ビジネス Feed

2017年4月13日 (木)

250時間の残業

先日、某広告代理店の知人と食事をしながら情報交換をしました。

彼とはもう15年も前にマーケティング協会の研究会で知り合って、たまーに食事をしたりする関係です。

そんな彼から久しぶりに飲もうよ。と誘われてお会いしました。

同社は過剰な残業が問題となっています。

私も数人の方とお付き合いがありましたが、彼らと食事をして2軒ほど飲み、23時頃にそれではお開きにしましょうかと別れると、「自分はちょっとだけやり残した仕事があるので会社に戻ります。」ということがありました。

そして、次の日に会社に出勤してメールを見ると、朝の5時に「昨晩はご馳走様でした」というお礼のメールが入っていて、ああ彼はあれから朝まで徹夜で働いていたのかあ、それなら2次会とか誘って悪かったなあ。と思ったものです。

そして、今回、何気なく残業の話をしたら「自分も数年前に250時間の残業をしたことがあり、40代で250時間の残業は流石にきつかったですよ。」という話を聞いて驚きました。

私も20代、30代の頃には時々100時間超の残業をしましたが、そこにあと150時間も残業が加わるのはどういう状態なのか想像もできません。

しかし、今回の事故もあって、同社も本格的な残業規制を行っているそうです。

22時になると全館が消灯になり、部分的に付け直すことも許されないと聞きました。

実際にはそれでは仕事が終わらず、取引先とか、自宅で仕事を続ける人もいるそうですが、徹底した規制で状況は変わりつつあるようです。

残業問題の解決には1部の企業だけなく、社会全体での改善が必要で、同社の改善に向けた取り組みの影響は大きいのではないでしょうか。

そんな印象を受けました。

2017年4月12日 (水)

ゲゼルシャフト

私は厳しくてドライな経営だけが良いとは思いません。

人にはそれぞれ欠点や足りない部分はありますが、良い点、強い部分も必ずあります。

そして、各自の強みが有機的に結び付けば会社は良くなるのだと思います。

私はできるだけ性善説で、良い側面で人を見るように意識をして、何かの失敗や問題も、それはその人のほんの1部であると考えて来ました。

しかし、このところの業績低迷を改善するには、もっと事実がどうであったのか、結果がどうであったのかで、判断すべきなのかもしれません。

会社はゲマインシャフト(共同体組織)ではなく、ゲゼルシャフト(利益社会)です。

すべてを良い方に解釈することが、組織の緊張感にマイナスになり、改善を遅らせることになるなら、その姿勢は見直すべきなのかもしれません。

会社が適正な利益を出して、その利益の果実で新しい事業も作り、関係者がハッピーになること。これを実現するために会社はあります。

だから事実や結果を正しく捉えて、ルーズにならず、もっと厳しい姿勢で経営に取組もうと思います。

ただし、

1)会社が良くなるためであること

2)頑張ってくれている社員がハッピーになるためであること

この2つの軸で、フェアに考えて判断することは約束します。

今も課題や問題が色々あり、辛くて苦しいことも多々ありますが、どんな会社も課題があり苦しみもあり、それを乗り越えるために努力をしています。

しっかり前を向いて、工夫し、協力し、行動することで、適正な成長と利益と働き甲斐のある会社を作って行きましょう!

2017年4月 6日 (木)

ビジネス仲介と事業開発

伊藤忠さんの関係でベルシステム24様の紹介をいただき、ベルシステム24様に富士通さんや高根先生を紹介して、彼らのサービス開発に協力をしています。

BS24様は米系キャピタルに買収されて6年ほど経っていましたが、3年前に伊藤忠さんが700億円もの投資を行ってマジョリティを取り、社長を始めとして20人以上の社員が入って新しい事業戦略を進めています。

そして、今までのインバウンド、アウトバウンドのコールセンター業務に、新しい技術を活用した付加価値サービスの開発を進めているところです。

同社の社長が昔からの知人であったこともあり、数カ月前からお手伝いを始めました。

もちろんこの様な活動の中で、何かの新しいサービスが開発することで、当社の新しいビジネスに結びつけるのが目的です。

この流れの中で、富士通さんとBS24さんの打合せに6、7回出ていますが、さすがに富士通さん位になると色々な技術者がいて、色々な技術を持っているなあと感心しています。

こういうやり取りの中で、新しいマーケティングサービスが生まれて、うちの新しいサービスや業務にも繋がれば良いと考えています。

まずは、積極的にギブ&ギブ&ギブで動いて、チャンスを創ったらしっかりテイクができるように動いてみます。

当社は新しいビジネス、新しい固定収益を作ることがマストと考えていますので、この様な活動も通じて新しいビジネスを作って行きたいと思います。

私はこの様な新事業の創出に力を入れますので、皆さんは現業のリサーチにおいて、必要な業務量の確保と、適切なサービス提供によりお客様満足の確保と、生産性向上と収益確保に努めて下さい。

よろしくお願いします。

2017年3月24日 (金)

物足りなくなった

先日、ある30代後半の営業希望の方の採用面接をしました。

この方はとても優秀な大学の商学部を卒業して、一流の製薬メーカーのMRをしていました。

その後、金融会社に移り、2年前から機械メーカーで営業をしています。

とても勉強家のようで沢山の資格も取り、マーケティング関係の資格も取得して、今は統計の勉強をしているそうです。

そんな前向きな活動に興味を持ち、もう4社目で、類似業務の経験もありませんが会ってみることにしました。

そして、面接でそれぞれの会社の退社理由を伺うと、共通していたのは「遣り甲斐もあって前向きに取り組んでいたのですが、XXXやXXXなどで物足りなくなり、もっとXXXに挑戦したいと思って退社しました。」とのことでした。

仕事って4、5年やるとだいたい飽きてくるし、自分がやっている仕事に物足りなさを感じるものなんですよね。

特に彼の様に頭もよく、器用な人ほどその傾向が強いのかもしれません。

しかし、30代後半になってまだこれが自分の仕事だ、この分野であれば負けないという軸がなく、「未経験ですが、これから頑張ってマーケティングを極めたいと思います。」という発言は全く心に響きませんでした。

4人で面接をして、全員がNG評価でお断りしました。

うさぎと亀の物語ではないですが、少し不器用でコツコツ頑張る人の方が、結果的には強い人生を歩めるのかもしれませんね。

2017年3月16日 (木)

いい加減にして欲しい

このところ採用面接をずっと続けています。

その中でこれはどうなの??と思うことが頻発しています。

それは、面接の約束時間に何の連絡もなく、来ない人がもう3人も続いていることです。

ひどい人は2回も日程変更の依頼があり、その度に時間調整をして待っていたのに、結局は3回目の約束の時間に何の連絡もなく来ませんでした。

日程変更の度に4人の面接者の日程を調整して、そして彼の履歴や志望理由も良く読んで、真剣に考えてながら待っているこちらのことはどう思っているのでしょう?

「2度も面接の日程を貴方の都合で変えておきながら、約束の時間に何の連絡もなく来ないとはどういうことですか。来れないなら来れないと電話一本入れるのが社会人としての最低限の礼儀ではないですか。こちらは4人も貴方が来るのを時間を空けて待っているのです。この様な無責任な行動は止めて下さい!」

と思わず感情的なメールを入れてしまいました。

ドタキャン3人の共通項は、いづれも24~26才の若者で、既に2回目の転職の方でした。

今は求人はいくらでもある。

そして応募もボタン一つで何社でも簡単にできる。

そんな手軽な転職環境が影響しているのかもしれませんが、私達の世代ではとても考えられないことです。

先日は入社前日の夕刻に辞退のメールが来て驚いたばかりでしたが、彼ら彼女らにとって、約束を守るとか、信頼や信用を大切にするとか、人に迷惑をかけない、という社会生活で1番大切なことを、どの様に捉えているのでしょう?

こんな無責任な社会人が増えたら日本はどうなるのかと、ちょっと心配になりました。

ほんといい加減にして欲しいものです。

2017年3月13日 (月)

3人のレンガ職人

イソップ物語に「3人のレンガ職人」という童話があるのはご存知ですよね。

以下の様な内容で、同じレンガを積むという仕事をしている職人ですが、3人の目的は以下の様に異なり、モチベーションや成果も大きく異なるという例えで良く聞く話です。

1番目のレンガ職人:「レンガ積みに決まっているだろ」→特に目的なし
2番目のレンガ職人:「この仕事のおかげで俺は家族を養っていける」→生活費を稼ぐのが目的
3番目のレンガ職人:「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている」→後世に残る事業に加わり、世の中に貢献することが目的

この様な物の見方って、仕事をして行く上でとっても大切なことだと思います。

「リサーチ」の仕事って何なのでしょう。

1.お客様に言われたデータを集めている仕事でしょうか?

2.生活をするために関っている仕事なのでしょうか?

3.それとも「生活者の意見を企業や社会に結び付けることで、より良い商品やサービスや社会の実現を推進し、生活者の幸せや満足に貢献する※」ための仕事なのでしょうか?

(※は当社の経営理念です。)

私は3.の意識と使命感を持って取り組むべき、社会的に意義のある仕事だと思っています。

皆さんはどんな風に考えて、毎日のリサーチ業務に取組んでおられますか。

せっかく長い時間をリサーチに使うなら、3.の様な社会的な意義や役割の目的を意識して働きたいですよね。

====(3人のレンガ職人)=========

世界中をまわっている旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。旅人はその男のそばに立ち止まって、

「ここでいったい何をしているのですか?」

と尋ねた。

「何って、見ればわかるだろう。レンガ積みに決まっているだろ。朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。あんた達にはわからないだろうけど、暑い日も寒い日も、風の強い日も、日がな一日レンガ積みさ。腰は痛くなるし、手はこのとおり」

男は自らのひび割れた汚れた両手を差し出して見せた。

「なんで、こんなことばかりしなければならないのか、まったくついてないね。もっと気楽にやっている奴らがいっぱいいるというのに・・・」

旅人は、その男に慰めの言葉を残して、歩き続けた。

もう少し歩くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会った。先ほどの男のように、辛そうには見えなかった。旅人は尋ねた。

「ここでいったい何をしているのですか?」

「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事でね。」

「大変ですね」

旅人はいたわりの言葉をかけた。

「なんてことはないよ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。ここでは、家族を養っていく仕事を見つけるのが大変なんだ。俺なんて、ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べいくことに困らない。大変だなんていっていたら、バチがあたるよ」

旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けた。

また、もう少し歩くと、別の男が活き活きと楽しそうにレンガを積んでいるのに出くわした。

「ここでいったい何をしているのですか?」

旅人は興味深く尋ねた。

「ああ、俺達のことかい?俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!」

「大変ですね」

旅人はいたわりの言葉をかけた。

「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」

旅人は、その男にお礼の言葉を残して、また元気いっぱいに歩き続けた。

2017年3月 9日 (木)

アポ率0.09%

「新卒1年目から年間200名の経営者と対峙する仕事です。」

その会社の新卒求人にはその様なメッセージが書かれていました。

でも先日、採用面接した方によると、新卒で入社してからは、代表取締役の訪問アポを取るために毎日100件の電話をし続けたそうです。

しかし、それで1ヵ月の成果は2件のアポイントしか取れなくて、かなり厳しい評価を受けたと聞きました。

毎日100件の架電で月22日とすると、2,200件の電話をかけて2件のアポイントですから、アポ率は0.09%です。

1,100件電話して1件のアポイントです。

これでは確かに辛いですよねえ。心も折れると思います。

同期採用の人数を聞いたら凄い数でした。

きっとどんどん辞めるのを前提に、新卒の方を大量採用しているのでしょう。

「新卒1年目から年間200名の経営者と対峙」を夢見て入社した彼は、1年を待たずに退社の道を選びました。

なぜ1年以内に辞めたの?と履歴を見て思いましたが、話しを聞いてそれは仕方がなかったよね。という気持ちになりました。

仕事はみんな大変で辛いものですが、世の中には色々な会社があるようです。

2017年2月 7日 (火)

小さな信用の蓄積

ベルシステム24の社長さんは、もう15年も前に何度かお仕事をさせていただいたのを切っ掛けに面識をいただいている伊藤忠商事の方でした。

それから、伊藤忠さんから来た常務さんや、経営企画部長さんも、たまたま面識のある方でした。

そんなこともあって、先日、社長さん、常務さん、経営企画部長さんとで、会食をしながら情報交換をする機会をいただきました。

彼らはコールセンター業務だけでなく、もっと付加価値を付けたサービスを開発して行きたいと考えていて、うちにも協力して欲しいとのことで事業開発の責任者を紹介いただきました。

いまその方と連携しながら、富士通さんのAI部門を紹介したり、高根先生を紹介したり、マーケ部署に提案を出したりしながら、ビジネスチャンスを模索しています。

まだこれはという道筋は見えていませんが、色々な人との接点を増やして、色々と粘り強く提案をするうちに何かを見つけたいと考えています。

忙しい社長さんまで食事の時間を取ってくれたのはありがたいことです。

そして、それは過去のお取り引きや、個人的なやり取りの中で、小さな信用の蓄積があったから、その様な機会を頂けたのだと思います。

やっぱりビジネスは目の前にある仕事を一生懸命、誠実に行ない、小さな信用を積み重ねることが、大切なのでしょうね。

2017年2月 6日 (月)

BS24様との協業

最近、ベルシステム24様(BS24)とのやり取りが増えています。

というより良い協業関係を作るために、意識的にコンタクトや提案を増やしています。

BS24様はコールセンターで1番大きな会社です。

正社員数は千人ほどですが、コールセンターのオペレータは2万人もいて、毎日色々な企業のCRMを代行しておられます。

BS24様は8年前に米国のベインキャピタルに買収たのを、2年前に伊藤忠商事さんが700億円を出して筆頭株主になって再上場もされました。

そんな流れもあって、伊藤忠の部長さんの紹介でTextVoiceの説明をして、あるお客様用にTextVoiceの契約をいただきました。

そして、彼らが今後の高付加価値戦略の中で、マーケティング分析やCRMサービスの分野で、何か協業の接点を見つけようと動いているところです。

これまでマーケティングリサーチは、広告やプロモーションに展開することが多かったですが、これからはCRMソリューションの役割が大きくなるかもしれません。

BS24様と良い協業が作れないか、色々と考えて、提案してみます。

〇伊藤忠商事のBS24様への出資

http://ma-times.jp/7527.html

2017年2月 3日 (金)

ここは1つって何?

45歳、転職8回の方からリサーチャーの応募がありました。

そして、その方の志望動機に以下のメッセージが書いてありました。

「リサーチは全くの未経験でよく分かりませんが、足りないスキルは自ら身につけますので大丈夫です。ここはひとつ自分に機会がほしいんです。面接よろしくお願いします。」

このメッセージを読んで皆さんはお会いしたいと思いますか?

私は直ぐにお断りの返信を送りました。

1人の社員を採用するというのはとても重要なことです。

会社を良くするために、できるだけ良い方に来ていただこうと真剣に臨んでいますし、採用に妥協はしたくありません。

この方は45歳までに9社で働き、色々な業種や職種を転々としています。

そして、2年前に入った会社をまた辞めるために転職活動をしています。

「まったく経験がないけど大丈夫だ」というのは、どんな基準で誰にとって大丈夫なのでしょう?

そして、「ここはひとつ自分に機会が欲しいんです。」って、友達でもないのに、これから応募する初めての会社の志望動機に書くことでしょうか?

この方も色々な業種や職種を経験する中で、沢山の機会はあったと思います。

そのどこかで、これが自分の仕事なんだと覚悟を決めて、一所懸命にやっていれば、自分なりに勝負できる場所が見つかったのではないでしょうか。

採用活動引き続き進めます。。

2017年1月25日 (水)

各自の専門性を高める

アンケートシステムやパネルが業界内で共有化される。

インテージさんもうちも同じ道具が使える。というのは、システムやパネル数で劣勢だった当社にとっては、良い動きなのかもしれません。

「パネル数で負けました。」、「システムで対応できず負けました。」ということはなくなります。

しかし、その反面、今の当社の体制で、他のリサーチ会社と比べて優位性のある技術力や提案力があるのか?、ということが課題として残ります。

これは当社のスタッフと、他社のスタッフの、技術力と提案力の戦いの色合いが強くなるということです。

それだけに、皆さんにはこれまで以上にマーケティングや、リサーチや、分析技術などを主体的に学んでもらって、個人戦で勝てる専門性と提案力を身に付けていただくことが重要になります。

これは難しいことでもありますが、私達自身の取り組みによって改善できることでもあります。

そして、皆さん自身の価値を高めることができることでもあります。

ある意味で遣り甲斐のある挑戦ではないでしょうか。

会社の競争力を高めるためにも、皆さん自身の将来のためにも、マーケティング、リサーチ、分析技術の自己学習や、セミナーや、学会への参加を主体的に続けて下さい。

会社も皆さんの学習を支援しつつ、技術と経験を持った方の採用にも力を入れて、組織の質的強化を図ります。

「マイボイスコムの社員は、リサーチやマーケティングのことを良く理解しているし、責任感も強くて、サービス精神も高いので、頼んで安心なんですよね。」

こんな風に言われる会社になるのが目標です。

向上心を持ってサービスの品質向上、専門性の向上に努めて行きましょう!

2017年1月24日 (火)

サービス力の戦い

7月のインテージさんとMappsさんの資本提携にはとても驚きました。

インテージさんのアンケートシステムもパネルもMappsさんと共有して、リサーチインフラをM社に委託することが4月から実行される予定です。

インターネット調査がMRの主要な手法になり、この10年ほどはパネルやシステム等のリサーチインフラが大きな差別化要因になってきました。

しかし、これからはここは各社が同じ環境になり、差別化要因ではなくなります。

もしここに当社も参加をすれば、インテージさんも、当社も、他のリサーチ会社も、システムやパネルの環境は全く同じ土俵で戦うことになります。

この様になったら、どこが差別化要因になり、どこで競い合うことになるのでしょう。

ここの動向をしっかり見極めることが大切だと考えています。

しかし、以前は郵送調査をやる場合に、印刷も郵便もリサーチ会社にとっては同じインフラでした。どこかのリサーチ会社だけ良い環境を持ち合わせていた訳ではありません。

そこではお客様の課題に対して、どれだけ良い提案ができるのか、そして、お客様のニーズにどれだけ応えられる専門性の高いサービス、責任あるサービス、お客様本位のサービスが提供できるのかの戦いでした。

そう考えると、リサーチ会社が以前のような「人の技術とサービス」で差別化を図る時代に戻るということなのかもしれません。

2017年1月16日 (月)

AIとマーケティング

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日本マーケティング協会で、「AIは、マーケティングをどう変えるのか」というタイトルのセミナーがあったので情報収集に行ってきました。

電通の方がコーディネーターで、東大の教授、リクルートのAI研究所の方、アクセンチュアのコンサルの4人が発表して、その後で4人が対談する企画でした。

AIがマーケティングをどう変えるのか?

それはどの程度のインパクトがあり、私達の会社にも大きな脅威やチャンスがあるのか、概要だけでも掴んでおきたいと思って、4時間のセミナーを真剣に聞いて来ました。

でも結果は、4人の方が取り上げるAIの概念からバラバラで、具体的にマーケティング活動のここが、こんなサービスで、どう変わる。という様な具体的な話は殆どなく消化不良の内容でした。

あるお客様から「MyELのデータをAIに食わせたら、凄い面白いことができるかもしれない。」と言われたことが頭にあり、そこにチャンスがあるかもしれない。

そう思ってその可能性だけでも把握しておきたいと思ったのですが、残念ながら良いヒントは見つかりませんでした。

ビッグデータの話題が最近低調になり始めて、急にAIが注目されていますが、まだ専門家でも手探りの状態のようです。

テーマの関心が高いため参加者はとても多く、協会の会場は200以上の参加者で一杯でしたが、何となく皆さん消化不良の顔をしていました。

AIでマーケティングがどう変わって行くのか、私達のビジネスがどうなるのか。

今後も情報収集をしながら考えて行きます。

2017年1月13日 (金)

グレシャムの法則

経済学の法則に「グレシャムの法則」というのがあります。

「悪貨は良貨を駆逐する」というもので、「貨幣の額面価値と実質価値に乖離が生じた場合、より実質価値の高い貨幣が流通過程から駆逐され、より実質価値の低い貨幣が流通するという法則」です。

つまり高品質商品と、劣悪商品が、同時に流通すると、品質の悪い方に徐々に引っ張られる力学が働くということです。

.

経営の本によるとこれは組織でも言えることだそうです。

頑張って成果を上げている組織の中に、少数でも意識が低く非効率な人が加わると、会社全体の品質や生産性が、低い方の意識や効率に引っ張られてしまいます。

会社はゲゼルシャフト(機能体組織、利益社会)です。

会社はそこで働く全員で良いサービス、良い生産性を実現して、適切な成長と利益を作り、それを公正にシェアすることで全員がハッピーになるのが目標です。

そして、経営は頑張って成果を上げてくれる方が、遣り甲斐を持って働ける環境を作ることだと考えています。

勤怠問題が改善できず、就業規則も守れずに、お客様や、同僚に迷惑をかける様な行動は組織として認められません。

その様なことが続くと、いつの間にか全社のサービス品質が低下し、生産性が低く、お客様にご満足を提供できない会社になり、お客様から見捨てられてしまうでしょう。

会社の信頼や品質や生産性は、全員の自覚と協力で作るものです。

全員の自覚と責任ある行動で、お客様から信頼される会社にして行きましょう。

2017年1月11日 (水)

顧客の創造

経営学者のドラッカーは、企業の目的の定義は一つしかない。それは「顧客を創造すること」だと仰っています。

つまり、顧客の集合体としての市場を創り出すことが企業の目的だということです。

既存顧客に、既存のサービスを、着実に続けていただくことも大切です。

しかし、既存のサービスで、既存のお客様からの引合対応だけでは会社は成り立ちませんし、新たな顧客の創造はできません。

新しいお客様を開拓することと、新しいサービスを開発し続けること。

これを継続的に進めることが必要です。

当社の売上を考えれば、まだまだ当社を知らない、未開拓なお客様は沢山おられるはずです。

それを開拓するために、SEO対策やリスティング広告に力を入れて、営業の皆さんには、MyEL登録者への個別訪問の徹底をお願いしています。

そして、受注の機会損失を減らすために、生産体制の強化と、システム改善にも取組んでいるところです。

これらを有機的に結びつける事で、リサーチ事業の収益改善を実現したいと思います。

まずはリサーチ事業の効率化と収益化です。

頑張って行きましょう!

2016年12月27日 (火)

データ協業の一歩前進

今期は3年間交渉をしてきた富士通さんとのMyELデータ協業がやっと成約し、年間で約1千万円の固定収益ができました。(外注費急増で利益が消えてしまいましたが、、)

これが入ったことで、MyELの事業採算は始めて黒字になり、年間で4百万円ほどの利益の出せる事業に変わりました。

そして、MyELデータは他にも提供できる経営資源でもあります。

まずは富士通さんとの成約に注力をして来ましたが、2年ほど前からは他の幾つかの企業にも提案を続けています。

当初は検索で「ビッグデータ企業」を探して、サイトの問合せからアプローチをしたりして、興味のありそうな数社を追っかけてきました。

そして、具体的な契約に持って行けそうな企業も見えてきました。

このうちの1社に年末の挨拶に行ったら、担当の部長さんから「当社のビッグデータ事業の構想が固まり、そこにMyELデータの活用も入れました。来期は予算が取れたのでやっと具体的な話ができるようになりました。」

「長らくお待たせしましたが、高井さん来期からよろしくお願いします。」と言われて、心の中で「やったー!!」と叫んで、喜んで帰って来ました。

この件を何とか実現しようと、2年間で15回は通い続けた甲斐がありました。

データ利用料で1千万円単位の固定収益が作れれば、会社の決算は大きく改善します。

そして、皆さんの待遇改善の資金も作れます。

そんな会社に早くしたいので、MyELデータ協業と、TextVoiceの拡販に全力を挙げて取り組みます。

まずはこの会社との春の契約に向けて、交渉を進めます。

そして、あと2、3社はMyEL契約が作れるように、自分も頑張って営業します!

2016年12月20日 (火)

組織力の強い会社

楽天といえば6年前まで当社にいた佐藤君がいます。

彼はうちから(今はもうない)電通リサーチに移り、その後、楽天に移って頑張っています。

彼はとても優秀で人間的にも信頼できる元部下なので、時々、森君や澤登君などと食事をしています。

1ヶ月ほど前にも会社に来てくれて食事をしましたが、「実は結婚しました。」という嬉しい報告を受けて、美味しいビールを飲ませてもらいました。

楽天さんは革新的な会社なので、楽天ではこうしている、という話は色々と参考になります。

公用語は英語なので、重要な会議は英語で、英語の試験が通らないと上には行けません。

そして、時間にはとても厳しくて、始業時間はグループ全体が9時で、週に1日はそれが全社会で8時になり、遅刻は絶対に許されないそうです。

そのため始業時間に間に合う最後の田園都市線は、楽天グループの社員でいつも超満員になるのだそうです。

そして、組織は常に変化し、日常的に沢山の人が入り、沢山の人が抜けていて、人も組織もどんどん変化しながら、ビジネスと会社が成長している。

その様に強い個性と、規律があるから、あれだけの会社になっているのでしょうね。

うちも見習うべき点が沢山ありそうです。

2016年12月19日 (月)

お客様本位

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栗田さんと楽天リサーチさんにTextVoiceのデモ説明をしに行きました。

以前から知り合いの会長さんに頼んで、担当部署のキーとなる2人の副部長さんに見ていただいて、興味を持ってくれたため、お試しをしていただくことになりました。

同じくクロス・マーケティングさんにも旧知の社長さんから担当の部長さんを紹介いただき、3人にデモを見ていただきました。彼らも関心を持ってくれて、お試しをしてもらっています。

両社ともインターネット調査では競合会社ではありますが、テキストデータを提案に活かしたいという潜在ニーズはあると思うし、TextVoiceをメジャーな分析ツールにして行くには、彼らにも導入してもらう意義はあると思います。

TextVoiceの認知をもっと引上げて、テキストマイニングには「TrueTeller」や「見える化エンジン」だけでなく、「TextVoice」があることを広めないといけません。

そのためにはリサーチ事業のライバルでも、売り込んで行きます。

今回初めて二子玉川に移った楽天さんのビルに行きましたが、その受付にちょっと驚いたので紹介します。

受け付けには人はおらず、タブレットが20台くらい並んでいます。

それは良くあるのですが、入力するこちらの社名、部署、名前と、相手の会社名、部署名、担当者のお名前もすべて英語で入力するフォームで、日本語入力はできません。

相手の部署の英語名なんて分かりません。

そして、それをやっと入力すると、幾つかの英文のメッセージが出て、それを守ると誓約する署名まで求めてきました。

これをやるだけで10分はかかりますし、かなり戸惑いました。

楽天さんの公用語は英語で、社内ではその基準で動いていますが、その社内基準をお客様にも求めるのはどうなのでしょうね?

2016年12月16日 (金)

当日辞退が14%

リクルートの代理店の営業に「今回の採用活動では、何も連絡がなくて、当日来ない人が3人もいたのですが、最近そんな人が増えているの?」と聞いてみました。

すると、彼らの会社でも3名の応募者と面接者を約束したのに、3名とも何の連絡もなく当日ドタキャンだった。という返答がありました。

そして、14%もの応募者が「面接当日に辞退」をしていて、企業に連絡もしない理由は「辞退理由をどう言えばいいかわからなっかた。」、「特に理由はない。」という調査結果を紹介してくれました。

求人広告の営業としては「もう世の中がそんな風になっているんです。決して媒体の問題ではないんです。」と言いたかったようですが、やっぱり約束を守らなかったり、人に迷惑をかけることを気にしない風潮は、どうにも自分には理解ができません。

社会は信頼と約束で成り立っています。それは間違いないことです。

今の時代風潮と言ってしまえばそれまでですが、長い目で見ると、約束をちゃんと守り、信頼を積み重ねている人が社会や、組織で活躍し、良い人生を歩んでいると思います。

私たちは、誠実とか、信頼とか、約束の大切さを認識し、それらを守れるメンバーで会社をやって行きましょう。

当日何の連絡もなく約束をドタキャンする様な人は、こちらからお断りです。

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弊社が採用広告を掲載した際に、3名の方が当日何も連絡なしでドタキャンでした。
社員一同、来れないなら来れないと連絡があっても良いではないかという意見が多数でした。

ある求人サイトの統計によりますと、辞退経験のある求職者に対して、「辞退のタイミング」について調査した結果、

●「応募後、企業から面接の連絡が来る前」 31%
● 書類選考が通過して「面接の連絡が来てから、面接日の前日まで」 70%
●「面接の当日」 14%
と、1割以上の求職者が「面接当日」に辞退していることがあることがわかりました。

面接当日に辞退し、その上、企業側に連絡をしない、いわゆるスッポカシ経験のある求職者に、その理由を聞くと、

●「辞退理由をどう言えばいいかわからなっかた」 32%
●「特に理由はない」 26%

という驚きの結果でした。
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2016年12月 8日 (木)

5%の改善

JCP活用でRGやSTの皆さんの残業が8時間ほど減らせるかもしれません。

そして、半分の案件で4時間削減できれば、インターネット調査の労働生産性を5%ほど改善できます。

こんな風に伝えると、たった5%の改善かあ、それでは焼け石に水ではないか。と思われるかもしれません。

でも毎年の計画を作り、毎月、毎四半期、毎年の決算を注視して、頭を悩めてきた経営の立場で見ると、5%の改善がものすごく大きい意義を持つことを理解しています。

この様な5%の改善を、色々なところで実行することで、小さな改善の組合せで会社は良くなるのだと思います。

あと5%の受注拡大、あと5%の値引き軽減、あと5%の売上拡大、あと5%の生産性向上、あと5%の外注費削減、あと5%の残業削減、、、

受注と売上が5%増えて、経費が5%下がれば、それだけで利益率は10%改善し、黒字の健全経営まで戻せます。

そして、そこにTextVoiceや、MyELデータ協業、インテージレポート代行等の新たな収益を加えれば、しっかりした高い利益を生む会社に戻すことができます。

早くそんな姿を実現して、社員の皆さんが安心して働けて、社員の皆さんの待遇改善の出来る会社にしたいと心から熱望しております。

たかが5%、されど5%です。

皆さん全員の工夫と協力で、色々な場面での5%の改善活動を進めて行きましょう!