業界情報 Feed

2011年7月26日 (火)

プロモーション? 2

クロス・マーケティングの「Webプロモーション・サービス」について色々なところから、色々な情報をいただきました。

やはりリサーチ業界ではちょっとした話題になっているようです。

彼らがプロモーションに使うパネルは、他社の提携パネルであり、対応する部隊もリサーチとは異なる組織を新設してやるので、問題ないというのが彼らの主張だそうです。

でも自社パネルを使わないとしても、提携パネルと言われているA社、B社、C社、ともネットリサーチもやっていますので、ネットリサーチ市場のクオリティの低下に繋がることが懸念されます。

そもそもアンケートをお願いされた生活者が、その商品やサービスの良いところを刷り込まれて、結果的にはその商品やサービスの資料請求や、会員登録や販売をしているサイトに誘導されたらどう思うでしょう。

「なんだ結局、ネット上のアンケートなんて、商品を売るための引っかけなのか?」と不信を感じてしまう人も多いのではないでしょうか?

リサーチ市場よりもプロモーション市場の方が規模も大きいので、事業を拡大するにはプロモーションに打って出たいという気持ちは良く分かります。

でも、そのためネットリサーチの市場が悪くなっても良いのか?、やはり私は大きな疑問を感じます。

競合会社に対して何もできないのがもどかしいですが、当社はリサーチ業界の常識とモラルを守って、正しく対応し、質の高いリサーチサービスを提供することに徹して行きましょう。

それが当社の価値観ですし、社会的役割だと思います。

リサーチ会社として正しいことをやり、彼らにビジネスでも負けないように頑張るしかありません!

2011年7月22日 (金)

プロモーションサービスは?

クロス・マーケティングが、「Webプロモーションサービス」を開始すると発表しました。

アンケートを使って数万人単位で「ターゲティングメール配信~商品理解アンケート回収」を行うというものです。

リサーチ会社はプロモーションはやらないというのが業界の常識ではありましたが、こういう常識やモラルも崩れてしまうのでしょうか?

それで正しいマーケティングリサーチができるのか、この数年で下がっている「MRの意思決定への貢献度」や、「MRユーザー企業の満足度」を改善することができるのか、大きな疑問が残ります。

彼らは日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)にも加入しています。

確かJMRAの会員規定には、プロモーションサービスを提供しないという規定があったと思うので、そのあたりはこれから問題になるかもしれません。

こんなことをし続けてネットリサーチ業界や、リサーチ業界はお客様の信頼を回復できるのでしょうか?

どうしても、強い疑問と不信を感じてしまいます。

〇『Cross Research Connect』提供開始のお知らせ
http://www.cross-m.co.jp/news/release_detail.html$/id/6418/

2011年7月13日 (水)

Social-Voiceリリース

ホットリンク社との提携契約も締結しましたので、7/1に「Social-Voice」のニュースリリースをしました。

サイトも既にアップしていますので、検索エンジンに「ソーシャルメディアリサーチ」と入れてもらえると、当社の「Social-Voice」の紹介がトップページに出ると思います。

また、リスティング広告でも出すように色々な関連語で登録していますから、ソーシャルメディア上の口コミ情報に関心があり、リスニング型のリサーチをやってみたいお客様にはそれなりにリーチできると思います。

この分野では一歩リードで取り組みを始められたと思うので、早く「ソーシャルメディアリサーチでの課題と仮説の発見」→「ネットリサーチでの仮説検討とソリューション提案」の流れを作って行きましょう!!

〇リリース結果

http://news.livedoor.com/article/detail/5676810/

〇ビジネスサイトの「お知らせ」

http://www.myvoice.co.jp/news/pdf/social-voice.pdf

2011年7月 8日 (金)

コンペの勝利

あるスポーツクラブの企画コンペで、当社が勝つことができました。

競合先はマクロミルとクロス・マーケティングの2社で、300万円の予算の中で、先方のマーケティング課題に対して何ができるかの競争です。企画提案の内容の勝負での勝利ですので、大変意義深いことだと思います。

営業は小池さんが担当し、提案書は山本さんが作りました。

私も内容をざくっと見させてもらいましたが、ラダリングという方法や、キキミミパネルの活用、といった独自性もあり、提案の内容も具体的で、良い提案だと思いました。

当社はこの様な企画提案の中身で勝って、そのサービスにも喜んでいただけ、ご評価いただける会社にして行きたいと考えていますので、今回の勝利はとても嬉しく思います。

また、この様な流れを作るためリサーチ経験が豊かな山本さんに入社いただいたのが、結果として現れてきたという面でも良かったと感じています。

今回の提案書はとても良くできているので参考までに回覧します。企画コンペに勝てる提案書の見本として、皆さんのこれからの提案活動にも役立てて下さい。

小池さん、山本さん、コンペの勝利おめでとうございました!

これからもこの様な成功事例を、沢山増やして行きましょう!

2011年7月 1日 (金)

1ポイント0.04円??

他社のアンケート依頼の頻度や、調査テーマなどを観察するため、私も幾つかの他社のモニターに登録しています。

そして、3ヶ月ほど前にクロスマーケティングさんが、リサーチパネル社を経由して使っている「永久不滅リサーチ」のパネルにも登録をしていました。

こちらはほぼ毎日、1ポイントの簡単な調査が来ていることで紹介しましたが、週に3、4件位は個別の調査依頼も来るようで、それなりに沢山のアンケートが来るのだなあと感じていました。

もう1つはそれなりにポイントが貯まって行くことです。私はモニターで参加しているよいうより、競合他社の観察で登録をしていますので、そんなに回答している訳ではありません。でも2ヵ月で600ポイントほど貯まりました。

1ヶ月に300ポイントとして年に3600ポイント、私は1/5位しか答えていませんので、真面目に参加したら18,000ポイント位は貯まるように思います。

当社と比べてずいぶん多くのポイントが貯まります・・・

それでポイント交換をしてみて驚きました。100ポイントは1永久不滅ポイントに変換することが必要で、1,000円のアマゾンギフト券を換えるには250永久不滅ポイントが必要だといいます。

つまり25,000ポイントが貯まらないと、1,000円の謝礼に換えられません。これで計算すると1ポイントは0.04円でしかありません。しかもその単価はポイント交換をしてみて、自分で計算して始めて分かることです。

いつも来ている「1ポイントのデイリーリサーチ」の謝礼は、0.04円ということになります。

私が2ヵ月で貯めた600ポイントは600円でなく、24円でした。

これで本当に良いのでしょうか??、これでモニターの人達は真面目に答えよう、継続して答えようという気持ちになるのでしょうか?

もちろんモニターさんは謝礼だけで参加しているのではありません。自分の意見を社会に反映したいという「言いたいニーズ」があるのは確かです。

でもモニターさんの貴重な時間を使わせていただいて、1回0.04円の謝礼を支払い、その金額の基準を明記しないというのは誠実ではないと思います。この様な対応でモニターさんと良い関係を築いて、良いリサーチデータを提供できるとは私には到底思えません。

競合他社の方針なので当社がどうのこうのは言えませんが、こういうモニター対応がネットリサーチ市場で行われていることが、リサーチユーザーの満足度や、意思決定寄与度の大幅な低下に繋がっているように感じられて、ちょっと空しく、寂しい気持ちになりました。

やはりネットリサーチをしっかりしたサービスに発展させるためには、こういう会社に負けるわけには行きません。皆さんもそう思いませんか。

2011年6月27日 (月)

JACSカンファレンス

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当社も法人賛助会員になっている、日本消費者行動研究学会(JACS)の定例のカンファレンスが、25日(土)、26日(日)の2日間、早稲田大学で開催されました。

事務局のIBM(SPSS部隊)の知人と話をしたら、今回は出席者が多くて500人近いということでした。当社からは森さんと私の2名の出席でした。

私は日曜日に8つの発表を聞きましたが、2つは面白かったですが、6つは何となくイマイチでした。テーマは良くても、大学院生が中心で研究しているものは、内容的にあまり参考にならないレベルのものも多いようです。

ただ、こういう学会に毎年参加することで、大学の先生方などと親しくなれるのが、私としてはメリットだと感じています。

早稲田大学の守口教授、慶應大学の清水教授、学習院大学の上田教授、といった大御所の先生方だけでなく、30代位の准教授や講師の方とも、この会を通じて何人か知り合い、親しく話しができるようになりました。

直接何かを学ぶというより、その場の空気を味わうとか、ネットワークを広げるという面で、こういうところには顔を出しておくのも良いのではないでしょうか。

今年の参加者は2名とえらく少なかったですが、できれば当社の若い社員には、こういう学会等の集まりの空気を吸いに行って欲しいと思います。

あまり効率的ではありませんが、行動すれば何かプラスは得られるものですよ。

 

 

2011年6月22日 (水)

インテージ新社長

当社とも資本関係のあるインテージの社長が変わりました。

新しい社長さんは宮首(みやくび)さんという54歳の方で、これまでの社長だった田下(たおり)さんより10歳も若返りました。先日、ご挨拶をさせていただく機会をいただき、1時間ほど話をしてきました。

ちょっと辛かったのは当社の業績が2年続けて悪かったことです。当社の経営者と株主という関係でもありますので、まずは業績が低迷していることをお詫びして、それをどうやって改善させるかの説明からさせていただきました。

それから、インテージさんとの今後の協業の取組や、リサーチ業界について色々と意見交換をしました。

そして、宮首社長が「最近のリサーチャーの分析力や考える力が下がっている。便利なツールに頼りすぎていて考えないのが良くないのかもしれない。」と言っていたのに興味を持ちました。

リサーチ業界トップのインテージさんでも、リサーチャーの力量が課題で、それを社内研修で何とか補おうと取組んでいるんですね。

まだ1つのアイディアだと言っていましたが、あるデータを渡して、それを使った分析結果を2、3枚のサマリーにまとめてプレゼンする「技術試験」を、全リサーチャーを対象に実施することも考えているのだそうです。

会社の規模はことなりますが、同じような悩みや取り組みをしているのが面白く感じました。

インテージさんとは、これからも信頼関係を大切にして、協業を進めて行きたいと考えています。

 

2011年5月26日 (木)

怪しいリサーチ

「みんなのアンケート」というメールがここのところ何度も届きます。

聞いたこともないし、登録したこともないスパムメールのようですが、「アンケート」というタイトルが気になって直ぐ捨てずに開いてみました。

下記が頭の文章ですが「抽選で100名様に 現金10,000円が当る」というのからして怪しいですよね。

おそらく何か変なサービスのキャッチセールスか、メルアド集めなのかもしれませんが、真面目にネットリサーチに取組んでいる立場からすると、本当に迷惑ですね!

抗議のメールを送ろうと思いましたが、「反応すると沢山スパムが来るので、返事をしちゃダメ!」と藤井さんにきつく言われているので止めておきました。困ったものです。

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みんなのアンケート

☆--------------------
 アンケートにお答えいただいた方の中から抽選で100名様に
       現金10,000円が当たる
 --------------------☆

テレビや雑誌でよく見かける占い。特に興味はなくてもついつい自分の占い結果をチェックしてしまう方は多いのではないでしょうか?
皆様が日頃占いに対して、どのような意識をお持ちなのかというアンケートにご協力ください。ご協力いただいた方の中から抽選で100名様に現金10,000円をプレゼント致します。

2011年5月25日 (水)

JACSコンファレンス

SGとRGの人にはメールでも案内しましたが、6月25日(土)~26日(日)に早稲田大学で、日本消費者行動研究学会(JACS)のコンファレンスが開催されます。

いつも当社がお世話になっている、慶應大学の清水教授や、学習院大学の上田教授、早稲田大学の守口教授などが中心に活動している学会で、マーケティングにも関係する消費者行動研究も沢山報告されています。

当社も同学会の「法人賛助会員」になっていて、私も毎年懇親会も含めて参加しています。

大学の先生方の研究発表が中心なので、内容が難しくて分からないものもありあますが、こんな分野もあるのかとか、こんなアプローチもあるのかという面では良い刺激になるコンファレンスです。

当社が質の高いサービスを提供するには、ここのコンファレンスに出席している様な方々と目線を合わせることが大切だと思います。

こういう学会などに定期的に出席していると人的なネットワークが広がることもあるので、SGとRG(特にRG)の人は極力参加して下さい。もちろん私も(懇親会が中心ですが・・・)参加します。

自分の休日の時間を使ってでも勉強し、色々な人的ネットワークを広げることは、自分の専門性とビジネス力を高めるために必要なことだと思います。

是非、主体的に参加して学んで下さい。

<第42回消費者行動研究コンファレンス プログラム>
http://www.jacs.gr.jp/conference/42.html

2011年5月17日 (火)

永久不滅リサーチ

クロス・マーケティングさんが使っている、リサーチパネルとセゾンカードが運営している「永久不滅リサーチ」に登録してみました。

そうしたら、下記の「1ポイント」のアンケートが毎日のように来る様になりました。

テーマもばらばらで何に使うのか分かりませんが、毎日、1円で調査に答えるモニターってどんな人なのだろう、毎日答えることで回答慣れは起きないのかな、と考えてしまいました。

しっかりした回答を集めることがリサーチ会社の重要なミッションです。以前はパネルの多頻度回答は「ご法度」だったのですが、それはもう過去のことなのでしょうか?

私はどうしても多頻度回答が引っかかってしまうんですよね。

それぞれの会社が何を重視して戦略を立てるかですが、当社は経営理念に「クオリティの高い生活者情報」を、そして2番目のサービス特長に「パネル管理とデータクリーニングの徹底」を謳っていますので、やはり多頻度回答はやらない、という方針は遵守して行きましょう。

こちらが「永久不滅リサーチ」からの案内メールです。参考にして下さい。

 =========================

こんにちは、永久不滅リサーチです。
いつもアンケートにご協力いただきありがとうございます。

今回、あなたにご回答をお願いしたい永久不滅デイリサーチの質問は以下になります。
お答えいただいた方にはもれなく、リサーチポイントをプレゼント!
──────────────────────────────
誕生日や母の日などに花を自分で買ってプレゼントしたことはありますか?」
──────────────────────────────

   ■謝礼 リサーチポイント :1ポイント

   ■ポイント加算予定日   :ご回答いただいた翌日中

   ■回答締め切り      :5月12日(木) 5:00
┬───────────────────────────
│質問に回答するには
┴───────────────────────────

紹介(他社へのパネル送客)

募集(座談会、郵送アンケート対象)

2011年5月13日 (金)

電通の社員は

電通さんのイントラである「5555.net」にMyELが掲載されたことお伝えしました。

こちらのシステムの最終調整で、長谷川さん、金子さんに遅くまで残って対応いただきました。そして、長谷川さんが最後の確認メールを送ったのが23:23でしたが、電通のご担当者のTさん(20代の女性の方)からメール返信が来たのは00:03と日付が変わっていました。

また、その前日、私は「5555.net」を紹介いただいた電通の人とランチをしていました。

その方は、現在、官公庁関係のプランニングをやっていますが、今の部署はとても忙しくて、お客様のご要望に応えるため土日休日も含めた、24時間対応でやっているそうです。

そして、「実は先週は3日間も会社で徹夜をしたので、今週はちょっと体が厳しいんですよ。」と凄いことを何気ないことの様に話しています。

「でも話題性のある大きなテーマに係われていて面白いので、面白さと気力、体力の限界との間で勝負しているみたいなものですよ。」とも仰っていました。

電通の方々と話をしていると、プロ意識が強くて、本当によく働いている方が多いことに感心させられます。

なかなか普通の人に出来ることではありませんが、マーケティングの世界はそんなプロ意識の塊のような人達が動かしている世界なんですね。

電通さんはやっぱり凄い会社です。彼らとの仕事を増やして、私達もプロとして成長したいですね。

2011年5月 9日 (月)

スパイシー

「あのひと検索 スパイシー」 って知っていますか。

GW中にSEOとSEMのチェックをしたついでに、色々と会社の評判なども見て回っていたら、こちらのサイトが引っかかってきました。

こちらはその人のネットワークを図示するサービスです。自分も時々検索に知った人の名前が出た時に眺めて、へーこの人の人脈ってこうなのかなどと眺めたこともあるサイトでした。

試しに自分の名前を入れてみたら、私の名前でもスパイシーが出てきました。

覗いてみてビックリなのですが、線で繋がっている人の殆どが1度も会ったことのない方でした。実際にお会いしたことのある方は3人ほどで、それも人脈というお付き合いをしている方ではありません。

私と直接線が引かれた1人には鳩山前首相の奥さんの「鳩山幸さん」がいて、その先にはトムクルーズまで繋がっています。私にそんな人脈あるはずないじゃないですかねえ。

どうやって作っているネットワーク図かは分かりませんが、ネット上で出てくると、そうなのか、と思えてしまうからちょっと恐いですよね。

ネットの世界の変な一面を感じるひとコマでした。

 (あのひと検索 スパイシー こちらが高井和久の相関図だそうです)

http://spysee.jp/%E9%AB%98%E4%BA%95%E5%92%8C%E4%B9%85/1861657/network/

2011年4月 5日 (火)

JMRX勉強会

「次世代マーケティングリサーチ」の講演会はJMRX勉強会というところの主催でした。

このJMRX勉強会って私もサーベイMLで始めて知って、萩原さんが話すというし、電通リサーチの会議室で行われるというので変な会合ではないと思い何人か誘って参加しましたが結果的にはとても有益でした。

参加費も1,000円と安く、集まった6万円も全額、東北地震の義援金に寄付されていました。これまでのセミナーであれば1万円位の費用はかかる内容だったと思います。

参加しているメンバーもなかなか面白そうなリサーチ業界を引っ張っているような人達でした。そして、今のままでリサーチ業界やリサーチ会社が成り立っていけるかといった本音ベースの議論も行われていて、なかなか刺激的で面白い会合でした。

もともとは1年ほど前にリサーチャー同士がツィッターで意見交換を始めて、ツィッターをやってるリサーチャーの集まりで最初は「ツィッチャーの会」と呼んでいたのだそうです。

こういう自然発生的な流れがソーシャルメディアで出来るというのも面白いですね。

リサーチャーとして成長するには、こんな勉強会にも積極的に出席し、業界でのネットワークを広げ、新しい動きや技術を勉強する姿勢が大切です。

仕事力を高め自分の価値を高めるには自己投資をしっかり行うことです。次回の予定が来たらブログでも案内するので、積極的に参加してみては如何でしょうか。 

JMRX勉強会 http://kokucheese.com/event/index/8989/

2011年4月 4日 (月)

次世代リサーチ

110310_1914~001サーベイMLを主催している萩原さんが「次世代マーケティングリサーチ」という本を出版しました。「Asking から Listening へ」というサブタイトルで、ソーシャル系の情報を活用したリサーチのあり方を紹介しています。

そして、こちらの内容で「JMRX勉強会」というところで萩原さんが話をするというので、19時からの勉強会に秋山さん、金森さん、新井さんと4人で参加してきました。

萩原さんはもう13、14年前からの知り合いで、何度か飲みに行ったりしていますが、ネットリサーチの世界の知恵袋的な存在になっています。

今回も話を聞いてよく色々なこと知っているな、私と同じ年なのによく勉強しているなと関心するとともにとても勉強になりました。

そして、これからはソーシャル系のリサーチサービスに挑戦して行く必要があると改めて痛感しました。

この「次世代マーケティングリサーチ」の本は会社で6冊ほど買って関係者に回しているので必ず読んでおいて下さい。また、こちらの勉強会の資料は下記に掲載されています。こちらも覗いてみて下さい。

 ◆萩原さんのプレゼン資料「次世代マーケティングリサーチをめぐる話」
http://handsout.jp/slide/3648  (閲覧パスワード 0322)


◆JMRX勉強会「次世代マーケティングリサーチ」をめぐる話に参加してきた!
(ブログ:日々の気になる出来事、@tetsuroito さん)
http://kininaru-tetsu.blogspot.com/2011/03/jmrx.html


◆JMRXで喋ってきた
(ブログ:いまんとこの最適解、@mshino55 さん)
 http://d.hatena.ne.jp/mshino55/20110323/1300853158

当社もソーシャル系のリサーチサービスの開発に積極的に取組んでいきますので、関係者の協力をお願いします。

2011年3月30日 (水)

官公庁調査

官公庁の調査もネットリサーチでやることが増えてきました。金額勝負の入札だと本当に信じられない金額で落札していく会社があるので思うようには受注できていませんし、利益的には?という感じです。

でも、リサーチの対応力を高めるためには官公庁の社会調査も経験した方が良いですし、内閣府や総務省、経済産業省の仕事もやっている、というのは社会的信用という面でのPR効果もあります。

先月やらせて頂いた内閣府の調査内容を見たら、家族構成や仕事、収入や借金、家の広さなど、かなりプライバシーに関わる細かい内容が多く含まれていました。こちらは「経済財政白書」の参考資料になるのだそうで、どうしてもこの様な情報が必要になるのでしょう。

こういう調査の場合は、調査主体が「内閣府」であることと、その調査目的が何であるのかを明記する方が効果的です。

何でこんなに個人の細かいこと聞くのかな?と思っても、内閣府の調査で、経済財政白書に使うものと明記されていれば、それならちゃんと答えるか、という気持ちはありますよね。

民間企業はクライアント名を出さないのが基本ですが、官公庁や公益法人、大学などの場合は、クライアント名とその調査目的を明記しても良いケースがほとんどです。

私が以前やっていた官公庁や公益法人の郵送調査はほ99%「調査主体」を明記して、シンクタンクは「実施機関」や「調査委託先」として記載していました。

これから官公庁や公益法人、大学などの調査を実施する時には、調査主体と調査目的を明記する方向で進めて下さい。

2011年3月10日 (木)

メニュー提案

アドバタイムズに「広告主が求めているのは代理店の新しいメニュー」という記事がありました。

「実際広告主が「代理店に頼んでもムダだよね」と思うときは、「代理店の作業メニューにない」ということを暗に気づいているときなのであって、単純に「媒体枠を売りつけられるから」ということではない。今、広告主は代理店にメニュー変更や裏メニューを求めているので、これを準備しない限り代理店への批判はとめることができないだろう。」

という論調ですが、これは広告代理店だけでなく、リサーチ会社も同じことだと思います。

自分達はパネル数やシステムだけではなく、人の提案力や技術力、対応力でお客様に満足いただけるサービスを提供して行ける会社を目指していますが、そこにこの「メニュー力」を付けることが重要なのでしょう。

当社の独自メニューとしては、ハイボイス、マインドボイス、キキミキ(33ボイス)、MyEL、行動付随リサーチ、PRリサーチ、等がありますが、こういうメニューを沢山開発して、適宜お客様に提案していくことも、当社らしい活動といえるでしょう。

私も意識してそういう機会が作れるように動きますので、皆さんも色々な活動の中で、これをメニュー化したらとか、こんなメニューがあれば、と思いついたら何でも良いので私に教えて下さい。

情報と創意工夫の中で、新しく魅力的なリサーチメニューを開発して行きましょう!

◆広告主が求めているのは代理店の新しいメニュー
http://www.advertimes.com/20110221/article7204/

 

2011年3月 9日 (水)

消費者の声を聴く

弊社の提携先であり、私の友人でもあるインテージの長崎部長が、「消費者の声を聴く」を実践するインターネット調査の実態、というテーマで3回にわたってコラムを書いていたので紹介します。

この業界にいれば分かっていることも多いと思いますが、インテージの取り組みなどもわかるので読んでみて下さい。

また、長崎さんが今後の課題として取り上げていたのは以下の4つでした。これは私の認識と全く同じです。やはり彼らとは話が合います。

1)調査企画やデータ分析の専門性

2)パネルの質の担保

3)より正しく安定した調査データの提供

4)スマートデバイスの対応

(今後の課題の抜粋)

調査専門部門以外の部署や担当者も積極的に市場調査を採用することになったことで、インテージ側の調査企画やデータの分析に今まで以上に高いスキルとノウハウが求められていくと話す。「インテージ社内においても今以上にプロフェッショナルな人材を育成し、高いクオリティを提供したい」

「リサーチモニターのクオリティの担保」に積極的に取り組むとしている。例えば、「なりすまし」による不正回答を排除する取り組みとして、現在ではリサーチモニターに対して郵送での住所確認や金融口座による本人確認を行っているが、それでも見抜くことができない不正回答や、不正回答ではないがデータとしての価値が薄いいい加減な回答の特性を把握し、抽出を行うために日々研究を続けているという。

また、より消費者の素直な意識に即した安定した回答を得るために、回答者が回答時に見る「調査画面」の構成やその設問の順序などが回答者の心理的状況にどのような変化をもたらすかも研究を続けている。「ネット調査の方法、ネットモニターの特性に関する研究を積み重ねることによって、より正しい、かつより安定した調査データを提供していきたい」

その他、普及が進むスマートフォンやタブレット端末など「スマートデバイス」の領域への対応やインターネットの特色、即時性などを活用した新しい調査手法を生み出し、企業のマーケティング活動を豊かにしていきたいと語った。

http://japan.internet.com/wmnews/20110114/3.html

2011年3月 8日 (火)

12件の依頼メール

私も参考までにマクロミルのモニターに登録しています。ほとんど回答はしませんが、2ヵ月に1回位はどんな調査をやっているのか見ています。

先週のある朝に出社してメールを開いたら、マクロミルから1日に12件の依頼メールが来ていました。

年度末でかなりの案件を動かしているのだなあ、という感心と、本当にこんなに沢山の調査をお願いして正しい回答が得られるのだろうか?、という疑問の2つの考えが頭の中を交差しました。

マクロミルは1人のモニターに、平均で1日に4件のリサーチを依頼していると聞いています。1人のモニターに年間で1,000件近い調査をお願いしていることになります。

以前のリサーチ業界であれば、回答慣れや回答による学習効果があるので、この様な多頻度回答はタブーでした。

でもネットリサーチの世界になり、彼らがどんどん市場を獲得していく中で、多頻度回答や、短時間回答、回収率の問題は論じられなくなってしまいました。

回答が早く安く集まればよい、という考えで本当に社会的な役割を果たしているのか、私はどうしてもそこの疑問が払拭できません。

パネル管理をしっかりしている、多頻度回答、短時間回収は行っていない、データクリーニングも徹底している、と言っても営業の現場では響かないことも良く聞きます。

でも、私はマイボイスは正しいことを実直に行い、お客様に誠実に対応する会社でありたいと願っています。

 

2011年2月15日 (火)

リサーチ業界の残業

あるネットリサーチ会社の役員と食事をしました。

その会社は今期もかなり忙しく毎月70~80時間の残業が続いているようで、深夜タクシーや徹夜も日常茶飯事に起きているとのことでした。また、マクロミルも以前は100時間もの残業があったが、最近は少し減ってきたという噂も聞いています。

リサーチ業界はどうしても残業が多くなりがちです。

それは労働集約的な仕事であるからだと思っていましたが、データサプライが中心でも、代理店さんや調査会社さんがお客様だと夜型になってしまうようです。

そして、その会社では毎年かなりの社員が退社していているそうですが、彼は社員の退社は仕方のないことだと考えているようでした。ネットリサーチの早さと安さの過度な競争が、こんなところにも影響しているのかと、ちょっと空しさを感じさせる話でした。

私は当社を社員が体を壊すほどの過度な残業で成り立っている会社にはしたくありません。ただ、当社はこんな会社とも戦っている現実があります。そして、サービス競争に勝って利益を出し続けないと会社は続けられません。

そのため、当社も業界での常識的な範囲での残業はお願いせざるを得ません。インテージさんでも40時間位の残業はあるそうですので、平均40~50時間の残業は止むを得ないと考えています。

ただもう1度言いますが、私は過度な残業を前提として成り立つ会社は目指していません。

皆さんの健康と、生活とのバランスが取れて、かつ会社が利益を出して継続して行ける環境を、社員の皆さんと一緒に作って行きたいと考えています。

この点はご理解いただいた上で、他社に負けないサービスを提供し、会社の発展に必要な利益を出すための戦いにご協力下さい。

2011年2月 3日 (木)

怪しい調査員

海外調査って今の皆さんにはちょとイメージしにくいと思うので、少し面白い事例を紹介します。

ショートさんやT君が入って、海外調査も手探りでやるようになり、ある通信会社からひょんなきっかけで「香港通信事情調査」という仕事を取りました。

その頃(もう20年近く前)にはまだ国内に携帯電話がなく、その当時に世界で1番、移動体通信が進んでいたのが国土の狭い香港だったんです。そこに英国のケーブルアンドワイヤレス(C&W)という会社が進出していて、移動体通信を提供していたのですね。

クライアントのご要望はその実態を調べたいというものでした。

それで、早速T君と2人で香港に行って関連文献を集め、日系企業から20社ほどヒアリングをしました。そして、香港の調査会社を見つけて、訪問調査で現地企業から200件ほどアンケートも取ってもらい、情報収集は進んでいました。

ところが途中でクライアントさんが、日本の旅行者が香港でどの程度電話を使ったかも知りたいということになり、仕方がないので昼間に企業回りをした後で、夕方から香港空港に行って2人で旅行者を見つけて調査票を集めることにしたんです。

でも、これが思ったより大変でした。知らない日本人が香港空港で「すみません、日本人の方ですか?、私達はこういうもので決して怪しくありません。香港の通信事情について調べているのですが、10分ほどアンケートいいですか・・・」と近寄って来るのですから大変怪しいですよね。

本当に煙たそうな顔をされて、「今忙しいので・・」、「間に合ってます・・」みたいな反応で逃げられて、頑張ってアタックしましたが50人位から話を聞くのが精一杯でした。

その晩2人で、何だよなあの態度は・・・と文句を言いながら酒を飲んだと思いますが、考えてみると旅行者からすると大変に胡散臭く、怪しい2人だったと思うし、よく香港空港の警察に叱られなかったと思いますね。

でも、とにかくお仕事を頂いたクライアントのご要望に応えなければという思いと、やれば何とかなる、という気持ちで動いていたから出来たのだと思います。

これは入社4年目の仕事で、本当に誰も何も教えてくれませんでした。T君と2人でこうすればできるかなと相談して、走りながら何とかやっていたという感じです。

皆さんも、是非、新しい分野、新しい手法にもどんどん挑戦して下さい。そして、まずは何でも自分で考えてやってみることが大切なのだと思います。

そして、やろうと思って一生懸命に取組めば、大抵のことはできるものです。