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2020年12月

2020年12月28日 (月)

1年間お疲れさまでした

今日で2020年の業務を終了します。

会社の決算は3月ですから22期の事業はあと3ヵ月ありますが、これで3Qの節目が終わります。

今期は4月早々からの非常事態宣言で始まり、その後も新型コロナの増加で非常に不安な毎日になってしまいました。

余計な神経も使う日々で大変でしたが、何とか皆さんの工夫と協力で大きく崩れることなく、改善に向かって前進することができました。

朝会等で決算状況は説明して計算書類も回覧をしていますが、3Qの決算は14Mほどの黒字で、昨年度より経常損益は21M改善しています。

あとは1~3月の最繁忙期をしっかり対応して、4Qで利益を積み上げることで、税引後利益30Mの計画達成を目指して頑張って行きましょう!

TextVoiceは鈴木さんが顧客視点で改良を進めてくれたことで、ADK様、日経リサーチ様、フジッコ様、朋和産業様、ローソン様、アサヒ飲料様等で新規の年間契約ができて、ベルシステム24様との協業も始まり、6年目にしてやっと来期でペイラインを超える見通しが付きました。

また、MyELも日経テレコンでのデータ販売が2月から始まりまり、WingArk1st様との協業でBI連携サービスの開発も進んでいます。

まずはこれらの固定収益事業で収益基盤を強化し、その上で信頼性と付加価値の高いリサーチサービスの実現と拡大に努めたいと考えています。

今期はコロナ禍ではありましたが、質量ともに前進しています。

これも社員の皆さんの努力と協力の賜物ですので感謝いたします。

まずは明日からの6連休をゆっくり過ごして、新年4日からまたベストを尽くして参りましょう。

皆さんご家族とともに良い正月をお過ごしください。

2020年12月25日 (金)

大先輩のご指導

ミャンマーの国連調査で紹介した高原社長は、伊藤忠商事の常務からCRC総研の社長になられた方で、伊藤忠の社長候補にまでなった立派な方でした。

そんな方と海外出張を2度もご一緒できたのは貴重な経験でしたが、その中で1番印象に残ったのはインパール作戦で亡くなられた日本兵の慰霊碑に行った時でした。

高原さんにとっては若き日に沢山の戦友を悲惨な戦火で失った場所でしたから、慰霊碑の前で手を合わせながら涙ぐんでいるのが印象的でした。

高原さんは「悲しき帝国陸軍」や「商戦-伊藤忠 火の玉社員の半世紀」等の書籍も書き、山崎豊子の「不毛地帯」にも石油部長として出ていましたが、こんな立派な方にも色んな辛い経験があったのだなあ、としみじみ感じられる出来事でした。

海外出張に同行したことで私のことに気にかけてくれるようになり、色々とご指導もいただく機会もいただきました。

私が起業の準備をした時は会長でしたが、4、5回ほどですが2人での食事をお誘いいただき、君は何の仕事をするのか、経営で大切なのは何だと思うか、私が陸士で学んだことは等々、経験談も踏まえながらご指導いただきました。

そして、「君がやる仕事はコンピュータを使うのだから、数学の神様である秩父神社をお参りして来なさい。経営は神様に祈るつもりで臨むものだ。」

と言われたので早速その週末に秩父神社にお参りに行って報告しに行くと、「それで良い。神様のご加護も頂きながらしっかりやりなさい。」と仰るのでした。

世界を股にかけて石油ビジネスをやっていた商社マンが、「神様のご加護を、、」と仰るのが凄く意外で興味深かったのですが、そんな気持ちで厳しい難局を幾つも乗り越えて来たのでしょうね。

高原さんはもうだいぶ前に亡くなられて、お別れの会に参列して、お墓にも2度ほど行って線香をあげながら感謝の気持ちをお伝えしました。

当社が出来る時にはこんな立派な方の応援もいただきました。

経営は思う様に行かないことも多いですが、こんな大先輩の教えに背くことなく、誠実にしっかりやって行きたいと思います。

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大正14(1925)年岡山県に生まれる。東京陸軍幼年学校(42期)及び陸軍士官学校(57期)卒業。歩兵58連隊(新潟・高田)に所属、ビルマに赴き連隊旗手。中隊長(中尉)。昭和21年復員後、東京大学法学部卒業。伊藤忠商事に入社。常務取締役、中近東総支配人を経て、センチュリリサーチセンタ株式会社(現CRCソリューションズ)社長となる。現在、同社名誉顧問。情報サービス産業協会会長を長く務めたのち、日本・ミャンマー商工会議所ビジネス協議会会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商戦 伊藤忠 火の玉社員の半生記』より

2020年12月24日 (木)

ミャンマーの国連調査

皆さんにリサーチ業務の広がりをイメージしてもらうため、自分が携わってきた業務の紹介をしてきましたが、もう年末になるのでこれを最後にしたいと思います。

私は1度だけ国連調査(国連工業開発機構)に参加したことがあります。

切っ掛けはCRC総研の社長であった高原友生さんが、陸軍士官学校卒でビルマに派遣されて、そこであの悲惨なインパール作戦に加わった経験があり、その時にお世話になったビルマ(今はミャンマー)のために何かしたいということから発生したプロジェクトでした。

資金は伊藤忠商事さんが出して、それを国連工業開発機構に預託する形で作られた調査でした。

当時のビルマは軍事政権が続く後進国でしたから、そこの工業化に対するアドバイスレポートを作るというもので、アジア経済研究所や大学の先生など5人の開発経済の専門家を現地にお連れして、その先生方に色々な工場も見てもらって開発計画を作るものでした。

CRC総研からは事務局で3名が参加して、私もカバン持ちで参加することになり、2週間ほどの現地調査に3回も行って、車やホテルや食事の手配などや、先生方のお手伝いをしておりました。

現地調査は気温42度もある気候の中で、舗装もされていないぼこぼこ道をクーラーなしの車で8時間も移動することもありとてもハードでしたが、訪れた村で村をあげての歓迎会を開いてくれて、そこで見た民族舞踊は今でも覚えています。

また、ある市場を見学した時に同行した教授が「高井さんここが20年先には見違えるほど発展しているから、よく見ておいてその頃にまた来ると良いよ。」と仰っていたのもよく覚えています。

最後に高原社長から先方のエイベル大臣にレポート提出の儀式があり、大臣が「日本のオールドソリュジャーがビルマのために働いてくれて大変嬉しい。」と言ったのですが、それに加えて7人メンバーの末席にいた私に「それから彼の様な若い日本人も参加してくれていることも大変に嬉しいことです。」と言われて大変恐縮したものでした。

こんな途上国での開発に関わる調査もあるんですよね。

私自身はこんな世界とは全く違ったリサーチの世界を歩むことになりましたが、今でもよく覚えている印象深い仕事でした。

2020年12月23日 (水)

若年層パネルの補強対策

外注パネル費の増加が、当社の収益に大きく影響していることは以前もお伝えしています。

昨年度の外注パネル費は約2,100万円でした。

2015年は1,300万円でしたから、この4年間で800万円も経費が増えています。

そして、今期は案件の特殊性もありますが11月時点で昨年度より700万円も増えているので、今期は2,800万円ものパネル外注費が発生する見通しです。

ここを少しでも削減するため昨年度末にGMOさんと値引き交渉をして、5%の料金引き下げを実現しましたが、これでも100万円ほどしか削減できません。

これは当社だけではありませんが、インターネット調査のパネル環境がこの5、6年でかなり厳しくなっていて、当社も自社パネルの最大回収数は4年間で30%も下がっています。

この回収力の減少分が、外注パネルの経費増に繋がっています。

しかし、今の回収力を4年前と同じ1.3倍まで引上げるのも容易ではありません。

そのため、石井さん、石田さん、御喜家さんと相談して、ボトムネックになっている若年層の回収力にターゲットを合わせた改善活動を進めています。

特に20代の回収力が問題で、ここだけ5割ほど増やせば外注費はかなり削減できそうです。

現在やっている対策は、10~30代のモニターの方で、3ヵ月以上の未ログインの方に「100ポイントプレゼントのキャンペーン」を服部さんにお願いして毎月実施しています。

10月から始めましたが、10月は633人、11月は550人が参加してくれました。

20代の男女だけだと月150人ですから、年間で1,800人の参加が期待できます。

この対策で20代の回収力が3割ほど増えれば、外注費が400~500万円ほど削減できるのではないかとみています。

地道な改善活動ですが、効果が見えることだから継続して行きます。

服部さん、引き続きよろしくお願いします。

2020年12月22日 (火)

100時間の残業が4割

NHKの朝のニュースで、中央官庁に勤務する官僚の勤務時間についての報道がありました。

厚生労働省のケースが取り上げられていたのですが、このニュースで公務員は労働基準法の適応外だと始めて知りました。

そして、民間企業にはある「36協定」もないそうです。

中央官庁の長時間労働は昔から有名で、霞が関は不夜城だと言われていました。

以前、自治省の仕事をやった時の話しを紹介をしましたが、毎日20時や21時に打合せで訪問しても、殆どの方は残って働いていました。

国会が開かれると誰も帰れなくなり、国会議員から呼び出されると、いつでも直ぐに説明に行くのが当たり前の世界なんだそうです。

そんな話は聞いていましたが「月に100時間以上の残業をしている職員が全体の40%もいる」という報道にはちょっと驚きました。

200時間を超える残業の人もかなりいて、健康が保てないとか、まともな家庭生活が送れない、ということで優秀な若手官僚の退職者が急増しているのだそうです。

国を良くするための仕事をしているという遣り甲斐や使命感や誇りもあると思います。

しかし、4割もの職員が100時間以上の残業をしている職場はどうなのでしょう?

覆面のインタビューでは、国会議員に手足の様に使われて、罵倒されて、人として扱われないという悔しさから退職を検討しているという話も紹介されました。

官僚も生身の人間だから、使命感や誇りで100時間以上の残業をやり続けるのは無理だと思うので、労働環境を改善するべきですね。

そんなことを強く感じさせられるニュースでした。

2020年12月21日 (月)

反転攻勢の機会

会社という法人は適正な利益を出して事業と雇用の継続するのが第一です。

そして、長く継続するだけでもなかなか難しいことですが、関係者がハッピーになるには、成長と発展も実現しなければなりません。

当社もインターネット調査が成長期で2桁成長を続けていた時には、従業員50人強で、経常利益も8千万円以上を出していました。

これなら上場も出来そうだという提案を受けて監査法人や幹事証券に1千万円近いコンサル料も平気で払っておりました。

しかし、ヤフーや楽天、NTTレゾナンド、GMOのような巨大なネット企業が参入して来て、インテージの様な大手リサーチ会社もインターネット調査に力を入れてくる中で、この5、6年は業績悪化に苦しむことになりました。

もうインターネット調査だけで成長を作るのは難しいと考えて、新しい収益事業を作ることを目標にTextVoiceの開発にも投資をしてきました。

そして、昨年度から伊藤忠グループに戻ることで、リテールやDX事業のリサーチ案件も増えてきて、次の発展のシーズも出来て来たように感じています。

まずは企業として不可欠である黒字体質に戻すこと。

そして、新しい固定収益事業も成功させて、安定した収益構造を作ることに注力します。

その上で会社の次なる成長と発展の流れを作り、マイボイスコムをもっと大きく強い会社にして行きたいと考えています。

リサーチ業界はどんどん装置型サービスに移行していて、人のリサーチ技術だけに頼る形では生き残れなくなっています。

何とか今期の事業計画を達成させて、反転攻勢の切っ掛けにして行きましょう!

それは第一に皆さんの5年先、10年先を安定させて充実させる為ですから、ぜひ協力して下さい。

2020年12月18日 (金)

居酒屋文化

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私には仕事の帰りに1人で気軽に立ち寄っているお店が、通勤の途中でいくつかあります。

神田駅、赤羽駅、そして自宅のある浦和駅、それぞれに3、4か所はあるので、10店ほどでしょうか。

その時々の気分によってそれらの馴染の店に寄り、そこの店主や常連客と他愛もない話をしながら酒を飲み、好きな料理を楽しむのも1つのリフレッシュ方法ですし、これも1つの文化の様にも感じています。

とは言っても今回のコロナ禍で3密は自粛でしたので、これまで週に3日ほどはどこかに立ち寄っていたのを、この半年は2週間に1回ほどしか行けませんでした。

そこで店主から以前の2割しか売上がないとか、これが続くともううちも持たないよ。みたいな話を聞くと何とか潰れないで続けて欲しい、自分もできるだけ行かないと義理が果たせないような後ろめたさも感じていました。

ここは半年振りに伺った赤羽の安い居酒屋のカウンターです。

お店に行くと入店時に検温と手の消毒を徹底していて、できるだけ離れた席にお客を誘導してました。

1時はいつもの2割ほどまで減っていたお客は、10月から急に増えてきたようで以前の7割ほどはお客が戻っていました。

そして、お客もお客同士で賑やかに話をしながら飲んでいたのが、皆さんカウンターの前を向き、黙って寡黙に飲んでいるのが印象的でした。

こんな安い居酒屋でも、お店もお客もちゃんと努力をしています。

このあたりが真面目な日本人の国民性であり、コロナが爆発的に増えるのを押さえ込めている要因なんでしょうね。

居酒屋文化も無くしたくないですね。

2020年12月17日 (木)

調査員の時給経費

先日の出口調査で大きな回収ミスが生じたため、次の出口調査に対応してもらえる実査会社を急いで探すことにしました。

当社はオフライン調査も含めて、できるだけクライアントのリサーチニーズに対応して行く方針だから、安心して実査が任せられるパートナーが必要です。

そして、当社のスタッフはオフライン調査や実査会社の機能を理解し、その実査が適正に行われるようにマネジメントする技術も必要になります。

相談したのは前から調査員を間接的にお願いしてきたで渋谷リサーチさんで、直ぐに社長を始めとした3人が来てくれたので、私と田井さん、吉田さん、石橋さんで話を伺いました。

同社は訪問調査や街頭調査等の実査が中心の調査会社です。

社員は4人しかいませんが、もう30年近く調査業務に携わっていて、全国に調査員を組織しており、実査の実績とノウハウがしっかりしている印象でした。

実査の調査員をお願いする単価も確認したところ、以下が見積単価であると教えてくれました。

  社員の実査管理者          日当 3万円

  街頭調査キャッチ調査員       時給 1,900円

  受付や社内作業の内勤調査員     時給 1,200円

街頭調査のキャッチは非常に大変な業務ですが、それでも7時間で13,000円です。

受付や個票やデータ整理の内勤であれば、7時間8,400円でお願いできます。

調査員の方にリアルな場面で動いてもらうことで企画できる業務も沢山あると思います。

こんな費用感も頭に入れながら、オフライン調査の企画提案も進めて下さい。

自分達でやる業務と外注先に頼む業務をうまく融合させながら、お客様のご要望に応えて行きましょう!

2020年12月16日 (水)

DX事業のデータ取得調査

伊藤忠商事さんがある商品分野の情報提供サービスを検討しています。

いわゆるDX事業の1つに該当する構想です。

こちらはまだテストマーケティングの段階ですが、こちらの情報サービスで活用するデータ所得のお仕事を受注することができました。

「このDX事業が成り立つかどうか、どんな4Pが有効なのか」を調べたいという事業評価の調査ではなく、そのDX事業で多くのクライアント様に提供するデータそのものを回収して提供する業務です。

この事業が成功して、継続的な事業になれば、当社にも安定的なデータ回収の仕事が入ります。

リサーチ事業は受託産業で、1つ1つの課題に対して受注し、1つ1つの案件の生産活動を行うことが求められる仕事です。

これはこれで大切な仕事なのですが、会社の経営という面では安定し難いという特性となります。

そのためにインテージさんは「パネル事業」という安定した固定収益事業を作って成長しました。

当社もその様な安定収益を作るために、TextVoiceの開発に投資をしてきましたし、MyELの収益化にも注力しているところです。

そして、今回の様なDX事業に定期的にデータを供給するビジネスも、安定収益に結び付くものだと考えています。

こちらは石田さん、田井さんを中心に対応してもらっています。

製品の画像制作では平さんに買出しをお願いして、高見さんに写真撮影のノウハウを提供してもらいました。

ちょっと急ぎの仕事にはなりますが、しっかり対応して良い信頼を築いて行きましょう。

2020年12月15日 (火)

11月の月次決算

今週木曜日に取締役会と経営会議をやって正式に数字を確認しますが、11月の決算の概要をお伝えします。

11月は約7M(700万円)ほどの黒字になりました。

下期は10月に続いて2ヵ月続けての黒字決算でありました。

それでもまだ累損が残る状態ではありますが、昨年度と比べると24Mほど採算は改善しています。

12~2月も11月と同じくらいの売上を確保して、3月は通常月の2倍の売上があるので、そこで利益を載せれば30Mの税後利益の計画も達成できます。

リサーチ市場は下期偏重で、下期が上期の1.5倍もの業務があるため忙しい状態が続きますが、11月並みの売上があれば7Mの利益が作れます。

この水準の売上が上期から作れれば、年間で84Mの経常利益で決算ができます。

上下の業務量のアンバランスが問題なのですが、上期のリサーチを増やして、TextVoiceやMyELで一定の固定収益も作り上げれば会社の経営はグンと良くなります。

インターネット調査はシステムやパネルの多額の設備投資(減価償却)が必要で、人件費等で固定費率も高い構造にあります。

そのため損益分岐点を下回ると大きな赤字になりますが、損益分岐点を上回ると、それを上回った金額の75%もの営業利益を生むことができるんです。

そのため、当社の決算はリサーチのトップライン(受注と売上)を如何に損益分岐より引上げるかにかかっています。

この収益構造も理解をしたうえで、トップラインの引上げに全員で取り組んで行きましょう!

まずはこの12月の売上の引上げをお願いします!

2020年12月14日 (月)

正直であること

長くビジネスや経営に携わっていると、色々なお取引きや人事に関わることになります。

個々の話しは出来ませんが、言動に表と裏のある方、嘘をつく方、人を信じず自分勝手な行動を取る方が残念ながら一定数おられるのは事実の様です。

私もそんなことから酷い目にあったり、大きなストレスを感じたことが何度もありますが、私はそういう嘘やごまかしが大嫌いです。

嘘やごまかしでその場をうまく対応しても、そのことは必ずどこかで分かるものです。

そして、そういう方は信頼の繋がりや世界がどんどん狭くなり、結果的にはうまく行かずに苦労されている方が多いように思います。

社会は人の繋がりで出来ていますから、人の信用の繋がりが、社会人としてハッピーになるための重要な要因です。

少なくとも私達はお客様に対しても、社内に対してもうそやごまかしのない正直な対応を心掛けて行きましょう。

当社のビジョンは以下の通りです。

信頼性の高いサービスを提供するためにも、社員の皆さんの主体性を尊重するためにも、誠実な人が協力し合える会社にでありたいと願っています。

 1.信頼性と専門性の高いサービスで、お客様に喜ばれる会社を目指す。

 2.独自性の高いサービスと提案力で、お客様に選ばれる会社を目指す。

 3.情報発信力が強く、社会的プレゼンスの高い会社を目指す。

 4.社員の主体性と成長を尊重し、物心両面で豊かになれる会社を目指す。

2020年12月11日 (金)

オクラホマ州の仕事

私が勤務していたCRC総合研究所は伊藤忠グループの会社で、その関係で米国オクラホマ州の日本事務所をやっていました。

オクラホマ室という部署で伊藤忠さんから来たベテランの室長と、英語が達者な秘書の2名で、日本企業をオクラホマに誘致する活動をしていました。

そして、3年に1回くらいオクラホマから10人ほどのミッションが来ると、人手が足りないということでリサーチャーも2、3人が駆り出されて道案内をさせられました。

これってリサーチの仕事なの?、という気持ちはありましたが、本人の意思は関係なく、こんな仕事が来たからこの週はそっちに回ってくれ位の感じでアサインされました。

その位は良かったのですが、ある時そのオクラホマ室長から「今度オクラホマ州の副知事が開発部長と2人で来日して、姉妹都市の京都府に連れて行くんだ。でもその時に自分は動けないので悪いけど高井君がアテンドして下さい。帝国ホテルに迎えに行き新幹線に載せてくれれば良いから」みたいなことでした。

「自分は英語も得意じゃないし副知事のアテンドは難しいと思いますが、、」と言っても「特に何も話すことないし、向こうのホームに京都府の人がいるから難しい仕事ではない。もう上司の許可も取ったから頼むね」という感じです。

しかたなく早朝に帝国ホテルに行って2人を迎えて新幹線に乗せましたが、京都がどうの、富士山がどうの、お前の仕事がどうの、コーヒーがどうの、、と頻繁に質問されます。

京都に付いたら京都府の副知事と秘書課長が迎えていて、2台の大きなハイヤーに分かれて乗れと言うので私はオクラホマの部長と秘書課長と一緒の車で、秘書課長が「この時期の京都は紅葉も綺麗で全国の学生が修学旅行で、、、」と話すのでそうなんだと思って聞いていたら、「と高井さん部長に説明して下さい」とのことでした。

そして、京都府が3人、オクラホマ州が3人の会食になり、そこのオクラホマ州側に自分も座らされての会談が始まり、京都府の通訳がいたのでただニコニコしていましたが、高級そうな料理も全く味がしない状態でした。

それから裏千家の家元のお茶会や、地元国会議員との会談もあって、京都から東京に向かう新幹線に乗って帰って来ました。

1日中緊張の連続でしたが、2人からは帝国ホテルで「グッドジョブ」と言ってもらって安心し極度のストレスを有楽町のガード下で何杯も酒を飲んで解しました。

次の日にオクラホマ室長のところに行って「越後さん酷いじゃないですか、、」と話すと、「2人ともとても喜んでいたよ。君ならできると思ってたよ」と気軽に言われて、やられたなあと思いました。

私が30歳くらいの時でしたが、リサーチャーでもこんな仕事も否応なくやらされたんです。

その時は死ぬほど大変でしたが、自分を鍛える良い仕事でした。

どんな仕事も無駄なことはありません。

2020年12月10日 (木)

データの品質管理

ある定点観測を目的としたフィールド調査で、1回目と2回目での回答者条件を変更してしまうという基本的なミスが起きてしまいました。

1番の原因はその調査票回収を委託していた外注先が、現場でその方が回答しやすいということで途中変更を提案していたことでした。

それが集計段階になってデータがおかしいことに気付いて、その原因を調べたところ条件変更が明らかになったものです。

こんな時はまずはその事実をクライアントに正しくお知らせし、ミスのお詫びをして、対策を相談することが急務です。

早々にアポを取ってもらい私と石橋さん、吉田さんで訪問して、謝罪と事後対策を相談をしたところ1回目に回収した個票データを1/4廃棄して、2回目の条件に合わせることでお許しいただけました。

この様なケースでは2回目を当社負担で取り直すことや、最悪の場合は信用問題になって、その大切なお客様とのお取引が停止されてしまうこともあります。

当社のミスですからお客様からどんな要請があっても受けるつもりでしたので、大事にならずほっとしましたが、この様なミスはデータを扱う調査会社としてあってはならないことです。

定点観測で変化を計測するということは、その期間において、調査対象者も、回答者条件も、調査票の設問や選択肢の表記も変えてはいけません。

今回は納品前に気付いて対応できたので最悪のことにはなりませんでしたが、データを扱う者として調査票の取り方については細心の注意を払うことが必要です。

この外注先には厳重に注意を行い、本案件からは外れてもらいました。

「その方が回答が取り易い、」という感覚的な判断ではなく、それがデータと分析結果にどう影響するのかをロジカルに考えて、データの品質管理に努めるのも私達の務めです。

2020年12月 9日 (水)

電通リテールマーケティング様

このところは色々な企業との協業を作ることに注力しています。

ベルシステム24様とはTextVoiceでの協業、WingArk1st様や日本経済新聞社様とはMyELデータでの協業を進めています。

そして、電通リテールマーケティング(DRM)様とも私と石井さん、石田さんの3人で何度か協議の打合せをしています。

彼らは電通グループの会社ですが、1年程前に伊藤忠さんが20%出資をしています。

そして、伊藤忠さんから1名の出向者もいることから、その方を通じて話し合いを始めました。

DRM社は主にID-POSデータをもとに分析と提案を行う会社です。

ここに当社のインターネット調査で定型的で安価なメニューを作ることが出来ないか検討しています。

ID-POSデータでは消費者の購買に関する実態が詳細に分かります。

しかし、それは過去から現在の行動だけですから、その行動がどうして起きているのか、どんなサイコグラフィックな消費者が、どんな気持ちで動いていて、今後どんな風になりそうか。

そんな、なぜ、なに、どうして、が分からなければ改善の打ち手が分かりません。

そんなところを当社のインターネット調査で補えるメニューを作るため知恵を絞っています。

こんな活動も通じて、リサーチ分野でも新しい流れが追加できればと思います。

TextVoiceとMyELデータで固定収益を作り、リサーチも売上を伸ばし、トップラインを引上げることで事業規模と収益を拡大させる。

社員の皆さんを始めとする当社のステークホルダーがハッピーになるため、この戦略をしっかり実現させます。

2020年12月 8日 (火)

経験より信頼性

数年前に会社の技術力と専門性を高めるために、とにかくリサーチ会社で勤務した経験者を採用しようと動いていた時期がありました。

それが会社の技術力や提案力を高めて、会社を早く良くすることだと考えていました。

そして、面接で感じた印象や、年齢や転職回数等より、その方が何年間リサーチ会社で働いていたかに重きを置いた採用で数名の経験者に入っていただきましたが、それは全くの失敗でした。

その基準で入っていただいた方は、あまり実績も生まず、幾つかのトラブルや混乱も生んで、結果的に全員が短期間で退社しました。

人事的なことなので個々の内容は差し控えますが、入社時の情報と事実が異なることとか、退社後に明らかな詐称行為があって厳重に抗議することまでありました。

また、リサーチ会社で勤務していればリサーチのことが分かっている、技術があるという前提も違いました。

特に大きなリサーチ会社は特定の特定の業務をしていることも多いので、自分が担当していた業務のみの知見で、リサーチの基本や調査全体の流れを理解できていない方も見受けられました。

そんな経験からやはり良い会社にするには、過去の経験よりも、誠実で信頼性のある人が重要なのだと実感しました。

今の当社の社員は優秀で、お客様のために誠実に頑張ってくれる方で構成できていると思います。

決算を改善するために近年は人員を押さえていますが、固定収益も出来て経営が安定すれば組織拡大に舵を切ることになります。

その時にもお客様から信頼される良いサービスを提供するため、過去の経験より、誠実に頑張ってくれる人かどうかで判断して行ければと思います。

2020年12月 7日 (月)

誠実な仕事

良いサービス→ それを拡げて販売する力→ 適正な利益と成長の確保→ 関係者の満足とハピネス、という循環を実現させることが大切です。

そのための出発点が「お客様に役立ち評価される良いサービスを提供する」ことであり、皆さんがお客様の課題に真摯に取組んでくれることだと思います。

私も長くリサーチの世界に携わってきて、スタッフが優秀で、専門性と責任感とサービス精神を持ってお客様に誠実に取り組む組織が理想だと考えています。

これから新しく入社してくれる方も、できるだけ優秀で、誠実で信頼できる人であるように注力して行きます。

それがこの会社を良くしていく源泉だし、皆さんが働きやすい環境を作ることだと考えています。

皆さんが気持ちよく働けて、お客様に喜ばれる良い品質の専門サービスが提供できて、しっかりした成長と収益が確保できること、

そして、それによって社員の皆さんの処遇も良くしていくこと、

そんな姿を実現するために引き続き頑張って参りましょう!

2020年12月 4日 (金)

雪山散策

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先週末に那須にある茶臼岳を息子と2人で登って来ました。

この山を登るのは30年ぶりだと思います。

全日に雪が降ったため雪山登山となり焦りましたが、それでも天気に恵まれて最高の景色を見ることが出来てとても感動しました。

凄い綺麗な景色でしょう。

こんな山から関東平野を見ると、コロナで大変な状況にあることも別な世界の様に思えて、澄んだ空気で心が洗われる様でした。

今年は不安とストレスが長く続く異常な年になってしまいましたが、各自が感染防止に努めつつ、それぞれの方法でストレスを調整しながら対処して参りましょう。

いつの間には季節は秋から冬に変わり、米国では2社のワクチンが使用申請されたというニュースもありました。

コロナ禍ももう少しの我慢だと思うので、頑張りましょう!

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2020年12月 3日 (木)

海外現地調査

東京ディズニーランドを経営するオリエンタルランドは、京成電鉄と三井不動産が主要な株主で始まりました。

そして、その売上が順調に伸びていた時に、伊藤忠さんから米国レジャーランドの実態を調べたいという話しがありました。(もう時効だから良いでしょう)

その仕事にまだ入社3年目の私がアサインされました。

何をやるのか、やれるのかも分からないけど、米国のレジャーランドを回って何か新しいアイディアを探すような仕事ということでした。

そして、商社の40代後半の部長補佐の方と初めて2週間の海外出張に出かけました。

行先はロサンゼルスのディズニーランド、ナッツベリーハウス、ユニバーサルスタジオや、ヒューストンのジョンソン宇宙センター、フロリダのディズニーワールド、カナダのエドモントンモール等を回って、現地調査の結果を関係者に報告するものでした。

私はレジャーランドの知識もないし、まだリサーチ経験も2年の若造ですので、何も分からないままに言われたことをやっていました。

そして、1週間ほどレジャーランドを回ってニューヨークに着いた時に、その商社の方から「高井くん、日本のラーメンを食べに行こう」と誘われて夜中に食事に行き、そこで「悪いけど自分は急用が出来たのであとは1人で回ってくれるかな。」と言われて、そこのお店からいなくなりました。

しかたなく1人で黄色いタクシーを拾ってホテルに戻りましたが、「何も夜中のニューヨークで放り出すことないよなあ、、」と思いながら翌日の準備をしたのを覚えています。

若手の商社マンはこんな風な無茶な環境で鍛えられるのでしょうね。

翌日からは1人で毎日レジャーランドを回って、夕方には飛行機に乗ってまた次のレジャーランドに向かう日程をこなして、現地で集めた情報を整理して関係者に報告しました。

誰のサポートもなかったので、おそらく素人が書いた稚拙な調査レポートだったと思います。

これはリサーチのノウハウが貯まるというより、度胸をつけるような経験でしたが、今では懐かしく思い出します。

こんな経験を皆さんにして欲しいとは思いませんが、若い時に何でもチャレンジすることは大切だと思います。

2020年12月 2日 (水)

日経新聞の記事掲載

日本経済新聞社の「日経テレコム」のマーケティングコンテンツとして、MyELデータが活用されることを伝えました。

日本経済新聞社さんからは毎年数本の特集記事を書くための調査のご依頼も受けています。

そして、明石さんが毎月12本の調査結果をリリースしてくれていますが、その自主調査の結果も掲載されています。

試しにこの4月以降でどれだけ日経新聞の記事に当社の調査が掲載されているか、下記の2ワードで検索してみたところ、10月までに11件の関連記事がありました。

こんな新聞記事も当社の認知と信頼度の向上に繋がっていると思います。

おそらく日本のリサーチ会社の中では、1番多く自主調査を行っていて、1番多くメディアにも掲載されていると思います。

こんな情報発信も続けて行くので、これらの情報発信を通じた認知度とブランド力も活用した営業展開を進めましょう。

〇日本経済新聞社 × マイボイスコム の検索結果

https://r.nikkei.com/companies/0050276

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2020年12月 1日 (火)

日本経済新聞社との協業

当社が6年前から取り組んでいる戦略が、「固定収益を作り経営の安定を図り、その上でConsultancy & StollyTellerと言われる付加価値の高いリサーチを提供する」ことです。

これはずっと言い続けているから、皆さんも認識してくれていると思います。

この固定収益ビジネスの資源が「テキストマイニング(TextVoice)」であり、「アンケートデータベース(MyEL)」になります。

このうちの「アンケートデータベース(MyEL)」で良い動きがあったので共有します。

それは、このMyELのデータ(調査結果概要、集計データ、グラフレポート」を、日本経済新聞社の「日経テレコム」で販売することになりました。

MyELは1998年7月から1ヶ月も休まずに、身の回りの物とサービスと、ことのデータを集めていて、「1万人調査が約3,200件」もあるのはうちだけで、日本で1番大きなアンケートデータの蓄積になっています。

これらのデータの価値を何とか収益に結び付けたいという想いで、日経テレコムの問合せフォームから提案したのが実を結びました。

日経テレコムには1万社以上がビジネス情報を取得するために会員となっているので、それなりの販売高を確保することできると思います。

また、日本経済新聞社のデータベースで、マイボイスコムのコンテンツが販売されることは、会社の認知やブランド力の向上にも役立つろ考えています。

具体的にはこれからですが、固定収益戦略が一歩前進します。

〇日本経済新聞社 日経テレコム

 http://telecom.nikkei.co.jp/