ビジネス Feed

2017年5月16日 (火)

仕事の蓄積

退職される方と面談すると「もうリサーチのことは大体分かったので、ここの経験を活かして別な分野に挑戦したい。」ということをよく聞きます。

「ずっとリサーチをやっていてどうなるのか、、」

「もっと自分に合った、自分の能力を活かせる仕事があるのではないか、、」

私も20代の頃はずっとそんな事を考えていたので、気持ちはとても良く分かります。

そして、新しく選んだ分野で、それぞれが充実して働くことができて、人生がハッピーになればそれで良いことだと思います。

ただ、3年位で「もうリサーチのことは分かったので、、」と言われると、それはどうかなあとは思います。

リサーチに求められる技術や役割って、そんなに薄くありません。

数年で分かるのは、レンガ職人が「見た通りレンガを積んでいる」という意識での作業レベルではないでしょうか。

お客様の課題をちゃんと理解ができて、最適な調査設計と企画提案ができて、色々な調査手法や分析技術も駆使して必要な結果を導き出し、それを正しくお客様に正しく伝えるには、それなりのノウハウや経験が必要です。

もちろん主体的な学習や情報収集も必要ですし、頼まれた業務をどんな事があっても必ずやり遂げる責任感や、お客様に喜んでいただこうというサービス精神も必要です。

その様な意識と取組みと、蓄積があって、始めてお客様に評価され、頼りにされて、色々なことでご相談のいただけるプロになれるものです。

そして、その様なところまで行くとリサーチの仕事の面白さが分かり、自分の仕事の自信や、誇りになるのではないかと思います。

リサーチ会社はリサーチを提供し、広告会社は広告を、食品会社は食品を、小売会社は小売りを、保険会社は保険を、証券会社は証券を、宅配会社は宅配を、競争しながらしっかり提供し続けるのがミッションです。

どんな仕事でも、その仕事のプロになるには、それなりの学びと、経験と、挫折と、悩みと、改善の積み重ねが必要なのだと思います。

2017年5月10日 (水)

TextVoiceのAPI開発

今期の業績回復には、TextVoice事業を投資段階から、収益確保のできる段階に進むことがどうしても必要です。

そのために、栗田さん、森さんのところでビッグデータ展に出展したり、CTCSPさんとセミナーを企画したり、毎月1回の自社セミナーを開催したり、色々と工夫をしながら進めてもらっています。

そして、ASPサービスの販売を広げるために、いくつかの機能を追加したいという要望があり、それも予算化して進めることにしました。

それから、今期の販売戦術として「TextVoiceのAPI連携」をやりたいというので、そこに商機をかけるために、API開発の費用も予算化しました。

API連携は、他社の分析機能と販売機能を活用する戦術です。

APIとは「ソフトウェアの機能をインターフェースを作って共有すること」です。

TextVoiceをテキスト分析ツールとしてではなく、他社が持っているデータ分析や加工の技術と組み合わせて付加価値を高めるということです。

現在4社からAPI連携の相談をいただいています。

これをTextVoice-ASPの組織的販売の糸口として展開して行きたいと思います。

この3年間でTextVoiceの事業化のために、人件費も含めると5千万円ほどの事業投資をしてきました。まだ売上は少ないため4千万円ほどは持ち出していると思います。

しかし、積極的に事業投資を行なって、新しい収益事業を作り、事業を変化させないと会社は駄目になります。

この事業投資が収益に結び付いてくれば、会社の業績は回復し、会社の収益構造も変わり、皆さんが安心して働き続けられる会社になると信じています。

TextVoiceのAPI開発は会社の変革促進のための投資です。

皆さん、「TextVoiceのAPI連携」の展開を楽しみにしていてください。

きっと良い成果が生まれると思います。

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アプリケーションプログラミングインタフェース(API: Application Programming Interface)とは、ソフトウェアコンポーネントが互いにやりとりするのに使用するインタフェースの仕様である。ひとことでいうと、APIとは「ソフトウェアの機能を共有すること」です。

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2017年5月 9日 (火)

TextVoiceの今期目標

まずはこの1年半で崩れてしまった生産体制を急いで補強すること、

そして、営業の競争力と生産性のネックになっているアンケートシステムの早期改善を図ること。

この2つで主業であるインターネット調査の環境を改善して、リサーチ事業の収益を回復させるのが第一です。

その上で3年前から取り組んでいるTextVoiceを、しっかり固定収益に育てることで決算の改善と、収益構造の変換を実現したいと思います!

TextVoiceは2年前からASPサービスの発売を開始して、栗田さん、森さんという優秀な2人を投入して、事業を立ち上げる体制を組みました。

前評判も良かったので、これでかなりの収益ができて会社は黒字に戻り、安定した固定収益も出来て会社は直ぐに良くなると考えていました。

しかし、実際にはASPサービスの契約はなかなか広がらず、約20Mの経費に対してまだ4Mの売上しかなく、テキスト分析の6Mを加えても、まだ▲10Mほどの赤字要因になっています。

しかし、2年間の採算がマイナスだからといって、基本戦略として積極的に投資してきたTextVoiceを止めるつもりはありません。

これを事業として育てて固定収益を作ることは、5年先の当社の経営を考えるとマストで成功させなくてはならない、育てなければならないと考えています。

お陰様で4月に富士通様から4M(400万円)の開発案件の受注ができました。

また、キッコーマン様、つなぐネット様、YKKAP様のASP契約もいただいて、今の段階で昨年を上回る8Mの売上が見えています。

今年は販売を開始して3年目ですので、22Mの経費に対して23Mの売上予算にしました。

「まずは1Mでも良いので事業を単年度黒字にすること。」

それが今期のTextVoice事業の目標になります。

これができれば、年度決算で+10Mの改善になるので、今期の黒字化のために必ず達成させたい目標です。

栗田さん、森さん、こちらの計画達成を、是非ともお願いします。

2017年4月26日 (水)

今期の対応

前期の決算が出て、先週の経営会議で内容の確認をして、それをもとに今期の経営計画を作成しています。

18期の事業年度が終わり、やっと決算作業や体制、評価などが進んだと思えば、新しい事業年度の経営計画作りなどが始まるので、どうしても3~4月はバタバタして余裕がなくなります。

会社というのは、ずっと大変で忙しい時間を過ごすもののようですね。

そして、残念ながら昨年度の決算でまた赤字を出してしまいました。

これはすべて社長である私の責任です。

社員の皆さんや、株主などの全ての関係者に申し訳ない気持で一杯です。

この様な赤字を続けて出すと社長は退任ですが、私の場合は自分が創業した会社で、株主でもあるためそうもいきません。

私がやらなくてはいけないことは、やはり会社の業績を立て直し、新たな収益源も構築して、事業が安定して継続できる仕組みを作り、社員の皆さんの雇用と安定した生活を守ることだと考えています。

幸いにも当社には優秀で誠実に頑張ってくれる社員がいて、金融機関からの借り入れもなく、まだ投資の出来る幾ばくかの事業資金もあります。

そして、TextVoiceやMyELという新しい経営資源も作って来ました。

これまでにも色々な問題を乗り越えて来たので、自分が不退転の覚悟で取組めば、業績を改善させて、収益構造も変えて、皆さんが安心して働ける会社に戻す自信だけはあります。

まずは早期にアンケートシステムの改善と、体制の補強を行い、TextVoiceの収益化も実現して、業績の回復と収益の安定を図ります。

ただし、これは皆さんの協力なしでは出来ません。

自分も不退転で取組みますので、皆さんもこの船に同乗している仲間として協力をお願いします。

2017年4月21日 (金)

自己学習

お客様に喜ばれ選んでいただける、調査企画や、調査票設計、レポートや提案ができるためには何が必要なのでしょう?

これって誰かに教えてもらって出来るものでもなく、標準的なレポートや提案の見本は必要ですが、あとは自分で考察力や、提案の表現力を作り上げて行くことだ思います。

まずはマーケティングや、リサーチ手法、データ分析の基礎的な知識を自己学習で身に着けるとともに、セミナーや勉強会、学会などにもできるだけ参加して、情報を取り込むことが必要です。

主体的なインプットなしで専門性や技術力は向上しません。

先日の朝会でも紹介したような、明大や早大の社会人講座も良いですし、マーケティングリサーチ協会のセミナーや、JMRX勉強会、日本マーケティング学会のリサーチ研究会やカンファレンスなど、学ぼうと思えば東京には沢山の学習の機会があります。

そういうところにできるだけ顔を出し、関連知識を吸収していく姿勢が大切なのだと思います。

セミナー費用はできるだけ会社で負担するようにするので、自分の時間を調整して、自分のための学習をして下さい。

ちなみに早大の講座はビジネス系がだいぶ少なくなり、明大の方がコースが充実していているようです。

明大は場所も歩いて10分と近いので、明治大学リバティアカデミーの「法人優待会員」に加入しましたのでご活用ください。

下期は忙しくなるので、この春の時間を活用した学習をお勧めします。

2017年4月20日 (木)

品質改善

このところ、当社の技術力が下がっているという話しをよく聞きます。

良いレポートや考察提案は、誰もが自然に書けるようになる訳ではありません。

人によると2、3年でも、へえ、結構良い提案が書けるようになったなあ。と思える人もいますが、経験の長い方でも、この考察や提案ではちょっと物足りないなあ、ということもあります。

お客様に喜ばれてご評価いただけるレポートや提案を書くためには、お客様が何で困っていて、どんな判断をしたいのか、ちゃんと理解をすることです。

そして、その課題に対してしっかり役に立とう、それがリサーチャーの役割だということを自覚をして、技術力と専門性の向上に努めることだと思います。

ビジネスの視点でお客様と目線を合わせることが重要です。

調査は担当する方の知識や、経験、技術力や、サービス力で、クオリティや満足度が決まるところが大きいです。

このあたりの品質管理や標準化のあり方は、服部さんを中心にRGで見直しをしてもらっていますので、組織的な取り組みで改善をして行きましょう。

また、皆さんもお客様にご満足いただける専門性や技術力、提案力を身に付けるには、何をしたら良いのかを良く考えてみて下さい。

そして、皆さんが専門性や技術力を高めることが、会社の価値を高めることでもあり、皆さん自身の価値も高めて、仕事の遣り甲斐を引き上げることでもあります。

この春の時間を活かして、ぜひ主体的な学習を進めて下さい。

2017年4月14日 (金)

職業人生

採用活動をやっていると、否応なく沢山の方の職業人生を垣間見ることになります。

このところ毎月100人位の経歴を拝見していますが、その中には本当に様々な職業人生があります。

こちらは最近ご応募いただいた40代後半の方の職歴です。

これまで24年間で12社もの企業で働いていますが、業種や職種もバラバラで、何がやりたくて、何が出来る方なのかが見えません。

おそらく沢山の企業に一斉登録をしているからでしょう。志望動機はどう見ても当社の募集要項を読んだとは思えない内容でした。

50歳を目前に12回目の転職活動をするのは大変辛いことだと思います。

そして、新しい仕事を探すのも、覚えるのも、新しい人間関係を築くのも、この年齢だと厳しいことでしょう。

職業人生をうまく進めるのはなかなか難しいものです。

誰もが悩み、迷い、挫折しながらも、忍耐と挑戦をしながら頑張り、社会性と、生活と、家庭と、自分らしさのバランスを取るために苦悩するのが、職業人生というものなのでしょうね。

それでも、どこかで自分の軸を決めて、これが自分の仕事なんだ、と覚悟を決めて頑張ることが必要なのだと思います。

なかなか難しいことですけどね、、

    1993年  4月     ~    1993年10月(7カ月)      

    1993年10月     ~    1997年3月(3年6カ月)      

    1997年12月     ~    2000年2月(2年3カ月)      

    2000年 2月     ~    2002年2月(2年1カ月)      

    2002年 2月     ~    2006年3月(4年2カ月)      

    2006年 4月     ~    2007年9月(1年6カ月)      

    2007年10月     ~    2008年7月(10カ月)      

    2008年 8月     ~    2010年5月(1年10カ月)      

    2010年 6月     ~    2011年2月(9カ月)      

    2011年2月     ~    2013年8月(2年7カ月)      

    2013年9月     ~    2015年12月(2年4カ月)      

    2016年1月     ~    2017年1月(1年1カ月) 

2017年4月13日 (木)

250時間の残業

先日、某広告代理店の知人と食事をしながら情報交換をしました。

彼とはもう15年も前にマーケティング協会の研究会で知り合って、たまーに食事をしたりする関係です。

そんな彼から久しぶりに飲もうよ。と誘われてお会いしました。

同社は過剰な残業が問題となっています。

私も数人の方とお付き合いがありましたが、彼らと食事をして2軒ほど飲み、23時頃にそれではお開きにしましょうかと別れると、「自分はちょっとだけやり残した仕事があるので会社に戻ります。」ということがありました。

そして、次の日に会社に出勤してメールを見ると、朝の5時に「昨晩はご馳走様でした」というお礼のメールが入っていて、ああ彼はあれから朝まで徹夜で働いていたのかあ、それなら2次会とか誘って悪かったなあ。と思ったものです。

そして、今回、何気なく残業の話をしたら「自分も数年前に250時間の残業をしたことがあり、40代で250時間の残業は流石にきつかったですよ。」という話を聞いて驚きました。

私も20代、30代の頃には時々100時間超の残業をしましたが、そこにあと150時間も残業が加わるのはどういう状態なのか想像もできません。

しかし、今回の事故もあって、同社も本格的な残業規制を行っているそうです。

22時になると全館が消灯になり、部分的に付け直すことも許されないと聞きました。

実際にはそれでは仕事が終わらず、取引先とか、自宅で仕事を続ける人もいるそうですが、徹底した規制で状況は変わりつつあるようです。

残業問題の解決には1部の企業だけなく、社会全体での改善が必要で、同社の改善に向けた取り組みの影響は大きいのではないでしょうか。

そんな印象を受けました。

2017年4月12日 (水)

ゲゼルシャフト

私は厳しくてドライな経営だけが良いとは思いません。

人にはそれぞれ欠点や足りない部分はありますが、良い点、強い部分も必ずあります。

そして、各自の強みが有機的に結び付けば会社は良くなるのだと思います。

私はできるだけ性善説で、良い側面で人を見るように意識をして、何かの失敗や問題も、それはその人のほんの1部であると考えて来ました。

しかし、このところの業績低迷を改善するには、もっと事実がどうであったのか、結果がどうであったのかで、判断すべきなのかもしれません。

会社はゲマインシャフト(共同体組織)ではなく、ゲゼルシャフト(利益社会)です。

すべてを良い方に解釈することが、組織の緊張感にマイナスになり、改善を遅らせることになるなら、その姿勢は見直すべきなのかもしれません。

会社が適正な利益を出して、その利益の果実で新しい事業も作り、関係者がハッピーになること。これを実現するために会社はあります。

だから事実や結果を正しく捉えて、ルーズにならず、もっと厳しい姿勢で経営に取組もうと思います。

ただし、

1)会社が良くなるためであること

2)頑張ってくれている社員がハッピーになるためであること

この2つの軸で、フェアに考えて判断することは約束します。

今も課題や問題が色々あり、辛くて苦しいことも多々ありますが、どんな会社も課題があり苦しみもあり、それを乗り越えるために努力をしています。

しっかり前を向いて、工夫し、協力し、行動することで、適正な成長と利益と働き甲斐のある会社を作って行きましょう!

2017年4月 6日 (木)

ビジネス仲介と事業開発

伊藤忠さんの関係でベルシステム24様の紹介をいただき、ベルシステム24様に富士通さんや高根先生を紹介して、彼らのサービス開発に協力をしています。

BS24様は米系キャピタルに買収されて6年ほど経っていましたが、3年前に伊藤忠さんが700億円もの投資を行ってマジョリティを取り、社長を始めとして20人以上の社員が入って新しい事業戦略を進めています。

そして、今までのインバウンド、アウトバウンドのコールセンター業務に、新しい技術を活用した付加価値サービスの開発を進めているところです。

同社の社長が昔からの知人であったこともあり、数カ月前からお手伝いを始めました。

もちろんこの様な活動の中で、何かの新しいサービスが開発することで、当社の新しいビジネスに結びつけるのが目的です。

この流れの中で、富士通さんとBS24さんの打合せに6、7回出ていますが、さすがに富士通さん位になると色々な技術者がいて、色々な技術を持っているなあと感心しています。

こういうやり取りの中で、新しいマーケティングサービスが生まれて、うちの新しいサービスや業務にも繋がれば良いと考えています。

まずは、積極的にギブ&ギブ&ギブで動いて、チャンスを創ったらしっかりテイクができるように動いてみます。

当社は新しいビジネス、新しい固定収益を作ることがマストと考えていますので、この様な活動も通じて新しいビジネスを作って行きたいと思います。

私はこの様な新事業の創出に力を入れますので、皆さんは現業のリサーチにおいて、必要な業務量の確保と、適切なサービス提供によりお客様満足の確保と、生産性向上と収益確保に努めて下さい。

よろしくお願いします。

2017年3月24日 (金)

物足りなくなった

先日、ある30代後半の営業希望の方の採用面接をしました。

この方はとても優秀な大学の商学部を卒業して、一流の製薬メーカーのMRをしていました。

その後、金融会社に移り、2年前から機械メーカーで営業をしています。

とても勉強家のようで沢山の資格も取り、マーケティング関係の資格も取得して、今は統計の勉強をしているそうです。

そんな前向きな活動に興味を持ち、もう4社目で、類似業務の経験もありませんが会ってみることにしました。

そして、面接でそれぞれの会社の退社理由を伺うと、共通していたのは「遣り甲斐もあって前向きに取り組んでいたのですが、XXXやXXXなどで物足りなくなり、もっとXXXに挑戦したいと思って退社しました。」とのことでした。

仕事って4、5年やるとだいたい飽きてくるし、自分がやっている仕事に物足りなさを感じるものなんですよね。

特に彼の様に頭もよく、器用な人ほどその傾向が強いのかもしれません。

しかし、30代後半になってまだこれが自分の仕事だ、この分野であれば負けないという軸がなく、「未経験ですが、これから頑張ってマーケティングを極めたいと思います。」という発言は全く心に響きませんでした。

4人で面接をして、全員がNG評価でお断りしました。

うさぎと亀の物語ではないですが、少し不器用でコツコツ頑張る人の方が、結果的には強い人生を歩めるのかもしれませんね。

2017年3月16日 (木)

いい加減にして欲しい

このところ採用面接をずっと続けています。

その中でこれはどうなの??と思うことが頻発しています。

それは、面接の約束時間に何の連絡もなく、来ない人がもう3人も続いていることです。

ひどい人は2回も日程変更の依頼があり、その度に時間調整をして待っていたのに、結局は3回目の約束の時間に何の連絡もなく来ませんでした。

日程変更の度に4人の面接者の日程を調整して、そして彼の履歴や志望理由も良く読んで、真剣に考えてながら待っているこちらのことはどう思っているのでしょう?

「2度も面接の日程を貴方の都合で変えておきながら、約束の時間に何の連絡もなく来ないとはどういうことですか。来れないなら来れないと電話一本入れるのが社会人としての最低限の礼儀ではないですか。こちらは4人も貴方が来るのを時間を空けて待っているのです。この様な無責任な行動は止めて下さい!」

と思わず感情的なメールを入れてしまいました。

ドタキャン3人の共通項は、いづれも24~26才の若者で、既に2回目の転職の方でした。

今は求人はいくらでもある。

そして応募もボタン一つで何社でも簡単にできる。

そんな手軽な転職環境が影響しているのかもしれませんが、私達の世代ではとても考えられないことです。

先日は入社前日の夕刻に辞退のメールが来て驚いたばかりでしたが、彼ら彼女らにとって、約束を守るとか、信頼や信用を大切にするとか、人に迷惑をかけない、という社会生活で1番大切なことを、どの様に捉えているのでしょう?

こんな無責任な社会人が増えたら日本はどうなるのかと、ちょっと心配になりました。

ほんといい加減にして欲しいものです。

2017年3月13日 (月)

3人のレンガ職人

イソップ物語に「3人のレンガ職人」という童話があるのはご存知ですよね。

以下の様な内容で、同じレンガを積むという仕事をしている職人ですが、3人の目的は以下の様に異なり、モチベーションや成果も大きく異なるという例えで良く聞く話です。

1番目のレンガ職人:「レンガ積みに決まっているだろ」→特に目的なし
2番目のレンガ職人:「この仕事のおかげで俺は家族を養っていける」→生活費を稼ぐのが目的
3番目のレンガ職人:「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている」→後世に残る事業に加わり、世の中に貢献することが目的

この様な物の見方って、仕事をして行く上でとっても大切なことだと思います。

「リサーチ」の仕事って何なのでしょう。

1.お客様に言われたデータを集めている仕事でしょうか?

2.生活をするために関っている仕事なのでしょうか?

3.それとも「生活者の意見を企業や社会に結び付けることで、より良い商品やサービスや社会の実現を推進し、生活者の幸せや満足に貢献する※」ための仕事なのでしょうか?

(※は当社の経営理念です。)

私は3.の意識と使命感を持って取り組むべき、社会的に意義のある仕事だと思っています。

皆さんはどんな風に考えて、毎日のリサーチ業務に取組んでおられますか。

せっかく長い時間をリサーチに使うなら、3.の様な社会的な意義や役割の目的を意識して働きたいですよね。

====(3人のレンガ職人)=========

世界中をまわっている旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。旅人はその男のそばに立ち止まって、

「ここでいったい何をしているのですか?」

と尋ねた。

「何って、見ればわかるだろう。レンガ積みに決まっているだろ。朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。あんた達にはわからないだろうけど、暑い日も寒い日も、風の強い日も、日がな一日レンガ積みさ。腰は痛くなるし、手はこのとおり」

男は自らのひび割れた汚れた両手を差し出して見せた。

「なんで、こんなことばかりしなければならないのか、まったくついてないね。もっと気楽にやっている奴らがいっぱいいるというのに・・・」

旅人は、その男に慰めの言葉を残して、歩き続けた。

もう少し歩くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会った。先ほどの男のように、辛そうには見えなかった。旅人は尋ねた。

「ここでいったい何をしているのですか?」

「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事でね。」

「大変ですね」

旅人はいたわりの言葉をかけた。

「なんてことはないよ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。ここでは、家族を養っていく仕事を見つけるのが大変なんだ。俺なんて、ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べいくことに困らない。大変だなんていっていたら、バチがあたるよ」

旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けた。

また、もう少し歩くと、別の男が活き活きと楽しそうにレンガを積んでいるのに出くわした。

「ここでいったい何をしているのですか?」

旅人は興味深く尋ねた。

「ああ、俺達のことかい?俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!」

「大変ですね」

旅人はいたわりの言葉をかけた。

「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」

旅人は、その男にお礼の言葉を残して、また元気いっぱいに歩き続けた。

2017年3月 9日 (木)

アポ率0.09%

「新卒1年目から年間200名の経営者と対峙する仕事です。」

その会社の新卒求人にはその様なメッセージが書かれていました。

でも先日、採用面接した方によると、新卒で入社してからは、代表取締役の訪問アポを取るために毎日100件の電話をし続けたそうです。

しかし、それで1ヵ月の成果は2件のアポイントしか取れなくて、かなり厳しい評価を受けたと聞きました。

毎日100件の架電で月22日とすると、2,200件の電話をかけて2件のアポイントですから、アポ率は0.09%です。

1,100件電話して1件のアポイントです。

これでは確かに辛いですよねえ。心も折れると思います。

同期採用の人数を聞いたら凄い数でした。

きっとどんどん辞めるのを前提に、新卒の方を大量採用しているのでしょう。

「新卒1年目から年間200名の経営者と対峙」を夢見て入社した彼は、1年を待たずに退社の道を選びました。

なぜ1年以内に辞めたの?と履歴を見て思いましたが、話しを聞いてそれは仕方がなかったよね。という気持ちになりました。

仕事はみんな大変で辛いものですが、世の中には色々な会社があるようです。

2017年2月 7日 (火)

小さな信用の蓄積

ベルシステム24の社長さんは、もう15年も前に何度かお仕事をさせていただいたのを切っ掛けに面識をいただいている伊藤忠商事の方でした。

それから、伊藤忠さんから来た常務さんや、経営企画部長さんも、たまたま面識のある方でした。

そんなこともあって、先日、社長さん、常務さん、経営企画部長さんとで、会食をしながら情報交換をする機会をいただきました。

彼らはコールセンター業務だけでなく、もっと付加価値を付けたサービスを開発して行きたいと考えていて、うちにも協力して欲しいとのことで事業開発の責任者を紹介いただきました。

いまその方と連携しながら、富士通さんのAI部門を紹介したり、高根先生を紹介したり、マーケ部署に提案を出したりしながら、ビジネスチャンスを模索しています。

まだこれはという道筋は見えていませんが、色々な人との接点を増やして、色々と粘り強く提案をするうちに何かを見つけたいと考えています。

忙しい社長さんまで食事の時間を取ってくれたのはありがたいことです。

そして、それは過去のお取り引きや、個人的なやり取りの中で、小さな信用の蓄積があったから、その様な機会を頂けたのだと思います。

やっぱりビジネスは目の前にある仕事を一生懸命、誠実に行ない、小さな信用を積み重ねることが、大切なのでしょうね。

2017年2月 6日 (月)

BS24様との協業

最近、ベルシステム24様(BS24)とのやり取りが増えています。

というより良い協業関係を作るために、意識的にコンタクトや提案を増やしています。

BS24様はコールセンターで1番大きな会社です。

正社員数は千人ほどですが、コールセンターのオペレータは2万人もいて、毎日色々な企業のCRMを代行しておられます。

BS24様は8年前に米国のベインキャピタルに買収たのを、2年前に伊藤忠商事さんが700億円を出して筆頭株主になって再上場もされました。

そんな流れもあって、伊藤忠の部長さんの紹介でTextVoiceの説明をして、あるお客様用にTextVoiceの契約をいただきました。

そして、彼らが今後の高付加価値戦略の中で、マーケティング分析やCRMサービスの分野で、何か協業の接点を見つけようと動いているところです。

これまでマーケティングリサーチは、広告やプロモーションに展開することが多かったですが、これからはCRMソリューションの役割が大きくなるかもしれません。

BS24様と良い協業が作れないか、色々と考えて、提案してみます。

〇伊藤忠商事のBS24様への出資

http://ma-times.jp/7527.html

2017年2月 3日 (金)

ここは1つって何?

45歳、転職8回の方からリサーチャーの応募がありました。

そして、その方の志望動機に以下のメッセージが書いてありました。

「リサーチは全くの未経験でよく分かりませんが、足りないスキルは自ら身につけますので大丈夫です。ここはひとつ自分に機会がほしいんです。面接よろしくお願いします。」

このメッセージを読んで皆さんはお会いしたいと思いますか?

私は直ぐにお断りの返信を送りました。

1人の社員を採用するというのはとても重要なことです。

会社を良くするために、できるだけ良い方に来ていただこうと真剣に臨んでいますし、採用に妥協はしたくありません。

この方は45歳までに9社で働き、色々な業種や職種を転々としています。

そして、2年前に入った会社をまた辞めるために転職活動をしています。

「まったく経験がないけど大丈夫だ」というのは、どんな基準で誰にとって大丈夫なのでしょう?

そして、「ここはひとつ自分に機会が欲しいんです。」って、友達でもないのに、これから応募する初めての会社の志望動機に書くことでしょうか?

この方も色々な業種や職種を経験する中で、沢山の機会はあったと思います。

そのどこかで、これが自分の仕事なんだと覚悟を決めて、一所懸命にやっていれば、自分なりに勝負できる場所が見つかったのではないでしょうか。

採用活動引き続き進めます。。

2017年1月25日 (水)

各自の専門性を高める

アンケートシステムやパネルが業界内で共有化される。

インテージさんもうちも同じ道具が使える。というのは、システムやパネル数で劣勢だった当社にとっては、良い動きなのかもしれません。

「パネル数で負けました。」、「システムで対応できず負けました。」ということはなくなります。

しかし、その反面、今の当社の体制で、他のリサーチ会社と比べて優位性のある技術力や提案力があるのか?、ということが課題として残ります。

これは当社のスタッフと、他社のスタッフの、技術力と提案力の戦いの色合いが強くなるということです。

それだけに、皆さんにはこれまで以上にマーケティングや、リサーチや、分析技術などを主体的に学んでもらって、個人戦で勝てる専門性と提案力を身に付けていただくことが重要になります。

これは難しいことでもありますが、私達自身の取り組みによって改善できることでもあります。

そして、皆さん自身の価値を高めることができることでもあります。

ある意味で遣り甲斐のある挑戦ではないでしょうか。

会社の競争力を高めるためにも、皆さん自身の将来のためにも、マーケティング、リサーチ、分析技術の自己学習や、セミナーや、学会への参加を主体的に続けて下さい。

会社も皆さんの学習を支援しつつ、技術と経験を持った方の採用にも力を入れて、組織の質的強化を図ります。

「マイボイスコムの社員は、リサーチやマーケティングのことを良く理解しているし、責任感も強くて、サービス精神も高いので、頼んで安心なんですよね。」

こんな風に言われる会社になるのが目標です。

向上心を持ってサービスの品質向上、専門性の向上に努めて行きましょう!

2017年1月24日 (火)

サービス力の戦い

7月のインテージさんとMappsさんの資本提携にはとても驚きました。

インテージさんのアンケートシステムもパネルもMappsさんと共有して、リサーチインフラをM社に委託することが4月から実行される予定です。

インターネット調査がMRの主要な手法になり、この10年ほどはパネルやシステム等のリサーチインフラが大きな差別化要因になってきました。

しかし、これからはここは各社が同じ環境になり、差別化要因ではなくなります。

もしここに当社も参加をすれば、インテージさんも、当社も、他のリサーチ会社も、システムやパネルの環境は全く同じ土俵で戦うことになります。

この様になったら、どこが差別化要因になり、どこで競い合うことになるのでしょう。

ここの動向をしっかり見極めることが大切だと考えています。

しかし、以前は郵送調査をやる場合に、印刷も郵便もリサーチ会社にとっては同じインフラでした。どこかのリサーチ会社だけ良い環境を持ち合わせていた訳ではありません。

そこではお客様の課題に対して、どれだけ良い提案ができるのか、そして、お客様のニーズにどれだけ応えられる専門性の高いサービス、責任あるサービス、お客様本位のサービスが提供できるのかの戦いでした。

そう考えると、リサーチ会社が以前のような「人の技術とサービス」で差別化を図る時代に戻るということなのかもしれません。

2017年1月16日 (月)

AIとマーケティング

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日本マーケティング協会で、「AIは、マーケティングをどう変えるのか」というタイトルのセミナーがあったので情報収集に行ってきました。

電通の方がコーディネーターで、東大の教授、リクルートのAI研究所の方、アクセンチュアのコンサルの4人が発表して、その後で4人が対談する企画でした。

AIがマーケティングをどう変えるのか?

それはどの程度のインパクトがあり、私達の会社にも大きな脅威やチャンスがあるのか、概要だけでも掴んでおきたいと思って、4時間のセミナーを真剣に聞いて来ました。

でも結果は、4人の方が取り上げるAIの概念からバラバラで、具体的にマーケティング活動のここが、こんなサービスで、どう変わる。という様な具体的な話は殆どなく消化不良の内容でした。

あるお客様から「MyELのデータをAIに食わせたら、凄い面白いことができるかもしれない。」と言われたことが頭にあり、そこにチャンスがあるかもしれない。

そう思ってその可能性だけでも把握しておきたいと思ったのですが、残念ながら良いヒントは見つかりませんでした。

ビッグデータの話題が最近低調になり始めて、急にAIが注目されていますが、まだ専門家でも手探りの状態のようです。

テーマの関心が高いため参加者はとても多く、協会の会場は200以上の参加者で一杯でしたが、何となく皆さん消化不良の顔をしていました。

AIでマーケティングがどう変わって行くのか、私達のビジネスがどうなるのか。

今後も情報収集をしながら考えて行きます。