2008年9月 4日 (木)

第2弾

一橋大学 経済研究所の「企業の賃金・雇用調整等に関する調査」を約1千万円で受注することができました。7月から始めた官公庁営業の取り組みでは、「内閣府案件」に続く第2弾になります。

この案件の調査手法は「郵送調査」で、大学教授の研究業務をサポートするものです。当社はインターネット調査が主業務ですが、まだインターネット調査だけでは対応できないテーマも多いですし、官公庁調査でもインターネット調査を使うケースが増えて来ています。

当社が「インターネット調査で企業のマーケティングに貢献すること」が中心であることに変わりませんが、従来型の調査手法や、官公庁の調査にも積極的に取組むことにしました。このあたりに当社の1つの方向性があるようにも感じています。

郵送調査や官公庁調査となると、最初は試行錯誤の部分もあると思いますが、基本的な業務の流れは変わりません。また、私や服部さん、永森さん、恒吉さんは郵送調査や、ヒアリング調査、文献調査等も経験しているので、会社としては十分対応できると思います。

また、調査手法や調査テーマが広がることで、皆さんの技術力やノウハウも広がり、仕事の遣り甲斐向上にも結びつくことも期待しています。

ちなみにこの研究案件は、昨年度は「インテージさん」が受注したそうです。官公庁調査の分野に入っていくと、従来型の調査会社や、シンクタンクとの競争になります。

でもうちの強みを生かせれば勝てる分野もありそうな感じですので、「ネット・シンクタンク」的なサービス業態をイメージしながらトライしてみます。

2008年9月 3日 (水)

全社会

TOWさんは社員が150人位の会社ですが毎月全社会を開いているそうです。私がプレゼンした日も14件の報告事項があり、だいたいいつも2時間近く全員で会議をやるそうです。それだけ対面による情報共有に力を入れているのですね。

専務さんに聞いたらこの全社会はずっと続けていて、「若い社員が多いから、対面でちゃんと伝えないと危ないからなあ。」とのことでした。

会社がうまく機能するためにも、皆で気持ちよく働くためにも情報共有は大切です。そのために私も毎日このブログを書いたり、月曜日の朝会で話をしたり、経営会議の議事録を回覧しています。また各グループで毎週会議を開いているのも情報共有が目的です。

情報共有には結構パワーが必要です。私もこのブログを書くために帰宅後の深夜の時間や週末の時間をかなり使っていますし、大した話はできていませんが毎週朝会で話すのも意外と大変なんです。

でも、会社で何が起きているか、各部署で何をやっているか、私が何を考えているかを皆に伝えることは重要なことだし、社長としてやるべき仕事と思っているので、これからも続けて行きたいと思います。

しかし、時々情報の流れが一方通行で、皆と直接議論する場が少ないかなと感じます。うちもTOWさんの様な全社会をやった方が良いですかね?当社の情報共有はまだ不十分でしょうか。

皆さんどう思いますか?

2008年9月 2日 (火)

協業プレゼン

先週、「ケツカッチン」で紹介したSP会社の全社会で協業のプレゼンを行いました。先方は「テー・オー・ダブリュー(TOW)」さんという会社です。

全社会には約100人の方が出席していて、大阪と名古屋の方はテレビ会議で参加しているので、合計で120人近くが参加しているそうです。

持ち時間は15分でしたのでどの程度伝わったか分かりません。ただ皆さん真剣に聞いてくれましたし、専務さんから「マイボイスさんとは会社としての協業を進めますので、調査案件があればまずはマイボイスさんに相談して下さい。」とコメントもいただきましたので、良い流れになればと期待しています。

こちらの営業窓口は上辻さんが担当します。TOWさんも窓口の担当者がいますので、直接問合せが入ることはないと思いますが、何かあれば上辻さんまでお願いします。

同社との協業の中で、リサーチとSPを組み合わせた面白いサービスが作れればと思っています。興味がある方は私までお問い合わせ下さい。

2008年9月 1日 (月)

お気に入り

080615_1450002 ここがどこか分かりますか?どこか郊外の公園に見えませんか。

実はここは駅前の8階のビルの屋上なんです。昨年に浦和の駅前にPARCOが出来て、その最上階に中央図書館が入りました。ここの屋上の中庭が結構広い公園のようになっています。

休日の昼間に暇ができるとこの図書館に行って本を借りてから、この屋上の芝生に寝転んでしばらくボーっとして空を見たりしています。

私は「円転自在、流れる雲の如し」という言葉が好きです。そんな生き方ができたらいいだろうなとふと思うこともあります。でも現実の世界はそうもいきません。頭の痛い課題も多く、ずっと同じ事を考え続けていることも多いです。皆さんも同じではないですか。

でもそんな時に、この屋上で入道雲が形を変えながら大きくなるのを見ていると、「ま、この件はこれでいいか。これ以上考えても同じだし、時間がもったいないからもうやめよう!」という気持ちになったりします。

空が良く見えるこの場所は、最近の私のプチお気に入りの場所になりました。

2008年8月29日 (金)

営業コンサル

先日ある営業コンサル会社の役員が来社されました。昨年度に営業グループがコンサルを頼んだ会社です。

こちらの会社には2百万円のコンサル費を支払いました。それからこのプロジェクトのために営業マネジャーが何度も会議をしていましたので、人件費や営業時間の機会損失まで含めるとかなりの費用負担をしたことになります。

でも、このコンサル会社から提案を受けて9ヶ月経ちますが、営業の現場では何1つとして提案が取り入れられていません。

それで、来社した方に何も使われていなくて不満であることを伝えると、「でもレポートを検収したのは御社ですよね。ご担当者は満足してくれたと聞いています。しかし、この契約のステージで止めてしまうと役に立たないことも多いんです。ですから、営業成果を出すために、是非、次のコンサル契約を結んでほしいんです!」といいます。

詳細な経緯は分かりませんが、「最初の契約では役に立たないサービスを提供している」こと自体が無責任に感じました。そして、営業の押しは強いですがロジックが変で、そんな会社にコンサルを頼んでも無駄になるだけだろうなあと思いました。

コンサルを頼めば営業が良くなるというのは幻想だと思います。それよりもまずは自分達でお客様を訪問して、お客様とのコミュニケーションの中で得られた情報から考えるところに、本質的な解決策や次の発展に繋がるヒントがあるはずです。

先日の経営会議で遠藤監査役が「営業は今も昔も御用聞きが基本です。」と仰っていました。お客様が困っていること、求めていることをお伺いして、そのことに対して当社で何が出来るかを真剣に考えて、提案させていただくのが「御用聞き」ということでしょう。今風にいうとこれが「コンサルティング営業」ですよね。

しっかりと「御用聞き」をやって、お客様のお役に立つサービスを提供するために誠意を尽くして頑張りましょう。

2008年8月28日 (木)

9月対応

今期の業績が思わしくないことは折に触れて説明している通りです。特に5~7月はこれまでにない大幅な受注不足が続いたため赤字になってしまいました。

そのため、6月に関係者が集まって営業の課題について何度か議論をしました。ここでまとめた対応策はマネジャー会で説明し、イントラにも資料を掲示しましたので、皆さんも認識していると思います。

そして、この対応策をもとに、7月から営業の顧客訪問の強化や、システム対応(自動集計ツール開発、ビジネスページ改良)、各種営業ツール(会社案内、事例集、サンプルレポート、料金比較表等)の整備等に取組んでいます。

自動集計ツールやビジネスページ、会社案内などはまだ作業中ですが、営業訪問数の拡大と見積の組織対応等の効果が出てきて、8月中旬から受注額も増えてきました。

9月はJCFAさん、電通さん、日本生命さんなどの大型案件もあって、すでに月次計画を上回る売上見込みがあります。それでも上期の不足分は取り返せそうもありませんが、下期に向けて受注が上向いて来たことは喜ばしいことです。

リサーチ市場は下期に需要が拡大します。年間の業務量を100とすると、上期が45で下期が55位というところです。やっと受注が増えて来ましたので、9月に不振の流れを変えて、下期中には上期の不足分も含めて取り戻したいと思います。

SG、MGの皆さんは引き続き外に出て、客先訪問数を増やして、組織的な見積対応と、見積提案時の対面交渉を進めて下さい。

また、RGの皆さんは9月に生産がタイトになると思いますが、上期の不振を取り戻し、下期に向けた上昇気流を作るため、できるだけの生産協力をお願いします。

皆さん、9月の積極対応をお願いします!

2008年8月27日 (水)

価格競争

先週に外資系のセキュリティ会社にいる後輩のことを紹介しました。彼から「高井さん、すみません。先日の案件を失注してしまいました。XXX総研にやられました。」という連絡がありました。

彼はその中央官庁のセキュリティのコンサルもやっていて、前年も受注していたのでかなりの確度で勝てると思っていたようです。ただ金額が大きいため入札になって、数社のコンペの結果、たった「数千円の差」で負けてしまったのだそうです。

おそらく数百万円の上の方だったと思うので、0.1%位の誤差みたいな金額の差で負けたようです。打ち合わを何度も行い、かなりの時間を使って提案の準備をしたのに数千円の差で負けたのですから悔しいですよね。

「数千単位を切り捨てていれば勝てたのですが・・・」と言っていました。私も「うちがあと1万円安い金額を出していたら勝てたんだよね。こちらこそかえって悪かったな。」と伝えました。コンペは勝てば「100」負ければ「0」のシビアな世界です。

お陰様でいつでも彼とビールが飲めるようになりましたけど、やっぱり勝利のお酒の方がよかったなあ・・・

2008年8月26日 (火)

見積組織対応

当社は料金がちょっと高いという印象があるかもしれませんね。でも当社の料金表は年に1度位で見直していて、その時には競合他社の料金と比較し、当社の粗利も計算しながら他社に負けない価格に設定しています。

そのため、昨年の改定では「回収~集計」の料金を11%下げました。その代りレポート案件は8%ほど上げて、両方とも粗利で55%ほどが確保できるように調整しています。実際には各社が公表している料金と比べて遜色ない料金テーブルになっています。

これらを営業的に説明するために、マクロミル、インテージ、ヤフーバリューインサイトの3社とホームページで公表されている料金をベースに、「回収~クロス集計」のスペックで比較を行いました。

これによると、「300~1,000件の回収」×「10~40問」で当社の料金を100とすると、マクロミル108、インテージ111、ヤフーバリューインサイト118となり、当社の定価は他社より1割ほど安くなっています。

実際の営業の現場では各社とも戦略的な値引額を出してくるので、料金表通りではなかなか勝てません。やはりお客様に見積書を持参して、他社見積との比較の中で「この案件はどこまで頑張るか」を組織的に判断することが不可欠です。

これまでは営業の各担当者が個別に見積をして出することが多かったようです。これでは組織的な営業対応ができません。そのため、今後はすべての個別見積について「職務権限」に従って、「営業ラインで見積判断」することを徹底します。

営業会議でも伝えましたが、SG案件は田井さん、MG案件は私に必ず見積承認を取るようにお願いします。この様な見積の組織対応で受注率の向上を目指します。

料金比較表はイントラにもアップしましたので、営業以外の方も目を通しておいて下さい。

2008年8月25日 (月)

大将

東池袋の「大勝軒」って知ってますか。昔から有名なラーメン屋さんです。

以前はかなり古い店舗でいつもお客様の長蛇の列が出来ていました。このお店が東池袋の再開発でなくなったと思ったら、200メートルほど離れたところに新しいお店ができていました。

080805_1135001丁度、内門さんと東池袋に営業に行ったので、ここでお昼を食べることにしました。そして、外にある券売機で何を食べようかと迷っていたら、あの有名な「大将」が「いらっしゃいませ」と言って表に出てこられました。

少し前にこのお店の特集をテレビで見ました。この大将はずっと50年もお店に泊まり込んでラーメン一筋に生きてきた方で、長いこと麺を仕込んでいただめ手の形が変形し、毎日お店で立ち続けていたため足も悪くなったため最近引退したと聞いています。

「いらっしゃいませ」と言ってくれた時の笑顔は、何かをやり遂げた人の自信と優しさを感じさせるものでした。どんな世界でもいいので、いつかはこんな笑顔のできる人になりたいなと率直に思いました。

080805_1158001「写真撮ってもいいですか?」と聞くのは気恥ずかしかったので、こんなに遠方からの写真になってしまいました。店先の一番端っこにあの大将が座っているのですが見えるかな。

2008年8月22日 (金)

ケツカッチン

現在あるSP会社と協業の話を進めています。同社は今の社長が35年前に学生ベンチャーで作った会社で、社員は250人ほどで上場もしています。

SPや広告とリサーチはマーケティングの両輪なので、何か一緒に特徴あるサービスを作れないかということで、この3ヵ月ほど同社の専務さんと定期的に意見交換をしています。

この専務さんが先日「高井さん、この件はケツカッチンでやりましょう!」と言ったのが印象に残りました。「ケツカッチン」ってあんまり品のある表現ではありませんが、お尻の時間を決めて全員が必ず間に合わせるということなんですね。

SPや広告は何月何日に始めるという契約が決まると1日もずらすことはできません。そのため同社の社員はお客様との約束の時間を守るために、土日出勤や徹夜をしてでも頑張っているようです。そういう時にこの会社では「これはケツカッチンでやるぞ!」と言うのでしょう。

それぞれの業界で色々な事情はありますが、当社も決めたことはお尻を決めて必ず実行するという厳しさは見習いたいと思います。でも、「時間厳守だぞ!」よりも、「ケツカッチンだぞ!」の方が気持ちが入っていて分かりやすいと思いませんか。

来週行われる同社の全社会で当社のプレゼンをすることになりました。150人も参加する会議だというので、良いビジネス展開になるよう頑張って来ます!

2008年8月21日 (木)

パラシュート

アンドディさん関連をもう少し紹介します。

ベンチャー企業の創業者にリクルート出身者が多いことは有名ですよね。マクロミルさんの創業者も今の経営者もほとんどが元リクルート社員です。私もリクルートさんの営業や経営には興味があって「リクルートのDNA」、「みんなリクルートから教わった」、「リクルート式営業」など、リクルート関連の本は10冊以上読んでいますが、やっぱりこの会社は面白いですね。

リクルート出身者の起業が多いのは、同社が35歳前の退職を勧めていていることもありますが、彼らの多くが自立心があって、自分の営業力に自信があることが1番の要因だと思います。

以前、信時社長から「20代の頃は広告営業でよくパラシュート作戦をやった」という話を聞きました。「パラシュート作戦?」とは新しいビルができると、上司が「このビルはお前にやるからパラシュートやって来い!」と指示をして、若い営業がそのビルの1番上のフロアからすべての会社に飛び込み営業をやることだそうです。

ライバルはリクルートの他の営業所の営業マンで、同じ会社の営業同士が同じビルの顧客開拓競争にしのぎを削ります。そういった20代のがむしゃらな営業経験が、「自分はゼロからでも仕事を作る力がある」という自信につながり、起業の背中を押すのでしょう。

信時さん達が独立のことを話し合った時にも、「仕事がなかったら、全員で朝からテレアポと飛び込み営業すれば何とかなるだろう」というところで意見が一致したそうです。そのあたりがリクルート社員の共通認識なんでしょうね。

若い時に何をやったか、どの位がむしゃらに頑張れたかは、その後の職業人生にとって大きな影響があります。特に20代の皆さんは目の前の仕事に貪欲に取組んで、「ここだけは誰にも負けない」というものを掴んでほしいと思います。

2008年8月20日 (水)

アンドディさん

080807_2030001 アンドディの信時社長、皆川取締役、黒澤さんの3人と暑気払いに行きました。こちらからは私と内門さん、外山さんが参加しました。

信時さん皆川さんとのお付き合いはもう7年になります。お2人とももともとリクルートの社員で、リクルートとリクルートリサーチで、長年マーケティングリサーチの仕事をしていました。キャリアはもう20年近くあると思います。

お2人とはマイボイスができて2年目頃にリクルートリサーチに営業に行って、何本かお仕事をもらってからのお付き合いです。

そんな彼らが独立したきっかけは、リクルートがリサーチ事業から撤退をするということでした。お2人ともそのまま同社に残って別な仕事をやるのか、それとも長年携わった「リサーチ」を続けるかの選択になり、リサーチ事業推進室で一緒に働いていた7人で資本金を出し合って作ったのが「アンドディさん」です。

私が独立した時と状況が似ていましたし、私は何年か前に独立していたので多少のアドバイスもさせていただきました。そんなご縁でお2人とはずっと良い関係を続けています。

アンドディの皆さんはリサーチの経験が豊富で、技術力も能力も高い方達ばかりです。信頼性も高く得意とする調査手法も当社とは異なりますので、色々と協業できればと思っています。

これからネットリサーチ会社と従来型調査会社との垣根が下がり、当社だけでできない案件も増えて来るでしょう。そんな時にはアンドディさんに相談してみて下さい。きっと当社にはないノウハウを提供いただけると思います。

2008年8月19日 (火)

日経新聞掲載

7/25に「調査記事」というタイトルで日経新聞さんの新しいお仕事を紹介しました。

こちらで当社が協力した調査結果が、8/11(月)朝刊の「クイックサーベイ」に掲載されました。テーマは大学生の就職活動に対する意識調査で、「就職活動の開始遅すぎた29%、大学実質2年制の懸念」という見出しになっています。

「クイックサーベイ」のコーナーはずっとマクロミルさんが担当していましたが、何とかひっくり返すことができました。記事の最後に当社の社名も記載されています。日経本紙の全国版は多くのビジネスパーソンが見ていて、PRやブランディングに大きな効果がありますのでとても価値があります。

また、こちらの部署からもう1本お仕事をいただくことができました。金額的に勉強しているので直接利益はでませんが、間接的には大きな効用が期待できるので今後も続けていきたいと思います。本件を担当してくれた小池さん、本さんご苦労様でした。

6月に参加した日本消費者行動研究学会のパーティからこの様な流れができました。やっぱり色々と動き回っていると良いことにめぐり合うものですね。

掲載紙は雑誌の横にあるので皆さんも読んでみて下さい。

2008年8月18日 (月)

何もしない

080815_1701001 080815_1701002今年の夏休みは意識して何もしませんでした。5日間ずーっと宇都宮の実家でオリンピックを見たりしてボーっとしていました。

会社の社長という仕事はなかなか因果な商売で、休みの日でもどうしても仕事のこと、会社のことが頭から離れません。読む本も経営や組織運営のものばかりになり、小説も企業小説ばかり選んでしまいます。何か良いアイディアがないか、マイボイスに取り入れられる事はないか、無意識にそんなことばかり考えてしまいます。

特に今期はスタートの数字が思わしくないので、これをどうやって改善したら良いか、何から手を付けるのが効果的かをずっと考えていました。このあたりは自分なりに整理が付いてきたのですが、ずっと考えていると疲れてきて良い発想が出なくなります。やっぱり時々は頭を休ませる時間が必要なようです。

久しぶりに子供の頃によく遊んでいた近くの鬼怒川の河原に行ってみました。故郷の川はゆっくり流れ、葦の緑と入道雲の白のコントラストが綺麗でした。そのお陰で少し頭の中がリセットできたような感じがします。たまには「何もしない夏休み」も良いものですね。

皆さんの夏休みは如何でしたか?

2008年8月13日 (水)

夏休み

今日から3日間夏休みを取らせてもらいます。

今年は田舎の宇都宮でお墓参りと親戚回りをするだけの予定です。でも40代も後半に入ると何となく生まれ故郷が落着くようです。ちょっと実家でゆっくりして、下期に向けて「24時間戦える」ようにリフレッシュしてきます!

しばらくネットのない環境に身を置きますので、2日ほどブログは休ませて下さい。18日(月)からまた再会します。

いつもつたない文章を読んでくれてありがとうございます。

2008年8月12日 (火)

モニター

モニター数が足りないために受注できない案件がかなりあります。その機会損失を少しでも減らすため、できるだけ急いでモニター強化を進めます。

1つはアフリエイトの掲示数を大幅に増やすことにしました。これまではクオリティを優先してサイトの内容を1つ1つ吟味して、登録サイトを4,500件に絞っていましたが、これを10,000件まで増します。

また、今は6社のアフリエイト会社と契約していますが、大手のアフリエイト会社とも追加契約することにしました。ただし、ポイントサイトからの誘致は回答率の低下を招きますので対象に加えない方針は続けます。

それから、ネットバンクの「ジャパンネットバンク」と、ポイント交換の「PeX」のサービスと契約して、これらのサービスを取り入れるとともに、それぞれの会員に対してモニター登録を勧めてもらうことにしました。こちらもそれなりの人数が確保できる見通しです。こちらはシステムの準備が出来次第スタートします。

これらの対応でどこまで増やせるかは分かりませんが、できるだけ早く「公表値(総登録者数)30万人」にするのを当面の目標に活動を進めます。

こちらはGGが担当です。何か良いアイディアがあれば岡島さんまでお願いします。

2008年8月11日 (月)

花火

オリンピックも開幕して夏の高校野球も始まって、いよいよ夏の雰囲気が盛り上がってきました。でも日本の夏はやっぱり花火です。

080809_1951001 080809_2010001土曜日に近所で花火大会があったので家族で出かけました。この週末はちょっと涼しかったため、大汗をかくこともなくゆっくりと花火の光と振動音を楽しむことができました。

そして、帰りに屋台を見ていたら娘がチョコバナナが欲しいといいます。バナナにチョコをかけただけで1本300円です。これなら自分でも作れると思って「よお~し、お父さんが作ってやる。」と言って板チョコとバナナを沢山買って帰りました。

080809_1953001 結果はどろどろのチョコバナナの山と、チョコまみれのお鍋と皿、チョコが飛びはねたレンジが残りまた嫁さんから睨まれてしまいました。やっぱり「餅は餅屋」、「チョコバナナはチョコバナナ屋」ですね。思ったようにはうまく作れませんでした。

かえって大変なことになりましたが、子供の夏の想い出代も加えるとやっぱりお得だったやって良かったなと思います。何事も前向きに考えないと生きていけませんからね。

つまらない話ですみません。皆さんもそれぞれの夏休みを楽しんでリフレッシュしてください。

2008年8月 8日 (金)

1本取れました

官公庁の調査や内閣府とのやり取りについて紹介しましたが、やっと「内閣府の調査」を1本受注することができました。

テーマは「医療制度に係る政府広報に関する調査」です。内容的は広告評価(効果測定)で、広告展開の事前と事後で簡単な調査を行うものです。

こちらは6社の入札コンペでしたが、とにかく1度実績を作ろうということでかなり勉強した金額で応札しました。この案件自体は採算トントンの見通しですが、当社として「官公庁調査を攻める一歩」としては意義のあることだと思います。

何事も最初の一歩からです。これを1つの実績と経験にしてフィールドを広げたいと思います。内閣府の調査案件、これからもウォッチいたします。

内門さん営業対応、ご苦労様でした!

2008年8月 7日 (木)

外資契約

先日、CRC総研の時の後輩から引き合いがありました。大学が同じと言うことで私がOB面接をやった後輩ですが、もう3年以上会っていませんでした。でもこういう時に思い出してもらえるのはありがたいことです。

CRC総研のシンクタンク部署がなくなったため、みんな色々な会社で頑張っています。職場がなくなったためネットワークが広がるというのも皮肉なことですね。

彼は外資系のIT企業でセキュリティ関係のコンサルをやっていて、官公庁案件のでデータ分析の部分を手伝って欲しいということでした。話を聞いたら十分にできそうな業務なので、秋山さんに営業対応をお願いしました。

一通り仕事の話が終わったので、「最近どうなの?」と近況を聞いたら最近結婚して、3ヶ月前にお子さんが生まれたと言います。「そうか知らなかったのでお祝いもできず悪かったな。では来週にでもお祝いで飲みに行くか」と誘ったら、「悪いんですけど高井さんとは食事できないんですよ」と言います。

最初は「え、何言ってるの?」と思いましたが、よく聞いてみたら会社との雇用契約に「取引先とは一切会食をしない」という条項があって、これを破ると懲戒解雇もあるのだといいます。お引き合いをもらった時点で、プライベートな先輩が取引先になったわけです。

外資系の雇用契約って色々とややこしいですね。彼とはこの仕事がきっちり終わって、利害関係者でなくなってたら直ぐに飲みに行くことしました。

2008年8月 6日 (水)

100周年

埼玉サッカー100周年のイベントとして、先週ドイツのバイエルン・ミュンヘンを迎えて浦和レッズとの親善試合が行われました。

P1000964_3前にも紹介しましたが、埼玉でサッカーを最初に始めたのは前監査役の細木さんのお祖父さんです。

その関係で細木さんがこの記念試合に招待されて、サイスタの全スタンドに創始者の「お孫さん」として紹介され、カメラの前で手を振ることになったのだそうです。

たまたまこの試合を私の家族が見に行っていたので、写真を撮って来てもらいました。

オーロラビジョンに映った貴賓室の細木夫妻、なかなか高貴な感じがしますよね。

2008年8月 5日 (火)

内閣府

内門さんと始めて内閣府に営業に行きました。

入口の警備は流石に厳重で、受付の手続きをしている間にもよくテレビで見る大学の先生や評論家の方を何人かお見受けしました。おそらく何かの委員会か審議会が開かれていたのでしょう。やはりここは国の中枢の場所なんだなあと実感しました。

先方は若い女性の担当者でした。先週「ワークタイムバランス調査」のお引合をいただいたのですが、残念ながら数万円の違いで失注しました。そのため、情報交換とご挨拶を兼ねてお伺いしました。

色々とご説明して当社の優位性についてはよくご理解いただけましたし、今後お役立つと思える企画も提案しましたので、これからもお引き合いは頂けそうです。そして、ご担当者は「本当は御社のように調査のことが分かっていて、色々相談できるところに頼みたいのですが、最後は金額になってしまうのが辛いんですよね。」と仰っていました。

税金ですから無駄な出費は困りますが、リサーチは無形のサービスなので金額だけの勝負だと、技術力のない会社が受注して困ることがよくあるようです。安くても使えないデータや分析結果だったら全くの無駄になりますからね。官公庁の調査案件はこのあたりが難しいところです。

ただ、現実問題として「価格」が大きな選択要因であるからには、当社もコスト競争力を高めていくしかありません。どんな商売も「より良いものをより安く」が基本です。しっかりしたサービスを提供するのは当然ですが、他社との価格競争にも勝てる生産性も確保していかなければなりません。

大変ですが頑張りましょう!

2008年8月 4日 (月)

官公庁2

官公庁の調査は昨日紹介したような「ちょっと国民の意見を聞きたい」というものだけではありません。あるテーマについてしっかりと調査を行うものも沢山あります。

この様な調査は企画競争や入札という手続きになって公開され、シンクタンクや従来型調査会社とのコンペになります。

ただ、この10年ほどでシンクタンクの数は減り、調査研究に従事している研究員も減っていて競争は以前よりも緩やかになってます。また、従来の調査手法(郵送調査や訪問調査)の環境が悪くなっていて、それらがネット調査になるという流れも増えているようです。

当社がこのあたりの官公庁ニーズに対応できれば面白いんじゃないでしょうか。「ネットリサーチ会社とシンクタンクの中間ポジション」です。そのためには、これまでの「アンケートのフィールド調査」から少し業務範囲を広げることが必要です。

広げるべき機能は、1)既存の統計や資料を整理する「文献調査」の技術、2)郵送調査や訪問調査等の従来型調査手法の技術、3)個別インタビューの技術、4)専門家による委員会運営の技術、あたりです。

何でも最初は難しく感じますが、私や服部さん、永森さんも官公庁調査は色々と経験していますし、うちの社員であれば十分にやれると思います。また、業務の範囲が広がれば、皆さんのリサーチの技術力やノウハウも広がって、仕事の遣り甲斐も高まることも期待しています。

これから、世論調査、経済調査、社会調査、市場調査の分野でできそうな案件があったらコンペに参加してみます。その時は「ネット調査以外は分からない」とネガティブに考えないで、新しい技術にも挑戦してみて下さい。

まずは案件を取ることが先決ですですけどね・・

2008年8月 1日 (金)

官公庁1

最近、厚生労働省や内閣府などの中央官庁からお引き合いをいただくようになりました。営業は内門さんが対応してくれています。

政策を考える時にちょっと国民の意見が聞きたいというニーズに対応したいということのようです。ただ、大きな調査は企画コンペや入札の手続きが必要で、その準備だけでかなりの労力と時間がかかるため、随意契約(ズイケイと言います)でできる百万円以下の予算が多いようです。

企業がマーケティングの戦略を考える時に「顧客のニーズを確認する」のと同じように、中央官庁の方々が政策を考える際に、「その政策は本当に国民のニーズや意思に合致しているのか?」と考えることはとても意義のあることです。予算は厳しいですが、何とかこういう仕事のお手伝いをして行きたいですね。

当社はもともとシンクタンクからできた会社ですので、何となくこのあたりのお仕事との親和性はありそうですし、お役に立てるような気がしています。

官公庁の「調査研究」は遣り甲斐のあるテーマも多いし、やってみると面白いところもあるので、前向きに取り組んでみましょう。

2008年7月31日 (木)

フック

当社のプロダクトの基本は「リサーチャーによる柔軟で対応力のあるサービス」です。それから大量にある「自主調査データ」も顧客接点の有効な武器になります。

しかし、この2つは抽象的な特徴でお客様の心に十分刺さらないので、もう1つ2つ具体的に比較できる「フック」が欲しいという報告がありました。そのため、先週の金曜日に急遽SG、MG、RGのマネジャーに集まってもらいブレストをしました。

ここで幾つかの「フック」を考えましたのでお知らせします。

1つはマクロミル、ヤフーVI、インテージINTと比べて、当社の料金表は10%ほど安くなっています。実際の営業ベースでは値引対応で金額負けすることも多々ありますが、PR的には使える(使うべき)有利な情報です。そのため、この3社と当社の料金を比較表にしてお客様に提示することにしました。

2つ目は、私達の良さは1度使っていただければ分かるということから、有望なお客様には思い切ったトライヤル金額を提示するとともに、当社のリピート率の高さをPRできる資料も用意することにしました。「ご満足いただける自信がありますので、とにかく1度使ってみて下さい。御社とは是非取引をさせていただきたいので、御社だけ特別に初回30%引きで提案させていただきます。」というようなシナリオです。

3つ目は、定期アンケートを「1,000種類の特殊パネル」として打ち出しすアイディアです。1万5千件の回収数がありますので「特殊パネル」という言い方をしてもおかしくありません。このアイディアも面白そうなのでやってみます。

当社はサービス業なので、うちしか100%できないというものはありません。それは競合他社も同じです。営業の現場は「ここはうちが得意で強いところですとか、当社はこんな情報やメニューを持っているので皆様のこんなところに役立つことができます。」というアピールで、如何にお客様の注意と関心を獲得するかの競争です。

今までのやり方でうまく行かない時には、新しい方法を試してみる。それでもうまく行かなければまた新しい方法を考えて実行する。そんなPDCAの繰り返しの中で流れは変わって来るものです。粘り強く頑張りましょう。

2008年7月30日 (水)

営業DM

設立10周年のご挨拶も兼ねて、半年以上、営業訪問できていないお客様(約1,500人)にDMをお送りしました。また、感謝の気持ちを込めて「設立10周年記念、10%お値引キャンペーン」のご案内も入れさせていただきました。DMに協力いただいた皆様ご苦労様でした。

DMで仕事が取れるほど営業は楽ではありません。でも頻繁に案件が発生しないお客様との関係性を続けて、ニーズが発生した時に当社を思い出してもらうのには多少とも効果があるでしょう。

営業訪問だけではお客様全体をフォローするのは困難です。ウェブでの情報提供、営業DM、ビジネスメール、キャンペーン案内、電話コール、営業訪問など考えられることは全てやってみましょう。

これまで自社のマーケティング担当者がいなかったので、何となく流してしまったことが沢山ありました。でも今期はMGの長谷川さんがこのあたりを担当してくれて助かっています。遅ればせながら自社マーケティングもしっかりやって行きたいと思います。

こちらが今回のご挨拶文です。ご参考まで・・・

~おかげさまで10周年を迎えました~

拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素よりお世話になりまして、誠にありがとうございます。

当社は伊藤忠系シンクタンク(現;伊藤忠テクノソリューションズ)の社内ベンチャーとして99年7月に設立しました。そして、お陰様で今月10周年を迎えることができました。これもひとえにお客様各位のご理解とご支援の賜物と、社員一同心より感謝いたしております。

当社が実験サイトを公開したのは98年の6月でした。この頃のネット人口はまだ1千万人で、インターネットで集めた情報を分析しても意味がないという指摘も数多くいただきました。 しかし、ネット人口が拡大するとともに「ネット調査」も普及し、今ではマーケティング調査の2割強を占めるとも言われています。10年前と比べると隔世の感がございます。

当社は設立当初から「生活者モニターの品質」と「リサーチャーの技術力」に力を入れて参りました。また、98年7月から120ヶ月間続けてきた「定期アンケート」も1,000タイトルまで増え、弊社のサイト等で、沢山のマーケティング関係者にご利用いただいています。 これからもクオリティの高い「ネット調査」と、「マーケティング情報発信」を通じて、皆様のお役に立てるよう尽力していく所存です。

また、最近ではグループインタビューやCLT、郵送調査等の手法にも幅広く対応しています。リサーチ分析が必要な際はお気軽にご相談下さい。 最適な技術と手法で、誠心誠意に対応させていただくことをお約束いたします。 末筆ながら、皆様の益々のご健勝、ご発展をお祈り申し上げます。

マイボイスコム株式会社 代表取締役社長 高井和久

2008年7月29日 (火)

5万円

久しぶりにマクロミルさんの料金表を見たら、Quick Mill の料金が大きく変わっていました。彼らがキャッチコピーに使っていた「5万円からできるリサーチ!」がなくなりました。

これまでは「10問、100問回収で5万円」が1番安い単価でしたが、このスペックは「9万円」になりました。そして、「5問まで、100件回収」という下のランクを作って、これを「7万円」にしています。

もともと「5万円」という単価は顧客開拓のための特別価格で、おそらく原価割れだったと思います。それがもう新規開拓のステージが終わったため、採算が取れる単価まで価格を上げてきたのでしょう。

日本のネットリサーチは世界一安い水準になっているそうです。マクロミルさんももう低価格戦略は取ってこないと思いますし、ヤフーVIさん、インテージさん、クロスマーケさんも同様と聞いています。

ネットリサーチ業界が健全に成長するためには低価格で叩き合うのではなく、採算が取れる範囲での価格競争が望まれますので良い流れと思います。

今後は益々、企画提案力や営業対応力、サービス力、技術力の勝負になります。この部分で負けないようにスキルアップして行きましょう!

2008年7月28日 (月)

ゴジラ

080415_1703001 営業で日比谷を歩いていたらゴジラの銅像を見つけました。日比谷シャンテのすぐ近くの場所です。「あっ、ゴジラだ。」と思わず足を止めてしまいました。

ゴジラも古いキャラクターですよね。私も小学校の頃に「ゴジラ対モスラ」や「ゴジラ対キングギドラ」等をワクワクしながら見た記憶があります。

ゴジラは1954年にビキニ島の核実験によっておきた第五福竜丸をきっかけに東宝が製作したキャラクターです。全長50メートルのゴジラは人間にとっての恐怖の対象であるとともに、核の落とし子、人間が生み出した恐怖の象徴として描かれているのだそうです。決して松井のために最近作られたキャラクターではありません。

もう半世紀以上も続いていている、核実験の恐怖から創造されたキャラクターだって知っていましたか?日比谷に行ったらゴジラの銅像を探してみて下さい。

最近、当社では「恐竜クラブ」(野尻会長、金森副会長)という秘密組織ができたみたいです。こちらの会員の方々はゴジラにも食いつくのでしょうか?

2008年7月25日 (金)

調査記事

当社でも日経新聞の調査に協力していますがそれは1つの部署の仕事です。1番目立つ調査記事はマクロミルさんで、次いでヤフーVIとなっています。土日の日経新聞でこの2社の名前を見つけては悶々としていました。

日経新聞の調査記事はビジネス関係者が沢山見ているのでとても良いPRになります。何とかここに食い込めないかとずっと考えておりました。

そんな折、先日の学会の懇親会で同社の調査分析の方とお会いしました。そして、その方にお願いして担当の編集長と面談させてもらい、当社に是非と協力させて欲しいとお願いをして来ました。

最初はこの2社で満足ているので・・・、という感じでしたが、何とかという熱意が通じてか提案の機会をいただくことができました。そして、かなり勉強した見積書をその日のうちに小池さんに持参してもらい、今回は当社が担当させていただくことになりました。

近いうちに日経の本紙と、日経MJ、日経消費マインドの3紙の調査記事に当社の名前が載る予定です。楽しみにしていて下さい。

ネット調査もかなり普及したため大抵はどこかの競合が入っています。でも最初から無理と思わずに熱意を持って提案すれば何とかなるものです。市場競争ってみんなそうですよね。厳しい競争の中でどうお客様の気持ちを掴むかの勝負です。

記事調査は利益の出る仕事ではありませんが、2社の岩盤に小さな穴を空けれたということがちょっと嬉しく思います。

2008年7月24日 (木)

現場

先日、朝日新聞の友人と飲みに行きました。友人といっても6年ほど前にネットリサーチの取材で来社された記者の方で、年が近いということもあって話が合って、時々飲んで話す関係が続いています。

新聞記者は普通の会社員とは異なる経験をしています。政治家と会ったり、大会社の社長に取材したり、黒塗りのハイヤーで出かけたり、夜討ち朝駆けも経験しています。彼からそんな話を聞くのも楽しみで、どちらかとなく声をかけています。

そんな彼も40代の後半になり、数年前から新聞記者ではなくデスクといわれる管理職になりました。デスクは記者が書いた記事をチェックしたり、掲載するしないの判断をする仕事のようです。それを彼はちょっとつまらなく感じているようでした。

大新聞社に入るような人は天下国家や、社会正義のために働けるということをモチベーションに頑張ってきたのでしょうね。それが管理職で間接的に関わる立場になると、ちょっと力が抜けてしまうのかもしれません。

私もリサーチャーの仕事は好きでお客様から喜んでいただく自信もありました。でも、今、自分が最初から最後まで全部自分1人ででやるというと、おそらく集中力が続かないと思います。現場は好きでも現場はできない、でもどう動けばうまく行くかは想像が付くという立場なのかもしれません。

だから気力、体力、集中力の優れた20代、30代の皆に現場を任せて、ぼーっと全体を見て、これまでの経験やネットワークを活かして判断することや、調整するような仕事が良いのだと思います。それがデスクになるということであり、組織の管理職や経営者になるということなのでしょう。

彼と2人でワインを1本空けて、何となくそんなことを話し合っていました。

2008年7月23日 (水)

プロ意識

昨日、松尾さんのプロ意識について紹介しました。1人で会社を切り盛りするには高い専門性と、徹夜をしてでも約束を守る強い意志、何としても相手を満足させるサービス精神が不可欠です。

でも独立しているからプロ意識が必要なのではありません。会社員でも自分の仕事の役割を意識して、そこでの責任を果たして、周りから認められ、信頼されるためにプロ意識を持って努力をすることは必要です。

特に当社のような専門サービスを提供するような会社では、営業もリサーチャーも主体的に学習して、専門的な知識と技術、ノウハウを身に付けなければなりません。少なくとも本を20冊か30冊読んで分かる程度の基礎知識を、入社して2年目になっても理解していないようでは困ります。

主体的に勉強しない人、新しい知識や技術をインプットすることに興味のない人は、この仕事には向きません。ある程度の知識やスキルと経験があって、始めてお客様とコミュニケーションが取れて、お客様のお役に立てるという実感が得られるようになります。

営業はお客様から課題を聞かせていただき、適切な企画を迅速に提案する仕事です。そのためには、マーケティングやリサーチの基礎知識と、調査設計や企画提案の経験とノウハウが必要です。

「迅速」というのは実施計画や見積は当日か翌日、提案書でも1週間以内に提出することです。そうでないと対応の遅い会社というレッテルが貼られ相手にされなくなります。他社もそんなスピード感で動いています。拙速でも良いからスピード重視で行きましょう。

リサーチャーは技術と専門性を磨いて、お客様に頼りにされて戦略判断に多少なりとも影響が与えられる存在を目指して下さい。それには学習しながら、色々な案件を沢山経験して、お客様とのやり取りでスキルを磨くしかありません。リサーチャーが他社に負けない満足を提供できれば、自然と良い仕事が付いて来ます。

私も社会人になって25年が経ちました。色々な人の過去と現在を眺めてみると、自分が乗った船(会社や業界)で地道に努力をし続けて、ある分野での専門性やネットワークを身に付けた人が堂々と生きているように感じています。専門職を目指すには少し愚直で不器用なくらいの方が良いのかもしれません。

全員がお客様の要望に応えられる「プロの集団」を目指して努力して行きましょう!

2008年7月22日 (火)

プロの部屋

VATEの西郷社長から、シャープマインドの松尾社長を紹介してほしいと言われたので、野尻さんも誘って3人で同社を尋ねました。

前にも紹介しましたが松尾さんは私のCRC総研時代の後輩です。西郷さんもマイボイスのOBで後輩みたいなものですので、後輩同士を引き合わせたような感じです。

2人とも有能でプロ意識があり、1人でコンサル会社を経営しているという共通項があるので、良い関係になればと思います。

080702_1857002松尾さんのオフィスは本郷の東大の近くにあります。もう独立して7年目になり、ずっとここで働いてきたそうですが、この本の山を見てください。森さんの机が10畳のオフィス一杯に広がったような光景でした。

彼は昔からマーケティングとか、リサーチとか、データ分析という自分の専門に少しでも関係する本があると「必ず買う!」という習性があります。全部は読んでいないと言っていましたが、ほとんど目を通しているみたいです。

本人は「本を読んで新しい情報を仕入れるのは、自分の商売にとっては原料調達みたいなものですからね・・」と言っていましたが、プロとして生きていくために大変な量の勉強をしているんですね。

独立してプロのコンサルとして生きていくには、こういう努力の積み重ねが必要です。専門書の山を見て改めて彼のプロ意識に触れたような思いがしました。

2008年7月18日 (金)

プレゼン2

セブンイレブン・ジャパンさんに野尻さん、河端さんと3人でプレゼンに行きました。

同社でも半年ほど前にマーケティング部が新設されて、4人のリサーチ担当者が設けられたそうです。河端さんが頑張ってコンタクトを続けたため、ある上の方達が集まる会議で当社を紹介していただけることになりました。

セブンイレブンさんはご存知の通り、POSデータ分析などでは日本でトップクラスの力を持っています。このPOSデータは実態ベースのデータですが、ここに認識レベルのマインドシェア情報を加えることで、より戦略的な対応を取るのが狙いです。

そして、同社でもよく当社の「定期アンケート」が使われているそうです。先週も商品本部長の社内説明会で、当社が実施した「価格高騰の定期アンケート結果」が取上げられたそうです。

こんな背景もあって新設のリサーチ担当者も当社に興味を持ってくれたようです。仕事の取り組みはこれからですが、今回の打ち合わせの中でお聞きした2つの関心テーマについて提案書を出させていただくことになりました。

セブンイレブンさんのお役に立てるように頑張ってみたいと思います。

2008年7月17日 (木)

プレゼン1

080709_1354001田井さん、野尻さんと3人で NTTドコモさんにプレゼンに行きました。溜池にある本社の受付からは国会議事堂を上から見ることができます。なかなか良い景色なので写真を撮らせてもらいました。

ドコモさんでは7月に大きな組織変更があって、地域ブロック別に分かれていたマーケティング機能を東京に集約して「マーケティング部」を新設したのだそうです。

オフィスはあの大きな本社ビルの半分を使っています。1つの部ですがリサーチ担当、市場分析担当、Web担当など20近い担当名が書かれていました。スペースから想像すると、マーケティング部だけで200人以上はおられるのではないでしょうか。

やっぱりドコモさんは凄い会社です。こんな日本を代表する会社のマーケティングのお手伝いできると良いですよね。

頑張って営業提案を続けましょう!

2008年7月16日 (水)

Yahoo!リサーチ

先日メールでも案内しましたが、7月1日からヤフーバリューインサイトさんがヤフーさんと『 Yahoo!リサーチ 』のブランドを運営することになりました。

これに伴って、長年インフォプラントさんの時から長年使われてきた「DTR」や、「DTR-NEXT」のブランドはなくなります。

そして、これまでインテージさんと、インテージ・インタラクティブさんが中心になって『 Yahoo!リサーチ 』ブランドを販売してきましたが、おそらくこの関係もなくなるのでしょう。

ネットリサーチの世界も10年近くになり、市場環境もずいぶん変わりました。

(プレスリリース) http://www.yahoo-vi.co.jp/news/pr/00222.html

この記事を読んでインフォプラントの大谷前社長と、インタースコープの平石前社長の顔が思い浮かびました。両社とも身近な存在でしたのでちょっと複雑な思いです。

2008年7月15日 (火)

競合調査

「リクルートのXXです。」という電話のお引き合いがありました。外山さんが対応してくれたのですが、アフリエイトの広告予算がいくらですかとか、見積の作り方がどうかとか、お客様が通常は聞いて来ない内容を細かく聞くので不審に思ったのだそうです。

それで気を利かせて着信履歴の番号で検索したら、相手はリクルートではなくネットリサーチをやっている競合会社の代表番号だったそうです。架空のユーザーを想定した競合調査だったのですね。

ビジネスは競争です。競合他社のことを出来るだけ調べて強みと弱みを分析し、自社の戦略を考えることは必要なことです。でも別な会社の名前を使って、お客様のふりをしてヒアリングするというのはフェアではありません。

ビジネスは競争ですが守らなければならない商道徳があります。こういう不正は必ずばれて、「あそこは信用できない・・」という評判になって帰ってきます。

商道徳に反する行為は絶対にやってはいけません。少なくとも当社はフェアな土俵で一生懸命に競争をする会社でありたいと思います。

2008年7月14日 (月)

サイスタ

080608_1127001 080608_1327001 うちの3人の子供は4年生の娘を含めて全員がサッカーをやっています。やはり浦和はサッカーの街ですね。少年サッカークラブだけで64チームもあるのそうです。

この地元のサッカー少年の特典に埼玉スタジアムで行われる「ボーイズマッチ」に出られるというものがあります。これは浦和レッズの試合の前に、その前哨戦として地元の小学生が試合をするものです。

あのワールドカップが開かれた大きな芝生のコートでできるのですから良いですよね。息子は6年ですがもう2年続けて埼玉スタジアムで試合をしています。この点だけは高校サッカーの埼玉県代表だった小池さんにも負けないのではないでしょうか。

080608_1619001「着替え室に行ったらサントスがいたので握手してきたよ」、「それから反町監督もいたよ」と、近所のオジサンに会ったように話していました。地域性を重視したJリーグの戦略はすっかり地元に溶け込んでいるみたいです。

この日レッズは負けましたが、十分に楽しむことができました。

2008年7月11日 (金)

100人

6月にマイキャリで中途採用の求人を行ったら、約100人の応募がありました。

昨年度も何度かマイキャリに掲載しましたがいつも50~60人の応募者でした。100人もの応募があったのは今回が初めてです。先行きの不況感もあって風向きが少し変わって来たのかもしれません。

ただ、100人の応募者がいてもお会いしたい方は1割くらいしかいません。ご経歴から何をやりたいのかが全く見えない方や、すでに3社も4社も転職している方、30歳を超えて全くの未経験職種に応募してくる方、実際にはそんな方が大多数を占めています。

会社は「人」で決まります。特に当社の業務は人が価値を生み出す仕事ですので採用に妥協はできません。能力と適性も高く、人間的にも信頼できそうで、仕事に対する熱意のある方とめぐり合えるまで、労力を惜しまずに面接を続けたいと思います。

来春には3人の新卒の方が入社して、産休中の永森さんも戻ってくる予定です。そのことも踏まえながら、これからどういう採用活動をすべきか考えてみます。ただどんな時にも会社は社員で価値が決まるということだけは常に考えています。

良い人が、協力(信頼)し合って、前向きに働いていて、収益も高く待遇も良いのが理想の会社ではないでしょうか。少なくとも私はそう信じてこの会社を良くするために頑張るつもりです。

2008年7月10日 (木)

調査票

小学4年の娘から急にこのアンケートに答えて下さい。と言って1枚の紙を手渡されました。アンケートの内容は下記のような物でした。

アンケート  氏名(        )  

 「ぜんぶ」や「なし」とこたえてもよい。  

Q1.すきなおかしは?

Q2.すきなどうぶつは?

Q3.すきなむしは?

Q4.すきなくだものは?

Q5.さいきんはまっていることは?

高井和佳菜に6月1日までに出して下さい。 

本人のサイン(        )

080601_1653001

とにかく直ぐに答えてというので答えましたが、何に使うのか教えてくれません。

2週間経っても何もありませんので、「あのアンケート何に使ったの?」と聞いたら「何で?ただ聞きたかっただけだよ。何にも使わないよ。」という返事でした。彼女の自主調査だったようです。

将来はリサーチャーを目指すのでしょうか?この調査票、才能ありますかね?

2008年7月 9日 (水)

フードサービス学会

「フードサービスにおける経験価値アプローチ」という研究論文を福岡大学の太宰先生からお送りいただきました。

太宰先生は学習院の上田教授の研究室を昨年度卒業されて、福岡大学の講師になられた方です。数ヶ月前に上田教授から太宰先生の研究に協力してくれないかというご連絡をいただいたため、多少お値引して対応させていただきました。

こちらの調査結果をもとに論文を書かれて、日本フードサービス学会に発表されたのだそうです。ご丁寧に論文の最後の「謝辞」に田井さん、石橋さんの名前まで入れて下さいました。ありがたいことです。

太宰先生はマーケティングが専攻です。先日の日本消費者行動学会のコンファレンスで始めてお会いしましたが、とても若くて優秀そうな方でした。これからもこれをご縁に良いお付き合いを続けたいと思います。

「【謝辞】本研究は日本フードサービス学会第4回自主研究助成を得て行われた。インターネットアンケートではマイボイスコム()田井様・石橋様にご協力頂き、コスト面で特別の対応を頂いた。そして、・・・・・・・・・・ここに記して、研究へご協力頂いた皆様と、助成を頂いた学会に、深く感謝の意を表します。」

2008年7月 8日 (火)

営業研修3

最後に澤登さんの感想を紹介します。

その他の方のレポートも読ませていただきましたが、皆さんよく勉強してくれました。そして、ニュートラルな立場からの意見が私にとっても新鮮でした。

リサーチの生産に関わる方も、常に市場やお客様のことを考えながら、そのニーズにお応えして行こうという気持ちで業務に取組むことは大切なことです。それから、営業の人がどれだけ大変な思いをして、1つの仕事を作っているかも分かったのではないでしょうか。

そういう意味からも、この営業研修は続けたいと思います。

【澤登さんの感想】=======

定期レポートが営業のツールとしてこれほどまで使われているとは知りませんでした。定期レポートを生産する側としては、お客様に興味を持ってみていただけたり、案件に繋がると非常にやりがいを感じると思いました。

今回の営業研修を通して、現場でどのようなやり取りから案件の提案につなげているかを実感できました。また、そのなかで課題を見つけることができました。それは、クライアントへの適切な指摘・提案です。

私は新規開拓のための営業に同行する機会が多かったのですが、残念ながら個別の案件に繋がると思えるものはなかなかありませんでした。

定期レポートには興味を示されている方は多く感じたのですが、クライアントからの定期レポートを見ての疑問やクライアントが抱えている問題などの話題になった時、適したリサーチ技術の説明や口頭ベースでの簡単な提案などができず、クライアントの考えの中に一歩踏み込む「技術営業」が出来なかったことが原因の一つではないかと感じました。

最近「技術営業が必要」と社長がおっしゃられていますが、今回の営業研修では私もそれを感じました。ただ、案件が少ない時期に余力のあるリサーチャーの営業同行で「技術営業」をまかなうということになると、生産業務が忙しくなった際に活動ができなくなったり、などの問題もあるのでベストな形ではないと思います。継続的な営業活動として「技術営業」を行うことができることがよりよい形だと感じました。

リサーチにおいて適切な指摘・提案ができることはリサーチャーとして仕事をする上で必要なことだと思います。業務での経験や勉強で、そういったことができるような社会人として成長したいと感じました。

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