターネット調査には、調査に真面目に答えていただけるモニターが不可欠です。

特に、当社が目指しているクオリティの高い生活者情報をお客様に提供するには、パネルの品質や、モニターの参加意欲や信頼感があってのことですので、モニターの方々はとてもとても大切です。

そして、当社の行動指標の「お客様とモニターの信頼と満足を第一に考えて行動する。」という気持ちを忘れないで、日常の業務に取組んで頂きたいと思います。

この3年ほどは、退会者の増加や、回収率の低下が続き、パネル環境は厳しい状態です。

新井さんが半年に1度まとめてくれている「回収率検証調査」でも、石田さんが業務で必要な資料を作るために試算してくれた「マイボイス回収可能数推移」の資料でも、この1年でアクティブパネル数は1割ほど減少して、回収力も2割近く低下しています。

これは、当社の案件数がこの減少していて、調査の依頼頻度や、ポイント獲得の水準が下がっているからだと、「モニターCS調査」から推測していました。

当社のモニターは、定期アンケート、予備調査、本調査を合わせても、年間の回答頻度は17回/しかありません。謝礼ポイントも年間で300~400ポイントしか貯まらないでしょう。

やはりこの2倍は回答の機会を作るようにしないとと考えていました。

でも、先日の石田さんの資料では、GMOはモニター数が25%増えているのに回収力は3%の低下(回収率が23%低下)で、楽天リサーチではモニター数がほぼ同じなのに、回収力が34%も減少しています。

これを見る限り、モニターの流出や、回収力の低下は、当社だけの問題ではなく、ネットリサーチ業界全体の大きな課題なのだと思われます。

これは会社としてもよく考えるべき大きな課題ですが、皆さんは「モニターの信頼を大切にする」という行動指標を忘れずに、日常の業務に取組んでください。

2014年8月13日 (水)

AIPの売却

海外調査のAIPが、楽天リサーチの100%子会社になることが決まりました。

http://research.rakuten.co.jp/press/news_201407.html

AIPは慶應SFCから生まれた大学ベンチャーでし たが、マクロミルが買収をして始めて子会社になり、マクロミルが2年前に投資ファンドのみずほキャピタルに売却しました。そして、今回はみずほキャピタルが楽天リサーチに売却して楽天リサーチの子会社になりました。

AIPさんとは、1年ほど前に渡辺社長がご来社されて、何か一緒にできないかということで、S2の秋山さん、遠藤さんと何度か訪問して協業の話をしていましたが、これで接点はなくなりました。

でもこんな風に数年スパンで会社が次々に売買されるというのは、そこで働く社員にとってはどうなのでしょう。

そして、AIP社を投資ファンドに売却したマクロミル自身も、米国投資ファンドに100%売却されている状態です。おそらくこの2、3年で、投資ファンドが1番高く売れる先に売却されるでしょう。

会社は経営理念やビジョンが大切と言われますが、会社が売却されて、どこかの企業の子会社になるということは、親会社の価値観や方針に合わせて働くということです。

そして、親会社から経営者やマネジャーが来て、その方針に従ってプロパー社員は働くことになります。

このあたりが企業の売買と、そこで働く個人の人生の関係で難しいところです。

当社は当社の経営理念と方針で収益を上げて成長し、社会の役に立ち、社員がハッピーになれる会社になるのが理想で、是非そうしたいと考えています。

そのためにも、今期は必ず計画を達成して、健全な決算に戻さなければなりません。

インフラ整備も徐々に進み、皆さんの技術力も少しずつ上がり、新しい独自のサービスもできてきました。全員がベストを尽くせば業績は必ず良くなります。

当社が自分たちが主体的に働ける会社であり続けるためにも、業績改善に向けて力を合わせて頑張って行きましょう!

2014年8月 5日 (火)

目線を上げて仕事に取組もう

7月28日に行った2Q戦略会議で、7月にJMRAの「第38回経営業務実態調査」(先日回覧しました)が出たので、マネジャーが市場の実態を正しく把握することも大切だと思い、主な指標を全員で確認しました。

そして、「この資料によると従業員1人当たりの売上は24.6百万円にもなっている。当社の従業員1人あたりの売上は業界平均の半分以下なのに驚いている。当社は売上に対して従業員数が多すぎるのではないか?」という指摘が岡島さんからありました。

そして、以下のような意見が出されました。

・既存調査は郵送費や調査員の経費などが嵩むため、一概に比較はできないが参考にするべき指標だと思う。

・インターネット調査が中心のマクロミルなどと比べても1人あたりの売上はかなり少ないはずだ。

・他社(GMORやマクロミルなど)とはビジネスモデルが異なるのでこれも単純な比較はできない。

・今後は人員構成は良く考えて進めるべきで、配置転換なども検討していく必要がある。

私はこの実態調査の資料は毎年目を通しています。そして、調査会社の従業員1人当たりの売上が2千万円を超えていることも認識していました。

しかし、それは従来型調査会社が郵送費や、印刷費、調査員などを沢山使っているからだとばかり思い込んでいましたが、アドホック調査の半分がインターネット調査ですので、これは従来型調査会社のものだ、というのは偏った考えだったのかもしれません。

そして、他社の従業員1人あたりの売上を計算してみたら、マクロミルは2,300万円/人もあり、インテージでも1,700万円/人でした。マクロミルはQPR等もあり、月に90時間もの残業もやってこの数字を作っています。

当社は40人の従業員で400百万円の売上、1人あたり1,000万円の売上が今期の計画です。そして、1Qは計画が未達で、生産稼働率も50%台まで下がっています。

この数字を比較する限りでは、経営計画の目線が低く、人が多過ぎると言われても仕方がありません。

当社はもっと労働生産性を引き上げて、1人当たりの売上を少なくとも今の1.5倍に引き上げる努力を、苦しくてもやらなくては行けないのだと思います。

皆さんも会社の生産性を上げること、生産稼働率を引き上げること、1人当たりの売上を上げることの重要さを認識しておいてください。そして、生産性の向上に協力してください。

これはリサーチ業界全体がやっていることなので、自分達も厳しい気持ちで取組んで行かなければなりません!

2014年7月28日 (月)

ユーザーイノベーション研究会

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先日の土曜日に、日本マーケティング学会の「ユーザーイノベーション研究会」が開かれると聞いて、うちの業務とも関係しそうだし、新しい考え方を勉強したいと思って出席してきました。

講師は日本のユーザーイノベーション研究の第一人者と言われている、神戸大学大学院の小川進教授です。

そして、20分ほど前に講演会場の法政大学に到着して着席すると、本日はこの講演の後で小川先生がすぐ退席されますので、名刺交換など必要な方は今からでお願いします。とのアナウンスがありました。

自分がこういう研究会に行くのは、半分は情報収集や勉強ですが、半分はお仕事になるお客様を見つける営業のためです。それなので、ああ早くご挨拶をしないとと思って10人ほどの列に並びました。

そして、「はじめまして、マイボイスコムの高井と申します。弊社は・・・」と自己紹介を始めたら、「ああ貴方がマイボイスコムの高井さんですか。いつも清水先生からお話を伺っています。御社は清水先生とキキミミの研究をやっているのですよね。あれ面白いですよね。」と仰っていただいて、5分ほど話をすることができました。

講演はユーザーイノベーションの具体的事例も沢山紹介してくれて、なぜこれからユーザーイノベーションを企業が取り入れるべきなのかの説明もいただきました。

そして、90分の講演が終る頃に

「今日はたまたまマイボイスコムの高井社長も来てくれていますが、マイボイスコムが慶応大学の清水先生と一緒に取り組んでいるキキミミはとても面白い試みです。」、「キキミミの方に聞きながら商品開発をするのもユーザーイノベーション的な取組といえます。」

と150人もの参加者の前で宣伝をしてくれました。

消費者行動やマーケティングに関わる研究者の中では、キキミミは注目されているのですね。

突然名前を出されて、ちょっと驚いてしまいましたが行って話して良かったです。

小川先生とは、その後何度かメールのやり取りをして、「ネット調査で何かあれば相談しますよ。」と仰っていただきました。暑い中でしたが、土曜セミナーに行って良かったです。

http://www.j-mac.or.jp/past-researchproject/6521/