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2007年11月

2007年11月30日 (金)

営業の来社3

今週は営業シリーズで行きます。色々なタイプの営業を受けてみて、営業のやり方も様々だなと感じています。

1週間ほど前ですが「加藤さんから電話がありました。」というメモが1日に3回机に置いてありました。加藤さんというとCTCの大先輩とか何人か知り合いがいますが、聞いてみると女性の人だといいます。社名がないので誰だか見当がつきません。

次の日にはまた「加藤さんからお電話がありました。今日はほどんど外出なので携帯の方に電話下さいとのことです。携帯番号は090・・・・」というメモがありました。何か急な用件なのかもしれませんが、知らない女性の携帯に電話をするのは躊躇いもあり、誰かな?、と思いを巡らせておりました。

その次の日に「新卒で入社する方からお電話です。」というので、ああ高橋さんかと思いながら電話に出ると、「はじめまして、Eジャパンの加藤です。やっとお話ができて良かったです。本日は求人のご提案がいたしたくお電話いたしました・・・」という元気な女性の声が聞こえてきました。3日くらい誰だろうなと考えていた加藤さんはこの方でした。

営業は外に出てお客様と会って話してなんぼです。机に座っていては良い仕事は取れませんし、何とかお客と会いたいという気持ちも良く分かります。でも自分の携帯への連絡を頼むとか、社名を言わないで何度も伝言するというのはどうでしょう。営業もお客様の立場に立った誠実な対応が基本だと思います。

「あの、御社には頼みたくないので切らせて下さい。」と言うと、「何でですか、会わない理由を聞かせて下さい!」と受話器の向こうで大きな声が聞こえました。会わない理由は営業のアプローチがフェアでないからです。こういう会社とはお付き合いしたくありません。

2007年11月29日 (木)

営業の来社2

昨日も営業の来社ついて書きましたが、もう1つ紹介します。

今ビジネスページの改定作業を秋野さんを中心に検討してもらっていますが、これと並行してSEO対策も考えたいと思い、いくつかの会社から見積もりを取ることにしました。

まずは3社ほどをサイトで選んで16時頃に頼んだら、2社は当日中にもう1社が翌日の10時頃に見積もりが届きました。そして、「是非説明に伺いたい」という営業の電話が来て、興味のある会社にはご来社いただきました。この間たったの3日です。

ネット関係の会社ということもありますが、世の中のビジネスのスピードはどんどん速くなっていることを実感しました。おそらく1社だけが2日後に連絡があったら、「対応の遅い会社」として選考から外れてしまうでしょう。また、訪問したいというアプローチがなければ安くても受注の可能性は半減すると思います。自分が選ぶ立場でそんな風に感じました。

当社の営業も問い合わせには迅速に対応してくれていますが、当日か翌日のAMにはアプローチするというスピード感が、世の中のデフォルトになっていると改めて実感しました。

「対応のスピード」も実力の1つであることを忘れてはいけませんね。

2007年11月28日 (水)

営業の来社

先日ある外資系会社の営業の方が来社されました。ネットマーケティング関連のサービスをやっている会社で、日本に進出してまだ1年ということでした。何か協業できるのではというのでお会いすることにしました。

来社をしたらプロジェクターを準備して「では始めます。」という感じでその会社がどんなに海外で実績があり、そのサービスが優秀かを説明しています。こちらは最初の3分くらいでざっと資料を見てだいたい内容を理解しましたが、15分位経ってもまだ半分も終わらない説明にしびれがきれました。

「すみません、貴社の事業内容はだいたい分かります。今日のゴールは何ですか?」と聞くと、「当社や当社のサービスを理解していただいてから・・」と言うので、「どんな協業を想定しているのですか?」と聞いたら「何かできませんかね」という感じです。そして、まずはその会社のサービスを買ってほしいと言います。

「そのサービスは当社でどんな風に役に立ちますか?」と質問すると、「何か役に立ちませんか?」と聞いてきます。「当社の事業内容は理解していますか?」、「良く理解していますよ、・・・・というような業務ですよね」、これが全く違います。

こういう営業は本当に迷惑です。営業は何かを販売するのがミッションですが、相手の業務内容をちゃんと理解して、そのサービスを使えばこんな風に良くなる、お役に立てるということを提案できることが不可欠です。相手を理解して相手の立場になって提案しないと、営業の成果はでないことを改めて実感しました。

2007年11月27日 (火)

繋がる人と切れる人

数日前にCRCの元後輩から「転職のご挨拶」のメールが来ました。彼は気象関係の仕事をやっていて自分より10歳ほど年下です。Webマーケティング関係の会社に移ったのでよろしくというようなメールでした。

当社のモニターページにログインすると「Wether Eye」という気象情報が表示されますが、彼にはこれを無償で提供してもらったり、アクセスの多かった気象ページにモニター募集のバナーを出させてもらいました。他部門でしたし一緒に仕事をしたこともありませんが、気象の分野で優秀であるということと、人間的にも良いやつという印象を持っていました。

新しい会社のサイトを見ると確かに接点がありそうです。「何か一緒にできそうだから情報交換しようか」と声をかけたら「喜んで!」といって翌日に来社しました。話してみるとけっこう面白い技術を持っていて良い協業ができるかもしれません。これから両社で具体的に話し合うことにしました。

新しいビジネスってこんなとこから生まれることが多いんですよね。お互いに人間性や強味は分かっているので、最初から安心して話ができるのが「人脈」の強みです。世の中にはこのビジネスの人脈を大切に作りながら前に進む人と、過去の関係や信頼をいつも断ち切りながら社会を渡っている人がいるように感じます。

人脈の大切さは若い時には気づきませんが、40代あたりから大きな意味を持ってきます。良い人脈を作るには、何か秀でた分野を持っていることも大切ですが、最後は人間としての信頼性や信義によると思います。

2007年11月26日 (月)

高橋是清

高橋是清さんって知っていますか。原内閣の蔵相を経て、大正10年には首相兼蔵相となり、昭和6年の犬養毅内閣の蔵相就任後、金輸出再禁止などの財政を展開しましたが、財政引締めの方針をとって軍部と対立して、2・26事件で83歳で殺害された政治家です。

20代の頃に何かの本で彼のことを知り、その波乱の人生と軍部と対立してでも自分の考えを通した生き方に共感したためその名前を覚えていました。

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その本を読んで20年も経ってから赤坂の公園にぶらっと立ち寄ったらこんな銅像を見つけました。誰だろうと思って説明を読んだら、あの時に読んだ高橋是清さんで、ここの公園が是清翁の自宅があった場所で、この場所で2・26事件によって殺害されたことを知りました。公園の名前も「高橋是清記念公園」だと後から知りました。

もちろんお会いしたこともありませんが、本でその生き方に共感を覚えた方でしたのでちょっと感動しました。場所は伊藤忠さんから赤坂見附の方面に5分ほど歩いたとこですので、時々思い出しては立ち寄っています。

緑が多く静かな公園の銅像の前で、こんな時に是清翁だったらどうするだろうか、なんて時々考えたりしています。

この銅像の是清翁の堂々とした顔つきが私は好きです。静かで良い公園ですから近くに行ったら立ち寄ってみては如何でしょう。

2007年11月22日 (木)

冬のアサガオ

071117_1315001 朝通勤で歩いていたら近所にこんなアサガオの花が咲いていました。もう11月も中旬を過ぎて回りは紅葉になっているのに何故、夏の花のアサガオが咲いているのでしょう。それも20輪ほどがちゃんと綺麗に咲いていました。これも地球温暖化の影響なのでしょうか。

このところ急に寒くなってきたので、この花もあと数日で枯れてしまうのかもしれません。アサガオに頑張れというのも変ですが、11月のアサガオの花に不思議さと、美しさと、けなげさを感じてしばらく見入ってしまいました。

2007年11月21日 (水)

会って話してなんぼ

インターネットってとっても便利なツールですよね。20代の皆さんは社会人になった時にはすでに普及していたので、あって当たり前という感覚だと思います。でも、私が会社設立の準備をしていた98年頃のネット人口は300万人位で、ほとんどの会社ではまだインターネットは使われていませんでした。

95年頃のCRC総研のシンクタンク部隊は何故か多摩センターにあって、1つのファイルを日本橋の本社に届けるためにフロッピーを持って電車に飛び乗っていました。もって行ったついでに色々な部署の知人を回り、夜は神田で飲みました。今だったら添付ファイルを送れば済んでしまうことですが、「行って会って話して(飲んで)なんぼ!」の価値もあったように思います。

調査も1つのテーマに2~3ヶ月は携わっていて、最初の打ち合せや調査票の打ち合せ、レポートの打合せと報告会という感じで、1テーマで3~4回はクライアントと会っていました。営業も電話でアポを取って、とにかく訪問するのが基本でした。

クライアントの要望をちゃんと理解するとか、意見や情報のずれを調整するとか、もっと本音で話せるような関係になりたいとか、そんな時にはやっぱり顔を合わせて話をすることが大切です。良い仕事をしていても、1度も会ったことのない人は将来の「人脈」にはなりません。

インターネットは確かに便利なツールですが、「行って会って話してなんぼ!」の大切さも忘れては行けません。特に営業はクライアントと話しをするところからすべてが始まります。見積や提案書も持参して説明しその場で意見をもらって対応することで、確度は2倍くらい高くなると思います。

2007年11月20日 (火)

新料金リリース

1年ぶりに料金改定を行いました。狙いは競合他社に勝てる体系にすること、負担の重い案件では料金を沢山いただけるようにすること、製造原価を下げて利益率を上げることです。

9月頃から2ヶ月かけて情報収集や価格会議、シミュレーションを行いながら慎重に検討しました。そして、競合のマクロミル、ヤフーバリューインサイト、インテージインタラクティブの価格表をベンチマークにして何度も試算しながら策定しました。値決めは会社の業績を左右する微妙な作業なので、社長の重要な仕事と言われています。

新料金は「10問×100件回収」という簡易スペックは相場が異常に低いので勝てる対象から外しましたが、400~500件以上を回収する戦略テーマでは、3社のどこにも勝てる価格に設計しました。また、調査設計やレポート案件の利益率が低いのも課題でしたので、ここはまだ競争力があるとの判断で10%ほど値上げしました。この価格であればレポート案件でも50%以上の粗利が確保できる計算になります。

それから、モニターには申し訳ないのですが、謝礼ポイントの水準は2割ほど下げさせてもらって製造原価を3%下げました。これをやらないとどうしても競合に勝てる価格が作れません。これは財務諸表からの推定ですが、当社の謝礼ポイントはマクロミルの4~5倍高いといいます。そのマクロミルが低価格の相場を作っているので止むを得ない選択でした。

新料金は競合にも勝てて利益率も上げられるように設計しています。営業は自信を持ってクライアントに提案し、生産に関わる人達は料金以上の満足が得られるサービスに努めて下さい。今回の料金改定で利益率が7~8%上げられると試算しています

この料金改定と体制整備で下期の収益回復させていと思います。新料金は12月からの適用になりますので、よろしくお願いします。

2007年11月19日 (月)

続三丁目の夕日

土曜の夜に食事をしてから映画に行きました。また一人で抜け出して自由気ままに見るつもりでしたがばれてしまい子供と一緒に行くことになりました。そんな訳で子供が見ても分かりそうな「ALWAYS 続三丁目の夕日」を選びました。

この映画は東京タワーが建設された昭和33年頃の東京下町を舞台としています。東大を卒業して一流の小説家を目指しながら挫折して駄菓子屋の店主をしている茶川竜之介を中心に、貧しいけれど人情味のある下町の生活を、特撮のVFX(Visual Effects)の第一人者である山崎貴監督が演出しています。

いつも歩いている東京の街の風景が50年前の昭和にフィードバックしています。首都高のない日本橋やプロペラ飛行機が離着陸する羽田空港、高層ビルのない街の真ん中にそびえ立つ東京タワー、そして下町の駄菓子屋などの風情をうまく演出していてとても見ごたえのある映画でした。自分が生まれた頃の日本ってこんなだったのかと懐かしく感じました。

おそらくこんな人情のある街に住んでいれば、貧しくても心の病なんかにはならないだろうな。経済的には成長した今の自分達と比べて、どちらが豊かな生活なのだろうかとも考えさせられました。そして、涙もろい自分は3回位涙を堪えきれなくなりました。こういう時は映画館は暗くて表情が分からないからいいですね。

「ALWAYS 続三丁目の夕日」は、ちょっと心を休めたい人にお勧めの映画でした。

http://www.always3.jp/

2007年11月16日 (金)

レッズアジアNo1

071115_2014001 浦和レッズがアジア大会で優勝して、日本のクラブで始めて「アジアNo1」になりました。こちたは浦和駅前に新しくできたPARCOの前の写真で、「浦和レッズ優勝記念セール」のPRツリーです。浦和駅は西口も東口も真っ赤なネオンに包まれています。

うちにも小池君や上辻君、秋山君を始めとしてレッズフアンが沢山います。特に小池君は全国高校サッカー大会に埼玉県代表で出たほどですので、この記念すべき日は会社を休んで決勝戦を埼玉スタジアムに見に行ったそうです。

浦和市民のレッズ応援はすごいです。これは何故なのかと思うのですが、1つにはJリーグが出来た頃にすごく弱くて常に最下位みたいな状況が続き、1時はJ2に転落したという苦い経験があるからではないでしょうか。

地域の名前を背負っているチームなのに、ずっと最下位やJ2という体たらくな状態がつづいていて、そこから這い上がってJ1で上位になり、そして優勝し、アジアNo1になるというとこまで来た成功ストーリーが住民の共感を得ているように思います。そのレッズの成功と自分の生活や人生を重ね合わせている人もいるように思います。

状況が悪い時にも挫けないで頑張る。そして、人一倍頑張ることで最悪の状況を脱し、成長し飛躍するところに喜びがあるのでしょうね。これは人生も会社も同じかもしれません。うちも浦和レッズのように光る会社になるように頑張って行きたいですね。

2007年11月15日 (木)

ルーツ

070926_1657001 このビルがどこか分かりますか。場所は北青山で外苑前の駅から1分のとても便利な場所にある会社です。答えは伊藤忠商事さんの本社ビルでした。

当社は伊藤忠商事さんの電子計算部門が昭和33年に独立してできた伊藤忠電子計算が、センチュリリサーチセンタ(CRC)になり、それがCRC総合研究所と名前を変えて、昨年合併して伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)になった会社が母体ですので、会社のルーツを辿るとここにたどり着くことになります。

私も月に2、3回は伊藤忠ビルに行っていますし、よく伊藤忠商事の方やCTCの方と食事をしながら色々な情報交換をしています。頻繁に行っているビルですが皆にブログで紹介しようと写真を撮ったら、ここって大きな会社だなあと改めて実感しました。ビルが答えにくいマトリクスの設問表みたいに見えませんか。

伊藤忠商事の社員数は4千人(CTCは6千人)くらいです。グループ全体で見ると2万人以上はいると思います。本当に大きな会社ですよね。これだけの人達が、それもかなり優秀な人達が世界中で超ハードに働いているわけですので、大変なネットワークとパワーを持った会社です。

当社は今は伊藤忠商事さんやCTCの子会社でも関連会社でもなく、自主独立で経営をしていますが、色々な繋がりは持たせてもらっています。そして、せっかくですのでこの伊藤忠グループのパワーを当社の発展に使わせてもらいたいと思っています。

最近、伊藤忠さんもマーケティング関連のビジネスに取組む動きがあります。その時に当社が何らかの役割を果たして、お役に立てれば良いなとも思っています。

2007年11月14日 (水)

はなまるマーケット

昨日(11/13)のTBS「はなまるマーケット」で、当社の定期アンケート「コーヒーの利用」が取上げられました。「コーヒーに関する調査によると、何と9割もの方がコーヒーを飲んでいるのですね。」といって当社の調査結果がフリップに出されたようです。

「はなまるマーケット」はTBSの朝の人気番組ですので、当社の調査結果を沢山の方が見てくれたことは嬉しいことです。

当社の名前はフリップの下にちょこっとだけ掲載されていたのだと思いますが、それでも気づく人は気づいてくれますし、企業ブランド向上にとって価値あることです。TBSのホームページにも掲載されているので見て下さい。

http://www.tbs.co.jp/hanamaru/daily/tue.html

これからも頑張って、情報発信を続けて行きましょう!

2007年11月13日 (火)

懇親会での営業

「SPSS Directions 2007」の懇親会にも出席しました。昨日書いた明治学院大学の清水教授や学習院大学の上田教授などの先生や、MRのクライアントである事業会社の方や広告代理店やリサーチ会社の方で150人ほどの会合でした。

こういう業界の懇親会では色々な話しが聞けたり、クライアントになる会社のキーマンに出会えたりするので貴重な情報収集の機会になります。当社からは私と内門さんの2人が参加し、VATEの西郷さんも出席していました。

こういう会合は最初は知人もいないし、何を話題にして良いかもわからず居づらいものです。しかし、意識的に動いて自分から話しかけることで、結構面白い人と知り合えたりしますし、続けて出ているうちに知人も増えて業界のネットワークが広がってくるものです。特にマネジャークラスの方はこういう場所にも積極的に参加して、業界のネットワーク作りをすることも必要だと思います。

この懇親会で目立っていたのが「ヤフーバリューインサイトさん」の動きでした。こちらに20人以上のスタッフが来ていて、食事もせずに積極的に名刺交換を続けていました。彼らは最近かなり組織的な営業を行っていると聞いていましたが、こういう場所もうまく営業の機会として活用しているのだなあと感心しました。

そんな様子をインテージインタラクティブの長崎社長と2人で眺めながら、「やばいですね」と話をしていました。インテージの参加者も3人位だったようです。うちも同社の貪欲に営業の機会を作るという姿勢は見習わないといけないと思います。

2007年11月12日 (月)

日本発マーケティング

木曜日に「SPSS Directions 2007」に行って来ました。当社からもRGを中心に20人以上が出席しましたが、こちらは分析系のイベントとしてはかなり大きなもので、今年の参加者は900名を超えたそうです。

今年の基調講演は当社もお世話になっていて、「MyVoice通信」にも協力して下さった明治学院大学の清水教授が発表されました。テーマは「日本発のマーケティング」というものでした。

日本のマーケティングの歴史は、1955年に日本生産性本部が「トップマネジメント視察団」を米国に送り込んだのがスタートで、欧米から日本が技術を導入するというのが基本的な流れとなっています。学会でも欧米で提唱された理論を、日本市場でも適応できるのかを検証することが多いと言います。

清水先生はとても活動的で実践的な先生で、色々な企業と産学協同の研究を行っています。そして、消費者の情報収集の面では日本は欧米より優れているし、SONY、HONDA、Canonの様な世界的にも評価されている企業も沢山あるので、そろそろ「日本発のマーケティング手法」を発信したいという主旨でした。

この中で紹介された手法が、1つは「情報発信型消費者(インフルエンサー)の研究」で、もう1つが「目利きを用いた商品評価」というものでした。

この「目利き」はアサヒビールさんのお仕事として、森さんや鮎沢さんが清水教授の指導の下でモニター構築と分析、予測を担当しています。先生のプレゼンには幾つかの分析結果が示されましたが、この資料は森さんが作ったものだろうなと思えるものもありました。そして、この目利き調査が「日本発のマーケティング手法」に繋がるのかと思うと大変名誉にも感じました。

夜の懇親会で清水先生と話をしましたが、当社の調査サポートを高く評価して下さいました。これからも「目利き」の研究が進んで、「日本発マーケティング手法」として世界に発信してもらいたいものです。当社もできるだけのサポートができればと思います。

森さん、鮎沢さん、日本のマーケティング業界のためにも頑張って下さい!

2007年11月 9日 (金)

上期決算と下期対応

上期決算と下期計画について各グループごとに説明をしました。グループ会を欠席していた人にも別途説明の機会を設けましたので、現在の経営状況と下期の計画については社員全員が理解いただけたと思います。

上期決算は体制不備による売上不足と、新規事業投資や人件費増等によって今までにない厳しい状況になりました。しかし、体制整備もかなり進み、この2~3ヶ月でやっと回復基調に転じて来たように感じています。各自、各チーム、各グループがそれぞれのミッションに向かって前向きに取り組めば、下期の計画は必ず達成でき、収益も急回復すると思っています。

経営会議で遠藤監査役から「これまで対前年比に拘りすぎた。今は現場感覚で作った経営計画を100%達成することに注力すべき時期だと思う。」との指摘がありました。確かにその通りだと思います。この下期は計画を下方修正しましたが、これを確実にやりきれば収益は良くなります。今回説明した計画を達成して「体制整備と収益回復」を推進させましょう。

収益が良くなれば賞与やベースアップ等を通じて待遇を良くすることが出来ます。また、より良い仕事をするための投資や新規事業も進めることができます。会社の発展には「収益」の確保が不可欠です。そのためにも皆でこの船を皆で良くして行きましょう。

皆さんのご協力をお願いします。

2007年11月 8日 (木)

モニター増強

当社のビジネスモデルにとってモニター組織の存在は重要な位置づけになります。モニターの方達がいて、その方達の信頼と協力があって始めて成り立っている会社ですので、「モニターを大切にする!」ということは常に考えて行動するようにお願いします。

現在の当社のモニターは約26万人で、アクティブに絞ると20万人強です。セグメント条件が厳しい案件や、大規模回収の案件に応えられないことから、できるだけ増強したいと考えています。

ただし、どんな人でも良いから増えれば良いということではありません。やはり当社の「生活者と企業のコミュニケーションメディア」というコンセプトを理解して、自分の生活者としての意見を、企業活動や社会に活かしたい方々に参加していただきたいと思います。

また、100万人いても回収率が5%以下という会社もあります。これだと回収情報のクオリティに問題があると思います。あそこのモニターの情報はおかしいよね、という評判になったらおしまいです。やはりモニターのクオリティは重要です。

この考え方に沿って4ヶ月ほど前からポイントサイトからの登録を止めました。ポイントサイトからの登録者は登録をするだけでポイントが貯まるということから、登録してポイントが入ったら退会してまた別なアドレスで登録する。アンケートには興味もないので答えないという方が多いのとの判断です。

モニタ組織ーの価値は「モニター数×協力度」で決まります。ポイントサイトからの募集停止によってモニター数の増加が止まっていますので、この点を改善するため、高井、岡島さん、明石さん、広岡さんの4人で毎月モニター会議を開いています。アフリエイトの契約先を増やす等の地道な活動が中心ですが、できるだけ増強するように努力します。

10代が少ないというので中学生の長男を無理やり登録させました。最近はポイントが貯まってきたと喜んでいます。皆さんの身の回りの人にも登録をお願いして下さい。モニター増強の草の根活動にご協力をお願いします。

2007年11月 7日 (水)

官公庁案件

今週のマネジャー会で田井さんから官公庁の入札引き合いが増えているが、価格等どう対応したら良いかという意見がありました。

これまでに経済産業省、公正取引委員会、環境省などからは直接お仕事をいただいていますし、シンクタンクや大学の先生経由では国土交通省や厚生労働省、総務省などの案件にも対応しています。これまで官公庁の調査は郵送調査や訪問調査などが多かったですが、これらの調査手法の回収環境が悪くなっていることもあって、これからはネットリサーチで国民の意見を聞くというケースが益々増えてくると思います。

ただ、官公庁の調査ニーズに応えるには、ネットリサーチによる定量分析だけではなく、文献調査や統計解析、委員会運営、郵送調査や、個別インタビュー調査などの調査手法にも対応しないと出来ないことも多いので、当面は定量調査のみの案件に対応して、複合的な調査手法が必要な場合はシ、ンクタンクのサブに入って対応するのが現実的と考えます。

また入札となると赤字覚悟の極端に安い価格で入れてくる会社もあるので、そのあたりも課題の1つです。仕事はほしいですが赤字価格ではビジネス的に意味がありません。その時の稼働率などにもよりますが、一定の利益が確保できる金額で応札するしかありません。

当社はシンクタンク出身の会社ですので、他社のネットリサーチ会社よりは官公庁調査のノウハウはあるように思います。当面は様子を見ながらになりますが、将来的には官公庁関連の調査ニーズにも積極的に取組んでみたいと思います。

2007年11月 6日 (火)

定期アンケート

定期アンケートは当社の特色の1つです。まだ私がCRCで1人で準備をしていた98年7月から毎月実施していて今回で112回になります。もう9年以上も続けておりテーマ数はもうじき1,000件を超えるとこまできています。定期アンケートには5つの効果を期待しています。

1)営業の販促ツールとして活用する。

2)メディアに発信してブランド力を高める。

3)クライアントへの提案(設計)力を強化する。

4)モニターの活性化を促進する。

5)リサーチャーの教育訓練に活用する。

定期アンケートは、ポイント費や人件費で年間3千万円ものコストをかけています。当社の事業規模からすると大変な投資ですが、自主的な情報を持っていることの意義は大きいと思いますし、これらの情報蓄積があとあと大きな価値を生むと考えています。

ただし、現在の生産体制や決算状況から見て負担が重過ぎるとの判断から、先月からテーマ数を12から10に減らし、今月から回答のポイント枠を5万人までに変更しました。当面はこの「毎月10テーマ、5万人ポイント枠」で続けます。

また、テーマの設定も「顧客開拓や販促に繋がるか?」、「メディアに掲載されてブランド力強化に繋がるか?」という基準で選んで下さい。定期アンケートは多額な投資によって作られた当社の貴重な経営資源です。販売促進や広報PR、調査設計などで、投資に見合うように有効に活用して下さい。

2007年11月 5日 (月)

秋の訪れ

少し前まで暑い暑いと思っていたらもう11月で秋の訪れを感じる季節になりましたね。先日、内門さんに忘年会の場所はどうしましょうと言われて、えっもうそんな季節なのかとちょっと驚きました。

今年は夏が長かったせいか紅葉が遅れているようですね。でも紅葉が綺麗だなと実感できる時間は短いので気をつけていないと見逃してしまいます。先週5人くらいの若手社員と皇居でお弁当を食べに行きましたが、皇居の紅葉はまだ半月ほど早いという印象でした。

紅葉はまだかいなという気持ちもあって、この週末は北区の荒川のほとりにある「浮間公園」にぶらりと出かけてきました。例によって家族には遊んでもらえず1人で出かけたのですが、ここはすっかりいい感じの紅葉になっていました。

その後で荒川の土手に寝転がって1時間くらい秋晴れの青い空を見ていました。とても綺麗でした。いつもの通勤電車も遠くから見ると1つの景色に見えるから不思議です。皆も少し立ち止まって紅葉や秋晴れを楽しんでは如何ですか。せっかくの秋ですからね・・・

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2007年11月 2日 (金)

信頼と信用

「ビジネスは信頼と信用が1番」などと言うとすごく古臭い感じがするかもしれませんが、これはずっと変わらない普遍的な真理だと思います。このところ食品会社の偽装が沢山明らかになっています。ミートホープや比内鳥だけでなく、赤福、吉兆といった歴史と伝統のある老舗までも偽装をしていたことは残念なことです。

当社は行動指標に「メンバーと顧客に誠実に対応して、信頼される会社を目指す。」という項目を掲げています。これはこの会社が存在する限り、そしてメンバーやクライアントによって支えられて商売をさせていただいている限り、守っていかなければなりません。

不正をして利益を生んだとしても何の意味もありません。不正をしたという負い目を持って商売をし続けることの精神面のマイナスの方が甚大です。ビジネスの過程にはうまく行かないことや、苦しいことも沢山ありますが、それを現実として受け止めてコツコツと誠実にやっていくしか解決も前進もないと思います。

当社が3年目位の時に、ある中堅の広告代理店から「ここからここのデータを削除して再集計してほしい。」と依頼がありました。最初は何を言っているのか分かりませんでしたが、良く聞いてみると同社に不都合な回答データを削除するというメイキングの要請でした。もちろん当社にはできないことですので断ったところ、「同業の○○○○○社は協力してくれるのに、何故マイボイスはできないの?」と言われてこの部署からは出入り禁止になりました。こういう理由であれば出入り禁止でも構いません。むしろこちらからお断りです。

小さい会社にとって取引先が減るのは恐いことです。でもメイキングなどの不正は絶対にしてはいけません。職業としての倫理観や社会的存在の意義に関わる問題です。そういうことは勇気を持って断わって下さい。うちは行動指標の通り、お客様の信頼を築くために誠実に一生懸命やる。結局それしかないと思います。